JPH0825533B2 - 梱包円柱状体の外周面整形装置 - Google Patents

梱包円柱状体の外周面整形装置

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JPH0825533B2
JPH0825533B2 JP15120386A JP15120386A JPH0825533B2 JP H0825533 B2 JPH0825533 B2 JP H0825533B2 JP 15120386 A JP15120386 A JP 15120386A JP 15120386 A JP15120386 A JP 15120386A JP H0825533 B2 JPH0825533 B2 JP H0825533B2
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JP15120386A
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純一 吉原
学 赤木
秀喜 古賀
裕美 溝上
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Hitachi Metals Ltd
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Hitachi Metals Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,たとえばシートコイルのような円柱状体の
外表面を包装材料で被覆して形成した梱包円柱状体をバ
ンド結束する前の工程において,包装材料相互間の緩み
を除去する目的で使用する外周面整形装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
上記シートコイルは,圧延成形後において防水,防
錆,打ち傷防止等,運搬途中における保護のために,重
梱包と称されるものは内外周面および両端面を薄紙およ
び厚紙を初めとし,外周コーナーの保護用の当紙および
当金更には金属薄板等の包装材料によって二重,三重若
しくはそれ以上に被覆するのが通常である。そして上記
梱包作業終了後において,梱包シートコイルをバンド結
束して梱包を確実にするのであるが,包装材料が上記の
ように数重になっているため,運搬途中において包装材
料間に緩みを発生し,バンド結束による包装材料固定の
目的を達することができない。このため上記バンド結束
前において包装材料相互間若しくは包装材料とシートコ
イルとの間に存在する隙間を除去する必要がある。この
ためハンマー等を使用してバンド結束部分を叩いて隙間
除去をするという手作業が必要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記手作業による包装材料の隙間除去作業は極めて非
能率であるのみならず,確実性に欠けると共にハンマー
等の打撃により,シートコイルが損傷するおそれがある
という問題点がある。また大形シートコイルの場合に
は,作業が極めて煩雑であると共に,不安定な足場での
作業となるため安全上好ましくないという問題点があ
る。
本発明は上記のような従来技術に存在する問題点を解
消し,シートコイルを損傷することなく,容易,確実か
つ安全に包装材料相互間若しくは包装材料とシートコイ
ルとの間に存在する隙間を除去し得る外周面整形装置を
提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記従来技術に存在する問題点を解消するために,本
発明においては下記のような技術的手段を採用した。
まず第1の発明においては, A.円柱状体外表面を包装材料で被覆してなる梱包円柱状
体の外周面を整形する装置において。
B.前記梱包円柱状体の外周面を介して載置自在に,およ
び搬送用コンベヤに突設したサドルとの間で前記梱包円
柱状体を移載自在にかつ上下動自在に形成したリフター
を設ける。
C.リフター上方には,床面から跨設したフレームを介し
て旋回アームを前記梱包円柱状体の両端面に臨み,かつ
前記梱包円柱状体の軸線と同軸的に旋回自在に設ける。
D.前記旋回アームの自由端には前記梱包円柱状体の外周
面に臨み,かつ前記梱包円柱状体の軸線と平行な軸線を
有するローラを回転自在かつ旋回半径可変に設ける。
E.前記ローラを梱包円柱状体外周表面に圧接させて整形
する。
という技術的手段を採用した。
また第2の発明においては,前記第1の発明におけるA.
〜D.に加えて F.前記旋回アームの停止位置近傍に前記梱包円柱状体の
軸線と平行に,かつ前記梱包円柱状体外周面と近接・離
脱自在にガイドを設ける。
G.このガイドに摺動自在にテーピング装置を設ける。
H.前記ローラ圧接による梱包円柱状体外周面整形部分を
テーピングする。
という技術的手段を採用したのである。
〔作用〕
上記の構成により,まず運搬用コンベヤに突設したサ
ドル上に載置した梱包円柱状体をリフターに移載して,
フレームに設けた旋回アームの回転中心と前記梱包円柱
状体の中心とが一致する位置までリフターを上昇させて
停止する。次に旋回アームの自由単に設けたローラを梱
包円柱状体の外表面に圧接させた状態で,前記旋回アー
ムを例えば下方から上方に旋回させると,ローラは包装
材料を円柱状体の外周面に押付け若しくは圧接させなが
ら隙間を解消しつつ絞り込み整形をする。従って次工程
におけるバンド結束を容易にすると共に確実にすること
ができるのである。なお前記ローラは旋回半径を可変に
形成してあるから,梱包円柱状体の直径寸法が変化して
も充分に対応でき,多種類の寸法のものを混送した場合
でも支障はない。また第2の発明においては,上記のよ
うにして整形した梱包円柱状体の外周面の状態を,次工
程におけるバンド結束までの間において,確実に維持す
るため,整形合せ面を例えばガムテープ等で貼着するの
である。
〔実施例〕
第1図および第2図は各々本発明の実施例を示す要部
正面図および側面図である。両図において,1は搬送用の
コンベヤであり,一定間隔を置いてサドル2を突設して
ある。なお第1図においては,線の錯綜を回避するた
め,コンベヤ1の部分を実際より下方にずらせて示して
ある。サドル2は第2図に示すように上方に略V字形に
形成して,外表面を包装材料で被覆したシートコイル3
をその外表面を介して載置できるようにしてある。4は
リフターであり,上面を前記サドル2と同様に略V字形
に形成して,前記シートコイル3を載置自在にすると共
に,前記コンベヤ1を貫通して上下動自在に,かつサド
ル2との間でしーとこいる3を移載自在に形成する。な
おサドル2およびリフター4の上面は,対象とすべきシ
ートコイル3の最大のもの3aおよび最小のもの3bに対し
ても対応できるように寸法および形状を選定する。次に
前記コンベヤ1およびリフター4の上方には,床面5か
ら跨設したフレーム6を介して,旋回アーム7を前記シ
ートコイル3の両端に臨むように設ける。そして旋回ア
ーム7はシートコイル3の軸線と同軸的に旋回自在とす
ると共に,互に逆方向に旋回する旋回アーム7a,7bを各
々設ける。8a,8bは旋回用のモータであり,各々前記旋
回アーム7a,7bに対応する。旋回アーム7a,7bの自由端に
は夫々駆動軸9およびローラ10a,10bおよび駆動用のモ
ータ11a,11bを設ける。なおローラ10a,10bは旋回アーム
7a,7b内に設けたねじ軸と螺合するめねじ(何れも図示
せず)と回転自在に係合すると共に,前記ねじ軸と前記
駆動軸9とは,例えばかさ歯車を介して連動自在に接続
する。従って駆動用のモータ11a,11bを作動させること
によって,これらと直結する駆動軸9が回転するから,
前記ねじ軸およびめねじを介してローラ10a,10bを旋回
アーム7a,7bに沿って移動させることができる。すなわ
ちローラ10a,10bの旋回半径を可変とすることができる
のである。なおローラ10a,10bの長さは,旋回アーム7a,
7bに装着した場合に,最大寸法のシートコイル3aの外周
面と対応できる寸法に定める。次に12はテーピング装置
用のガイドであり,前記旋回アーム7a,7bの停止位置近
傍に,かつ前記フレーム6と接続した他のフレーム13に
設け,シートコイル3の軸線と平行に,かつシートコイ
ル3と近接・離脱自在に形成する。14は前記ガイド12の
駆動用のモータである。15はテーピング装置であり,ガ
イド12に摺動自在に設ける。
以上の構成により,次に外表面を包装材料で被覆した
シートコイル3(以下梱包シートコイル3という)の外
周面整形作用について記述する。まず旋回アーム7a,7b
を上方に旋回させると共に,ローラ10a,10bを旋回アー
ム7a,7bの最先端に移動させて,第2図に示すように各
々10a1,10b1の位置に待機させておく。またテーピング
装置15のガイド12は,第2図の実線で示す位置に待機さ
せる。この状態において,梱包シートコイル3を搬送用
のコンベヤ1上に突設したサドル2上に載置してフレー
ム6の下方に移動させた後,所定位置に停止させる。次
にリフター4を上昇させてサドル2から梱包シートコイ
ル3をリフター4上に移載し,鎖線で示すように梱包シ
ートコイル3と旋回アーム7の軸線を一致させる。旋回
アーム7を下方に旋回させて,実線で示す位置に下降さ
せると共に,駆動用のモータ11a,11bおよび駆動軸9,そ
の他の機構(図示せず)を介してローラ10a,10bを第2
図に示すように梱包シートコイル3の外周面に圧接させ
る。第2図に示す状態から旋回アーム7a,7bによりロー
ラ10aを反時計方向に90°およびローラ10bを時計方向に
180°旋回させると,ローラ10a,10bにより梱包シートコ
イル3は包装材料相互間および/または包装材料とシー
コイルとの間に存在する隙間が解消され,絞り込み整形
されるのである。上記のようにしてローラ10a,10bは,
第2図に鎖線で示す位置10a2,10b2に至って停止する。
次にガイド12を梱包シートコイル3に近接させて,テー
ピング装置15を介して例えばガムテープを前記整形部分
に貼着して固定する。この場合整形部分の状態により,
ガムテープによる貼着を省略することができる。梱包シ
ートコイル3の整形終了後は,前記ローラ10a,10bおよ
びテーピング装置等を退避させ,リフター4を下降させ
れば,梱包シートコイル3は再びコンベヤ1上のサドル
2に載置され,次工程に搬送されてバンド結束等が行な
われるのである。
本実施例においては,梱包シートコイルの圧接若しく
は絞り込みをローラ単独で行なう例を示したが,ローラ
にばね若しくはシリンダー等を介装して,ローラに緩衝
作用を付与すれば,上記圧接もしくは絞り込み作用がよ
り円滑になる。またローラの旋回角度が各々90°および
180°の例を示したが,他の旋回角度を選定できること
は勿論であり,整形開始位置はリフターの寸法との関係
において定め得る。更にまたローラの旋回半径を可変と
させる機構は,前記実施例に記述する以外のものでも自
由に選定できる。なおテーピング装置を指示するフレー
ムおよびガイドの位置は,図示以外の場所を選定できる
ことは勿論である。また本実施例においては円柱状体と
してシートコイルの例を示したが,シートコイル以外に
中実のロール等にも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明は以上記述のような構成および作用であるか
ら,下記の効果を期待し得る。
(1) 梱包円柱状体の包装材料の隙間若しくは緩みの
除去作業を高能率かつ自動化することができるため,生
産性を大幅に向上させ得る。
(2) ローラ圧接による整形であるため,円柱状体は
勿論のこと包装材料を損傷するおそれが全くない。
(3) 大形の梱包円柱状体であっても極めて容易,確
実かつ安全に整形作業を行ない得る。
(4) ローラの旋回半径を可変に形成してあるため異
なる直径寸法のものであっても適用できると共に,適用
範囲が極めて広い。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は各々本発明の実施例を示す要部正
面図および側面図である。 2:サドル,4:リフター,7,7a,7b:旋回アーム,10a,10b:ロ
ーラ,12:ガイド,15:テーピング装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 溝上 裕美 福岡県北九州市八幡西区大字上々津役1056 (56)参考文献 特開 昭49−38796(JP,A) 実開 昭52−76492(JP,U)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円柱状体外表面を包装材料で被覆してなる
    梱包円柱状体の外周面を整形する装置において,前記梱
    包円柱状体の外周面を介して載置自在に,および搬送用
    コンベヤに突設したサドルとの間で前記梱包円柱状体を
    移載自在にかつ上下動自在に形成したリフターを設け,
    このリフター上方には,床面から跨設したフレームを介
    して旋回アームを前記梱包円柱状体の両端面に臨み,か
    つ前記梱包円柱状体の軸線と同軸的に旋回自在に設け,
    前記旋回アームの自由端には前記梱包円柱状体の外周面
    に臨み,かつ前記梱包円柱状体の軸線と平行な軸線を有
    するローラを回転自在かつ旋回半径可変に設け,前記ロ
    ーラを梱包円柱状体外周表面に圧接させて整形すること
    を特徴とする梱包円柱状体の外周面整形装置。
  2. 【請求項2】円柱状体外表面を包装材料で被覆してなる
    梱包円柱状体の外周面を整形する装置において,前記梱
    包円柱状体の外周面を介して載置自在に,および搬送用
    コンベヤに突設したサドルとの間で前記梱包円柱状体を
    移載自在にかつ上下動自在に形成したリフターを設け,
    このリフター上方には,床面から跨設したフレームを介
    して旋回アームを前記梱包円柱状体の両端面に臨み,か
    つ前記梱包円柱状体の軸線と同軸的に旋回自在に設け,
    前記旋回アームの自由端には前記梱包円柱状体の外周面
    に臨み,かつ前記梱包円柱状体の軸線と平行な軸線を有
    するローラを回転自在かつ旋回半径可変に設け,前記旋
    回アームの停止位置近傍に前記梱包円柱状体の軸線と平
    行に,かつ前記梱包円柱状体外周面と近接・離脱自在に
    ガイドを設け,このガイドに摺動自在にテーピング装置
    を設け,前記ローラ圧接による梱包円柱状体外周面整形
    部分をテーピングすることを特徴とする梱包円柱状体の
    外周面整形装置。
JP15120386A 1986-06-27 1986-06-27 梱包円柱状体の外周面整形装置 Expired - Lifetime JPH0825533B2 (ja)

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