JPH0825496B2 - 液晶メータ付き自動二輪車 - Google Patents

液晶メータ付き自動二輪車

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JPH0825496B2
JPH0825496B2 JP60240812A JP24081285A JPH0825496B2 JP H0825496 B2 JPH0825496 B2 JP H0825496B2 JP 60240812 A JP60240812 A JP 60240812A JP 24081285 A JP24081285 A JP 24081285A JP H0825496 B2 JPH0825496 B2 JP H0825496B2
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    • B62J50/00Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
    • B62J50/20Information-providing devices
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は液晶セルタイプの表示部によるメータ装置
を備えた自動二輪車に関するものであり、メータ装置の
メータ本体における表示部およびキーボードの配置とメ
ータバイザーとの組み合わせを工夫して、太陽光線、そ
の他の照明光線がスクリーンの上から液晶セルタイプの
表示部に照射されている状態においても、その表示が見
やすいようにしたものである。
〔従来の技術〕
前方の視界を確保するため、あるいはメータ表示部を
照明する採光のためのスクリーンを備えたカウリングを
有する自動二輪車においては、メータ本体をバーハンド
ルの中央から前方に突設したブラケット(ヘッドライト
の支持ブラケット)にステーによって取り付ける場合は
メータ本体の表示部をカウリングの十分奥に位置させる
ことができる(特開昭58-133978号公報)。またメータ
の表示部が通常のデジタル表示部、指針等によるアナロ
グの表示部である場合は外部光線がスクリーンを通って
メータの表示部に当たってもそのことのために表示が著
しく見えにくくなることはない。
しかし、表示部として液晶セルタイプを採用しようと
すると、表示面に直射太陽光線が当たると表示が極めて
見にくくなると言う問題がある。
また、メータ本体を液晶セルタイプにするときはメー
タ装置は薄型で軽量であるので、これをカウリングに取
り付けることができ、その方がメータ装置の取り付け構
造を簡単にすることができるという利点がある。液晶セ
ルタイプのメータ本体を備えたメータ装置をカウリング
に取り付けるときは、上記従来のものに比してメータ装
置がライダーの手前に近付くので見やすくなるが、反対
にメータ装置がカウリングの最奥よりもカウリングのス
クリーンの後端部に近付くので、上記の直射太陽光線に
よって表示が見えにくくなるという問題が一層顕著にな
る。液晶セルタイプのメータ本体を備えたメータ装置を
カウリングに取り付けて実用上支障のないものにするに
は上記の問題を解決することが重要な課題となる。
〔解決しようとする課題〕
この発明は、液晶セルタイプのメータ本体を備えたメ
ータ装置を上記カウリングに取り付けるについて、液晶
セルタイプの表示部に太陽光線が直射されることを可及
的に少なくできるように、遮光構造と液晶セルタイプの
メータ本体、キーボードの構造、およびこれらの組み合
わせを工夫することをその課題とするものである。
〔課題解決のために講じた手段〕
上記課題解決のために講じた手段は、スクリーンを備
えたカウリングにメータ装置を前方斜め上方に傾斜させ
て取り付けてそのメータ本体を覆うメータバイザーを前
記スクリーンの内側に配置した自動二輪車を前提とし
て、次の要素(イ)〜(ハ)によって構成されるもので
ある。
(イ) メータ装置のメータ本体の表示部をバックライ
ト付きの液晶セルタイプの表示部としたこと、 (ロ) 上記メータ装置の前方部に上記液晶セルタイプ
のメータ本体を配置し、その後方部にキーボード部を配
置し、このキーボード部の後端よりも後方に前記メータ
バイザーの後端を延長したこと、 (ハ) 上記キーボード部の裏側に導光体を設け、上記
表示部のバックライト光源の光を上記導光体によってキ
ーボード部背面に導き、これによってキーボードを照明
するようにしたこと。
〔作用〕
メータ装置のメータ本体を、バックライト付きの液晶
セルタイプの表示部としたことによって表示面を明るく
することができ、また、キーボード部をバックライト光
源の光によって上記導光体を介して照明するので、キー
ボードの表示が見やすい。
メータ装置の前方部に液晶セルタイプのメータ本体を
配置し、その後方部にキーボード部を配置し、さらに、
上記スクリーンの内側にメータバイザーを設け、その後
端をメータ装置の後端よりも後方まで延長させたことに
よって、液晶セルタイプのメータ本体が上記メータバイ
ザーの奥に位置することになる。したがって、直射太陽
光線がメータバイザーによって遮光されて、液晶セルタ
イプの表示部は直射太陽光線から完全に遮断されるの
で、その表示面に対する直射光線の影響を可及的に小さ
くすることができる。
以上のとおりであるから、直射太陽光線がスクリーン
の真上から照らされてもメータバイザーによって遮蔽さ
れるので、液晶セルタイプのメータ本体の表示面が不鮮
明になることはなく、表示部の表示を容易に読み取るこ
とができる。
〔実施例〕
以下、この発明をスクータ型の自動二輪車に適用した
一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
第1図及び第2図において、符号1は前輪、2は後輪
で、後輪2は内燃機関を備えたパワーユニット3を介し
て車体に懸架されている。車体は車体カバー4によって
一体に覆われており、この車体カバー4によって前輪1
と後輪2との間にステップ5が形成されている。
後輪2の上方にはライダーの座席部6が形成され、こ
の座席部6の後方には上方に延びる背もたれ部7が設け
られている。前輪1の上方にはトランク8が備えられて
いる。
前輪1を旋回するハンドル9は前側がカウリング10で
覆われ、このカウリング10の上部にはスクリーン11が設
けられている。
上記カウリング10の前側に第3図に示すようにヘッド
ライト12が嵌め込まれ、上部にはメータ装置13のメータ
本体14がその表示面を所定の角度だけ前上方に傾斜さ
せ、ライダーの方向へ向くように配置されている。
前記メータ本体14はメータバイザー(以下「バイザ
ー」という)15で覆われ、このバイザー15はスクリーン
11とメータ本体14との間において、カウリング10の上面
に取り付けられている。カウリング10のスクリーン11は
走行風を円滑に後方へ送り、車両の走行性能を向上させ
るとともに、雨天時にメータ本体14の表面が雨によって
濡れることがないようにしている。
前記バイザー15はスクリーン11に沿って上方へ延び、
その後端部15aはメータ装置13の後端部より後方に位置
している。
このバイザー15はスクリーン11を透過する太陽の光線
を調整し、これによりメータ本体14の表示部に入射し、
その表面で反射する太陽の光線を弱めている。
このメータ装置13は第4図乃至第15図に示すように構
成されている。
メータ装置13にはメータ本体14とキーボード部17が一
体に備えられ、メータ本体の液晶セルタイプの表示部16
はメータ装置13の前方部にあり、その後方にキーボード
部17がある。そしてメータ装置13の内部には制御回路18
が設けられている。表示部16は液晶表示が用いられ、走
行速度表示部19、燃料残量表示部20、切替式のトリップ
メータ・時刻表示部21とで構成されている。
下部中央のキーボード部17には照明式キースイッチが
設けられ、このキースイッチはオンオフキー22、モード
キー23、入力キー24、セットキー25及びリセットキー26
が配置されている。このキーボード部17の右側には各種
のインジケータランプ27が、左側には電気式積算距離計
28が配置されている。
前記表示部16を構成する液晶セル29はホルダ30に保持
され、このホルダ30の上部に設けた取付部30aを上ケー
ス31と下ケース32との接合部に介在してビス33で締付け
られ、側部に設けた取付部30bは上ケース31にビス34で
固定されている。
液晶セル29の前側には表面ガラス35がホルダ36を介し
て上ケース31に支持され、この表面ガラス35は透過率の
低いものが用いられ、表示部16のコントラストが鮮明に
なるようにしている。
液晶セル29の裏側には拡散板37がホルダ30に保持され
て配置され、この拡散板37は照明光源である蛍光灯38の
光を拡散して均等に液晶セル29に入射されるようになっ
ている。
蛍光灯38は、例えば、三波長型の高効率高輝度出力6W
のものを3本用い、この蛍光灯38は横長手方向が平行に
配置され、シリコンゴムソケット39を介して下ケース32
にネジ止めされている。また、フィラメント40の両端が
電極41に支持されているため、略67Hz付近に固有振動数
が存在する。
このため、シリコンゴムソケット39にダンパー効果を
持たせるとともに、フィラメント40の向きを車両が走行
中に受ける加速度の影響を受けにくい路面に対して鉛直
方向に配置し、耐振性を持たせている。さらに、電極41
への電源供給は口金を使用せず、電極ピンに直接ハンダ
付けし、振動に対して接触不良による不灯火及びチラツ
キを防止している。
前記下ケース32の内面には白色材を用い、または塗装
して光の反射率を高めている。さらに、拡散板37は半透
過白色アクリル板で構成され、蛍光灯38が発生する熱を
遮断する効果を有している。低温時の発光に対しては下
ケース32と拡散板37のアクリル板とで照明室が形成され
ているため、蛍光灯38の温度が上がり発光輝度が時間と
ともに上昇して所定の値に確保される。
液晶セル29の表示電極はリード線42を介して下ケース
32の裏側に配置したプリント基板43に接続されている。
下ケース32の前側部は上ケース31より延び、この延出
部32aにキーボード部17のパネル44が設けられている。
それぞれのキーのボタン部45は第5図に示すように、ケ
ース部44aに摺動可能に支持され、ボタン部45の押動操
作でラバースイッチ部46がプリント基板47の回路部を駆
動するようになっている。
前記下部の蛍光灯38からはアクリル導光体48を介し
て、それぞれのボタン部45に光を導き照明するようにな
っている。このように、下ケース32がキーボード部17ま
で含めて一体で照明室を形成しているため、キー専用ラ
ンプを設ける必要がなくなる。
前記液晶セル29はTN型透過式が採用され、第11図に示
すように構成されている。
液晶49の両側に上板ガラス50と下板ガラス51が配置さ
れ、さらに上板ガラス50の上面に上偏光板52が、下板ガ
ラス51の下面に下偏光板53が配置されている。前記下偏
光板53の下面には印刷が行われ、ブラックマスク印刷部
54とカラー印刷部55とが形成されている。
前記上偏光板52及び下偏光板53は偏光軸が同じ方向に
なるように配置されており、上板ガラス50と液晶49との
間に第13図に示す透明の表示電極が、液晶49と下板ガラ
ス51との間に第14図に示す透明の表示電極がそれぞれ配
置され、これらの表示電極に電圧が印加されると、液晶
49を介して光を透過し、非印加時に遮断するようになっ
ている。
前記カラー印刷部55は表示部16の文字、数字や環状の
ゾーン表示等を形成する部分であり、所望のカラーで印
刷されている。この印刷に使用するインクは透過性のも
のが用いられる。ブラックマスク印刷部54は表示部16の
背景部であり、この部分には電極が設けられていないた
め、電圧印加による光の透過は行われない。即ち、常に
光を遮断しているが、完全に光を遮断することは液晶の
性質上困難であるため、物理的に光を遮断し液晶49を光
シャッタとして用いている。
表示部16の液晶セグメントは第12図に示すように構成
され、走行速度表示部19、燃料残量表示部20の表示は同
心の環状ゾーン表示となっており、それぞれ一部を中心
まで切欠いてある。この切欠部56、57に走行速度及び燃
料の残量の目盛が表示され、中心の警告表示部19a、20a
が点滅するようになっている。
第13図はセグメント電極を、第14図はコモン電極を示
している。
セグメント電極58は第13図に示すように、それぞれ環
状ゾーン表示部60、61を内側部60a、61aと外側部60b、6
1bとに2分割し、この両者を中心部まで切欠いて形成さ
れた切欠部62a、63aに配置した接続線64、65で連結し、
さらに外側部60b、61bを接続線66、67を介して端子68に
接続されている。中心の警告表示部69、70、さらにトリ
ップメータ・時刻表示部21の表示部71も接続線72、73、
74を介して端子68に接続されている。
コモン電極59は第14図に示すように、それぞれ環状ゾ
ーン表示部60、61を内側部60c、61cと外側部60d、61dと
に2分割し、これらは切欠部62b、63bに配置した接続線
75、76、77、78を介して前記端子68に接続されている。
セグメント電極58、コモン電極59は前記のように、環
状ゾーン表示部60、61と内側部60a、61a、60c、61cと外
側部60b、61b、60d、61dとに2分割し、負荷容量を平均
化するパターンレイアウトになっている。
セグメント電極58、コモン電極59は1/2デューティ、1
/2バイアスの駆動波形を印加することにより駆動され、
環状ゾーン表示部60は内方から外方へ順次放射状に点灯
して表示部の面積が増加し、環状ゾーン表示部61は全体
が点灯しており、外方から内方へ順次放射状に消灯して
表示部の面積が減少する。このようなマルチプレックス
駆動方式を採用することにより、表示電極1本に対して
環状ゾーン表示部60、61を2箇所接続可能になってい
る。なお、前部のセグメント電極58を独立して駆動する
スタティック駆動方式を採用してもよい。
また、セグメント電極58、コモン電極59の切欠部62
a、62bは外側にくさび状に広がるように形成され、この
同心の環状ゾーン表示部60からの接続線64、66、72、75
の引回しスペースを確保している。また、セグメント電
極58の切欠部62aと切欠部63aとを、またコモン電極59の
切欠部62bと切欠部63bとをそれぞれ同一方向に指向して
配置することにより、接続線の引回しを一ヶ所、例え
ば、上辺に集中させることができる。
走行速度表示部19はスピード信号が入力されない照合
モードでは、目盛及び数字0〜60km/h等が表示され、30
km/hまでの環状ゾーン表示部は暗い黄色、中心の警告表
示部19a及び30〜60km/hの環状ゾーン表示部は暗い赤色
が付され、他の周囲の黒地に対し、走行速度の表示範囲
を示唆させるようになっている。
これらはスピード信号に基づく駆動電圧を印加すると
あざやかな黄色又は赤になり、印加時と印加しないとき
のコントラストは十分確保されている。
この実施例ではゾーン分解能は2.5km/h毎であり、10k
m/h毎に隣接間隔は1.0mm、5km/h毎は0.5mm、他の部分は
0.3mmとしてライダーが読み取り易いように設定されて
いる。
スピード信号が増大するとともに、液晶の環状ゾーン
表示部60が放射状に拡大して、その表示面積を拡大し30
km/hを越すとゾーン中心の警告表示部19aが赤色に点滅
し、速度の警告として働く。さらに速度が増し、環状ゾ
ーン表示部の上限60km/hを越えたスピード信号が入力さ
れても、表示は60km/hを表示したままである。
前記燃料残量表示部20は4レベルのゾーン表示を有
し、燃料残量が多い程ゾーンは大きくなっており、燃料
の消費とともに残量が減り、ゾーン表示が中心部に向か
って小さくなり、表示部の面積が減少する。そして、環
状ゾーン表示が所定値より小さい残量になるとレベル表
示が消え警告表示部20aが点滅する。
前記トリップメータ・時刻表時部21は通常システムが
オンしていると時刻表示となっており、キーボード部17
のモードキー23を押すとトリップメータとなり、押す毎
に切り替わる。
前記トリップメータの表示は0.1単位で、0.0〜999.9
までの4桁表示とする。表示の切り替わり周期は0.1km
毎で、図示しないリードスイッチからの距離パルスの積
算値が0.1kmになった時に表示データを変更して液晶表
示を変える。
電気式積算距離計28はパルスモータに信号を送って駆
動力を得ており、図示しない文字車の最小単位は0.1km
であるがモータ軸にギヤを介して減速すると、モータ駆
動信号をさらに小さい単位で送ることができる。
前記制御回路18は第15図に示すように構成されてい
る。
制御回路18の電源は車載バッテリ79から供給され、レ
ギュレータ80、81の電源安定化回路を通して所定の電源
電圧に変換され、レギュレータ80で得られた電源Vcc1は
常時供給される電源で、時計IC82及び8ビットマイクロ
コンピュータ83に接続されている。一方、レギュレータ
81を介して得られた電源Vcc2はシステムを動作するもの
に必要な電源で、入力インターフェース84、A−D変換
器85、出力インターフェース86a、86b、フェールセーフ
回路87、液晶駆動IC88等の電源Vcc1以外の電源を必要と
する部分に供給されている。
8ビットマイクロコンピュータ83はメカニカルキース
イッチ89の作動信号又はキーボード部17からの入力信号
でスイッチ89bを駆動させ、これにより電源Vcc2が供給
される。
スピードセンサ90のスピード信号、燃料センサ91のレ
ベル信号、フラッシャ操作部92の操作信号、ハンドル角
度センサ93の角度信号、盗難防止センサ94の検知信号、
メータ装置13のキーボード部17に配置されたキースイッ
チの出力信号等の入力信号は、入力インターフェース84
を介して8ビットマイクロコンピュータ83に取り入れら
れる。そして、8ビットマイクロコンピュータ83で演算
処理し、出力インターフェース86a、86bを介して外部に
出力信号として取り出され、それぞれ車載の機器、例え
ば、点火回路リレー95、メインスイッチリレー96、ヘル
メットホルダ97、フラッシャリレー98、ホーンリレー9
9、メータ装置13の蛍光灯照明リレー100、電子ブザー10
1、電気式積算距離計28等を駆動する。この電子ブザー1
01はメータ装置13のキースイッチを操作するときに鳴
る。8ビットマイクロコンピュータ83はさらに前記時計
IC82、フェールセーフ回路87及び液晶駆動IC88等を駆動
する。
〔発明の効果〕
(1) メータ装置の上面を覆うバイザーの後端をメー
タ装置の後端よりも後方まで延長させ、バックライトを
備えた液晶セルタイプのメータ本体をメータ装置の前方
部に設け、その後部にキーボード部を配置したことによ
って液晶セルタイプの表示部がメータ装置を覆うバイザ
ーに対してその奥の方(前方)に位置することになるの
で、直射光線が液晶セルタイプの表示部に当たることを
十分回避することができ、直射太陽光線の影響によって
当該表示部の表示が見え難くなることはない。
(2) また、メータ装置の液晶セルタイプのメータ本
体のバックライト光線によってキーボードの裏側に設け
た導光体を介してキーボード部を照明するので、夜間キ
ーボードが視認し易く、キーボードを照明するための専
用光源を省略できるので、メータ装置の照明装置、その
ための電気回路を簡略にすることができ、さらにメータ
装置の内部スペースを節約することができるので、メー
タ装置の構造を簡素にすることができる。
(3) なお、ヘッドライトを支持するブラケットにス
テーによって従来慣用のメータ本体を取り付け、スクリ
ー付きのカウリングを有し、スクリーンの内側にメータ
バイザーを設けてメータ本体を覆ったものが公知である
(特開昭58-133978号公報)。このものは、従来慣用の
メータ本体表面の透明板に太陽光線が反射してメータ本
体の表示が見にくくなることを避けているものである
が、メータ本体がカウリングの奥に位置し、かつライダ
ーの目から離れているので、半透明のメーターカバーに
よって採光してはいるが晴天の日など周りが非常に明か
るいときは視線を前方からメータ表示面に移した瞬間は
メータ本体の表示が見にくい。これに対して、本発明は
メータ装置を液晶セルタイプの表示部を備えた、薄くて
軽量なものとし、これによってメータ装置をカウリング
に取り付けることを可能にし、これによってメータ装置
の表示面をライダーに近付けて見易くするとともに、そ
の取り付け機構を簡単にするものである。そして、上記
液晶セルタイプのメータ本体をバックライト付き液晶セ
ルタイプの表示部とし、メータバイザーによってメータ
本体の上面を全面をメータバイザーによってカバーし、
かつ、液晶セルタイプのメータ本体を前方部に配置し、
その後方部にキーボード部を設けることによって液晶セ
ルタイプの表示部の表示面を可及的にメータバイザーの
前方に位置させることによって、直射日光による液晶セ
ルタイプの表示部の表示面の見にくさを可及的に解消し
たものである。
このように、本願発明は上記公知のものとはその前提
を異にし、解決した技術的課題も相違し、前記〔作用〕
の項に記載した特有の作用を奏し、又、上記(2)のと
おりの特有の効果を生じたものであるから、この発明は
上記公知のものに対して十分な技術的進歩性を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を適用した自動二輪車の側面図、第2
図は平面図、第3図は要部の断面図、第4図はメータ装
置の正面図、第5図は第4図のV−V断面図、第6図は
メータ装置の下ケースとキーボード部の導光体とプリン
ト基板を外した状態の背面図、第7図は第6図のVII-VI
I断面図、第8図は第4図のVIII-VIII断面図、第9図は
第4図のIX-IX断面図、第10図はメータ装置のキーボー
ド部の一部を断面した背面図、第11図はメータ装置の液
晶の構造を示す図、第12図はメータ装置の液晶セグメン
トを示す図、第13図及び第14図はメータ装置の液晶の表
示電極を示す図、第15図はメータ装置の制御回路図であ
る。 10……カウリング 11……スクリーン 13……メータ装置 14……メータ本体 15……メータバイザー(バイザー) 16……表示部 17……キーボード部 18……制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スクリーンを備えたカウリングにメータ装
    置を斜め前上方に傾斜させて取り付けてそのメータ本体
    を覆うメータバイザーを前記スクリーンの内側に配置し
    た自動二輪車において、 メータ装置のメータ本体の表示部をバックライト付きの
    液晶セルタイプの表示部とし、 上記メータ装置の前方部に上記液晶セルタイプのメータ
    本体を配置し、その後方部にキーボード部を配置し、こ
    のキーボード部の後端よりも後方に前記メータバイザー
    の後端を延長し、 上記キーボード部の裏側に導光体を設け、上記表示部の
    バックライト光源の光を上記導光体によってキーボード
    部背面に導き、これによってキーボードを照明するよう
    にした、液晶メータ付き自動二輪車。
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JPS58133978A (ja) * 1982-02-03 1983-08-09 本田技研工業株式会社 自動二輪車におけるメ−タ−カバ−の取付構造

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JPS6299286A (ja) 1987-05-08

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