JPH08254894A

JPH08254894A - 現像装置

Info

Publication number: JPH08254894A
Application number: JP5718195A
Authority: JP
Inventors: Tamotsu Sakuraba; 保桜庭; Akihiro Kawasaki; 明博河崎
Original assignee: Minolta Co Ltd
Current assignee: Minolta Co Ltd
Priority date: 1995-03-16
Filing date: 1995-03-16
Publication date: 1996-10-01

Abstract

(57)【要約】【目的】逆帯電トナーによる悪影響を抑制して、画像
背景部のカブリ等が抑制された良好な画像を形成できる
現像装置を提供する。【構成】現像スリーブ（現像剤担持体）２に臨むトナ
ー規制部材４を回転部材とし、この回転するトナー規制
部材４にトナー再荷電部材５を当接させ、スリーブ２に
供給されるトナーを規制部材４において帯電トナー層と
して現像領域へ搬送し、逆帯電トナーは規制部材４に一
旦付着させ、該部材の回転により再荷電部材５に通過さ
せて正規帯電トナーとし、これをトナー規制部材４に印
加した規制バイアスによりスリーブ２へ戻す。該バイア
ス印加は、現像スリーブ２に対し所定の電位差のもとに
現像トナーと同極性のものを印加して行う。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式の複写
機、プリンタ等の画像形成装置において用いられる現像
装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】電子写真方式の画像形成装置において採
用される現像装置には種々のタイプのものがあるが、そ
の一つに、表面が移動する現像剤担持体に現像トナーを
供給し、供給したトナーを前記現像剤担持体表面に臨む
トナー規制部材と該現像剤担持体表面との間に通過させ
ることで該担持体表面に帯電トナー層として保持させて
現像領域へ搬送し、静電潜像の現像に供する現像装置が
ある。

【０００３】この種の現像装置によると、例えば負帯電
性（又は正帯電性）の現像トナーが使用され、このトナ
ーは、駆動されて表面が移動する現像剤担持体に供給さ
れ、該担持体表面とこれに臨むトナー規制部材との間を
通過することで負（又は正）に帯電し、且つ、所定層厚
のトナー層とされて該現像剤担持体に保持され、引き続
き、該現像剤担持体が感光体ドラム等の静電潜像担持体
に臨む現像領域へ搬送され、該静電潜像担持体に別途予
め形成された静電潜像の現像に供される。

【０００４】この種の現像装置においては現像に供され
る現像トナーは本来その正規の帯電極性（負帯電性トナ
ーについては負、正帯電性トナーについては正）に帯電
していなければならないが、中には正規の帯電極性とは
逆極性に帯電した逆帯電トナーが発生することがある。
この逆帯電トナーはトナー規制部材に付着し、ひいては
それに固着し、トナー規制部材の正常な作用に支障をき
たし、これが画質劣化を引き起こす。また、逆帯電トナ
ーは最終的に得られる画像において背景部のいわゆるカ
ブリの原因となる。

【０００５】そのため、例えば一成分現像装置では、ト
ナー規制部材へのトナーの固着や背景部のカブリを防止
するために、現像剤担持体に対し所定の電位差のもとに
現像トナーと同極性のバイアスをトナー規制部材に印加
することや、逆帯電トナーを回収する規制ブレードを２
段目以降の規制部材として別途設けることが提案されて
いる。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな手段を設けたとしても、現像剤担持体上に既に逆帯
電トナーがあったときには、該トナーが電界的に規制部
材に付着してしまい、蓄積されて画質劣化の原因となる
という問題が依然としてある。そこで本発明は、電子写
真方式の画像形成装置における現像装置であり、表面が
移動する現像剤担持体に現像トナーを供給し、供給した
トナーを前記現像剤担持体表面に臨むトナー規制部材と
該現像剤担持体表面との間に通過させることで該担持体
表面に帯電トナー層として保持させて現像領域へ搬送
し、静電潜像の現像に供する現像装置であって、従来の
この種の現像装置と比べると、逆帯電トナーによる悪影
響を抑制して、画像背景部のカブリ等が抑制された良好
な画像を形成する現像装置を提供することを課題とす
る。

【０００７】

【課題を解決するための手段】本発明は電子写真方式の
画像形成装置における現像装置であって、表面が移動す
る現像剤担持体に現像トナーを供給し、供給したトナー
を前記現像剤担持体表面に臨むトナー規制部材と該現像
剤担持体表面との間に通過させることで該担持体表面に
帯電トナー層として保持させて現像領域へ搬送し、静電
潜像の現像に供する現像装置を提供するものであるが、
前記課題を解決するため、一つには、前記トナー規制部
材が前記現像剤担持体表面に接して回転できる導電性の
回転部材であり、該回転部材には、前記現像剤担持体に
対し所定の電位差のもとに現像トナーと同極性のバイア
スを印加する手段が接続されているとともにトナー再荷
電部材が当接されていることを特徴とする現像装置（第
１現像装置）を提供し、もう一つには、前記トナー規制
部材と現像領域の間に前記現像剤担持体表面に接して回
転できる逆帯電トナー回収部材が配置され、該回収部材
には、前記現像剤担持体に対し所定の電位差のもとに現
像トナーと同極性のバイアスを印加する手段が接続され
ているとともにトナー再荷電部材が当接されていること
を特徴とする現像装置（第２現像装置）を提供する。

【０００８】前記第１現像装置における回転部材である
トナー規制部材の導電性、及び前記第２現像装置におけ
る回転部材である逆帯電トナー回収部材の導電性につい
ては、該回転トナー規制部材や逆帯電トナー回収部材に
付着したトナーが、それら部材に当接したトナー再荷電
部材により正規の帯電極性に再荷電されたとき、該再荷
電トナーを現像剤担持体に戻すことができるようにバイ
アスを印加できるものであればよく、この目的を達成で
きる限り、全体が導電性であってもよいし、例えば回転
部材表面部のみが導電性であってもよい。

【０００９】また、前記第１現像装置における回転トナ
ー規制部材へバイアスを印加する手段は直接該トナー規
制部材に接続されても、場合によっては他の部材、例え
ば該規制部材に接するトナー再荷電部材を介して接続さ
れていてもよい。前記第２の現像装置においても、逆帯
電トナー回収部材にバイアスを印加する手段は直接該回
収部材に接続されても、場合によっては他の部材、例え
ば該回収部材に接するトナー再荷電部材を介して接続さ
れてもよい。

【００１０】前記第２の現像装置においては、トナー規
制部材は従来のブレード型等の規制部材でよいが、トナ
ー規制部材にも、前記現像剤担持体に対し所定の電位差
のもとに現像トナーと同極性のバイアスを印加する手段
を接続しておいてもよい。この場合、逆帯電トナー回収
部材にバイアスを印加する手段は、トナー規制部材にバ
イアスを印加する手段を兼ねていてもよい。

【００１１】

【作用】本発明に係る第１の現像装置によると、例えば
負帯電性（又は正帯電性）の現像トナーが使用され、こ
のトナーは、駆動されて表面が移動する現像剤担持体に
供給され、該担持体表面とこれに臨んで回転するトナー
規制部材との間を通過することで負（又は正）に帯電
し、且つ、所定層厚のトナー層とされて該現像剤担持体
に保持され、引き続き該現像剤担持体が感光体ドラム等
の静電潜像担持体に臨む現像領域へ搬送され、該静電潜
像担持体に別途予め形成された静電潜像の現像に供され
る。そして、この第１現像装置においては、発生した逆
帯電トナーは電界の作用で一旦トナー規制部材に付着す
るが、この逆帯電トナーはトナー規制部材の回転ととも
に、該トナー規制部材に当接している再荷電部材を通過
することにより正規帯電トナーになり、該トナー規制部
材に印加されたバイアスにより再び現像剤担持体に戻さ
れる。かくして、逆帯電トナーは正規帯電トナーに変換
され、それだけ画像背景部のカブリの発生が抑制される
とともに、トナー規制部材へのトナーの蓄積、固着等の
不都合の発生も抑制され、全体として、それだけ良好な
画像が形成される。

【００１２】また、本発明に係る第２の現像装置による
と、例えば負帯電性（又は正帯電性）の現像トナーが使
用され、このトナーは、駆動されて表面が移動する現像
剤担持体に供給され、該担持体表面とこれに臨むトナー
規制部材との間を通過することで負（又は正）に帯電
し、且つ、所定層厚のトナー層とされて該現像剤担持体
に保持され、引き続き現像領域へ搬送され、静電潜像担
持体上の静電潜像の現像に供される。そして、この第２
現像装置においては、発生した逆帯電トナーは電界の作
用で一旦回転する逆帯電トナー回収部材に付着するが、
この逆帯電トナーは回収部材の回転とともに、該回収部
材に当接している再荷電部材を通過することにより正規
帯電トナーになり、該回収部材に印加されたバイアスに
より再び現像剤担持体に戻される。かくして、逆帯電ト
ナーは回収部材の部分で正規帯電トナーに変換され、そ
れだけ画像背景部のカブリの発生が抑制されるととも
に、トナー規制部材及び回収部材へのトナーの蓄積、固
着等の不都合の発生も抑制され、全体として、それだけ
良好な画像が形成される。

【００１３】第２の現像装置においてトナー規制部材に
も前記現像剤担持体に対し所定の電位差のもとに現像ト
ナーと同極性のバイアスを印加する手段を接続するとき
は、トナー規制部材への該バイアスの印加により、トナ
ー規制部材での逆帯電トナーの発生及び付着が抑制さ
れ、それだけ良好な画像が得られる。

【００１４】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は前記本発明に係る第１現像装置の１例の概
略構成を示す図であり、図２は前記本発明に係る第２現
像装置の１例の概略構成を示す図である。図１に示す現
像装置Ａは、一成分現像装置であり、トナー収容槽１を
有し、その開口部に現像剤担持体の１例である現像スリ
ーブ２が配置されている。現像スリーブ２には電源２１
から現像バイアスを印加できるようにしてある。トナー
収容槽１内にはポリエステル系の負帯電性現像トナーＴ
が収容されており、また、トナー供給ローラ３が設けら
れていて現像スリーブ２に臨んでいる。現像スリーブ２
はここではポリアミド樹脂製のものである。

【００１５】スリーブ２及びローラ３は図示しない駆動
手段により図中反時計方向に回転駆動される。また、現
像スリーブ２の回転方向においてトナー供給ローラ３よ
り下流側でトナー収容槽１にトナー規制部材４が設けら
れており、このトナー規制部材４は現像スリーブ２の表
面に当接して従動回転できる回転部材の形態をとってい
る。

【００１６】さらに、この回転トナー規制部材４の表面
にブレードの態様のトナー再荷電部材５が圧接してい
る。再荷電部材５はトナー収容槽１に片持ち支持されて
いる。回転トナー規制部材４及び再荷電部材５はここで
はステンレススチール製の導電性のものであり、トナー
規制部材４には規制バイアス電源６が接続されており、
この電源６によりトナー規制部材４に現像スリーブ２に
対し所定の電位差のもとに現像トナーＴと同極性のバイ
アスを印加できるようになっている。

【００１７】この現像装置Ａでは、電源２１から現像ス
リーブ２に印加される現像バイアスは−３１０（Ｖ）で
あり、電源６からトナー規制部材４に印加される規制バ
イアスは−５５０（Ｖ）である。この規制バイアスは、
本例のように負帯電性のトナーを使用する場合、現像バ
イアスよりも負側の電位となるように印加する。一般的
に言えば、現像バイアスよりもトナーと同極性側の電位
となるように印加する。

【００１８】以上説明した現像装置Ａは画像形成装置に
設置され、静電潜像担持体（ここでは感光体ドラムＰ
Ｃ）に臨んで現像領域Ｚを形成する。この現像装置Ａに
よると、トナー収容槽１に予め収容されたトナーＴは、
回転駆動されるトナー供給ローラ３により、同じく回転
駆動される現像スリーブ２の表面に供給され、このよう
にして供給されたトナーＴは、該スリーブ２とこれに接
して従動回転する回転トナー規制部材４との間を通過す
ることで負に帯電し、且つ、所定層厚のトナー層とされ
て該現像スリーブ２に保持され、引き続き現像領域Ｚへ
搬送され、該感光体ドラムＰＣ上の静電潜像の現像に供
される。

【００１９】また、現像装置Ａにおいては、発生した逆
帯電（正帯電）トナーは電界の作用で一旦トナー規制部
材４に付着するが、この逆帯電トナーはトナー規制部材
４の回転とともに、これに当接している再荷電部材５を
通過することにより摩擦によって正規帯電トナーにな
り、該トナー規制部材に印加されたバイアスにより再び
現像スリーブ２に戻される。かくして、逆帯電トナーは
正規帯電トナー（負帯電トナー）に変換され、現像領域
Ｚに供給されるトナーには、逆帯電トナーが含まれてい
ないか、含まれていてもその量は無視できるものとな
り、かくしてそれだけ画像背景部のカブリの発生が抑制
される。また、トナー規制部材４に一旦付着した逆帯電
トナーはその全て又は殆どが現像スリーブ２へ戻される
ので、トナー規制部材４へのトナーの蓄積、固着等の不
都合の発生も抑制される。そのため全体として、良好な
画像が形成される。

【００２０】この現像装置Ａでは、トナー規制部材が、
いわば逆帯電トナー回収部材を兼ねているので、それだ
け全体の構造が簡素化、コンパクト化されている。な
お、上記現像装置Ａでは、回転トナー規制部材４及びト
ナー再荷電部材５の材質をステンレススチールとした
が、他の材料、例えば、他の導電製金属、導電製材料を
分散させた樹脂やゴム等の導電製樹脂や導電製ゴムなど
を採用することもできる。樹脂やゴムを採用する場合、
それらは、帯電系列上、トナーを正規帯電させるものが
望ましい。

【００２１】次に図２に示す現像装置Ｂについて説明す
る。この現像装置Ｂは、既述の現像装置Ａにおいて、回
転トナー規制部材４に代えて従来どおりのブレードタイ
プのトナー規制部材４０を採用するとともに装置Ａにお
ける再荷電部材５を省き、新たにトナー規制部材４０と
現像領域Ｚとの間に逆帯電トナー回収ローラ７を配置
し、この回収ローラ７にブレード型のトナー再荷電部材
８を圧接したものである。現像装置Ａにおけると同じ部
品には装置Ａと同じ参照符号を付けてある。回収ロー
ラ７は現像スリーブ２の表面に当接して従動回転できる
回転部材の形態をとっている。トナー再荷電部材８はト
ナー収容槽１に片持ち支持されている。回収ローラ７及
び再荷電部材８はここではステンレススチール製の導電
性のものである。回収ローラ７には再荷電部材８を介し
てバイアス電源９が接続されており、同時に、トナー規
制部材４０にもこの電源が接続されている。そして、こ
の電源９により再荷電部材８を介して回収ローラ７へ、
また、トナー規制部材４０へ、それぞれ、現像スリーブ
２に対し所定の電位差のもとに現像トナーＴと同極性の
バイアスを印加できるようになっている。

【００２２】この現像装置Ｂでは、電源２１から現像ス
リーブ２に印加される現像バイアスは−３１０（Ｖ）で
あり、電源９からトナー規制部材４０及び回収ローラ８
に印加される規制バイアスは−５５０（Ｖ）である。こ
の規制バイアスは、本例のように負帯電性のトナーを使
用する場合、現像バイアスよりも負側の電位となるよう
に印加する。一般的に言えば、現像バイアスよりもトナ
ーと同極性側の電位となるように印加する。

【００２３】以上説明した現像装置Ｂは画像形成装置に
設置され、静電潜像担持体（ここでは感光体ドラムＰ
Ｃ）に臨んで現像領域Ｚを形成する。この現像装置Ｂに
おいても、トナー収容槽１に予め収容された負帯電性の
トナーＴは、回転駆動されるトナー供給ローラ３によ
り、同じく回転駆動される現像スリーブ２の表面に供給
され、供給されたトナーＴは、該スリーブ２とこれに当
接するトナー規制部材４０の間を通過することで負に帯
電し、且つ、所定層厚のトナー層とされて該現像スリー
ブ２に保持され、引き続き現像領域Ｚへ搬送され、感光
体ドラムＰＣ上の静電潜像の現像に供される。

【００２４】また、この現像装置Ｂでは、発生した逆帯
電トナーは電界の作用で一旦回転する逆帯電トナー回収
ローラ７に付着するが、この逆帯電トナーは回収ローラ
７の回転とともにこれに圧接している再荷電部材８を通
過することにより摩擦によって正規帯電トナーになり、
電源９から回収ローラ７に印加されたバイアスにより再
び現像スリーブ２に戻される。

【００２５】かくして、逆帯電トナーは正規帯電トナー
（負帯電トナー）に変換され、現像領域Ｚに供給される
トナーには、逆帯電トナーが含まれていないか、含まれ
ていてもその量は無視できるものとなり、かくしてそれ
だけ画像背景部のカブリの発生が抑制される。また、回
収ローラ７に一旦付着した逆帯電トナーはその全て又は
殆どが現像スリーブ２へ戻されるので、回収ローラ７へ
のトナーの蓄積、固着等の不都合の発生も抑制される。
さらに、この現像装置Ｂでは、トナー規制部材４０にも
電源９から規制バイアスが印加されるので、規制部材４
０における逆帯電トナーの発生及び付着が抑制される。
従って全体として、それだけ良好な画像が形成される。

【００２６】この現像装置Ｂでは、トナー規制部材４０
と逆帯電トナー回収ローラ７を別個に設けたので、現像
装置Ａより部品点数は増えるが、トナー漏れ防止のサイ
ドシール等が容易になるので、製造はそれだけ簡単であ
る。なお、上記現像装置Ｂでは、回収ローラ７及びトナ
ー再荷電部材８の材質をステンレススチールとしたが、
他の材料、例えば、他の導電製金属、導電製材料を分散
させた樹脂やゴム等の導電製樹脂や導電製ゴムなどを採
用することもできる。樹脂やゴムを採用する場合、それ
らは、帯電系列上、トナーを正規帯電させるものが望ま
しい。

【００２７】

【発明の効果】本発明によると、電子写真方式の画像形
成装置における現像装置であり、表面が移動する現像剤
担持体に現像トナーを供給し、供給したトナーを前記現
像剤担持体表面に臨むトナー規制部材と該現像剤担持体
表面との間に通過させることで該担持体表面に帯電トナ
ー層として保持させて現像領域へ搬送し、静電潜像の現
像に供する現像装置であって、従来のこの種の現像装置
と比べると、逆帯電トナーによる悪影響を抑制して、画
像背景部のカブリ等が抑制された良好な画像を形成でき
る現像装置を提供することができる。

【００２８】トナー規制部材が現像剤担持体表面に接し
て回転できる導電性の回転部材であり、該回転部材にバ
イアスを印加する手段が接続されているとともにトナー
再荷電部材が当接されている構成の場合は、トナー規制
部材が、いわば逆帯電トナー回収部材を兼ね、それだけ
全体の構造が簡素化、コンパクト化される。トナー規制
部材と現像領域の間に現像剤担持体表面に接して回転で
きる逆帯電トナー回収部材が配置され、該回収部材にバ
イアスを印加する手段が接続されているとともにトナー
再荷電部材が当接されている構成の場合は、トナー漏れ
防止のサイドシール等が容易になるので、製造はそれだ
け簡単である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る現像装置の１例の概略構成を示す
図である。

【図２】本発明に係る現像装置の他の例の概略構成を示
す図である。

【符号の説明】

Ａ現像装置１トナー収容槽２現像スリーブ（現像剤担持体）２１現像バイアス電源３トナー供給ローラ４回転部材の形態のトナー規制部材５トナー再荷電部材６規制バイアス電源Ｂ現像装置４０トナー規制部材７逆帯電トナー回収ローラ（逆帯電トナー回収部材）８トナー再荷電部材９規制バイアス電源ＴトナーＰＣ感光体ドラムＺ現像領域

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】電子写真方式の画像形成装置における現
像装置であり、表面が移動する現像剤担持体に現像トナ
ーを供給し、供給したトナーを前記現像剤担持体表面に
臨むトナー規制部材と該現像剤担持体表面との間に通過
させることで該担持体表面に帯電トナー層として保持さ
せて現像領域へ搬送し、静電潜像の現像に供する現像装
置において、前記トナー規制部材が前記現像剤担持体表
面に接して回転できる導電性の回転部材であり、該回転
部材には、前記現像剤担持体に対し所定の電位差のもと
に現像トナーと同極性のバイアスを印加する手段が接続
されているとともにトナー再荷電部材が当接されている
ことを特徴とする現像装置。
【請求項２】電子写真方式の画像形成装置における現
像装置であり、表面が移動する現像剤担持体に現像トナ
ーを供給し、供給したトナーを前記現像剤担持体表面に
臨むトナー規制部材と該現像剤担持体表面との間に通過
させることで該担持体表面に帯電トナー層として保持さ
せて現像領域へ搬送し、静電潜像の現像に供する現像装
置において、前記トナー規制部材と現像領域の間に前記
現像剤担持体表面に接して回転できる導電性の逆帯電ト
ナー回収部材が配置され、該回収部材には、前記現像剤
担持体に対し所定の電位差のもとに現像トナーと同極性
のバイアスを印加する手段が接続されているとともにト
ナー再荷電部材が当接されていることを特徴とする現像
装置。