JPH08254639A - レンズ付き光ファイバ、半導体レーザモジュール及びその製造方法 - Google Patents

レンズ付き光ファイバ、半導体レーザモジュール及びその製造方法

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JPH08254639A
JPH08254639A JP5844295A JP5844295A JPH08254639A JP H08254639 A JPH08254639 A JP H08254639A JP 5844295 A JP5844295 A JP 5844295A JP 5844295 A JP5844295 A JP 5844295A JP H08254639 A JPH08254639 A JP H08254639A
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JP
Japan
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lens
optical fiber
lens holder
ferrule
semiconductor laser
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Application number
JP5844295A
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English (en)
Inventor
Shinji Nakamura
真嗣 中村
Yasushi Matsui
康 松井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レンズと光ファイバとの偏芯精度を向上さ
せ、光結合系のアライメントを容易にすると共に、高い
光結合効率が安定して維持できるようにする。 【構成】 光ファイバ13の先端部外面は筒状のフェル
ール15に保持されている。通過する光を光ファイバ1
3の入射部に集光する非球面レンズ11は筒状のレンズ
ホルダー12に保持されている。フェルール15及びレ
ンズホルダーの外径よりも若干小さい内径を有する割り
スリーブ18は、一端側においてフェルール18の外面
を保持していると共に他端側においてレンズホルダー1
2の外面を保持している。割りスリーブ18の内部にお
けるレンズホルダー12とフェルール18との間には、
レンズホルダー12とフェルール18との距離を規制す
る筒状の位置決めスリーブ19Aが配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信用半導体レーザ
モジュールの光結合系に用いるレンズ付き光ファイバ、
該レンズ付き光ファイバを用いた半導体レーザモジュー
ル及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通信用の半導体レーザとして、主に、光
ファイバの損失や分散が小さい1.3μm帯及び1.5
5μm帯の波長で発振するInGaAsP/InP系の
ものが使用されている。このような半導体レーザは、一
般に、シングルモードファイバを媒体とするネットワー
クの発振源として用いられている。従って、通信用の半
導体レーザは、そのモジュールにおいて、ある広がり角
を持って発振したレーザ光をシングルモードファイバに
入力(光結合)するという機能を持たねばならない。こ
こで、レーザ光を光ファイバに入力するとは、光ファイ
バ外部からのレーザ光を光ファイバが有する伝搬モード
に結合させることを意味する。
【0003】図8は、従来の半導体レーザと光ファイバ
との光結合系の一般的な構成を示しており、同図におい
て、50は半導体レーザ、51は光ファイバ、52は半
導体レーザ50から出射されたレーザ光を光ファイバ5
1の入射部に集光するレンズ、53はレーザ光が集光さ
れる集光スポットである。集光スポット53は光ファイ
バ51の入射面のコア部分の中心部に位置している。
【0004】次に、半導体レーザ50、レンズ52及び
光ファイバ51のアライメント方法について説明する。
【0005】半導体レーザ50、レンズ52及び光ファ
イバ51の入射部の各光軸の光結合系の光軸に対する傾
きは、光学系を構成する部品の加工精度によってのみ十
分な精度が得られる。ここで、光結合系の光軸とは、レ
ーザ光の横モードの中心点すなわち光出力が最大になる
点を結んだ軸のことをいう。光ファイバの光軸とは、光
ファイバを伝搬してきた光が光ファイバの出射部から出
射されるときの出射光の横モードにおいて光出力が最大
になる点を結んだ軸とする。
【0006】図8に示す光結合系を構成する各部品の回
転角は、部品の加工精度のみに依存するものとし、アラ
イメントの最適化の工程においては考慮しないものとす
る。また、半導体レーザの位置は固定されているとす
る。このようにすると、アライメント工程において、最
適化すべき軸は、レンズ52及び光ファイバ51のそれ
ぞれのx,y,z方向のみとなる。但し、z方向とは光
結合系の光軸の方向とする。
【0007】図8の光結合系において、高い光結合効率
を得るためには、レンズ52及び光ファイバ51の各位
置を最適化しなければならない。ここで、光結合効率と
は、(光ファイバへの入力)/(半導体レーザの出力)
をさす。ところで、アライメント工程において、最適化
すべき軸は、レンズ52及び光ファイバ51のそれぞれ
のx,y,z方向であるから、調整しなければならない
軸の数は6方向となり、調整にきわめて長い時間を要す
る。
【0008】そこで、従来は、レンズと光ファイバとが
互いに一体化されてなるレンズ付き光ファイバのx,
y,z方向を調整することにより、アライメントする方
法が知られている。
【0009】以下、従来のレンズ付き光ファイバについ
て図9を参照しながら説明する。
【0010】図9において、61はレンズ、62はレン
ズ61を保持するレンズホルダー、63は光ファイバ、
64は光ファイバ63の先端部を保持するフェルール、
65はレンズホルダー62とフェルール64との間に設
けられた位置決めスリーブ、66はレンズホルダー6
2、位置決めスリーブ65及びフェルール64を保持す
る円筒状のコネクタ、67は固定螺子であって、コネク
タ66とレンズホルダー62、及びコネクタ66とフェ
ルール64とは固定螺子67によって互いに固定されて
いる。
【0011】位置決めスリーブ65の長さは、半導体レ
ーザ50と光ファイバ63との光結合効率が最大になる
ように予め設定されており、これにより、レンズ61と
光ファイバ63との距離は最適化されるようになってい
る。また、コネクタ66の内径は、レンズホルダー6
2、位置決めスリーブ65及びフェルール64の各外径
よりも若干大きい寸法に設定されており、これにより、
レンズ付き光ファイバの組立時に、レンズホルダー6
2、位置決めスリーブ65及びフェルール64をコネク
タ66内にスムーズに挿入することができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のレンズ付き光ファイバにおいては、コネクタ66の
内径と、レンズホルダー62及びフェルール64の各外
径との寸法差によって、以下に説明するように、レンズ
61の光軸と光ファイバ63の光軸との間に偏芯ずれが
生じる。すなわち、レンズ61の光軸とレンズホルダ6
2の外形の軸心とのずれ、及び光ファイバ63の光軸と
フェルール64の外形の軸心とのずれがいずれも小さ
く、且つコネクタ64の同軸度が十分に高いと仮定して
も、レンズホルダー62及びフェルール64の外径とコ
ネクタ66の内径との間に存在する遊びによって、レン
ズ61の光軸と光ファイバ64の光軸との間の偏芯ずれ
は避けられない。
【0013】レンズ61と光ファイバ64とが互いに固
定されてなるレンズ付き光ファイバのx,y,z方向の
アライメントを最適化して光結合を行なう場合、レンズ
61の光軸と光ファイバ64の光軸との偏芯ずれが大き
いならば、高い光結合効率を得ることができない。
【0014】以下、その理由について図10(a),
(b)を参照しながら説明する。図10(a),(b)
において、71は半導体レーザ、72はレンズ、73は
光ファイバ、74はレンズ72と光ファイバ73とを固
定しているコネクタである。図10に示す光結合系にお
いて、レンズ72と光ファイバ73との距離は、半導体
レーザ71の発振波長におけるレンズ72の集光側焦点
距離に光ファイバ73の端面が位置するように、予め機
械精度により調整されている。
【0015】まず、図10(a)に示すように、レンズ
72の光軸と光ファイバ73の光軸との偏芯ずれが十分
に小さい場合には、半導体レーザ71とレンズ付き光フ
ァイバつまり光ファイバとの相対的位置を最適化して、
光ファイバ73に光結合するレーザ光の出力を最大にす
ると、半導体レーザ71、レンズ72及び光ファイバ7
3の各光軸が一致する。この場合、レンズ72によるレ
ーザ光の集光スポットにおいては、非点収差及び波面収
差はともに最小となり、結合効率は最大となる。
【0016】次に、図10(b)に示すように、レンズ
72の光軸と光ファイバ73の光軸との偏芯ずれが大き
い場合には、半導体レーザ71とレンズ付き光ファイバ
との相対位置を最適化して、光ファイバ73に入射する
レーザ光の出力を最大にしても、半導体レーザ71、レ
ンズ72及び光ファイバ73の各光軸は一致しない。こ
の場合、レンズ72によるレーザ光の集光スポットにお
いては、非点収差及び波面収差はともに最小にはなら
ず、光結合効率は最大にならない。
【0017】例えば、半導体レーザ71のFFP(Fa
r Field Pattern)が約30deg.で
あり、レンズ72に非球面マイクロレンズを用い、光フ
ァイバ73に1.3μm帯シングルモードファイバを使
用した場合、図9に示す従来のレンズ付き光ファイバを
用いて得られる光結合効率は約60%以下となり、良好
とは言えない。その原因は、図9(b)に示すように、
レンズ72と光ファイバ73との間の偏芯ずれにある。
この偏芯ずれは±20μm程度である。また、前記の構
造を有するレンズ付き光ファイバをいくつか作成し、同
様の光結合を行なった場合、得られる光結合効率は約3
0%〜75%の間に分布し、バラツキは非常に大きかっ
た。その原因は、レンズ72と光ファイバ73との偏芯
精度のバラツキにあると考えられる。
【0018】レンズ72と光ファイバ73との偏芯精度
を向上及び安定させるためには、レンズ72と光ファイ
バ73とのアライメントの最適化を行なった後に、レン
ズホルダ、フェルール及びコネクタ等を低融点ガラス等
による接着又は溶接をすることも考えられるが、この方
法は、その工程が複雑になるという問題があるので採用
しにくい。
【0019】ところで、マルチモード光ファイバのコア
径は約60μm程度であり、このようにコア径が大きい
光ファイバにレーザ光を結合することは比較的容易であ
る。ところが、シングルモード光ファイバのコア径は約
11μm程度と小さい。従って、シングルモード光ファ
イバを光結合系に使用する場合、レンズと光ファイバと
の相対的位置がx,y方向にわずかにずれても、光結合
系のアライメントは最適な状態からずれ、光結合効率が
低下してしまう。従って、シングルモード光ファイバを
光結合系に使用する場合には、その光結合系に要求され
るアライメントの精度は非常に高いものが要求される。
【0020】また、アライメントが高精度で最適化され
たとしても、以下の問題が生じる。すなわち、レーザ光
をシングルモード光ファイバに高い光結合効率で結合す
る場合、高精度のアライメントが維持されなければ、光
結合系の光結合効率が不安定になる。光結合系を構成す
る半導体レーザ71、レンズ72及び光ファイバ73の
相対的位置が±0.1μmの精度に保たれることが要求
される。
【0021】前記従来のレンズ付き光ファイバにおいて
は、レンズホルダ62とフェルール64とを固定するた
めに固定螺子67が用いられているが、この構造のレン
ズ付き光ファイバは不安定な機構であり、長時間に亘っ
て種々の温度環境下において安定してレンズホルダ62
とフェルール64とを保持できない。つまり、従来のレ
ンズ付き光ファイバを用いた光結合系においては、高い
光結合効率を安定して維持できず、信頼性が乏しくなる
という問題がある。
【0022】以上説明したように、従来の構造のレンズ
付き光ファイバにおいては、レンズと光ファイバとの
偏芯精度が悪いために、光結合系のアライメントを十分
に最適化できないという問題、レンズと光ファイバと
の偏芯精度を向上、安定させるためには、アライメント
の最適化という非常に複雑な工程が必要になるという問
題、高い光結合効率を安定して維持できず、信頼性が
乏しくなるという問題がある。
【0023】本発明は、前記の問題点を一挙に解決し、
レンズと光ファイバとの偏芯精度を向上させ、光結合系
のアライメントの調整を容易にすると共に、そのアライ
メントの調整精度を高め、高い光結合効率が安定して維
持できるようにすることを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、レンズ又はレンズホルダーとフェルール
とを割りスリーブによって固定するものである。
【0025】請求項1の発明が講じた解決手段は、レン
ズ付き光ファイバを、光ファイバと、該光ファイバの先
端部外面を保持している筒状のフェルールと、光を前記
光ファイバの入射部に集光するレンズと、該レンズの外
面を保持している筒状のレンズホルダーと、前記フェル
ール及び前記レンズホルダーの外径よりも若干小さい内
径を有し一端側において前記フェルールの外面を保持し
ていると共に他端側において前記レンズホルダーの外面
を保持している筒状の割りスリーブとを備えている構成
とするものである。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の構成に、前
記割りスリーブの内部における前記レンズホルダーと前
記フェルールとの間に前記レンズホルダーと前記フェル
ールとの距離を規制するように設けられ、前記フェルー
ルの外径及び前記レンズフェルールの外径と同じか又は
若干小さい外径を有する筒状の位置決めスリーブをさら
に備えているという構成を付加するものである。
【0027】請求項3の発明が講じた解決手段は、レン
ズ付き光ファイバを、光ファイバと、該光ファイバの先
端部外面を保持している筒状のフェルールと、光を前記
光ファイバの入射部に集光するレンズと、前記フェルー
ル及び前記レンズの外径よりも若干小さい内径を有し一
端側において前記フェルールの外面を保持していると共
に他端側において前記レンズの外面を保持している筒状
の割りスリーブとを備えている構成とするものである。
【0028】請求項4の発明は、請求項3の構成に、前
記割りスリーブの内部における前記レンズと前記フェル
ールとの間に前記レンズと前記フェルールとの距離を規
制するように設けられ、前記フェルールの外径及び前記
レンズホルダーの外径と同じか又は若干小さい外径を有
する筒状の位置決めスリーブをさらに備えているという
構成を付加するものである。
【0029】請求項5の発明が講じた解決手段は、半導
体レーザモジュールを、半導体レーザと、該半導体レー
ザを保持しているベースと、該ベースに固定された筒状
の接合用レンズホルダーと、該接合用レンズホルダーの
内面に保持されているレンズホルダーと、該レンズホル
ダーの内面に保持されており前記半導体レーザから出射
されるレーザ光を集光するレンズと、該レンズにより集
光されたレーザ光が結合する位置に入射部を有する光フ
ァイバと、該光ファイバの先端部外面を保持している筒
状のフェルールと、該フェルール及び前記レンズホルダ
ーの外径よりも若干小さい内径を有し一端側において前
記フェルールの外面を保持していると共に他端側におい
て前記レンズホルダーの外面を保持している筒状の割り
スリーブとを備えている構成とするものである。
【0030】請求項6の発明は、請求項5の構成に、孔
部が形成された筒状部を有するパッケージをさらに備え
ており、前記半導体レーザ、ベース、接合用レンズホル
ダー、レンズホルダー、レンズと、光ファイバ、フェル
ール及び割りスリーブが前記パッケージ内に収納された
状態で前記ベースは前記パッケージに固定されており、
前記光ファイバは前記パッケージの筒状部内に挿通され
た状態で前記孔部から流入されたハンダにより前記筒状
部に固定されているという構成を付加するものである。
【0031】請求項7の発明は、請求項5の構成に、前
記ベースは、前記半導体レーザを載置支持する底部と、
該底部に対して垂直に設けられ前記半導体レーザから出
射するレーザ光が通過する開口部を持つ壁部と、該壁部
における前記半導体レーザと反対側に形成された平滑部
とを有し、前記接合用レンズホルダーの端部は前記ベー
スの平滑部に固定されているという構成を付加するもの
である。
【0032】請求項8の発明は、請求項5の構成に、前
記割りスリーブの内部における前記レンズホルダーと前
記フェルールとの間に前記レンズホルダーと前記フェル
ールとの距離を規制するように設けられ、前記割りスリ
ーブの内径よりも若干小さい外径を有する筒状のスリー
ブをさらに備えているという構成を付加するものであ
る。
【0033】請求項9の発明が講じた解決手段は、半導
体レーザモジュールの製造方法を、光ファイバと、該光
ファイバの先端部外面を保持している筒状のフェルール
と、光を前記光ファイバの入射部に集光するレンズと、
該レンズの外面を保持している筒状のレンズホルダー
と、該レンズホルダーの外面を軸方向へ移動可能に保持
している筒状の接合用レンズホルダーと、前記フェルー
ル及び前記レンズホルダーの外径よりも若干小さい内径
を有し一端側において前記フェルールの外面を保持して
いると共に他端側において前記レンズホルダーの外面を
保持している筒状の割りスリーブと、該割りスリーブの
内部における前記レンズホルダーと前記フェルールとの
間に前記レンズホルダーと前記フェルールとの距離を規
制するように設けられ前記フェルールの外径及び前記レ
ンズホルダーの外径と同じか又は若干小さい外径を持つ
筒状の位置決めスリーブとを有するレンズ付き光ファイ
バを設けると共に、半導体レーザをベースに固定する第
1の工程と、前記半導体レーザから前記光ファイバの入
射部にレーザ光を出射させ、出射したレーザ光の前記光
ファイバの入射部における光結合効率が最大になるよう
に前記レンズ付き光ファイバの前記半導体レーザに対す
るアライメントを調整する第2の工程と、前記レンズホ
ルダーを前記接合用レンズホルダーに固定すると共に前
記接合用レンズホルダーを前記ベースに固定した後、前
記レンズ付き光ファイバから前記割りスリーブ、位置決
めスリーブ及び光ファイバを除去する第3の工程とを備
えている構成とするものである。
【0034】請求項10の発明が講じた解決手段は、半
導体レーザモジュールの製造方法を、光ファイバと、該
光ファイバの先端部外面を保持している筒状のフェルー
ルと、光を前記光ファイバの入射部に集光するレンズ
と、該レンズの外面を保持している筒状のレンズホルダ
ーと、該レンズホルダーの外面を軸方向へ移動可能に保
持している筒状の接合用レンズホルダーと、前記フェル
ール及び前記レンズホルダーの外径よりも若干小さい内
径を有し一端側において前記フェルールの外面を保持し
ていると共に他端側において前記レンズホルダーの外面
を保持している筒状の割りスリーブと、該割りスリーブ
の内部における前記レンズホルダーと前記フェルールと
の間に前記レンズホルダーと前記フェルールとの距離を
規制するように設けられ前記フェルールの外径及び前記
レンズホルダーの外径と同じか又は若干小さい外径を持
つ筒状の位置決めスリーブとを有するレンズ付き光ファ
イバを設けると共に、半導体レーザをベースに固定する
第1の工程と、前記半導体レーザから前記光ファイバの
入射部にレーザ光を出射させ、出射したレーザ光の前記
光ファイバの入射部における光結合効率が最大になるよ
うに前記レンズ付き光ファイバの前記半導体レーザに対
するアライメントを調整する第2の工程と、前記レンズ
ホルダーを前記接合用レンズホルダーに固定すると共に
前記接合用レンズホルダーを前記ベースに固定する第3
の工程とを備えている構成とするものである。
【0035】請求項11の発明は、請求項9又は10の
構成に、前記第1の工程におけるベースは、前記半導体
レーザを載置支持する底部と、該底部に対して垂直に設
けられ前記半導体レーザから出射するレーザ光が通過す
る開口部を持つ壁部と、該壁部における前記半導体レー
ザと反対側に形成された平滑部とを有し、前記第2の工
程は、前記接合用レンズホルダーの端部を前記ベースの
平滑部と摺接させながら前記光ファイバを前記半導体レ
ーザに対して光軸方向と垂直な平面内でアライメントす
ると共に、前記レンズホルダーを前記接合用レンズホル
ダーに対して軸方向へ移動させながら前記光ファイバを
前記半導体レーザに対して光軸方向にアライメントを調
整する工程を有している構成を付加するものである。
【0036】
【作用】請求項1の構成により、フェルール及びレンズ
ホルダーの外径よりも若干小さい内径を有し、一端側に
おいてフェルールの外面を保持していると共に他端側に
おいてレンズホルダーの外面を保持している筒状の割り
スリーブを備えているため、フェルール及びレンズホル
ダーは割りスリーブに遊び無く且つ安定して保持される
ので、フェルールに保持されている光ファイバと、レン
ズホルダーに保持されているレンズとの間の偏心ずれが
小さくなる。
【0037】請求項2の構成により、レンズホルダーと
フェルールとの距離を規制する位置決めスリーブを備え
ているので、割りスリーブの内部に位置決めスリーブを
挟んでレンズホルダーとフェルールとを差し込むだけ
で、レンズと光ファイバとの距離が自動的に最適化され
る。
【0038】請求項3の構成により、フェルール及びレ
ンズの外径よりも若干小さい内径を有し、一端側におい
てフェルールの外面を保持していると共に他端側におい
てレンズの外面を保持している筒状の割りスリーブを備
えているため、フェルール及びレンズは割りスリーブに
遊び無く且つ安定して保持されるので、フェルールに保
持されている光ファイバとレンズの間の偏心ずれが小さ
くなる。
【0039】請求項4の構成により、レンズとフェルー
ルとの距離を規制する位置決めスリーブを備えているの
で、割りスリーブの内部に位置決めスリーブを挟んでレ
ンズとフェルールとを差し込むだけで、レンズと光ファ
イバとの距離が自動的に最適化される。
【0040】請求項5の構成により、フェルール及びレ
ンズホルダーの外径よりも若干小さい内径を有し、一端
側においてフェルールの外面を保持していると共に他端
側においてレンズホルダーの外面を保持している筒状の
割りスリーブを備えているため、フェルール及びレンズ
ホルダーは割りスリーブに遊び無く且つ安定して保持さ
れる請求項6の構成により、半導体レーザ、ベース、接
合用レンズホルダー、レンズホルダー、レンズと、光フ
ァイバ、フェルール及び割りスリーブがパッケージ内に
収納された状態でベースを介してパッケージに固定され
ている。
【0041】請求項7の構成により、ベースは、半導体
レーザを載置支持する底部に対して垂直に設けられ半導
体レーザから出射するレーザ光が通過する開口部を持つ
壁部と、該壁部における半導体レーザと反対側に形成さ
れた平滑部とを有しているため、接合用レンズホルダー
の端部をベースの平滑部と摺接させながら光ファイバを
半導体レーザに対して光軸方向と垂直な平面内でアライ
メントすることができると同時に、接合用レンズホルダ
ーとベースの平滑部との良好な接合を行なえる。また、
レンズホルダーは接合用レンズホルダーの内面に軸方向
へ移動可能に保持されているため、レンズホルダーを接
合用レンズホルダーに対して軸方向へ移動させながら光
ファイバを半導体レーザに対して光軸方向にアライメン
トすることができると同時に、接合用レンズホルダーと
ベースの平滑部との良好な接合を行なえる。
【0042】請求項8の構成により、レンズホルダーと
フェルールとの距離を規制する位置決めスリーブを備え
ているので、割りスリーブの内部に位置決めスリーブを
挟んでレンズホルダーとフェルールとを差し込むだけ
で、レンズと光ファイバとの距離が自動的に最適化され
る。
【0043】請求項9の構成により、半導体レーザから
光ファイバの入射部にレーザ光を出射させ、出射したレ
ーザ光の光ファイバの入射部における光結合効率が最大
になるようにレンズ付き光ファイバの半導体レーザに対
するアライメントを最適化した後、レンズホルダーを接
合用レンズホルダーに固定すると共に接合用レンズホル
ダーをベースに固定し、レンズ付き光ファイバから割り
スリーブ、位置決めスリーブ及びフェルールを除去する
ので、光ファイバ及びレンズの半導体レーザに対するア
ライメントが最適化された状態を維持して、光ファイバ
とレンズと半導体レーザとを一体化することができる。
【0044】請求項10の構成により、半導体レーザか
ら光ファイバの入射部にレーザ光を出射させ、出射した
レーザ光の光ファイバの入射部における光結合効率が最
大になるように光ファイバの半導体レーザに対するアラ
イメントを最適化した後、レンズホルダーを接合用レン
ズホルダーに固定すると共に接合用レンズホルダーをベ
ースに固定するので、光ファイバ及びレンズの半導体レ
ーザに対するアライメントが最適化された状態を維持し
て、光ファイバと半導体レーザとを一体化することがで
きる。
【0045】請求項11の構成により、接合用レンズホ
ルダーの端部をベースの平滑部と摺接させながら光ファ
イバを半導体レーザに対して光軸方向と垂直な平面内で
アライメントすると共に、レンズホルダーを接合用レン
ズホルダーに対して軸方向へ移動させながら光ファイバ
を半導体レーザに対して光軸方向にアライメントする工
程を有しているため、x,y,zの3方向のアライメン
トを容易にすることができると同時に、レンズホルダー
とベースとの良好な接合に有効である。
【0046】
【実施例】以下、本発明の第1実施例に係るレンズ付き
光ファイバについて図1を参照しながら説明する。図1
(a)は第1実施例に係るレンズ付き光ファイバの側方
断面であり、図1(b)は図1(a)のI−I線の断面
図である。
【0047】図1において、11は非球面レンズ、12
は非球面レンズ11を保持するレンズホルダーであっ
て、レンズホルダー12は非球面レンズ11を保持して
いる保持部12aと該保持部12aよりも一回り小径の
嵌合部12bとからなる。また、13はシングルモード
の光ファイバ、14は光ファイバ13の外側に設けられ
たファイバ被覆、15は光ファイバ13の先端部を保持
するフェルール、16はフェルール15の先端部の内面
と光ファイバ13の最先端部の外面との間に設けられた
筒状のスペーサ、17はフェルール15の後端部の内面
とファイバ被覆14の外面との間に設けられた樹脂であ
って、樹脂17はフェルール15の後端部とファイバ被
覆14とを接着すると共に機械的強度を得るために設け
られている。18はフェルール15及びレンズホルダー
12の嵌合部12bの外径よりも若干小さい内径を有す
る筒状の割りスリーブであって、該割りスリーブ18は
先端側においてレンズホルダー12の嵌合部12bの外
面を保持していると共に後端側においてフェルール15
の外面を保持している。19Aは割りスリーブ18の内
部におけるレンズホルダー12の嵌合部12bとフェル
ール15との間に設けられた筒状の位置決めスリーブで
あって、該位置決めスリーブ19Aはレンズホルダー1
2とフェルール15との間の距離を規制している。
【0048】レンズ付き光ファイバの組立てが完了した
時点では、割りスリーブ18の内径と、レンズホルダー
12の嵌合部12bの外径及びフェルール15の外径は
いずれも等しく、すべて2.5mmに設定されている。
これにより、レンズ付き光ファイバの組立てが完了した
時点では、割りスリーブ18の内面と、レンズホルダー
12の嵌合部12bの外面及びフェルール15の外面と
の間には遊びが全く無くなる。
【0049】また、非球面レンズ11の有効径は2.5
mmであり、非球面レンズ11のNAは、光ファイバ1
3側が0.1であり、その反対側が0.6である。非球
面レンズ11の光軸とレンズホルダ12の光軸との偏芯
精度は±5μm以内である。光ファイバ13の光軸とフ
ェルール15の中心軸との偏芯精度は±0.7μm以内
である。割りスリーブ18自体の偏芯精度は±2μm以
下である。従って、非球面レンズ11の光軸と光ファイ
バ13の光軸との間の偏芯精度は±7.7μm以下であ
る。このような偏芯精度は、割りスリーブ18にレンズ
ホルダ12及びフェルール15を挿入するという非常に
簡単な作業のみで得られている。
【0050】位置決めスリーブ19Aの外径は2.48
5mmであって、割りスリーブ18に応力を加えないよ
うに考慮されている。また、位置決めスリーブ19Aの
長さは、非球面レンズ11の光ファイバ14側の焦点位
置に光ファイバ13の先端面が位置するような寸法に設
定されている。このため、位置決めスリーブ19Aをレ
ンズホルダー12とフェルール15との間に隙間無く配
置するだけで非球面レンズ11と光ファイバ13の先端
面との位置が自動的に定まる。
【0051】以下、本発明の第2実施例に係るレンズ付
き光ファイバについて図2を参照しながら説明する。図
2(a)は第2実施例に係るレンズ付き光ファイバの側
方断面であり、図2(b)は図2(a)のII−II線の断
面図である。
【0052】尚、第2実施例の説明においては、第1実
施例と共通する部材については同一の符号を付すことに
より、説明は省略する。
【0053】第2実施例においては、第1実施例におけ
るレンズホルダー12が設けられておらず、割りスリー
ブ18の先端側部分は非球面レンズ11を直接に保持し
ている。また、割りスリーブ18の内部における非球面
レンズ11とフェルール15との間には、非球面レンズ
11とフェルール15との距離を規制する位置決めスリ
ーブ19Bが設けられている。
【0054】レンズ付き光ファイバの組立てが完了した
時点では、割りスリーブ18の内径と、非球面レンズ1
1の外径及びフェルール15の外径はいずれも等しく、
すべて2.5mmに設定されている。これにより、レン
ズ付き光ファイバの組立てが完了した時点では、割りス
リーブ18の内径と、非球面レンズ11の外径及びフェ
ルール15の外径との間には遊びが全く無くなる。
【0055】また、第2実施例においては、非球面レン
ズ11の有効径は2.5mmであり、非球面レンズ11
のNAは、光ファイバ13側が0.1であり、その反対
側が0.6である。非球面レンズ11の光軸とレンズホ
ルダ12の光軸との偏芯精度は±0.3μm以内であ
る。光ファイバ13の光軸とフェルール15の中心軸と
の偏芯精度は±0.7μm以内である。割りスリーブ1
8自体の偏芯精度は±2μm以下である。従って、非球
面レンズ11の光軸と光ファイバ13の光軸との間の偏
芯精度は±3.0μm以下である。このような偏芯精度
は、割りスリーブ18に非球面レンズ11及びフェルー
ル15を挿入するという非常に簡単な作業のみで得られ
ている。
【0056】位置決めスリーブ19Bの外径は2.48
5mmであって、割りスリーブ18に応力を加えないよ
うに考慮されている。また、位置決めスリーブ19Bの
長さは、非球面レンズ11の光ファイバ14側の焦点位
置に光ファイバ13の先端面が位置するような寸法に設
定されている。このため、位置決めスリーブ19Bを非
球面レンズ11とフェルール15との間に隙間無く配置
するだけで非球面レンズ11と光ファイバ13の先端面
との位置が自動的に定まる。
【0057】以下、本発明の第3実施例に係る半導体レ
ーザモジュール及びその製造方法について図3及び図4
を参照しながら説明する。
【0058】第3実施例に係る半導体レーザモジュール
は、第1実施例に係るレンズ付き光ファイバが用いられ
ており、該レンズ付き光ファイバについては、第1実施
例と同様の構造を有しているので、同一の符号を付すこ
とにより説明を省略する。
【0059】まず、図3(a)に示すように、レンズホ
ルダー12の保持部12aの外面を筒状の接合用レンズ
ホルダー20により軸方向へ相対移動可能に保持してお
く。接合用レンズホルダー20の内径はレンズホルダー
12の保持部12aの外径よりも10μm大きく設定さ
れており、レンズホルダー12は接合用レンズホルダー
20に対して軸方向へ相対移動可能である。
【0060】一方、半導体レーザ21はヒートシンク2
2の上面にハンダにより固定されており、ヒートシンク
22はチップキャリア23の上面にハンダにより固定さ
れており、チップキャリア23はL字状のベース24の
底部24aにハンダにより固定されている。尚、ベース
24の壁部24bには半導体レーザ21から出射したレ
ーザ光が通過する開口部が形成されていると共に、半導
体レーザ21と反対側の壁部24bには平滑部が形成さ
れている。
【0061】図3(a)の左方が下方になるように配置
して、つまり、図3(a)のz方向が負の重力方向にな
るように配置して接合用レンズホルダー20を含むレン
ズ付き光ファイバの先端面がベース24の壁部24bの
平滑部24cに対して摺接状態にしておく。この状態
で、半導体レーザ21からレーザ光を出射させ、レーザ
光の光ファイバ13の入射部における光結合効率が最大
になるように、接合用レンズホルダー20を含むレンズ
付き光ファイバをx,y,z方向にアライメント調整す
る。x,y方向については、接合用レンズホルダー20
をベース24の壁部24bの平滑部に対して2次元的に
移動することにより行ない、z方向については、接合用
レンズホルダー20とレンズホルダー12とを軸方向に
相対移動させることにより行なう。この場合、レンズ付
き光ファイバはベース24に対して回転自在であるが、
この回転方向についてはアライメントの対象にはならな
い。
【0062】接合用レンズホルダー20を含むレンズ付
き光ファイバのx,y,z方向のアライメント調整が完
了すると、レンズホルダー12と接合用レンズホルダー
20、及び接合用レンズホルダー20とベース24の壁
部24bをそれぞれハンダにより固定する。
【0063】次に、図3(b)に示すように、レンズホ
ルダー12と割りスリーブ18とをz方向に互いに分離
する。この場合、レンズホルダー12は割りスリーブ1
8に挿入されているだけであるから、分離作業は容易に
行なえる。以後、半導体レーザ21、ヒートシンク2
2、チップキャリア23、ベース24、接合用レンズホ
ルダー20、レンズホルダー12及び非球面レンズ11
よりなるユニットをユニットAと称する。
【0064】次に、図4(a)に示すように、パッケー
ジ25Aの上にペルチェ冷却器26をその放熱側がパッ
ケージ25Aの底面に接するようにハンダにより固定し
た後、ペルチェ冷却器26の上にユニットAをハンダに
より固定する。その後、アイソレータホルダー27を、
その先端面がベース24の壁部24aに接すると共にそ
の下面がペルチェ冷却器26に載置されるように配置し
て、アイソレータホルダー27をペルチェ冷却器26に
ハンダにより固定する。その後、光アイソレータ28を
アイソレータホルダー27の内部に、半導体レーザ21
から見て光ファイバ13の方向が順方向になり且つ光ア
イソレータ26の光軸を中心とする回転角が順方向光強
度が最低になるような状態で挿入し、光アイソレータ2
8をハンダによりアイソレータホルダー27に固定す
る。
【0065】次に、第1実施例のレンズ付き光ファイバ
から、非球面レンズ11、レンズホルダー12、割りス
リーブ18及び位置決めスリーブ19が離脱してなるも
のと同様の構成のユニット(以後、これをユニットBと
称する。)を別に用意し、このユニットBを、フランジ
部29aを有する筒状のフェルールホルダー29に挿入
する。この状態で、半導体レーザ21と光ファイバ13
との光結合係数が最大になるように、ユニットBをx,
y,z方向にアライメント調整を行なう。この場合も、
図4(a)のz方向の負方向が重力方向になるようにし
てアライメント調整を行なう。このようにすると、フェ
ルールホルダー29のフランジ部29aはパッケージ2
5Aの筒状部25aの端面と摺接状態である。
【0066】ユニットBのアライメント調整が終了する
と、この状態で、図4(b)に示すように、パッケージ
25Aとフェルールホルダー29、及びフェルールホル
ダー29とユニットBをそれぞれハンダにより固定す
る。その後、パッケージ25A内の気体を窒素ガスによ
り置換した後、キャップ30Aをパッケージ25Aにシ
ーム溶接する。
【0067】以下、本発明の第4実施例に係る半導体レ
ーザモジュール及びその製造方法について図5〜図7を
参照しながら説明する。
【0068】第4実施例においては、第1実施例又は第
3実施例と同一の部材については同一の符号を付すこと
により説明を省略する。
【0069】まず、図5(a)に示すように、第3実施
例と同様に、レンズホルダー12の保持部12aの外面
を接合用レンズホルダー20により軸方向へ相対移動可
能に保持しておくと共に、半導体レーザ21はヒートシ
ンク22の上面に、ヒートシンク22はチップキャリア
23の上面に、チップキャリア23はベース24の底部
24aにそれぞれハンダにより固定されている。
【0070】図5(a)のz方向が負の重力方向になる
ように配置して接合用レンズホルダー20を含むレンズ
付き光ファイバの先端面がベース24の壁部24bに対
して摺接状態にした状態で、半導体レーザ21から出射
するレーザ光の光ファイバ13の入射部における光結合
効率が最大になるように、接合用レンズホルダー20を
含むレンズ付き光ファイバをx,y,z方向にアライメ
ント調整する。
【0071】次に、接合用レンズホルダー20を含むレ
ンズ付き光ファイバのx,y,z方向のアライメント調
整が終了すると、この状態で、レンズホルダー12と接
合用レンズホルダー20、及び接合用レンズホルダー2
0とベース24をそれぞれハンダにより固定して、図5
(b)に示すようなユニット(以後、これをユニットC
と称する。)を得る。
【0072】次に、図6に示すように、パッケージ25
Bの上にペルチェ冷却器26をその放熱側がパッケージ
25Aの底面に接するようにハンダにより固定してお
く。尚、第4実施例に用いるパッケージ25Bの筒状部
25bは、第3実施例のパッケージ25Aの筒状部25
aよりも長いと共に、該筒状部25bにはハンダを流し
込むための孔部25cが形成されている。次に、ユニッ
トCをパッケージ25Bの筒状部25bに挿入するが、
ユニットCの光ファイバ13における孔部25bと対向
する部位におけるファイバ被覆14は予め除去してお
く。その後、ユニットCとペルチェ冷却器26とをハン
ダにより固定すると共に、パッケージ25Bの筒状部2
5bの孔部25cからハンダ31を流し込んで、光ファ
イバ13を筒状部25bに固定すると共に筒状部25b
を封止する。
【0073】次に、図7に示すように、パッケージ25
B内の気体を窒素ガスにより置換した後、キャップ30
Bをパッケージ25Bにシーム溶接すると共に、ファイ
バ被覆14とパッケージ25Bの筒状部25bとを樹脂
32により固定する。
【0074】
【効果】請求項1の発明に係るレンズ付き光ファイバに
よると、フェルール及びレンズホルダーは割りスリーブ
に遊び無く且つ安定して保持されるため、フェルールに
保持されている光ファイバとレンズホルダーに保持され
ているレンズとの間の偏心ずれが小さくなり、また、割
りスリーブにフェルールとレンズホルダーとをそれぞれ
差し込むだけで、フェルール及びレンズホルダーは割り
スリーブに遊び無く且つ安定して保持されるので、アラ
イメントの最適化という非常に複雑な工程を経ることな
く高い結合効率を容易に安定して得ることができる。
【0075】請求項2の発明に係るレンズ付き光ファイ
バによると、割りスリーブの内部に位置決めスリーブを
挟んでレンズホルダーとフェルールとを差し込むだけ
で、レンズと光ファイバとの距離が自動的に最適化さ
れ、また、位置決めスリーブの外径はレンズホルダー及
びフェルールの各外径よりも若干小さいので、割りスリ
ーブには応力が加わらない。
【0076】請求項3の発明に係るレンズ付き光ファイ
バによると、フェルール及びレンズは割りスリーブに遊
び無く且つ安定して保持されるので、フェルールに保持
されている光ファイバとレンズの間の偏心ずれが小さく
なり、また、割りスリーブにフェルール及びレンズをそ
れぞれ差し込むだけで、フェルール及びレンズは割りス
リーブに遊び無く且つ安定して保持されるので、アライ
メントの最適化という非常に複雑な工程を経ることなく
高い結合効率を容易に安定して得ることができる。
【0077】請求項4の発明に係るレンズ付き光ファイ
バによると、割りスリーブの内部に位置決めスリーブを
挟んでレンズとフェルールとを差し込むだけで、レンズ
と光ファイバとの距離が自動的に最適化され、また、位
置決めスリーブの外径はレンズホルダー及びフェルール
の各外径よりも若干小さいので、割りスリーブには応力
が加わらない。
【0078】請求項5の発明に係る半導体レーザモジュ
ールによると、フェルール及びレンズホルダーは割りス
リーブに遊び無く且つ安定して保持されるので、光ファ
イバとレンズとの間の偏心ずれが小さくなり、高い結合
効率を持つ半導体レーザモジュールを容易に安定して製
造でき、また、半導体レーザとレンズとのアライメント
が完了した後、割りスリーブからフェルール及びレンズ
ホルダーをそれぞれ引き抜くだけで、光ファイバとレン
ズとを簡単に分離することができる。
【0079】請求項6の発明に係る半導体レーザモジュ
ールによると、半導体レーザ、ベース、接合用レンズホ
ルダー、レンズホルダー、レンズ、光ファイバ、フェル
ール及び割りスリーブがパッケージ内に収納された状態
でベースを介してパッケージに固定されていると共に、
光ファイバが筒状部内にハンダにより固定されているた
め、環境変化及び衝撃に対して強くなると共にパッケー
ジ内の気密性が向上する。
【0080】請求項7の発明に係る半導体レーザモジュ
ールによると、接合用レンズホルダーの端部をベースの
壁部の平滑部と摺接させながら光ファイバを半導体レー
ザに対して光軸方向と垂直な平面内でアライメントする
ことができると共に、レンズホルダーを接合用レンズホ
ルダーに対して軸方向へ移動させながら光ファイバを半
導体レーザに対して光軸方向にアライメントすることが
できるので、x,y,zの3方向の高精度のアライメン
トを容易にすることができる。
【0081】請求項8の発明に係る半導体レーザモジュ
ールによると、割りスリーブの内部に位置決めスリーブ
を挟んでレンズホルダーとフェルールとを差し込むだけ
で、レンズと光ファイバとの距離が自動的に最適化で
き、また、位置決めスリーブの外径は割りスリーブの内
径よりも若干小さいので、割りスリーブには応力が加わ
らない。
【0082】請求項9の発明に係る半導体レーザモジュ
ールの製造方法によると、光ファイバが半導体レーザに
対してアライメントされた状態を維持して、光ファイバ
と半導体レーザとを一体化することができると共に、割
りスリーブ及び位置決めスリーブを除去してから光ファ
イバと半導体レーザとを一体化するので、高精度のアラ
イメントが得られると同時に工程を簡略化でき、また、
半導体レーザモジュールのコンパクト化を図ることがで
きる。
【0083】請求項10の発明に係る半導体レーザモジ
ュールの製造方法によると、光ファイバが半導体レーザ
に対してアライメントされた状態を維持して、光ファイ
バと半導体レーザとを一体化することができると共に、
割りスリーブ及び位置決めスリーブを除去することなく
光ファイバと半導体レーザとを一体化するので、組立て
工程は簡易になり、また、アライメントずれに対して強
くなる。
【0084】請求項11の発明に係る半導体レーザモジ
ュールの製造方法によると、x,y,zの3方向のアラ
イメントを容易に行なうことができると同時に、レンズ
ホルダーとベースとの良好な接合が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の第1実施例に係るレンズ付き
光ファイバの側方断面図であり、(b)は(a)におけ
るI−I線の断面図である。
【図2】(a)は本発明の第2実施例に係るレンズ付き
光ファイバの側方断面図であり、(b)は(a)におけ
るII−II線の断面図である。
【図3】(a)及び(b)は、本発明の第3実施例に係
る半導体レーザモジュール及びその製造方法を示す断面
図である。
【図4】(a)及び(b)は、前記第3実施例に係る半
導体レーザモジュール及びその製造方法を示す断面図で
ある。
【図5】(a)及び(b)は、本発明の第4実施例に係
る半導体レーザモジュール及びその製造方法を示す断面
図である。
【図6】前記第4実施例に係る半導体レーザモジュール
及びその製造方法を示す断面図である。
【図7】前記第4実施例に係る半導体レーザモジュール
及びその製造方法を示す断面図である。
【図8】従来の半導体レーザと光ファイバとの光結合系
の一般的な構成を示す図である。
【図9】従来のレンズ付き光ファイバの断面図である。
【図10】レンズの光軸と光ファイバの光軸との偏心ず
れと光結合効率との関係を説明する図である。
【符号の説明】
11 非球面レンズ 12 レンズホルダー 13 光ファイバ 14 ファイバ被覆 15 フェルール 16 スペーサ 17 樹脂 18 割りスリーブ 19A,19B 位置決めスリーブ 20 接合用レンズホルダー 21 半導体レーザ 22 ヒートシンク 23 チップキャリア 24 ベース24 24a 底部 24b 壁部 24c 平滑部 25A,25B パッケージ 26 ペルチェ冷却器 27 アイソレータホルダー 28 光アイソレータ 29 フェルールホルダー 30A,30B キャップ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバと、該光ファイバの先端部外
    面を保持している筒状のフェルールと、光を前記光ファ
    イバの入射部に集光するレンズと、該レンズの外面を保
    持している筒状のレンズホルダーと、前記フェルール及
    び前記レンズホルダーの外径よりも若干小さい内径を有
    し一端側において前記フェルールの外面を保持している
    と共に他端側において前記レンズホルダーの外面を保持
    している筒状の割りスリーブとを備えていることを特徴
    とするレンズ付き光ファイバ。
  2. 【請求項2】 前記割りスリーブの内部における前記レ
    ンズホルダーと前記フェルールとの間に前記レンズホル
    ダーと前記フェルールとの距離を規制するように設けら
    れ、前記フェルールの外径及び前記レンズホルダーの外
    径と同じか又は若干小さい外径を有する筒状の位置決め
    スリーブをさらに備えていることを特徴とする請求項1
    に記載のレンズ付き光ファイバ。
  3. 【請求項3】 光ファイバと、該光ファイバの先端部外
    面を保持している筒状のフェルールと、光を前記光ファ
    イバの入射部に集光するレンズと、前記フェルール及び
    前記レンズの外径よりも若干小さい内径を有し一端側に
    おいて前記フェルールの外面を保持していると共に他端
    側において前記レンズの外面を保持している筒状の割り
    スリーブとを備えていることを特徴とするレンズ付き光
    ファイバ。
  4. 【請求項4】 前記割りスリーブの内部における前記レ
    ンズと前記フェルールとの間に前記レンズと前記フェル
    ールとの距離を規制するように設けられ、前記フェルー
    ルの外径及び前記レンズホルダーの外径と同じか又は若
    干小さい外径を有する筒状の位置決めスリーブをさらに
    備えていることを特徴とする請求項3に記載のレンズ付
    き光ファイバ。
  5. 【請求項5】 半導体レーザと、該半導体レーザを保持
    しているベースと、該ベースに固定された筒状の接合用
    レンズホルダーと、該接合用レンズホルダーの内面に保
    持されているレンズホルダーと、該レンズホルダーの内
    面に保持されており前記半導体レーザから出射されるレ
    ーザ光を集光するレンズと、該レンズにより集光された
    レーザ光が結合する位置に入射部を有する光ファイバ
    と、該光ファイバの先端部外面を保持している筒状のフ
    ェルールと、該フェルール及び前記レンズホルダーの外
    径よりも若干小さい内径を有し一端側において前記フェ
    ルールの外面を保持していると共に他端側において前記
    レンズホルダーの外面を保持している筒状の割りスリー
    ブとを備えていることを特徴とする半導体レーザモジュ
    ール。
  6. 【請求項6】 孔部が形成された筒状部を有するパッケ
    ージをさらに備えており、 前記半導体レーザ、ベース、接合用レンズホルダー、レ
    ンズホルダー、レンズと、光ファイバ、フェルール及び
    割りスリーブが前記パッケージ内に収納された状態で前
    記ベースは前記パッケージに固定されており、 前記光ファイバは前記パッケージの筒状部内に挿通され
    た状態で前記孔部から流入されたハンダにより前記筒状
    部に固定されていることを特徴とする請求項5に記載の
    半導体レーザモジュール。
  7. 【請求項7】 前記ベースは、前記半導体レーザを載置
    支持する底部と、該底部に対して垂直に設けられ前記半
    導体レーザから出射するレーザ光が通過する開口部を持
    つ壁部と、該壁部における前記半導体レーザと反対側に
    形成された平滑部とを有し、 前記接合用レンズホルダーの端部は前記ベースの平滑部
    に固定されていることを特徴とする請求項5に記載の半
    導体レーザモジュール。
  8. 【請求項8】 前記割りスリーブの内部における前記レ
    ンズホルダーと前記フェルールとの間に前記レンズホル
    ダーと前記フェルールとの距離を規制するように設けら
    れ、前記割りスリーブの内径よりも若干小さい外径を有
    する筒状のスリーブをさらに備えていることを特徴とす
    る請求項5に記載の半導体レーザモジュール。
  9. 【請求項9】 光ファイバと、該光ファイバの先端部外
    面を保持している筒状のフェルールと、光を前記光ファ
    イバの入射部に集光するレンズと、該レンズの外面を保
    持している筒状のレンズホルダーと、該レンズホルダー
    の外面を軸方向へ移動可能に保持している筒状の接合用
    レンズホルダーと、前記フェルール及び前記レンズホル
    ダーの外径よりも若干小さい内径を有し一端側において
    前記フェルールの外面を保持していると共に他端側にお
    いて前記レンズホルダーの外面を保持している筒状の割
    りスリーブと、該割りスリーブの内部における前記レン
    ズホルダーと前記フェルールとの間に前記レンズホルダ
    ーと前記フェルールとの距離を規制するように設けられ
    前記フェルールの外径及び前記レンズホルダーの外径と
    同じか又は若干小さい外径を持つ筒状の位置決めスリー
    ブとを有するレンズ付き光ファイバを設けると共に、半
    導体レーザをベースに固定する第1の工程と、 前記半導体レーザから前記光ファイバの入射部にレーザ
    光を出射させ、出射したレーザ光の前記光ファイバの入
    射部における光結合効率が最大になるように前記レンズ
    付き光ファイバの前記半導体レーザに対するアライメン
    トを調整する第2の工程と、 前記レンズホルダーを前記接合用レンズホルダーに固定
    すると共に前記接合用レンズホルダーを前記ベースに固
    定した後、前記レンズ付き光ファイバから前記割りスリ
    ーブ、位置決めスリーブ及び光ファイバを除去する第3
    の工程とを備えていることを特徴とする半導体レーザモ
    ジュールの製造方法。
  10. 【請求項10】 光ファイバと、該光ファイバの先端部
    外面を保持している筒状のフェルールと、光を前記光フ
    ァイバの入射部に集光するレンズと、該レンズの外面を
    保持している筒状のレンズホルダーと、該レンズホルダ
    ーの外面を軸方向へ移動可能に保持している筒状の接合
    用レンズホルダーと、前記フェルール及び前記レンズホ
    ルダーの外径よりも若干小さい内径を有し一端側におい
    て前記フェルールの外面を保持していると共に他端側に
    おいて前記レンズホルダーの外面を保持している筒状の
    割りスリーブと、該割りスリーブの内部における前記レ
    ンズホルダーと前記フェルールとの間に前記レンズホル
    ダーと前記フェルールとの距離を規制するように設けら
    れ前記フェルールの外径及び前記レンズホルダーの外径
    と同じか又は若干小さい外径を持つ筒状の位置決めスリ
    ーブとを有するレンズ付き光ファイバを設けると共に、
    半導体レーザをベースに固定する第1の工程と、 前記半導体レーザから前記光ファイバの入射部にレーザ
    光を出射させ、出射したレーザ光の前記光ファイバの入
    射部における光結合効率が最大になるように前記レンズ
    付き光ファイバの前記半導体レーザに対するアライメン
    トを調整する第2の工程と、 前記レンズホルダーを前記接合用レンズホルダーに固定
    すると共に前記接合用レンズホルダーを前記ベースに固
    定する第3の工程とを備えていることを特徴とする半導
    体レーザモジュールの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の工程におけるベースは、前
    記半導体レーザを載置支持する底部と、該底部に対して
    垂直に設けられ前記半導体レーザから出射するレーザ光
    が通過する開口部を持つ壁部と、該壁部における前記半
    導体レーザと反対側に形成された平滑部とを有し、 前記第2の工程は、前記接合用レンズホルダーの端部を
    前記ベースの平滑部と摺接させながら前記光ファイバを
    前記半導体レーザに対して光軸方向と垂直な平面内でア
    ライメントすると共に、前記レンズホルダーを前記接合
    用レンズホルダーに対して軸方向へ移動させながら前記
    光ファイバを前記半導体レーザに対して光軸方向にアラ
    イメントを調整する工程を有していることを特徴とする
    請求項9又は10に記載の半導体レーザモジュールの製
    造方法。
JP5844295A 1995-03-17 1995-03-17 レンズ付き光ファイバ、半導体レーザモジュール及びその製造方法 Withdrawn JPH08254639A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6822190B2 (en) 2002-12-12 2004-11-23 3M Innovative Properties Company Optical fiber or waveguide lens
US7231115B2 (en) * 2002-02-22 2007-06-12 Nippon Electric Glass Co. Ltd. Optical collimator-use lens component, optical collimator, and method of assembling these
JP2014532541A (ja) * 2011-11-09 2014-12-08 アルコン リサーチ, リミテッド ファセット光学素子を有するマルチスポット・レーザー・プローブ

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