JPH08254000A - デッキ材 - Google Patents

デッキ材

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Publication number
JPH08254000A
JPH08254000A JP5582695A JP5582695A JPH08254000A JP H08254000 A JPH08254000 A JP H08254000A JP 5582695 A JP5582695 A JP 5582695A JP 5582695 A JP5582695 A JP 5582695A JP H08254000 A JPH08254000 A JP H08254000A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deck material
main body
material main
building
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP5582695A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Shin
博己 進
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5582695A priority Critical patent/JPH08254000A/ja
Publication of JPH08254000A publication Critical patent/JPH08254000A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】部品点数が少なく、施工性に優れるとともに、
建物側にデッキ材上に降った雨水等が漏れ出ることが決
してないデッキ材を提供することを目的としている。 【構成】建物の壁面から側方へ延出するように設けられ
た基礎上に敷設されて、床面を形成するデッキ材本体
と、このデッキ材本体と前記壁面との隙間を上方から覆
うカバーとを備えるデッキ材において、前記カバーがデ
ッキ材本体の上端面から建物側へ延出するように、デッ
キ材本体に一体成形されている構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベランダやバルコニー
等の床板となるデッキ材に関する。
【0002】
【従来の技術】ベランダやバルコニー等の床板として、
実公昭60−32284号公報に開示されているような
デッキ材が一般に用いられている。この従来のデッキ材
は、図3に示すように、建物100の側方へ張り出すよ
う設けられた根太等の基礎101上にデッキ材本体10
2が敷設され、デッキ材本体102と建物100との隙
間103が一端が建物100側に固定されたカバー(目
隠し板)104によって覆われるようになっている。ま
た、カバー104の下側には、デッキ材本体102とカ
バー104との隙間106から入った雨水などがデッキ
材と建物100との継ぎ目部分から階下に漏れないよう
に排水溝105が設けられている。また、カバー104
は、排水溝105にごみ等が入り込まないようにしてい
る。
【0003】そして、この排水溝105に流入した雨水
等がデッキ材の両側面に沿って設けられた排水溝(図示
せず)に流れ込みこの排水溝に接続された縦樋を通って
排水されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のデッキ
材は、上記したように、デッキ材本体101とカバー1
04と排水溝105と3つの部材から構成されていて、
部品点数が多く、また、デッキ材本体101および排水
溝105を基礎101上に、カバー104を建物100
の固定部108にそれぞれ固定する作業を行わなければ
ならず、施工工数がかかるとともに、材料コストが嵩む
と言う問題がある。
【0005】さらに、このデッキ材は、デッキ材本体1
01とカバー104との隙間106からデッキ材本体1
01の下方へ流れ落ちようとする雨水等を排水溝105
によって受けて階下に漏れないようにするとともに、カ
バー104によってごみ等が排水溝105内に入り込ま
ないようにしているのであるが、ごみ等を排水溝105
内に完全に入り込まないようにすることができず、排水
溝105に詰まりが生じて建物100側へ排水溝105
で溜まった排水が漏れ出て建物100を傷めたりする恐
れがある。また、施工業者の熟練度によってデッキ材本
体101と排水溝105との間に隙間107が生じ、こ
の隙間107を介して階下に漏水する恐れもある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて、部品
点数が少なく、施工性に優れるとともに、建物側にデッ
キ材上に降った雨水等が漏れ出ることが決してないデッ
キ材を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるデッキ材
は、このような目的を達成するために、建物の壁面から
側方へ延出するように設けられた基礎上に敷設されて、
床面を形成するデッキ材本体と、このデッキ材本体と前
記壁面との隙間を上方から覆うカバーとを備えるデッキ
材において、前記カバーがデッキ材本体の上端面から建
物側へ延出するように、デッキ材本体に一体成形されて
いる構成とした。
【0008】上記構成において、デッキ材は、特に限定
されないが、塩化ビニル樹脂やFRPなどの樹脂製のも
のが挙げられるが、塩化ビニル樹脂の押出成形品が好ま
しい。また、デッキ材本体は、全体が一体ものであって
も構わないが、複数の分割体を連結するようにしたもの
でも構わない。
【0009】
【作用】上記構成によれば、デッキ材本体を基礎上に載
せて所定部を基礎に固定するとともに、カバーの開放端
を建物側の固定部に固定することで敷設が完了する。そ
して、デッキ材上に降った雨水等は、デッキ材本体とカ
バーとの間に隙間がないため、デッキ材側方へ流れ、予
めデッキ材の側端縁を下方から受けるように排水溝を設
けておけば、この排水溝から、この排水溝に設けられた
縦樋を通って排水される。
【0010】
【実施例】以下に、本発明を、その実施例をあらわす図
面を参照しつつ詳しく説明する。図1および図2は本発
明にかかるデッキ材の1実施例をあらわしている。図1
および図2に示すように、このデッキ材1は、デッキ材
本体2とデッキ材本体2の建物4側の上端縁から延出す
るカバー3とを備えている。
【0011】すなわち、デッキ材本体2およびカバー3
は、塩化ビニル樹脂の押出成形によって一体に成形され
ている。また、デッキ材本体2は、床板21と底板22
との間に複数の柱材23が所定ピッチで設けられていて
内部に複数の中空部24が平行に形成されているととも
に、図1に示すように、床板21の一部が切り欠かれて
いて、この切欠部25によって上方から臨める底板22
部分でデッキ材本体2が根太等の基礎5上にねじ等で固
定されるようになっている。
【0012】そして、切欠部25には、図1に示すよう
に、キャップ26が嵌合するようになっている。すなわ
ち、キャップ26は切欠部25に嵌合されることによっ
てその上端面が床板21とほぼ面一になるとともに、ね
じ固定部25aを覆い隠している。さらに、デッキ材本
体2は、床板21が、建物4側の端部27でテーパ部2
7aを経て他の部分より少し高くなっている。
【0013】テーパ部27aおよびその近傍の床板21
上面には、図2に示すように、建物4の壁面41と略平
行な多数の突条28が滑り止めとして所定ピッチで設け
られている。カバー3は、床板21の端部27から建物
4側へ延出するようにデッキ材本体2と一体に設けられ
ている。
【0014】このデッキ材1は、以上のようになってお
り、図1に示すように、デッキ材本体2を基礎5上にね
じ固定するとともに、建物4の壁面41に沿って設けら
れた額縁等の張出部42の上面をカバー3で覆うように
配置し、カバー3を張出部42の上面に固定することに
よって建物4の外壁面から張り出すようにバルコニーや
テラスを簡単に構築することができる。
【0015】しかも、デッキ材本体2と建物4との継ぎ
目部分がデッキ材本体2に一体に形成されたカバー3に
よって覆い隠されるから、デッキ本体2側に降った雨水
等がデッキ材1と建物4との継ぎ目部分から階下に漏れ
て建物4自体を傷めることがない。なお、デッキ材本体
2に降った雨水等は、図2に示すように、デッキ材1の
両端縁に沿って設けられた排水溝6およびこの排水溝6
に接続された縦樋(図示せず)を介して排水されるよう
になっている。
【0016】本発明にかかるデッキ材は、上記の実施例
に限定されない。たとえば、上記の実施例では、デッキ
材本体2が中空部24を床板21と底板22との間に備
えていたが、デッキ材本体2は、断面コ字形の波部を連
続的に有する波板状のものでも構わない。
【0017】
【発明の効果】本発明にかかるデッキ材は、以上のよう
に構成されているので、建物とデッキ材との継ぎ目部分
から階下に雨水等が漏れたりすることなく、だれにでも
簡単に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるデッキ材の1実施例の取り付け
状態をあらわす断面図である。
【図2】図1のデッキ材の取り付け状態をあらわす斜視
図である。
【図3】従来のデッキ材の取り付け状態をあらわす断面
図である。
【符号の説明】
1 デッキ材 2 デッキ材本体 3 カバー 4 建物 5 基礎 41 壁面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の壁面から側方へ延出するように設け
    られた基礎上に敷設されて、床面を形成するデッキ材本
    体と、このデッキ材本体と前記壁面との隙間を上方から
    覆うカバーとを備えるデッキ材において、前記カバーが
    デッキ材本体の上端面から建物側へ延出するように、デ
    ッキ材本体に一体成形されていることを特徴とするデッ
    キ材。
JP5582695A 1995-03-15 1995-03-15 デッキ材 Pending JPH08254000A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5582695A JPH08254000A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 デッキ材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5582695A JPH08254000A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 デッキ材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08254000A true JPH08254000A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13009777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5582695A Pending JPH08254000A (ja) 1995-03-15 1995-03-15 デッキ材

Country Status (1)

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JP (1) JPH08254000A (ja)

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