JPH08253214A - 袋への台紙の装着方法及び装置 - Google Patents

袋への台紙の装着方法及び装置

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JPH08253214A
JPH08253214A JP7084810A JP8481095A JPH08253214A JP H08253214 A JPH08253214 A JP H08253214A JP 7084810 A JP7084810 A JP 7084810A JP 8481095 A JP8481095 A JP 8481095A JP H08253214 A JPH08253214 A JP H08253214A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】基台3に設けられた型孔7上に台紙Pを配置
し、次いで、台紙を、空気孔を有する押し込み部材8に
吸着保持し、その後、台紙を吸着保持した押し込み部材
を、型孔に挿通するとともに、型孔の下方に配置された
袋口b1が拡張された袋B内に挿入して、袋の底部に台
紙を載置し、その後、押し込み部材による台紙の吸着を
解除するようにした袋への台紙の装着方法に関するもの
である。 【効果】袋の底部と実質的に同じ大きさの台紙或いは袋
の底部と実質的に同じ大きさの底部を有する箱型台紙
を、袋に装着することができるので、台紙と袋との間に
商品が入り込むことが防止でき、従って、商品が充填さ
れた袋の見栄えが向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜、肉、菓子類等の
種々の食料品、日用雑貨或いは各種部品等の種々の物品
或いは商品(以下、単に、「商品」という。)が充填さ
れる,合成樹脂製或いは紙製等の袋の底部に、種々の形
状の台紙を装着する方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、平板、箱型等の台紙の端部を、適
当なつまみ部材により掴んで、台紙を、袋に装着するよ
うにした袋への台紙の装着方法及び装置、或いは、袋の
上部四隅をつまみ部材により掴んで、袋口を拡張した状
態で、台紙を、袋に装着するようにした袋への台紙の装
着方法及び装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題について、一例として、従来の箱型の台紙が装
着された袋の斜視図である図15を用いて説明する。
【0004】箱型台紙1の側壁1aの上部をつまみ部材
により掴んで,袋2に台紙1を装着するようにした従来
の袋への台紙の装着方法及び装置においては、つまみ部
材で掴まれた台紙1が袋2の袋口2aに挿入できるよう
に、袋2の底部2bに比べて箱型台紙1の底面1bの大
きさを相当小さくしなければならず、従って、袋2の底
部2bに配置された箱型台紙1の側壁1aと、袋2の側
壁2cとの間に大きな間隙ができて、箱型台紙1が、薄
い合成樹脂製フィルム或いは紙製等で形成された自立性
の悪い袋2の自立性を高めることができず、袋2に装着
された箱型台紙1により、袋2の自立性が向上しないと
いう問題があり、また、この間隙に充填された商品が挟
まり、見栄えが悪くなる等の問題がある。
【0005】また、袋2の上部四隅2d付近をつまみ部
材により掴んで、袋口2aを拡張した状態で、箱型台紙
1を、袋2に装着するようにした従来の袋への台紙の装
着方法及び装置においては、袋2の上部四隅2d付近が
つまみ部材により掴まれた状態の袋口2aの開口面積
が、当然のことながら、つまみ部材により袋2の上部四
隅2d付近が掴まれていない状態の袋口2aの開口面積
より小さくなるために、袋口2aに挿入される箱型台紙
1の底面1bを、より小さくしなければならず、従っ
て、上述した従来の袋への台紙の装着方法及び装置と同
様の問題が惹起されることになる。
【0006】本発明の目的は、上述した従来の袋への台
紙の装着方法及び装置が有する課題を解決するととも
に、袋への台紙の装着作業性の向上した袋への台紙の装
着方法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、基台に設けられた型孔上
に台紙を配置し、次いで、台紙を、空気孔を有する押し
込み部材に吸着保持し、その後、台紙を吸着保持した押
し込み部材を、型孔に挿通するとともに、型孔の下方に
配置された袋口が拡張された袋内に挿入して、袋の底部
に台紙を載置し、その後、押し込み部材による台紙の吸
着を解除するようにしたものであり、第2には、台紙供
給箱に積み重ねられて収納された台紙の最下部に位置す
る台紙を、台紙供給箱に挿入される台紙押し出し部材に
より押し出すことにより、台紙を基台に設けられた型孔
上に配置するようにしたものであり、第3には、台紙を
吸着保持した押し込み部材により回動される案内部材に
より、型孔の下方に配置された袋の袋口を拡張するよう
にしたものであり、第4には、押し込み部材に吸着保持
された平板状の台紙を、型孔に挿通することにより折り
曲げて箱型台紙を形成するとともに、箱型台紙を押し込
み部材に吸着保持させるようにしたものであり、第5に
は、基台に設けられた型孔上に台紙を配置し、次いで、
台紙を、空気孔を有する押し込み部材に吸着保持し、そ
の後、台紙を吸着保持した押し込み部材を、型孔に挿通
するとともに、型孔の下方に配置された、袋口が拡張さ
れとともに、袋の側壁に作用する吸引空気の吸引力によ
り、ほぼ袋全体が拡張された袋内に挿入して、袋の底部
に台紙を載置し、その後、押し込み部材による台紙の吸
着を解除するようにしたものである。
【0008】そして、袋への台紙の装着装置を、第1に
は、型孔を有する基台、型孔上に台紙を配置する台紙押
し出し部材、型孔の上方に上下動可能に配設された、台
紙を吸着保持する空気孔を有する押し込み部材及び型孔
の下方に配置され袋の袋口を拡張する案内部材とにより
構成したものであり、第2には、相対する側壁の、基台
と対向する下端部に、台紙或いは台紙押し出し部材が挿
通可能なスリットを有する台紙供給箱を、基台上に配設
したものであり、第3には、型孔を挟んで台紙供給箱と
反対側に台紙位置決め部材を配設するとともに、台紙位
置決め部材に台紙の端部が嵌合する凹部を設けたもので
あり、第4には、押し込み部材の高さを、押し込み部材
に吸着保持され台紙が、袋の底部に達した時に、押し込
み部材の上端部が、型孔内に位置するように或いは基台
の上面から突出するような高さとしたものであり、第5
には、型孔の一部或いは全部を覆うことができるスライ
ド可能なシャッターを配設したものであり、第6には、
型孔を有する基台、型孔上に台紙を配置する台紙押し出
し部材、型孔の上方に上下動可能に配設された、台紙を
吸着保持する空気孔を有する押し込み部材、型孔の下方
に配置され袋の袋口を拡張する案内部材及び空気孔が穿
設された内枠と外枠とからなり空気吸引装置に連結され
た枠部材を配設したものである。
【0009】以下に、本発明の袋への台紙の装着方法及
び装置の実施例について説明するが、その前に、袋に装
着される一例としての台紙の斜視図である図1及び箱型
台紙が装着された袋の斜視図ある図2を用いて、本発明
の袋への台紙の装着方法及び装置の実施例において、一
例として使用される台紙について説明する。
【0010】Pは、平面形状が十字状の平板状の台紙で
あり、台紙Pは、方形状の中央部p1及び中央部p1の
各辺に連設された方形状の周辺部p2〜p5から構成さ
れており、周辺部p2〜p5を、中央部p1と各周辺部
p2〜p5との間に位置する折り線p2’〜p5’に沿
って、ほぼ垂直に折り曲げることにより、箱型台紙P’
が形成される。即ち、台紙Pの中央部p1により、箱型
台紙P’の底部が形成され、また、台紙Pの周辺部p2
〜p5により、箱型台紙P’の側壁が形成されることに
なる。後述する袋への台紙の装着装置により形成された
箱型台紙P’は、合成樹脂製フィルム或いは紙製等で形
成された袋Bに装着される。なお、箱型台紙P’に折り
曲げられる前の平面形状が十字状の平板状の台紙を、単
に、台紙と称し、また、箱型に折り曲げられた台紙を、
箱型台紙と称する。
【0011】次に、本発明の袋への台紙の装着装置の斜
視図である図3、袋への台紙の装着装置の一部断面を含
む正面図である図4及び袋への台紙の装着装置の部分平
面図である図5を用いて、本発明の袋への台紙の装着装
置について説明するが、この実施例においては、袋に、
台紙を折り曲げることにより形成される箱型台紙P’を
装着する例が示されている。
【0012】3は、袋への台紙の装着装置の基台であ
り、基台3には、上述した折り曲げられて箱型台紙P’
を形成する平面形状が十字状の平板状の台紙Pが、多
数、積み重ねられた状態で収納された台紙供給箱4が配
設されている。台紙供給箱4の相対する側壁4a、4b
の下端部と基台3の上面3aとの間には、一枚の台紙P
が通り抜けることができる程度の高さ及び台紙Pと後述
する台紙押し出し部材が通り抜けることができる程度の
幅を有するスリット4a’、4b’が設けられている。
【0013】下端部にスリット4a’、4b’が設けら
れた、台紙供給箱4の相対する側壁4a、4bの一方の
側壁4a側に位置する基台3上には、図示されていない
水平シリンダーが配設されており、水平シリンダーのピ
ストンロッド5の先端には、上述した板状の台紙押し出
し部材6が取着されている。台紙押し出し部材6は、水
平シリンダーを、適宜、作動させることにより、基台3
の上面3aと慴動状態で、水平方向に往復移動すること
ができるように構成されている。また、台紙押し出し部
材6の先端部には、凹部6aが設けられており、該凹部
6aには、箱型台紙P’の側壁の1つを形成する台紙P
の1つの周辺部p2が嵌合できるように構成されてい
る。
【0014】台紙供給箱4を挟んで、ピストンロッド5
を有する水平シリンダーが配設された側と反対側の基台
3には、箱型台紙P’の底部p1’とほぼ同じ形状の型
孔7が設けられており、型孔7の大きさは、台紙Pを折
り畳むことにより形成される箱型台紙P’の底部p1’
が通過できるような大きさに形成されている。なお、型
孔7の上部角部が面取り7aされていることが好まし
い。
【0015】基台3に設けられた型孔7の上方には、型
孔7と、ほぼ同じ平面形状を有するとともに、型孔7の
大きさより、ほぼ台紙Pの厚さ分だけ小さい平面形状を
有する箱状の押し込み部材8が配設されており、押し込
み部材8は、図示されていない垂直シリンダーのピスト
ンロッド9の先端に取着され、垂直シリンダーの作動に
より上下動するように構成されている。8aは、押し込
み部材8の適当な位置に取着された仕切り板であり、押
し込み部材8の側壁8b,底部8c及び仕切り板8aに
より囲まれた空気室10が形成されており、空気室10
を形成する仕切り板8aより下に位置する押し込み部材
8の側壁8b及び底部8cには、適当数の空気孔8dが
穿設されている。
【0016】11は、空気室10と、押し込み部材8の
天板8eに配設された、図示されていない空気吸引装置
に連結された蛇腹状の管12とを連結する連結管であ
り、空気吸引装置を作動させることにより、押し込み部
材8の側壁8b及び底部8cに穿設された空気孔8dに
空気が吸い込まれるように構成されている。
【0017】13は、型孔7を挟んで、台紙供給箱4と
反対側の基台3に配設された台紙位置決め部材であり、
台紙位置決め部材13の型孔7側には、凹部13aが設
けられており、該凹部13aには、上述した台紙押し出
し部材6に設けられた凹部6aに嵌合される台紙Pの周
辺部p2の反対側に位置する周辺部p4が嵌合するよう
に構成されている。台紙Pの周辺部p4が、凹部13a
に嵌合された状態において、台紙Pの各周辺部p2〜p
5により囲まれた方形状の中央部p1、即ち、箱型台紙
P’の底部p1’を形成する部分が、上方に位置する型
孔7と一致するように、台紙位置決め部材13が、基台
3に配設されている。
【0018】図3及び図4に示されている、台紙押し出
し部材6が、台紙供給箱4から抜け出た状態から、水平
シリンダーを作動させてピストンロッド5を、台紙供給
箱4方向に移動させると、台紙押し出し部材6は、台紙
供給箱4の下端部に設けられたスリット4a’に挿通さ
れ、台紙供給箱4の最下部に位置する台紙Pを、台紙供
給箱4の下端部に設けられたもう一方のスリット4b’
から押し出す。この際、台紙Pの周辺部p2が、台紙押
し出し部材6の凹部6aに嵌合されるので、台紙押し出
し部材6により押し出される台紙Pの位置決め及び姿勢
制御が確実に行われることになる。なお、台紙Pの周辺
部p2の両側に位置する周辺部p3,p5の、周辺部p
2の折り線p2’に沿った端部p3”,p5”が、台紙
押し出し部材6の先端部6bに当接するように構成する
ことにより、台紙押し出し部材6により押し出される台
紙Pの位置決め及び姿勢制御を、より確実に行うことが
できる。
【0019】台紙押し出し部材6の凹部6aに、台紙P
の周辺部p2が嵌合された状態で、更に、ピストンロッ
ド5を押し出して台紙押し出し部材6を、台紙位置決め
部材13方向に移動させると、中央部p1を挟んで周辺
部p2の反対側の台紙Pの周辺部p4が、台紙位置決め
部材13の凹部13aに嵌合される。このように平面形
状が十字状の平板状の台紙Pは、台紙押し出し部材6と
台紙位置決め部材13により、台紙Pの中央部p1が、
型孔7と一致するように配置される。なお、台紙位置決
め部材13の凹部13aの最深部13a’に適当なセン
サーを配置し、台紙Pの周辺部p4が、台紙位置決め部
材13の凹部13aに嵌合され、位置決めが完了したこ
とを検出して、ピストンロッド5の進出を停止するとと
もに、ピストンロッド5を後退させるように構成した
り、或いは、水平シリンダー側に、ピストンロッド5の
進出量を制御する制御部材を配設するようにして、ピス
トンロッド5の進出及び後退を制御するように構成する
ことが好ましい。
【0020】14は、上方が開放された箱型の外枠であ
り、外枠14には、同じく、上方が開放されるととも
に、上端部に、外枠14の上端に載置される鍔15aが
取着された、箱型の内枠15が収容されており、外枠1
4と内枠15との間には所定の間隙が形成され、外枠1
4と内枠15とにより枠部材16が構成されている。内
枠15の側壁或いは必要に応じて底部には、適当数の空
気孔15bが穿設されており、また、外枠14には、図
示されていない空気吸引装置に連結された吸引管14a
が取着されている。従って、空気吸引装置を作動させる
ことにより、内枠15の側壁或いは底部に穿設された空
気孔15bに空気が吸い込まれるように構成されてい
る。Bは、内枠15に挿入された袋であり、袋Bは、そ
の上部が所定長さ、内枠15から突出されている。な
お、内枠15の形状は、挿入される袋Bの形状に応じ
て、所定の形状に形成されるが、本実施例においては、
袋Bが角袋であるので、内枠15も角筒状に形成されて
いる。このような構成を有する枠部材16等は、本願出
願人に係る特願昭61−30803号(特公平5−43
575号公報)等に開示されているので、その詳細は省
略する。なお、外枠14と内枠15とを一体に形成して
枠部材16を構成することもできる。
【0021】内枠15に袋Bを挿入した後に、空気吸引
装置を作動させて内枠15の側壁或いは底部に穿設され
た空気孔15bに吸引空気流を発生させると、吸引空気
流の吸引力により、内枠15の内壁に袋Bが吸着保持さ
れ、内枠15に沿って、袋Bが確実に、しかも、安定し
た状態で開口されることになる。このように内枠15に
挿入された袋Bの袋口b1の上方に、型孔7及び押し込
み部材8が位置するように、枠部材16が配置される。
【0022】17は、基台3の下部に配設された案内部
材であり、袋口b1を、方形状に拡張し、確実に、押し
込み部材8の先端部に吸着保持された箱型台紙P’を、
袋口b1に挿入する機能を有するものである。案内部材
17は、基台3の下部側から型孔7を、ほぼ覆うよう
に、型孔7の周囲に沿って基台3の下部に取着された軸
17aに枢着された4枚のほぼ台形状の案内板17bを
有し、軸17aの周囲に配設された、図示されていな
い、トーションスプリング等のバネ部材により、上方に
回動するように付勢されている。上方に回動するように
付勢されている案内板17bは、その上面が基台3の下
面3bに当接し、常時は、ほぼ水平状態に維持されてお
り、このような水平状態においては、図5に示されてい
るように、案内板17b同士が、互いに、重なり合わな
いように構成されている。なお、このような案内部材1
7を、基台3の下部に配設する代わりに、基台3と枠部
材16の間に配置される適当な部材に配設することもで
きる。
【0023】次に、図4及び図4と同様の袋への台紙の
装着装置の一部断面を含む正面図である図6〜図9を用
いて、台紙Pを折り曲げて箱型台紙P’を形成し、次い
で、箱型台紙P’を袋Bへ装着する工程について説明す
る。
【0024】図4に示されている台紙押し出し部材6
が、台紙供給箱4から抜け出た状態から、水平シリンダ
ーを作動させてピストンロッド5を、台紙供給箱4方向
に移動させると、台紙押し出し部材6は、台紙供給箱4
の下端部に設けられたスリット4a’に挿通され、図6
に示されているように、台紙供給箱4の一番下に位置す
る台紙Pを、台紙供給箱4の下端部に設けられたもう一
方のスリット4b’から押し出すとともに、台紙Pの周
辺部p4が、台紙位置決め部材13の凹部13aに嵌合
するまで、台紙Pを台紙位置決め部材13方向に移送さ
せる。このように平面形状が十字状の平板状の台紙P
は、台紙押し出し部材6と台紙位置決め部材13によ
り、台紙Pの中央部p1が、型孔7の上部に位置するよ
うに配置される。
【0025】次いで、図示されていない垂直シリンダー
を作動させてピストンロッド9を下動させて、押し込み
部材8を下降させるとともに、空気吸引装置を作動させ
ることにより、押し込み部材8の側壁8b及び底部8c
に穿設された空気孔8dに吸引空気流を発生させる。こ
のように押し込み部材8を下降させると、図6に示され
ているように、押し込み部材8の底部8cが、台紙Pの
中央部p1上に載置されるとともに、押し込み部材8の
底部8cに穿設された空気孔8dに発生した吸引空気流
の吸引力により、台紙Pが、押し込み部材8の底部8c
に吸着保持される。その後、更に、押し込み部材8を下
降させると、台紙Pを吸着保持した押し込み部材8の先
端部が、図7に示されているように、型孔7に挿入され
る。
【0026】更に、押し込み部材8を下降させると、図
8に示されているように、台紙Pは、型孔7により、台
紙Pの中央部p1と各周辺部p2〜p5との間に位置す
る折り線p2’〜p5’に沿って折り曲げられるととも
に、箱型台紙P’の側面を形成する台紙Pの各周辺部p
2〜p5は、押し込み部材8の側壁8bに穿設された空
気孔8dに発生した吸引空気流の吸引力により、押し込
み部材8の側壁8bに吸着保持される。
【0027】図8に示されているように、台紙Pを折り
曲げることにより形成された箱型台紙P’を吸着保持し
た押し込み部材8の先端部が、型孔7から突出すると、
型孔7の周囲に沿って基台3の下部に取着された軸17
aに枢着された案内板17bは、案内板17bを上方に
付勢しているバネ部材の弾性力に抗して、ほぼ垂直状態
まで、軸17aを中心に下方に回動する。案内板17b
のほぼ垂直状態までの回動過程において、案内板17b
の先端部が、枠部材16の内枠15の内壁に吸着保持さ
れた袋Bの袋口b1に挿入され、四方向から袋口b1を
拡張して、確実に、袋口b1を、平面形状が方形状とな
るように開口させる。
【0028】台紙Pは、上述したように、押し込み部材
8が、型孔7に挿入されることにより、型孔7に沿って
箱型台紙P’に折り曲げられるとともに、押し込み部材
8の側壁8b及び底部8cに穿設された空気孔8dに発
生した吸引空気流の吸引力により、押し込み部材8の側
壁8b及び底部8cに吸着保持されており、また、箱型
台紙P’を吸着保持した押し込み部材8の先端が、型孔
7から突出することにより、案内板17bが、ほぼ垂直
状態に回動して、案内板17bの先端部が、四方向から
袋口b1を拡張して、袋口b1を、平面形状が方形状と
なるように開口させている。この状態で、更に、押し込
み部材8を下動させると、箱型台紙P’を吸着保持した
押し込み部材8は、案内板17bに案内されながら、図
9に示されているように、袋B内に挿入される。
【0029】押し込み部材8に吸着保持された箱型台紙
P’が、袋Bの底部に達した時点で、空気吸引装置の作
動を停止させて、押し込み部材8の側壁8b及び底部8
cに穿設された空気孔8dに作用している吸引空気流の
吸引力を解除する。その後、押し込み部材8を、図3或
いは図4に示されているような、押し込み部材8の底部
8cが、基台3の上方に位置するまで移動させる。押し
込み部材8の上動の際には、押し込み部材8の側壁8b
及び底部8cに穿設された空気孔8dに作用している吸
引空気流の吸引力が解除されているので、箱型台紙P’
は、袋Bの底部に残り、押し込み部材8のみが、上方に
移動することになる。
【0030】なお、図9に示されているように、押し込
み部材8の高さは、押し込み部材8に吸着保持された箱
型台紙P’が、袋Bの底部に達した時に、押し込み部材
8の天板8eが、型孔7内に位置するように或いは基台
3の上面3aから突出するように構成することが好まし
い。例えば、押し込み部材8に吸着保持された箱型台紙
P’が、袋Bの底部に達した時に、押し込み部材8の天
板8eが、ほぼ垂直状態にある案内板17bの下端よ
り、下方に位置すると、押し込み部材8に吸着保持され
た箱型台紙P’が、袋Bの底部に達した時に、ほぼ垂直
状態に保持されている案内板17bが、水平状態まで回
動してしまい、押し込み部材8の上方への移動の際に、
押し込み部材8の天板8eが、水平状態にある案内板1
7bに衝突して、押し込み部材8の上方への移動が阻害
されることになる。また、押し込み部材8に吸着保持さ
れた箱型台紙P’が、袋Bの底部に達した時に、押し込
み部材8の天板8eが、型孔7から抜けると、押し込み
部材8の上方への移動の際に、押し込み部材8の型孔7
への挿入が円滑に行えない等の問題が発生することにな
る。
【0031】次に、基台3及び押し込み部材8等の拡大
垂直断面図である図10を用いて、上述した本発明の袋
への台紙の装着装置の別の実施例について説明する。
【0032】図10に示されている実施例は、基台3
に、型孔7の内周壁に沿って垂直壁3cを延設し、型孔
7の深さを深くしたものである。型孔7の深さは、型孔
7の内周壁に、箱型台紙P’の側壁を形成する台紙Pの
各周辺部p2〜p5のほぼ全面が接触するような深さに
形成されている。このように構成することにより、台紙
Pの中央部p1と各周辺部p2〜p5との間に位置する
折り線p2’〜p5’に沿って折り曲げられた各周辺部
p2〜p5が、より確実に、型付けされるとともに、押
し込み部材8の側壁8bに穿設された空気孔8dに発生
した吸引空気流の吸引力により、確実に、押し込み部材
8の側壁8bに吸着保持される。
【0033】次に、本発明の袋への台紙の装着装置の斜
視図である図11及び樋状台紙の斜視図である図12を
用いて、本発明の袋への台紙の装着装置の別の実施例に
ついて説明する。
【0034】本実施例は、袋Bに、図12に示されてい
るような、樋状台紙P’を装着するものであり、台紙供
給箱4には、長方形の平板状の台紙Pが収納されてい
る。長方形の平板状の台紙Pの両端部の方形領域p6、
p7を、折り線p6’、p7’に沿って折り曲げること
により、樋状台紙P’が形成される。
【0035】台紙位置決め部材13の凹部13aには、
長方形の台紙Pの一方の方形領域p7が嵌合され、ま
た、押し込み部材8の台紙供給箱4側と台紙位置決め部
材13側に位置する側壁8bの下部及び底部8cに空気
孔8dが穿設されており、押し込み部材8の台紙供給箱
4側及び台紙位置決め部材13側に位置しない側壁8
b’には、空気孔8dは穿設されていない。なお、台紙
Pの長辺側は、スリット4a’、4b’が設けられてい
ない、台紙供給箱4の相対する側壁4c、4dに案内さ
れるので、台紙押し出し部材6には、図3に示されてい
るような凹部6aを設ける必要がなく、台紙押し出し部
材6は、台紙Pと同様に平面形状が方形に形成されてい
る。
【0036】上述した点以外は、上述した袋Bに箱型台
紙P’を装着する場合と同じであるので、説明は省略す
る。
【0037】次に、本発明の袋への台紙の装着装置の斜
視図である図13及び平板状台紙の斜視図である図14
を用いて、本発明の袋への台紙の装着装置の更に別の実
施例について説明する。
【0038】本実施例は、袋Bに、袋Bの底部とほぼ同
じ大きさの平板状台紙P’を装着するものであり、台紙
供給箱4には、方形状の平板状台紙P’が収納されてい
る。18a及び18bは、型孔7の一部或いは全部を覆
うように、スライド可能なシャッターであり、シャッタ
ー18a、18bは、型孔7の相対する辺に沿って、基
台3に設けられた凹部3d、3e内に、シャッター18
a、18bの上面18a’、18b’と基台3の上面3
aとが面一になるように配設されている。
【0039】また、シャッター18a、18bの一辺か
らは、相対する方向にラック18a”、18b”が延設
されている。シャッター18aのラック18a”とシャ
ッター18bのラック18b”とは、歯部が、互いに、
対向するように配置されており、シャッター18aのラ
ック18a”とシャッター18bのラック18b”との
間には、モーター、アクチュエーター等の適当な駆動装
置により正逆回転可能な軸19に取着されたピニオン2
0が配置されている。従って、ピニオン20を、適宜、
回転させることにより、シャッター18a、18bを、
互いに、接離自在に移動させて、シャッター18a、1
8bが、型孔7の一部或いは全部を覆ったり、或いは、
型孔7を完全に開けることができるように構成されてい
る。
【0040】台紙供給箱4の最下部、即ち、一番下に収
納された平板状台紙P’を、上述した平面形状が方形状
の台紙押し出し部材6により押し出す際には、平板状台
紙P’が型孔7から落下しないように、シャッター18
a、18bを互いに接近させて、型孔7をシャッター1
8a、18bにより覆う。この状態で、平板状台紙P’
を、シャッター18a、18bにより、その一部或いは
全部が覆われている型孔7の上方に配置する。次いで、
底部8cのみに空気孔8dが穿設された押し込み部材8
を下降させて、平板状台紙P’を、押し込み部材8の底
部8cに吸着保持する。次いで、ピニオン20を、適
宜、回転させて、シャッター18a、18bを、互い
に、離反する方向に移動させて、型孔7を完全に開け、
その後、押し込み部材8を下降させて、押し込み部材8
の底部8cに吸着保持されている平板状台紙P’を、袋
Bの底部に載置する。その後の工程は、上述した実施例
と同じであるので、その説明は省略する。
【0041】本発明は、上述した実施例に、何ら限定さ
れることなく、円形状或いは楕円状等の種々の形状を有
する平板状台紙を、袋に装着することができ、この場合
には、型孔を、円形状或いは楕円状等に形成するととも
に、押し込み部材の平面形状を、同じく、円形状或いは
楕円状等に形成する。また、案内部材の案内板は、垂直
状態に回動された際に、複数の案内板により形成される
輪郭が、型孔或いは押し込み部材の平面形状と同じよう
な円形状或いは楕円状等を形成するように湾曲状に形成
する。このような場合には、当然のことながら、台紙供
給箱、台紙押し出し部材、台紙位置決め部材等は、円形
状或いは楕円状等の板状台紙の形状に応じて、適宜、変
更する。勿論、上記のような型孔、押し込み部材、案内
部材等を用いることにより、円形状或いは楕円状等の底
部を有する箱型台紙を、袋に装着することもできる。
【0042】以下に、上述した本発明の実施例が奏する
作用効果について列挙する。
【0043】平面形状が十字状の台紙を、押し込み部材
により型孔に挿通して、箱型台紙に折り曲げ、型付けす
るとともに、箱型台紙を、空気孔が穿設された押し込み
部材に吸着保持させ、押し込み部材に吸着保持された箱
型台紙を、案内部材により袋口が拡張された袋に挿入す
るようにしたので、袋の底部とほぼ同じ大きさの底部を
有する箱型台紙を袋に装着することができ、従って、箱
型台紙の側壁と袋の側壁との間に、実質的に、間隙が形
成されないので、該間隙に商品が入り込むことが防止で
きる。また、箱型台紙の底部と側壁とが、糊付け等によ
り接合されていないので、袋に装着された、箱型台紙の
折り曲げられた側壁が外側に拡張して、袋の側壁に当接
するので、箱型台紙の側壁と袋の側壁との間に間隙が形
成されることがない。
【0044】平面形状が十字状の台紙の所定の周辺部
が、台紙押し出し部材の凹部に嵌合されるので、台紙押
し出し部材により押し出される台紙の位置決め及び姿勢
制御が確実に行われる。
【0045】台紙押し出し部材により押し出された、平
面形状が十字状の台紙の所定の周辺部が、型孔を挟んで
台紙供給箱と反対側の基台に配設された台紙位置決め部
材の凹部に嵌合されるので、正確な台紙の位置決めを行
うことができるとともに、台紙の移動を防止することが
でき、従って、台紙を、押し込み部材により、正確に型
孔に挿通し型付けすることができる。
【0046】押し込み部材の高さを、押し込み部材に吸
着保持され箱型台紙が、袋の底部に達した時に、押し込
み部材の天板が、型孔内に位置するように或いは基台の
上面から突出するような高さとしたので、押し込み部材
の天板が、案内板に衝突して、押し込み部材の上方への
移動が阻害されることが防止できる。また、押し込み部
材に吸着保持され箱型台紙が、袋の底部に達した時に、
押し込み部材の天板が、型孔から抜け、押し込み部材の
上方への移動の際に、押し込み部材の型孔への挿入が円
滑に行えない等の問題の発生を防止することができる。
【0047】袋を、空気孔が穿設された内枠に収容し、
吸引空気の吸引力により、袋を、該内枠の内壁に吸引保
持させて、ほぼ袋全体を拡張したので、より迅速に、ま
た、より確実に、袋の底部と実質的に同じ大きさの台紙
或いは袋の底部と実質的に同じ大きさの底部を有する箱
型台紙を、袋に装着することができる。
【0048】なお、上述した作用効果は、長方形の台紙
の両端部の方形領域を、折り線に沿って折り曲げること
により形成される樋状台紙を袋に装着する場合にも、奏
せられるものである。
【0049】平板状台紙を袋に装着する場合には、基台
に、型孔の一部或いは全部を覆うようなシャッターを配
設したので、押し込み部材に吸着保持される前に、平板
状台紙が、型孔から落下するようなことが防止できると
ともに、平板状台紙を、押し込み部材の底部に吸着保持
し、押し込み部材に吸着保持された平板状台紙を、案内
部材により袋口が拡張された袋に挿入するようにしたの
で、袋の底部とほぼ同じ大きさの平板状台紙を袋に装着
することができ、従って、平板状台紙の下に商品が入り
込むようなことが防止できる。
【0050】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0051】袋の底部と実質的に同じ大きさの台紙或い
は袋の底部と実質的に同じ大きさの底部を有する箱型台
紙を、袋に装着することができるので、台紙と袋との間
に商品が入り込むことが防止でき、従って、商品が充填
された袋の見栄えが向上する。
【0052】押し込み部材に吸着保持された平板状の台
紙を、型孔に挿通することにより折り曲げて箱型台紙を
形成するとともに、形成された箱型台紙を、押し込み部
材に吸着保持させたので、迅速に平板状の台紙を折り曲
げ、箱型台紙に形成することができるとともに、箱型台
紙を、押し込み部材の移動により、箱型台紙の形状を崩
すことなく、袋に装着することができる。
【0053】袋を、空気孔が穿設された内枠に収容し、
吸引空気の吸引力により、袋を、該内枠の内壁に吸引保
持させて、ほぼ袋全体を拡張したので、より迅速に、ま
た、より確実に、袋の底部と実質的に同じ大きさの台紙
或いは袋の底部と実質的に同じ大きさの底部を有する箱
型台紙を、袋に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は袋に装着される一例としての台紙の斜視
図である。
【図2】図2は箱型台紙が装着された袋の斜視図ある。
【図3】図3は本発明の袋への台紙の装着装置の斜視図
である。
【図4】図4は本発明の袋への台紙の装着装置の一部断
面を含む正面図である。
【図5】図5は本発明の袋への台紙の装着装置の部分平
面図である。
【図6】図6は図4と同様の袋への台紙の装着装置の一
部断面を含む正面図である。
【図7】図7は図4と同様の袋への台紙の装着装置の一
部断面を含む正面図である。
【図8】図8は図4と同様の袋への台紙の装着装置の一
部断面を含む正面図である。
【図9】図9は図4と同様の袋への台紙の装着装置の一
部断面を含む正面図である。
【図10】図10は基台及び押し込み部材等の拡大垂直
断面図である。
【図11】図11は本発明の別の実施例に係る袋への台
紙の装着装置の斜視図である。
【図12】図12は樋状台紙の斜視図である。
【図13】図13は本発明の更に別の実施例に係る袋へ
の台紙の装着装置の部分斜視図である。
【図14】図14は平板状台紙の斜視図である。
【図15】図15は従来の箱型の台紙が装着された袋の
斜視図である。
【符号の説明】
B・・・・・・・・袋 P・・・・・・・・台紙 3・・・・・・・・基台 4・・・・・・・・台紙供給箱 6・・・・・・・・台紙押し出し部材 7・・・・・・・・型孔 8・・・・・・・・押し込み部材 13・・・・・・・台紙位置決め部材 14・・・・・・・外枠 15・・・・・・・内枠 17・・・・・・・案内部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台に設けられた型孔上に台紙を配置し、
    次いで、台紙を、空気孔を有する押し込み部材に吸着保
    持し、その後、台紙を吸着保持した押し込み部材を、型
    孔に挿通するとともに、型孔の下方に配置された袋口が
    拡張された袋内に挿入して、袋の底部に台紙を載置し、
    その後、押し込み部材による台紙の吸着を解除すること
    を特徴とする袋への台紙の装着方法。
  2. 【請求項2】台紙供給箱に積み重ねられて収納された台
    紙の最下部に位置する台紙を、台紙供給箱に挿入される
    台紙押し出し部材により押し出すことにより、台紙を基
    台に設けられた型孔上に配置することを特徴とする請求
    項1に記載の袋への台紙の装着方法。
  3. 【請求項3】台紙を吸着保持した押し込み部材により回
    動される案内部材により、型孔の下方に配置された袋の
    袋口を拡張することを特徴と請求項1又は請求項2に記
    載の袋への台紙の装着方法。
  4. 【請求項4】押し込み部材に吸着保持された平板状の台
    紙を、型孔に挿通することにより折り曲げて所定形状の
    台紙を形成するとともに、該台紙を押し込み部材に吸着
    保持させたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のい
    ずれか1項に記載の袋への台紙の装着方法。
  5. 【請求項5】基台に設けられた型孔上に台紙を配置し、
    次いで、台紙を、空気孔を有する押し込み部材に吸着保
    持し、その後、台紙を吸着保持した押し込み部材を、型
    孔に挿通するとともに、型孔の下方に配置された、袋口
    が拡張されとともに、袋の側壁に作用する吸引空気の吸
    引力により、ほぼ袋全体が拡張された袋内に挿入して、
    袋の底部に台紙を載置し、その後、押し込み部材による
    台紙の吸着を解除することを特徴とする袋への台紙の装
    着方法。
  6. 【請求項6】型孔を有する基台、型孔上に台紙を配置す
    る台紙押し出し部材、型孔の上方に上下動可能に配設さ
    れた、台紙を吸着保持する空気孔を有する押し込み部材
    及び型孔の下方に配置され袋の袋口を拡張する案内部材
    とを有することを特徴とする袋への台紙の装着装置。
  7. 【請求項7】相対する側壁の、基台と対向する下端部
    に、台紙或いは台紙押し出し部材が挿通可能なスリット
    を有する台紙供給箱を、基台上に配設したことを特徴と
    する請求項6に記載の袋への台紙の装着装置。
  8. 【請求項8】型孔を挟んで台紙供給箱と反対側に台紙位
    置決め部材を配設するとともに、台紙位置決め部材に台
    紙の端部が嵌合する凹部を設けたことを特徴とする請求
    項6又は請求項7に記載の袋への台紙の装着装置。
  9. 【請求項9】押し込み部材の高さを、押し込み部材に吸
    着保持され台紙が、袋の底部に達した時に、押し込み部
    材の上端部が、型孔内に位置するように或いは基台の上
    面から突出するような高さとしたことを特徴とする請求
    項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の袋への台紙の
    装着装置。
  10. 【請求項10】型孔の一部或いは全部を覆うことができ
    るスライド可能なシャッターを配設したことを特徴とす
    る請求項6又は請求項7に記載の袋への台紙の装着装
    置。
  11. 【請求項11】型孔を有する基台、型孔上に台紙を配置
    する台紙押し出し部材、型孔の上方に上下動可能に配設
    された、台紙を吸着保持する空気孔を有する押し込み部
    材、型孔の下方に配置され袋の袋口を拡張する案内部材
    及び空気孔が穿設された内枠と外枠とからなり空気吸引
    装置に連結された枠部材とを有することを特徴とする袋
    への台紙の装着装置。
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