JP2002103480A - 箱の組立て装置 - Google Patents

箱の組立て装置

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JP2002103480A
JP2002103480A JP2000295918A JP2000295918A JP2002103480A JP 2002103480 A JP2002103480 A JP 2002103480A JP 2000295918 A JP2000295918 A JP 2000295918A JP 2000295918 A JP2000295918 A JP 2000295918A JP 2002103480 A JP2002103480 A JP 2002103480A
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JP2000295918A
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Satoshi Fujiwara
諭 藤原
Toru Otake
透 大竹
Masanori Yoshida
正徳 吉田
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Rengo Co Ltd
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Rengo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上側開口の四隅にコーナ片が設けられた箱を
自動的に組立てることができるようにした箱の組立て装
置を提供することである。 【解決手段】 一対のレール部材1で支持されたブラン
クBの上方に、そのブランクBを押し下げるプレス装置
10を設ける。ブランクBの下方には、そのブランクB
に設けられた外フラップを折曲げるフラップ折曲げガイ
ド21、外側面パネルを折曲げる第1パネル折曲げガイ
ド22、外端面パネルを折曲げる第2パネル折曲げガイ
ド25および係合片を折曲げる係合片折曲げガイド26
を設ける。ブランクBを押し下げ、各ガイドとの接触に
よって外フラップ、内フラップ外側面パネルおよび外端
面パネルを折曲げて、各パネルを起立させると共に、外
端面パネルの内面に外フラップおよび内フラップを重ね
合わせる。各パネルの折曲げ後、第1パネル折曲げ装置
40で内側面パネルを、第2パネル折曲げ装置50で内
端面パネルを、コーナ片折曲げ装置60でコーナ片をそ
れぞれ折曲げて箱を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、トマト、苺など
の野菜、果実を包装する場合に広く用いられる箱の組立
て装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トマト等の野菜を包装する箱として、実
公昭56−40662号公報に記載されたものが知られ
ている。
【0003】上記公報に記載された箱は、図14に示す
ように、底面パネルP1 の両側に設けられた一対の側壁
を内側面パネルP2 と外側面パネルP3 とで形成される
2重壁とし、前記底面パネルP1 の両端から立ち上がる
端面パネルP4 の両側に内側面パネルP2 と外側面パネ
ルP3 間に配置されるフラップF1 を連設し、かつ端面
パネルP4 の上端に前記一対の側壁間にわたる長さの上
面パネルP5 を設け、この上面パネルP5 の両側に連設
された一対の係合片P6 を側壁の上面両端部に設けられ
た係合孔H1 に挿入し、その係合孔H1 と係合片P6
係合によって上面パネルP5 を折畳み状態(水平状態)
に保持している。
【0004】上記のような箱は、所定の形状に打抜き加
工されたブランクからの折曲げによって形成され、その
ブランクを自動的に折り込んで箱を形成する箱の組立て
装置が特公昭53−11902号公報に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図14に示
す箱においては、一対の上面パネルP5 が箱の上側開口
の両端部を塞ぐ組立であるため、トマト、苺等の野菜や
果実の包装および取り出しの際に上面パネルP5 が邪魔
をすることが多く、包装および取り出しに手間がかか
り、また、その包装および取り出しの際に上面パネルの
端縁に当接して、野菜や果実を傷付けるおそれがある。
【0006】そのような不都合を解消するため、図12
に示すブランクBを箱の形成素材とする箱が提案されて
いる。ここで、ブランクBは、矩形の底面パネルP11
両側に外側面パネルP12および内側面パネルP13を折目
線a1 を介して内側から順に設け、前記外側面パネルP
12の両端に外フラップF11を、内側面パネルP13の両端
に内フラップF12をそれぞれ折目線a2 を介して連設
し、外側面パネルP12と内側面パネルP13の間の平行2
条の折目線a2 間の両端部に係合孔H11を形成してい
る。
【0007】また、底面パネルP11の両端に外端面パネ
ルP14を折目線a3 を介して連設し、その外端面パネル
14の端縁に折目線a4 を介して内端面パネルP15とそ
の両側に一対のコーナ片P16とを設け、各コーナ片P16
の外側端部に折目線a5 を介して係合片P17を形成して
いる。
【0008】図13は上記ブランクBから形成された箱
Aを示し、底面パネルP11の両側から立ち上がる側壁は
外側面パネルP12と内側面パネルP13とで形成される2
重壁とされ、一方、底面パネルP11の両端から立ち上が
る端壁は外端面パネルP14と内端面パネルP15とで形成
される2重壁とされ、その外・内端面パネルP14、P 15
間に外・内フラップF11、F12が配置されている。
【0009】また、外端面パネルP14の端縁に設けられ
たコーナ片P16は箱の上側開口のコーナ部を覆い、その
コーナ片P16に設けられた係合片P1 7 は係合孔H11
挿入され、その係合片P17と係合孔H11の係合によって
コーナ片P16は箱の上側開口のコーナ内を覆う状態に保
持されている。
【0010】上記箱においては、4枚のコーナ片P16
上側開口の四隅を覆うだけであるため、野菜や果実の包
装および取り出しが容易であるという特徴を有する。
【0011】ところで、図13に示す箱Aにおいては、
箱形成用素材としてのブランクBの形態が図14に示す
箱の形成用素材としてのブランクと形態が異なるため、
特公昭53−11902号公報に記載された箱の組立て
装置によって箱の組立てを行うことができず、その組立
ては専ら人手によって行うようにしており、組立てに手
間がかかっていた。
【0012】この発明の課題は、上側開口の四隅にコー
ナ片が設けられた箱を自動的に組立てることができるよ
うにした箱の組立て装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、矩形の底面パネルの両側
に、フラップを両端に有する外側面パネルおよび内側面
パイプを折目線を介して内側から順に連設し、その外・
内の側面パネル間に形成された折目線上の両端部に係合
孔を設け、前記底面パネルの両端に折目線を介して外端
面パネルを連設し、その外端面パネルの端縁に折目線を
介して内端面パネルと、その両側に一対のコーナ片とを
連設し、各コーナ片の外側端部に折目線を介して係合片
を形成したブランクが箱の形成素材とされ、そのブラン
クの両側部下面を支持する左右一対の支持手段と、その
支持手段で支持されたブランクの底面パネルを押し下げ
るプレス装置と、ブランクの下降時に外側面パネルを底
面パネル間の折目線に沿って上向きに90°折曲げる第
1パネル折曲げガイドと、前記外側面パネルの折曲げ開
始前に外側面パネルの両端のフラップを上向きに折曲げ
ると共に、外側面パネルの折曲げ時に内側面パネルの両
端のフラップを外側に向けて折曲げるフラップ折曲げガ
イドと、前記外側面パネルの折曲げ開始後に外端面パネ
ルを底面パネル間の折目線に沿って上向きに折曲げる第
2パネル折曲げガイドと、前記外端面パネルの折曲げ時
に各コーナ片に設けられた係合片を上向きに折曲げる係
合片折曲げガイドと、前記外側面パネルの90°の折曲
げ後に、内側面パネルを外側面パネルの内面と対向する
位置まで折曲げる第1パネル折曲げ装置と、前記外端面
パネルの90°の折曲げ後に、内端面パネルを外端面パ
ネルの内面に重なる位置まで折曲げる第2パネル折曲げ
装置と、係合片が係合孔に挿入されるまでコーナ片を内
向きに折曲げるコーナ片折曲げ装置とから成る構成を採
用したのである。
【0014】上記のように構成すれば、左右一対のレー
ル部材上にブランクを載置し、そのブランクの位置決め
後、プレス装置でブランクの底面パネルを押し下げ、そ
の押し下げ後に、第1パネル折曲げ装置、第2パネル折
曲げ装置およびコーナ片折曲げ装置を順に作動させるこ
とによって箱を組立てることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図11に基づいて説明する。図1乃至図4に示す
ように、図12に示すブランクBを支持する左右一対の
支持手段としてのレール部材1は、ブランクBの両側に
設けられた内側面パネルP13の下面を支持する支持面1
aと、内側面パネルP13の側縁を案内する案内面1bと
を有している。左右一対のレール部材1のそれぞれに
は、内側面パネルP13の両端に設けられた内フラップF
12の一方の端縁を位置決めする位置決め突部2が設けら
れている。
【0016】左右一対のレール部材1上に載置されて前
記位置決め突部2によって位置決めされたブランクBの
上方には、そのブランクBを押し下げるプレス装置10
が設けられている。
【0017】プレス装置10は、2枚のプレス板11、
12を上下で一体的に対向させ、上側プレス板11に下
端が固定された2本のガイドロッド13を固定されたガ
イド筒14内にスライド自在に挿入し、上側プレス板1
1に接続された昇降シリンダ15の作動によって上下2
枚のプレス板11、12を昇降動させるようにしてい
る。
【0018】ここで、上下2枚のプレス板11、12
は、ブランクBの底面パネルP11よりやや小さい大きさ
とされ、上側プレス板11の両端にはブランクBの両端
に設けられた内端面パネルP15を外端方に押圧する傾斜
状の押圧板16が取付けられている。
【0019】左右一対のレール部材1上で位置決めされ
たブランクBの下方には、左右一対のベースプレート2
0が設けられ、各ベースプレート20上に前後一対のフ
ラップ折曲げガイド21と、そのフラップ折曲げガイド
21間に3枚の第1パネル折曲げガイド22とが設けら
れている。
【0020】フラップ折曲げガイド21を支持するガイ
ド支持板23の外側端には内方向に向くアーム24が設
けられ、そのアーム24に第2パネル折曲げガイド25
が支持されている。
【0021】フラップ折曲げガイド21は一対のレール
部材1上で位置決めされるブランクBの外フラップF11
と対向する位置に配置され、一方、3枚の第1パネル折
曲げガイド22は、外側面パネルP12と対向する位置に
配置されている。また、第2パネル折曲げガイド25は
外端面パネルP14と対向する位置に配置されている。
【0022】フラップ折曲げガイド21、第1パネル折
曲げガイド22および第2パネル折曲げガイド25の各
端面の高さに関しては、フラップ折曲げガイド21、第
1パネル折曲げガイド22、第2パネル折曲げガイド2
5の順に低くなっている。
【0023】このため、ブランクBがプレス装置10に
よって押し下げられると、外フラップF11がフラップ折
曲げガイド21との接触によって最初に折曲げられると
共に、外側面パネルP12が第1パネル折曲げガイド22
との接触によって2番目に折曲げられ、外端面パネルP
14が第2パネル折曲げガイド25との接触によって3番
目に折曲げられる。これらの外フラップF11、外側面パ
ネルP12および外端面パネルP14は、対応するガイドと
の接触によってほぼ90°折曲げられるようになってお
り、ブランクBが最下位置まで押し下げられると、外側
面パネルP12および外端面パネルP14は底面パネルP11
の外周から起立する状態とされると共に、外フラップF
11は外端面パネルP14の内面に重なる状態とされる。
【0024】ここで、内側面パネルP13の両端に設けら
れた内フラップF12は外側面パネルP12が第1パネル折
曲げガイド22との接触によって上向きに折曲げられる
途中の状態で図6に示すように、フラップ折曲げガイド
21の外側面に当接して外側方に折曲げられるようにな
っている。
【0025】図1に示すように、フラップ折曲げガイド
21を支持するガイド支持板23のそれぞれ内面には係
合片折曲げガイド26が設けられている。係合片折曲げ
ガイド26は上側に形成された傾斜面26aとの接触に
よってコーナ片P16の外側に設けられた係合片P17を上
方向に折曲げるようになっている。
【0026】図9に示すように、プレス装置10によっ
て最下降位置まで押し下げられたブランクBは支持装置
30によって支持される。また、底面パネルP11の外周
が起立する外側面パネルP12および外端面パネルP14
図8に示すベースプレート20上に設けられた平面形状
がL形のコーナガイド31によって起立状態に保持され
る。支持装置30はコーナガイド31の内端面に取付け
られたガイド筒32によって受け部材33を進退自在に
支持し、その受け部材33をシリンダ34の作動により
進退させ、前進位置でブランクBの底面パネルP11の下
面を支持するようになっている。
【0027】支持装置30によって底面パネルP11が支
持され、その底面パネルP11の外周において外側面パネ
ルP12および外端面パネルP14が起立する状態におい
て、外側面パネルP12に連設された内側面パネルP13
第1パネル折曲げ装置40によって外側面パネルP12
内面に対向する位置まで折曲げられる。
【0028】また、外端面パネルP14に連設された内端
面パネルP15は第2パネル折曲げ装置50によって外端
面パネルP14の内面に重なる位置まで折曲げられると共
に、コーナ片P16はコーナ片折曲げ装置60によって係
合片P17が係合孔H11に挿入する位置まで折曲げられ
る。
【0029】図2に示すように、第1パネル折曲げ装置
40は第1パネル折曲げガイド22に支持された回転自
在な回転軸41にアーム42を取付け、そのアーム42
の先端に内側面パネルP13を押圧する押圧板43を設
け、前記回転軸41の回転により押圧板43で内側面パ
ネルP13を押圧するようにしている。
【0030】回転軸41を所定角度回転させるため、こ
こでは、回転軸41にギヤ44を取付け、そのギヤ44
に噛合する駆動ギヤ45のギヤ軸46にレバー47を取
付け、そのレバー47の先端部に接続したシリンダ48
の作動によって回転軸41を回転させるようにしてい
る。
【0031】図1および図4に示すように、第2パネル
折曲げ装置50は、起立状態とされた外端面パネルP14
の外端位置に回転軸51を設け、その回転軸51に取付
けたL形アーム52の先端にパネル押圧板53を設け、
前記回転軸51の回転によりパネル押圧板53で内端面
パネルP15を内方向に押圧するようにしている。
【0032】コーナ片折曲げ装置60は、第2パネル折
曲げ装置50の回転軸51に一対のアーム61を取付
け、各アーム61の先端に押圧部材62を取付け、前記
回転軸51の回転により、押圧部材62でコーナ片P16
を内向きに押圧するようにしている。
【0033】回転軸51を設定角度回転させるため、こ
こでは、回転軸51の端部にギヤ54を取付け、そのギ
ヤ54に噛合する駆動ギヤ55のギヤ軸56にレバー5
7を取付け、そのレバー57の先端部に接続されたシリ
ンダ58の作動により回転軸51を回転させるようにし
ている。
【0034】図1および図5に示すように、3枚の第1
パネル折曲げガイド22のうち、両側2枚の折曲げガイ
ド22の下方には、コーナ片P16の折曲げ時に、そのコ
ーナ片P16に連設された係合片P17を係合孔H11に誘導
するガイド板27が設けられている。このガイド板27
は、板ばねから形成されて弾性を有し、ブランクBが支
持装置30により支持される最下降位置まで押しさげら
れ、起立状態とされた外側面パネルP12がコーナガイド
31によって起立状態に保持される状態で係合孔H11
下端が臨む位置に設けられている。
【0035】実施の形態で示す箱の組立て装置は上記の
構造から成り、次にその作用を説明する。
【0036】いま、一対のレール部材1上にブランクB
を載置し、内フラップF12の端縁を位置決め突部2に当
接してブランクBを位置決めし、その位置決め後、プレ
ス装置10の作動によって底面パネルP11を押し下げる
と、フラップ折曲げガイド21に対する当接によって外
フラップF11が上向きに折曲げられ、その折曲げ開始
後、第1パネル折曲げガイド22に対する当接によって
外側面パネルP12が上向きに折曲げられる。
【0037】外側面パネルP12が所定角度折曲げられる
と、図6に示すように、内側面パネルP13の両端の内フ
ラップF12がフラップ折曲げガイド21の外側面に対向
し、外側面パネルP12がブランクBの下降によってさら
に折曲げられると、フラップ折曲げガイド21に対する
当接によって内フラップF12が図7に示すように、外側
方に向けて折曲げられる。
【0038】外側面パネルP12の折曲げ開始後、第2パ
ネル折曲げガイド25に対する当接によって外端面パネ
ルP14が図5および図6に示すように、上向きに折曲げ
られ、その外端面パネルP14に連設された内端面パネル
15の端縁が第2パネル折曲げガイド25の内面に沿っ
て下降する際、コーナ片P16に設けられた係合片P17
係合片折曲げガイド26に対する当接によって上向きに
折曲げられる。
【0039】上記のようなブランクBの押し下げ時、支
持装置30の受け部材33は前進して停止し、その受け
部材33によって底面パネルP11が支持される最下降位
置までブランクBが押し下げられると、図8に示すよう
に、コーナガイド31に対する接触によって外側面パネ
ルP12および外端面パネルP14は90°起こされた起立
状態に保持されると共に、外フラップF11は外端面パネ
ルP14の内面に重なる状態とされる。また、内端面パネ
ルP15はプレス装置10の押圧板16で押圧されて外端
方に傾斜する状態とされる。
【0040】ブランクBの底面パネルP11が受け部材3
3で支持されると、プレス装置10のプレス板11、1
2が上昇する。
【0041】上記プレス板11、12が起立状態の内側
面パネルP13の上縁を通過する位置まで上昇すると、第
1パネル折曲げ装置40が作動し、押圧板43が内側面
パネルP13を押圧し、その内側面パネルP13が図10に
示すように、外側面パネルP 12の内面に重なる位置まで
折曲げられると、押圧板43が待機位置まで復帰する。
【0042】内側面パネルP13の折曲げによって両端の
内フラップF12は外フラップF12の内面に重なる状態と
される。
【0043】内面フラップF12の折曲げ後、第2パネル
折曲げ装置50が作動し、パネル押圧板53が内端面パ
ネルP15を押圧して内端面パネルP15を内方向に折曲げ
る。
【0044】内端面パネルP15が図11に示すようにほ
ぼ90°折曲げられると、コーナ片折曲げ装置60の押
圧部材62がコーナ片P16を押圧してコーナ片P16を内
方向に折曲げる。
【0045】内端面パネルP15が外端面パネルP14の内
面に重なる位置まで折曲げられると、コーナ片P16は外
端面パネルP14に対してほぼ90°折曲げられ、係合片
17が係合孔H11に挿入され、その係合孔H11に対する
係合片P17の係合によって、コーナ片P16は折曲げ状態
に保持され、図13に示す箱Aが形成される。
【0046】箱Aの組立て後、パネル押圧板53および
押圧部材62が待機位置まで復帰回動されると共に、支
持装置30の受け部材33が後退する。
【0047】このとき、形成された箱Aはコーナガイド
31との接触によってその位置に保持され、次に形成さ
れる箱Aの押圧によって下方に排出される。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、レ
ール部材上にブランクを載置して位置決めしたのち、プ
レス装置によってブランクを押し下げ、そのブランクを
最下降位置まで下降させると、第1パネル折曲げ装置、
第2パネル折曲げ装置およびコーナ片折曲げ装置が順に
作動して内側面パネル、内端面パネルおよびコーナ片が
順に折曲げられるため、箱を自動的に能率よく組立てる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る箱の組立て装置を示す縦断正面
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】図1のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図1のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図1に示す箱の組立て装置によってブランクの
外側面パネルの折曲げ途中を示す縦断側面図
【図6】ブランクの外側面パネルおよび外端面パネルの
折曲げ途中の状態を示す斜視図
【図7】図6に示す各パネルがさらに折曲げられた状態
を示す斜視図
【図8】ブランクを最下降位置まで押し下げた状態の縦
断正面図
【図9】図8の縦断側面図
【図10】ブランクの内側面パネルの折畳み状態を示す
断面図
【図11】ブランクの内端面パネルの折畳み状態を示す
断面図
【図12】ブランクの平面図
【図13】箱の組立て状態を示す斜視図
【図14】従来の箱を示す斜視図
【符号の説明】
11 底面パネル P12 外側面パネル P13 内側面パネル P14 外端面パネル P15 内端面パネル P16 コーナ片 P17 係合片 F11 外フラップ F12 内フラップ a1 、a2 、a3 、a4 、a5 折目線 H11 係合孔 1 レール部材 10 プレス装置 21 フラップ折曲げガイド 22 第1パネル折曲げガイド 25 第2パネル折曲げガイド 26 係合片折曲げガイド 40 第1パネル折曲げ装置 50 第2パネル折曲げ装置 60 コーナ片折曲げ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 正徳 東京都千代田区内幸町1丁目1番7号 レ ンゴー株式会社東京本社内 Fターム(参考) 3E060 AA03 AB20 BB01 BC02 DA17 EA06 EA12 3E075 AA03 BA07 BA13 CA01 DA04 DC20 DC44 GA03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の底面パネルの両側に、フラップを
    両端に有する外側面パネルおよび内側面パイプを折目線
    を介して内側から順に連設し、その外・内の側面パネル
    間に形成された折目線上の両端部に係合孔を設け、前記
    底面パネルの両端に折目線を介して外端面パネルを連設
    し、その外端面パネルの端縁に折目線を介して内端面パ
    ネルと、その両側に一対のコーナ片とを連設し、各コー
    ナ片の外側端部に折目線を介して係合片を形成したブラ
    ンクが箱の形成素材とされ、そのブランクの両側部下面
    を支持する左右一対の支持手段と、その支持手段で支持
    されたブランクの底面パネルを押し下げるプレス装置
    と、ブランクの下降時に外側面パネルを底面パネル間の
    折目線に沿って上向きに90°折曲げる第1パネル折曲
    げガイドと、前記外側面パネルの折曲げ開始前に外側面
    パネルの両端のフラップを上向きに折曲げると共に、外
    側面パネルの折曲げ時に内側面パネルの両端のフラップ
    を外側に向けて折曲げるフラップ折曲げガイドと、前記
    外側面パネルの折曲げ開始後に外端面パネルを底面パネ
    ル間の折目線に沿って上向きに折曲げる第2パネル折曲
    げガイドと、前記外端面パネルの折曲げ時に各コーナ片
    に設けられた係合片を上向きに折曲げる係合片折曲げガ
    イドと、前記外側面パネルの90°の折曲げ後に、内側
    面パネルを外側面パネルの内面と対向する位置まで折曲
    げる第1パネル折曲げ装置と、前記外端面パネルの90
    °の折曲げ後に、内端面パネルを外端面パネルの内面に
    重なる位置まで折曲げる第2パネル折曲げ装置と、係合
    片が係合孔に挿入されるまでコーナ片を内向きに折曲げ
    るコーナ片折曲げ装置とから成る箱の組立て装置。
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