JPH08252641A - サンドイッチパネル - Google Patents

サンドイッチパネル

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Publication number
JPH08252641A
JPH08252641A JP7058542A JP5854295A JPH08252641A JP H08252641 A JPH08252641 A JP H08252641A JP 7058542 A JP7058542 A JP 7058542A JP 5854295 A JP5854295 A JP 5854295A JP H08252641 A JPH08252641 A JP H08252641A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sandwich panel
frame member
face plate
surface sheet
core material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7058542A
Other languages
English (en)
Inventor
Akita Iwakura
昭太 岩倉
Takeshi Kawasaki
健 川崎
Yasuo Ishimaru
靖男 石丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP7058542A priority Critical patent/JPH08252641A/ja
Publication of JPH08252641A publication Critical patent/JPH08252641A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Panels For Use In Building Construction (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、従来のサンドイッチパネルよりも強
度信頼性に優れたサンドイッチパネルを提供することを
目的としたものである。 【構成】サンドイッチパネルの面板2と骨部材3の接合
面の一部に未接合帯2a−2b間を設けたことにより、
曲げの繰返し荷重が作用した場合に応力集中を分散させ
ることで応力集中を緩和し、サンドイッチパネルの強度
信頼性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はろう付けサンドイッチパ
ネルに係り、従来より強度信頼性を向上させたサンドイ
ッチパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ろう付けサンドイッチパネルは、特開平
5-138778号に記載のように、2枚の面板と該面
板の間に配置されたコア材及び骨部材をそれぞれろう付
で接合したものであり、鉄道車両あるいは建築材料とし
て適用されている。したがって、該サンドイッチパネル
には高い強度信頼性が要求されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のサンドイッチパ
ネルは面板と骨部材は全面でろう付されている。このた
め、サンドイッチパネルに過度の面外曲げの繰返し荷重
が外力として加わると、コア材に近い側の骨部材と面板
の接合部の面板に高い応力集中が生じ、この位置から破
断が生じることが明らかになった。
【0004】本発明の目的とするところは、前記応力集
中を低下させ、従来より強度信頼性の高いサンドイッチ
パネルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、面板に面す
る骨部材の面であって、コア材側の部分に面板との未接
合帯を設けることにより、達成される。
【0006】
【作用】従来のサンドイッチパネルは面板に面する骨部
材の全面が面板に接合しているので、該サンドイッチパ
ネルに面外の曲げの繰返し荷重が外力として作用した場
合、コア材に近い側の骨部材と面板の接合部の線上に曲
げによる応力集中と、付加物が付いたことによる応力集
中が重畳され、高い応力集中となり、強度が低下してい
た。
【0007】そこで、面板に面する骨部材の面であっ
て、コア材側の部分に面板との未接合帯を設けることで
解決する。すなわち、骨部材の角部が曲げによる固定端
として働く応力集中と、一様な板に付加物が付いたこと
による応力集中を同じ位置から別の位置に分散させるこ
とにより、すなわち、骨部材の角部で生じる面板の曲げ
による応力集中と、面板と骨部材の接合による骨部材に
沿った面板の一様な引張りによる応力集中とに分散させ
ることにより、応力集中を低下させてサンドイッチパネ
ルの強度信頼性を向上させる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図4を用い
て説明する。図2は本発明の一実施例のサンドイッチパ
ネル1の斜視図である。該サンドイッチパネル1は面板
2,2と骨部材3及びコア材4がお互いにろう付された
状態で構成されている。骨部材3は面板2の外縁に沿っ
て配置している。面板2に面する骨部材3の面の一部が
未接合帯を形成している。この詳細を図1を用いて説明
する。
【0009】図1は図2のA−A部断面図である。サン
ドイッチパネル1は上下の面板2,2の間に骨部材3及
びコア材4がろう付で接合されている。特に、骨部材3
と面板2の接合状態を拡大図で示す。すなわち、骨部材
3と面板2はろう材5でろう付されているが、骨部材3
の内周縁部(すなわち、コア材4側)に幅dの未接合帯
を設けている。未接合隊はdは骨部材3の長手方向に沿
っている。
【0010】前記未接合体dを有しない場合(図4に示
す。)、すなわち、未接合体dもろう付けされている場
合、すなわち、面板2に面する骨部材3の全面が面板2
にろう付けされている場合は、前記したように、サンド
イッチパネル1にその厚さ方向の曲げの繰返し荷重が作
用した場合、面板2の曲げで面板の一部2aに骨部材3
の角部で急激に曲げられることによる応力集中と、面板
の骨部材3に沿った一様な引張りで付加物が付いたこと
により面板2の一部2cに応力集中が生じる。このた
め、サンドイッチパネル1に強度低下がある。
【0011】しかし、前記未接合体dを設けているの
で、前記応力の位置が分散し、応力集中が緩和され、強
度信頼性が向上する。
【0012】図4は本発明の他の実施例の断面図であ
る。図4の実施例は、図1に比べて、平行な外縁に配置
した骨部材3,3の間に骨部材3を追加したものであ
る。追加の骨部材3も他の骨部材3と同様に面板2,2
にろう付けされている。追加の骨部材3と面板2の接合
状態をそれぞれ拡大図に示す。追加の骨部材3の両側に
はコア材4,4が有る。追加の骨部材3の面板2に面す
る部分で、コア材4,4側の4点は、2aから2bまで
未接合になっている。これにより、追加した骨部材3の
部分についても、前記したように、応力集中が分散し、
サンドイッチパネルの強度信頼性が向上する。
【0013】未接合帯dを設ける手段について説明す
る。一例として、骨部材3の未接合帯dの部分に離型剤
(カーボン)を塗布した後、ろう付けをする。面板2に
ろう材が配置されている。骨部材3にはろう材は配置さ
れていない。他の方法として、未接合帯dに相当する骨
部材3の部分をを削り取って、面板2とギャップを設け
た骨部材を使用する。または、未接合帯dの部分を凹ま
せた骨部材をアルミニウム合金の押出し型材で製作す
る。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
サンドイッチパネルの強度信頼性を従来のものより向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサンドイッチパネルの一実施例の
断面図、および一部部分拡大図を示す。
【図2】本発明によるサンドイッチパネルの一実施例の
斜視図である。
【図3】本発明によるサンドイッチパネルの他の実施例
の断面図、および一部部分拡大図を示す。
【図4】従来のサンドイッチパネルの断面図、および一
部部分拡大図を示す。
【符号の説明】
1…サンドイッチパネル、2…面板、3…骨部材、4…
コア材、5…ろう材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B23K 101:02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2枚の面板と該面板の間に配置されたコア
    材及び骨部材をそれぞれろう付で接合されたサンドイッ
    チパネルにおいて、前記面板に面する前記骨部材の面で
    あって、前記コア材側の部分に面板との未接合帯を設け
    たこと、を特徴とするサンドイッチパネル。
JP7058542A 1995-03-17 1995-03-17 サンドイッチパネル Pending JPH08252641A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7058542A JPH08252641A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 サンドイッチパネル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7058542A JPH08252641A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 サンドイッチパネル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08252641A true JPH08252641A (ja) 1996-10-01

Family

ID=13087339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7058542A Pending JPH08252641A (ja) 1995-03-17 1995-03-17 サンドイッチパネル

Country Status (1)

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JP (1) JPH08252641A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021088923A (ja) * 2021-02-25 2021-06-10 日鉄鋼板株式会社 サンドイッチパネル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021088923A (ja) * 2021-02-25 2021-06-10 日鉄鋼板株式会社 サンドイッチパネル

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