JP6911742B2 - 乗物用シート用クッションフレーム - Google Patents

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Description

本開示は、乗物に搭載される乗物用シートに適用されるクッションフレームに関する。
近年のクッションフレームは、例えば特許文献1に示されように、側面から当該クッションフレームに入力される荷重が考慮されている。
特開2017−87847号公報
本願は、上記点に鑑み、側面から入力される荷重に対抗し得る乗物用シート用クッションフレームの一例を開示する。
乗物用シート用クッションフレームは、例えば、シート前後方向に延びる第1構造部材(3)であって、少なくとも延び方向一端側に乗物に対して固定される第1固定部(3A)が設けられた第1構造部材(3)と、第1構造部材(3)に対してシート幅方向にずれた位置においてシート前後方向に延びる第2構造部材(5)であって、少なくとも延び方向一端側に乗物に対して固定される第2固定部(5A)が設けられた第2構造部材(5)と、第1構造部材(3)及び第2構造部材(5)に連結された第3構造部材(7)であって、第1固定部(3A)及び第2固定部(5A)に対してシート前後方向にずれた位置においてシート幅方向に延びる第3構造部材(7)と、第1構造部材(3)と第2構造部材(5)との間に橋渡され、着席者の臀部を支持するための板状のパネル材(9)であって、第1構造部材(3)、第2構造部材(5)及び第3構造部材(7)に連結されたパネル材(9)とを備えることが望ましい。
これにより、当該乗物用シート用クッションフレーム(以下、クッションフレームという。)では、着席者の臀部を支持するための板状のパネル材(9)が、第1構造部材(3)、第2構造部材(5)及び第3構造部材(7)に連結されているので、当該クッションフレームは、強固な構造となり得る。したがって、当該クッションフレームは、側面から入力される荷重に対して十分に対抗し得る。
なお、当該クッションフレームは、以下の構成であってもよい。
すなわち、当該クッションフレームは、パネル材(9)に設けられた突条である第1ビード部(9A)であって、第1構造部材(3)及び第3構造部材(7)に対して傾いた方向に延びるとともに、一端側が第1構造部材(3)に連結され、他端側が第3構造部材(7)に連結された第1ビード部(9A)と、パネル材(9)に設けられた突条である第2ビード部(9B)であって、第2構造部材(5)及び第3構造部材(7)に対して傾いた方向に延びるとともに、一端側が第2構造部材(5)に連結され、他端側が第3構造部材(7)に連結された第2ビード部(9B)とを備えることが望ましい。
これにより、第1構造部材(3)、第2構造部材(5)及び第3構造部材(7)、並びに第1ビード部(9A)及び第2ビード部(9B)によりトラス構造が構成される。したがって、当該クッションフレームは、側面から入力される荷重に対して確実に対抗し得る。
当該クッションフレームは、さらに、第3構造部材(7)を挟んで第1固定部(3A)及び第2固定部(5A)と反対側の位置においてシート幅方向に延びる第4構造部材(11)であって、乗物に対して固定される第3固定部(11A、11B)を有することが望ましい。これにより、当該クッションフレームは、乗物に対して強固に固定され得る。
当該クッションフレームは、第4構造部材(11)の延び方向端部に設けられ、当該端部からシート前後方向に延びる側端部材(13A、13B)を備え、さらに、第3構造部材(7)は、側端部材(13A、13B)を越えた位置まで延びていることが望ましい。
これにより、側面からクッションフレームに入力される荷重は、第3構造部材(7)から当該クッションフレームに入力される。したがって、当該荷重は、第1構造部材(3)、第2構造部材(5)、第3構造部材(7)及びパネル材(9)に確実に伝達される。延いては、当該クッションフレームは、側面から入力される荷重に対して十分に対抗し得る。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
実施形態に係るクッションフレームを示す図である。 実施形態に係るクッションフレームを示す分解図である。 実施形態に係るクッションフレームを示す図である。 実施形態に係るクッションフレームの第1構造部材を示す図である。 実施形態に係るクッションフレームの中央パネル材を示す図である。 Aは実施形態に係るクッションフレームの中央パネル材を示す図である。Bは、第1ビード部等の構造を示す図である。 実施形態に係るクッションフレームを示す図である。
以下の「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
本実施形態は、車両等の乗物に搭載されるシート(以下、乗物用シートという。)に本願に係るクッションフレームが適用された例である。各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。
したがって、本願に係る発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。各図に示された方向は、本実施形態に係る乗物用シートが車両に組み付けられた状態における方向である。
(第1実施形態)
1.クッションフレームの概要
図1に示されるクッションフレーム1は、リアシート用のクッションフレームである。当該クッションフレーム1は車両ボディに固定される。なお、クッションフレームとは、シートクッションの骨格を構成する部材である。シートクッションは、乗物用シートのうち着席者の臀部を支持する部位である。
2.クッションフレームの構成
クッションフレーム1は、図2に示されるように、第1構造部材3、第2構造部材5、第3構造部材7及び中央パネル材9等を少なくとも備えて構成されている。
<第1構造部材及び第2構造部材>
第1構造部材3は、図3に示されるように、シート前後方向に延びる第1リーンフォースの一例である。当該第1構造部材3の延び方向一端側(本実施形態では、後端側)には、車両ボディに対して固定される第1固定部3Aが設けられている。
第2構造部材5は、第1構造部材3に対してシート幅方向にずれた位置においてシート前後方向に延びる第2リーンフォースの一例である。当該第2構造部材5の延び方向一端側(本実施形態では、後端側)には、車両ボディに対して固定される第2固定部5Aが設けられている。
なお、本実施形態では、第1構造部材3及び第2構造部材5の延び方向他端にも乗物に対して固定される固定部3B、5Bが設けられている。それら固定部3A、3B、5A、5Bは、ねじ等の機械的締結具(図示せず。)により車両ボディに固定される。
本実施形態に係る第2構造部材5は、第1構造部材3との共用部品である。つまり第1構造部材3と第2構造部材5とは同一の部材である。第1構造部材3は、図4に示されるように、フランジ部3C等の補強部が複数設けられている。
このため、第1構造部材3及び第2構造部材5は、他の部材(例えば、第3構造部材7)に比べて大きな曲げ剛性を有している。具体的には、第1構造部材3及び第2構造部材5のシート幅方向に関する断面二次モーメントは、シート前後方向に延びる他の部材に比べて大きい。
<第3構造部材>
第3構造部材7は、図3に示されるように、第1構造部材3及び第2構造部材5に連結された側突補強材の一例である。当該第3構造部材7は、第1固定部3A及び第2固定部5Aに対してシート前後方向(本実施形態では、前方側)にずれた位置においてシート幅方向に延びる部材である。
なお、本実施形態に係る第3構造部材7は、金属製のパイプ材に構成されている。当該第3構造部材7は、固定部3B、5Bよりシート後方側にて第1構造部材3及び第2構造部材5に溶接固定されている。
第3構造部材7は、側端部材13A、13Bを越えた位置まで延びている。換言すれば、第3構造部材7の長手方向寸法L1は、フレーム本体部のシート幅方向寸法L2より大きく、かつ、第3構造部材7の長手方向一端及び他端は、側端部材13A、13Bから突出している。
側端部材13A、13Bは、フレーム本体部のシート幅方向端部に位置する部材である。フレーム本体部とは、クッションパッドを支持するため骨格部である。すなわち、第3構造部材7を挟んで第1固定部3A及び第2固定部5Aと反対側、つまり第3構造部材7よりシート前方側の位置には、シート幅方向に延びる第4構造部材11が設けられている。
第4構造部材11は、フレーム本体部のシート前端に位置する部材である。当該第4構造部材11には、図2に示されるように、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の第3固定部11A、11Bが設けられている。
第3固定部11A、11Bは車両ボディに対して固定される部位である。本実施形態に係る第3固定部11A、11Bは、第4構造部材11から下方側に延びているとともに、下端側がねじ等の機械的締結具(図示せず。)により車両ボディに固定される。
側端部材13Aは、第4構造部材11の延び方向一端端部(本実施形態では、右端部)からシート後方向に延びている。側端部材13Bは、第4構造部材11の延び方向他端部(本実施形態では、左端部)からシート後方向に延びている。
側端部材13A、13Bの延び方向先端側、つまり側端部材13A、13Bのシート後端側にも固定部13C、13Dが設けられている。固定部13C、13Dは、ねじ等の機械的締結具(図示せず。)により車両ボディに固定される。
連結部材15A、15Bは、図3に示されるように、第3構造部材7と第4構造部材11との間に橋渡されて、第3構造部材7及び第4構造部材11それぞれに連結された部材である。連結部材15A、15Bと第3構造部材7及び第4構造部材11とは溶接にて連結されている。
<中央パネル材>
中央パネル材9は、着席者の臀部を支持するための板状のパネル材である。当該中央パネル材9は、第1構造部材3と第2構造部材5との間に橋渡された金属板である。そして、中央パネル材9は、第1構造部材3、第2構造部材5及び第3構造部材7に溶接にて連結されている。
中央パネル材9には、図5に示されるように、第1ビード部9A及び第2ビード部9Bが設けられている。第1ビード部9Aは、図6A及び図6Bに示されるように、中央パネル材9を構成する板材の一部が凸状に形成された部位である。当該凸状に形成された部位は、略直線状に連続的に形成された突条である。
第2ビード部9Bも第1ビード部9Aと同様に、中央パネル材9を構成する板材の一部が凸状に形成された部位であって、当該凸状に形成された部位が、略直線状に連続的に形成された突条である。換言すれば、第1ビード部9A及び第2ビード部9Bは、凸状に形成された部位の頂部を連ねた尾根が略直線状に延びる突条である。
第1ビード部9Aは、図3に示されるように、第1構造部材3及び第3構造部材7に対して傾いた方向に延びている。第1ビード部9Aの一端側は、第1構造部材3に連結されている。第1ビード部9Aの他端側は、第3構造部材7に連結されている。
第2ビード部9Bは、第2構造部材5及び第3構造部材7に対して傾いた方向に延びている。第2ビード部9Bの一端側は、第2構造部材5に連結されている。第2ビード部9Bの他端側は、第3構造部材7に連結されている。
第1ビード部9Aの延び方向一端側及び他端側、並びに第2ビード部9Bの延び方向一端側及び他端側は、溶接にて第1構造部材3〜第3構造部材7それぞれに連結されている。図3の「××」で示される部位は、本実施形態における溶接部を示している。
なお、第1ビード部9A及び第2ビード部9Bは突条であるので、それらビード部9A、9Bの端部を直接的に第1構造部材3〜第3構造部材7に溶接することは難しい。
このため、本実施形態では、それら端部の周囲を第1構造部材3〜第3構造部材7に溶接することにより、それら端部が間接的に第1構造部材3〜第3構造部材7に溶接された構成となっている。
中央パネル材9のうち第1固定部3A及び第2固定部5A側には、第3ビード部9Cが設けられている。第3ビード部9Cは、第1ビード部9Aと同様に、板材の一部が凸状に形成された突条であって、シート幅方向に延びている。
第3ビード部9Cの延び方向一端側、つまり当該一端の周囲は、溶接にて第1構造部材3に連結されている。第3ビード部9Cの延び方向他端側、つまり当該他端の周囲は、溶接にて第2構造部材5に連結されている。
なお、第1ビード部9A、第2ビード部9B及び第3ビード部9Cは、中央パネル材9を構成する板材にプレス加工等の塑性加工が施されて中央パネル材9に一体成形された一体成形品である。
<その他のパネル材>
側端部材13Aと第1構造部材3との間には、図3に示されるように、第1サイドパネル17が橋渡されている。第1サイドパネル17の基本構造は中央パネル材9と同様である。
すなわち、第1サイドパネル17は、第1ビード部17A、第2ビード部17B及び第3ビード部17Cを有している。それらのビード17A〜17Cは、第1ビード部9Aと同様な突条である。
第1ビード部17Aは、側端部材13A及び第3構造部材7に対して傾いた方向に延びている。第1ビード部17Aの延び方向一端側は、溶接にて側端部材13Aに連結されている。第1ビード部17Aの延び方向他端側は、溶接にて第3構造部材7に連結されている。
第2ビード部17Bは、第1構造部材3及び第3構造部材7に対して傾いた方向に延びている。第2ビード部17Bの延び方向一端側は、溶接にて第3構造部材7に連結されている。第2ビード部17Bの延び方向他端側は、溶接にて第1構造部材3に連結されている。
第3ビード部17Cは、突条であって、シート幅方向に延びている。第3ビード部17Cの延び方向一端側は、溶接にて側端部材13Aに連結されている。第3ビード部17Cの延び方向他端側は、溶接にて第1構造部材3に連結されている。
側端部材13Bと第2構造部材5との間には、第1ビード部19A、第2ビード部19B及び第3ビード部19Cが設けられた第2サイドパネル19が橋渡されている。第2サイドパネル19の構造は、第1サイドパネル17と左右対称な構造である。
つまり、第1ビード部19Aの一端側及び他端側は、側端部材13B及び第3構造部材7に溶接にて連結されている。第2ビード部19Bの一端側及び他端側は、第3構造部材7及び第2構造部材5に溶接にて連結されている。
第3ビード部19Cの一端側及び他端側は、側端部材13B及び第2構造部材5に溶接にて連結されている。なお、第1サイドパネル17及び第2サイドパネル19それぞれの各ビード部は、板材にプレス加工等の塑性加工が施されてそれらパネル材17、19に一体成形された一体成形品である。
3.本実施形態に係るクッションフレームの特徴
本実施形態に係るクッションフレーム1では、着席者の臀部を支持するための中央パネル材9が、第1構造部材3、第2構造部材5及び第3構造部材7に連結されているので、当該クッションフレーム1は、強固な構造となり得る。したがって、当該クッションフレーム1は、側面から入力される荷重に対して十分に対抗し得る。
第1ビード部9Aは、第1構造部材3及び第3構造部材7に対して傾いた方向に延びるとともに、一端側が第1構造部材3に連結され、他端側が第3構造部材7に連結されている。第2ビード部9Bは、第2構造部材5及び第3構造部材7に対して傾いた方向に延びるとともに、一端側が第2構造部材5に連結され、他端側が第3構造部材7に連結されている。
これにより、第1構造部材3、第2構造部材5及び第3構造部材7、並びに第1ビード部9A及び第2ビード部9Bにより、図7の太線(特に、A部)で示されるように、トラス構造が構成される。したがって、当該クッションフレーム1は、側面から入力される荷重に対して確実に対抗し得る。
なお、本実施形態では、第1サイドパネル17及び第2サイドパネル19も中央パネル材9と同様な構成であるので、クッションフレーム1全体がトラス構造となる。したがって、クッションフレーム1全体として、側面から入力される荷重に対して確実に対抗し得る。
第3構造部材7は、側端部材13A、13Bを越えた位置まで延びている。これにより、側面からクッションフレーム1に入力される荷重Fは、第3構造部材7から当該クッションフレーム1に入力される。
したがって、当該荷重Fは、第1構造部材3、第2構造部材5、第3構造部材7及び中央パネル材9に確実に伝達される。延いては、当該クッションフレーム1は、側面から入力される荷重に対して十分に対抗し得る。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係る中央パネル材9、第1サイドパネル17及び第2サイドパネル19は、略五角形状であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、それらパネル9、17、19は矩形状(四角形)状であってもよい。
上述の実施形態に係るビード部9A〜9C、17A〜17C、19A〜19Cは、パネル9、17、19の端部に設けられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、それらビード部9A〜9C、17A〜17C、19A〜19Cは、パネル9、17、19の端部からずれた位置に設けられた構成、又はビード部9A〜9C、17A〜17C、19A〜19Cが廃止されたパネル9、17、19であってもよい。
上述の実施形態に係る第3構造部材7は、側端部材13A、13Bを越えた位置まで延びていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、第3構造部材7の長手方向寸法L1が、フレーム本体部のシート幅方向寸法L2以下であってもよい。
上述の実施形態に係るビード部9A〜9C、17A〜17C、19A〜19Cは、溶接にて第1構造部材3〜第3構造部材7等に連結されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、ビード部9A〜9C、17A〜17C、19A〜19Cは、例えばネジ等の機械的締結具により、第1構造部材3〜第3構造部材7等に連結されていてもよい。
上述の実施形態に係るクッションフレーム1は、二人以上の者が着席可能なリアシート用のクッションフレームであった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。
すなわち、上述の実施形態に係るクッションフレーム1は、例えば、前席用シート等の一人の者が着席するシートにも適用可能である。なお、当該シートにおいては、図7のA部が当該シートのクッションフレームとなる。
上述の実施形態では、車両用の乗物用シートを適用した。しかし、本願明細書に開示された発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… クッションフレーム 3… 第1構造部材 3A… 第1固定部
5… 第2構造部材 5A… 第2固定部 7… 第3構造部材
9… 中央パネル材 9A… 第1ビード部 9B… 第2ビード部
9C… 第3ビード部 11… 第4構造部材 13A、13B… 側端部材

Claims (4)

  1. 乗物用シートに適用されるクッションフレームにおいて、
    シート前後方向に延びる第1構造部材であって、少なくとも延び方向一端側に乗物に対して固定される第1固定部が設けられた第1構造部材と、
    前記第1構造部材に対してシート幅方向にずれた位置においてシート前後方向に延びる第2構造部材であって、少なくとも延び方向一端側に乗物に対して固定される第2固定部が設けられた第2構造部材と、
    前記第1構造部材及び前記第2構造部材に連結された第3構造部材であって、前記第1固定部及び前記第2固定部に対してシート前後方向にずれた位置においてシート幅方向に延びる第3構造部材と、
    前記第1構造部材と前記第2構造部材との間に橋渡され、着席者の臀部を支持するための板状のパネル材であって、前記第1構造部材、前記第2構造部材及び前記第3構造部材に連結されたパネル材と
    を備える乗物用シート用クッションフレーム。
  2. 前記パネル材に設けられた突条である第1ビード部であって、前記第1構造部材及び前記第3構造部材に対して傾いた方向に延びるとともに、一端側が前記第1構造部材に連結され、他端側が前記第3構造部材に連結された第1ビード部と、
    前記パネル材に設けられた突条である第2ビード部であって、前記第2構造部材及び前記第3構造部材に対して傾いた方向に延びるとともに、一端側が前記第2構造部材に連結され、他端側が前記第3構造部材に連結された第2ビード部と
    を備える請求項1に記載の乗物用シート用クッションフレーム。
  3. 前記第3構造部材を挟んで前記第1固定部及び第2固定部と反対側の位置においてシート幅方向に延びる第4構造部材であって、乗物に対して固定される第3固定部を備える請求項1又は2に記載の乗物用シート用クッションフレーム。
  4. 前記第4構造部材の延び方向端部に設けられ、当該端部からシート前後方向に延びる側端部材を備え、
    さらに、前記第3構造部材は、前記側端部材を越えた位置まで延びている請求項3に記載の乗物用シート用クッションフレーム。
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