JP2018086882A - クッションフレーム - Google Patents

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謙次 古川
Kenji Furukawa
謙次 古川
松本 圭吾
Keigo Matsumoto
圭吾 松本
嘉朗 原
Yoshiro Hara
嘉朗 原
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【課題】 着席者に作用する下向きの荷重を効果的に支えることが可能な乗物用シート用クッションフレームを提供する。【解決手段】 第1サイドフレーム91Aのシート前方側と第2サイドフレーム91Bのシート前方側とを連結するパイプフレーム91Cが、枠フレーム92Aの第1枠部92Bよりシート後方側に位置している。これにより、パイプフレーム91Cの位置を着席者に作用する荷重中心位置に近づけることが可能となる。つまり、パイプフレーム91Cの位置を従来よりシート後方側に配置できる。したがって、着席者に作用する下向きの荷重を効果的に支えることが可能なる。【選択図】図2

Description

本願は、乗物の側面側に位置するサイドシート、並びに車両幅方向において当該サイドシートに隣接するセンタシートを有する乗物用シートに適用されるクッションフレームに関する。
例えば、特許文献1に記載のクッションフレームは、サイド席用のクッションフレーム部の前端パイプフレームとセンタ席用のクッションフレーム部の前端パイプフレームとが共通する1本のパイプ材により構成されている。
特開2006−321284号公報
シートクッションは、着席者の臀部を支持し、着席者に作用する下向きの荷重を支える部位である。このため、クッションフレームは、当該荷重に耐え得る剛性を備える必要がある。
本願は、上記点に鑑み、着席者に作用する下向きの荷重を効果的に支えることが可能な乗物用シート用クッションフレームを提供する。
本願では、シート幅方向一端側に配設され、乗物の側面側に位置してシート前後方向に延びる第1サイドフレーム(91A)と、第1サイドフレーム(91A)に対してセンタシート(1B)側にずれた位置にてシート前後方向に延びる第2サイドフレーム(91B)であって、第1サイドフレーム(91A)と共にサイドシート(1A)のクッションフレーム部(91)を構成する第2サイドフレーム(91B)と、センタシート(1B)のクッションフレーム部(92)の外縁枠を構成する枠フレーム(92A)と、第1サイドフレーム(91A)のシート前方側と第2サイドフレーム(91B)のシート前方側とを連結するパイプ状のパイプフレーム(91C)であって、枠フレーム(92A)のシート前方側端部よりシート後方側に位置するパイプフレーム(91C)とを備える。
これにより、パイプフレーム(91C)の位置を着席者に作用する荷重中心位置に近づけることが可能となる。したがって、着席者に作用する下向きの荷重を効果的に支えることが可能なる。
なお、特許文献1に記載の発明では、前端パイプフレームがクッションフレーム部の前端側、つまり着席している者の臀部より膝頭側にずれた箇所に位置する。このため、当該前端パイプフレームが荷重中心位置から大きくずれた箇所に位置する可能性があるので、着席者に作用する下向きの荷重を効果的に支えることが難しい。
なお、本願は、以下のように構成してもよい。
すなわち、パイプフレーム(91C)の延び方向中央部には、パイプフレーム(91C)の延び方向両端より上方側に湾曲した凸部(91E)が設けられていることが望ましい。これにより、パイプフレーム(91C)の位置を更に荷重中心位置に近づけることが可能となる。
パイプフレーム(91C)よりシート前方側には、第1サイドフレーム(91A)と第2サイドフレーム(91B)とを連結するパネル状のパネルフレーム(91D)が設けられていることが望ましい。これにより、サイドシート(1A)用のクッションフレーム部(91)の前端側剛性を高めることができる。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
本発明の実施形態に係るクッションフレーム9の斜視図である。 本発明の実施形態に係るクッションフレーム9の上面図である。 本発明の実施形態に係るクッションフレーム9の正面図図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。本発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。
少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には当該部材が2以上設けられていてもよい。
(第1実施形態)
本実施形態は、乗用車等の後部シート用の乗物用シートに本発明を適用したものである。図1は、後部シート用の乗物用シートのうち車両幅方向一端側(本実施形態では、右端側)の乗物用シート部分(以下、サイドシート1Aともいう。)及び当該サイドシート1Aに隣接するセンタシート1Bを示している。なお、以下の説明における方向は、本実施形態に係る乗物用シートを車両に組み付けた状態における方向を意味する。
1.乗物用シートの概要
図1に示すように、乗物用シート1は、少なくともシートクッション3及びシートバック5を有する。シートクッション3は着席者の臀部等を支持するための部位である。シートバック5は着席者の背部を支持するための部位である。
バックフレーム7はシートバック5の骨格を構成する。当該バックフレーム7は、サイドシート1Aのシート幅方向両端側それぞれに配設されたサイドフレーム7A、7B等を有して構成されている。なお、本実施形態に係るシート幅方向は、車両幅方向(左右方向)と一致する。
2.クッションフレームの構造
クッションフレーム9は、シートクッション3の骨格を構成する。当該クッションフレーム9は、第1クッションフレーム部91及び第2クッションフレーム部92を少なくとも有している。第1クッションフレーム部91は、サイドシート1A用のクッションフレームである。第2クッションフレーム部92は、センタシート1B用のクッションフレームである。
第1クッションフレーム部91は、第1サイドフレーム91A、第2サイドフレーム91B及びパイプフレーム91C等を少なくとも有して構成されている。第1サイドフレーム91Aは、シート幅方向一端側に配設され、乗物の側面側(本実施形態では、右端側)に位置してシート前後方向に延びる金属製の強度部材である。
第2サイドフレーム91Bは、第1サイドフレーム91Aに対してセンタシート1B側にずれた位置にてシート前後方向に延びる金属製の強度部材である。そして、第1サイドフレーム91A及び第2サイドフレーム91Bは、協働して第1クッションフレーム部91を構成する。
パイプフレーム91Cは、第1連結フレームの一例であって、第1サイドフレーム91Aのシート前方側と第2サイドフレーム91Bのシート前方側とを連結する強度部材である。当該パイプフレーム91Cは、パイプ状の金属パイプである。
「パイプ状」とは、当該部材の長手方向と直交する断面が閉曲線を描く閉じた断面形状を有する部材をいう。なお、本実施形態では、円状の閉曲線を描く、いわゆる「丸パイプ」を用いてパイプフレーム91Cを構成している。
そして、パイプフレーム91Cは、第1サイドフレーム91A及び第2サイドフレーム91Bを貫通した状態で各サイドフレーム91A、91Bに溶接接合されている。パイプフレーム91Cよりシート前方側には、図2に示すように、パネルフレーム91Dが設けられている。
パネルフレーム91Dは、第2連結フレームの一例であって、第1サイドフレーム91Aと第2サイドフレーム91Bとを連結するパネル状の強度部材である。「パネル状の強度部材」とは、プレス加工等の塑性加工法により板材に1つ以上の折曲部等が設けられていることにより、同一板厚の単純な板材に比べて断面係数が大きい強度部材をいう。
図1に示す枠フレーム92Aは、第2クッションフレーム部92の外縁枠を構成する強度部材である。本実施形態に係る枠フレーム92Aは、図2に示すように、第1枠部92B及び第2枠部92Cを有して略L字状に構成されている。
第1枠部92Bは、枠フレーム92Aのシート前方側端部を構成する部位であって、シート幅方向に延びる部位である。第2枠部92Cは、枠フレーム92Aのうちセンタシート1Bのシート幅方向他端部を構成する部位であって、シート前後方向に延びる部位である。
第1枠部92Bと第2枠部92Cとは金属製の一体成形品である。すなわち、本実施形態では、パイプ状の部材が略L字状に曲げ成形されて第1枠部92B及び第2枠部92Cが構成されている。
第1枠部92Bのシート幅方向一端は、第2サイドフレーム91Bに固定されている。第2枠部92Cは、ブラケット92Dを介してサイドシート1Aのバックフレーム(図示せず。)に固定されている。
第2のサイドシートとは、センタシート1Bを挟んでサイドシート1Aと反対側に設けられたサイドシートをいう。ブラケット92Dは、第2枠部92C溶接されている。そして、当該ブラケット92Dは、サイドシート1Aのバックフレームにネジ等の機械的締結具により固定されている。
パイプフレーム91Cは、図2に示すように、第1枠部92Bよりシート後方側に位置する。パネルフレーム91Dは、第1枠部92Bよりシート前方側に位置する。つまり、第1枠部92Bは、シート前後方向において、パネルフレーム91Dとパイプフレーム91Cとの間に位置する。
パイプフレーム91Cの延び方向略中央部には、図3に示すように、凸部91Eが設けられている。凸部91Eは、パイプフレーム91Cの延び方向両端より上方側に湾曲した部位である。なお、本実施形態に係る凸部91Eは、パイプフレーム91Cを構成するパイプ材に曲げ加工が施されて形成されたパイプフレーム91Cとの一体成形品である。
3.本実施形態に係るクッションフレームの特徴
第1サイドフレーム91Aのシート前方側と第2サイドフレーム91Bのシート前方側とを連結するパイプフレーム91Cが、枠フレーム92Aの第1枠部92Bよりシート後方側に位置している。
これにより、パイプフレーム91Cの位置を着席者に作用する荷重中心位置に近づけることが可能となる。つまり、パイプフレーム91Cの位置を従来よりシート後方側に配置できる。したがって、着席者に作用する下向きの荷重を効果的に支えることが可能なる。
パイプフレーム91Cの延び方向中央部には凸部91Eが設けられている。これにより、パイプフレーム91Cの位置を更に荷重中心位置に近づけることが可能となる。
パイプフレーム91Cよりシート前方側には、パネルフレーム91Dが設けられている。これにより、第1クッションフレーム部91の前端側剛性を高めることができる。
(その他の実施形態)
上述の実施形態に係るパイプフレーム91C及び枠フレーム92Aは、パイプ材にて構成されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、パイプフレーム91C及び枠フレーム92Aのうち少なくとも一方のフレームがパネル材に構成されていてもよい。
上述の実施形態に係るパイプフレーム91C及び枠フレーム92Aは、丸パイプ材にて構成されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、パイプフレーム91C及び枠フレーム92Aが角パイプ又は中実材で構成されていてもよい。
上述の実施形態に係るパネルフレーム91Dは、パネル材にて構成されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、例えば、パネルフレーム91Dがパイプ材に構成されていてもよい。
上述の実施形態係るサイドシート1Aは、車両の右端側であった。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、車両の左端側のシートを本願に係るサイドシート1Aとしてもよい。
上述の実施形態に係るパイプフレーム91Cには凸部91Eが設けられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、凸部91Eが設けられていないパイプフレーム91Cであってもよい。
上述の実施形態では、普通乗用車等に本発明を適用した。しかし、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、その他の乗物用シートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… 乗物用シート 1A… サイドシート 1B… センタシート
3… シートクッション 5… シートバック
7… バックフレーム 7A、7B… サイドフレーム
9… クッションフレーム 91… 第1クッションフレーム部
91A… 第1サイドフレーム 91B… 第2サイドフレーム
91C… パイプフレーム 91D… パネルフレーム
91E… 凸部 92… 第2クッションフレーム部
92A… 枠フレーム 92B… 第1枠部 92C… 第2枠部

Claims (4)

  1. 乗物の側面側に位置するサイドシート、並びに車両幅方向において当該サイドシートに隣接するセンタシートを有する乗物用シートに適用され、当該乗物用シートのシートクッションの骨格を構成するクッションフレームにおいて、
    シート幅方向一端側に配設され、乗物の側面側に位置してシート前後方向に延びる第1サイドフレームと、
    前記第1サイドフレームに対して前記センタシート側にずれた位置にてシート前後方向に延びる第2サイドフレームであって、前記第1サイドフレームと共に前記サイドシートのクッションフレーム部を構成する第2サイドフレームと、
    前記センタシートのクッションフレーム部の外縁枠を構成する枠フレームと、
    前記第1サイドフレームのシート前方側と前記第2サイドフレームのシート前方側とを連結するパイプ状のパイプフレームであって、前記枠フレームのシート前方側端部よりシート後方側に位置するパイプフレームと
    を備えるクッションフレーム。
  2. 前記パイプフレームの延び方向略中央部には、前記パイプフレームの延び方向両端より上方側に湾曲した凸部が設けられている請求項1に記載のクッションフレーム。
  3. 前記パイプフレームよりシート前方側には、前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームとを連結するパネル状のパネルフレームが設けられている請求項1又は2に記載のクッションフレーム。
  4. 乗物の側面側に位置するサイドシート、並びに車両幅方向において当該サイドシートに隣接するセンタシートを有する乗物用シートに適用され、当該乗物用シートのシートクッションの骨格を構成するクッションフレームにおいて、
    シート幅方向一端側に配設され、乗物の側面側に位置してシート前後方向に延びる第1サイドフレームと、
    前記第1サイドフレームに対して前記センタシート側にずれた位置にてシート前後方向に延びる第2サイドフレームであって、前記第1サイドフレームと共に前記サイドシートのクッションフレーム部を構成する第2サイドフレームと、
    前記センタシートのクッションフレーム部の外縁枠を構成する枠フレームと、
    前記第1サイドフレームのシート前方側と前記第2サイドフレームのシート前方側とを連結する第1連結フレームであって、前記枠フレームのシート前方側端部よりシート後方側に位置する第1連結フレームと
    前記枠フレームのシート前方側端部よりシート前方側に設けられ、前記第1サイドフレームと前記第2サイドフレームとを連結する第2連結フレームと
    を備えるクッションフレーム。
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