JPH08252550A - 配管内洗浄方法 - Google Patents

配管内洗浄方法

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JPH08252550A
JPH08252550A JP7058535A JP5853595A JPH08252550A JP H08252550 A JPH08252550 A JP H08252550A JP 7058535 A JP7058535 A JP 7058535A JP 5853595 A JP5853595 A JP 5853595A JP H08252550 A JPH08252550 A JP H08252550A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
pipe
flow rate
piping
washing
Prior art date
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Pending
Application number
JP7058535A
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English (en)
Inventor
Takamori Nakano
隆盛 中野
Sei Murakami
聖 村上
Tatsuhiko Matsuoka
達彦 松岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】医薬品,食品,化学プラントにおいて特にその
配管,機器内の洗浄方法において、供給する洗浄水の流
速変化を起こして配管内に生じる衝撃流にて配管内を洗
浄する。 【構成】本装置の構成は洗浄液を供給し、しかも流量変
化させることができる1.インバータ付ポンプ又はバル
ブ開度で流量変化させることができる2.調節バルブと
洗浄水を貯える6.洗浄水タンクと上記機器を接続する
配管から成る。 【効果】従来の洗浄効果の科学的な効果、希釈による効
果に本発明の真空による衝撃流による効果を加えること
ができ、使用する洗浄水量、洗浄時間を低減することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は配管内の洗浄方法におい
て、特に培養装置等の配管内の洗浄に関するものでる。
【0002】
【従来の技術】本発明に近い公知例として、特開平6−
285447号公報、特開昭58−156384号公報
等がある。両者は、洗浄液体と空気を混合して管路に連
続的に供給して洗浄効果を得るものであり、空気を使用
しないで洗浄液の慣性力を利用した本発明の洗浄方法と
は似て異なるものである。
【0003】また通常の洗浄方法としては、洗浄液を配
管内に一定の速度で一定時間流入させるのみであり、そ
の洗浄効果としては主に洗浄液による化学的な洗浄、大
量な洗浄液による希釈効果が主であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法において
は、洗浄液が連続的に一定の流速で配管内に供給され、
希釈による効果、化学的な洗浄効果により洗浄されてい
た為、大量の洗浄液、多大な洗浄時間を必要としてい
た。しかしながら枝管が多く、しかもデッド部の多い食
品、医薬品、化学品等のプラントにおいては十分なる洗
浄効果を得ることができなかった。本発明の目的は、こ
れらの問題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本目的を達成するために
は、つまり送液する洗浄液の流速を変化させる為に、送
液量を変化させることができるインバータ付ポンプを用
いればよい。又、配管途中にバルブを設け、その弁の開
閉度を変化させて流量変化をさせればよい。
【0006】急激な送液の停止を行うためには、ON−
OFFバルブを配管途中に設け、バルブを開から閉に変
化させることにより、急激な送液の停止を行うことが出
来、配管内の洗浄に効果を上げることができる。
【0007】
【作用】洗浄液の供給において配管内の流速を変化させ
たり、急激に供給を停止させたりすることで、つまり洗
浄液の慣性力を利用することで、配管内を一時的に真空
状態にし、衝撃流を生じさせることで、洗浄効果を上げ
ることができる。
【0008】
【実施例】本発明の1実施例を図1により説明する。
【0009】装置の構成としては回転数変化を行い洗浄
水の流量変化を行うことができる1.インバータ付ポン
プ、バルブ開度を調節して流量変化を行うことができる
2.調節バルブ、洗浄水を貯めておく6.洗浄水タン
ク、及び1.インバータ付ポンプから6.洗浄水タンク
との間に設けたON−OFFバルブ8.バルブと、それ
らを接続する配管から構成される。1.インバータ付ポ
ンプと2.調節バルブは同時に使用しなくても良い。
【0010】1.インバータ付ポンプを使用するとき
は、2.調節バルブの代わりにON−OFFバルブを、
2.調節バルブを使用するときは、1.インバータ付ポ
ンプの代わりに一定回転型のポンプあるいは、洗浄水を
加圧して送液できるタンクを使用しても良い。3.被洗
浄物は配管であったり、培養槽であったり、他の化学機
器であっても良い。図1には4.被洗浄配管、5.被洗
浄タンクを示した。
【0011】次に洗浄時の運転方法について説明する。
【0012】6.洗浄水タンクに貯められた7.洗浄水
は、1.インバータ付ポンプにより、2.ON−OFF
バルブを通って、3.被洗浄配管、5.被洗浄タンクに
供給される。このとき、1.インバータ付ポンプの回転
数を変化させながら、つまり洗浄水の流速を変化させな
がら7.洗浄水を3.被洗浄物に供給する。これによっ
て慣性力を持った洗浄水は4.被洗浄配管内で一瞬真空
状態となり、衝撃流を生じて洗浄効果を高めることがで
きる。また2.調節バルブを使用する場合は、その弁開
度を変化させることにより、7.洗浄水の供給流量を変
化させることができ、上記同様洗浄効果を高めることが
できる。インバータ付ポンプから7.洗浄水を供給して
いるとき急激に2.ON−OFFバルブを閉にすると、
4.被洗浄配管内で起こる真空状態が最大となり、最も
洗浄効果を高めることができる。
【0013】図2より洗浄の詳細を説明する。
【0014】洗浄水が9.洗浄水流れ方向にのみ流れる
場合はその配管から分岐した部分が10デッド部とな
り、洗浄が困難となる。このとき2バルブを急激にON
→OFFにすると慣性力の付いている洗浄水は9.洗浄
水流れ方向に運動しようとするが2.バルブ、8バルブ
が閉である為に、配管内は一瞬真空状態となり、洗浄水
の衝撃流が各部で起こり、10デッド部においても同様
に起こり洗浄効果を高めることが可能となる。
【0015】図示はしていないが、被洗浄物は医薬品を
製造するプラント、食品を製造するプラント及び化学品
合成プラント等が該当する。
【0016】洗浄水においては、汚れ専用の洗浄液、N
aOH水、及び水等がある。実プラントにおいては洗浄
液、温水、水等を貯えるタンクが図1の6.洗浄水タン
クと並列に置かれ、バルブにて供給する液を選択して
1.インバータ付ポンプから3.被洗浄物に送液され
る。その時には上述したように、流速変化を行い洗浄液
を供給する。
【0017】被洗浄物に供給された洗浄水はそのまま排
水されるか、再び洗浄水タンクに戻して再利用される。
一般的に洗浄液は再利用され、リンスで用いる水は排水
される。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば従来の洗浄機能の化学的
な洗浄効果、希釈による洗浄効果に一瞬の真空によって
生じる衝撃流による洗浄効果が付加される。したがって
従来の様に多大な洗浄時間、大量の洗浄水を必要としな
くて済み、少量の洗浄排水とすることから排液設備の規
模を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略フロー図である。
【図2】配管構成の一例をしめす正面概略図である。
【符号の説明】
1:インバータ付ポンプ、2:調節バルブ(ON−OF
Fバルブ)、3:被洗浄物、4:被洗浄配管、5:被洗
浄タンク、6:洗浄水タンク、7:洗浄水、8:バル
ブ、9:洗浄水流れ方向、10:デッド部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管内を洗浄する方法において、洗浄液
    (液体)の流速を変化させて得られる衝撃力を利用して
    洗浄することを特徴とする洗浄方法。
  2. 【請求項2】 洗浄液を配管内に供給するインバータ付
    ポンプで流速を変化させて洗浄液を配管内に供給するこ
    とを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 配管内に供給する洗浄液の流速を変化さ
    せる為に、バルブの開閉度を変化させて流速を変化させ
    ることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 配管内を洗浄している洗浄液の供給を急
    激に停止させることにより、配管内を一瞬真空状態にさ
    せて洗浄効果を得ることを特徴とする洗浄方法。
  5. 【請求項5】 洗浄液の供給、停止をバルブを用いて行
    うことを特徴とする請求項4記載の洗浄方法。
  6. 【請求項6】 培養装置内の配管洗浄を行うことを特徴
    とする請求項2,3,5のいずれか記載洗浄方法。
JP7058535A 1995-03-17 1995-03-17 配管内洗浄方法 Pending JPH08252550A (ja)

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