JPH082515B2 - 凹凸模様を備える金属のエンドレスベルトの製造方法 - Google Patents
凹凸模様を備える金属のエンドレスベルトの製造方法Info
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- JPH082515B2 JPH082515B2 JP1502452A JP50245289A JPH082515B2 JP H082515 B2 JPH082515 B2 JP H082515B2 JP 1502452 A JP1502452 A JP 1502452A JP 50245289 A JP50245289 A JP 50245289A JP H082515 B2 JPH082515 B2 JP H082515B2
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- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D53/00—Making other particular articles
- B21D53/14—Making other particular articles belts, e.g. machine-gun belts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B44—DECORATIVE ARTS
- B44B—MACHINES, APPARATUS OR TOOLS FOR ARTISTIC WORK, e.g. FOR SCULPTURING, GUILLOCHING, CARVING, BRANDING, INLAYING
- B44B5/00—Machines or apparatus for embossing decorations or marks, e.g. embossing coins
- B44B5/02—Dies; Accessories
- B44B5/026—Dies
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23P—METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; COMBINED OPERATIONS; UNIVERSAL MACHINE TOOLS
- B23P15/00—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass
- B23P15/24—Making specific metal objects by operations not covered by a single other subclass or a group in this subclass dies
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B5/00—Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups
- B30B5/04—Presses characterised by the use of pressing means other than those mentioned in the preceding groups wherein the pressing means is in the form of an endless band
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
- Press Drives And Press Lines (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、プレスラミネートの連続生産用の、凹凸模
様を備える金属のエンドレスベルトの製造方法に関す
る。
様を備える金属のエンドレスベルトの製造方法に関す
る。
家具製造または室内装飾において使用されるプラスチ
ック被膜を備える硬質繊維板、ガラス繊維板等の種類の
プレスラミネートには、表面に押型付けされた構造模様
（strukturierung）が設けられ、その模様は随意であっ
てもよい。かかる模様に属するのは、たとえば微細構造
模様または波形、節であるが、木理模様の種類の構造模
様もこれに属する。構造模様の押型付けは、押型付け工
具を用いて行われる。ヨーロッパ特許出願公開（B1）第
31613号による公知押型付装置ではプレスラミネートが
２つのエンドレスベルトの間で連続的にプレスされる。
この場合、中間製品が反対方向に回転する２つのエンド
レスベルトの間でプレスされる。この方法では、プレス
ラミネートの表面を圧力負荷するエンドレスベルトが凹
凸模様を備えている。このために、不銹鋼からなるエン
ドレスの搬送ベルト上に金属層がめっきされ、この金属
層に凹凸模様がエッチングされる。ただ鋼ベルト端部を
正確に溶接し、溶接シームを研削し、非鉄金属からなる
層をめっきすることにより凹凸模様をエッチングするエ
ンドレスベルトの製造は、非常に費用がかかる。この種
のエンドレスベルトは、30mまでの長さを有することが
できる。凹凸模様をつける際には、あらかじめ研削し、
研磨した金属層上へ防蝕層が塗布される。このために
は、種々の方法、たとえば適当な模様を有するエンボス
ロール、印刷ローラ（スクリーン印刷ローラ、オフセッ
ト印刷ローラ）を用いて印刷することによるか、または
感光層を塗布し、これを模様を表わす写真ネガを通して
露光し、現像した後に表面に残存する、模様に一致する
写真層の表面部分が防蝕層を形成する写真複写法の使用
による方法が適当である。防蝕層の塗布およびエッチン
グ工程からなるこの作業法は、同じかまたは異なる模様
原版を用いて繰返すこともできるので、エンドレスベル
ト上には模様が種々の蝕刻深さで生じる。エンドレスベ
ルトの限られた寿命のためおよび損傷の場合には、完全
に同じ凹凸模様を備える幾つかのエンドレスベルトの製
造または修理が必要である。幾つかの同じエンドレスベ
ルトの製造のためには、従来各個々のエンドレスベルト
に対し、記載されたエッチング法を適用しなければなら
なかった。しかし、幾つかの工程からなるこの製造法は
非常に費用がかかりかつ高価である。
ック被膜を備える硬質繊維板、ガラス繊維板等の種類の
プレスラミネートには、表面に押型付けされた構造模様
（strukturierung）が設けられ、その模様は随意であっ
てもよい。かかる模様に属するのは、たとえば微細構造
模様または波形、節であるが、木理模様の種類の構造模
様もこれに属する。構造模様の押型付けは、押型付け工
具を用いて行われる。ヨーロッパ特許出願公開（B1）第
31613号による公知押型付装置ではプレスラミネートが
２つのエンドレスベルトの間で連続的にプレスされる。
この場合、中間製品が反対方向に回転する２つのエンド
レスベルトの間でプレスされる。この方法では、プレス
ラミネートの表面を圧力負荷するエンドレスベルトが凹
凸模様を備えている。このために、不銹鋼からなるエン
ドレスの搬送ベルト上に金属層がめっきされ、この金属
層に凹凸模様がエッチングされる。ただ鋼ベルト端部を
正確に溶接し、溶接シームを研削し、非鉄金属からなる
層をめっきすることにより凹凸模様をエッチングするエ
ンドレスベルトの製造は、非常に費用がかかる。この種
のエンドレスベルトは、30mまでの長さを有することが
できる。凹凸模様をつける際には、あらかじめ研削し、
研磨した金属層上へ防蝕層が塗布される。このために
は、種々の方法、たとえば適当な模様を有するエンボス
ロール、印刷ローラ（スクリーン印刷ローラ、オフセッ
ト印刷ローラ）を用いて印刷することによるか、または
感光層を塗布し、これを模様を表わす写真ネガを通して
露光し、現像した後に表面に残存する、模様に一致する
写真層の表面部分が防蝕層を形成する写真複写法の使用
による方法が適当である。防蝕層の塗布およびエッチン
グ工程からなるこの作業法は、同じかまたは異なる模様
原版を用いて繰返すこともできるので、エンドレスベル
ト上には模様が種々の蝕刻深さで生じる。エンドレスベ
ルトの限られた寿命のためおよび損傷の場合には、完全
に同じ凹凸模様を備える幾つかのエンドレスベルトの製
造または修理が必要である。幾つかの同じエンドレスベ
ルトの製造のためには、従来各個々のエンドレスベルト
に対し、記載されたエッチング法を適用しなければなら
なかった。しかし、幾つかの工程からなるこの製造法は
非常に費用がかかりかつ高価である。
これに対して、本発明の課題は、著しく簡単かつ任意
の方式で、完全に一致する凹凸模様を有する１つまたは
幾つかのエンドレスベルトを製造することのできる方法
を開発することである。
の方式で、完全に一致する凹凸模様を有する１つまたは
幾つかのエンドレスベルトを製造することのできる方法
を開発することである。
この課題は本発明によれば、母型として使用される金
属のエンドレスベルトの凹凸模様を備える面から、弾性
のエンドレスプラスチックベルトの形の型取り成形体を
つくり、プラスチックベルトの型取り成形面上に金属層
をめっきすることにより作業用複製版（Arbeits Kopi
e）であるエンドレスの電鋳ベルト（Galvanoband）をつ
くり、プラスチックベルトを除去することによって解決
される。
属のエンドレスベルトの凹凸模様を備える面から、弾性
のエンドレスプラスチックベルトの形の型取り成形体を
つくり、プラスチックベルトの型取り成形面上に金属層
をめっきすることにより作業用複製版（Arbeits Kopi
e）であるエンドレスの電鋳ベルト（Galvanoband）をつ
くり、プラスチックベルトを除去することによって解決
される。
本発明によれば、慣用法により製造した、凹凸模様を
備える唯１つのエンドレスベルトから、任意多数の作業
用複製版をつくることができる。慣用法により製造し
た、凹凸模様を備えるエンドレスベルトが、プレスラミ
ネートの連続生産用のエンドレスベルトの複製される母
型を形成する。大型のエンドレスベルト用のこの複製法
は、慣用のエッチング法よりも著しく簡単かつ迅速で、
従って著しく低廉でもある。この作業用複製版は、不銹
鋼からなる搬送ベルトを必要としないので、鋼ベルトか
ら溶接しかつ溶接シームを研削することによる、費用の
かかるエンドレスベルトの製造が不要である。むしろ電
鋳ベルトは、押型付け装置における機械的応力に耐える
のに十分に強固である。エンドレスの弾性プラスチック
ベルトの形の型取り成形体をつくるのは非常に簡単かつ
低廉である。型取り成形体は、多段の凹凸模様を微細な
細部にまで写し取るので、プラスチックベルト上にめっ
きされた金属層も凹凸模様を相応に正確に再現する。型
取り成形によって製造したプラスチックベルト上へ、電
鋳ベルトを引き剥がした後、数回繰返して金属層を設け
ることができ、その際この凹凸模様を有するプラスチッ
クベルトがいわば母型である。かかる所望の模様に対し
て陰画彫刻（以下、陰刻）の凹凸模様を有するプラスチ
ックベルトは、凹凸模様を備えるエンドレスの鋼ベルト
よりも著しく簡単に貯蔵できる。
備える唯１つのエンドレスベルトから、任意多数の作業
用複製版をつくることができる。慣用法により製造し
た、凹凸模様を備えるエンドレスベルトが、プレスラミ
ネートの連続生産用のエンドレスベルトの複製される母
型を形成する。大型のエンドレスベルト用のこの複製法
は、慣用のエッチング法よりも著しく簡単かつ迅速で、
従って著しく低廉でもある。この作業用複製版は、不銹
鋼からなる搬送ベルトを必要としないので、鋼ベルトか
ら溶接しかつ溶接シームを研削することによる、費用の
かかるエンドレスベルトの製造が不要である。むしろ電
鋳ベルトは、押型付け装置における機械的応力に耐える
のに十分に強固である。エンドレスの弾性プラスチック
ベルトの形の型取り成形体をつくるのは非常に簡単かつ
低廉である。型取り成形体は、多段の凹凸模様を微細な
細部にまで写し取るので、プラスチックベルト上にめっ
きされた金属層も凹凸模様を相応に正確に再現する。型
取り成形によって製造したプラスチックベルト上へ、電
鋳ベルトを引き剥がした後、数回繰返して金属層を設け
ることができ、その際この凹凸模様を有するプラスチッ
クベルトがいわば母型である。かかる所望の模様に対し
て陰画彫刻（以下、陰刻）の凹凸模様を有するプラスチ
ックベルトは、凹凸模様を備えるエンドレスの鋼ベルト
よりも著しく簡単に貯蔵できる。
プラスチックベルトの製造のためには、とくに凹凸模
様を有するエンドレスベルトの面上にポリウレタン材料
を塗布し、重合により弾性のプラスチックベルトにす
る。このポリウレタン材料を用いて正確な型取り成形体
をつくることができ、プラスチックベルトは、その弾性
により母型として使用される金属のエンドレスベルトお
よび電鋳ベルトから容易に引き剥がすことができる。ポ
リウレタン材の代わりに、他の適当なプラスチック材
料、たとえばポリ塩化ビニル、シリコンゴム等を使用す
ることもできる。母型として使用されるエンドレスベル
トに応じて30mまでの長さおよび約2.5mまでの幅を有し
うるエンドレスベルトに高い機械的強度を与えるため
に、プラスチックベルト中へ補強繊維または補強網を埋
設することができる。
様を有するエンドレスベルトの面上にポリウレタン材料
を塗布し、重合により弾性のプラスチックベルトにす
る。このポリウレタン材料を用いて正確な型取り成形体
をつくることができ、プラスチックベルトは、その弾性
により母型として使用される金属のエンドレスベルトお
よび電鋳ベルトから容易に引き剥がすことができる。ポ
リウレタン材の代わりに、他の適当なプラスチック材
料、たとえばポリ塩化ビニル、シリコンゴム等を使用す
ることもできる。母型として使用されるエンドレスベル
トに応じて30mまでの長さおよび約2.5mまでの幅を有し
うるエンドレスベルトに高い機械的強度を与えるため
に、プラスチックベルト中へ補強繊維または補強網を埋
設することができる。
電解による金属析出の前に、非導電性プラスチックベ
ルトは型取り成形面に導電層を設けねばならない。これ
は、たとえば銀含有溶液および還元剤含有溶液を吹付け
ることによって行うことができる。次いで、銀沈殿物を
備えるプラスチックベルトを、めっき浴中で、非鉄（N
E）金属、たとえば銅、ニッケルまたは黄銅からなる約
１〜3mmの金属層が析出するように処理する。
ルトは型取り成形面に導電層を設けねばならない。これ
は、たとえば銀含有溶液および還元剤含有溶液を吹付け
ることによって行うことができる。次いで、銀沈殿物を
備えるプラスチックベルトを、めっき浴中で、非鉄（N
E）金属、たとえば銅、ニッケルまたは黄銅からなる約
１〜3mmの金属層が析出するように処理する。
電解による金属析出により製造した電鋳ベルトから弾
性プラスチックベルトを引き剥がした後、該プラスチッ
クベルトを電解によるかまたは機械的に研磨する。プレ
ス機械のロール上を走る裏側面が研磨される。
性プラスチックベルトを引き剥がした後、該プラスチッ
クベルトを電解によるかまたは機械的に研磨する。プレ
ス機械のロール上を走る裏側面が研磨される。
母型として使用される金属のエンドレスベルトには、
とくにプレスラミネートの表面に押型付けすべき構造模
様に対して陰画である陰極の凹凸模様が設けられてい
る。この場合、プラスチックベルトはその裏面に陽画彫
刻（以下、陽刻）の凹凸模様を有する型取り成形層およ
びこのプラスチックベルトの裏側の成形層にめっきによ
り設けられた金属層を有し、従って電鋳ベルトはその裏
側の面が再び陰刻の凹凸模様を形成するので電鋳ベルト
はこの状態で連続プレス機械中へ挿入して利用すること
ができる。これとは異なり、母型として使用される金属
のエンドレスベルトが陽刻の凹凸模様、つまりプレスラ
ミネートの表面に押型付けすべき構造模様と同じ凹凸模
様を備えている場合には、電鋳ベルトはプラスチックベ
ルトを引き剥がした後に裏返さなければならない。プラ
スチックベルトは陰刻の型取り成形層を有しており、従
ってそれを用いて製造した電鋳ベルトの表側面は陽刻の
凹凸模様を形成する。しかし、電鋳ベルトの裏側面上
に、十分に薄い電鋳層の場合、陰刻の凹凸模様が存在
し、電鋳ベルトを裏返すことによって該模様を外側に向
ける。電鋳ベルトは約５〜3mの長さを有するので、困難
なしに裏返すことができる。裏返した後、表側に来る面
は、陰刻の凹凸模様を示すので、電鋳ベルトは使用可能
状態にある。
とくにプレスラミネートの表面に押型付けすべき構造模
様に対して陰画である陰極の凹凸模様が設けられてい
る。この場合、プラスチックベルトはその裏面に陽画彫
刻（以下、陽刻）の凹凸模様を有する型取り成形層およ
びこのプラスチックベルトの裏側の成形層にめっきによ
り設けられた金属層を有し、従って電鋳ベルトはその裏
側の面が再び陰刻の凹凸模様を形成するので電鋳ベルト
はこの状態で連続プレス機械中へ挿入して利用すること
ができる。これとは異なり、母型として使用される金属
のエンドレスベルトが陽刻の凹凸模様、つまりプレスラ
ミネートの表面に押型付けすべき構造模様と同じ凹凸模
様を備えている場合には、電鋳ベルトはプラスチックベ
ルトを引き剥がした後に裏返さなければならない。プラ
スチックベルトは陰刻の型取り成形層を有しており、従
ってそれを用いて製造した電鋳ベルトの表側面は陽刻の
凹凸模様を形成する。しかし、電鋳ベルトの裏側面上
に、十分に薄い電鋳層の場合、陰刻の凹凸模様が存在
し、電鋳ベルトを裏返すことによって該模様を外側に向
ける。電鋳ベルトは約５〜3mの長さを有するので、困難
なしに裏返すことができる。裏返した後、表側に来る面
は、陰刻の凹凸模様を示すので、電鋳ベルトは使用可能
状態にある。
第１図には、プレスラミネート２の連続生産用のプレ
ス装置１が略示されている。該装置は大体においてモー
タ同期振動のエンドレスベルト3,4からなり、これらの
ベルトはそれぞれ２つのローラをめぐって回動し、支え
ローラ７なしいは８を備えている。下側のエンドレスベ
ルト４の自由端に供給される中間製品、たとえばプラス
チックで含浸され、その上に木材、ガラス等からなり、
その上に硬い保護層用のプラスチック材料がドクター塗
布されてもよい繊維が、互いに反対方向に回転する２つ
のエンドレスベルトの間でプレスラミネート２にプレス
される。上側のエンドレスベルト３は、製造および表面
処理の際にプレスラミネート２の表面に押型付けされる
凹凸模様を備えている。
ス装置１が略示されている。該装置は大体においてモー
タ同期振動のエンドレスベルト3,4からなり、これらの
ベルトはそれぞれ２つのローラをめぐって回動し、支え
ローラ７なしいは８を備えている。下側のエンドレスベ
ルト４の自由端に供給される中間製品、たとえばプラス
チックで含浸され、その上に木材、ガラス等からなり、
その上に硬い保護層用のプラスチック材料がドクター塗
布されてもよい繊維が、互いに反対方向に回転する２つ
のエンドレスベルトの間でプレスラミネート２にプレス
される。上側のエンドレスベルト３は、製造および表面
処理の際にプレスラミネート２の表面に押型付けされる
凹凸模様を備えている。
プレス装置１中で使用される、交換可能のエンドレス
ベルト３は、次のようにして１つの母型から複製するこ
とによって製造される： まず、ヨーロッパ特許出願公開（B1）第31613号から
公知の方法に従ってエンドレスベルト３を製造する。こ
のために、溶接可能でめっき可能の金属鈑、たとえば不
銹鋼からエンドレスベルト３を製造し、該ベルト上へ金
属層をめっきする。金属層はめっき可能で、グラビアを
設けるのに適した金属、たとえば黄銅からなる。めっき
した金属層を研削し、研磨した後、凹凸模様が設けられ
る。これにとくに適当なのは、エッチング法である。た
とえば、それ自体複製原版により凹凸模様を備えている
印刷ローラを用いて防蝕層をエンドレスベルトの表面に
印刷する。これは印刷ローラ上でエンドレスベルトを簡
単に転がすかまたは逆にエンドレスベルト上で印刷ロー
ラを転がすことによって行われる。次に所期の模様に防
蝕層が印刷されたエンドレスベルトをエッチング溶液を
用いて処理し、その際防蝕層が印刷されてない金属層の
表面部分はエッチングされ、これにグラビアを形成する
相応するくぼみが生成する。エッチング処理および防蝕
層の除去後、“蝕刻された”表面に、この種の１つまた
は若干の他の処理を行うことができ、この場合たとえば
防蝕層の塗布は他の模様にまたは同じであるがずれた模
様に印刷される。これにより、多段の蝕刻像が生じ、そ
の際たとえば最初のくぼみの面にもう１つのくぼみをエ
ッチングすることができる。蝕刻グラビアの製造後、エ
ンドレスベルトの表面を通常の方法でクロムめっきす
る。それにより、所望の凹凸模様を備えるエンドレスベ
ルト３が完成する。
ベルト３は、次のようにして１つの母型から複製するこ
とによって製造される： まず、ヨーロッパ特許出願公開（B1）第31613号から
公知の方法に従ってエンドレスベルト３を製造する。こ
のために、溶接可能でめっき可能の金属鈑、たとえば不
銹鋼からエンドレスベルト３を製造し、該ベルト上へ金
属層をめっきする。金属層はめっき可能で、グラビアを
設けるのに適した金属、たとえば黄銅からなる。めっき
した金属層を研削し、研磨した後、凹凸模様が設けられ
る。これにとくに適当なのは、エッチング法である。た
とえば、それ自体複製原版により凹凸模様を備えている
印刷ローラを用いて防蝕層をエンドレスベルトの表面に
印刷する。これは印刷ローラ上でエンドレスベルトを簡
単に転がすかまたは逆にエンドレスベルト上で印刷ロー
ラを転がすことによって行われる。次に所期の模様に防
蝕層が印刷されたエンドレスベルトをエッチング溶液を
用いて処理し、その際防蝕層が印刷されてない金属層の
表面部分はエッチングされ、これにグラビアを形成する
相応するくぼみが生成する。エッチング処理および防蝕
層の除去後、“蝕刻された”表面に、この種の１つまた
は若干の他の処理を行うことができ、この場合たとえば
防蝕層の塗布は他の模様にまたは同じであるがずれた模
様に印刷される。これにより、多段の蝕刻像が生じ、そ
の際たとえば最初のくぼみの面にもう１つのくぼみをエ
ッチングすることができる。蝕刻グラビアの製造後、エ
ンドレスベルトの表面を通常の方法でクロムめっきす
る。それにより、所望の凹凸模様を備えるエンドレスベ
ルト３が完成する。
一般に、凹凸模様をプレスラミネートは大量生産で製
造されるので、使用ずみまたは損傷されたエンドレスベ
ルト３は正確に同じ凹凸模様を有する新しいエンドレス
ベルト３に取替えねばならない。これは、本発明によれ
ば上述した方法に従って製造したエンドレスベルト３
が、プレス装置１において使用される作業用複製版を製
造するための母型として使用される。
造されるので、使用ずみまたは損傷されたエンドレスベ
ルト３は正確に同じ凹凸模様を有する新しいエンドレス
ベルト３に取替えねばならない。これは、本発明によれ
ば上述した方法に従って製造したエンドレスベルト３
が、プレス装置１において使用される作業用複製版を製
造するための母型として使用される。
作業用複製版の製造のためには、第２図に略示されて
いる凹凸模様９を備えるエンドレスベルト３上にポリウ
レタン材料を塗布し、その際被膜中へ補強網11または補
強繊維が埋設される（第３図参照）。必要に応じ、プラ
スチック材料を塗布する前に、離型剤、たとえばシリコ
ーン液を凹凸模様上へ噴霧することができる。約３〜4m
mの厚さのポリウレタン材料が重合して、エンドレスベ
ルト３の全周を越えて延びるエンドレスのプラスチック
ベルト10が形成する。この弾性のプラスチックベルト10
をエンドレスベルト３が引き剥がし、凹凸模様の型取り
成形層を有する中間製品を形成する。
いる凹凸模様９を備えるエンドレスベルト３上にポリウ
レタン材料を塗布し、その際被膜中へ補強網11または補
強繊維が埋設される（第３図参照）。必要に応じ、プラ
スチック材料を塗布する前に、離型剤、たとえばシリコ
ーン液を凹凸模様上へ噴霧することができる。約３〜4m
mの厚さのポリウレタン材料が重合して、エンドレスベ
ルト３の全周を越えて延びるエンドレスのプラスチック
ベルト10が形成する。この弾性のプラスチックベルト10
をエンドレスベルト３が引き剥がし、凹凸模様の型取り
成形層を有する中間製品を形成する。
非導電性材料からなるプラスチックベルト10上へ金属
被覆をめっき法で行うことができるようにするため、凹
凸模様を再現する表面上へ導電層をつくる。このために
は、銀塩の溶液および還元剤の溶液を噴霧して、薄い銀
被膜を形成する。引き続き、このように表面を導電性に
したプラスチックベルトを、非鉄（NE）金属、たとえば
銅、ニッケルまたは合金、たとえば黄銅を含有する通常
のめっき浴中処理する。導電性にしたプラスチックベル
ト10の表面上に、その厚さがベルトの寸法および他の性
質に依存して約0.5〜3mmである金属層が析出する。この
金属層が電鋳ベルトを形成し、それからプラスチックベ
ルト10が引き剥がされる。
被覆をめっき法で行うことができるようにするため、凹
凸模様を再現する表面上へ導電層をつくる。このために
は、銀塩の溶液および還元剤の溶液を噴霧して、薄い銀
被膜を形成する。引き続き、このように表面を導電性に
したプラスチックベルトを、非鉄（NE）金属、たとえば
銅、ニッケルまたは合金、たとえば黄銅を含有する通常
のめっき浴中処理する。導電性にしたプラスチックベル
ト10の表面上に、その厚さがベルトの寸法および他の性
質に依存して約0.5〜3mmである金属層が析出する。この
金属層が電鋳ベルトを形成し、それからプラスチックベ
ルト10が引き剥がされる。
引き続き、電鋳ベルトを裏側で研削し、必要に応じプ
ラスチック被覆織物またはプラスチック被覆シートで裏
打ちすることができる。凹凸模様を示す面は、電解によ
るかまたは機械的に研削し、クロム被膜を設ける。この
仕上げ後、電鋳ベルト12は完成し、押型付け装置におい
て作業用複製版として使用することができる。引き剥が
されたプラスチックベルト10は、別の電鋳ベルト12の製
造のために使用することができる。
ラスチック被覆織物またはプラスチック被覆シートで裏
打ちすることができる。凹凸模様を示す面は、電解によ
るかまたは機械的に研削し、クロム被膜を設ける。この
仕上げ後、電鋳ベルト12は完成し、押型付け装置におい
て作業用複製版として使用することができる。引き剥が
されたプラスチックベルト10は、別の電鋳ベルト12の製
造のために使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ２５Ｄ 1/00
Claims (7)
- 【請求項１】プレスラミネートの連続生産用の、多段の
凹凸模様（９）を備える金属のエンドレスベルト（３）
を製造する方法において、母型として使用される金属の
エンドレスベルト（３）の凹凸模様を備える面から、男
性のエンドレスプラスチックベルト（10）の形の型取り
成形体をつくり、プラスチックベルト（10）の型取り成
形面上に金属層を電気めっきすることにより作業用複製
版であるエンドレスの電鋳ベルト（12）をつくり、プラ
スチックベルト（10）を除去することを特徴とする凹凸
模様を備える金属のエンドレスベルトの製造方法。 - 【請求項２】エンドレスベルト（３）の凹凸模様を備え
る面上へポリウレタン材料を塗布し、重合させて弾性の
プラスチックベルト（10）にする請求項１記載の方法。 - 【請求項３】プラスチックベルト（10）中へ補強繊維ま
たは補強網（11）を埋設する請求項１または２記載の方
法。 - 【請求項４】プラスチックベルト（10）の型取り成形面
に導電層を設け、めっき浴中で処理する請求項１から３
までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項５】電鋳ベルト（12）の凹凸模様を有しない面
を研削し、凹凸模様を電解によるかまたは機械的に研磨
する請求項１から４までのいずれか１項記載の方法。 - 【請求項６】母型として使用される金属のエンドレスベ
ルト（３）が所望の模様に対して陰画彫刻の凹凸模様を
備えている請求項１から５までのいずれか１項記載の方
法。 - 【請求項７】母型として使用される金属のエンドレスベ
ルト（３）が陽画彫刻の凹凸模様を備えていて、電鋳ベ
ルト（12）を、プラスチックベルト（10）を除去した後
に裏返す請求項１から５までのいずれか１項記載の方
法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| PCT/EP1989/000176 WO1990009865A1 (de) | 1989-02-22 | 1989-02-22 | Verfahren zur herstellung eines mit einem prägemuster versehenen metallischen endlosbandes |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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