JPH08251552A - 文字放送受信装置 - Google Patents

文字放送受信装置

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JPH08251552A
JPH08251552A JP4838295A JP4838295A JPH08251552A JP H08251552 A JPH08251552 A JP H08251552A JP 4838295 A JP4838295 A JP 4838295A JP 4838295 A JP4838295 A JP 4838295A JP H08251552 A JPH08251552 A JP H08251552A
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JP
Japan
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access
data
teletext
bus
signal
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JP4838295A
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English (en)
Inventor
Toshio Kamata
寿夫 鎌田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】最小の回路構成で双方向バスラインを使用した
双方向データ転送を可能とするものであり、経済的に有
利とする。 【構成】文字放送信号の受信処理、復号処理、表示画像
の導出処理制御を行う文字放送制御部18とリモコンも含
めてTV本体を制御するTV制御部5 との間の双方向バ
スにインターフェース部が設けられる。この手段はアク
セスの開始、終了、アクセス中を検出するアクセス検出
部33と、アクセス終了を文字放送制御部18に通知するア
クセス終了通知部34と、データを記憶するレジスタ36
と、データ転送の方向に応じてレジスタ36のデータをバ
スに導出またはバスのデータを受信し、レジスタ36に記
憶せしめる送受信制御部35と、データ受信時は所定タイ
ミングでアクセスを要求する確認応答信号をバスに出力
し、それ以外は出力しないことにより選択的に確認応答
信号出力を制御する確認応答制御部37とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン受
信装置に内蔵される文字放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】文字放送受信装置に関する文献として
は、特開昭61-118083 号公報、特開昭63-204985 号公
報、特開昭63-283380 号公報等がある。近年、文字放送
受信装置においては、頻繁に利用する文字放送番組につ
いて、その放送チャンネルと番組番号あるいはページ番
号を含めて、これらを所定のメモリに複数種類登録する
ことにより、自動的に該複数番組を受信しメモリに記憶
しておき、該番組の選択時にはメモリから読み出すこと
により、放送信号の受信と蓄積時間を待つ必要なく瞬時
に番組提示を行うことが可能な予約番組機能を持つシス
テムが一般的である。
【0003】ここで、受信機の電源停止時にその予約内
容が消去され、再度電源投入時に利用者が予約内容を再
設定をしなくても済むように、上記予約内容は不揮発性
メモリに記憶され、電源再投入時には前記不揮発性メモ
リから受信機の予約番組管理用の作業メモリに自動的に
再設定される改良が提案されている。
【0004】一方、文字放送受信装置において、ユーザ
ーインターフェースはリモコンキーパッドが一般的であ
る。特に、テレビ受像機と一体型の文字放送受信装置に
おいて、テレビジョン信号の復調制御を行う制御部(以
下、TV制御部)がリモコンからの信号の受信処理をす
るようになし、文字放送制御部において文字放送信号の
復調全体を制御する制御部(以下、文字放送制御部)と
バスラインで接続され、TV制御部がリモコンから文字
放送の制御に関する特定コードを受信した場合に、前記
バスラインを介して文字放送制御部へコードを転送する
ことにより、文字放送受信のためのデータ処理がなされ
るような構成のものが提案され実用化されている。
【0005】ここで、文字放送制御部では、前記バスラ
インに直結されたバシインターフェース部(以下、バス
I/F部)を通してTV制御部からのデータを受信す
る。通常のテレビジョン受像機においては、各チャンネ
ル毎の同調周波数データ等の選局データを電源が停止さ
れても保持し、電源が再投入されチャンネルが選局され
た場合に自動的に再設定するために、不揮発性メモリを
使用するのが一般的であり、前記TV制御部がアクセス
制御を行う。したがって、前記したテレビ一体型の文字
放送受信機においては、選局データおよび文字放送予約
情報とで2つの不揮発性メモリを使用することになり、
不経済であるという問題が発生する。これに対して、特
開昭63-283380 号公報によれば、TV制御部が制御する
不揮発性メモリに文字放送の予約情報も記憶し、双方向
バスラインを使用して文字放送番組番号等を文字放送制
御部からTV制御部に転送し、予約情報として不揮発性
メモリに記憶するとともに、不揮発性メモリから読み出
した予約情報を文字放送制御部に転送し、予約番組の選
択を行うことができるようにしている。これによると、
不揮発性メモリが2重に持たれるという上記問題が解消
されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記双
方向バスラインを用いてデータ転送を行う場合、双方向
の制御のために複雑な回路が必要となる、あるいは配線
が増えてしまい不経済となるという欠点がある。
【0007】すなわち、1つのバスマスターが同期用の
クロックを支配し、スレーブに対してデータを送信ある
いは受信を行うマスター・スレーブ形式の場合において
は、スレーブからアクセスを起こすことはできない。こ
こで、前記バスラインはリモコンコード受信にも使用す
るため、基本的にTV制御部がマスターとなり、リモコ
ンデータの送信と文字放送予約情報の送受信とを行う。
この場合、文字放送制御部は、直接不揮発性メモリをア
クセスできないため、文字放送予約情報の登録から読み
出しまでをTV制御部が行う必要がある。しかし、予約
番組の登録等は文字放送表示回路を使用して登録データ
を表形式に表示する等して行うため、かなりの量の表示
データが必要である。この予約処理時の表示処理をTV
制御部が行うためには、このかなりの量の表示データを
バスラインを通して転送しなければならず、リモコン等
を使用しての反応が遅くなり実用的でないという問題が
発生する。
【0008】また、上記したマスター・スレーブ形式の
バスにおいて、スレーブからマスターに対しての特別な
アクセス要求信号を追加して、例えば上記文字放送番組
の予約登録時等で、実際に不揮発性メモリへデータの書
き込みあるいは読み出しを行いたい場合に、スレーブで
ある文字放送制御部がマスターであるTV制御部へアク
セス要求信号を出力し、これを受けてマスターがバスア
クセスを起こすという利用方法が可能である。しかし、
この場合、アクセス要求信号に関わる配線が増えるばか
りでなく、対応する処理回路をマスター・スレーブの両
方で備えなければならず、回路が大きくなってしまう問
題が発生する。
【0009】また、双方がマスターとなり得るマルチマ
スター形式のバスの場合は、双方から必要な時にアクセ
スを起こすことが可能であり、上記した文字放送制御部
からのアクセスが可能となるが、双方のアクセスが衝突
した場合の調停手段が必要であり、これにより回路が複
雑になるという問題がある。
【0010】そこでこの発明は上記従来技術の問題点を
解消するものであり、最小の回路構成で双方向バスライ
ンを使用した双方向データ転送を可能とするものであ
り、経済的に有利な文字放送受信装置を提供することを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、文字放送信
号の受信を行う文字信号受信手段と、前記受信した文字
放送信号に応じた画像情報を導出する表示制御手段と、
前記文字放送信号の受信から表示処理を制御する制御手
段と、他の制御手段等と情報の転送を行うための双方向
バスラインを有する文字放送受信装置において、所定の
双方向バスラインのアクセスの開始と終了を検出するア
クセス検出手段と、アクセス終了を前記制御手段に通知
するアクセス終了通知手段と、アクセス開始が検出され
終了するまでの間、転送データの受信および送信の制御
を行う送受信制御手段と、前記送受信制御手段が受信し
たデータを記憶し、または送信するためのデータを記憶
するデータレジスタ手段と、データ受信時における所定
タイミングにおいて、アクセスを要求する場合にだけ確
認応答信号を出力し、それ以外は出力しないことにより
選択的に確認応答信号出力を制御する確認応答制御手段
とからなる双方向バスインターフェース手段とを具備し
たものである。
【0012】
【作用】すなわち上記構成により、例えば双方向バスラ
インがマスター・スレーブ形式であっても、マスターか
らスレーブである文字放送制御部へ周期的にバスアクセ
スを行い、その確認応答信号の有無を検出することによ
り文字放送制御部のアクセス要求を検知することが可能
である。さらに、確認応答信号検出時、そのバスアクセ
ス中に引き続き所定のデータの送受信を行うことによ
り、スレーブのアクセス要求による双方向バス転送が可
能となるものである。
【0013】
【実施例】以下、この発明を図面を参照しながら詳細に
説明する。図1は、この発明の第1の実施例による文字
放送受信機を示すブロック図である。同図において、1
はアンテナでありアンテナに誘起された高周波テレビジ
ョン信号を選局・検波部2に導入する。この選局・検波
部2は、高周波テレビジョン信号から指定されたチャン
ネルのテレビジョン信号を検波して、ベースバンドのビ
デオ信号を出力する。このビデオ信号は、TV信号処理
部3に導かれる。このTV信号処理部3は、ビデオ信号
からTV映像信号を復調し信号切換器4に供給する。こ
の信号切換器4は、TV映像信号または文字表示信号を
選択的に出力する。表示出力は、図示しない陰極線管等
に入力され、画像が映出される。
【0014】5は、TV制御部であり、リモコンからの
信号を受信処理するとともに選局・検波部2で受信する
チャンネルおよびTV信号復調処理等を制御する。ま
た、リモコンから受信したコードの中で所定のコードに
ついては後述する文字放送制御部10の双方向バスイン
ターフェース部(以後、バスI/F部)9に供給する。
【0015】6は不揮発性メモリであり、直接的にはT
V制御部5に接続されており、TVチャンネル選局用の
周波数データ等の他、文字放送番組についての予約情報
を記憶する。
【0016】選局・検波部2の出力信号は、文字信号受
信部7にも供給されている。この文字信号受信部7は、
ビデオ信号に多重されている文字信号を抜き取ってメモ
リに蓄積する。
【0017】表示制御部8は、文字信号受信部7、バス
I/F部9、文字放送制御部10に接続され、またその
出力を信号切換器4に供給するもので、後述する文字放
送制御部10の所定プログラムに従い、リモコンにより
選択された番組あるいは予め予約登録されている番組に
関する受信文字信号を復号し、表示用メモリに文字画像
信号として記憶し、所定表示同期信号に従って表示用メ
モリを読み出すことにより文字表示信号を出力する。
【0018】バスI/F部9は、TV制御部5がマスタ
ーとなって支配する双方向バスに接続され、リモコンか
らの文字放送受信制御用の特定コードおよび不揮発性メ
モリ6に記憶する文字放送予約情報等の転送を行う。こ
こで、バスアクセス終了後には、後述する文字放送制御
部10に対してアクセス終了を通知する割込信号を出力
する。
【0019】文字放送制御部10は、前記文字信号の受
信から選択番組の提示処理およびバスI/F部9を介し
てTV制御部5から転送された情報について予め設定さ
れたプログラムに従い処理する。
【0020】図2は、この発明に係わる双方向バスイン
ターフェース部の構成を示すブロック図である。ここ
で、この実施例では2線式のマスター・スレーブ形式の
双方向バスを用いた場合について説明する。すなわち、
図3に示すように、データとクロックの2線を有し、各
々の信号の論理状態によってバスアクセスの開始および
終了が定義されている。所定期間で、データラインがロ
ーレベルになり続いて、クロックラインがローレベルに
なるとアクセス開始を示し、所定期間でクロックライン
がハイレベルになり、続いてデータラインがハイレベル
になるとアクセス終了を意味する。
【0021】さらに、データは例えば8ビット単位に転
送され、9ビット目には受信装置側が確認応答信号を出
力する。また、最初にマスターから出力されるデータは
受信装置アドレスとバスの方向を示すビットを組み合わ
せたデータであり、これにより複数の受信装置が同一の
バスに接続された場合に、独立に制御が可能であり、か
つ続くデータについてマスターが送信するのかあるいは
スレーブのデータを受信するのかの方向が決定するよう
に方向指定が成されているものである。
【0022】図2において、31はクロックライン、3
2はデータラインであり、そのタイミングについては図
3に従うものとする。アクセス検出部33は、クロック
ラインが論理1の時にデータラインが論理1から0への
変化でアクセス開始を、逆にデータラインが論理0から
1への変化でアクセス終了を検出し、開始・終了検出信
号を出力し、アクセス終了通知部34に供給する。さら
に、アクセス開始を検出後、最初に受信されるスレーブ
アドレスデータを検出し、自アドレスと比較を行い、一
致した場合にバスアクセス中を示す信号およびバスの方
向を示す信号を継続して出力し、不一致の場合には出力
を停止し、送受信制御部35へ供給する。アクセス終了
通知部34は、アクセス検出部33からの開始・終了検
出信号を受けとるもので、バスアクセスが開始し、かつ
自スレーブアドレスのデータ受信あるいは送信が行われ
たことを文字放送制御部10へ割り込み信号をもって通
知する。
【0023】送受信制御部35は、スレーブアドレスデ
ータの次に受信されたデータをの送受信用データレジス
タ36に記憶するかあるいは、この送受信用データレジ
スタ36の内容をバスのデータラインに出力する。これ
は、前記したバス方向指定信号に従う。
【0024】さらに、後述する確認応答信号をデータ受
信時には、データラインの所定位置に出力する。確認応
答制御部37は、バスからデータ受信時に文字放送制御
部10の指示(確認応答信号選択信号)に従い選択的に
確認応答信号を出力する。ここで、確認応答信号は、ク
ロックに従い所定転送単位の例えば8ビットのデータを
受信した場合に続いて出力するよう定義されているが、
ここでは文字放送制御部10の指示に従い選択的に出力
される。尚、文字放送制御部10が、アクセス終了割り
込み信号を受けたときは、確認応答選択信号は非許可と
なる。そして、アクセス終了通知部34では、確認応答
信号を出力しない確認応答非許可状態の時には、自スレ
ーブアドレスが指定された場合においても、バスアクセ
ス終了後に割り込み信号は発生しないものとする。つま
り初期状態に戻り、アクセス開始が検出されてから正常
に動作するものとする。
【0025】次に、この実施例の構成において、どのよ
うにスレーブ側である文字放送制御部のアクセス要求を
受け付け、TV制御部5が制御する不揮発性メモリ6の
予約情報の登録と読み出しを行うのかについてフローチ
ャートを用いて説明する。
【0026】ここで予約情報は、電源投入時等にTV制
御部5が制御する不揮発性メモリ6から双方向バスを使
用して一括して読み出し、文字放送制御部10が制御す
る予約管理用のメモリに保存され、この予約管理用メモ
リからデータを読み出すことにより予約番組の登録ある
いは呼び出し処理を行うものとする。さらに、電源が停
止する直前には、文字放送制御部10の予約管理用メモ
リから双方向バスを使用して予約情報を一括して不揮発
性メモリ6に書き込みを行うものとする。
【0027】図4は、文字放送の予約情報を一括して不
揮発性メモリ6から読み出す時の文字放送制御部10の
フローチャートである。ここで、バスI/F部9におけ
るデータレジスタ36は、複数の送信用レジスタと受信
用レジスタから構成されるものとする。また、送信時は
送信レジスタ1から順次送信され、受信時は受信データ
レジスタ1から順次受信記憶されるものとする。
【0028】図4のステップA1において、読み出しを
行うべき予約情報の最初の不揮発性メモリ6のアドレス
を送信用レジスタ1に設定する。次にステップA2にお
いて、確認応答信号出力を許可する。次にステップA3
において、実際に双方向バスアクセスが行われ、それが
終了したことを割込信号により検出する。そしてステッ
プA4において、アクセス終了を検出した場合、受信レ
ジスタの内容を読み出し、予約管理用の作業メモリにデ
ータを転送する。またステップA5において、全ての予
約情報の読み出しが終了したかを判断し、終了していな
い場合はステップA1から繰り返し、続く予約情報の読
み出しを継続するものである。
【0029】ステップA3における双方向バスアクセス
のときは、不揮発性メモリ6からの情報が次々と読み出
され、受信レジスタに記憶されるが、このとき送受信制
御部35は、確認応答制御部37からの確認応答信号を
所定のタイミングでバスラインに出力するので、マスタ
ー側はこれを認識して予約情報の読み出し状態を維持す
る。
【0030】図5は、文字放送の予約情報を一括して不
揮発性メモリ6へ書き込む時の文字放送制御部10のフ
ローチャートである。同図のステップB1において、予
約管理用作業メモリから不揮発性メモリ6に記憶したい
最初の予約情報に対する不揮発性メモリ6のアドレスに
128を加算した値を送信レジスタ1に設定する。これ
は、不揮発性メモリ6の容量が128ワード以下である
と想定し、TV制御部5側において、本アクセス要求が
不揮発性メモリ6への読み出し要求であるのか、あるい
は書き込み要求であるのかを検出させるためにである。
TV制御部5は、最初に送信されるアドレスデータに1
28が加算されていた場合は、不揮発性メモリ6の読み
出し要求がされていることを認識する。これにより、書
き込みと読み出しを区別するためのデータバイト転送を
省略することが可能である。通常の文字放送受信機にお
いて、予約登録する番組数は、12から16程度であ
り、このことは上記128ワード以下とした想定が実用
上妥当であることを示している。
【0031】次に、同図のステップB2において、前記
アドレスに書き込むデータを送信レジスタの2、3に設
定する。ここでは、予約情報が2バイトであると仮定し
ている。さらにステップB3において確認応答信号出力
を許可する。続いてステップB4において、実際にバス
アクセスが行われ、それが終了したことを検出する。そ
してステップB5において、全ての予約情報の書き込み
が終了したかどうかを判断し、ステップB1から繰り返
すか、あるいは処理を終了するものである。
【0032】一方、図6は前述した予約情報の読み出し
と、書き込み時のTV制御部5側の処理を示すフローチ
ャートである。同図のステップC1において、周期的に
文字放送制御部10のアクセスを確認する周期をタイマ
ーに設定する。次にステップC2において、タイマーの
設定時間を検出した場合、続くステップC3において、
文字放送制御部10へのバス受信アクセスを開始する。
続くステップC4において、最初に送出したスレーブア
ドレスデータに対する確認応答信号を検出し、応答がな
ければバスを終了し前記ステップC2以降を繰り返す。
ここで、もし確認応答信号が検出されれば続くステップ
C5において、データバイトを受信する。そしてステッ
プC6において、このデータが128より大きいかどう
か判断し、大きければステップC7を小さければステッ
プC8以降を実行する。ステップC7においては、引き
続き2バイトデータを受信し、最初に受信したデータか
ら128を減算した値を不揮発性メモリ6のアドレスと
し、続いて受信した2バイトのデータを書き込みデータ
として扱う。また、ステップC8においては、最初に受
信したアドレスに対応する不揮発性メモリ6のデータの
読み出しを行い、続くステップC9でバスの方向を変換
して、ステップC10において2バイト連続して双方向
バスへデータを出力する。ここで、バスアクセス途中で
の方向切換は、図3における開始条件およびスレーブア
ドレスと方向ビットを再送することにより行うものとす
る。
【0033】以上、図4から図6のフローチャートを通
して、不揮発性メモリ6のアクセスに関するバスI/F
部9の動作を説明した。次に、バスI/F部9を用い
て、バスマスターであるTV制御部5からのアクセス要
求により文字放送制御部10へデータを転送する場合に
ついて説明することにする。
【0034】図7は、例えばリモコンから受信した文字
放送制御に関する特定コードを出力転送する場合のTV
制御部5のフローチャートである。同図のステップD1
において、バスアクセスを出力方向で開始する。続くス
テップD2で確認応答が得られた場合は、引き続きステ
ップD3においてデータを出力する。続くステップD4
において確認応答が得られれば、ステップD5におい
て、全てのデータを出力したかを判断し、残りがあれば
ステップD3以降を繰り返すものとする。ここで、ステ
ップD2における確認応答時は、文字放送制御部10の
指示に依らず確認応答信号を出力するものとする。すな
わち、バスアクセスが出力モードで開始された場合に
は、リモコンコード等の受信であると判断し、前記した
バス受信モードで開始する不揮発性メモリ6のアクセス
要求と区別することが可能である。これにより、瞬時の
応答が要求されるリモコン処理においても何等問題なく
この発明のバスI/F部9を使用することが可能であ
る。
【0035】図8は、他の実施例の双方向バスインター
フェース手段を示すブロック図である。簡単のため、図
2と同一の構成部については同一の番号を付している。
同図の38は、アクセスを行ったデータバイト数をカウ
ントするアクセスカウンタ手段であり、クロックライン
31と先のアクセス検出部33の出力が接続されてい
る。つまり、アクセス中のクロックを計数することによ
り転送されたバイト数をカウントする。文字放送制御部
10は、アクセス終了を割り込み信号で検知した後、ア
クセスカウンタ38の内容を読み出すことにより、実際
に転送されたバイト数を確認することができる。例え
ば、複数のデータレジスタを設けた場合においては、1
バイトの受信時はリモコンコードであり、2バイトを受
信した場合は不揮発性メモリ6から読み出したデータで
あると予め設定しておいた場合には、アクセス後のバイ
ト数を確認することによりデータ種別の判断を行うこと
ができ、それに応じた処理を行うことが可能となる。
【0036】一方、予め転送されるデータ数を特にバス
の方向毎に設定することが可能である。すなわち第1の
実施例で説明したように、不揮発性メモリ6へのデータ
書き込み要求の場合には、連続して3バイトが転送さ
れ、データ読み出し時には、アドレスデータ出力後にバ
スの方向が切り替えられ、メモリから読み出したデータ
2バイトが受信される。したがって、バスの方向毎にこ
の場合3バイトと2バイトと区別される。この場合、ア
クセス終了後に、アクセスカウンタ38の内容を読み出
し予め設定されたバス方向毎のデータ数と比較すること
により、例えば途中での転送エラーを検出することが可
能である。つまり、クロックラインにノイズが混入され
たりして、実際に転送エラーが発生する場合があるから
である。上記のアクセスカウンタ38を使用することに
より、データ種別毎の処理をそれを区別するための特別
なデータをバスデータとして転送することなく、アクセ
スカウンタ38の値を監視するのみで判断が可能である
ため、効率の良いデータ転送が行えるばかりでなく、エ
ラーに対しての保護を考慮することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上に説明したようにこの発明によれ
ば、最小構成の2線式マスター・スレーブ形式の双方向
バスを使用しても、特別の配線あるいは複雑な回路を使
用しなくとも、バスマスターがスレーブのアクセス要求
を検出することが可能である。さらに、アクセス要求を
検出した後に、そのバスアクセス中に引き続き所定のデ
ータの送受信を行うことにより、スレーブのアクセス要
求による双方向バス転送が可能となるものである。さら
に、マスター・スレーブ形式のバス以外においても、こ
の構成を使用することによりアクセス要求等の余分な信
号を必要とせずに双方向のアクセス要求に対応した制御
バスを有する文字放送受信装置および該文字放送受信機
能を有するテレビジョン受信装置が実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の文字放送受信機を示すブ
ロック図。
【図2】図1の実施例の双方向バスインターフェースを
示すブロック図。
【図3】図1の実施例の双方向バスの動作を説明するた
めに示したタイミングチャート。
【図4】図1の不揮発性メモリから予約情報を読み出す
時の文字放送制御部の動作を説明するために示したフロ
ーチャート。
【図5】予約情報を上記不揮発性メモリへ書き込む時の
文字放送制御部の動作を説明するために示したフローチ
ャート。
【図6】上記文字放送制御部からの要求による不揮発性
メモリの読み出し、書き込み時のTV制御部の動作を説
明するために示したフローチャート。
【図7】上記TV制御部の要求によるバス転送時のTV
制御部の動作を説明するために示したフローチャート。
【図8】この発明の他の実施例の双方向バスインターフ
ェースを示すブロック図。
【符号の説明】
2…選局・検波部、3…TV信号処理部、4…信号切換
器、5…TV制御部、6…不揮発性メモリ、7…文字信
号受信部、8…表示制御部、9…バスI/F部、10…
文字放送制御部、31…クロックライン、32…データ
ライン、33…アクセス検出部、34…アクセス終了通
知部、35…送受信制御部、36…データレジスタ、3
7…確認応答制御部、38…アクセスカウンタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字放送信号の受信を行う文字信号受信手
    段と、前記受信した文字放送信号から表示画像を導出す
    る表示制御手段と、前記文字放送信号の受信処理、前記
    文字放送信号の復号処理および前記表示画像の導出処理
    の制御を行う文字放送制御手段と、この文字放送制御手
    段と他の制御手段等との情報の転送を行うための双方向
    バスラインとを有する文字放送受信装置において、 前記双方向バスラインの途中に設けられるバスインター
    フェース手段は、 前記双方向バスラインに接続され、この双方向バスライ
    ンのアクセスの開始と終了、及びバスアクセス中を検出
    するアクセス検出手段と、 前記アクセス検出手段からアクセス開始・終了の検出情
    報を受けて、バスアクセスが終了したことを前記文字放
    送制御手段に通知するためのアクセス終了通知手段と、 データを記憶するためのデータレジスタ手段と、 前記バスアクセス検出手段からバスアクセス中、データ
    転送の方向を示す検出信号を受けて、バスアクセス中
    は、前記データ転送の方向に応じて前記データレジスタ
    手段に記憶されているデータを前記バスラインに導出、
    または前記バスラインのデータを受信して前記データレ
    ジスタ手段に記憶せしめる送受信制御手段と、 前記データ受信時における予め設定されている所定タイ
    ミングに、アクセスを要求する場合にだけ前記バスライ
    ンに確認応答信号を出力し、それ以外は出力しないこと
    により選択的に確認応答信号出力を制御する確認応答制
    御手段とを具備したことを特徴とする文字放送受信装
    置。
  2. 【請求項2】文字放送信号の受信を行う文字信号受信手
    段と、前記受信した文字放送信号から表示画像を導出す
    る表示制御手段と、前記文字放送信号の受信処理、前記
    文字信号の復号処理および前記表示画像の導出処理を制
    御する文字放送制御手段と、テレビ受像機の制御を行う
    テレビ制御手段と、前記テレビ制御手段により制御され
    る不揮発性メモリと、前記テレビ制御手段と前記文字放
    送制御手段との間に設けられ情報の転送を行うための双
    方向バスラインとを有する装置において、 前記双方向バスラインの途中に設けられるバスインター
    フェース手段は、 前記双方向バスラインに接続され、この双方向バスライ
    ンのアクセスの開始と終了、及びバスアクセス中を検出
    するアクセス検出手段と、 前記アクセス検出手段からアクセス開始・終了の検出情
    報を受けて、バスアクセスが終了したことを前記文字放
    送制御手段に通知するためのアクセス終了通知手段と、 データを記憶するためのデータレジスタ手段と、 前記バスアクセス検出手段からバスアクセス中、データ
    転送の方向を示す検出信号を受けて、バスアクセス中
    は、前記データ転送の方向に応じて前記データレジスタ
    手段に記憶されているデータを前記バスラインに導出、
    または前記バスラインのデータを受信して前記データレ
    ジスタ手段に記憶せしめる送受信制御手段と、 前記データ受信時における予め設定されている所定タイ
    ミングに、アクセスを要求する場合にだけ前記バスライ
    ンに確認応答信号を出力し、それ以外は出力しないこと
    により選択的に確認応答信号出力を制御する確認応答制
    御手段とを具備したことを特徴とする文字放送受信装
    置。
  3. 【請求項3】前記文字放送制御手段は、前記不揮発性メ
    モリに対するアクセス要求が行われるときに前記確認応
    答制御手段の確認応答信号出力を許可することを特徴と
    する請求項2記載の文字放送受信装置。
  4. 【請求項4】前記不揮発性メモリは、前記テレビ受像機
    に対する制御用のデータとともに文字放送の予約情報を
    格納していることを特徴とする請求項2記載の文字放送
    受信装置。
  5. 【請求項5】前記確認応答制御手段は、データを要求す
    るマスターのバスデータ受信アクセス時に対してのみ選
    択的に確認応答信号を出力し、前記マスターからのバス
    データ出力アクセス時に対しては所定のタイミングで確
    認応答を出力することを特徴とする請求項1又は2記載
    の文字放送受信装置。
  6. 【請求項6】前記確認応答制御手段は、選択的に確認応
    答信号を出力直後の転送データの内容に従いアクセス要
    求のデータ転送方向を指示することを特徴とする請求項
    1又は2記載の文字放送受信装置。
  7. 【請求項7】前記双方向バスインターフェース手段は、
    前記バスライン上に転送されたデータ数を計数するアク
    セスカウンタ手段を具備したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の文字放送受信装置。
  8. 【請求項8】データ種別に応じて1アクセスで転送され
    るデータ数が異なり、アクセス終了後に転送されたデー
    タ数を前記アクセスカウンタ手段の出力により判定する
    ことによりデータ種別を判断し、それに応じた処理を行
    う手段を含むことを特徴とする請求項7記載の文字放送
    受信装置。
  9. 【請求項9】前記転送の方向毎に1アクセスで転送され
    るデータ数を予め設定しておき、アクセス終了後に転送
    されたデータ数を前記アクセスカウンタ手段の出力によ
    り判定し、前記予め設定されたデータ数と異なる場合に
    はデータを処理しない手段を含むことを特徴とする請求
    項7記載の文字放送受信装置。
JP4838295A 1995-03-08 1995-03-08 文字放送受信装置 Pending JPH08251552A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100589016B1 (ko) * 1996-11-16 2006-09-22 미크로나스 게엠베하 텔레비전신호처리장치용버스시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100589016B1 (ko) * 1996-11-16 2006-09-22 미크로나스 게엠베하 텔레비전신호처리장치용버스시스템

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