JPH08251142A - ラジオデータによる制御機能を有する受信機 - Google Patents

ラジオデータによる制御機能を有する受信機

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JPH08251142A
JPH08251142A JP2567996A JP2567996A JPH08251142A JP H08251142 A JPH08251142 A JP H08251142A JP 2567996 A JP2567996 A JP 2567996A JP 2567996 A JP2567996 A JP 2567996A JP H08251142 A JPH08251142 A JP H08251142A
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JP
Japan
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data
level
circuit
error
signal
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Pending
Application number
JP2567996A
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English (en)
Inventor
Koichi Ryu
孝一 笠
Toshito Ichikawa
俊人 市川
Junichi Nishida
順一 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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Filing date
Publication date
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  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信放送波の信号レベルが低下したときにお
ける誤訂正データの取込みを未然に防止し得るラジオデ
ータによる制御機能を有する受信機を提供する。 【解決手段】 本受信機は、受信放送波に含まれるラジ
オデータを復調するデータ復調回路7と、このデータ復
調回路の復調データのエラー検出を行なうエラー検出回
路12と、復調データに基づいて各種の制御をなすコン
トローラ14とを有する。本受信機はさらに、受信放送
波の信号レベルが所定レベル以下のときに第1の検出信
号を発生するレベル検出回路18を備え、第1の検出信
号の発生時にはコントローラへのデータの取込みを禁止
し、第1の検出信号の非発生時にはエラー検出を行なっ
て当該検出されたデータ内容に応じてコントローラへの
データの取込みを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放送波に含まれる
ラジオデータによる制御機能を有するラジオデータシス
テム用受信機(以下、RDS受信機と称する)に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般の放送局のプログラム放送時にその
番組内容に関連する情報をデータとして多重変調にて送
信し、受信側にて復調したデータに基づいて所望の番組
内容を選択できるようにしてラジオ聴取者に対してその
サービスを提供できるようにしたラジオデータシステム
(RDS)がある。
【0003】このラジオデータシステムにおいては、F
M変調波の周波数帯域外で19KHz のステレオパイロ
ット信号の3次高調波である57KHz を副搬送波と
し、この副搬送波をフィルタリングされかつバイフェー
ズ(Biphase)コード化された番組内容に関連するデータ
信号により振幅変調してラジオデータ信号とし、この振
幅変調された副搬送波を主搬送波に周波数変調して放送
するようになされている。
【0004】ラジオデータ信号は、そのベースバンドコ
ーディング構造を示す図2から明らかなように、104
bit を1グループとして繰り返し多重伝送される。1つ
のグループは各々26bit 構成の4ブロックからなり、
また各ブロックは16bit の情報ワードと10bit のチ
ェックワードとからなっている。図2において、ブロッ
ク1には番組認識(PI)コードが、ブロック2には交
通番組識別(TP)コードが、ブロック3には同一番組
を放送しているネットワーク局の局周波数(AF)コー
ドが、ブロック4には放送局名やネットワーク名等の番
組サービス名情報(PS)データがそれぞれ配置され
る。また、各グループはその内容に応じて4bit にてタ
イプ0〜15の16通りに区別され、さらに各タイプ
(0〜15)に対しそれぞれA,Bの2つのバージョン
が定義されており、これらの識別コードはブロック2に
配置されている。なお、ネットワーク局の局周波数(以
下、AFと略称する)コードはタイプ0Aグループのみ
で伝送されることになっている。
【0005】このように、タイプ0Aグループのラジオ
データ中には、現在受信中の放送局と同一番組を放送し
ているネットワーク局のAFデータも含まれており、受
信時において、復調して得られるAFデータを取り込ん
で記憶しておき、例えば受信放送波の信号強度(レベ
ル)の低下などの外乱により現在受信中の放送局の受信
感度が低下した場合、予め記憶してあるネットワーク局
のAFデータに基づいて他のネットワーク局を選局する
ことにより、外乱の影響を受けることなく常に良好な受
信状態で同一番組を聴取できるのである。
【0006】ところで、AFデータを予めいくつか記憶
できている状態で受信放送波の信号レベルが低下した場
合には、上述したように他のネットワーク局を選局でき
るのであるが、AFデータをまだ記憶できていない状態
で信号レベルが低下した場合には、現在受信中の放送波
から得られるAFデータに基づいてネットワーク局を選
局することになる。しかしながら、現在受信中のAFデ
ータに基づいてネットワーク局を選局するとした場合、
受信放送波の信号レベルが低下したときには受信状態が
悪化している訳であるから、データのエラー訂正の段階
で受信状態の悪化により誤ったエラー訂正が行なわれる
可能性があり、この場合誤訂正されたデータを取り込む
ことになってしまう。
【0007】また、AFデータに限らず、ラジオデータ
中には時間の経過とともにデータ内容が常に変化するも
のがあり、このようなデータはその都度取り込む必要が
あるが、この場合にも受信放送波の信号レベルが低下し
たときには受信状態の悪化により誤ってエラー訂正され
たデータを取り込む可能性がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した点
に鑑みなされたもので、受信放送波の信号レベルが低下
したときにおける誤訂正データの取込みを未然に防止し
得るラジオデータによる制御機能を有する受信機を提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による受信機は、
受信放送波に含まれるラジオデータを復調するデータ復
調回路と、このデータ復調回路の復調データのエラー検
出を行なうエラー検出回路と、前記復調データに基づい
て各種の制御をなすコントローラとを有するラジオデー
タによる制御機能を有する受信機であって、受信放送波
の信号レベルが所定レベル以下のときに第1の検出信号
を発生するレベル検出回路を備え、前記第1の検出信号
の発生時には前記コントローラへのデータの取込みを禁
止し、前記第1の検出信号の非発生時には前記エラー検
出を行なって当該検出されたデータ内容に応じて前記コ
ントローラへのデータの取込みを制御することを特徴と
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて詳細に説明する。図1は、本発明によるデータ制御
装置を備えたRDS受信機の基本的な構成の概略を示す
ブロック図である。図において、アンテナ1で受信され
たFM多重放送波はフロントエンド2で希望の局が選択
され、中間周波数(IF)に変換された後、IFアンプ
3を介してFM検波器4に供給される。フロントエンド
2は、例えば、プログラマブル分周器を含むPLL回路
を用いたPLLシンセサイザー方式を採り、プログラマ
ブル分周器の分周比が後述するコントローラ14によっ
て制御されることにより選局動作を行なう構成となって
いる。FM検波器4の検波出力はMPX(マルチプレク
ス)復調回路5に供給され、ステレオ放送の場合にはL
(左),R(右)チャンネルのオーディオ信号に分離さ
れる。
【0011】また、FM検波器4の検波出力がフィルタ
6を通過することにより、バイフェーズコード化された
データ信号によって振幅変調された57KHz の副搬送
波、すなわちラジオデータ信号が抽出されPLL回路7
で復調される。この復調出力はディジタル(D)PLL
回路8及びデコーダ9に供給される。D‐PLL回路8
では、PLL回路7の復調出力に基づいてデータ復調用
のクロックが生成される。生成されたクロックはゲート
回路10に供給される。ロック検出回路11はD‐PL
L回路8がロックしたことを検出してロック検出信号を
発生し、これをゲート回路10に供給して当該回路10
を開(オープン)状態とすべく制御する。デコーダ9で
は、PLL回路7の復調出力であるバイフェーズコード
化されたデータ信号がD‐PLL回路8で生成されたク
ロックに同期してデコードされる。
【0012】デコーダ9の出力データは、図2に示す如
く、26bit 構成の4ブロックからなる104bit のグ
ループ単位となっており、ゲート回路10を経たクロッ
クと共にスイッチ回路17を介してグループ,ブロック
同期&エラー検出回路12に供給される。グループ,ブ
ロック同期&エラー検出回路12では、各ブロックの1
0bit のチェックワードにそれぞれ割り当てられた10
bit のオフセットワードに基づいてグループとブロック
同期がとられると共に、チェックワードに基づいて16
bit の情報ワードのエラー検出が行なわれる。そして、
エラー検出されたデータは次段のエラー訂正回路13で
エラー訂正された後コントローラ14に供給される。
【0013】コントローラ14はマイクロコンピュータ
によって構成され、グループ単位で順次入力されるラジ
オデータ中の各ブロックのコード情報、すなわち現在受
信中の放送局の番組内容に関連する情報を取り込んでR
AM等のメモリ15に記憶しておき、操作部16からの
選局指令に基づいてフロントエンド2の一部を構成する
PLL回路のプログラマブル分周器(図示せず)の分周
比を制御することによって選局動作を行なう。
【0014】また、IF信号レベルに基づいて受信放送
波の信号強度(レベル)が低下したことを検出するレベ
ル検出回路18が設けられており、このレベル検出回路
18は受信放送波の信号レベルに対応した第1の設定レ
ベル及びこの第1の設定レベルよりも大なる第2の設定
レベルを有し、IF信号レベルが第1の設定レベル以下
のとき第1の検出信号を、第1の設定レベルを越えかつ
第2の設定レベル以下のとき第2の検出信号をそれぞれ
発生し、コントローラ14に供給する。コントローラ1
4は第1の検出信号の発生時にはスイッチ回路17を開
状態とすべく制御し、第2の検出信号の発生時にはスイ
ッチ回路17を閉状態としかつエラー訂正回路13にお
けるエラー訂正を禁止すべく制御する。
【0015】これにより、第1の検出出力の発生時、す
なわち受信放送波の信号レベルが極端に低下した時に
は、グループ,ブロック同期&エラー検出回路12への
復調データ及びクロックの供給が停止されるので、コン
トローラ14へのデータの取込みが禁止されることにな
る。一方、第2の検出信号の発生時、すなわち受信放送
波の信号レベルがある程度低下した時には、エラー訂正
が禁止されエラー検出のみが行なわれるので、エラー検
出されたデータに関してはデータ内容に応じてそのまま
コントローラ14に取り込まれたり、捨てられたりする
ことになる。なお、IF信号レベルが第2の設定レベル
を越えるときには、受信感度が良好な状態であるから、
エラー検出及びエラー訂正の両方が行なわれ、正しくエ
ラー訂正されたデータのみがコントローラ14に取り込
まれることになる。
【0016】このように、受信放送波の信号レベルが低
下した場合において、レベル低下が極端なときにはコン
トローラ14へのデータの取込みを禁止することによ
り、レベル低下に伴う受信状態の悪化により誤ってエラ
ー訂正が行なわれた場合の誤訂正データの取込みを未然
に防止できることになる。また、ある程度のレベル低下
が発生したときには、エラー訂正を禁止し、エラー検出
のみを行なうことにより、エラー検出されたデータに関
してはデータ内容に応じて取込みが行なわれると共に、
データの誤訂正を防止できることになる。
【0017】なお、上記実施例では、グループ,ブロッ
ク同期&エラー検出回路12への復調データ及びクロッ
クの供給を停止することによってラジオデータの取込み
を禁止する構成の場合について説明したが、これに限定
されるものではなく、要は、受信放送波の信号レベルが
第1の設定レベル以下となったときにコントローラ14
へのラジオデータの取込みを禁止できる構成であれば良
いのである。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信放送波に含まれるラジオデータを復調するデータ復
調回路と、これによる復調データのエラー検出を行なう
エラー検出回路と、当該復調データに基づいて各種の制
御をなすコントローラとを有するラジオデータによる制
御機能を有する受信機において、受信放送波の信号レベ
ルが所定レベル以下のときに第1の検出信号を発生する
レベル検出回路が設けられ、この検出信号の発生時には
コントローラへのデータの取込みが禁止される一方、そ
の非発生時にはエラー検出を行われ当該検出されたデー
タ内容に応じてコントローラへのデータの取込みが制御
されるので、受信機において受信状態の悪化に起因して
発生し易い誤ったデータが取り込まれることなく常に正
しいデータによる適正な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明によるデータ制御装置を備えたR
DS受信機の基本的な構成の概略を示すブロック図。
【図2】図2はラジオデータのベースバンドコーディン
グ構造を示す図。
【符号の説明】
2 フロントエンド 4 FM検波器 5 マルチプレクス復調回路 8 ディジタルPLL回路 9 デコーダ 14 コントローラ 17 スイッチ回路 18 レベル検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 27/22 H04L 27/22 Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信放送波に含まれるラジオデータを復
    調するデータ復調回路と、このデータ復調回路の復調デ
    ータのエラー検出を行なうエラー検出回路と、前記復調
    データに基づいて各種の制御をなすコントローラとを有
    するラジオデータによる制御機能を有する受信機であっ
    て、 受信放送波の信号レベルが所定レベル以下のときに第1
    の検出信号を発生するレベル検出回路を備え、前記第1
    の検出信号の発生時には前記コントローラへのデータの
    取込みを禁止し、前記第1の検出信号の非発生時には前
    記エラー検出を行なって当該検出されたデータ内容に応
    じて前記コントローラへのデータの取込みを制御するこ
    とを特徴とする受信機。
JP2567996A 1996-02-13 1996-02-13 ラジオデータによる制御機能を有する受信機 Pending JPH08251142A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61144940A (ja) * 1984-12-19 1986-07-02 Hitachi Ltd 誤動作防止回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61144940A (ja) * 1984-12-19 1986-07-02 Hitachi Ltd 誤動作防止回路

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