JPH08251010A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH08251010A
JPH08251010A JP7051327A JP5132795A JPH08251010A JP H08251010 A JPH08251010 A JP H08251010A JP 7051327 A JP7051327 A JP 7051327A JP 5132795 A JP5132795 A JP 5132795A JP H08251010 A JPH08251010 A JP H08251010A
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JP
Japan
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channel mos
voltage
circuit
mos transistor
power supply
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Withdrawn
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JP7051327A
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English (en)
Inventor
Wataru Sakamoto
渉 坂本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/003Modifications for increasing the reliability for protection
    • H03K19/00369Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters
    • H03K19/00384Modifications for compensating variations of temperature, supply voltage or other physical parameters in field effect transistor circuits
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05FSYSTEMS FOR REGULATING ELECTRIC OR MAGNETIC VARIABLES
    • G05F1/00Automatic systems in which deviations of an electric quantity from one or more predetermined values are detected at the output of the system and fed back to a device within the system to restore the detected quantity to its predetermined value or values, i.e. retroactive systems
    • G05F1/10Regulating voltage or current
    • G05F1/46Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc
    • G05F1/462Regulating voltage or current wherein the variable actually regulated by the final control device is dc as a function of the requirements of the load, e.g. delay, temperature, specific voltage/current characteristic
    • G05F1/465Internal voltage generators for integrated circuits, e.g. step down generators
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置のチップ面積を縮小し、動作の高
速化を図ることができる半導体装置を提供することであ
る。 【構成】 この発明の半導体装置は、内部疑似接地電圧
発生回路1、内部回路9および出力回路11を備える。
pチャネルMOSトランジスタ13は、ノードN1の電
圧(内部疑似接地電圧intVss)が所定の電圧レベ
ルを超えたときに、電流の放電を行ない、内部疑似接地
電圧intVssを所定の電圧レベルにする。出力回路
11のnチャネルMOSトランジスタ15,17をオン
にするときには、内部回路9から外部電源電圧extV
ccをゲートに印加する。以上の結果、半導体装置のチ
ップの面積を縮小することができ、動作の高速化をも図
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の構成に関
し、特に、チップ面積を縮小し、動作の高速化を図るこ
とのできる半導体装置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置産業において、半導体装置の
チップ面積の縮小と動作の高速化を目標として、素子の
縮小化が行なわれている。このため、半導体装置の内部
回路などを構成するMOSトランジスタのゲート酸化膜
などは縮小化されている。しかし、MOSトランジスタ
のゲート酸化膜などに外部電源電圧extVccを印加
すると、ゲート酸化膜などが破壊されるなどの不都合が
生じる。そこで、半導体装置の内部回路などには、外部
電源電圧extVccを降圧した内部電源電圧intV
ccを印加している。
【0003】図7は、内部電源電圧発生回路を有する半
導体装置の一部構成を示す概略ブロック図である。
【0004】図7において、半導体装置は、内部電源電
圧発生回路42、内部回路9および出力回路11からな
る。内部電源電圧発生回路42は、定電流発生回路2、
参照電圧発生回路3、比較回路5および駆動回路7から
なる。出力回路11は、nチャネルMOSトランジスタ
15,17からなる。駆動回路7は、pチャネルMOS
トランジスタ43からなる。
【0005】内部電源電圧発生回路42の動作について
簡単に説明する。駆動回路7を構成するpチャネルMO
Sトランジスタ43は、外部電源電圧extVccを降
圧して内部電源電圧intVccを発生し、内部回路9
に内部電源電圧intVccを与える。なお、内部電源
電圧発生回路42の構成および動作は後で詳細に説明す
る。
【0006】内部回路9は、内部電源電圧intVcc
のノードと外部接地電圧extVssのノードとの間に
接続され、所定の信号を出力回路11に与える。
【0007】出力回路11のnチャネルMOSトランジ
スタ15,17は外部電源電圧extVccのノードと
外部接地電圧extVssのノードとの間に直列に接続
され、nチャネルMOSトランジスタ15と17の接続
ノードがデータDの出力ノードとなっている。
【0008】“H”レベルのデータDを出力する場合に
は、nチャネルMOSトランジスタ15のゲートに内部
電源電圧intVccが与えられ、nチャネルMOSト
ランジスタ15はオンする。一方、nチャネルMOSト
ランジスタ17のゲートには外部接地電圧extVss
が与えられ、nチャネルMOSトランジスタ17はオフ
する。
【0009】“L”レベルのデータDを出力する場合に
は、nチャネルMOSトランジスタ15のゲートには、
外部接地電圧extVssが与えられ、nチャネルMO
Sトランジスタ15はオフする。一方、nチャネルMO
Sトランジスタ17のゲートには、内部電源電圧int
Vccが与えられ、nチャネルMOSトランジスタ17
はオンする。
【0010】内部電源電圧発生回路42の構成および動
作について詳細に説明する。図8は、図7の内部電源電
圧発生回路42の詳細を示す回路図である。
【0011】図8において、内部電源電圧発生回路42
は、定電流発生回路2、参照電圧発生回路3、比較回路
5および駆動回路7からなる。
【0012】定電流発生回路2は、pチャネルMOSト
ランジスタ45,47、nチャネルMOSトランジスタ
49,51および抵抗53からなる。参照電圧発生回路
3は、pチャネルMOSトランジスタ55および抵抗5
7からなる。なお、定電流発生回路2とpチャネルMO
Sトランジスタ55で定電流源18を構成する。比較回
路5は、pチャネルMOSトランジスタ59,61およ
びnチャネルMOSトランジスタ63,65,67から
なる。駆動回路7は、pチャネルMOSトランジスタ4
3からなる。
【0013】定電流発生回路2において、pチャネルM
OSトランジスタ45とnチャネルMOSトランジスタ
49は外部電源電圧extVccのノードと外部接地電
圧extVssのノードとの間に直列に接続される。抵
抗53、pチャネルMOSトランジスタ47およびnチ
ャネルMOSトランジスタ51は外部電源電圧extV
ccのノードと外部接地電圧extVssのノードとの
間に直列に接続される。
【0014】pチャネルMOSトランジスタ45とnチ
ャネルMOSトランジスタ49の接続ノードは、pチャ
ネルMOSトランジスタ45,47,55のゲートに接
続される。pチャネルMOSトランジスタ47とnチャ
ネルMOSトランジスタ51の接続ノードは、nチャネ
ルMOSトランジスタ49,51のゲートに接続され
る。
【0015】参照電圧発生回路3において、pチャネル
MOSトランジスタ55と抵抗57は、外部電源電圧e
xtVccのノードと外部接地電圧extVssのノー
ドとの間に直列に接続される。
【0016】比較回路5において、pチャネルMOSト
ランジスタ59とnチャネルMOSトランジスタ63
は、外部電源電圧extVccのノードとnチャネルM
OSトランジスタ67のドレインとの間に直列に接続さ
れる。pチャネルMOSトランジスタ61とnチャネル
MOSトランジスタ65は、外部電源電圧extVcc
のノードとnチャネルMOSトランジスタ67のドレイ
ンとの間に直列に接続される。
【0017】nチャネルMOSトランジスタ67のソー
スは外部接地電圧extVssに接続され、ゲートは図
示しない信号発生回路からの信号φB を受ける。nチャ
ネルMOSトランジスタ63のゲートは、pチャネルM
OSトランジスタ55と抵抗57の接続ノードN2に接
続される。
【0018】駆動回路7のpチャネルMOSトランジス
タ43は、外部電源電圧extVccのノードとnチャ
ネルMOSトランジスタ65のゲートとの間に接続さ
れ、ゲートはnチャネルMOSトランジスタ63のドレ
イン電極に接続される。
【0019】内部電源電圧発生回路の動作について説明
する。定電流発生回路2において、pチャネルMOSト
ランジスタ45,47は弱反転(weak inversion)領域
で使用しているため、ドレイン・ソース間電流はゲート
電圧が大きくなれば、指数関数的に小さくなる。このた
め、ノードN1の電圧が少し上昇しただけで、pチャネ
ルMOSトランジスタ45,47のドレイン・ソース間
電流は減少し、ノードN1の電圧はほとんど変化せず一
定の値を保つ。
【0020】したがって、参照電圧発生回路3のpチャ
ネルMOSトランジスタ55のゲートはノードN1に接
続されているためpチャネルMOSトランジスタ55の
ソース・ドレイン間電流および抵抗57に流れる電流は
常に一定となる。このため、ノードN2の電圧は、抵抗
57に流れる電流をI、抵抗57の抵抗値をRとする
と、外部電源電圧extVcc−I・Rとなり常に一定
である。ノードN2の電圧は、参照電圧VREF と呼ぶこ
とにする。
【0021】比較回路5は、ノードN2の電圧とノード
N3の電圧とを比較する。すなわち、比較回路5は、参
照電圧VREF とpチャネルMOSトランジスタ43によ
り外部電源電圧extVccを降圧して得られた内部電
源電圧intVccとを比較する。
【0022】比較回路5は、内部電源電圧intVcc
が参照電圧VREF より小さくなったときには、pチャネ
ルMOSトランジスタ43をオンにする。これにより、
外部電源電圧extVccが、ノードN3に供給され、
内部電源電圧intVccは常に一定の値を保つことに
なる。なお、ノードN3に接続される図示しない内部回
路が動作しているときは、nチャネルMOSトランジス
タ67のゲートに印加される信号φB は“H”レベルで
あり、非動作のときは“L”レベルである。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
半導体装置においては、内部電源電圧intVccを発
生するための駆動回路7としてpチャネルMOSトラン
ジスタ43を用いたため、駆動回路7は非常に大きくな
り、チップ面積も大きくなっているという問題点があっ
た。
【0024】すなわち、MOSトランジスタの駆動能力
を表わす1つの要素であるキャリアの移動度がpチャネ
ルMOSトランジスタでは小さいため、チャネル幅を広
くする必要があった。
【0025】また、図7に示すように出力回路11はn
チャネルMOSトランジスタ15,17により構成され
ており、それらをオンにするときにはゲートに外部電源
電圧を降圧した内部電源電圧intVccを印加するた
め、ゲート・ソース間電圧が小さく、出力回路11の動
作の高速化を図るためには、出力回路11を構成するn
チャネルMOSトランジスタ15,17のサイズを大き
くする必要があり、チップ面積を大きくしているという
問題点があった。
【0026】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、半導体装置のチップ面積を縮
小し、動作の高速化を図ることのできる半導体装置を提
供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の半導
体装置は、外部電源電圧レベルの高電位のラインと接地
電位より高い所定のレベルの低電位のラインとの間に接
続され、所定の動作を行なう内部回路と、低電位のライ
ンを接地電位より高い所定のレベルにする電圧発生手段
とを備える。
【0028】本発明の請求項2の半導体装置は、外部電
源電圧レベルの高電位のラインと接地電位より高い所定
のレベルの低電位のラインとの間に接続され、所定の動
作を行なう内部回路と、低電位のラインを接地電位より
高い所定のレベルにする電圧発生手段と、内部回路から
の外部電源電圧レベルの信号により動作するnチャネル
型MOS FETとを備える。
【0029】本発明の請求項3の半導体装置は、請求項
1または2の半導体装置において、電圧発生手段は、低
電位のラインの電位が接地電位より高い所定のレベルを
超えたときに、所定の信号を出力する判定手段と、所定
の信号に応じて動作し、低電位のラインから電流を放電
するnチャネル型MOS FETとを含む。
【0030】
【作用】請求項1の半導体装置においては、内部回路に
接続される低電位のラインを接地電位より高い電圧にし
ているため、高電位のラインを外部電源電圧にすること
ができ、内部回路からの“H”レベルの信号として外部
電源電圧レベルの信号を出力することができる。
【0031】請求項2の半導体装置においては、nチャ
ネル型MOS FETが外部電源電圧をゲートに受けて
動作するため、外部電源電圧を降圧した内部電源電圧を
ゲートに受けて動作する場合に比べ、nチャネル型MO
S FETの動作の高速化を図ることができる。
【0032】請求項3の半導体装置においては、低電位
のラインが所定の電圧レベルを超えたときに、電流の放
電を行ない、低電位のラインを接地電圧より高い所定の
電圧レベルにするために、駆動能力の大きいnチャネル
型MOS FETを用いているため、nチャネル型MO
S FETのサイズが小さくても十分な駆動力を得るこ
とができる。
【0033】
【実施例】以下、本発明による半導体装置について図面
を参照しながら説明する。
【0034】図1は、本発明の実施例による内部疑似接
地電圧発生回路を有する半導体装置の一部構成を示す概
略ブロック図である。
【0035】図1において、本発明の実施例による半導
体装置は、内部疑似接地電圧発生回路1、内部回路9お
よび出力回路11からなる。内部疑似接地電圧発生回路
1は、定電流発生回路2、参照電圧発生回路3、比較回
路5および駆動回路7からなる。
【0036】出力回路11は、nチャネルMOSトラン
ジスタ15,17からなる。内部疑似接地電圧発生回路
1の駆動回路7はnチャネルMOSトランジスタ13か
らなる。内部疑似接地電圧発生回路1の詳細な構成およ
び動作は後で説明する。
【0037】駆動回路7のnチャネル型MOSトランジ
スタ13はノードN1の所定の電圧レベルの内部疑似接
地電圧intVssを発生し、内部回路9に与える。内
部回路9は、外部電源電圧extVccのノードと内部
疑似接地電圧intVssのノードN1との間に接続さ
れ、所定の信号を出力回路11に出力する。
【0038】出力回路11のnチャネルMOSトランジ
スタ15,17は外部電源電圧extVccのノードと
外部接地電圧extVssのノードとの間に直列に接続
され、それぞれのゲートは、内部回路9からの信号を受
ける。
【0039】nチャネルMOSトランジスタ15,17
の接続ノードから“H”レベルのデータDを出力する場
合には、内部回路9からnチャネルMOSトランジスタ
15のゲートに外部電源電圧extVccが印加され、
nチャネルMOSトランジスタ15をオンにする。一
方、nチャネルMOSトランジスタ17のゲートには内
部疑似接地電圧intVssが印加され、nチャネルM
OSトランジスタ17をオフにする。
【0040】“L”レベルのデータDを出力する場合に
は、nチャネルMOSトランジスタ15のゲートに内部
疑似接地電圧intVssを印加し、nチャネルMOS
トランジスタ15をオフにする。一方、nチャネルMO
Sトランジスタ17のゲートには、外部電源電圧ext
Vccを印加し、nチャネルMOSトランジスタ17を
オンにする。
【0041】内部疑似接地電圧発生回路1の構成および
動作について詳細に説明する。図2は、図1の内部疑似
接地電圧発生回路1の詳細を示す回路図である。
【0042】図2において、内部疑似接地電圧発生回路
1は、定電流発生回路2、参照電圧発生回路3、比較回
路5および駆動回路7からなる。なおノードN1と外部
電源電圧extVccのノードとの間には内部回路9が
接続されている。
【0043】定電流発生回路2は、pチャネルMOSト
ランジスタ19,21、nチャネルMOSトランジスタ
23,25および抵抗27からなる。参照電圧発生回路
3は、抵抗29およびnチャネルMOSトランジスタ3
1からなる。なお定電流発生回路2とnチャネルMOS
トランジスタ31は定電流源18を構成する。比較回路
5は、pチャネルMOSトランジスタ33,35,37
およびnチャネルMOSトランジスタ39,41からな
る。駆動回路7は、nチャネルMOSトランジスタ13
からなる。
【0044】定電流発生回路2において、pチャネルM
OSトランジスタ19とnチャネルMOSトランジスタ
23は外部電源電圧extVccのノードと外部接地電
圧extVssのノードとの間に直列に接続される。p
チャネルMOSトランジスタ21、nチャネルMOSト
ランジスタ25および抵抗27は外部電源電圧extV
ccのノードと外部接地電圧extVssのノードとの
間に直列に接続される。pチャネルMOSトランジスタ
19とnチャネルMOSトランジスタ23の接続ノード
は、nチャネルMOSトランジスタ23,25,31の
ゲートに接続される。
【0045】参照電圧発生回路3において、抵抗29と
nチャネルMOSトランジスタ31は外部電源電圧ex
tVccのノードと外部接地電圧extVssのノード
との間に直列に接続される。抵抗29とnチャネルMO
Sトランジスタ31の接続ノードは、比較回路5のpチ
ャネルMOSトランジスタ35のゲートに接続される。
【0046】比較回路5において、pチャネルMOSト
ランジスタ35とnチャネルMOSトランジスタ39は
pチャネルMOSトランジスタ33と外部接地電圧ex
tVssのノードとの間に直列に接続される。pチャネ
ルMOSトランジスタ37とnチャネルMOSトランジ
スタ41はpチャネルMOSトランジスタ33と外部接
地電圧extVssのノードとの間に直列に接続され
る。
【0047】pチャネルMOSトランジスタ35とnチ
ャネルMOSトランジスタ39の接続ノードは駆動回路
7のnチャネルMOSトランジスタ13のゲートに接続
される。pチャネルMOSトランジスタ37のゲートは
ノードN1に接続される。駆動回路7のnチャネルMO
Sトランジスタ13はノードN1と外部接地電圧ext
Vssのノードとの間に接続される。
【0048】内部疑似接地電圧発生回路1の動作につい
て詳細に説明する。定電流発生回路2は、pチャネルM
OSトランジスタ19,21の飽和領域およびnチャネ
ルMOSトランジスタ23,25の弱反転(weak inver
sion)領域を利用して、定電流を発生している。
【0049】ここで、nチャネルMOSトランジスタの
飽和領域および弱反転(weak inversion)領域について
説明する。
【0050】図3はnチャネルMOSトランジスタのゲ
ート・ソース間電圧VGSがしきい値電圧VTHより大きい
ときの、ドレイン・ソース間電流IDSとドレイン・ソー
ス間電圧VDSとの関係を示す図である。
【0051】縦軸はドレイン・ソース間電流IDSを、横
軸はドレイン・ソース間電圧VDSを示す。ドレイン・ソ
ース間電圧VDSがVGS−VTHより小さい領域を非飽和領
域といい、ドレイン・ソース間電圧VDSがVGS−VTH
り大きい領域を飽和領域という。飽和領域ではドレイン
・ソース間電流IDSはゲート・ソース間電圧VGSのみに
依存する。
【0052】図4は、nチャネルMOSトランジスタの
ゲート・ソース間電圧VGSがしきい値電圧VTHより小さ
い場合のドレイン・ソース間電流IDSとゲート・ソース
間電圧VGSとの関係を示す図である。
【0053】縦軸はドレイン・ソース間電流IDSを、横
軸はゲート・ソース間電圧VGSをしめす。なお、縦軸は
LOGプロットしてある。ゲート・ソース間電圧VGS
しきい値電圧VTHより小さい領域を弱反転(weak inver
sion)領域という。弱反転(weak inversion)領域で
は、ドレイン・ソース間電流IDSは、ゲート・ソース間
電圧VGSが大きくなると指数関数的に大きくなる。
【0054】ここで図2に戻って説明する。定電流発生
回路2のnチャネルMOSトランジスタ23,25は弱
反転(weak inversion)領域で使用するため、ノードN
2の電圧が少し低下しただけでnチャネルMOSトラン
ジスタ23,25はドレイン・ソース間電流を減少させ
るため、ノードN2の電圧はほとんど変化せず、常に一
定となる。一方、ノードN2の電圧が少し上昇しただけ
で、nチャネルMOSトランジスタ23,25はドレイ
ン・ソース間電流を増やすため、ノードN2の電圧はほ
とんど変化せず、常に一定となる。したがって、ノード
N2にゲートが接続されているnチャネルMOSトラン
ジスタ31のドレイン・ソース間電流は常に一定とな
る。
【0055】図5は、定電流発生回路2により、nチャ
ネルMOSトランジスタ31のドレイン・ソース間に流
される電流IDSと外部電源電圧extVccとの関係を
示す図である。
【0056】外部電源電圧extVccが3.3Vにな
ったときに、ドレイン・ソース間電流IDSは一定となっ
ている。
【0057】再び、図2に戻って説明する。参照電圧発
生回路3において、抵抗29およびnチャネルMOSト
ランジスタ31のドレイン・ソース間に流れる一定電流
をI、抵抗29の抵抗値をRとすると、ノードN3の電
圧はextVcc−I・Rとなる。電流Iが一定である
ため、ノードN3の電圧は一定であり、この電圧を参照
電圧VREF と呼ぶことにする。
【0058】比較回路5は、ノードN1の電圧、すなわ
ち、内部疑似接地電圧intVssと参照電圧VREF
を比較し、内部疑似接地電圧intVssが参照電圧V
REFより大きくなったときには、駆動回路7のnチャネ
ルMOSトランジスタ13をオンにし、ノードN1から
電流を放電させる。これにより、内部疑似接地電圧in
tVssは常に一定となり、内部回路9には、安定な内
部疑似接地電圧intVssが供給される。
【0059】ここで、駆動回路7として、図7および図
8に示す従来の半導体装置のように、pチャネルMOS
トランジスタ43ではなく、nチャネルMOSトランジ
スタ13を用いるメリットについて説明する。MOSト
ランジスタの駆動能力を決定する要素の1つはキャリア
の移動度である。pチャネルMOSトランジスタのキャ
リアはホールであり、nチャネルMOSトランジスタの
キャリアは電子である。ホールの移動度をμp、電子の
移動度をμnとすると、μp/μnは次のようになる。
【0060】μp/μn=1/3 したがって、nチャネルMOSトランジスタの駆動能力
は、同じ面積形状で作成すると、pチャネルMOSトラ
ンジスタの3倍になる。
【0061】なお、比較回路5において、pチャネルM
OSトランジスタ33のゲートに図示しない信号発生回
路から信号をφA が印加されているが、内部回路9が動
作しているときには、φA は“L”レベルであり、内部
回路9が非動作のときには“H”レベルである。
【0062】図6は、図1および図2の内部疑似接地電
圧発生回路から発生される内部疑似接地電圧intVs
sと外部電源電圧extVccとの関係を示す図であ
る。
【0063】縦軸は内部疑似接地電圧intVssを、
横軸は外部電源電圧extVccを示している。図6に
おいて、外部電源電圧extVccが3.3Vを超える
と、内部疑似接地電圧intVssと外部電源電圧ex
tVccとの差が常に3.3Vとなっている。
【0064】以上のように、本発明の実施例において
は、図1の出力回路11のnチャネルMOSトランジス
タ15,17をオンさせるときには、そのゲートに外部
電源電圧extVccを与えるため、ゲートに外部電源
電圧extVccを降圧して得られた内部電源電圧ex
tVccを与えてオンさせる場合に比べて、nチャネル
MOSトランジスタ15,17のサイズを大きくするこ
となくnチャネルMOSトランジスタ15,17を高速
化でき、半導体装置全体としてもその動作が高速にな
る。
【0065】さらに、図1および図2の駆動回路7とし
てpチャネルMOSトランジスタの3倍の駆動能力を有
するnチャネルMOSトランジスタ13を用いているた
め、nチャネルMOSトランジスタ13のサイズが小さ
くても十分な駆動力を得ることができ、半導体装置のチ
ップの面積の縮小を図ることができる。
【0066】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1の半導
体装置においては、内部回路に接続される低電位のライ
ンを接地電位より高くしているため、高電位のラインを
外部電源電圧にすることができ、内部回路からの“H”
レベルの信号として外部電源電圧レベルの信号を出力で
き、このような“H”レベルの信号をゲートに受けてオ
ンになるnチャネル型MOS FETの動作を、そのサ
イズを大きくすることなく、高速化でき、半導体装置全
体の動作の高速化を図ることができるとともに、チップ
面積を縮小することができる。
【0067】本発明の請求項2の半導体装置において
は、nチャネル型MOS FETが外部電源電圧ext
Vccをゲートに受け、動作するため、外部電源電圧を
降圧した内部電源電圧をゲートに受けてオンする場合に
比べ、サイズを大きくすることなくnチャネル型MOS
FETの動作の高速化を図ることができ、半導体装置
全体の高速化が可能となり、チップ面積も縮小できる。
【0068】本発明の請求項3の半導体装置において
は、低電位のラインが所定の電圧レベルを超えたとき、
電流の放電を行ない、低電位のラインを接地電位より高
い所定の電圧レベルにするために、駆動能力の大きいn
チャネル型MOS FETを用いているため、nチャネ
ル型MOS FETのサイズが小さくても十分な駆動力
を得ることができ、半導体装置のチップ面積の縮小を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による内部疑似接地電圧発生
回路を有する半導体装置の一部構成を示す概略ブロック
図である。
【図2】 図1の内部疑似接地電圧発生回路の詳細を示
す回路図である。
【図3】 nチャネルMOSトランジスタのゲート・ソ
ース間電圧VGSがしきい値電圧VTHより大きな場合のド
レイン・ソース間電流IDSとドレイン・ソース間電圧V
DSとの関係を示す図である。
【図4】 nチャネルMOSトランジスタのゲート・ソ
ース間電圧VGSがしきい値電圧VTHより小さい場合の、
ドレイン・ソース間電流IDSとゲート・ソース間電圧V
GSとの関係を示す図である。
【図5】 定電流発生回路により発生される電流IDS
外部電源電圧extVccとの関係を示す図である。
【図6】 図1および図2の内部疑似接地電圧発生回路
から発生される内部疑似接地電圧intVssと外部電
源電圧extVccとの関係を示す図である。
【図7】 従来の内部電圧発生回路を有する半導体装置
の一部構成を示す概略ブロック図である。
【図8】 図7の内部電源電圧発生回路の詳細を示す回
路図である。
【符号の説明】
1 内部疑似接地電圧発生回路、2 定電流発生回路、
3 参照電圧発生回路、5 比較回路、7 駆動回路、
9 内部回路、11 出力回路、13,15,17,2
3,25,31,39,41,49,51,67 nチ
ャネルMOSトランジスタ、18 定電流源、19,2
1,33,35,37,43〜47,55,59〜65
pチャネルMOSトランジスタ、27,29,53,
57 抵抗、42 内部電源電圧発生回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部電源電圧レベルの高電位のラインと
    接地電位より高い所定のレベルの低電位のラインとの間
    に接続され、所定の動作を行なう内部回路と、 前記低電位のラインを接地電位より高い前記所定のレベ
    ルにする電圧発生手段とを備える、半導体装置。
  2. 【請求項2】 外部電源電圧レベルの高電位のラインと
    接地電位より高い所定のレベルの低電位のラインとの間
    に接続され、所定の動作を行なう内部回路と、 前記低電位のラインを接地電位より高い前記所定のレベ
    ルにする電圧発生手段と、 前記内部回路からの前記外部電源電圧レベルの信号によ
    り動作するnチャネル型MOS FETとを備える、半
    導体装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧発生手段は、 前記低電位のラインの電位が接地電位より高い前記所定
    のレベルを超えたときに、所定の信号を出力する判定手
    段と、 前記所定の信号に応じて動作し、前記低電位のラインか
    ら電流を放電するnチャネル型MOS FETとを含
    む、請求項1または2に記載の半導体装置。
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