JPH0825093B2 - ねじ切り盤のアダプタへねじ切りダイスを固定する装置 - Google Patents

ねじ切り盤のアダプタへねじ切りダイスを固定する装置

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JPH0825093B2
JPH0825093B2 JP4049725A JP4972592A JPH0825093B2 JP H0825093 B2 JPH0825093 B2 JP H0825093B2 JP 4049725 A JP4049725 A JP 4049725A JP 4972592 A JP4972592 A JP 4972592A JP H0825093 B2 JPH0825093 B2 JP H0825093B2
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アスコニャ オラカリスクエタ マニュエル
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スペル−エゴ トゥールズ,ソシエダ アノニマ
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はねじ切り盤のねじ切りヘ
ッド、即ち、ねじ切りダイスを固定するための装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、ねじ切り機を含む手動工具は一般
的に異なる使用目的または異なる寸法の工具の取りつけ
を可能にするために単一の基盤を有するように構成され
る。ねじ切り盤の場合、その基盤は一般的に同一または
異なる寸法のダイスを取りつけることができるように構
成される。異なる工具の取りつけを容易にするために、
基盤と工具は、一般的に、同様の形状であるが逆の形態
をとる相互に対応する嵌合部を有する。例えば、ねじ切
り盤の基盤は六角形の孔を有し、その工具は六角形のマ
ンドレルを有していて基盤内の孔と嵌合するようになっ
ている。しばしば、工具と基盤との間の相互結合の実効
を図るためにアダプタが使用される。工具を基盤へ固定
するために、付加的安全装置を使用することなく工具を
基盤へ単に締め付けるのが一般的である。基盤と工具の
嵌合、または工具のアダプタへの嵌合に関する問題は工
具が基盤またはアダプタから不本意に離脱することであ
る。また単に一方を他方へ締結する一般的方法は殆どの
場合に適切な安全を保証するものでない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はねじ切りダイ
スをねじ切り盤のアダプタへ固定したときに一方が他方
から分離するのを防止するための装置を提供する。本発
明の装置は、特に、ダイスをアダプタへ固定するのに適
しているが、同時にねじ切り盤とそのアダプタとの間
に、ねじ切り盤とアダプタ、ならびにアダプタとダイス
との間に利用できる装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】ねじ切り盤の多角形軸孔
を有するアダプタへ、前記アダプタの多角形孔と嵌合す
る多角形マンドレルを有しかつ前記多角形マンドレルの
径よりも小さい径の喉部を有するねじ切りダイスを固定
するための装置に関し、この固定装置は、 イ)前記アダプタの前端部へ同軸に設置される回転自在
の隔板カバー、前記隔板カバーは、前記アダプタの多角
形軸孔と同軸かつ実質的同一の断面の多角形孔を有し、
前記隔板カバーの多角形孔が前記ダイスの喉部と係合す
ることにより前記ダイスを前記アダプタ内に保持する閉
鎖位置と、前記隔板カバーの多角形孔から前記ダイスの
喉部が離脱して前記ダイスのマンドレルの前記アダプタ
に対する挿入、除去を可能にする開放位置との間で回転
自在である、および ロ)前記閉鎖位置において前記隔板カバーを付勢して保
持するための圧縮ばね、引張ばね等のばね手段、前記ば
ね手段の1端部は前記アダプタへ連結されかつその他端
部は前記隔板カバーへ連結される、から成ることを特徴
とする。
【0005】前記開放位置と前記閉鎖位置との間で前記
隔板カバーの回転を制限するためのストッパ手段を更に
含むのが好ましい。
【0006】前記アダプタは内側部を有していて前記隔
板カバーは前記アダプタ内側へ設置され、前記アダプタ
はその前部の周辺上に溝を有していて前部ばね手段は前
記溝内に設置され、かつ前記ダイスの前記アダプタに対
する着脱を促進するために前記アダプタと前記隔板カバ
ーとの間に回転ストッパが配設されていてよい。
【0007】前記隔板カバーは前記アダプタの1端部の
前周辺上に設置され、前記アダプタは一連のストッパを
有し、かつ前記隔板カバーは一連の歯状部を有し、前記
歯状部と前記ストッパは共働して前記ヘッドの前記アダ
プタからの離脱を促進するものであってよい。
【0008】前記アダプタが前記ねじ切り盤から分離す
るのを防止するためのナットが前記アダプタの後端部上
に設置されていてよい。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の好
ましい実施態様を説明する。図1はねじ切り盤1上にね
じ切りヘッド、即ちダイス3を固定するための装置の概
略図であり、隔板カバー4はアダプタ2とねじ切りダイ
ス3との間に設置されている。この図においてダイス回
し若しくはねじ切り盤1は一点鎖線で示されている。ま
た、ダイス3のマンドレルはアダプタ2へ挿入されてい
る。螺旋圧縮ばね51は隔板カバー4とアダプタ2の外
周上に設置されるリング6との間に位置決めされてい
る。ナット7はアダプタ2をねじ切り盤1へ固定するた
めにアダプタの後端部外周上に設置される。
【0010】図2は図1に対応するアダプタ前面の概略
図であり、ねじ切りダイス3がアダプタ2から不本意に
分離することのない閉鎖または施錠位置の隔板カバー4
を断面で示す。図2に示されたように、アダプタ2はそ
の内部に多角形軸孔21を有し、隔板カバー4はその内
部に多角形孔41を有する。アダプタ2の多角形軸孔2
1と隔板カバー4の多角形孔41は同心かつ実質的同一
断面形状であり、アダプタの多角形軸孔21が隔板カバ
ーの多角形孔41と一致したときに、ダイス3のマンド
レルはアダプタ2へ挿入できかつアダプタ2から除去で
きる。多角形孔41に加えて、隔板カバー4は複数の歯
状部43に画定された複数の弧状通路42をその内周に
沿って有する。
【0011】隔板カバー4はアダプタ2の端部で前部に
位置決めされ、かつねじ61により該隔板カバーへ固定
されたリング6を介してアダプタ2の長手方向へ保持さ
れる。アダプタ2はその1端部の外周上に隔板カバーの
歯状部43間に適合するストッパ手段として作用する複
数の歯状構造部22を有する。歯状構造部22の外径
(de)は弧状通路42の内径(di)と略一致するの
で、隔板カバー4はアダプタ2に対して回転する。この
回転は歯状構造部22と歯状部43との係合により制限
される。
【0012】弧状通路42内に収容された圧縮ばね51
は隔板カバー4を施錠位置へ付勢する。図2および図4
に示されたように、施錠位置において、隔板カバーの多
角形軸孔41はアダプタ2の多角形軸孔21と異なる位
相角位置にある。この位相角のずれが牽引固定手段を形
成し、それによりダイス3がアダプタ2へ堅固に保持さ
れると共に隔板カバー4は閉鎖位置になる。
【0013】アダプタの軸孔21と隔板カバーの軸孔4
1とを合致させるには、隔板カバー4を回転させれば足
りる。そのためには隔板カバー4をばね51の抵抗力が
なくなるまで回転駆動させる。アダプタの軸孔21と隔
板カバーの軸孔41が一致したときに、隔板カバー4は
開放位置、即ち、解錠位置になり、かつダイス3のマン
ドレルの挿入、除去が可能になる。
【0014】図1および図2の態様において、この回転
運動は隔板カバー4の外周辺上に形成された切欠き、切
削、刻み目等の付形部44により促進される。閉鎖位置
(図2)において、アダプタ2と隔板カバー4との間に
位相角(α)が形成される。隔板カバー4の多角形孔4
1の角壁はダイス3の狭い喉部(g)上に係止される。
それにより、ダイス3のアダプタ2からの離脱が防止さ
れ、その結果としてねじ切り盤1からの離脱が防止され
る。開放位置にする、即ち、多角形軸孔21と41を一
致させるには、アダプタの歯状構造部22′と隔板カバ
ーの歯状部43′の壁間でα値の位相角を変位させる。
そのようにして歯状構造部22′と歯状部43′とが当
接すると隔板カバー4は開放状態、即ち、解錠位置にな
り、ダイス3の挿入、除去が可能になる。
【0015】ねじ切り盤に対してアダプタ2およびダイ
ス3を固定するためにアダプタの後部にナットが使用さ
れてよい。図3および4の態様において、アダプタ21
は隔板カバー41 を収容しており、図1および2と逆の
形態になっている。弧状通路421 はアダプタ21 の1
端部の周辺に沿ってその内側に機械加工されている。引
張ばね511 が通路421 内に設置されており、その1
端部52はアダプタ21 に連結され、かつ他端部53は
隔板カバー41 に連結されている。
【0016】隔板カバー41 は舌部221 を有し、この
舌部はアダプタ21 の溝23から突出すると共に該溝内
を移動して溝23の側壁と当接し、それ以上の回転が制
限されることにより隔板カバー4の開放を促進する。こ
の開放位置は窓Vの角度α1 により示されている。窓V
の側壁が引張ばねの1端部52と当接することにより開
放位置を示す。この開放位置は、また、アダプタの溝2
3の円弧が角度αと実質的に同一の角運動範囲を構成す
るので、その溝23の円弧部により表示することができ
る。
【0017】上記ばね51および511 は、それぞれ、
隔板カバー4および41 と、アダプタ2および21 へ連
結されなければならない。図1および2の態様は圧縮ば
ねを使用するが、図3および4の態様は引張ばねを使用
し、図1および2の態様に引張ばねを使用し、図3およ
び4の態様に圧縮ばねを使用してよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による隔板カバーをアダプタ上へ取り付
けた本発明による装置の長手方向の概略断面図である。
【図2】図1の装置の前部の概略横断面図である。
【図3】隔板カバーをアダプタ内側に収容した本発明に
よる装置の他の態様を示す概略長手断面図である。
【図4】図3の装置の前部の概略横断面図である。
【符号の説明】
1…ねじ切り盤 2…アダプタ 3…ダイス(ねじ切りヘッド) 4…隔板カバー 21…(アダプタの)軸孔 22…歯状構造部(ストッパ) 221 …舌部(ストッパ) 23…溝 41…(隔板カバーの)軸孔 42,421 …弧状通路 43…歯状部(ストッパ) 51…圧縮ばね 511 …引張ばね

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ切り盤(1)の多角形軸孔(21)
    を有するアダプタ(2)へ、前記アダプタの多角形孔と
    嵌合する多角形マンドレルを有しかつ前記多角形マンド
    レルの径よりも小さい径の喉部(g)を有するねじ切り
    ダイス(3)を固定するための装置において、 イ)前記アダプタの前端部へ同軸に設置される回転自在
    の隔板カバー(4)、前記隔板カバーは、前記アダプタ
    の多角形軸孔と同軸かつ実質的同一の断面形状の多角形
    孔(41)を有し、前記隔板カバーの多角形孔が前記ダ
    イスの喉部と係合することにより前記ダイスを前記アダ
    プタ内に保持する閉鎖位置と、前記隔板カバーの多角形
    孔から前記ダイスの喉部が離脱して前記ダイスのマンド
    レルの前記アダプタに対する挿入、除去を可能にする開
    放位置との間で回転自在である、および ロ)前記閉鎖位置において前記隔板カバーを付勢して保
    持するための圧縮ばね、引張ばね等のばね手段(5
    1)、前記ばね手段の1端部は前記アダプタへ連結され
    かつその他端部は前記隔板カバーへ連結される、から成
    ることを特徴とするねじ切り盤のアダプタへねじ切りダ
    イスを固定する装置。
  2. 【請求項2】 前記開放位置と前記閉鎖位置との間で前
    記隔板カバーの回転を制限するためのストッパ手段(2
    2,43)を更に含む、請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記アダプタは内側部を有していて前記
    隔板カバーは前記アダプタ内側へ設置され、前記アダプ
    タはその前部の周辺上に溝を有していて前記ばね手段は
    前記溝内に設置され、かつ前記ダイスの前記アダプタか
    らの離脱を促進するために前記アダプタと前記隔板カバ
    ーとの間に回転ストッパ(221 )が配設されている、
    請求項1の装置。
  4. 【請求項4】 前記隔板カバーは前記アダプタの前端部
    の前周辺上に設置され、前記アダプタは一連のストッパ
    (22)を有し、かつ前記隔板カバーは一連の歯状部
    (43)を有し、前記歯状部と前記ストッパは共働して
    前記ヘッドの前記アダプタからの離脱を促進する、請求
    項1の装置。
  5. 【請求項5】 前記アダプタが前記ねじ切り盤から分離
    するのを防止するためのナットが前記アダプタの該端部
    上に設置されている、請求項1の装置。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492633U (ja) * 1972-04-10 1974-01-10
JPS5852040U (ja) * 1981-10-02 1983-04-08 株式会社ユ−シン ハザードワーニング装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS492633U (ja) * 1972-04-10 1974-01-10
JPS5852040U (ja) * 1981-10-02 1983-04-08 株式会社ユ−シン ハザードワーニング装置

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