JPH08249401A - 自動取引装置 - Google Patents

自動取引装置

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JPH08249401A
JPH08249401A JP5271195A JP5271195A JPH08249401A JP H08249401 A JPH08249401 A JP H08249401A JP 5271195 A JP5271195 A JP 5271195A JP 5271195 A JP5271195 A JP 5271195A JP H08249401 A JPH08249401 A JP H08249401A
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deposit
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JP5271195A
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English (en)
Inventor
Yukimasa Kimura
由紀応 木村
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】口座内での所定の種別の金額の推移を表示する
ことで、利用者に対して新たな取引を行うときの判断材
料を提供し、また、利用者に新たな取引の勧誘を行う自
動取引装置を提供する。 【構成】ATM1は、受け付けたカードおよび通帳から
読みだしたデータと、表示・操作部9から入力された入
力データを用いて入金や引出し等の取引を処理する。そ
して、取引の処理が完了するとこの口座における月毎の
口座残高をグラフにして表示し、利用者に対して定期預
金や定期積金等の新たな商品の勧誘を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、口座において所定の
種別の金額の推移を利用者に知らせるとともに、新たな
取引の勧誘を行う自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近では、銀行等の金融期間に預金口座
(普通預金口座)を開設し、この口座に給料等の振込お
よび電気、ガス、水道やローン等の引き落とし等が自動
的に行われるようにしている。また、利用者はこの口座
から現金を引き出す際等には、ATM等の自動取引装置
を利用し、窓口での取引処理をあまり利用しない傾向に
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気、ガス、水道やロ
ーン等の引き落としの期日はほぼ決まっているが、引き
落とされる金額が毎月変動する。ここで、利用者は電
気、ガス、水道やローン等の引き落とされる際に残高を
不足させないために、実際に引き落とされる金額よりも
多くの金額をこの口座に入れておくようにしている場合
が多い。
【0004】ところで、利用者にとっては金融機関に預
金を行う場合、普通預金に比べて定期預金や定期積立預
金(以下、定期積金と言う。)等のほうが利率が高く有
利である。また、金融期間では引き落とし時に普通預金
口座の残高が不足していても、定期預金口座等が開設さ
れている場合には、この口座の預金を担保にして不足分
を融資するサービスを提供している。
【0005】以上の理由から、金融機関では顧客サービ
スの1つとして利用者に対して普通預金口座に余剰資金
がある場合には、その余剰資金を定期預金等にしてはど
うかという勧誘を行うようにしている。しかしながら、
上述したようにほとんどの利用者はATMで入金や引出
し等の取引を処理するので(窓口をあまり利用しな
い。)、利用者にこの勧誘を行う機会が少なかった。ま
た、この勧誘を受けた利用者にしても、自分の普通預金
口座にどのくらいの余剰資金があるのか判断する資料が
無いため、この勧誘に対して積極的に対応することがで
きなかった。
【0006】この発明の目的は、口座内での主邸の種別
の金額の推移を表示することで、利用者に対して新たな
取引を行うときの判断材料を提供する自動取引装置を提
供することにある。
【0007】また、この発明は利用者に新たな取引の勧
誘を行う自動取引装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、取引データ
を入力する操作部を備え、所定の口座における取引を操
作部から入力された入力データを用いて処理する自動取
引装置において、所定期間毎に該口座において所定の種
別の金額を獲得する獲得手段と、前記獲得手段で獲得し
た金額の推移を表示する表示手段と、を備えたことを特
徴とする。
【0009】また、前記獲得手段で獲得した金額に基づ
いて新たな取引を選択する第1の選択手段と、前記第1
の選択手段で選択した取引の受け付けを行う第1の受付
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】また、前記獲得手段で獲得した金額の推移
に基づいて新たな取引を選択する第2の選択手段と、前
記第2の選択手段で選択した取引の受け付けを行う第2
の受付手段と、を備えたことを特徴とする。
【0011】また、取引時に媒体を受け付ける媒体受付
手段を備え、前記獲得手段は、前記媒体から所定期間毎
の該金額を読みだす手段であることを特徴とする。
【0012】また、前記所定の種別の金額は、該口座の
残高であることを特徴とする。
【0013】さらに、前記表示手段は、該金額の推移を
グラフで表示する手段であることを特徴とする。
【0014】
【作用】この発明の自動取引装置においては、所定期間
毎に口座における所定の種別の金額を獲得し、この金額
の推移を表示する。すなわち、利用者に新たな取引を行
うかどうかを検討する際に用いる資料として自分の口座
内における該金額の推移を知らせることで、利用者に対
するサービスを向上させることができる。
【0015】また、前記金額や前記金額の推移の基づい
て取引の種類を選択し、この選択した取引の受付を行
う。すなわち、取引を自動取引装置で行う利用者に対し
ても、新たな取引の勧誘を行うことができる。
【0016】また、前記所定期間毎の該金額を取引時に
受け付ける媒体から読み出す。
【0017】また、口座残高の推移を表示することで、
利用者は自分の口座にある余剰資金の金額を簡単に知る
ことができる。
【0018】さらに、該金額の推移をグラフで表示する
ことで、この金額の推移をすぐに認識することができ
る。
【0019】
【実施例】図1は、この発明の実施例であるATMの構
成を示すブロック図である。ATM1は、CPU2と、
ROM3と、RAM4と、取引伝票の発行やカードを受
け付ける伝票・カードユニット5と、通帳を受け付けて
取引内容を印字する通帳ユニット6と、入金または出金
する紙幣の搬送等を行う紙幣ユニット7と、入金または
出金する硬貨の搬送等を行う硬貨ユニット8と、取引内
容の入力等を行う操作画面を有する表示・操作部9と、
操作方法を音声で案内する音声案内部10と、センタと
の通信を行う通信部11と、を備えている。
【0020】図2は、この発明の実施例であるATM1
の動作を示すフローチャートである。なお、この明細書
においてはフローチャートの各ステップを(i)で示
す。ATM1は、伝票カードユニット5および通帳ユニ
ット6で受け付けたカードや通帳の磁気ストライプから
読み出しデータと表示・操作部9から入力された取引デ
ータとを用い、通信部11がセンタと通信を行い、入金
や支払い等の取引処理を行う(1)。この明細書では、
ATM1での入金や支払い等の取引処理については公知
であるので説明を省略する。
【0021】ここで、取引時に用いられる通帳の磁気ス
トライプの構成を図3(A)に示す。通帳の磁気ストラ
イプには、記憶されているデータの長さを示すデータ長
記憶エリア21、金融機関を識別する金融期間の番号を
記憶する金融機関番号記憶エリア22、支店を識別する
番号を記憶する支店番号記憶エリア23、開設されてい
る口座の種別を記憶する科目記憶エリア24、口座を識
別する口座番号を記憶する口座番号記憶エリア25、該
口座における現在の残高を記憶する口座残高記憶エリア
26、該口座における月毎(この発明で言う所定の期間
毎)の口座残高を記憶する月毎の口座残高記憶エリア2
7とを備えている。従来の通帳の磁気ストライプの構成
(図3(B)参照)と異なる点は、月別残高記憶エリア
27を備えている点である。月別残高記憶エリア27に
は、12個の残高を記憶するエリア(残高a〜残高l)
と、これを更新した月を記憶する更新月記憶エリアとを
有し、過去12か月における月毎の残高を記憶してい
る。口座残高は1万円単位で記憶されている。例えば、
現在が1995年2月24日で、2月に更新している場
合、残高aには1994年2月の末日における口座残高
が記憶されており、残高bには1994年3月、・・・
残高lには1995年1月の末日における口座残高が記
憶されている。すなわち、残高aに最も古い月の残高を
記憶し、残高lに最も新しい月の残高を記憶している。
また、更新月記憶エリアには更新した月(この例では2
月)を記憶している。現在が1995年2月24日であ
って、残高lに1994年12月の残高を記憶している
場合(通帳の月毎の残高記憶エリア27が2月に更新さ
れていない場合)には、更新月記憶エリアには更新を行
った月、例えば1月に更新を行っている場合には1月を
記憶している。この時には残高lには1994年12月
の末日における口座残高を記憶している。なお、通帳の
月別残高記憶エリア27の更新処理については以下に示
す。
【0022】ATM1は、(1)の取引処理を行う際に
通帳を受け付けると、磁気ストライプに記憶されている
各データを読み出し、これをRAM4に一旦記憶してい
る。取引処理が完了すると、この取引が通帳を使用した
取引であったかどうかを判定する(2)。ATM1はこ
の時に受け付けたカードおよび通帳をまだ排出していな
い。通帳を使用していない取引であった場合には、通信
部11からセンタに該口座における月毎の口座残高を送
信する要求を行う(3)。通帳を使用した取引である場
合には、残高が前月の末日における該口座の口座残高が
残高lに記憶されているかどうかを判定する(4)。こ
の判定は、更新月記憶エリアに今月を更新月として記憶
しているかどうかで判定する。例えば、現在が1995
年2月24日であって、更新月エリアに2を記憶してい
る場合には前月(1月)の末日における該口座の残高を
残高lに記憶している(更新されている)と判定し、残
高lに2以外の1や12等を記憶している場合には前月
の末日における該口座の残高を残高lに記憶していない
(更新されていない)と判定する。(4)で更新されて
いないと判定すると通信部11からセンタに更新されて
いない月の残高を送信する要求を行う(5)。このとき
上記した例において、更新月エリアに1を記憶している
場合には1月(前月)における口座残高のみの送信を要
求し、更新月エリアに12を記憶している場合には12
月と1月の(前々月と前月)における口座残高の送信を
要求する。
【0023】図4(A)に(3)、(5)で通信部から
センタに送信する電文のフォーマットを示す。電文に
は、要求する内容を示すコマンド31、電文の長さを示
すデータ長32、金融機関を示す金融機関番号33、支
店を示す支店番号34、口座の種別を示す科目35、口
座を示す口座番号36とが含まれている。例えば、コマ
ンドが99であれば過去12か月における月毎の口座残
高の送信を要求する電文であり、コマンドが98であれ
ば前月における口座残高の送信を要求する電文であり、
97であれば過去2か月分(前月と前々月)の口座残高
の送信を要求する電文とする。また、この電文は通常の
取引処理時にATM1とセンタで通信する際に用いる電
文と同じフォーマットであり、例えば入金処理の時には
コマンドを1、支払い処理の時にはコマンドを2として
センタとの通信を行う。そして、センタでは月毎の口座
残高の送信要求を受信すると、これに対する応答をAT
M1に送信する。図4(B)にこの時にセンタがATM
1に送信する電文のフォーマットを示す。この電文に
は、この電文の長さを示すデータ長41と、口座を識別
する口座番号42と、要求のあった月における口座残高
43とが含まれる。口座残高としては12か月分送信で
きるようになっている。すなわち、センタでは(3)で
送信されてきた要求に対しては過去12か月における月
毎の口座残高を送信し、(5)で送信されてきた要求に
対しては要求された月における口座残高のみを送信す
る。そして、ATM1は(3)でこの要求を送信してい
る場合には、送信されてきた過去12か月における月毎
の口座残高を受信し(6)、RAM4に記憶する
(7)。また、(5)でこの要求を送信している場合に
は、要求した月の口座残高を受信すると(8)、RAM
4に記憶している通帳から読みだしたデータの更新を行
う(9)。これは、RAM4に記憶している通帳から読
みだした残高a〜残高lの金額を最近12ヵ月の口座残
高に更新するとともに、更新月を現在の月に書き換える
処理である。例えば、(5)で前月における口座残高の
送信要求のみを行った場合には、RAM4の残高aを現
在記憶している残高bに書換え、残高bを現在記憶して
いる残高cに書換え、同様に残高c〜残高kを書換え、
残高lをセンタから送信されてきた前月における口座残
高に書き換える。すなわち、RAM4において通帳の残
高aから読みだした金額を削除し、他の残高b〜残高l
を1つずつスライドし、残高lにセンタから送信されて
きた前月における口座残高を記憶させる処理である。な
お、2ヵ月分の口座残高の送信要求を行っていた場合に
は、RAM4のこのデータを2つずつスライドし、受信
した前々月の口座残高を残高k、前月の口座残高を残高
lに対応するエリアに書き込む。また、3ヵ月や4ヵ月
分の送信要求を行っていた場合も同様の処理で、最近1
2ヵ月の口座残高に更新する。また、更新月も現在を示
すデータに書き換える。
【0024】上記した処理を完了すると、ATM1は操
作画面に案内画面を表示する。ここで表示される案内画
面の例を図5に示す。案内画面には、「案内」キーと
「終了」キーが表示される。また、利用者に対するメッ
セージがある旨の文言を表示する。ここで、利用者が
「案内」キーを操作すると(10、11)、RAM4に
記憶している最近12ヵ月における利用者の月毎の口座
残高をグラフにして操作画面に表示する(12)。ここ
で表示されるが画面の例を図6に示す。図6(A)は月
毎の口座残高が増加していく例であり、図6(B)は月
毎の口座残高に増減はあるものの、常に口座残高が一定
金額以上である例である。このように、口座残高の推移
をグラフで表示したので、利用者は自分の口座残高の推
移をすぐに認識することができる。また、この画面には
次の画面を表示させる「次」キーを表示している。
【0025】「次」キーが操作されると、ATM1は図
6(A)に示すように月毎の口座残高が増加していく傾
向であるのか、図6(B)に示すように月毎に口座残高
の増減はあるが常に一定金額以上の口座残高があるのか
を判定する(13、14)。そして、月毎の口座残高が
増加していく傾向である場合には、定期積金の勧誘処理
を行い(15)(この発明の第2の選択手段および第2
の受付手段である。)、月毎に口座残高の増減はある
が、常に一定金額以上の口座残高がある場合には定期預
金の勧誘処理を行う(16)(この発明の第1の選択手
段および第1の受付手段である。)。
【0026】図7は、定期預金の勧誘処理を示すフロー
チャートである。図8は、定期預金の勧誘処理の際に表
示される画面の例を示す図である。ATM1は操作画面
に定期預金を勧めるメッセージを表示する(21)(図
8(A)参照)。この画面には、利用者が定期預金を行
うことを了承した時に操作する「はい」キーと、定期預
金をしないときに操作する「いいえ」キーと、(12)
で示された口座残高の推移を示す画面に戻る「戻り」キ
ーとが表示されている。ここで「戻り」キーが操作され
ると(11)で表示された画面(図6参照)を表示し
(22、23)、この画面において「次」キーが操作さ
れると(24)、(21)の処理に戻る。「いいえ」キ
ーが操作されると定期預金の勧誘処理を終了する(2
6)。「はい」キーが操作されると通帳を排出するとと
もに(27)、操作画面を図8(B)に示す通帳の定期
預金のページを開いて再度挿入するように指示する画面
に切り換える。そして、通帳が再度挿入されると(2
8)、定期預金に振り替える金額を確認する画面を表示
する(図8(C)参照)(29)。ここで、定期預金に
振替する金額としては、常にある利用者の口座残高より
も少ない金額を表示する。例えば、利用者の毎月の口座
残高が概ね20万円であると、定期預金へ振り替える金
額としてはこれよりも少ない15万円として表示する。
また、この画面には表示された金額を定期預金に振替す
ることを了承した時に操作する「はい」キー、 定期預
金に振替する金額を変更する時に操作する「いいえ」キ
ー、および、取引を取り消す「取消」キーが表示されて
いる。
【0027】この画面において、「取消」キーが操作さ
れると、定期預金の勧誘処理を終了する(30〜3
2)。「いいえ」キーが操作されると(30、31)
と、定期預金に振り替える金額を入力する画面(図8
(D)参照)を表示し(33)、定期預金に振り返る金
額の入力を受け付ける(34)。そして、(34)で定
期預金へ振替する金額が入力された時、および、図8
(C)に示す画面において「はい」キーが操作された時
には(30)、ATM1は普通預金口座から定期預金口
座へ振替を行う振替手続処理を実行する(35)。この
とき画面には、普通預金口座から定期預金口座へ振替手
続を実行している旨が表示される(図8(E)参照)。
振替手続が完了すると、振り替えた定期預金の満期日を
示す満期画面(図8(F)参照)を表示する(36)。
この満期画面には「次」キーが表示されている。この、
「次」キーが操作されると(37)、定期預金の勧誘処
理を完了する。
【0028】図9は、定期積金の勧誘処理を示すフロー
チャートである。図10は、定期積金の勧誘処理の際に
表示される画面の例を示す図である。ATM1は操作画
面に定期積金を勧めるメッセージを表示する(41)
(図10(A)参照)。この画面には、利用者が定期積
金を行うことを了承した時に操作する「はい」キーと、
定期積金をしないときに操作する「いいえ」キーと、
(12)で示された口座残高の推移を示す画面に戻る
「戻り」キーとが表示されている。ここで「戻り」キー
が操作されると(11)で表示された画面(図6参照)
を表示し(42、43)、この画面において「次」キー
が操作されると(44)、(41)の処理に戻る。「い
いえ」キーが操作されると定期積金の勧誘処理を終了す
る(46)。「はい」キーが操作されると通帳を排出す
るとともに(47)、操作画面を図10(B)に示す通
帳の定期積金のページを開いて再度挿入するように指示
する画面に切り換える。そして、通帳が再度挿入される
と(48)、定期積金に振り替える金額を確認する画面
を表示する(図10(C)参照)(49)。ここで、定
期積金に振替する金額としては、利用者の口座残高にお
いて毎月増加していく金額よりも少ない金額を表示す
る。例えば、利用者の毎月の口座残高が概ね2万円ずつ
増加していく傾向である場合には、定期積金へ振り替え
する金額としてはこれよりも少ない1万円として表示す
る。また、この画面には表示された金額を定期積金に振
替することを了承した時に操作する「はい」キー、 定
期積金に振替する金額を変更する時に操作する「いい
え」キー、および、取引を取り消す「取消」キーが表示
されている。
【0029】この画面において、「取消」キーが操作さ
れると、定期預金の勧誘処理を終了する(50〜5
2)。「いいえ」キーが操作されると(50、51)
と、定期積金に振り替える金額を入力する画面(図10
(D)参照)を表示し(53)、定期積金に振り返る金
額の入力を受け付ける(54)。そして、(54)で定
期積金へ振替する金額が入力された時、および、図10
(C)に示す画面において「はい」キーが操作された時
には(50)、ATM1は普通預金口座から定期積金口
座へ振替を行う振替手続処理を実行する(55)。この
とき画面には、普通預金口座から定期積金口座へ振替手
続を実行している旨が表示される(図10(E)参
照)。振替手続が完了すると、振り替えた定期積金の満
期日を示す満期画面(図10(F)参照)を表示する
(56)。この満期画面には「次」キーが表示されてい
る。この、「次」キーが操作されると(57)、定期積
金の勧誘処理を完了する。
【0030】ATM1は、定期預金または定期積金の勧
誘処理を完了した時、および、(10)で「終了」キー
が操作された場合には、受け付けていたカード、およ
び、通帳を排出し、処理を完了する(17)。この時、
操作画面には図11に示すメッセージを表示する。な
お、ここで通帳を排出する際には、RAM4に記憶して
いる月毎の口座残高等のデータを通帳の磁気ストライプ
に書き込む。したがって、月毎の残高が更新されていな
かった通帳には、更新されたデータが書き込まれること
になる。
【0031】なお、上記実施例では、12ヵ月分の口座
残高を表示するとしたが、これに限定されることなく2
4ヵ月や36ヵ月分の口座残高を表示するようにしても
よい。また、口座残高の推移をグラフで表示するとした
が表等で表示するようにしてもよい。また、口座残高で
はなく月毎の入金金額等の推移表示するようにしてもよ
い。さらに、勧誘する新たな取引を定期預金、定期積金
の2つで説明を行ったが、その他の商品について勧誘を
行うようにしてもよい。
【0032】以上のように、窓口を利用しないでATM
1で引出しや入金等の取引を行う利用者に対しても定期
預金や定期積金の勧誘を行うことができ、利用者に対す
るサービスを向上させることができる。また、利用者の
月毎の口座残高の推移に基づいて定期預金または定期積
金から利用者にとって有利な商品を選択し、勧誘を行う
ので、利用者により良いサービスを提供することができ
る。また、利用者は定期預金や定期積金を行うかどうか
を判断するための材料として月毎の口座残高の推移が表
示されるので、この勧誘に対して積極的に検討すること
ができる。また、口座残高の推移をグラフ表示すること
で利用者にこの推移を簡単に認識させることができる。
また、取引の度に常にセンタに口座残高の送信要求を行
っても良いが、通帳に月毎の口座残高を記憶させるよう
にしたことで、センタとの通信を不要にし、この処理に
要する時間が短縮される。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、口座
において所定の種別の金額を所定の期間別に表示するこ
とで、利用者が新たな取引を行うかどうかを検討する際
に用いる資料を提供することができる。これにより、利
用者に対するサービスを向上させることができる。
【0034】また、前記金額や前記金額の推移の基づい
て取引の種類を選択し、新たな取引の勧誘を行うことが
できる。このため、利用者に適した商品を選択して取引
の勧誘を行うことができる。
【0035】また、取引時に受け付ける媒体から各期間
の前記口座内での所定の種別の金額を読みだすので、簡
単にこの金額を得ることができ、処理に要する時間を短
縮することができる。
【0036】また、口座残高の推移が表示されることで
利用者に自分の余剰資金がどのくらいあるのかを認識さ
せることができる。
【0037】さらに、該金額の推移がグラフで表示され
るので、利用者はこの金額の推移を簡単に認識すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるATMの構成を示す図
である。
【図2】この実施例のATMの動作を示すフローチャー
トである。
【図3】通帳の磁気ストライプに記憶されるデータを示
す図である。
【図4】ATMとセンタとの間で通信される電文のフォ
ーマットを示す図である。
【図5】画面の表示例である。
【図6】口座残高の推移を示す画面の表示例である。
【図7】定期預金の勧誘処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】定期預金の勧誘処理の際に表示される画面の例
である。
【図9】定期積金の勧誘処理を示すフローチャートであ
る。
【図10】定期積金の勧誘処理の際に表示される画面の
例である。
【図11】取引の完了を示す画面の表示例である。
【符号の説明】
1−ATM 5−伝票・カードユニット 6−通帳ユニット 9−表示・操作部 11−通信部 27−月毎の口座残高記憶エリア

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取引データを入力する操作部を備え、 所定の口座における取引を操作部から入力された入力デ
    ータを用いて処理する自動取引装置において、 所定期間毎に該口座において所定の種別の金額を獲得す
    る獲得手段と、前記獲得手段で獲得した金額の推移を表
    示する表示手段と、を備えたことを特徴とする自動取引
    装置。
  2. 【請求項2】 前記獲得手段で獲得した金額に基づいて
    新たな取引を選択する第1の選択手段と、前記第1の選
    択手段で選択した取引の受け付けを行う第1の受付手段
    と、を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動取引
    装置。
  3. 【請求項3】 前記獲得手段で獲得した金額の推移に基
    づいて新たな取引を選択する第2の選択手段と、前記第
    2の選択手段で選択した取引の受け付けを行う第2の受
    付手段と、を備えたことを特徴とする請求項1、また
    は、2記載の自動取引装置。
  4. 【請求項4】 取引時に媒体を受け付ける媒体受付手段
    を備え、 前記獲得手段は、前記媒体から所定期間毎の該金額を読
    みだす手段であることを特徴とする請求項1、2、また
    は、3いずれかに記載の自動取引装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の種別の金額は、該口座の残高
    であることを特徴とする請求項1〜3、または、4いず
    れかに記載の自動取引装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段は、該金額の推移をグラフ
    で表示する手段であることを特徴とする請求項1〜4、
    または、5いずれかに記載の自動取引装置。
JP5271195A 1995-03-13 1995-03-13 自動取引装置 Pending JPH08249401A (ja)

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