JP2018163596A - 金融商品レコメンドプログラム、情報処理装置及び金融商品レコメンド方法 - Google Patents

金融商品レコメンドプログラム、情報処理装置及び金融商品レコメンド方法 Download PDF

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Abstract

【課題】適切な金融商品をレコメンドする。【解決手段】口座残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の口座残高を推定し、推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れする場合と下振れする場合とで異なる金融商品の情報を送信する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする金融商品レコメンドプログラムが提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、金融商品レコメンドプログラム、情報処理装置及び金融商品レコメンド方法に関する。
スマートフォンやPC(パーソナルコンピュータ)等を用いて、各種の銀行取引(例えば、預金、振込、振替、残高照会等)を行うことができるインターネットバンキングが知られている。
また、例えばオンラインショッピング等において、利用者の購入履歴や閲覧履歴等の情報を分析して、利用者の好みにあった物品やサービスを推奨する技術が知られている。利用者の好みにあった物品やサービスを推奨することは、レコメンドとも称される。
特開2002−366741号公報 特開平5−46648号公報 特開2003−187083号公報 特開2006−260083号公報
ここで、金融商品(例えば、投資信託や外貨定期預金、カードローン等)を利用者にレコメンドすることが考えられる。この場合、利用者の将来の資産状況に応じた適切な金融商品をレコメンドすることが好ましい。
すなわち、例えば、将来的に余剰資金が生じると推定される利用者には、投資信託等の資産運用に関する金融商品をレコメンドすることが好ましい。一方で、例えば、将来的に資金が必要になると推定される利用者には、カードローン等の貸出に関する金融商品をレコメンドすることが好ましい。
1つの側面では、本発明は、適切な金融商品をレコメンドすることを目的とする。
1つの態様では、口座残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の口座残高を推定し、推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れする場合と下振れする場合とで異なる金融商品の情報を送信する、処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
適切な金融商品をレコメンドすることができる。
第一の実施形態に係る金融商品レコメンドシステムの全体構成の一例を示す図である。 金融商品のレコメンドの一例を説明する図である。 コンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る金融商品レコメンドシステムの機能構成の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る推定用情報の取得処理の一例を示すシーケンス図である。 第一の実施形態に係る金融商品のレコメンド処理の一例を示すシーケンス図である。 ユーザ端末における画面遷移の一例を示す図である。 第一の実施形態に係る残高推定及び金融商品の決定処理の一例を示すフローチャートである。 第一の実施形態に係る残高推定及び金融商品の決定処理の他の例を示すフローチャートである。 定期口座の推定残高が下振れする場合における金融商品の決定の一例を説明する図である。 第二の実施形態に係る金融商品レコメンドシステムの機能構成の一例を示す図である。 第二の実施形態に係る残高推定及び金融商品の決定処理の一例を示すフローチャートである。 保有資産の保有状況に応じた金融商品の決定の一例を示す図である。 第三の実施形態に係る金融商品レコメンドシステムの機能構成の一例を示す図である。 第三の実施形態に係る残高推定及び金融商品の決定処理の一例を示すフローチャートである。 普通口座の推定残高が上振れする場合における顧客情報に応じた金融商品の決定の一例を説明する図である。 普通口座の推定残高が下振れする場合における顧客情報に応じた金融商品の決定の一例を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。
[第一の実施形態]
<全体構成>
まず、本実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1の全体構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、第一の実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1の全体構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1は、サーバ装置10と、1以上のユーザ端末20と、1以上の銀行システム30とを有し、例えばインターネットや専用線等のネットワークNを介して通信可能に接続されている。
サーバ装置10は、ユーザの将来の口座残高に応じた金融商品をレコメンドする1以上のコンピュータである。サーバ装置10は、金融商品レコメンドプログラム100を有する。
サーバ装置10は、金融商品レコメンドプログラム100により、残高情報や入出金明細情報等を銀行システム30から取得して、これらの残高情報や入出金明細情報からユーザの将来の口座残高を推定する。そして、サーバ装置10は、金融商品レコメンドプログラム100により、推定した口座残高に応じた適切な金融商品をユーザにレコメンドする。
ユーザ端末20は、ユーザが利用するコンピュータである。ユーザ端末20には、例えば、スマートフォン、PC、タブレット端末、携帯電話等を用いることができる。ユーザ端末20は、クライアントプログラム200を有する。ユーザ端末20は、クライアントプログラム200により、将来の口座残高の推定結果や金融商品のレコメンド等を表示する。
銀行システム30は、銀行等の金融機関が有するコンピュータシステムである。銀行システム30には、勘定系システム等が含まれる。また、勘定系システムは、預金勘定元帳データを管理する元帳DB(データベース)等を有する。
<金融商品のレコメンド>
ここで、本実施形態に係る金融商品のレコメンドについて、図2を参照しながら説明する。図2は、金融商品のレコメンドの一例を説明する図である。
サーバ装置10は、金融商品レコメンドプログラム100により、過去6か月の口座残高情報及び入出金明細情報から、指定日(例えば月末等のユーザが指定した日付)におけるユーザの将来の普通預金口座の口座残高を推定する。推定された口座残高を「推定残高」とも表す。
図2に示す推定結果T100のように、推定残高が、過去の推移傾向から下振れする場合、サーバ装置10は、例えばカードローン等の貸出に関する金融商品のレコメンドR100をユーザ端末20に表示させる。この場合、ユーザは、将来的に資金が必要になると推測されるためである。
一方で、図2に示す推定結果T200のように、推定残高が、過去の推移傾向から上振れする場合、サーバ装置10は、投資信託等の資産運用に関する金融商品のレコメンドR200をユーザ端末20に表示させる。この場合、ユーザは、将来的に資金が余剰になると推測されるためである。
このように、本実施形態に係るサーバ装置10は、過去の口座残高情報及び入出金明細情報から将来の口座残高を推定して、推定した口座残高が、過去の残高推移から上振れするか下振れするかに応じて異なる金融商品をレコメンドする。しかも、このとき、上振れする場合には資産運用に関する金融商品をレコメンドする一方で、下振れする場合には貸出に関する金融商品をレコメンドする。これにより、本実施形態に係るサーバ装置10は、ユーザの将来の資金状況を考慮した適切な金融商品をレコメンドすることができる。
<ハードウェア構成>
次に、サーバ装置10及びユーザ端末20を実現するコンピュータ400のハードウェア構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、コンピュータ400のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3に示すコンピュータ400は、入力装置401と、表示装置402と、外部I/F403と、通信I/F404と、ROM(Read Only Memory)405とを有する。また、図3に示すコンピュータ400は、RAM(Random Access Memory)406と、CPU(Central Processing Unit)407と、補助記憶装置408とを有する。これら各ハードウェアは、それぞれがバス409で相互に接続されている。
入力装置401は、例えばキーボードやマウス、タッチパネル等であり、コンピュータ400に各種の操作信号を入力するのに用いられる。表示装置402は、例えばディスプレイ等であり、コンピュータ400による各種の処理結果を表示する。なお、サーバ装置10は、入力装置401及び表示装置402の少なくとも一方を有していなくても良い。
外部I/F403は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体403a等がある。コンピュータ400は、外部I/F403を介して、記録媒体403aの読み取りや書き込みを行うことができる。記録媒体403aには、例えば、金融商品レコメンドプログラム100、クライアントプログラム200等が記録されていても良い。
記録媒体403aには、例えば、SDメモリカード(SD memory card)やUSBメモリ、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)等がある。
通信I/F404は、コンピュータ400をネットワークNに接続するためのインタフェースである。コンピュータ400は、通信I/F404を介して、他の装置と通信を行うことができる。クライアントプログラム200は、例えば、通信I/F404を介して、他の装置から取得(ダウンロード)されても良い。
ROM405は、電源を切ってもデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。RAM406は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。CPU407は、例えば補助記憶装置408やROM405等からプログラムやデータをRAM406上に読み出して、各種処理を実行する演算装置である。
補助記憶装置408は、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等であり、プログラムやデータを格納している不揮発性のメモリである。補助記憶装置408に格納されるプログラムやデータには、例えば、基本ソフトウェアであるOS(Operating System)、各種アプリケーションプログラム、金融商品レコメンドプログラム100、クライアントプログラム200等がある。
本実施形態に係るサーバ装置10及びユーザ端末20は、図3にコンピュータ400により、後述する各種処理が実現される。
<機能構成>
次に、本実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1の機能構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、第一の実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1の機能構成の一例を示す図である。
図4に示すように、本実施形態に係るサーバ装置10は、情報要求部101と、情報更新部102と、認証部103と、レコメンド処理部104と、通信部105とを有する。これら各機能部は、金融商品レコメンドプログラム100が、CPU407に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係るサーバ装置10は、認証情報記憶部110と、推定用情報記憶部120とを有する。これら各記憶部は、例えば補助記憶装置408を用いて実現可能である。なお、これら各記憶部のうちの少なくとも1つの記憶部が、サーバ装置10とネットワークNを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
認証情報記憶部110は、ユーザ端末20の認証に用いられる認証情報111を記憶する。認証情報111は、例えば、ユーザ端末20のユーザを識別するユーザIDと、当該ユーザIDに対応するパスワードとの組である。
推定用情報記憶部120は、将来の口座残高の推定に用いられる推定用情報(すなわち、残高情報121及び入出金明細情報122)を記憶する。残高情報121は、ユーザの預金口座の残高を示す情報である。預金口座には、例えば、普通預金口座(以降、「普通口座」とも表す。)、定期預金口座(以降、「定期口座」とも表す。)、当座預金口座、貯蓄預金口座、財形預金口座、外貨預金口座等が挙げられる。また、入出金明細情報122は、ユーザの普通口座、当座預金口座、貯蓄預金口座等の預金口座における入出金履歴(取引履歴)を示す情報である。
情報要求部101は、通信部105を介して、残高情報の取得要求を銀行システム30に送信する。また、情報要求部101は、通信部105を介して、入出金明細情報の取得要求を銀行システム30に送信する。
情報更新部102は、銀行システム30から受信した残高情報と入出金明細情報とで、推定用情報記憶部120に記憶されている残高情報121と入出金明細情報122とを更新する。
認証部103は、ユーザ端末20からの要求(認証要求)に応じて、認証を行う。すなわち、認証部103は、当該認証要求に含まれる認証情報(例えば、ユーザにより入力されたユーザID及びパスワードの組)と同一の認証情報111が認証情報記憶部110に記憶されているか否かを判定することで、認証を行う。
レコメンド処理部104は、将来の口座残高の推定と、推定残高に応じた金融商品(レコメンド対象の金融商品)の決定とを行う。
通信部105は、他の装置(ユーザ端末20や銀行システム30)との間で通信を行う。例えば、通信部105は、ユーザ端末20からの認証要求を受信する。また、例えば、通信部105は、残高情報の取得要求や入出金明細情報の取得要求を銀行システム30に送信する。更に、例えば、通信部105は、将来の口座残高の推定結果、レコメンド対象の金融商品の情報をユーザ端末20に送信する。
ここで、レコメンド処理部104は、取得部106と、推定部107と、判定部108と、決定部109とを有する。
取得部106は、ユーザ端末20からの要求(口座残高の推定要求)に応じて、通信部105にて銀行システム30から取得した最新情報にて更新した残高情報121と入出金明細情報122とを推定用情報記憶部120から取得する。
推定部107は、取得部106により取得された残高情報121と入出金明細情報122とから、将来の指定日における口座残高(例えば、今月末における口座残高)を推定する。
判定部108は、推定部107により推定された口座残高(推定残高)が、過去の残高推移から上振れするか否かを判定する。
決定部109は、判定部108による判定結果に応じて、レコメンド対象の金融商品を決定する。
図4に示すように、本実施形態に係るユーザ端末20は、入力受付部201と、表示制御部202と、認証要求部203と、推定要求部204と、通信部205とを有する。これら各機能部は、クライアントプログラム200が、CPU407に実行させる処理により実現される。
また、本実施形態に係るユーザ端末20は、口座情報記憶部210を有する。当該記憶部は、例えば補助記憶装置408を用いて実現可能である。
口座情報記憶部210は、ユーザの口座を示す口座情報211を記憶する。口座情報211は、例えば、銀行の本支店を識別するための店番と、預金口座の種別を示す科目と、当該銀行における預金口座を識別するための口座番号とが含まれる情報である。
入力受付部201は、ユーザによる各種の入力を受け付ける。例えば、入力受付部201は、将来の口座残高の推定を行うための操作(残高推定の開始操作)の入力を受け付ける。また、例えば、入力受付部201は、ユーザ端末20の認証を行うための操作(認証操作)の入力を受け付ける。
表示制御部202は、各種画面等を表示する。例えば、表示制御部202は、残高推定の開始操作を行うための画面(トップ画面)を表示する。また、表示制御部202は、サーバ装置10から受信した金融商品情報の画面上に表示する。
認証要求部203は、通信部205を介して、認証要求をサーバ装置10に送信する。推定要求部204は、通信部205を介して、口座残高の推定要求をサーバ装置10に送信する。
通信部205は、サーバ装置10との間で通信を行う。例えば、通信部105は、将来の口座残高の推定結果、レコメンド対象の金融商品の情報を受信する。
<推定用情報の取得処理>
次に、サーバ装置10が銀行システム30から残高情報と入出金明細情報とを取得する処理について、図5を参照しながら説明する。図5は、第一の実施形態に係る推定用情報の取得処理の一例を示すシーケンス図である。図5に示す推定用情報の取得処理は、例えば夜間帯等の所定の時刻に日次で実行される。ただし、これに限られず、例えば、週次や月次で実行されても良いし、予め設定されたスケジュールに従って実行されても良い。なお、この推定用情報は、ユーザ端末20からの要求(口座残高の推定要求)により銀行システム30から取得した最新情報に上書きされる。
まず、サーバ装置10の情報要求部101は、通信部105を介して、残高情報の取得要求を銀行システム30に送信する(ステップS101)。そして、サーバ装置10の通信部105は、当該取得要求に応じて銀行システム30から送信された残高情報を受信する。
次に、サーバ装置10の情報更新部102は、銀行システム30から受信した残高情報で、推定用情報記憶部120に記憶されている残高情報121を更新する(ステップS102)。これにより、例えば日次で残高情報121が更新される。
次に、サーバ装置10の情報要求部101は、通信部105を介して、入出金明細情報の取得要求を銀行システム30に送信する(ステップS103)。そして、サーバ装置10の通信部105は、当該取得要求に応じて銀行システム30から送信された入出金明細情報を受信する。
次に、サーバ装置10の情報更新部102は、銀行システム30から受信した入出金明細情報で、推定用情報記憶部120に記憶されている入出金明細情報122を更新する(ステップS104)。これにより、例えば日次で入出金明細情報122が更新される。
以上のように、本実施形態に係るサーバ装置10は、例えば日次で、銀行システム30から残高情報と入出金明細情報とを取得して、推定用情報記憶部120に記憶されている残高情報121と入出金明細情報122とを更新する。
<金融商品のレコメンド処理>
次に、サーバ装置10がユーザの将来の口座残高を推定して、推定残高に応じた金融商品をユーザにレコメンドする処理について、図6を参照しながら説明する。図6は、第一の実施形態に係る金融商品のレコメンド処理の一例を示すシーケンス図である。
まず、ユーザ端末20の入力受付部201は、残高推定の開始操作の入力を受け付ける(ステップS201)。ユーザは、例えば、図7に示すトップ画面G100において、残高推定ボタンG101を選択することにより、残高推定の開始操作を行うことができる。図7に示すトップ画面G100は、表示制御部202により表示される。
次に、ユーザ端末20の表示制御部202は、入力受付部201が残高推定の開始操作の入力を受け付けると、図7に示す認証画面G110を表示する(ステップS202)。図7に示す認証画面G110には、ユーザID入力欄G111と、パスワード入力ボタンG112と、OKボタンG113とが含まれる。
次に、ユーザ端末20の入力受付部201は、認証操作の入力を受け付ける(ステップS203)。ユーザは、ユーザID及びパスワードをユーザID入力欄G111及びパスワード入力欄G112にそれぞれ入力した上で、OKボタンG113を押下することで、認証操作を行うことができる。
次に、ユーザ端末20の認証要求部203は、通信部205を介して、認証要求をサーバ装置10に送信する(ステップS204)。当該認証要求には、上記のステップS203でユーザにより入力されたユーザID及びパスワードを示す認証情報が含まれる。
サーバ装置10の認証部103は、通信部105を介して認証要求をユーザ端末20から受信すると、認証を行う(ステップS205)。すなわち、認証部103は、当該認証要求に含まれる認証情報と同一の認証情報111が認証情報記憶部110に記憶されているか否かを判定することで、認証を行う。
そして、認証部103は、当該認証要求に含まれる認証情報と同一の認証情報111が認証情報記憶部110に記憶されていると判定した場合、通信部105を介して、認証成功を示す認証結果をユーザ端末20に返信する。一方で、認証部103は、当該認証要求に含まれる認証情報と同一の認証情報111が認証情報記憶部110に記憶されていないと判定した場合、通信部105を介して、認証失敗を示す認証結果をユーザ端末20に返信する。以降では、認証部103は、認証成功を示す認証結果をユーザ端末20に返信したものとして説明を続ける。
ユーザ端末20の推定要求部204は、認証成功を示す認証結果を受信すると、通信部205を介して、口座残高の推定要求をサーバ装置10に送信する(ステップS206)。当該推定要求には、口座情報記憶部210に記憶されている口座情報211の店番と、科目と、口座番号とが含まれる。
サーバ装置10のレコメンド処理部104は、通信部105を介して口座残高の推定要求を受信すると、残高推定及び金融商品の決定処理を実行する(ステップS207)。残高推定及び金融商品の決定処理が実行されることで、将来の口座残高の推定と、レコメンド対象の金融商品(資産運用に関する金融商品又は貸出に関する金融商品)の決定とが行われる。残高推定及び金融商品の決定処理の詳細については後述する。
そして、サーバ装置10のレコメンド処理部104は、通信部105を介して、推定結果と、決定した金融商品の情報とをユーザ端末20に返信する。推定結果は、将来の指定日における推定残高であっても良いし、直近の指定日から将来の指定日までの入出金(取引)を推定した結果を示す入出金推定であっても良い。
ユーザ端末20の表示制御部202は、通信部205を介して推定結果と金融商品の情報とを受信すると、図7に示す推定結果画面G120を表示する(ステップS208)。図7に示す推定結果画面G120には、推定結果表示欄G121と、次へボタンG122とが含まれる。推定結果表示欄G121には、受信した推定結果に基づき、将来の指定日(例えば、今月末)における推定残高が表示される。
推定結果表示欄G121を参照することで、ユーザは、将来の指定日における推定残高を知ることができる。なお、サーバ装置10から受信した推定結果が入出金推定である場合、推定結果表示欄G121には、直近の指定日から将来の指定日までに推定される入出金(取引)が表示される。
次に、ユーザ端末20の入力受付部201は、画面遷移操作の入力を受け付ける(ステップS209)。ユーザは、次へボタンG122を押下することで、画面遷移操作を行うことができる。
次に、ユーザ端末20の表示制御部202は、入力受付部201が画面遷移操作の入力を受け付けると、図7に示すレコメンド画面G130又はレコメンド画面G140を表示する(ステップS210)。
すなわち、例えば、貸出に関する金融商品の情報をサーバ装置10から受信した場合、表示制御部202は、図7に示すレコメンド画面G130を表示する。図7に示すレコメンド画面G130には、レコメンドR100が含まれる。レコメンドR100には、受信した金融商品の情報に基づき、貸出に関する金融商品の案内が表示される。
一方で、例えば、資産運用に関する金融商品の情報をサーバ装置10から受信した場合、表示制御部202は、図7に示すレコメンド画面G140を表示する。図7に示すレコメンド画面G140には、レコメンドR200が含まれる。レコメンドR200には、受信した金融商品の情報に基づき、資産運用に関する金融商品の案内が表示される。
なお、図7に示す例では、推定結果表示欄G121と、レコメンドR100又はレコメンドR200とが別々の画面上に表示されているが、これらが同一の画面上に表示されていても良い。
以上のように、本実施形態に係るサーバ装置10は、過去の口座残高情報及び入出金明細情報から将来の口座残高を推定して、推定した口座残高に応じた金融商品のレコメンドをユーザ端末20に表示させる。これにより、本実施形態に係るサーバ装置10は、ユーザの将来の資金状況を考慮した適切な金融商品をレコメンドすることができる。
<残高推定及び金融商品の決定処理>
次に、図6におけるステップS207の残高推定及び金融商品の決定処理について、図8を参照しながら説明する。図8は、第一の実施形態に係る残高推定及び金融商品の決定処理の一例を示すフローチャートである。
まず、取得部106は、口座残高の推定要求に含まれる店番と、科目と、口座番号とに応じた残高情報121と入出金明細情報122とを推定用情報記憶部120から取得する(ステップS301)。ここで、図8に示す例では、科目は「普通預金」であるものとする。したがって、取得部106は、当該店番かつ当該口座番号の普通口座の残高情報121と入出金明細情報122とを推定用情報記憶部120から取得する。
なお、取得部106は、予め決められた所定の期間(例えば、6か月間)における残高情報121と入出金明細情報122とを取得する。
次に、推定部107は、将来の普通口座の残高を推定する(ステップS302)。すなわち、推定部107は、普通口座の将来の指定日における残高を推定する。残高の推定方法には、種々の方法を用いることができる。例えば、機械学習等の手法を用いたAI(Artificial Intelligence)等により残高を推定しても良い。また、例えば、過去の所定の期間の指定日における残高の平均を、将来の指定日における残高と推定しても良い。
なお、指定日は、全てのユーザ間で共通の日付(例えば毎月末等)が予め決められていても良いし、ユーザ毎に決められていても良い。また、ユーザが残高推定の開始操作を行う際に、指定日を入力することができても良い。
次に、判定部108は、推定部107により推定された普通口座の口座残高(普通口座の推定残高)が、過去の残高推移から上振れするか否かを判定する(ステップS303)。
ここで、一例として、将来の指定日における推定残高が、過去6か月間の残高推移から上振れするか否かを判定する方法について説明する。
(1)まず、推定残高をaとする。また、1か月前の指定日における残高をa、2か月前の指定日における残高をa、・・・、6か月前の指定日における残高をaとする。
(2)次に、d=|a−a|,d=|a−a|,d2=|a−a|,・・・,d=|a−a|とする。
(3)次に、d,d,・・・,dの平均μ=(d+d+・・・+d)/5を算出する。
(4)|d−μ|≧β、かつ、a−a≧0である場合、推定残高が、過去の残高推移から上振れすると判定する。
一方で、|d−μ|≧β、かつ、a−a<0である場合は、推定残高が、過去の残高推移から下振れすると判定する。また、|d−μ|<βである場合は、推定残高が、過去の残高推移から上振れも下振れもしないと判定する。
なお、βは、予め決められた閾値である。このようなβの値は、例えば、機械学習等により学習及び更新される。
ステップS303において、判定部108により普通口座の推定残高が上振れすると判定(検出)された場合、決定部109は、資産運用に関する金融商品をレコメンド対象に決定する(ステップS304)。資産運用に関する金融商品には、例えば、投資信託、株、国債、外貨定期預金等が挙げられる。
なお、決定部109は、普通口座の推定残高の金額を考慮した上で、資産運用に関する金融商品を決定しても良い。例えば、推定残高が所定の金額(例えば100万円)未満である場合には、少額投資に関する金融商品(少額投資非課税制度が適用される口座による株式等)や長期投資に関する金融商品(国債等)を決定する。一方で、推定残高が所定の金額以上である場合には高額投資に関する金融商品(富裕層向け投資信託等)や短期投資に関する金融商品(短期社債等)を決定するようにしても良い。
一方、ステップS303において、判定部108により普通口座の推定残高が上振れしないと判定(検出)された場合、決定部109は、貸出に関する金融商品をレコメンド対象に決定する(ステップS305)。貸出に関する金融商品には、例えば、カードローン、住宅ローン、教育ローン等が挙げられる。
なお、図9に示す例では、上振れも下振れもしない場合は、貸出に関する金融商品を決定するものとしたが、この場合には、資産運用に関する金融商品を決定しても良い。又は、資産運用に関する金融商品及び貸出に関する金融商品のいずれをも決定しなくても良い。
以上のように、本実施形態に係るサーバ装置10は、将来の指定日における普通口座の残高を推定して、推定した残高が、過去の残高推移から上振れする場合には資産運用に関する金融商品を決定する。一方で、本実施形態に係るサーバ装置10は、推定した残高が、過去の残高推移から下振れする場合には貸出に関する金融商品を決定する。これにより、ユーザの将来の推定残高に応じた適切な金融商品をレコメンド対象に決定することができる。
<残高推定及び金融商品の決定処理の他の例>
ここで、図6におけるステップS207の残高推定及び金融商品の決定処理の他の例について、図9を参照しながら説明する。図9は、第一の実施形態に係る残高推定及び金融商品の決定処理の他の例を示すフローチャートである。図9に示す例では、普通口座に加えて、定期口座の残高も推定して、レコメンド対象の金融商品を決定する。
まず、取得部106は、口座残高の推定要求に含まれる店番と、科目と、口座番号とに応じた残高情報121と入出金明細情報122とを推定用情報記憶部120から取得する(ステップS401)。ここで、図9に示す例では、科目は「普通預金」及び「定期預金」であるものとする。したがって、取得部106は、科目「普通預金」に対応する店番及び口座番号の普通口座の残高情報121及び入出金明細情報122と、科目「定期口座」に対応する店番及び口座番号の定期口座の残高情報121とを推定用情報記憶部120から取得する。
次に、推定部107は、将来の普通口座の残高と、将来の定期口座の残高とを推定する(ステップS402)。すなわち、推定部107は、普通口座の将来の指定日における残高と、定期口座の将来の指定日における残高とを推定する。残高の推定方法は、図8のステップS302で述べた通り、種々の方法を用いることができる。
次に、判定部108は、推定部107により推定された普通口座の残高(普通口座の推定残高)が、過去の残高推移から上振れするか否かを判定する(ステップS403)。なお、本ステップにおける判定方法は、図8のステップS303と同様の方法を用いれば良い。
ステップS403において、普通口座の推定残高が上振れすると判定した場合、判定部108は、推定部107により推定された定期口座の残高(定期口座の推定残高)が、過去の残高推移から下振れするか否かを判定する(ステップS404)。なお、本ステップにおける判定方法は、図8のステップS303と同様の方法を用いれば良い。
ステップS404において、判定部108により定期口座の推定残高が下振れしないと判定された場合、決定部109は、資産運用に関する金融商品をレコメンド対象に決定する(ステップS405)。
一方、ステップS403において、判定部108により普通口座の推定残高が上振れしないと判定された場合、決定部109は、貸出に関する金融商品をレコメンド対象に決定する(ステップS406)。同様に、ステップS404において、判定部108により定期口座の推定残高が下振れすると判定された場合、決定部109は、貸出に関する金融商品をレコメンド対象に決定する。
このように、図9に示す例では、普通口座の推定残高が上振れする場合であっても、定期口座の推定残高が下振れする場合には、貸出に関する金融商品がレコメンド対象に決定される。図10に示すように、推定残高が過去の推移傾向から上振れする場合であっても、定期口座の推定残高が下振れする場合には、定期口座から普通口座への資金移動が推定される。そして、定期口座から普通口座への資金移動が推定されるため、ユーザは、将来的に資金が必要になると推測される。したがって、この場合、決定部109は、貸出に関する金融商品をレコメンド対象に決定する。
以上のように、本実施形態に係るサーバ装置10は、将来の指定日における普通口座の残高と定期口座の残高とを推定して、推定した普通口座の残高が上振れする場合であっても、推定した定期口座の残高が下振れする場合には、貸出に関する金融商品を決定する。これにより、例えば、定期口座から普通口座に資金が移動するような場合も考慮した上で、ユーザの将来の推定残高に応じた適切な金融商品をレコメンド対象に決定することができる。
[第二の実施形態]
次に、第二の実施形態について説明する。第二の実施形態では、ユーザが保有している投資資産(例えば、株や投資信託、国債等)や融資状況に応じて、レコメンド対象の金融商品を決定するものである。これにより、例えば、将来的に余剰資金が生じると推測され、かつ、投資資産が少ないユーザには、資産運用に関する金融商品をレコメンドすることができる。一方で、例えば、将来的に余剰資金が生じると推測され、かつ、融資残高があるユーザには、借入額の繰り上げ返済等をレコメンドすることができる。
なお、第二の実施形態では、主に、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の構成要素については、第一の実施形態と同一の符号を付与し、その説明を省略する。
<機能構成>
まず、本実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1の機能構成について、図11を参照しながら説明する。図11は、第二の実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1の機能構成の一例を示す図である。
図11に示すように、本実施形態に係るサーバ装置10のレコメンド処理部104は、決定部109Aを有する。また、本実施形態に係るサーバ装置10の推定用情報記憶部120は、更に、投資資産情報123と、融資情報124とを記憶する。投資資産情報123は、ユーザの投資資産(例えば、株や投資信託、国債等)を示す情報である。融資情報124は、ユーザが借り入れている資金の残高(融資残高)を示す情報である。
決定部109Aは、判定部108により推定残高が上振れすると判定された場合、保有資産の保有状況に応じて、レコメンド対象の金融商品を決定する。ここで、保有資産には、例えば、定期口座の残高と、投資資産情報123が示すと投資資産と、融資情報124が示す融資残高とが含まれる。
<残高推定及び金融商品の決定処理>
次に、図6におけるステップS207の残高推定及び金融商品の決定処理について、図12を参照しながら説明する。図12は、第二の実施形態に係る残高推定及び金融商品の決定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS303において、判定部108により普通口座の推定残高が上振れすると判定された場合、決定部109Aは、保有資産の保有状況に応じた金融商品をレコメンド対象に決定する(ステップS501)。保有資産には、上述したように、例えば、定期口座の残高と、投資資産情報123が示すと投資資産と、融資情報124が示す融資残高とが含まれる。
ここで、保有資産の保有状況に応じた金融商品の決定について、図13を参照しながら説明する。図13は、保有資産の保有状況に応じた金融商品の決定の一例を示す図である。
図13(a)に示すように、例えば、普通口座の推定残高が「500万」、定期口座の残高が「10万」、投資資産が「なし」、融資残高が「なし」であるものとする。この場合、決定部109Aは、株や定期預金等の資産運用に関する金融商品をレコメンド対象に決定する。これは、ユーザの保有資産のうち、定期預金や投資資産が少ないためである。
また、図13(b)に示すように、例えば、普通口座の推定残高が「500万」、定期口座の残高が「100万」、投資資産が「400万」、融資残高が「300万」であるものとする。この場合、決定部109Aは、融資残高の繰り上げ返済をレコメンドする。これは、ユーザの保有資産のうち、定期預金や投資資産が十分にある一方で、融資残高を繰り上げ返済できると推測されるためである。
このように、本実施形態に係るサーバ装置10は、普通口座の推定残高が上振れすると判定された場合、ユーザの保有資産の保有状況に応じた金融商品をレコメンド対象に決定する。なお、図13に示す例は、一例であって、決定部109Aは、ユーザの保有資産の保有状況に応じて、種々の金融商品を決定することができる。例えば、投資資産のうち、株の保有割合が高い一方で、国債の保有割合が低い場合等には、決定部109は、国債をレコメンド対象の金融商品に決定する等しても良い。
以上のように、本実施形態に係るサーバ装置10は、普通口座の推定残高が上振れする場合に、ユーザの保有資産の保有状況に応じた金融商品又は借入の繰り上げ返済等をレコメンドする。これにより、ユーザの将来の推定残高に加えて、ユーザの保有資産の保有状況にも応じた適切な金融商品をレコメンド対象に決定することができる。
[第三の実施形態]
次に、第三の実施形態について説明する。第三の実施形態では、ユーザの家族構成や趣味等、ユーザの属性に関する種々の情報に応じて、レコメンド対象の金融商品を決定するものである。これにより、例えば、将来的に余剰資金が生じると推測され、かつ、趣味が旅行のユーザには、旅行に何等かの関係がある金融商品をレコメンドすることができる。また、例えば、将来的に資金が必要になると推測され、かつ、大学進学を控えている家族がいるユーザには、教育ローン等の金融商品をレコメンドすることができる。
なお、第三の実施形態では、主に、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と同様の構成要素については、第一の実施形態と同一の符号を付与し、その説明を省略する。
<機能構成>
まず、本実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1の機能構成について、図14を参照しながら説明する。図14は、第三の実施形態に係る金融商品レコメンドシステム1の機能構成の一例を示す図である。
図14に示すように、本実施形態に係るサーバ装置10のレコメンド処理部104fは、決定部109Bを有する。また、本実施形態に係るサーバ装置10は、顧客情報記憶部130を有する。当該記憶部は、例えば補助記憶装置408を用いて実現可能である。なお、当該記憶部は、サーバ装置10とネットワークNを介して接続される記憶装置等を用いて実現されていても良い。
顧客情報記憶部130は、ユーザの属性に関する情報を示す顧客情報131を記憶する。顧客情報131は、例えば、ユーザの年齢や性別、家族構成、住居区分(持家か否かを示す区分)、交渉履歴(住宅ローンの相談履歴や教育ローンの相談履歴等)、趣味等が含まれる情報である。
決定部109Bは、判定部108による判定結果と、顧客情報131に含まれる各種情報とに応じて、レコメンド対象の金融商品を決定する。
<残高推定及び金融商品の決定処理>
次に、図6におけるステップS207の残高推定及び金融商品の決定処理について、図15を参照しながら説明する。図15は、第三の実施形態に係る残高推定及び金融商品の決定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS303において、判定部108により普通口座の推定残高が上振れすると判定された場合、決定部109Bは、顧客情報131に応じて、資産運用に関する金融商品をレコメンド対象に決定する(ステップS601)。
ここで、普通口座の推定残高が上振れする場合における顧客情報131に応じた金融商品の決定について、図16を参照しながら説明する。図16は、普通口座の推定残高が上振れする場合における顧客情報131に応じた金融商品の決定の一例を説明する図である。
図16に示すように、顧客情報131には、家族構成と、趣味と、住居区分と、趣味と、交渉履歴とが含まれるものとする。このとき、普通口座の推定残高が上振れする場合で、顧客情報131に含まれる趣味が「旅行」であった場合、決定部109Bは、例えば、趣味に応じた資産運用に関する金融商品をレコメンド対象に決定する。趣味「旅行」に応じた資産運用に関する金融商品には、例えば、観光ホテルを運営する会社の株式、観光ホテルを対象とした投資信託等が挙げられる。普通口座の推定残高の上振れから余剰資金が発生すると推測されるため、趣味「旅行」に関連する金融商品をレコメンドすることで、ユーザが当該金融商品を購入等する可能性が高まると考えられるためである。
一方、ステップS303において、判定部108により普通口座の推定残高が上振れしないと判定された場合、決定部109Bは、顧客情報131に応じて、貸出に関する金融商品をレコメンド対象に決定する(ステップS602)。
ここで、普通口座の推定残高が下振れする場合における顧客情報131に応じた金融商品の決定について、図17を参照しながら説明する。図17は、普通口座の推定残高が下振れする場合における顧客情報131に応じた金融商品の決定の一例を説明する図である。
図17に示すように、顧客情報131には、家族構成と、趣味と、住居区分と、趣味と、交渉履歴とが含まれるものとする。このとき、普通口座の推定残高が下振れする場合で、顧客情報131に含まれる家族構成が「妻、高3長女」、交渉履歴が「教員ローン相談」であった場合、決定部109Bは、例えば、家族構成及び交渉履歴に応じた貸出に関する金融商品をレコメンド対象に決定する。家族構成「妻、高3長女」及び交渉履歴「教育ローン相談」に応じた貸出に関する金融商品には、例えば、教育ローンが挙げられる。普通口座の推定残高の下振れから資金が必要になると推測されると共に、家族構成「高3長女」と交渉履歴「教育ローン」とから教育ローンの利用を考えていると推測されるためである。
なお、上記以外にも、例えば、顧客情報131に含まれる住居区分が「借家」であり、交渉履歴が「住宅ローン」である場合、決定部109Bは、住宅ローンをレコメンド対象の金融商品に決定することが考えられる。
以上のように、本実施形態に係るサーバ装置10は、普通口座の推定残高と、顧客情報131とに応じた金融商品をレコメンド対象に決定する。これにより、ユーザの家族構成や趣味、住居区分、交渉履歴等の様々な情報に応じて、適切な金融商品をレコメンドすることができるようになる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
口座残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の口座残高を推定し、
推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れする場合と下振れする場合とで異なる金融商品の情報を送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする金融商品レコメンドプログラム。
(付記2)
普通口座の残高と、定期口座の残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の普通口座の残高と将来の定期口座の残高とを推定し、
推定した前記将来の普通口座の残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であっても、推定した前記将来の定期口座の残高が過去の推移傾向から下振れすることを検出した場合は、貸出に関する金融商品の情報を送信し、推定した前記将来の普通口座の残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であって、推定した前記将来の定期口座の残高が過去の推移傾向から下振れしていないことを検出した場合は、資産運用に関する金融商品の情報を送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1記載の金融商品レコメンドプログラム。
(付記3)
推定した前記口座残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合、顧客情報が記憶された記憶部を参照して、該顧客情報に応じた資産運用に関する金融商品の情報を送信し、推定した前記口座残高が、過去の推移傾向から下振れすることを検出した場合、前記記憶部を参照して、該顧客情報に応じた貸出に関する金融商品の情報を送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1記載の金融商品レコメンドプログラム。
(付記4)
推定した前記口座残高と、推定した該口座残高の所定期間の口座残高との差が、所定の閾値以上であって、かつ、推定した前記口座残高が前記所定期間の口座残高よりも増加する場合、前記過去の推移傾向から上振れすることを検出し、前記差が、前記所定の閾値以上であって、かつ、推定した前記口座残高が前記所定期間の残高よりも減少する場合、前記過去の推移傾向から下振れすることを検出する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1又は3記載の金融商品レコメンドプログラム。
(付記5)
推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であって、推定した前記口座残高が所定の金額以上である場合、資産運用に関する第1の金融商品の情報を送信し、推定した前記口座残高が所定の金額未満である場合、資産運用に関する第2の金融商品の情報を送信する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1、3又は4に記載の金融商品レコメンドプログラム。
(付記6)
予め決められた所定の期間又はユーザにより指定された期間における前記口座残高と、該期間における前記過去の入出金履歴とに基づいて、前記将来の口座残高を推定する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする付記1、3、4又は5に記載の金融商品レコメンドプログラム。
(付記7)
口座残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の口座残高を推定する推定部と、
推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れする場合と下振れする場合とで異なる金融商品の情報を送信する送信部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
(付記8)
前記推定部は、
普通口座の残高と、定期口座の残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の普通口座の残高と将来の定期口座の残高とを推定し、
前記送信部は、
推定した前記将来の普通口座の残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であっても、推定した前記将来の定期口座の残高が過去の推移傾向から下振れすることを検出した場合は、貸出に関する金融商品の情報を送信し、推定した前記将来の普通口座の残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であって、推定した前記将来の定期口座の残高が過去の推移傾向から下振れしていないことを検出した場合は、資産運用に関する金融商品の情報を送信する、
ことを特徴とする付記7記載の情報処理装置。
(付記9)
前記送信部は、
推定した前記口座残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合、顧客情報が記憶された記憶部を参照して、該顧客情報に応じた資産運用に関する金融商品の情報を送信し、推定した前記口座残高が、過去の推移傾向から下振れすることを検出した場合、前記記憶部を参照して、該顧客情報に応じた貸出に関する金融商品の情報を送信する、
ことを特徴とする付記7記載の情報処理装置。
(付記10)
前記送信部は、
推定した前記口座残高と、推定した該口座残高の所定期間の口座残高との差が、所定の閾値以上であって、かつ、推定した前記口座残高が前記所定期間の口座残高よりも増加する場合、前記過去の推移傾向から上振れすることを検出し、前記差が、前記所定の閾値以上であって、かつ、推定した前記口座残高が前記所定期間の残高よりも減少する場合、前記過去の推移傾向から下振れすることを検出する、
ことを特徴とする付記7又は9記載の情報処理装置。
(付記11)
前記送信部は、
推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であって、推定した前記口座残高が所定の金額以上である場合、資産運用に関する第1の金融商品の情報を送信し、推定した前記口座残高が所定の金額未満である場合、資産運用に関する第2の金融商品の情報を送信する、
ことを特徴とする付記7、9又は10に記載の情報処理装置。
(付記12)
前記推定部は、
予め決められた所定の期間又はユーザにより指定された期間における前記口座残高と、該期間における前記過去の入出金履歴とに基づいて、前記将来の口座残高を推定する、
ことを特徴とする付記7、9、10又は11に記載の情報処理装置。
(付記13)
口座残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の口座残高を推定し、
推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れする場合と下振れする場合とで異なる金融商品の情報を送信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする金融商品レコメンド方法。
(付記14)
普通口座の残高と、定期口座の残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の普通口座の残高と将来の定期口座の残高とを推定し、
推定した前記将来の普通口座の残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であっても、推定した前記将来の定期口座の残高が過去の推移傾向から下振れすることを検出した場合は、貸出に関する金融商品の情報を送信し、推定した前記将来の普通口座の残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であって、推定した前記将来の定期口座の残高が過去の推移傾向から下振れしていないことを検出した場合は、資産運用に関する金融商品の情報を送信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記13記載の金融商品レコメンド方法。
(付記15)
推定した前記口座残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合、顧客情報が記憶された記憶部を参照して、該顧客情報に応じた資産運用に関する金融商品の情報を送信し、推定した前記口座残高が、過去の推移傾向から下振れすることを検出した場合、前記記憶部を参照して、該顧客情報に応じた貸出に関する金融商品の情報を送信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記13記載の金融商品レコメンド方法。
(付記16)
推定した前記口座残高と、推定した該口座残高の所定期間の口座残高との差が、所定の閾値以上であって、かつ、推定した前記口座残高が前記所定期間の口座残高よりも増加する場合、前記過去の推移傾向から上振れすることを検出し、前記差が、前記所定の閾値以上であって、かつ、推定した前記口座残高が前記所定期間の残高よりも減少する場合、前記過去の推移傾向から下振れすることを検出する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記13又は15記載の金融商品レコメンド方法。
(付記17)
推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であって、推定した前記口座残高が所定の金額以上である場合、資産運用に関する第1の金融商品の情報を送信し、推定した前記口座残高が所定の金額未満である場合、資産運用に関する第2の金融商品の情報を送信する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記13、15又は16に記載の金融商品レコメンド方法。
(付記18)
予め決められた所定の期間又はユーザにより指定された期間における前記口座残高と、該期間における前記過去の入出金履歴とに基づいて、前記将来の口座残高を推定する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする付記13、15、16又は17に記載の金融商品レコメンド方法。
1 金融商品レコメンドシステム
10 サーバ装置
20 ユーザ端末
30 銀行システム
100 金融商品レコメンドプログラム
101 情報要求部
102 情報更新部
103 認証部
104 レコメンド処理部
105 通信部
106 取得部
107 推定部
108 判定部
109 決定部
110 認証情報記憶部
120 推定用情報記憶部
200 クライアントプログラム
201 入力受付部
202 表示制御部
203 認証要求部
204 推定要求部
205 通信部
210 口座情報記憶部

Claims (8)

  1. 口座残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の口座残高を推定し、
    推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れする場合と下振れする場合とで異なる金融商品の情報を送信する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする金融商品レコメンドプログラム。
  2. 普通口座の残高と、定期口座の残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の普通口座の残高と将来の定期口座の残高とを推定し、
    推定した前記将来の普通口座の残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であっても、推定した前記将来の定期口座の残高が過去の推移傾向から下振れすることを検出した場合は、貸出に関する金融商品の情報を送信し、推定した前記将来の普通口座の残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であって、推定した前記将来の定期口座の残高が過去の推移傾向から下振れしていないことを検出した場合は、資産運用に関する金融商品の情報を送信する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1記載の金融商品レコメンドプログラム。
  3. 推定した前記口座残高が、過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合、顧客情報が記憶された記憶部を参照して、該顧客情報に応じた資産運用に関する金融商品の情報を送信し、推定した前記口座残高が、過去の推移傾向から下振れすることを検出した場合、前記記憶部を参照して、該顧客情報に応じた貸出に関する金融商品の情報を送信する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1記載の金融商品レコメンドプログラム。
  4. 推定した前記口座残高と、推定した該口座残高の所定期間の口座残高との差が、所定の閾値以上であって、かつ、推定した前記口座残高が前記所定期間の口座残高よりも増加する場合、前記過去の推移傾向から上振れすることを検出し、前記差が、前記所定の閾値以上であって、かつ、推定した前記口座残高が前記所定期間の残高よりも減少する場合、前記過去の推移傾向から下振れすることを検出する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1又は3記載の金融商品レコメンドプログラム。
  5. 推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れすることを検出した場合であって、推定した前記口座残高が所定の金額以上である場合、資産運用に関する第1の金融商品の情報を送信し、推定した前記口座残高が所定の金額未満である場合、資産運用に関する第2の金融商品の情報を送信する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1、3又は4に記載の金融商品レコメンドプログラム。
  6. 予め決められた所定の期間又はユーザにより指定された期間における前記口座残高と、該期間における前記過去の入出金履歴とに基づいて、前記将来の口座残高を推定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項1、3、4又は5に記載の金融商品レコメンドプログラム。
  7. 口座残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の口座残高を推定する推定部と、
    推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れする場合と下振れする場合とで異なる金融商品の情報を送信する送信部と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  8. 口座残高と、過去の入出金履歴とに基づいて、将来の口座残高を推定し、
    推定した前記口座残高が、口座残高の過去の推移傾向から上振れする場合と下振れする場合とで異なる金融商品の情報を送信する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする金融商品レコメンド方法。
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