JPH08248698A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08248698A
JPH08248698A JP7045837A JP4583795A JPH08248698A JP H08248698 A JPH08248698 A JP H08248698A JP 7045837 A JP7045837 A JP 7045837A JP 4583795 A JP4583795 A JP 4583795A JP H08248698 A JPH08248698 A JP H08248698A
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JP
Japan
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paper
sheet
document
unit
discharge
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Pending
Application number
JP7045837A
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English (en)
Inventor
Takeshi Yoshizuka
健 吉塚
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/607,981 priority patent/US5761567A/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿搬送機構の使用時に原稿が詰まるジャム
が発生した場合に、迅速にジャム処理を行うことができ
るとともに、用紙のジャムが発生するのを効果的に防止
する。 【構成】 原稿搬送機構10の使用時に原稿のジャムが
発生したことを検出する原稿ジャム検出手段18と、画
像が記録された用紙の後端部が排出分岐ガイドの設置部
に到達したことを検出する用紙検出手段と、原稿のジャ
ム発生時に、上記用紙検出手段の検出信号に応じて画像
が記録された用紙の後端部が排出分岐ガイドの設置部に
到達したことが確認された時点で、用紙の排出方向を切
り換える制御信号を上記排出分岐ガイドの制御部(ソー
タ制御部)105に出力する切換制御手段42とを設け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿載置部に載置され
た原稿を自動的に一枚ずつコンタクトガラス上に搬送す
る原稿搬送機構と、ソートビンおよびノンソートビン等
からなる複数の用紙排出部とを備えた画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿載置部上に載置された原稿を
自動的にコンタクトガラス上に搬送する原稿搬送機構
と、画像記録後の用紙が排出される複数の用紙排出部と
を備えた画像形成装置において、上記原稿搬送機構の使
用時に原稿が詰まるジャムが発生した場合に、給紙部に
設けられたレジストローラ対の作動を一時的に停止して
画像形成部への用紙の搬送を休止し、正常に画像が記録
された用紙が排出部に排出されたことが排紙センサ等に
よって確認された時点で、上記休止状態にある用紙の搬
送を再開するとともに、用紙排出部に排出される用紙の
排出方向を切り換えることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の画像形成装
置では、原稿のジャムが発生する前に画像が記録された
用紙と、ジャム発生後に画像形成部に供給された用紙と
を別々の排出部に排出することにより、正常に画像が記
録された用紙と、上記原稿のジャムにより画像を記録す
ることができなかった用紙とを分別して処理できるとい
う利点を有する反面、ジャム発生時点から正常に画像が
記録された用紙が排出部に排出されたことが確認される
までの間、用紙搬送部における用紙の搬送を休止する必
要があるため、上記原稿のジャム処理を迅速に行うこと
ができないとともに、上記レジストローラ対の作動を一
時的に停止することによって用紙の流れが阻害されてジ
ャムが発生し易いという問題がある。
【0004】特に、枚数入力手段によって入力された枚
数の用紙を画像形成部に連続して供給するように構成さ
れた画像形成装置では、用紙搬送部に複数枚の用紙が所
定間隔で連続して供給され、レジストローラ対の設置部
において搬送が停止された用紙に引き続いて、次の用紙
の搬送が既に開始されているため、上記搬送停止状態
と、これに連続する用紙とが重なり合って用紙のジャム
が発生し易いという問題があった。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、原稿搬送機構の使用時に原稿が詰ま
るジャムが発生した場合に、迅速にジャム処理を行うこ
とができるとともに、用紙のジャムが発生するのを効果
的に防止できる画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
原稿載置部に載置された原稿を一枚ずつコンタクトガラ
ス上に搬送する原稿搬送機構と、用紙が排出される複数
の用紙排出部と、この用紙排出部に対する用紙の排出方
向を切り換える排出分岐ガイドとを備えた画像形成装置
において、上記原稿搬送機構の使用時に原稿のジャムが
発生したことを検出する原稿ジャム検出手段と、画像が
記録された用紙の後端部が上記排出分岐ガイドの設置部
に到達したことを検出する用紙検出手段と、原稿のジャ
ム発生時に、上記用紙検出手段の検出信号に応じて画像
が記録された用紙の後端部が上記排出分岐ガイドの設置
部に到達したことが確認された時点で、用紙の排出方向
を切り換える制御信号を上記排出分岐ガイドの制御部に
出力する切換制御手段とを設けたものである。
【0007】請求項2に係る発明は、原稿載置部に載置
された原稿を一枚ずつコンタクトガラス上に搬送する原
稿搬送機構と、用紙が排出される複数の用紙排出部と、
この用紙排出部に対する用紙の排出方向を切り換える排
出分岐ガイドと、上記コンタクトガラス上に搬送された
原稿一枚当たりの記録枚数を入力する枚数入力手段と、
この枚数入力手段によって入力された枚数の用紙を画像
形成部に連続して搬送する用紙搬送部とを備えた画像形
成装置において、上記原稿搬送機構の使用時に原稿のジ
ャムが発生したことを検出する原稿ジャム検出手段と、
画像形成部から上記用紙排出部に排出された用紙の枚数
をカウントする枚数カウンタと、画像が記録された用紙
の後端部が上記排出分岐ガイドの設置部に到達したこと
を検出する用紙検出手段と、原稿のジャム発生時に、上
記枚数入力手段、用紙検出手段および枚数カウンタの出
力信号に応じてジャム発生前の原稿に対応する用紙のう
ち最終の用紙の後端部が上記排出分岐ガイドの設置部に
到達したことが確認された時点で、用紙の排出方向を切
り換える制御信号を上記排出分岐ガイドの制御部に出力
する切換制御手段とを設けたものである。
【0008】請求項3に係る発明は、上記請求項1また
は2記載の画像形成装置において、用紙検出手段が、用
紙の後端部が画像の定着部を通過したことを検出する定
着部センサと、この定着部センサからの検出信号の出力
時点から用紙の後端部が排出分岐ガイドの設置部に到る
時間を計測するタイマとによって構成されてなるもので
ある。
【0009】
【作用】上記請求項1記載の発明によれば、原稿搬送機
構によって原稿をコンタクトガラス上に搬送する自動原
稿搬送制御の実行時に、原稿のジャムが発生したことが
原稿ジャム検出手段によって検出された場合に、画像が
記録された用紙の後端部が排出分岐ガイドに設置部に到
達したことが用紙検出手段によって検出された時点で、
切換制御手段から出力される制御信号に応じて上記排出
分岐ガイドによる用紙の排出方向が切り換えられ、上記
画像記録後の用紙と、これに引き続いて定着部から導出
された画像記録前の用紙とがそれぞれ異なる用紙排出部
に排出されることになる。
【0010】上記請求項2記載の発明によれば、原稿一
枚に対して複数枚の用紙に画像を記録する制御の実行時
に、原稿のジャムが発生したことが原稿ジャム検出手段
によって検出された場合に、画像が記録された最終の用
紙の後端部が排出分岐ガイドに設置部に到達したこと
が、枚数入力手段、用紙検出手段および枚数カウンタの
出力信号に応じて検出された時点で、切換制御手段から
出力される制御信号に応じて上記排出分岐ガイドによる
用紙の排出方向が切り換えられ、上記画像記録後の用紙
と、これに引き続いて定着部から導出された画像記録前
の用紙とがそれぞれ異なる用紙排出部に排出されること
になる。
【0011】上記請求項3記載の発明によれば、画像が
記録された用紙の後端部が定着センサに設置部を通過し
た時点でタイマによる計時が開始され、このタイマがタ
イムアップしたことを判定することにより、上記用紙の
後端部が排出分岐ガイドに設置部に到達したことが検出
されることになる。
【0012】
【実施例】図1は本発明に係る画像形成装置の実施例を
示す正面図である。この画像形成装置は、複写機本体1
と、この複写機本体1の上部に設置された原稿押えを兼
用する原稿搬送機構10と、上記複写機本体1の一側辺
部に設置された給紙部30と、他側辺部に設置されたソ
ータ部100とを備えた複写機等からなり、上記ソータ
部100に画像記録後の用紙が排出されるように構成さ
れている。そして、上記複写機本体1の上面中央にはコ
ンタクトガラス7が配設され、その下方には光学系部5
0と、画像形成部60と、用紙搬送部70と、定着部8
0と、両面コピー部90とが配設されている。
【0013】原稿搬送機構10は、原稿載置部11と、
搬入ローラ対等を備えた搬入駆動部12と、搬送ベルト
13と、排出ローラ14と、原稿分岐ガイド15と、排
紙台16とを備え、上記原稿載置部11に載置された原
稿を自動的に一枚ずつコンタクトガラス7上の所定位置
まで搬入した後に一旦停止させ、原稿の露光走査後に排
紙台16に排出し、あるいは原稿分岐ガイド15の切換
動作により原稿を表裏反転させた状態でコンタクトガラ
ス7上に搬送する両面コピー機能を有するものである。
【0014】給紙部30は、給紙デッキ部31,32,
33および手差し給紙部34から構成されている。手差
し給紙部34は、手差しトレイ341に載置された用紙
を給紙するものである。給紙デッキ部31,32,33
は、上方の給紙位置と下方の補給位置の間を昇降可能に
支持された用紙載置板40上に複数枚の用紙が載置さ
れ、上記給紙位置において最上段位置する用紙を給紙ロ
ーラ41によって所定のタイミングて順次給紙するよう
に構成されている。
【0015】光学系部50は、露光ランプ51および反
射板52からなる光源と、反射鏡53a,53b,53
c,53d,53e,53fおよびレンズ54とを備
え、上記露光ランプ51および反射板52からなる光源
と、反射鏡53aと、反射鏡53b,53cとが、それ
ぞれ所定の速度で図面の左右方向に往復駆動されるとと
もに、往動時に原稿画像の露光走査を行って原稿の光像
を生成するように構成されている。
【0016】画像形成部60は、回転可能に支持された
感光体61と、この感光体61の周囲に配設された主帯
電部62と、現像部63と、転写分離部64と、クリー
ニング部65と、除電部66とを備えている。上記主帯
電部62は、感光体61の表面を所定電位に均一に帯電
させるものであり、その下流側に原稿の光像が露光され
る露光域が設けられ、この露光域において感光体61表
面に静電潜像が形成されるように構成されている。
【0017】また、上記現像部63は、静電潜像にトナ
ーを付着させて顕在化させるものであり、上記転写分離
部64は、感光体61表面のトナー像を用紙に転写する
とともに、転写後の用紙を感光体61から分離させるも
のである。さらに、上記クリーニング部65は、転写後
に感光体61の表面に残留しているトナーを清掃するも
のであり、上記除電部66は、感光体61表面の残留電
荷を消去するものである。
【0018】用紙搬送部70は、給紙部30から給紙さ
れた用紙を感光体61に向けて搬送する搬送ローラ対7
1と、フィードローラ対74と、光学系部50の走査タ
イミングに同期して駆動されるレジストローラ対75
と、感光体61から分離された用紙を定着部80に搬送
する搬送ベルト76と、定着部80によってトナー像が
定着された用紙を定着部80から導出する導出ローラ対
77と、用紙をソータ部100へ排出する排出ローラ対
78とを有し、複数枚の用紙を連続して搬送するように
構成されている。
【0019】上記フィードローラ対74の上流側および
下流側には、搬送される用紙を検出するフィードスイッ
チ72およびレジストスイッチ73が配設されている。
また、搬送ローラ対77と排出ローラ対78間には、用
紙の搬送先をソータ部100または両面コピー部90に
切り換える反転分岐ガイド91と、上記排出ローラ対7
8を介して上記ソータ部100に排出される用紙の後端
部が定着部80を通過したことを検出する定着部センサ
79とが設けられている。
【0020】上記両面コピー部90は、反転分岐ガイド
91によって下方に導出された用紙を第1反転路92を
介して中間ストック部93に一旦収納させるとともに、
この中間ストック部93から第2反転路94を介して感
光体61の設置部に用紙を表裏反転させた状態で再循環
させるように構成されている。
【0021】また、上記ソータ部100は、排出分岐ガ
イド101と、最上段部の排出ビンからなるノンソート
ビン102と、複数段の排出ビンを有するソートビン1
03とを有している。そして、後述するソータ制御部か
ら出力される制御信号に応じ、上記分岐ガイド101が
図外の駆動部により駆動されて揺動変位することによ
り、用紙の排出方向がノンソートビン102の設置部ま
たはソートビン103の設置部に切り換えられるように
なっている。
【0022】上記ソートビン103は、ビン昇降機構1
04を備え、複写機本体1からの用紙の排出に同期して
各排出ビンを順次1段ずつ上下方向の一方向に移動させ
ることにより、用紙を各ビン上にそれぞれ排出させて収
納するように構成されている。
【0023】上記画像形成装置には、図2に示すよう
に、各種の入力スイッチ等が設置された操作パネル20
0と、この操作パネル200からの入力信号に応じて複
写機本体1を制御する主制御部8と、原稿搬送機構10
を制御する原稿搬送制御部17と、ソータ部100を制
御するソータ制御部105とを備えている。そして、上
記主制御部8と、他の原稿搬送制御部17およびソータ
制御部105との間でシリアル通信が行われ、各種のデ
ータおよび動作タイミングを送受信して各部の動作制御
が実行されるようになっている。
【0024】操作表示パネル200には、給紙部選択キ
ー201、プリントキー202、枚数セットキー203
および複写倍率設定キー等の入力手段と、表示部204
とが配設されている。上記給紙部選択キー201は、給
紙デッキ部31,32,33または手差し給紙部34の
うちから用紙を給紙する給紙部を選択する選択キーであ
る。プリントキー202は、複写動作を開始させるスタ
ートキーである。
【0025】枚数セットキー203は、各原稿一枚当た
りの複写枚数をプリセットする枚数入力手段を構成して
いる。表示部204は、例えば液晶パネルやLEDから
なり、給紙部選択キー201で選択された給紙部、枚数
セットキー203でプリセットされた枚数および複写倍
率設定キーで設定された倍率等を表示するものである。
【0026】原稿搬送制御部17は、原稿搬送機構10
の制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを
保管するRAMが内蔵されたマイクロコンピュータから
なり、上記原稿搬送機構10に設けられた原稿搬送駆動
部の動作を制御する制御信号を出力するように構成され
ている。
【0027】また、上記原稿搬送制御部17には、原稿
の給紙動作中にレジストセンサ等によって搬送原稿の先
端が検出された時点から後端が検出されるまでの時間を
カウントし、カウントされた時間が所定時間以上である
か否かを判別する等により、上記原稿搬送機構10の使
用時に、原稿のジャムが発生したことを検出する原稿ジ
ャム検出手段18が設けられている。そして、上記原稿
ジャム検出手段18によって原稿のジャムが発生したこ
とが確認されると、原稿ジャムの検出信号が主制御部6
に送信されるようになっている。
【0028】主制御部8は、複写機本体1の制御プログ
ラムを記憶するROMや一時的にデータを保管するRA
Mが内蔵されたマイクロコンピュータからなり、プリン
トキー202が押された時点で、複写動作を開始させる
制御信号を複写機本体1内の各部に出力するように構成
されている。また、複写倍率設定キー等の設定キーで設
定された内容に基づき、光学系部50、画像形成部60
および用紙搬送部70の各部に制御信号を出力し、かつ
給紙部選択キー201で選択された内容に基づき、給紙
部30の各部に制御信号を出力するようになっている。
【0029】上記主制御部8には、定着部80に設けら
れた定着部センサ79の検出信号に応じて用紙の排出枚
数をカウントする枚数カウンタ38と、定着部センサ7
9の検出信号の出力時点から用紙の後端部が上記排出分
岐ガイド101の設置部に到達するまでの時間を計時す
るタイマ39とが設けられている。そして、上記定着部
センサ79と、タイマ39とにより、画像が記録された
用紙の後端部が上記排出分岐ガイド101の設置部に到
達したことを検出する用紙検出手段が構成されている。
【0030】すなわち、上記タイマ39は、上記定着部
センサ79の設置部から上記排出分岐ガイド101まで
の距離と、用紙の搬送速度とに基づいて予め設定された
セット時間を計時することにより、上記定着部センサ7
9の設置部を通過した用紙の後端部が上記排出分岐ガイ
ド101の設置部に到達する時間を予測し、これによっ
て上記用紙の後端部が上記排出分岐ガイド101の設置
部に到達したことを確認するものである。
【0031】また、上記主制御部8には、上記原稿ジャ
ム検出手段18の検出信号に応じて原稿のジャムが発生
したことが確認された場合に、上記枚数セットキー20
3、枚数カウンタ38およびタイマ39の出力信号に応
じ、ジャム発生前の原稿に対応する用紙のうち最終の用
紙の後端部が上記排出分岐ガイド101の設置部を通過
したことを確認して用紙の排出方向を切り換える制御信
号を上記ソータ制御部105に出力する切換制御手段4
2とが設けられている。
【0032】すなわち、上記切換制御手段42は、枚数
セットキー203によって入力された枚数の用紙に画像
を記録する連続複写の実行時に、上記枚数セットキー2
03および枚数カウンタ38の出力信号に応じ、複写枚
数のセット値と、上記定着部センサ79の設置部を通過
した用紙の枚数を比較することにより、原稿搬送機構1
0からコンタクトガラス7上に一枚ずつ搬送される各原
稿に対して入力枚数に相当する複写動作が終了したか否
かを判別する機能を有している。
【0033】そして、上記切換制御手段42は、上記原
稿ジャム検出手段18によって原稿のジャムが発生した
ことが確認された場合に、最終の用紙の後端部が定着部
センサ79の設置部を通過した時点でタイマ39をセッ
トし、このタイマ39がタイムアップした時点で、最終
の用紙の後端部が上記排出分岐ガイド101の設置部を
通過したと判断して上記排出分岐ガイド101による用
紙の排出方向を切り換えるように指令する切換信号を上
記ソータ制御部105からなる排出分岐ガイド101の
制御部に出力するように構成されている。
【0034】ソータ制御部105は、ソータ部100の
制御プログラムを記憶するROMや一時的にデータを保
管するRAMが内蔵されたマイクロコンピュータからな
り、ソータ部100に設けられた搬送ローラ対、ビン昇
降機構104および排出分岐ガイド101の駆動部等の
動作を制御するものである。例えば、上記排出分岐ガイ
ド101による用紙の排出方向がノンソートビン102
側に設定されている状態で、上記切換制御手段42から
切換信号が出力されると、上記ソータ制御部105によ
り、用紙の排出方向をソートビン103側に切り換える
制御が実行されることになる。
【0035】次に、上記構成の画像形成装置の動作につ
いて説明する。操作表示パネル200において複写倍率
等が設定されるとともに、枚数セットキー203により
複写枚数がプリセットされ、給紙部選択キー201で給
紙部が選択された状態で、プリントキー202が押され
ると、複写動作が開始される。
【0036】すなわち、原稿載置部11に載置された原
稿がコンタクトガラス7上に搬送され、光源部からの光
がコンタクトガラス7上に載置された原稿に投射される
と、その反射光が反射鏡53a〜53cを介してレンズ
部54に導かれた後、反射鏡53d〜53fを経て感光
体61の露光域に投射される。このとき、主帯電部62
により感光体61表面が均一に帯電されており、光学系
部50により感光体61の転写領域が露光されて静電潜
像が形成される。次に、現像部63から感光体61に供
給される帯電トナーが上記静電潜像に付着して現像が行
われる。
【0037】一方、用紙は、給紙部30から給紙された
後、上記用紙搬送部70によってレジストローラ対75
の設置部まで搬送され、このレジストローラ対75によ
り光学系部50の動作に同期して感光体61と転写分離
部64の隙間に搬送される。そして、転写分離部64に
より感光体61のトナー像が上記用紙上に転写された
後、感光体61から分離され、分離された用紙は搬送ベ
ルト76により定着部80の設置部に搬送される。この
定着部80において、上記トナー像が用紙上に定着され
た後、搬送ローラ対77により搬送され、上記定着部セ
ンサ79の設置部および排出ローラ対78の設置部を経
てソータ部100に排出される。
【0038】以上のような動作により、枚数セットキー
203でプリセットされた枚数の複写動作が終了する
と、原稿搬送機構10においてコンタクトガラス7上の
原稿が排出されるとともに、原稿載置部11に載置され
た次の原稿がコンタクトガラス7上に搬送されて、複写
動作が継続される。
【0039】次に、上記原稿搬送機構10の使用時に原
稿のジャムが生じた場合における制御動作を図3に示す
フローチャートに基づいて説明する。上記制御動作がス
タートすると、まず上記ジャム検出手段18の検出信号
に応じて、原稿のジャムが発生したか否かを判定する
(ステップS1)。そして上記判定結果がYESとなっ
た場合には、上記枚数カウンタ38のカウント値Cを読
み込み(ステップS2)、このカウント値Cと、上記枚
数セットキー203によってセットされたプリセット枚
数Pとが等しいか否かを判定する(ステップS3)。
【0040】上記ステップS3の判定結果がNOである
場合には、ステップS2にリターンした後、上記カウン
ト値Cとプリセット枚数Pとが等しくなったか否かを再
度判定する。そして、上記判定結果がYESとなった時
点で、上記タイマ39をセットした後(ステップS
4)、このタイマ39がタイムアップしたか否かを判定
し(ステップS5)、タイムアップしたことが確認され
た時点で、用紙の排出方向を切り換える制御信号を出力
する(ステップS6)。
【0041】また、上記ステップS1でNOと判定され
た場合には、上記枚数カウンタ38のカウント値Cを読
み込み(ステップS7)、このカウント値Cと、上記枚
数セットキー203によってセットされたプリセット枚
数Pとが等しいか否かを判定する(ステップS8)。こ
の判定結果がNOである場合には、ステップS7にリタ
ーンした後、上記カウント値Cとプリセット枚数Pとが
等しくなったか否かを再度判定する。
【0042】そして、上記判定結果がYESとなった時
点でリターンして上記制御を繰り返すことにより、原稿
搬送機構10からコンタクトガラス7上に搬送される新
たな原稿に対するジャムの判定制御を実行する。
【0043】このように、原稿搬送機構10の使用時に
原稿のジャムが発生したか否かを原稿ジャム検出手段1
8によって検出し、原稿のジャム発生時に、画像が記録
された用紙の後端部が上記排出分岐ガイド101の設置
部に到達したことを上記定着部センサ79およびタイマ
39からなる用紙検出手段により検出して上記排出分岐
ガイド101による用紙の排出方向を切り換えるように
構成したため、上記用紙の搬送を休止することなく、正
常に画像が記録された用紙と、上記原稿のジャムにより
画像を記録することができなくなった用紙とを別々の用
紙排出部に排出させ、これらを適正に処理することがで
きる。
【0044】すなわち、画像形成時間を短縮するため
に、上記給紙部30から給紙された複数の用紙を用紙搬
送部70に連続して供給するように構成された画像形成
装置において、原稿のジャム発生時に、上記排出分岐ガ
イド101の切換タイミングを上記のように設定したた
め、連続して搬送される複数の用紙を、上記ノンソート
部102またはソート部103のうち予め設定された一
方と、他方とに正確に分別して排出することができる。
【0045】したがって、上記レジストローラ対75の
設置部において上記用紙の搬送を休止させるように構成
された従来装置のように、ジャム処理に時間を要した
り、上記レジストローラ対75の作動が一時的に停止さ
れて用紙の流れが阻害されることに起因して用紙のジャ
ムが発生し易くなったりするのを効果的に防止すること
ができる。
【0046】また、上記実施例では、枚数入力キー20
3によって入力された枚数の用紙を画像形成部60に連
続して供給するように構成された画像形成装置おいて、
上記画像形成部60から上記用紙排出部に排出された用
紙の枚数をカウントする枚数カウンタ38を設け、原稿
のジャム発生時に、上記枚数入力キー203、用紙検出
手段および枚数カウンタ38の出力信号に応じて原稿の
ジャム発生前に入力された最終の用紙の後端部が上記排
出分岐ガイド101の設置部に到達したことを確認して
用紙の排出方向を切り換えるように構成したため、ジャ
ム発生前に原稿に対応する用紙と、ジャム発生後の原稿
に対応する用紙とを正確に分別し、これらを別々の用紙
排出部に排出することができる。
【0047】しかも、上記のように用紙搬送部70に所
定間隔で連続して供給された複数枚の用紙を、画像記録
後の用紙と画像記録前の用紙とに正確に選別することが
できるとともに、各用紙が重なり合うのを防止して用紙
のジャム発生を効果的に抑制することができる。
【0048】また、上記のように用紙の後端部が画像の
定着部80を通過したことを検出する定着部センサ79
と、この定着部センサ79からの検出信号の出力時点か
ら用紙の後端部が排出分岐ガイド101の設置部に到る
時間を計測するタイマ39とを備えた用紙検出手段を設
けた場合には、上記定着部80等において用紙がジャム
したか否かを判別するために設けられた既存のセンサを
使用して上記用紙検出手段を構成できるため、構造を簡
略化できるという利点がある。
【0049】なお、上記排出分岐ガイド101の設置部
にフォトセンサ等を設け、これによって用紙の後端部が
排出分岐ガイド101の設置部に到達したことを直接検
出するように構成してもよい。また、上記ソータ部10
0等に、画像記録前の用紙が排出される専用の排出部を
設けた構造としてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明は、原稿搬送機構の使用時に原稿のジャムが発生した
か否かを原稿ジャム検出手段によって検出し、原稿のジ
ャム発生時に、画像が記録された用紙の後端部が排出分
岐ガイドの設置部に到達したことを用紙検出手段により
検出して上記排出分岐ガイドによる用紙の排出方向を切
り換えるように構成したため、上記用紙の搬送を休止す
ることなく、正常に画像が記録された用紙と、上記原稿
のジャムにより画像を記録することができなくなった用
紙とを別々の用紙排出部に排出させることができる。
【0051】したがって、ジャム処理に時間を要した
り、上記レジストローラ対の作動が一時的に停止されて
用紙の流れが阻害されることに起因して用紙のジャムが
発生し易くなったりするのを効果的に防止することがで
きるとともに、画像記録後の用紙と、画像記録前の用紙
とを分別してこれらを適正に処理できるという利点があ
る。
【0052】また、請求項2に係る発明は、枚数入力手
段によって入力された枚数の用紙を画像形成部に連続し
て供給するように構成された画像形成装置おいて、上記
画像形成部から上記用紙排出部に排出された用紙の枚数
をカウントする枚数カウンタを設け、原稿のジャム発生
時に、上記枚数入力手段、用紙検出手段および枚数カウ
ンタの出力信号に応じて原稿のジャム発生前に入力され
た最終の用紙の後端部が排出分岐ガイドの設置部に到達
したことを確認して用紙の排出方向を切り換えるように
構成したため、用紙搬送部に所定間隔で連続して供給さ
れた複数枚の用紙を、画像記録後の用紙と画像記録前の
用紙とに正確に選別することができるとともに、各用紙
が重なり合うのを防止して用紙のジャム発生を効果的に
抑制することができる。
【0053】また、請求項3に係る発明は、用紙の後端
部が画像の定着部を通過したことを検出する定着部セン
サと、この定着部センサからの検出信号の出力時点から
用紙の後端部が排出分岐ガイドの設置部に到る時間を計
測するタイマとからなる用紙検出手段を設けたため、上
記定着部等において用紙がジャムしたか否かを判別する
ために設けられた既存のセンサを使用して上記用紙検出
手段を構成し、構造を簡略化できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の実施例を示す説明
図である。
【図2】制御部の構成を示すブロック図である。
【図3】上記制御部による制御動作を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
7 コンタクトガラス 10 原稿搬送機構 11 原稿載置部 18 原稿ジャム検出手段 38 枚数カウンタ 39 タイマ(用紙検出手段) 42 切換制御手段 60 画像形成部 79 定着部センサ(用紙検出手段) 80 定着部 100 ソータ部(用紙排出部) 101 排出分岐ガイド 105 ソータ制御部(排出分岐ガイドの制御部) 203 枚数セットキー(枚数入力手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿載置部に載置された原稿を一枚ずつ
    コンタクトガラス上に搬送する原稿搬送機構と、用紙が
    排出される複数の用紙排出部と、この用紙排出部に対す
    る用紙の排出方向を切り換える排出分岐ガイドとを備え
    た画像形成装置において、上記原稿搬送機構の使用時に
    原稿のジャムが発生したことを検出する原稿ジャム検出
    手段と、画像が記録された用紙の後端部が上記排出分岐
    ガイドの設置部に到達したことを検出する用紙検出手段
    と、原稿のジャム発生時に、上記用紙検出手段の検出信
    号に応じて画像が記録された用紙の後端部が上記排出分
    岐ガイドの設置部に到達したことが確認された時点で、
    用紙の排出方向を切り換える制御信号を上記排出分岐ガ
    イドの制御部に出力する切換制御手段とを設けたことを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿載置部に載置された原稿を一枚ずつ
    コンタクトガラス上に搬送する原稿搬送機構と、用紙が
    排出される複数の用紙排出部と、この用紙排出部に対す
    る用紙の排出方向を切り換える排出分岐ガイドと、上記
    コンタクトガラス上に搬送された原稿一枚当たりの記録
    枚数を入力する枚数入力手段と、この枚数入力手段によ
    って入力された枚数の用紙を画像形成部に連続して搬送
    する用紙搬送部とを備えた画像形成装置において、上記
    原稿搬送機構の使用時に原稿のジャムが発生したことを
    検出する原稿ジャム検出手段と、画像形成部から上記用
    紙排出部に排出された用紙の枚数をカウントする枚数カ
    ウンタと、画像が記録された用紙の後端部が上記排出分
    岐ガイドの設置部に到達したことを検出する用紙検出手
    段と、原稿のジャム発生時に、上記枚数入力手段、用紙
    検出手段および枚数カウンタの出力信号に応じてジャム
    発生前の原稿に対応する用紙のうち最終の用紙の後端部
    が上記排出分岐ガイドの設置部に到達したことが確認さ
    れた時点で、用紙の排出方向を切り換える制御信号を上
    記排出分岐ガイドの制御部に出力する切換制御手段とを
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 用紙検出手段が、用紙の後端部が画像の
    定着部を通過したことを検出する定着部センサと、この
    定着部センサからの検出信号の出力時点から用紙の後端
    部が排出分岐ガイドの設置部に到る時間を計測するタイ
    マとによって構成されてなることを特徴とする請求項1
    または2記載の画像形成装置。
JP7045837A 1995-03-06 1995-03-06 画像形成装置 Pending JPH08248698A (ja)

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JP7045837A JPH08248698A (ja) 1995-03-06 1995-03-06 画像形成装置
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