JPH08247603A - 冷蔵庫の制御装置 - Google Patents
冷蔵庫の制御装置Info
- Publication number
- JPH08247603A JPH08247603A JP5430995A JP5430995A JPH08247603A JP H08247603 A JPH08247603 A JP H08247603A JP 5430995 A JP5430995 A JP 5430995A JP 5430995 A JP5430995 A JP 5430995A JP H08247603 A JPH08247603 A JP H08247603A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- abnormality
- compressor
- failure
- discharge pipe
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は冷蔵庫の制御装置において、圧縮機
の吐出パイプ温度センサが所定温度以上となったらを異
常を表示すると共に電動ダンパを閉じることで積極的に
冷気を冷凍室に循環させ、冷却システムの異常状態に使
用者が気付くまでの冷凍食品の腐敗を防止することを目
的としている。 【構成】 吐出パイプ温度センサ12の信号が温度検出
手段13に入力され、入力された温度に基づいて異常を
判定する異常判定手段18の判定により、表示素子5の
表示動作と電動ダンパ8の閉動作を異常制御手段18で
決定し、決定動作に基づき表示素子5に異常を表示させ
る異常出力手段20と共に電動ダンパ8を駆動する電動
ダンパ制御手段17で構成されている。
の吐出パイプ温度センサが所定温度以上となったらを異
常を表示すると共に電動ダンパを閉じることで積極的に
冷気を冷凍室に循環させ、冷却システムの異常状態に使
用者が気付くまでの冷凍食品の腐敗を防止することを目
的としている。 【構成】 吐出パイプ温度センサ12の信号が温度検出
手段13に入力され、入力された温度に基づいて異常を
判定する異常判定手段18の判定により、表示素子5の
表示動作と電動ダンパ8の閉動作を異常制御手段18で
決定し、決定動作に基づき表示素子5に異常を表示させ
る異常出力手段20と共に電動ダンパ8を駆動する電動
ダンパ制御手段17で構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に圧縮機の異常に於
ける冷蔵庫の制御装置に関するものである。
ける冷蔵庫の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫の運転制御は特開平3−8
4366号公報に示されているものがある。
4366号公報に示されているものがある。
【0003】以下、図面を参照しながら上記従来の構成
について説明する。図3は、従来技術の冷蔵庫の制御装
置のブロック図を示すものである。図3において、1は
冷蔵庫本体で冷凍室2内にサーミスタ等の冷凍室温度セ
ンサ3が設けられ、前記冷凍室2内奥面にはファンモー
タ4が設けられ、また扉面には異常表示用の表示素子5
が設けられている。
について説明する。図3は、従来技術の冷蔵庫の制御装
置のブロック図を示すものである。図3において、1は
冷蔵庫本体で冷凍室2内にサーミスタ等の冷凍室温度セ
ンサ3が設けられ、前記冷凍室2内奥面にはファンモー
タ4が設けられ、また扉面には異常表示用の表示素子5
が設けられている。
【0004】さらに冷蔵室6内にサーミスタ等の冷蔵室
温度センサ7が設けられ、前記冷蔵室6内奥面には電動
ダンパ8が設けられている。9は機械室で圧縮機10が
前記冷蔵庫本体1の下部に設けられている。
温度センサ7が設けられ、前記冷蔵室6内奥面には電動
ダンパ8が設けられている。9は機械室で圧縮機10が
前記冷蔵庫本体1の下部に設けられている。
【0005】また、圧縮機吐出パイプ11にはサーミス
タ等の吐出パイプ温度センサ12が設けられている。
タ等の吐出パイプ温度センサ12が設けられている。
【0006】13は前記冷凍室2と前記冷蔵室6の庫内
温度及び、前記圧縮機吐出パイプ11の温度を検出する
温度検出手段で、前記冷凍室温度センサ3、前記冷蔵室
温度センサ7、前記吐出パイプ温度センサ12の信号が
入力される。
温度及び、前記圧縮機吐出パイプ11の温度を検出する
温度検出手段で、前記冷凍室温度センサ3、前記冷蔵室
温度センサ7、前記吐出パイプ温度センサ12の信号が
入力される。
【0007】14は前記温度検出手段13で検出された
庫内温度に基づいて庫内温度を調節する温度判定手段
で、前記圧縮機10の運転、停止と前記ファンモータ4
の運転、停止及び前記電動ダンパ8の開動作、閉動作を
決定する。
庫内温度に基づいて庫内温度を調節する温度判定手段
で、前記圧縮機10の運転、停止と前記ファンモータ4
の運転、停止及び前記電動ダンパ8の開動作、閉動作を
決定する。
【0008】15は前記温度判定手段14の決定に基づ
いて前記圧縮機10の駆動制御を行う圧縮機制御手段、
16は前記温度判定手段14の決定に基づいて前記ファ
ンモータ4の駆動制御を行うファンモータ制御手段、1
7は前記温度判定手段14の決定に基づいて前記電動ダ
ンパ8の駆動制御を行う電動ダンパ制御手段である。
いて前記圧縮機10の駆動制御を行う圧縮機制御手段、
16は前記温度判定手段14の決定に基づいて前記ファ
ンモータ4の駆動制御を行うファンモータ制御手段、1
7は前記温度判定手段14の決定に基づいて前記電動ダ
ンパ8の駆動制御を行う電動ダンパ制御手段である。
【0009】18は前記温度検出手段13で検出された
前記圧縮機吐出パイプ11の温度が正常か異常かを判定
する異常判定手段である。19は前記異常判定手段18
の判定に基づいて前記圧縮機10の停止と前記ファンモ
ータ4の停止を決定し、それぞれ前記圧縮機制御手段1
5と前記ファンモータ制御手段16に信号を送ると共に
前記表示素子5の点灯、消灯を決定する異常制御手段で
ある。20は前記異常制御手段19の決定に基づいて前
記表示素子5の駆動制御を行う異常出力手段である。
前記圧縮機吐出パイプ11の温度が正常か異常かを判定
する異常判定手段である。19は前記異常判定手段18
の判定に基づいて前記圧縮機10の停止と前記ファンモ
ータ4の停止を決定し、それぞれ前記圧縮機制御手段1
5と前記ファンモータ制御手段16に信号を送ると共に
前記表示素子5の点灯、消灯を決定する異常制御手段で
ある。20は前記異常制御手段19の決定に基づいて前
記表示素子5の駆動制御を行う異常出力手段である。
【0010】以上のように構成された冷蔵庫の制御装置
について図4のフローチャートを参照しながら、以下そ
の動作を説明する。
について図4のフローチャートを参照しながら、以下そ
の動作を説明する。
【0011】図4は、マイクロコンピュータ(以下マイ
コン)に記憶されている制御プログラムの全体を示す概
略フローチャートである。先ず電源を投入した後、ステ
ップ10としてマイコンのデーターを全てクリアし、イ
ニシャライズを行なう。
コン)に記憶されている制御プログラムの全体を示す概
略フローチャートである。先ず電源を投入した後、ステ
ップ10としてマイコンのデーターを全てクリアし、イ
ニシャライズを行なう。
【0012】そして、ステップ11で温度検出手段13
で冷凍室温度センサ3、冷蔵室温度センサ7、吐出パイ
プ温度センサ12の温度を検出する。
で冷凍室温度センサ3、冷蔵室温度センサ7、吐出パイ
プ温度センサ12の温度を検出する。
【0013】続いて、ステップ12の温度判定手段14
で冷蔵室6の庫内温度が設定値より高いかどうか判定
し、高い場合はステップ13で電動ダンパ8の開動作フ
ラグをセットし、低い場合はステップ14で電動ダンパ
8の閉動作フラグをセットする。
で冷蔵室6の庫内温度が設定値より高いかどうか判定
し、高い場合はステップ13で電動ダンパ8の開動作フ
ラグをセットし、低い場合はステップ14で電動ダンパ
8の閉動作フラグをセットする。
【0014】そして、ステップ15の異常判定手段18
で圧縮機吐出パイプ11の温度が異常か正常か判定し、
例えば100℃未満の場合は正常と判定しステップ16
へ進む。
で圧縮機吐出パイプ11の温度が異常か正常か判定し、
例えば100℃未満の場合は正常と判定しステップ16
へ進む。
【0015】ステップ16は温度判定手段14で冷凍室
2の庫内温度が高いか低いかどうか判定し、高い場合は
ステップ17で圧縮機10とファンモータ4の運転フラ
グをセットし、低い場合は圧縮機10とファンモータ4
の停止フラグをセットする。
2の庫内温度が高いか低いかどうか判定し、高い場合は
ステップ17で圧縮機10とファンモータ4の運転フラ
グをセットし、低い場合は圧縮機10とファンモータ4
の停止フラグをセットする。
【0016】そして、ステップ19の電動ダンパ制御手
段17で温度判定手段14の電動ダンパ8の動作フラグ
に基づいて電動ダンパ8を駆動させる。
段17で温度判定手段14の電動ダンパ8の動作フラグ
に基づいて電動ダンパ8を駆動させる。
【0017】また、ステップ20の圧縮機制御手段15
とファンモータ制御手段16では温度判定手段14の圧
縮機10及びファンモータ4の運転又は停止フラグに基
づいて圧縮機10及びファンモータ4を駆動させる。そ
れから、ステップ11に戻り同様の動作を以後繰り返し
て通常の冷却作用が行われる。
とファンモータ制御手段16では温度判定手段14の圧
縮機10及びファンモータ4の運転又は停止フラグに基
づいて圧縮機10及びファンモータ4を駆動させる。そ
れから、ステップ11に戻り同様の動作を以後繰り返し
て通常の冷却作用が行われる。
【0018】このような冷却運転中に冷却システムが異
常状態になった場合、例えば圧縮機10が故障し圧縮不
良状態になれば、圧縮機10の表面の温度が上昇し放熱
性能が悪くなり圧縮された冷媒ガスが高温となり圧縮機
吐出パイプ11の温度が上昇する。
常状態になった場合、例えば圧縮機10が故障し圧縮不
良状態になれば、圧縮機10の表面の温度が上昇し放熱
性能が悪くなり圧縮された冷媒ガスが高温となり圧縮機
吐出パイプ11の温度が上昇する。
【0019】そこで、ステップ15の異常判定手段18
にて圧縮機吐出パイプ11の温度が例えば100℃以上
の場合は異常と判定しステップ21へ進む。ステップ2
1は異常制御手段19であり、圧縮機10とファンモー
タ4の停止フラグをセットする。
にて圧縮機吐出パイプ11の温度が例えば100℃以上
の場合は異常と判定しステップ21へ進む。ステップ2
1は異常制御手段19であり、圧縮機10とファンモー
タ4の停止フラグをセットする。
【0020】そして、ステップ22の異常出力手段20
で表示素子5に異常表示がなされると共にステップ19
の電動ダンパ制御手段100の電動ダンパ8の駆動制御
を通過した後、ステップ20の圧縮機制御手段15とフ
ァンモータ制御手段16で異常判定手段18に基づいて
圧縮機10及びファンモータ4を停止動作させる。
で表示素子5に異常表示がなされると共にステップ19
の電動ダンパ制御手段100の電動ダンパ8の駆動制御
を通過した後、ステップ20の圧縮機制御手段15とフ
ァンモータ制御手段16で異常判定手段18に基づいて
圧縮機10及びファンモータ4を停止動作させる。
【0021】従って、圧縮機10の表面の温度が低下し
て放熱性能の悪化による巻線の焼き付け故障が抑制され
ると共に、使用者に冷却システムの異常を知らせること
で修理対応が早期に可能となる。
て放熱性能の悪化による巻線の焼き付け故障が抑制され
ると共に、使用者に冷却システムの異常を知らせること
で修理対応が早期に可能となる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成は冷却システムが異常状態になってから圧縮機
10及びファンモータ4を停止するため、使用者が気付
いた時には既に庫内温度が上昇し特に冷凍食品や氷が溶
けて腐敗しているという欠点があった。
来の構成は冷却システムが異常状態になってから圧縮機
10及びファンモータ4を停止するため、使用者が気付
いた時には既に庫内温度が上昇し特に冷凍食品や氷が溶
けて腐敗しているという欠点があった。
【0023】本発明は従来の課題を解決するもので、冷
却システムが異常状態になる前に使用者に異常を知らせ
ると共に、冷凍食品等の腐敗を防止することを目的とす
る。
却システムが異常状態になる前に使用者に異常を知らせ
ると共に、冷凍食品等の腐敗を防止することを目的とす
る。
【0024】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の冷蔵庫の制御装置は、温度検出手段にて圧縮機
吐出パイプの温度を検知し、圧縮機吐出パイプの温度が
所定温度以上なら異常とみなし冷蔵室の電動ダンパの閉
フラグをセットする異常判定手段と、異常を表示する異
常出力手段を設けたものである。
本発明の冷蔵庫の制御装置は、温度検出手段にて圧縮機
吐出パイプの温度を検知し、圧縮機吐出パイプの温度が
所定温度以上なら異常とみなし冷蔵室の電動ダンパの閉
フラグをセットする異常判定手段と、異常を表示する異
常出力手段を設けたものである。
【0025】
【作用】本発明の冷蔵庫の制御装置は、圧縮機吐出パイ
プの温度が所定温度以上の場合冷蔵室の電動ダンパを閉
じ積極的に冷気を冷凍室へ送風すると共に異常を表示す
るので、冷却システムの異常に使用者が気付くまで、冷
凍食品の腐敗を防止できる。
プの温度が所定温度以上の場合冷蔵室の電動ダンパを閉
じ積極的に冷気を冷凍室へ送風すると共に異常を表示す
るので、冷却システムの異常に使用者が気付くまで、冷
凍食品の腐敗を防止できる。
【0026】
【実施例】以下、本発明による冷蔵庫の制御装置の一実
施例について、図1から図2に従いを説明する。なお、
従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
施例について、図1から図2に従いを説明する。なお、
従来と同一構成については、同一符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0027】図1は、本発明の冷蔵庫の制御装置のブロ
ック図である。図1において、21は前記異常判定手段
18の判定に基づいて前記電動ダンパ8の閉動作を決定
し、前記電動ダンパ制御手段17に信号を送ると共に前
記表示素子5の点灯、消灯を決定する異常制御手段であ
る。
ック図である。図1において、21は前記異常判定手段
18の判定に基づいて前記電動ダンパ8の閉動作を決定
し、前記電動ダンパ制御手段17に信号を送ると共に前
記表示素子5の点灯、消灯を決定する異常制御手段であ
る。
【0028】以上のように構成された冷蔵庫の制御装置
について図2のフローチャートを参照しながら、以下そ
の動作を説明する。
について図2のフローチャートを参照しながら、以下そ
の動作を説明する。
【0029】図2は、マイクロコンピュータ(以下マイ
コン)に記憶されている制御プログラムの全体を示す概
略フローチャートである。先ず電源を投入した後、ステ
ップ50としてマイコンのデーターを全てクリアし、イ
ニシャライズを行なう。
コン)に記憶されている制御プログラムの全体を示す概
略フローチャートである。先ず電源を投入した後、ステ
ップ50としてマイコンのデーターを全てクリアし、イ
ニシャライズを行なう。
【0030】そして、ステップ51で温度検出手段13
で冷凍室温度センサ3、冷蔵室温度センサ7、吐出パイ
プ温度センサ12の温度を検出する。続いて、ステップ
52の異常判定手段18で圧縮機吐出パイプ11の温度
が異常か正常か判定し、例えば100℃未満の場合は正
常と判定しステップ53へ進む。
で冷凍室温度センサ3、冷蔵室温度センサ7、吐出パイ
プ温度センサ12の温度を検出する。続いて、ステップ
52の異常判定手段18で圧縮機吐出パイプ11の温度
が異常か正常か判定し、例えば100℃未満の場合は正
常と判定しステップ53へ進む。
【0031】そして、ステップ53の温度判定手段14
で冷蔵室6の庫内温度が設定値より高いかどうか判定
し、高い場合はステップ54で電動ダンパ8の開動作フ
ラグをセットし、低い場合はステップ55で電動ダンパ
8の閉動作フラグをセットする。
で冷蔵室6の庫内温度が設定値より高いかどうか判定
し、高い場合はステップ54で電動ダンパ8の開動作フ
ラグをセットし、低い場合はステップ55で電動ダンパ
8の閉動作フラグをセットする。
【0032】次に、ステップ56の温度判定手段14で
冷凍室2の庫内温度が高いか低いかどうか判定し、高い
場合はステップ57で圧縮機10とファンモータ4の運
転フラグをセットし、低い場合はステップ58で圧縮機
10とファンモータ4の停止フラグをセットする。
冷凍室2の庫内温度が高いか低いかどうか判定し、高い
場合はステップ57で圧縮機10とファンモータ4の運
転フラグをセットし、低い場合はステップ58で圧縮機
10とファンモータ4の停止フラグをセットする。
【0033】そして、ステップ59の電動ダンパ制御手
段17で温度判定手段14の電動ダンパ8の動作フラグ
に基づいて電動ダンパ8を駆動させる。
段17で温度判定手段14の電動ダンパ8の動作フラグ
に基づいて電動ダンパ8を駆動させる。
【0034】また、ステップ60の圧縮機制御手段15
とファンモータ制御手段16では温度判定手段14の圧
縮機10及びファンモータ4の運転又は停止フラグに基
づいて圧縮機10及びファンモータ4を駆動させる。そ
れから、ステップ51に戻り同様の動作を以後繰り返し
て通常の冷却作用が行われる。
とファンモータ制御手段16では温度判定手段14の圧
縮機10及びファンモータ4の運転又は停止フラグに基
づいて圧縮機10及びファンモータ4を駆動させる。そ
れから、ステップ51に戻り同様の動作を以後繰り返し
て通常の冷却作用が行われる。
【0035】このような冷却運転中に冷却システムが異
常状態になった場合、例えば圧縮機10が故障し圧縮不
良状態になれば、圧縮機10の表面の温度が上昇し放熱
性能が悪くなり圧縮された冷媒ガスが高温となり圧縮機
吐出パイプ11の温度が上昇する。
常状態になった場合、例えば圧縮機10が故障し圧縮不
良状態になれば、圧縮機10の表面の温度が上昇し放熱
性能が悪くなり圧縮された冷媒ガスが高温となり圧縮機
吐出パイプ11の温度が上昇する。
【0036】そこで、ステップ52の異常判定手段18
にて圧縮機吐出パイプ11の温度が例えば100℃以上
の場合は異常と判定しステップ61へ進む。ステップ6
1は異常制御手段19であり電動ダンパ8の閉動作をセ
ットした後、ステップ62の異常出力手段20で表示素
子5に異常表示がなされる。
にて圧縮機吐出パイプ11の温度が例えば100℃以上
の場合は異常と判定しステップ61へ進む。ステップ6
1は異常制御手段19であり電動ダンパ8の閉動作をセ
ットした後、ステップ62の異常出力手段20で表示素
子5に異常表示がなされる。
【0037】次に、ステップ56の温度判定手段14で
冷凍室2の庫内温度が高いか低いかどうか判定し、高い
場合はステップ57で圧縮機10とファンモータ4の運
転フラグをセットし、低い場合はステップ58で圧縮機
10とファンモータ4の停止フラグをセットする。
冷凍室2の庫内温度が高いか低いかどうか判定し、高い
場合はステップ57で圧縮機10とファンモータ4の運
転フラグをセットし、低い場合はステップ58で圧縮機
10とファンモータ4の停止フラグをセットする。
【0038】そして、ステップ59の電動ダンパ制御手
段17で異常制御手段21の電動ダンパ8の閉動作フラ
グに基づいて電動ダンパ8を閉動作させる。また、ステ
ップ60の圧縮機制御手段15とファンモータ制御手段
16では温度判定手段14の圧縮機10及びファンモー
タ4の運転又は停止フラグに基づいて圧縮機10及びフ
ァンモータ4を駆動させる。
段17で異常制御手段21の電動ダンパ8の閉動作フラ
グに基づいて電動ダンパ8を閉動作させる。また、ステ
ップ60の圧縮機制御手段15とファンモータ制御手段
16では温度判定手段14の圧縮機10及びファンモー
タ4の運転又は停止フラグに基づいて圧縮機10及びフ
ァンモータ4を駆動させる。
【0039】従って、冷却システムの異常で圧縮機10
の表面の温度が低下して放熱性能の悪化により冷却不良
が発生しても、従来冷凍室2と冷蔵室6に供給されてい
た冷気を電動ダンパ8が閉じているため冷凍室2にのみ
冷気を循環させるため、充分な冷却量が保つことがで
き、使用者が異常に気付くまでに冷凍室2の温度が安定
し庫内の冷凍食品の腐敗を防止できる。
の表面の温度が低下して放熱性能の悪化により冷却不良
が発生しても、従来冷凍室2と冷蔵室6に供給されてい
た冷気を電動ダンパ8が閉じているため冷凍室2にのみ
冷気を循環させるため、充分な冷却量が保つことがで
き、使用者が異常に気付くまでに冷凍室2の温度が安定
し庫内の冷凍食品の腐敗を防止できる。
【0040】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、冷凍室に設けられた冷凍室温度センサと冷蔵
室に設けられた冷蔵室温度センサと圧縮機吐出パイプに
設けられた吐出パイプ温度センサにより温度を検出する
温度検出手段と、前記温度検出手段により検出された前
記冷凍室の温度と前記冷蔵室の温度が設定温度を越えた
かどうか判定する温度判定手段と、前記温度判定手段に
より圧縮機を制御する圧縮機制御手段と、前記温度判定
手段によりファンモータを制御するファンモータ制御手
段と、前記温度判定手段により電動ダンパを制御する電
動ダンパ制御手段と、前記温度検出手段により検出され
た前記圧縮機吐出パイプの温度が設定温度を越えたかど
うか判定する異常判定手段と、前記異常判定手段により
設定温度を越えた時に前記電動ダンパを閉動作する異常
制御手段と、前記異常判定手段により設定温度を越えた
時に異常を知らせる異常出力手段とを備えた冷蔵庫の制
御装置であるから、冷却システムが異常状態になると使
用者に異常を知らせると共に、積極的に冷気を冷凍室に
循環し庫内温度を最適にするので、使用者が気付くまで
に冷凍食品の腐敗を防止でき、多大な効果を有する。
によれば、冷凍室に設けられた冷凍室温度センサと冷蔵
室に設けられた冷蔵室温度センサと圧縮機吐出パイプに
設けられた吐出パイプ温度センサにより温度を検出する
温度検出手段と、前記温度検出手段により検出された前
記冷凍室の温度と前記冷蔵室の温度が設定温度を越えた
かどうか判定する温度判定手段と、前記温度判定手段に
より圧縮機を制御する圧縮機制御手段と、前記温度判定
手段によりファンモータを制御するファンモータ制御手
段と、前記温度判定手段により電動ダンパを制御する電
動ダンパ制御手段と、前記温度検出手段により検出され
た前記圧縮機吐出パイプの温度が設定温度を越えたかど
うか判定する異常判定手段と、前記異常判定手段により
設定温度を越えた時に前記電動ダンパを閉動作する異常
制御手段と、前記異常判定手段により設定温度を越えた
時に異常を知らせる異常出力手段とを備えた冷蔵庫の制
御装置であるから、冷却システムが異常状態になると使
用者に異常を知らせると共に、積極的に冷気を冷凍室に
循環し庫内温度を最適にするので、使用者が気付くまで
に冷凍食品の腐敗を防止でき、多大な効果を有する。
【図1】本発明の一実施例を示す冷蔵庫の制御装置のブ
ロック図
ロック図
【図2】同実施例における動作を説明するためのフロー
チャート
チャート
【図3】従来の冷蔵庫の制御装置のブロック図
【図4】従来例における動作を説明するためのフローチ
ャート
ャート
2 冷凍室 3 冷凍室温度センサ 4 ファンモータ 5 表示素子 6 冷蔵室 7 冷蔵室温度センサ 8 電動ダンパ 10 圧縮機 11 圧縮機吐出パイプ 12 吐出パイプ温度センサ 13 温度検出手段 14 温度判定手段 15 圧縮機制御手段 16 ファンモータ制御手段 17 電動ダンパ制御手段 18 異常判定手段 20 異常出力手段 21 異常制御手段
Claims (1)
- 【請求項1】 冷凍室に設けられた冷凍室温度センサと
冷蔵室に設けられた冷蔵室温度センサと圧縮機吐出パイ
プに設けられた吐出パイプ温度センサにより温度を検出
する温度検出手段と、前記温度検出手段により検出され
た前記冷凍室の温度と前記冷蔵室の温度が設定温度を越
えたかどうか判定する温度判定手段と、前記温度判定手
段により圧縮機を制御する圧縮機制御手段と、前記温度
判定手段によりファンモータを制御するファンモータ制
御手段と、前記温度判定手段により電動ダンパを制御す
る電動ダンパ制御手段と、前記温度検出手段により検出
された前記圧縮機吐出パイプの温度が設定温度を越えた
かどうか判定する異常判定手段と、前記異常判定手段に
より設定温度を越えた時に前記電動ダンパを閉動作する
異常制御手段と、前記異常判定手段により設定温度を越
えた時に異常を知らせる異常出力手段とを備えたことを
特徴とする冷蔵庫の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5430995A JP2796260B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 冷蔵庫の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5430995A JP2796260B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 冷蔵庫の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08247603A true JPH08247603A (ja) | 1996-09-27 |
JP2796260B2 JP2796260B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=12966983
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5430995A Expired - Fee Related JP2796260B2 (ja) | 1995-03-14 | 1995-03-14 | 冷蔵庫の制御装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN102937356A (zh) * | 2012-11-30 | 2013-02-20 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 一种电动风门驱动装置及具有其的冰箱 |
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1995
- 1995-03-14 JP JP5430995A patent/JP2796260B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102937356A (zh) * | 2012-11-30 | 2013-02-20 | 合肥美的荣事达电冰箱有限公司 | 一种电动风门驱动装置及具有其的冰箱 |
CN102937356B (zh) * | 2012-11-30 | 2015-06-17 | 合肥美的电冰箱有限公司 | 一种电动风门驱动装置及具有其的冰箱 |
CN105318643A (zh) * | 2015-03-10 | 2016-02-10 | Tcl智能科技(合肥)有限公司 | 冰箱故障检测方法及装置 |
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