JPH08247008A - リコイルスタータのケース構造 - Google Patents

リコイルスタータのケース構造

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JPH08247008A
JPH08247008A JP7070716A JP7071695A JPH08247008A JP H08247008 A JPH08247008 A JP H08247008A JP 7070716 A JP7070716 A JP 7070716A JP 7071695 A JP7071695 A JP 7071695A JP H08247008 A JPH08247008 A JP H08247008A
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JP
Japan
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starter
surface portion
case
fan cover
air guide
Prior art date
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Pending
Application number
JP7070716A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuhei Tsunoda
修平 角田
Mitsuo Osakabe
光雄 長壁
Keizo Shimizu
敬三 清水
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SUTAATENGU KOGYO KK
Original Assignee
SUTAATENGU KOGYO KK
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Publication date
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Publication of JPH08247008A publication Critical patent/JPH08247008A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N3/00Other muscle-operated starting apparatus
    • F02N3/02Other muscle-operated starting apparatus having pull-cords

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な加工工程で製造コストを削減してスタ
ータケースの製造が可能なリコイルスタータのケース構
造を提供する。 【構成】 スタータケースの原材板20は、多角形の頂
面部21,21Aの各辺位置から、該各辺と一体にほぼ
四角形の側面部22が延設形成され、各側面部22の側
縁には凹部17が形成され、凹部の両端には突起18が
形成される。前記各側面部22に、多数の導風孔15が
穿設形成されている。原材板20の側面部22が、頂面
部21、21Aの各辺位置から折り曲げられ、突起18
をファンカバー10に形成した取付溝10aに挿入し、
突起18の先端を折り曲げて、ファンカバー10にスタ
ータケース1Aが簡単に組付られ、導風孔15と凹部1
7の通風窓で空冷が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の始動用のリ
コイルスタータのケース構造に関する。
【0002】
【従来の技術】このようなリコイルスタータの従来例は
実公平2−31576号公報で紹介されているが、これ
を図4に基づいて説明すると、図4(a)で1はスター
タケースで、スタータケース1の軸芯位置には軸2が固
着され、軸2にリール3が回転自在に取り付けられてお
り、リール3の外周部に設けた凹部3aに、ロープ4
が、ゼンマイ5の復元力によって巻装されている。リー
ル3にはラチェットが設けられ、このラチェットの中間
位置にはピンが固定され、ラチェットは、リール3の周
縁近傍に形成された傾斜面と突出面間に移動自在に位置
して、リール3に取り付けられている。また、軸2にフ
リクションプレート9が取り付けられ、フリクションプ
レート9にはピンを案内して、ラチェットを半径方向に
出入させるガイド部が形成されている。一方、エンジン
側には、エンジンと連結するプーリ13が設けられ、そ
の外周先端には凹部が形成されている。そして、従来の
リコイルスタータでは、スタータケース1の周側面部の
全面にわたって、空冷用の導風孔15(図4(b)参
照)が多数形成され、このスタータケース1が、ボルト
16でファンカバーに固定されている。
【0003】このような構成の従来のリコイルスタータ
では、停止状態からロープ4を、ゼンマイ5の復元力に
抗して引き出すと、フリクションプレート9は、軸2と
のフリクションによって停止状態に維持され、リール3
とラチェットとが回転する。このために、ラチェットの
ピンが、フリクションプレート9のガイド部に案内され
て、リール3の傾斜面と突出面間を移動し、ラチェット
の端部が半径方向に突出して、プーリ13の凹部に係合
して回転し、エンジンが始動する。そして、エンジンが
始動した状態で、ロープ4を離すと、ゼンマイ5の復元
力によって、リール3が逆方向に回転し、ロープが巻き
戻されると共に、ラチェットは原位置に復帰する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来のリコイル
スタータのスタータケースを製造するには、円板状の原
材板に対して、プレスで1乃至2回の絞り加工を施して
周側面部を形成して、キャップ状の原ケースを形成し、
次いで、原ケースの周側面部に孔あけ加工によって、多
数の導風孔15を形成していた(通常20乃至40回の
加工回数)。この場合、予め多数の導風孔15を形成し
た後に、原材板を絞り加工して、スタータケースを製造
しようとすると、絞り加工の際にスタータケースの肉厚
部が均一に伸縮しないため、スタータケースの周側面
部、特に導風孔15の下縁部分において、著しく変形し
たり、亀裂を生じたり、あるいは引き千切られたりする
ので、絞り加工によりキャップ状の原ケースを形成した
後、その周側面部に導風孔15を形成せざるを得なかっ
た。このために、従来のリコイルスタータのスタータケ
ースの製造は、加工工程が多く加工作業が煩雑であり、
製造コストの面で問題があった。
【0005】本発明は、前述したようなリコイルスター
タのスタータケースの製造現状に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、簡単な加工工程で製造コストを削減
してスタータケースの製造が可能なリコイルスタータの
ケース構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、ファンカバーに取り付けられたスタータ
ケースにリールが回転自在に取り付けられ、ゼンマイの
復元力によって巻き取られているロープを引き出すこと
によって、前記リールが回転して内燃機関を始動するリ
コイルスタータのケース構造において、前記スタータケ
ースは、多角形の頂面部の各辺位置から各辺と一体に延
設され、かつ該頂面部から折り曲げて側面部が形成さ
れ、該側面部に空冷用の導風孔が形成されていることを
特徴とするものである。さらに、本発明では、前記側面
部の各外側縁には凹部が形成され、かつ該凹部の両端に
は突起が形成され、該突起を前記ファンカバーに形成さ
れた取付溝に挿入してその先端を折り曲げたことを特徴
とするものある。
【0007】
【作用】本発明では、ファンカバーに取り付けられたス
タータケースにリールが回転自在に取り付けられ、ゼン
マイの復元力によって巻き取られているロープを引き出
すことによって、前記リールが回転して内燃機関を始動
するリコイルスタータのケース構造において、スタータ
ケースは、多角形の頂面部の各辺位置から各辺と一体に
延設され、かつ該頂面部から折り曲げて側面部が形成さ
れ、該側面部に空冷用の導風孔が形成されている。この
ために、多角形の頂面部の各辺から、ほぼ四角形の側面
部が一体に形成された形状の原板に対して、側面部に予
め打抜き等によって導風孔を形成し、頂面部の各辺を同
一方向に頂面部からほぼ直角乃至やや鈍角に折り曲げる
ことによって、リコイルスタータのケースが、簡単な工
程で形成される。さらに、本発明では、前記側面部の各
外側縁には凹部が形成され、かつ該凹部の両端には突起
が形成され、該突起を前記ファンカバーに形成された取
付溝に挿入してその先端を折り曲げた。このために、機
械的強度が一層向上したのみならず、スタータケースと
ファンカバーとの間の取付用ボルトも不要となった。
【0008】
【実施例】
[第1の実施例]本発明の第1の実施例を、図1及び図
2を参照して説明する。図1は本実施例のスタータケー
スの構造を示す説明図、図2は本実施例のスタータケー
ス構造を有するリコイルスタータの構成を示す説明図で
ある。
【0009】本実施例の原材板20は、図1に二点鎖線
で示すように、正方形状の頂面部21の各辺位置から、
各辺と一体にほぼ長方形状の側面部22が延設形成され
た形状を有し、各側面部22の外側縁には凹部17が形
成され、かつ凹部の両端には突起18が形成されてい
る。該側面部22の1つにはロープ4の引出口22aが
形成され、頂面部21の中心位置に軸2への取付部21
aが形成されている。そして、原材板20の各側面部2
2には、打抜き等によって多数の導風孔15が、頂面部
21の各辺位置を越えて、互いに平行でかつ頂面部21
内部まで穿設形成されている。なお、導風孔15の打抜
きの際に、前記凹部17も同時に打抜きされる。
【0010】本実施例では、このような形状の原材板2
0の側面部22が、頂面部21の各辺位置において同一
方向にほぼ直角に折り曲げられ、図2に示すように、側
面部22の突起18を、ファンカバー10に形成された
取付溝10aに挿入し、突起18の先端を折り曲げるこ
とにより、ファンカバー10にスタータケース1Aが固
定されている。したがって、本実施例では、側面部22
には導風孔15の他に、下部位置に凹部17により通風
窓が形成されている。このように、本実施例では、正方
形の頂面部21の各辺と一体に形成された側面部22
が、導風孔15が形成されている頂面部21の各辺位置
において、導風孔15に何らの歪力を生じさせることな
く、頂面部21の各辺位置を越えて互いに平行でかつ頂
面部21内部まで穿設形成された多数の導風孔15によ
って簡単に折り曲げられてファンカバーに固定されてい
る。本実施例のスタータケース1Aを備えたリコイルス
タータのケース内の構成及びリコイルスタータの作用
は、すでに図4を参照して説明した従来のリコイルスタ
ータと同一なので、説明は省略する。
【0011】本実施例では、製造に際して、正方形の頂
面部21の各辺と、それぞれ側面部22が一体に形成さ
れている原材板20を、導風孔15が形成されている頂
面部21の各辺位置において、導風孔15に何らの歪力
を生じさせることなく、容易に折り曲げて、かつ突起1
8をファンカバー10の取付溝10aに挿入し、先端を
折り曲げることにより、スタータケース1Aがファンカ
バー10に固定される。このようにして製造されたスタ
ータケース1Aを備えたリコイルスタータでは、ボルト
を使用せずに組立が行われ、導風孔15の他に、側面部
22の下端部に凹部17で形成される通風窓によって
も、スタータケース1A内部の空冷が行われる。
【0012】[第2の実施例]本発明の第2の実施例
を、図3を参照して説明する。図3は本実施例のスター
タケースの構造を示す説明図である。
【0013】本実施例の原材板20Aは、図3に示すよ
うに、頂面部21Aが正六角形に形成され、この頂面部
21Aの各辺から、側面部22が一体に延設形成された
形状を有している。
【0014】本実施例では、正六角形の頂面部21Aの
各辺位置から、側面部22が一体に延設形成された原材
板20Aを使用し、第1の実施例と同様に、側面部22
を頂面部21Aからほぼ直角に、導風孔15に何らの歪
力を生じさせることなく、容易に折り曲げて、突起18
をファンカバー10の取付溝10aに挿入し、先端を折
り曲げることにより、スタータケースがファンカバー1
0に固定される。本実施例のその他の部分の構成、動作
及び効果は、すでに説明した第1の実施例と同一であ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明によると、スタータケースが、多
角形の頂面部の各辺位置から、各辺と一体に、かつ該頂
面部にほぼ直角に延設されて側面部が形成され、該側面
部に空冷用の導風孔が形成されているので、多角形の頂
面部の各辺から、ほぼ四角形の側面部が一体に形成され
た形状の原板に対して、側面部に導風孔を形成し、頂面
部の各辺を同一方向に頂面部に各辺を稜線として折り曲
げる簡単な工程によって、リコイルスタータのケース
を、製造コストを削減して形成することが可能になる。
さらに、本発明では、前記側面部の各外側縁には凹部が
形成され、かつ該凹部の両端には突起が形成され、該突
起を、前記ファンカバーに形成された取付溝に挿入せし
めることにより、機械的強度が一層向上したのみなら
ず、スタータケースとファンカバーとの間の取付用ボル
トも不要となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のスタータケースの構造
を示す正面説明図である。
【図2】同実施例のスタータケース構造を有するリコイ
ルスタータの構成を示す側面説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例のスタータケースの構造
を示す正面説明図である。
【図4】従来のリコイルスタータの構成を示す説明図
で、(a)は側面説面図、(b)は(a)の矢印方向か
ら見た導風孔を示す図である。
【符号の説明】
10 ファンカバー 10a 取付溝 15 導風孔 17 凹部 18 突起 20、20A 原材板 21、21A 頂面部 22 側面部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファンカバーに取り付けられたスタータ
    ケースにリールが回転自在に取り付けられ、ゼンマイの
    復元力によって巻き取られているロープを引き出すこと
    によって、前記リールが回転して内燃機関を始動するリ
    コイルスタータのケース構造において、 前記スタータケースは、多角形の頂面部の各辺位置から
    各辺と一体に延設され、かつ該頂面部から折り曲げて側
    面部が形成され、該側面部に空冷用の導風孔が形成され
    ていることを特徴とするリコイルスタータのケース構
    造。
  2. 【請求項2】 前記側面部の各外側縁には凹部が形成さ
    れ、かつ該凹部の両端には突起が形成され、該突起を前
    記ファンカバーに形成された取付溝に挿入してその先端
    を折り曲げたことを特徴とする請求項1記載のリコイル
    スタータのケース構造。
JP7070716A 1995-03-03 1995-03-03 リコイルスタータのケース構造 Pending JPH08247008A (ja)

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JP7070716A JPH08247008A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 リコイルスタータのケース構造
US08/604,434 US5636606A (en) 1995-03-03 1996-02-21 Casing for a recoil starter

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JP7070716A JPH08247008A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 リコイルスタータのケース構造

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JPH08247008A true JPH08247008A (ja) 1996-09-24

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ID=13439577

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US5636606A (en) 1997-06-10

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