JPH08245368A - 痒い皮膚の処置用化粧品組成物 - Google Patents
痒い皮膚の処置用化粧品組成物Info
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- JPH08245368A JPH08245368A JP8030713A JP3071396A JPH08245368A JP H08245368 A JPH08245368 A JP H08245368A JP 8030713 A JP8030713 A JP 8030713A JP 3071396 A JP3071396 A JP 3071396A JP H08245368 A JPH08245368 A JP H08245368A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、化粧品分野における燐酸イノシト
ールの新たな用途の提供を課題とする。 【解決手段】 約0.1〜約40重量%の燐酸イノシト
ールと約60〜約99.9重量%の化粧上許容しうるキ
ャリヤとを含む化粧品組成物を皮膚に局部適用すること
を特徴とする皮膚そう痒感の軽減方法。
ールの新たな用途の提供を課題とする。 【解決手段】 約0.1〜約40重量%の燐酸イノシト
ールと約60〜約99.9重量%の化粧上許容しうるキ
ャリヤとを含む化粧品組成物を皮膚に局部適用すること
を特徴とする皮膚そう痒感の軽減方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾皮症および足部
白癬(すなわち乾疱状白癬)のそう痒感を軽減する方法
に関するものである。
白癬(すなわち乾疱状白癬)のそう痒感を軽減する方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燐酸イノシトールの有利な化学作用は多
くの刊行物に記載されている。これら刊行物の殆どは燐
酸イノシトールの経口摂取に伴う薬効に集中している。
たとえば米国特許第5,051,411号(サイレン)
は、燐酸イノシトールを鉛、水銀、ニッケルおよびクロ
ムのような有毒金属摂取の悪影響を減少させて、この種
の金属による障害を防止もしくは軽減するために用いて
いる。開示された典型的な障害は免疫不全症、高血圧お
よび皮膚炎であった。同様の開示は組織損傷の防止もし
くは軽減に関する米国特許第5,015,634号(サ
イレン)およびたとえば関節炎のような炎症症状の処置
に関する米国特許第5,019,566号(サイレン)
にも見られる。米国特許第5,023,248号(サイ
レン)は、三燐酸イノシトールの投与による糖尿病もし
くはその合併症の治療方法を記載している。
くの刊行物に記載されている。これら刊行物の殆どは燐
酸イノシトールの経口摂取に伴う薬効に集中している。
たとえば米国特許第5,051,411号(サイレン)
は、燐酸イノシトールを鉛、水銀、ニッケルおよびクロ
ムのような有毒金属摂取の悪影響を減少させて、この種
の金属による障害を防止もしくは軽減するために用いて
いる。開示された典型的な障害は免疫不全症、高血圧お
よび皮膚炎であった。同様の開示は組織損傷の防止もし
くは軽減に関する米国特許第5,015,634号(サ
イレン)およびたとえば関節炎のような炎症症状の処置
に関する米国特許第5,019,566号(サイレン)
にも見られる。米国特許第5,023,248号(サイ
レン)は、三燐酸イノシトールの投与による糖尿病もし
くはその合併症の治療方法を記載している。
【0003】米国特許第5,082,833号(シャム
スジン)は、燐酸イノシトールを用いる処置による細胞
分裂速度の緩和方法を開示している。標的とする病気は
白血病、AIDSおよび真菌もしくは原生動物の感染で
ある。
スジン)は、燐酸イノシトールを用いる処置による細胞
分裂速度の緩和方法を開示している。標的とする病気は
白血病、AIDSおよび真菌もしくは原生動物の感染で
ある。
【0004】米国特許第5,059,594号(サワイ
等)は、尿臭および体臭の除去、解毒、糖尿病および高
脂血症の処置、赤血球可撓性および記憶障害の回復、並
びに脂肪細胞の増殖抑制のための組成物にフィチン酸お
よび第二鉄イオンを使用することを報告している。
等)は、尿臭および体臭の除去、解毒、糖尿病および高
脂血症の処置、赤血球可撓性および記憶障害の回復、並
びに脂肪細胞の増殖抑制のための組成物にフィチン酸お
よび第二鉄イオンを使用することを報告している。
【0005】少数の刊行物は、化粧品分野におけるフィ
チン酸のような燐酸イノシトールの使用を示唆してい
る。たとえば米国特許第5,116,605号(アル
ト)はフィチン酸を各種の他の物質と共に男性禿頭およ
びテストステロン誘発座瘡を軽減するための組成物に配
合している。米国特許第5,268,176号(ツナイ
デン等)は毛細血管拡張症、すなわち一般的にくも状血
管として知られた皮膚病症状を局部治療するためのフィ
チン酸の使用を報告している。極めて多くの開示は歯科
ケア製品としてのフィチン酸の使用に関するものであ
る。極く最近公開された米国特許第5,300,289
号(ガーリッチ等)を参照されたい。
チン酸のような燐酸イノシトールの使用を示唆してい
る。たとえば米国特許第5,116,605号(アル
ト)はフィチン酸を各種の他の物質と共に男性禿頭およ
びテストステロン誘発座瘡を軽減するための組成物に配
合している。米国特許第5,268,176号(ツナイ
デン等)は毛細血管拡張症、すなわち一般的にくも状血
管として知られた皮膚病症状を局部治療するためのフィ
チン酸の使用を報告している。極めて多くの開示は歯科
ケア製品としてのフィチン酸の使用に関するものであ
る。極く最近公開された米国特許第5,300,289
号(ガーリッチ等)を参照されたい。
【0006】燐酸イノシトールは広範囲の医療用途に有
用であることが上記からも明かであるが、その化粧活性
に関してはまだ十分解明されていない。
用であることが上記からも明かであるが、その化粧活性
に関してはまだ十分解明されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
課題は、化粧品分野における燐酸イノシトールの新規な
用途を開発することにある。
課題は、化粧品分野における燐酸イノシトールの新規な
用途を開発することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば乾皮症お
よび乾疱状白癬に関連するそう痒感を軽減する方法が提
供され、この方法は医薬上許容しうるキャリヤ中の燐酸
イノシトールを皮膚に適用することを特徴とする。
よび乾疱状白癬に関連するそう痒感を軽減する方法が提
供され、この方法は医薬上許容しうるキャリヤ中の燐酸
イノシトールを皮膚に適用することを特徴とする。
【0009】今回、燐酸イノシトールは痒い乾皮症の過
敏状態および痒い乾疱状白癬の過敏状態を抑制、軽減お
よび阻止するのに有用であることが判明した。
敏状態および痒い乾疱状白癬の過敏状態を抑制、軽減お
よび阻止するのに有用であることが判明した。
【0010】
【発明の実施の形態】したがって、本発明の方法は、イ
ノシトールのモノ−、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ
−もしくはヘキサ−ホスフェートの1種もしくはそれ以
上でありうるイノシトールの燐酸誘導体を必要とする。
イノシトールは1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロ
キシシクロヘキサンおよび1,2,3,4,5,6−シ
クロヘキサンヘキソールとしても知られている。フィチ
ン酸としても知られるヘキサ燐酸イノシトールが特に好
適である。これら燐酸塩の詳しい説明は、本明細書に参
照文献として引用する米国特許第5,051,411号
を参照されたい。燐酸塩の量は全組成物に対し約0.0
01〜約40重量%、好ましくは約0.1〜約20重量
%、最適には約0.5〜約10重量%の範囲とすること
ができる。
ノシトールのモノ−、ジ−、トリ−、テトラ−、ペンタ
−もしくはヘキサ−ホスフェートの1種もしくはそれ以
上でありうるイノシトールの燐酸誘導体を必要とする。
イノシトールは1,2,3,4,5,6−ヘキサヒドロ
キシシクロヘキサンおよび1,2,3,4,5,6−シ
クロヘキサンヘキソールとしても知られている。フィチ
ン酸としても知られるヘキサ燐酸イノシトールが特に好
適である。これら燐酸塩の詳しい説明は、本明細書に参
照文献として引用する米国特許第5,051,411号
を参照されたい。燐酸塩の量は全組成物に対し約0.0
01〜約40重量%、好ましくは約0.1〜約20重量
%、最適には約0.5〜約10重量%の範囲とすること
ができる。
【0011】本発明の組成物はさらに燐酸イノシトール
に対する化粧上許容しうるキャリヤをも含有する。キャ
リヤの量は全組成物に対し約60〜約99.9重量%、
好ましくは約80〜99.5重量%の範囲とすることが
できる。化粧上許容しうるキャリヤには皮膚軟化剤、表
面活性剤、保湿剤、粉末および水が包含される。
に対する化粧上許容しうるキャリヤをも含有する。キャ
リヤの量は全組成物に対し約60〜約99.9重量%、
好ましくは約80〜99.5重量%の範囲とすることが
できる。化粧上許容しうるキャリヤには皮膚軟化剤、表
面活性剤、保湿剤、粉末および水が包含される。
【0012】各種の油性皮膚軟化剤を本発明の組成物に
使用することができる。これら皮膚軟化剤は次の種類の
1種もしくはそれ以上から選択することができる: 1. トリグリセリドエステル、たとえば植物性および
動物性油脂。その例はヒマシ油、ココア脂、サフラワ
油、綿実油、コーン油、オリーブ油、タラ肝油、アーモ
ンド油、アボカド油、ヤシ油、ゴマ油、スクワレン、キ
クイ油および大豆油を包含する。
使用することができる。これら皮膚軟化剤は次の種類の
1種もしくはそれ以上から選択することができる: 1. トリグリセリドエステル、たとえば植物性および
動物性油脂。その例はヒマシ油、ココア脂、サフラワ
油、綿実油、コーン油、オリーブ油、タラ肝油、アーモ
ンド油、アボカド油、ヤシ油、ゴマ油、スクワレン、キ
クイ油および大豆油を包含する。
【0013】2. アセトグリセリドエステル、たとえ
ばアセチル化モノグリセリド。
ばアセチル化モノグリセリド。
【0014】3. エトキシル化グリセリド、たとえば
エトキシル化グリセリルモノステアレート。
エトキシル化グリセリルモノステアレート。
【0015】4. 10〜20個の炭素原子を有する脂
肪酸のアルキルエステル。脂肪酸のメチル、イソプロピ
ルおよびブチルエステルがここでは有用である。その例
はラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソヘキシル、パル
ミチン酸イソヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、オ
レイン酸デシル、オレイン酸イソデシル、ステアリン酸
ヘキサデシル、ステアリン酸デシル、イソステアリン酸
イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸
ジイソヘキシル、アジピン酸ジヘキシルデシル、セバシ
ン酸ジイソプロピル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチルお
よび乳酸セチルを包含する。
肪酸のアルキルエステル。脂肪酸のメチル、イソプロピ
ルおよびブチルエステルがここでは有用である。その例
はラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸イソヘキシル、パル
ミチン酸イソヘキシル、パルミチン酸イソプロピル、オ
レイン酸デシル、オレイン酸イソデシル、ステアリン酸
ヘキサデシル、ステアリン酸デシル、イソステアリン酸
イソプロピル、アジピン酸ジイソプロピル、アジピン酸
ジイソヘキシル、アジピン酸ジヘキシルデシル、セバシ
ン酸ジイソプロピル、乳酸ラウリル、乳酸ミリスチルお
よび乳酸セチルを包含する。
【0016】5. 10〜20個の炭素原子を有する脂
肪酸のアルケニルエステル。その例はミリスチン酸オレ
イル、ステアリン酸オレイルおよびオレイン酸オレイル
を包含する。
肪酸のアルケニルエステル。その例はミリスチン酸オレ
イル、ステアリン酸オレイルおよびオレイン酸オレイル
を包含する。
【0017】6. 10〜20個の炭素原子を有する脂
肪酸。適する例はペラルゴン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン
酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール
酸、リシノール酸、アラキン酸、ベヘン酸およびエルカ
酸を包含する。
肪酸。適する例はペラルゴン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン
酸、ヒドロキシステアリン酸、オレイン酸、リノール
酸、リシノール酸、アラキン酸、ベヘン酸およびエルカ
酸を包含する。
【0018】7. 10〜20個の炭素原子を有する脂
肪族アルコール。ラウリル、ミリスチル、セチル、ヘキ
サデシル、ステアリル、イソステアリル、ヒドロキシス
テアリル、オレイル、リシノレイル、ベヘニル、エルシ
ルおよび2−オクチルドデカニルアルコールが満足しう
る脂肪族アルコールの例である。
肪族アルコール。ラウリル、ミリスチル、セチル、ヘキ
サデシル、ステアリル、イソステアリル、ヒドロキシス
テアリル、オレイル、リシノレイル、ベヘニル、エルシ
ルおよび2−オクチルドデカニルアルコールが満足しう
る脂肪族アルコールの例である。
【0019】8. 脂肪族アルコールエーテル。10〜
20個の炭素原子を有するエトキシル化脂肪族アルコー
ルは1〜50個のエチレンオキシド基もしくは1〜50
個のプロピレンオキシド基が結合したラウリル、セチ
ル、ステアリル、イソステアリル、オレイルおよびコレ
ステロールアルコールを包含する。
20個の炭素原子を有するエトキシル化脂肪族アルコー
ルは1〜50個のエチレンオキシド基もしくは1〜50
個のプロピレンオキシド基が結合したラウリル、セチ
ル、ステアリル、イソステアリル、オレイルおよびコレ
ステロールアルコールを包含する。
【0020】9. エーテル−エステル、たとえばエト
キシル化脂肪族アルコールの脂肪酸エステル。
キシル化脂肪族アルコールの脂肪酸エステル。
【0021】10. ラノリンおよび誘導体。ラノリ
ン、ラノリン油、ラノリンワックス、ラノリンアルコー
ル、ラノリン脂肪酸、イソプロピルラノレート、エトキ
シル化ラノリン、エトキシル化ラノリンアルコール、エ
トキシル化コレステロール、プロポキシル化ラノリンア
ルコール、アセチル化ラノリンアルコール、ラノリンア
ルコールリノレエート、ラノリンアルコールリシノレエ
ート、ラノリンアルコールリシノレエートのアセテー
ト、エトキシル化アルコール−エステルのアセテート、
ラノリンの水添分解物、エトキシル化された水素化ラノ
リン、エトキシル化ソルビトールラノリン、並びに液体
および半固体のラノリン吸収ベースが、ラノリンから誘
導される皮膚軟化剤の例である。
ン、ラノリン油、ラノリンワックス、ラノリンアルコー
ル、ラノリン脂肪酸、イソプロピルラノレート、エトキ
シル化ラノリン、エトキシル化ラノリンアルコール、エ
トキシル化コレステロール、プロポキシル化ラノリンア
ルコール、アセチル化ラノリンアルコール、ラノリンア
ルコールリノレエート、ラノリンアルコールリシノレエ
ート、ラノリンアルコールリシノレエートのアセテー
ト、エトキシル化アルコール−エステルのアセテート、
ラノリンの水添分解物、エトキシル化された水素化ラノ
リン、エトキシル化ソルビトールラノリン、並びに液体
および半固体のラノリン吸収ベースが、ラノリンから誘
導される皮膚軟化剤の例である。
【0022】11. 多価アルコールエステル。エチレ
ングリコールモノ−およびジ−脂肪酸エステル、ジエチ
レングリコールモノ−およびジ−脂肪酸エステル、ポリ
エチレングリコール(200〜6000)モノ−および
ジ−脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノ−およ
びジ−脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコール20
00モノオレエート、ポリプロピレングリコール200
0モノステアレート、エトキシル化プロピレングリコー
ルモノステアレート、グリセリルモノ−およびジ−脂肪
酸エステル、ポリグリセロールポリ脂肪酸エステル、エ
トキシル化グリセリルモノステアレート、1,2−ブチ
レングリコールモノステアレート、1,2−ブチレング
リコールジステアレート、ポリオキシエチレンポリオー
ル脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが満足しう
る多価アルコールエステルである。
ングリコールモノ−およびジ−脂肪酸エステル、ジエチ
レングリコールモノ−およびジ−脂肪酸エステル、ポリ
エチレングリコール(200〜6000)モノ−および
ジ−脂肪酸エステル、プロピレングリコールモノ−およ
びジ−脂肪酸エステル、ポリプロピレングリコール20
00モノオレエート、ポリプロピレングリコール200
0モノステアレート、エトキシル化プロピレングリコー
ルモノステアレート、グリセリルモノ−およびジ−脂肪
酸エステル、ポリグリセロールポリ脂肪酸エステル、エ
トキシル化グリセリルモノステアレート、1,2−ブチ
レングリコールモノステアレート、1,2−ブチレング
リコールジステアレート、ポリオキシエチレンポリオー
ル脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステルおよびポ
リオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルが満足しう
る多価アルコールエステルである。
【0023】12. ワックスエステル、たとえば蜜ロ
ウ、鯨ロウ、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ス
テアリル。
ウ、鯨ロウ、ミリスチン酸ミリスチル、ステアリン酸ス
テアリル。
【0024】13. 蜜ロウ誘導体、たとえばポリオキ
シエチレンソルビトール蜜ロウ。これらは蜜ロウと種々
のエチレンオキシド含有量を有するエトキシル化ソルビ
トールとの反応生成物であって、エーテルエステルの混
合物を形成する。
シエチレンソルビトール蜜ロウ。これらは蜜ロウと種々
のエチレンオキシド含有量を有するエトキシル化ソルビ
トールとの反応生成物であって、エーテルエステルの混
合物を形成する。
【0025】14. カルナバワックスおよびカンデリ
ラワックスを包含する植物ワックス。
ラワックスを包含する植物ワックス。
【0026】15. 燐脂質、たとえばレシチンおよび
誘導体。
誘導体。
【0027】16. コレステロールおよびコレステロ
ール脂肪酸エステルを包含するステロール。
ール脂肪酸エステルを包含するステロール。
【0028】17. アミド、たとえば脂肪酸アミド、
エトキシル化脂肪酸アミド、固体脂肪酸アルカノールア
ミド。
エトキシル化脂肪酸アミド、固体脂肪酸アルカノールア
ミド。
【0029】上記の皮膚軟化剤の量は全組成物に対し約
0.5〜約40重量%の範囲とすることができる。好ま
しくは、これら皮膚軟化剤の量は約2〜約25重量%、
最適には約5〜15重量%の範囲である。
0.5〜約40重量%の範囲とすることができる。好ま
しくは、これら皮膚軟化剤の量は約2〜約25重量%、
最適には約5〜15重量%の範囲である。
【0030】多価アルコール型の保湿剤も本発明の組成
物に含ませることができる。保湿剤は皮膚軟化剤の効果
を増大させると共にスケーリングを減少させ、蓄積スケ
ールの除去を刺激すると共に皮膚感触を向上させるのに
役立つ。典型的な多価アルコールはポリアルキレングリ
コール、より好ましくはプロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエ
チレングリコールおよびその誘導体、ソルビトール、ヒ
ドロキシプロピルソルビトール、ヘキシレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサ
ントリオール、エトキシル化グリセリン、プロポキシル
化グリセリンおよびその混合物等のアルキレンポリオー
ルおよびその誘導体を包含する。最良の結果を得るに
は、保湿剤は好ましくはグリセリンである。保湿剤の量
は組成物に対し約0.5〜約30重量%、好ましくは1
〜15重量%の範囲とすることができる。
物に含ませることができる。保湿剤は皮膚軟化剤の効果
を増大させると共にスケーリングを減少させ、蓄積スケ
ールの除去を刺激すると共に皮膚感触を向上させるのに
役立つ。典型的な多価アルコールはポリアルキレングリ
コール、より好ましくはプロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエ
チレングリコールおよびその誘導体、ソルビトール、ヒ
ドロキシプロピルソルビトール、ヘキシレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、1,2,6−ヘキサ
ントリオール、エトキシル化グリセリン、プロポキシル
化グリセリンおよびその混合物等のアルキレンポリオー
ルおよびその誘導体を包含する。最良の結果を得るに
は、保湿剤は好ましくはグリセリンである。保湿剤の量
は組成物に対し約0.5〜約30重量%、好ましくは1
〜15重量%の範囲とすることができる。
【0031】潤滑性を向上させるには、ジメチルポリシ
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサンおよびアルコ
ール可溶性シリコーングリコールコポリマーから選択し
うる1種もしくはそれ以上のシリコーン油または流体を
含ませることもできる。好適なシロキサンはジメチルポ
リシロキサン(CTFA名:ジメチコン)、トリメチル
単位で末端ブロックされたポリシロキサンおよびポリジ
メチルシクロシロキサン(CTFA名:シクロメチコ
ン)を包含する。好適なシロキサンは25℃にて約2〜
50cstの粘度を示す。シリコーンの量は組成物に対
し約0.5〜約50重量%、好ましくは約1〜約10重
量%の範囲とすることができる。
ロキサン、メチルフェニルポリシロキサンおよびアルコ
ール可溶性シリコーングリコールコポリマーから選択し
うる1種もしくはそれ以上のシリコーン油または流体を
含ませることもできる。好適なシロキサンはジメチルポ
リシロキサン(CTFA名:ジメチコン)、トリメチル
単位で末端ブロックされたポリシロキサンおよびポリジ
メチルシクロシロキサン(CTFA名:シクロメチコ
ン)を包含する。好適なシロキサンは25℃にて約2〜
50cstの粘度を示す。シリコーンの量は組成物に対
し約0.5〜約50重量%、好ましくは約1〜約10重
量%の範囲とすることができる。
【0032】表面活性剤も本発明の組成物に含ませるこ
とができる。これらは非イオン型、陰イオン型、陽イオ
ン型もしくは両性イオン型の乳化剤から選択することが
できる。これらは約0.1〜約20重量%の範囲の量と
することができる。非イオン型表面活性剤の例はC10〜
C22脂肪族アルコールおよび酸をベースとするアルコキ
シル化化合物、およびソルビタンである。これら物質は
たとえばシェル・ケミカル・カンパニー社からネオドー
ル(登録商標)として入手できる。BASFコーポレー
ション社によりプルロニック(登録商標)として市販さ
れているポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンの
コポリマーもしばしば有用である。ヘンケル・コーポレ
ーション社から入手しうるアルキルポリグリコシドも本
発明の目的に用いることができる。
とができる。これらは非イオン型、陰イオン型、陽イオ
ン型もしくは両性イオン型の乳化剤から選択することが
できる。これらは約0.1〜約20重量%の範囲の量と
することができる。非イオン型表面活性剤の例はC10〜
C22脂肪族アルコールおよび酸をベースとするアルコキ
シル化化合物、およびソルビタンである。これら物質は
たとえばシェル・ケミカル・カンパニー社からネオドー
ル(登録商標)として入手できる。BASFコーポレー
ション社によりプルロニック(登録商標)として市販さ
れているポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンの
コポリマーもしばしば有用である。ヘンケル・コーポレ
ーション社から入手しうるアルキルポリグリコシドも本
発明の目的に用いることができる。
【0033】陰イオン型表面活性剤は脂肪酸石鹸、ラウ
リル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム、アルキルベンゼンスルホネート、モノ−およびジ−
アルキルアシッドホスフェートおよび脂肪アシルイセチ
オン酸ナトリウムを包含する。
リル硫酸ナトリウム、ラウリルエーテル硫酸ナトリウ
ム、アルキルベンゼンスルホネート、モノ−およびジ−
アルキルアシッドホスフェートおよび脂肪アシルイセチ
オン酸ナトリウムを包含する。
【0034】両性イオン型表面活性剤は酸化ジアルキル
アミンおよび各種のベタイン(たとえばココアミドプロ
ピルベタイン)のような物質を包含する。
アミンおよび各種のベタイン(たとえばココアミドプロ
ピルベタイン)のような物質を包含する。
【0035】粉末としては、たとえばチョーク、タル
ク、フラー土、カオリン、澱粉および化学改質澱粉、ガ
ム類、コロイド状二酸化珪素、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、テトラアルキルおよび/またはトリアルキルアリー
ルアンモニウム、スメクタイト、化学改質された珪酸マ
グネシウムアルミニウム、有機改質されたモンモリロナ
イト粘土、水和珪酸アルミニウム、ヒュームドシリカ、
ナトリウムカルボキシメチルセルロース、アルキルセル
ロース、ゼオライト、粘土およびその組合せ物を挙げる
ことができる。これら粉末の量は組成物に対し約1〜約
90重量%の範囲とすることができる。
ク、フラー土、カオリン、澱粉および化学改質澱粉、ガ
ム類、コロイド状二酸化珪素、ポリアクリル酸ナトリウ
ム、テトラアルキルおよび/またはトリアルキルアリー
ルアンモニウム、スメクタイト、化学改質された珪酸マ
グネシウムアルミニウム、有機改質されたモンモリロナ
イト粘土、水和珪酸アルミニウム、ヒュームドシリカ、
ナトリウムカルボキシメチルセルロース、アルキルセル
ロース、ゼオライト、粘土およびその組合せ物を挙げる
ことができる。これら粉末の量は組成物に対し約1〜約
90重量%の範囲とすることができる。
【0036】望ましくは保存料をも本発明の化粧組成物
に配合して、有害微生物の増殖を防止することができ
る。微生物が水相で増殖する傾向を有するが、これらの
微生物は油相にも存在することができる。したがって、
水および油の両者に可溶性である保存料が本発明の組成
物に好適に使用される。本発明の組成物に適する慣用の
保存料はp−ヒドロキシ安息香酸のアルキルエステルで
ある。極く最近使用されるようになった他の保存料はヒ
ダントイン誘導体、プロピオン酸塩および各種の第四ア
ンモニウム化合物を包含する。当業者は適する保存料に
熟知しており、保存料攻撃試験を満たすと共に製品安定
性を与えるべく、これらを日常的に選択している。特に
好適な保存料はメチルパラベン、イミダゾリジニル尿
素、デヒドロキシ酢酸ナトリウム、プロピルパラベンお
よびベンジルアルコールである。保存料は、組成物の用
途および保存料とエマルジョン中の他の成分との非相容
性を考慮して選択すべきである。保存料は好ましくは組
成物に対し約0.01〜約2重量%の範囲の量で使用さ
れる。
に配合して、有害微生物の増殖を防止することができ
る。微生物が水相で増殖する傾向を有するが、これらの
微生物は油相にも存在することができる。したがって、
水および油の両者に可溶性である保存料が本発明の組成
物に好適に使用される。本発明の組成物に適する慣用の
保存料はp−ヒドロキシ安息香酸のアルキルエステルで
ある。極く最近使用されるようになった他の保存料はヒ
ダントイン誘導体、プロピオン酸塩および各種の第四ア
ンモニウム化合物を包含する。当業者は適する保存料に
熟知しており、保存料攻撃試験を満たすと共に製品安定
性を与えるべく、これらを日常的に選択している。特に
好適な保存料はメチルパラベン、イミダゾリジニル尿
素、デヒドロキシ酢酸ナトリウム、プロピルパラベンお
よびベンジルアルコールである。保存料は、組成物の用
途および保存料とエマルジョン中の他の成分との非相容
性を考慮して選択すべきである。保存料は好ましくは組
成物に対し約0.01〜約2重量%の範囲の量で使用さ
れる。
【0037】組成物中の水の量は約1〜約99重量%、
好ましくは約20〜約90重量%、最適には約40〜7
0重量%の範囲とすることができる。
好ましくは約20〜約90重量%、最適には約40〜7
0重量%の範囲とすることができる。
【0038】少量の付加成分、たとえば香料、消泡剤、
乳白剤および着色料も、それぞれの機能を果たすのに有
効な量で配合することができる。
乳白剤および着色料も、それぞれの機能を果たすのに有
効な量で配合することができる。
【0039】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。ここで示す部、%および比率は全て特記しない
限り重量による。
明する。ここで示す部、%および比率は全て特記しない
限り重量による。
【0040】実施例1 痒い乾皮症に対する燐酸イノシトールの効果を評価する
臨床試験を、ここに記載する。
臨床試験を、ここに記載する。
【0041】1群10名よりなるパネリストに1週間に
わたり2種類の製品を家庭で使用させた。全パネリスト
はそう痒の経験に関し質問を受けた。腕部および/また
は脚部に現在そう痒感を有すると答えた人のみを試験に
参加させた。各パネリストは2種の製品を使用し、製品
Aを左脚/腕/手の甲に使用し、製品Bを右脚/腕/手
の甲に使用した。パネリストには1日2回、すなわち朝
1回および就寝前の夕方1回製品を塗布するよう命じ
た。パネリストには、その後に他のスキンケア製品を使
用してはならないという指示以外は水と接触する通常の
活動を続けるよう命じた。
わたり2種類の製品を家庭で使用させた。全パネリスト
はそう痒の経験に関し質問を受けた。腕部および/また
は脚部に現在そう痒感を有すると答えた人のみを試験に
参加させた。各パネリストは2種の製品を使用し、製品
Aを左脚/腕/手の甲に使用し、製品Bを右脚/腕/手
の甲に使用した。パネリストには1日2回、すなわち朝
1回および就寝前の夕方1回製品を塗布するよう命じ
た。パネリストには、その後に他のスキンケア製品を使
用してはならないという指示以外は水と接触する通常の
活動を続けるよう命じた。
【0042】試験の間、パネリストには皮膚乾燥感およ
びそう痒感を毎日評価、記録するよう命じた。第1の皮
膚評価は製品の使用を開始する前に行った。基本的に、
パネリストに対しその皮膚乾燥感およびそう痒感を別々
に試験中0〜100の尺度で評価するよう命じた。
びそう痒感を毎日評価、記録するよう命じた。第1の皮
膚評価は製品の使用を開始する前に行った。基本的に、
パネリストに対しその皮膚乾燥感およびそう痒感を別々
に試験中0〜100の尺度で評価するよう命じた。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】表IIに示した結果に基づき、比較(ロー
ションB)を用いたパネリストと対比してローションA
を用いたパネリストの大部分でそう痒感が軽減したこと
が明かである。したがって、燐酸イノシトールはそう痒
感の軽減に顕著な効果を有することが見られた。
ションB)を用いたパネリストと対比してローションA
を用いたパネリストの大部分でそう痒感が軽減したこと
が明かである。したがって、燐酸イノシトールはそう痒
感の軽減に顕著な効果を有することが見られた。
【0046】実施例2 乾疱状白癬により生じたそう痒感を軽減するための燐酸
ナトリウムイノシトールを含有するローションの処方例
を以下に示す。
ナトリウムイノシトールを含有するローションの処方例
を以下に示す。
【0047】成分 重量% グリセリン 20.0 鉱油 10.0 モノステアリン酸グリセリン 10.0 燐酸イノシトールナトリウム 8.0 サリチル酸 3.0 酸化亜鉛 2.0 ベントナイト 2.0 水 残部。
【0048】実施例3 乾疱状白癬により生じたそう痒感を軽減するための燐酸
イノシトールを含有する粉末組成物の処方例を以下に示
す。
イノシトールを含有する粉末組成物の処方例を以下に示
す。
【0049】成分 重量% タルク 76.0 澱粉 10.0 硼酸 6.0 燐酸イノシトール 3.0 ステアリン酸亜鉛 3.0 サリチル酸 2.0。
【0050】実施例4 本発明による燐酸イノシトールのトリエタノールアミン
塩を含む乾皮症用の他の組成物の例を以下に示す。
塩を含む乾皮症用の他の組成物の例を以下に示す。
【0051】成分 重量% シリコーン油 6.0 燐酸イノシトールTEA 4.5 ステアリン酸グリセリル 4.0 PEG 100ステアレート 4.0 グリセリン 4.0 C12〜C15アルコールベンゾエート 3.5 ラノリン 3.5 スクアレン 2.7 珪酸マグネシウムアルミニウム 0.4 メチルパラベン 0.3 プロピルパラベン 0.2 Carbopol 934(登録商標) 0.2 水 残部。
【0052】以上、本発明を実施例につき説明したが、
本発明の思想および趣旨を逸脱することなく各種の改変
をなしうることが当業者には示唆されよう。
本発明の思想および趣旨を逸脱することなく各種の改変
をなしうることが当業者には示唆されよう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンソニー・ウイリアム・ジヨンソン アメリカ合衆国、コネテイカツト・06430、 フエアフイールド、スミス・ストリート・ 127
Claims (5)
- 【請求項1】 約0.1〜約40重量%の燐酸イノシト
ールと約60〜約99.9重量%の化粧上許容しうるキ
ャリヤとを含む化粧品組成物を皮膚に局部適用すること
を特徴とする皮膚そう痒感の軽減方法。 - 【請求項2】 燐酸イノシトールがフィチン酸である請
求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 燐酸イノシトールがアルカリ金属塩、ア
ルカリ土類金属塩、アンモニウム塩およびC2 〜C12ア
ルカノールアンモニウム塩よりなる群から選択されるフ
ィチン酸の水溶性塩である請求項1に記載の方法。 - 【請求項4】 乾皮症のそう痒感を軽減するための請求
項1に記載の方法。 - 【請求項5】 乾疱状白癬のそう痒感を軽減するための
請求項1に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US394122 | 1995-02-24 | ||
US39412295A | 1995-02-26 | 1995-02-26 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08245368A true JPH08245368A (ja) | 1996-09-24 |
Family
ID=23557650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8030713A Pending JPH08245368A (ja) | 1995-02-24 | 1996-02-19 | 痒い皮膚の処置用化粧品組成物 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0728468A3 (ja) |
JP (1) | JPH08245368A (ja) |
CA (1) | CA2164059A1 (ja) |
ZA (1) | ZA9510139B (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19858241A1 (de) * | 1998-12-17 | 2000-06-21 | Henkel Kgaa | Verdickte Zubereitung wasserlöslicher Tenside |
FR2882652B1 (fr) * | 2005-03-03 | 2007-06-08 | Jacqueline Fellous | Composition pharmaceutique et/ou cosmetique, procede de preparation et creme pour les mains |
TWI582110B (zh) * | 2011-07-01 | 2017-05-11 | Shiseido Co Ltd | Platelet-derived growth factor-BB produces hyperactivity agents, and is associated with leaf-derived stem cell-producing accelerators, stem cell stabilizers, and dermal regenerators |
CN102971415B (zh) | 2011-07-01 | 2016-06-01 | 株式会社资生堂 | 血小板源性生长因子-bb产生增强剂、以及包含该增强剂的间充质系干细胞产生促进剂、干细胞稳定剂和真皮再生剂 |
US20210378939A1 (en) * | 2018-10-03 | 2021-12-09 | Colgate-Palmolive Company | Emulsion-Based Personal Care Compositions and Methods for the Same |
CN111012694A (zh) * | 2019-12-30 | 2020-04-17 | 华熙生物科技股份有限公司 | 一种含透明质酸的足底修复保湿喷雾剂及其制备方法 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1463975A (en) * | 1973-06-01 | 1977-02-09 | Unilever Ltd | Skin compositions |
US5023248A (en) | 1984-10-23 | 1991-06-11 | Perstorp Ab | Method of treating diabetes with inositol triphosphate |
SE465305B (sv) | 1986-04-16 | 1991-08-26 | Perstorp Ab | Anvaendning av inositolfosfat foer framstaellning av ett laekemedel |
US5015634A (en) * | 1986-04-16 | 1991-05-14 | Perstorp Ab | Method of treating tissue damage with inositol triphosphate |
JPS62298509A (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-25 | Kanebo Ltd | 皮膚化粧料 |
US5082833A (en) | 1988-06-30 | 1992-01-21 | Shamsuddin Abulkalam M | Reduction of cell proliferation and enhancement of nk-cell activity |
US5116605A (en) | 1989-03-09 | 1992-05-26 | Alt John P | Composition and skin treatment method therewith for mitigating acne and male-pattern baldness |
JPH02262584A (ja) | 1989-03-31 | 1990-10-25 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd | 新規組成物及びその用途 |
FR2651125B1 (fr) * | 1989-08-23 | 1992-10-02 | Roussel Uclaf | Compositions pharmaceutiques de type "pates a l'eau". |
US5268176A (en) | 1991-07-22 | 1993-12-07 | Avon Products, Inc. | Method and compositions for the non-invasive treatment of telangiectasia |
US5300289A (en) | 1991-12-10 | 1994-04-05 | The Dow Chemical Company | Phytate antimicrobial compositions in oral care products |
DE4328871A1 (de) * | 1993-08-27 | 1995-03-02 | Beiersdorf Ag | Mittel gegen empfindliche, hyperreaktive Hautzustände, atopische Dermatiden, Pruritus, Psoriasis Prurigo, Photodermatosen und Ichthyosis |
JPH07126134A (ja) * | 1993-10-28 | 1995-05-16 | Sanwa Kagaku Kenkyusho Co Ltd | フィチン酸活性化組成物を主成分とするデオドラント剤 |
-
1995
- 1995-11-24 EP EP95308441A patent/EP0728468A3/en not_active Withdrawn
- 1995-11-29 CA CA002164059A patent/CA2164059A1/en not_active Abandoned
- 1995-11-29 ZA ZA9510139A patent/ZA9510139B/xx unknown
-
1996
- 1996-02-19 JP JP8030713A patent/JPH08245368A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0728468A2 (en) | 1996-08-28 |
ZA9510139B (en) | 1997-05-29 |
EP0728468A3 (en) | 2000-07-19 |
CA2164059A1 (en) | 1996-08-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040721 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |