JPH0824462A - ボビン交換判定装置 - Google Patents

ボビン交換判定装置

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JPH0824462A
JPH0824462A JP18884894A JP18884894A JPH0824462A JP H0824462 A JPH0824462 A JP H0824462A JP 18884894 A JP18884894 A JP 18884894A JP 18884894 A JP18884894 A JP 18884894A JP H0824462 A JPH0824462 A JP H0824462A
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JP
Japan
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stitches
sewing
bobbin
input
sewing pattern
Prior art date
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JP18884894A
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Yasumasa Kato
恭正 加藤
Osamu Tachikawa
修 立川
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Juki Corp
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Juki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業者による入力を簡易にして、ボビンの交
換時期を正確に判定する。 【構成】 縫製枚数入力手段1Aと、縫製パターンを選
定する縫製パターン入力手段1Bと、縫製時の針数を検
出する針数検出手段4と、縫製パターン毎の針数を記憶
すると共に、縫製枚数入力手段1A及び縫製パターン入
力手段1Bからの入力信号に基づいて、当該縫製パター
ンでその枚数分縫製するのに必要とされる総針数を算出
し、この算出された総針数及び針数検出手段4により検
出された実際の針数に基づいて、ボビン交換時期を判定
する制御手段2と、を具備してなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボビン交換判定装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、縫製データに基づき形状縫いを行
なう電子サイクルミシンにあっては、縫製途中において
下糸がなくなるのを防止するために、ボビンの交換時期
を作業者に知らしめるようにしている。この方法として
は、例えば作業者が、予め下糸が巻回されたボビンに対
して縫製可能と考えられる縫製枚数を枚数カウンタにセ
ットしておき、1サイクル終了毎にカウントされる実際
の縫製枚数がこのセットしておいた枚数カウンタのセッ
ト枚数に達した時点で警告を行う方法と、例えば作業者
が、予め下糸が巻回されたボビンに対して縫製可能と考
えられる縫製針数を針数カウンタにセットしておき、1
針毎にカウントされる実際の縫製針数がこのセットして
おいた針数カウンタのセット針数に達した時点で警告を
行う方法とが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記電
子サイクルミシンにあっては、以下の問題点がある。す
なわち、前者(縫製枚数を枚数カウンタにセットする場
合)にあっては、作業者が入力する縫製枚数はボビン交
換に対して比較的高精度であるが、例えば糸切れ等が発
生し、縫製を途中で止めた場合には、中断した時の被縫
製物に対する枚数カウントがなされないので、下糸交換
警報が発する前に下糸がなくなってしまうという不具合
が生じる場合がある。ここで、中断した時の被縫製物に
対して枚数カウンタが動作する構成としても、例えば縫
い直し等をした場合には、その分が誤差となってしまう
ので、ボビン交換の精度が低下するといった問題があ
る。
【0004】また、後者(縫製針数を針数カウンタにセ
ットする場合)にあっては、縫製を途中で止めてしまっ
ても、中断した時の被縫製物のその後の縫製に対して針
数カウントがなされるので、上記ような不具合は生じな
いが、予め下糸が巻回されたボビンに対して縫製可能と
考えられる縫製針数を針数カウンタにセットするという
作業は、例えば総針数が何万針となることから、総針数
を把握し難く、従って精度的に劣るといった問題があっ
た。
【0005】そこで本発明は、作業者による入力が簡易
であり、且つボビンの交換時期が正確に判定されるボビ
ン交換判定装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のボビン交換判定装置は、縫製枚数入力手
段と、縫製パターンを選定する縫製パターン入力手段
と、縫製時の針数を検出する針数検出手段と、縫製パタ
ーン毎の針数を記憶すると共に、前記縫製枚数入力手段
及び縫製パターン入力手段からの入力信号に基づいて、
当該縫製パターンでその枚数分縫製するのに必要とされ
る総針数を算出し、この算出された総針数及び前記針数
検出手段により検出された実際の針数に基づいて、ボビ
ン交換時期を判定する制御手段と、を具備した。
【0007】上記目的を達成するために、請求項2のボ
ビン交換判定装置は、請求項1に加えて、縫製枚数入力
手段は、下糸が巻回されたボビンに対して縫製可能と推
される縫製枚数が入力されることを特徴としている。
【0008】上記目的を達成するために、請求項3のボ
ビン交換判定装置は、請求項1に加えて、制御手段は、
縫製パターン毎の針数を記憶する記憶手段と、縫製枚数
入力手段及び縫製パターン入力手段からの入力信号に基
づいて、入力された縫製可能枚数と記憶手段に記憶され
縫製パターン入力手段からの入力信号に対応する縫製パ
ターンの針数とを乗算して総針数を算出する乗算手段
と、この乗算手段により算出された総針数及び針数検出
手段により検出された実際の針数を比較する比較手段
と、この比較手段からの信号に基づいて、ボビン交換信
号を発生するボビン交換信号発生手段と、からなること
を特徴としている。
【0009】
【作用】このような請求項1乃至3のボビン交換判定装
置によれば、作業者が、予め下糸が巻回されたボビンに
対して縫製可能と考えられる縫製枚数及び選定した縫製
パターンを入力すると、制御手段において、縫製可能と
考えられる総針数が算出され、この総針数と実際の針数
の監視により、ボビン交換の判定がなされる。すなわ
ち、作業者の入力は煩わしさのない枚数入力となる。ま
た、例えば何らかの事情により縫製を途中で止めた場合
でも、交換時期の判定は針数を基に行われているので、
例えば縫い直し等をしても、ボビン交換時期は正確に判
定される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。先ず、図4、図5を参照しながら、本発明
のボビン交換判定装置が適用された電子サイクルミシン
の概略について説明する。
【0011】この電子サイクルミシンは、縫製データに
基づき被縫製物またはミシン針を相対的に移動させて形
状縫いを行なうものであって、本実施例においては、被
縫製物を保持したカセット8を移動させるX−Yテーブ
ル7を備えており、スタートペダルスイッチ10のオン
によりミシン9の縫製が開始されるようになっている。
【0012】ミシンテーブル上には、図5に示されるよ
うな操作パネル1が備えられている。この操作パネル1
には、縫製パターンNo.の設定を行なうための縫製パ
ターンNo.キー1gと、作業者が予め下糸が巻回され
たボビンに対して縫製可能と考えられる縫製枚数の設定
を行なうための縫製枚数設定キー1hと、設定値入力の
ための10キー1jと、上記縫製パターンNo.キー1
g及び10キー1jを順次オンすることにより10キー
1jの入力を縫製パターンNo.として表示する縫製パ
ターンNo.表示部分1aと、上記縫製枚数設定キー1
h及び10キー1jを順次オンすることにより10キー
1jの入力を縫製可能枚数として表示する縫製可能枚数
表示部分1bと、X−Yテーブル7を縫製データに従っ
て一針分毎にマニュアルで移動させる送り前進キー1c
及び送り後退キー1dと、X−Yテーブル7を縫い始め
の位置にマニュアルで移動させる原点復帰キー1eと、
設定された縫製枚数のカウンタ(詳しくは後述)及び縫
製可能枚数表示部分1bをリセットする下糸交換キー1
fと、上記操作パネルにおける入力が良い場合にオンさ
れる準備キー(リターンキー)1iと、が備えられてい
る。
【0013】また、上記電子サイクルミシンには、図1
に示されるように、縫製パターン毎に必要とされる針数
をその縫製パターン毎に記憶すると共に、上記縫製パタ
ーンNo.キー1g、10キー1jよりなる縫製パター
ン入力手段1B及び縫製枚数設定キー1h、10キー1
jよりなる縫製枚数入力手段1Aからの入力信号に基づ
いて、当該縫製パターンでその枚数分縫製するのに必要
とされる総針数を算出し、この算出された総針数及び例
えば、針下、針上センサやエンコーダー等の針数検出手
段4により検出された実際の針数に基づいて、ボビン交
換時期を判定する制御手段2が備えられている。
【0014】さらに詳しく述べれば、制御手段2は、図
1に示されるように、縫製パターン毎に必要とされる針
数をその縫製パターン毎に記憶する記憶手段(RAM)
2aと、縫製枚数入力手段1A及び縫製パターン入力手
段1Bからの入力信号に基づいて、入力された縫製可能
枚数と記憶手段2aに記憶され縫製パターン入力手段1
Bからの入力信号に対応する縫製パターンの針数とを乗
算して総針数を算出する乗算手段2bと、該乗算手段2
bにより算出された総針数及び縫製枚数入力手段1Aか
ら入力された推定縫製可能枚数をカウンタ値としてそれ
ぞれ設定し、該総針数のカウンタ値を針数検出手段4に
より検出された実際の針数に基づき減算すると共に、推
定縫製可能枚数のカウンタ値をミシン制御手段5からの
例えば糸切り信号等に基づいて減算し且つその値を外部
の表示手段3bに表示させるカウンタ2eと、このカウ
ンタ2eのカウンタ値を下糸交換時に再入力するカウン
タリセット手段1Fと、該カウンタ2eの出力値と比較
値入力手段1Eにより設定された値とを比較する比較手
段2cと、この比較手段2cからの信号に基づいて、ボ
ビン交換信号を例えば外部の警報手段3a、表示手段3
bに対して発生するボビン交換信号発生手段2dと、か
ら構成された所謂マイクロコンピュータであり、内部の
ROM(不図示)には上記機能を達成できるプログラム
が書き込まれている。
【0015】また、上記電子サイクルミシンには、縫製
パターン入力手段1Bより入力された縫製パターンN
o.に基づいて、その縫製パターンの縫製を行なわせる
ようにX−Yテーブル7駆動用のX−Yテーブル駆動ド
ライバ6に制御信号を送出する通常のミシン制御手段5
が備えられている。このミシン制御手段5は、上記送り
前進キー1c及び送り後退キー1d並びに原点復帰キー
1eの入力に対しても、X−Yテーブル駆動ドライバ6
に制御信号を送出するようになっており、上記スタート
ペダルスイッチ10のオンによりミシン9の縫製を開始
するようになっている。
【0016】上記ボビン交換判定装置の動作をミシン動
作と併せて表すと、図2、図3のフローチャートのよう
になる。
【0017】先ず、ステップ1において、縫製パターン
入力手段1Bにより縫製パターンNo.が入力されたか
否かを判定し、縫製パターンNo.が入力されていない
場合には、縫製パターンNo.表示部分1aに表示され
るバックアップされた縫製パターンNo.(前回に使用
した縫製パターンNo.)のままでその縫製パターンN
o.を変える必要がないとしてステップ2へ進み、ステ
ップ2において、縫製枚数入力手段1Aにより縫製枚数
が入力されたか否かを判定する。ここでの縫製枚数と
は、作業者が予め下糸が巻回されたボビンに対して縫製
可能と考えられる縫製枚数のことであり、縫製枚数が入
力されていない場合には、バックアップされ縫製可能枚
数表示部分1bに表示された縫製枚数(前回に使用した
縫製枚数)のままでその縫製枚数を変える必要がないと
してステップ6へ進む。
【0018】一方、ステップ1において、縫製パターン
No.が入力された場合にはステップ3へ進み、ステッ
プ3において、縫製パターンNo.を設定し直してステ
ップ4へ進む。また、上記ステップ2において、縫製枚
数が入力された場合も同様にステップ4へ進み、ステッ
プ4において、縫製可能と考えられる枚数の設定を行な
う。すなわち、入力設定値を縫製枚数カウンタ値aとし
て設定すると共に縫製枚数設定値Aとし、これらを所定
の記憶エリアに格納する。
【0019】そして、ステップ5へ進み、ステップ5に
おいて、入力された縫製パターンNo.を縫製する際に
必要となる針数を記憶手段(RAM)から呼び出し、こ
の縫製パターンに必要とされる針数と縫製枚数設定値A
とを乗算して、この乗算値、すなわち必要とされる総針
数を針数カウンタ値nとして設定すると共に針数設定値
Nとし、これらを所定の記憶エリアに格納してステップ
6へ進む。
【0020】そして、ステップ6において、準備キー1
iがオンされたか否かを判定し、オンされていない場合
には、縫製パターンNo.や縫製可能枚数を設定し直す
べくステップ1へリターンし、オンされた場合にはステ
ップ7へ進み、ステップ7において、X−Yテーブル7
駆動用のX−Yテーブル駆動ドライバ6に制御信号を送
出し、当該X−Yテーブル7を縫い始め点へ移動させ
て、スタートスイッチのオンを待つ待機状態としてステ
ップ8へ進み、ステップ8において、再度準備キー1i
がオンされたか否かを判定し、オンされた場合には、縫
製パターンNo.や縫製可能枚数を設定し直すべくステ
ップ1へリターンし、オンされていない場合にはステッ
プ9へ進む。すなわち、縫製待機状態にあっても、縫製
パターンNo.や縫製可能枚数を設定し直すことが可能
となっている。
【0021】そして、ステップ9において、下糸交換キ
ー1fがオンされたか否かを判定し、オンされた場合に
は、縫製枚数カウンタ値a及び針数カウンタ値nをリセ
ットすべくステップ11、ステップ12へ進む。すなわ
ち、ステップ11において、縫製枚数カウンタ値aを縫
製枚数設定値Aにリセット(a←A)してステップ12
へ進み、ステップ12において、針数カウンタ値nを針
数設定値Nにリセット(n←N)してステップ10へ進
む。一方、ステップ9において、オンされていない場合
には、そのままステップ10へ進む。
【0022】そして、ステップ10において、原点復帰
キー1eがオンされたか否かを判定し、オンされた場合
には、X−Yテーブル7を縫い始め点へ移動させるべく
ステップ7へリターンし、一方オンされていない場合に
は、ステップ13へ進み、ステップ13において、送り
前進キー1cがオンされたか否かを判定し、オンされた
場合には、ステップ15へ進み、ステップ15におい
て、X−Yテーブル駆動ドライバ6に信号を送出し、X
−Yテーブル7を縫製データに従って一針分毎にマニュ
アルで前進させてステップ14へ進む。一方、ステップ
13において、オンされていない場合には、そのままス
テップ14へ進む。
【0023】そして、ステップ14において、送り後退
キー1dがオンされたか否かを判定し、オンされた場合
には、ステップ17へ進み、ステップ17において、X
−Yテーブル駆動ドライバ6に信号を送出し、X−Yテ
ーブル7を縫製データに従って一針分毎にマニュアルで
後退させてステップ16へ進む。一方、ステップ14に
おいて、オンされていない場合には、そのままステップ
16へ進む。
【0024】そして、ステップ16において、スタート
ペダルスイッチ10がオンされたか否かを判定し、オン
されていない場合には、ステップ8へリターンし、オン
された場合には、ステップ18へ進み、ステップ18に
おいて、実縫製をスタートさせる。
【0025】そうしておいて、ステップ19へ進み、ス
テップ19において、一針毎に針数カウンタ値nを減算
(n←n−1)してステップ20へ進み、ステップ20
において、糸切れが生じたか否かを判定し、生じた場合
には、ステップ8へリターンして縫製待機状態となる。
ここで、その後縫製が再開された場合には、同様なフロ
ーを行うので、針数カウンタ値nは糸切れ時のものから
減算されることになる。一方、糸切れが生じていない場
合には、ステップ21へ進み、ステップ21において、
作業者が途中停止スイッチをオンしたか否かを判定し、
オンされた場合には、ステップ8へリターンして縫製待
機状態となる。ここでも、その後縫製が再開された場合
には、同様なフローを行うので、針数カウンタ値nは途
中停止スイッチオン時のものから減算されることにな
る。一方、途中停止スイッチがオンされていない場合に
は、ステップ22へ進む。
【0026】そして、ステップ22において、1枚当た
りの縫製データが終了したか否かを判定する。この判定
は、例えばミシン制御手段5から発せられる糸切り信号
等により行う。縫製データが終了していない場合には、
ステップ18へリターンして同様なフローを繰り返し、
終了した場合には、ステップ23へ進み、ステップ23
において、縫製枚数カウンタ値aを減算(a←a−1)
すると共に、この値を操作パネル1上の縫製可能枚数表
示部分1bに表示させて、ステップ24へ進む。
【0027】そして、ステップ24において、針数カウ
ンタ値nが0以下か否かを判定し、0より大きい場合に
は、未だ縫製を続行できる(ボビン交換しなくても良
い)としてステップ7へリターンし、0以下の場合に
は、使用中のボビンでは途中で下糸がなくなるとしてス
テップ26へ進む。
【0028】そして、ステップ26において、例えば外
部の警報手段3a、表示手段3bによりボビン交換すべ
きということを作業者に知らしめる。本実施例において
は、操作パネル1上の縫製可能枚数表示部分1bを点滅
させることにより、作業者に知らしめるようにしてい
る。
【0029】そして、ステップ27へ進み、作業者がボ
ビン交換を行って下糸交換キー1fをオンしたか否かを
判定し、オンしていない場合には、ステップ26へリタ
ーンし、オンした場合には、ステップ28へ進み、ステ
ップ28において、ボビン交換警告を解除する。
【0030】そして、ステップ29へ進み、ステップ2
9において、交換がなされたのだから、縫製枚数カウン
タ値aを縫製枚数設定値Aにリセット(a←A)してス
テップ30へ進み、ステップ30において、針数カウン
タ値nを針数設定値Nにリセット(n←N)してステッ
プ7へリターンする。
【0031】このように、本実施例においては、縫製枚
数入力手段1Aと、縫製パターンを選定する縫製パター
ン入力手段1Bと、縫製時の針数を検出する針数検出手
段4と、縫製パターン毎の針数を記憶すると共に、縫製
枚数入力手段1A及び縫製パターン入力手段1Bからの
入力信号に基づいて、当該縫製パターンでその枚数分縫
製するのに必要とされる総針数を算出し、この算出され
た総針数及び針数検出手段4により検出された実際の針
数に基づいて、ボビン交換時期を判定する制御手段2
と、を具備するようにしたので、作業者が、予め下糸が
巻回されたボビンに対して縫製可能と考えられる縫製枚
数及び選定した縫製パターンを入力すると、該制御手段
2において、縫製可能と考えられる総針数が算出され、
この総針数と実際の針数の監視により、ボビン交換の判
定が行われるようになっている。すなわち、ボビン交換
までの総針数を作業者が設定・入力せずに単に枚数入力
すれば良くなっており、従って入力を簡易とすることが
可能となっている。また、例えば何らかの事情により縫
製を途中で止めた場合でも、ボビン交換時期の判定を針
数を基に行っているので、例えば縫い直し等をしても、
ボビン交換時期を正確に判定することが可能となってい
る。
【0032】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変形可能であるというのはいうまでもなく、例え
ば、上記実施例においては、カウンタ2eにおいて、乗
算手段2bにより算出された総針数から針数検出手段4
により検出された実際の針数を減算し、このカウンタ2
eからの値を、比較手段2cにおいて、所定値0と比較
するようにしているが、作業者により入力される縫製可
能枚数に多少の誤差があると考えて、この誤差を吸収す
るように、所定値を0以外の数とすることも可能であ
る。
【0033】また、針数検出手段4からの実際の針数を
カウンタ2eで加算させ、比較手段2cにおいて、乗算
手段2bにより算出された総針数とこの加算値とを比較
するようにしても良い。
【0034】また、ステップ26乃至ステップ28にお
けるボビン交換を、本出願人が先に出願した特開平5−
192476号公報、特願平5−203612号明細書
に記載の下糸自動供給装置により、自動的に行うことも
可能である。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1乃至3のボ
ビン交換判定装置によれば、作業者が、予め下糸が巻回
されたボビンに対して縫製可能と考えられる縫製枚数及
び選定した縫製パターンを入力すると、制御手段におい
て、縫製可能と考えられる総針数が算出され、この総針
数と実際の針数の監視により、ボビン交換の判定が行わ
れる。すなわち、ボビン交換までの総針数を作業者が設
定・入力せずに単に枚数入力すれば良くなっており、従
って入力を簡易とすることが可能となっている。また、
例えば何らかの事情により縫製を途中で止めた場合で
も、ボビン交換時期の判定を針数を基に行っているの
で、例えば縫い直し等をしても、ボビン交換時期を正確
に判定することが可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すボビン交換判定装置が
適用された電子サイクルミシンの制御ブロック図であ
る。
【図2】同上ボビン交換判定装置の動作をミシン動作と
併せて表したフローチャートである。
【図3】図2のフローチャートに続くフローチャートで
ある。
【図4】同上電子サイクルミシンの全体斜視図である。
【図5】図4中の操作パネルの拡大正面図である。
【符号の説明】
1A 縫製枚数入力手段 1B 縫製パターン入力手段 2 制御手段 2a 記憶手段 2b 乗算手段 2c 比較手段 2d ボビン交換信号発生手段 4 針数検出手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫製枚数入力手段と、 縫製パターンを選定する縫製パターン入力手段と、 縫製時の針数を検出する針数検出手段と、 縫製パターン毎の針数を記憶すると共に、前記縫製枚数
    入力手段及び縫製パターン入力手段からの入力信号に基
    づいて、当該縫製パターンでその枚数分縫製するのに必
    要とされる総針数を算出し、この算出された総針数及び
    前記針数検出手段により検出された実際の針数に基づい
    て、ボビン交換時期を判定する制御手段と、を具備した
    ボビン交換判定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボビン交換判定装置にお
    いて、 縫製枚数入力手段は、下糸が巻回されたボビンに対して
    縫製可能と推される縫製枚数が入力されることを特徴と
    するボビン交換判定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のボビン交換判定装置にお
    いて、 制御手段は、縫製パターン毎の針数を記憶する記憶手段
    と、 縫製枚数入力手段及び縫製パターン入力手段からの入力
    信号に基づいて、入力された縫製可能枚数と記憶手段に
    記憶され縫製パターン入力手段からの入力信号に対応す
    る縫製パターンの針数とを乗算して総針数を算出する乗
    算手段と、 この乗算手段により算出された総針数及び針数検出手段
    により検出された実際の針数を比較する比較手段と、 この比較手段からの信号に基づいて、ボビン交換信号を
    発生するボビン交換信号発生手段と、からなることを特
    徴とするボビン交換判定装置。
JP18884894A 1994-07-19 1994-07-19 ボビン交換判定装置 Withdrawn JPH0824462A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104562469A (zh) * 2015-02-06 2015-04-29 杰克缝纫机股份有限公司 一种用于缝纫装置的换梭控制系统及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104562469A (zh) * 2015-02-06 2015-04-29 杰克缝纫机股份有限公司 一种用于缝纫装置的换梭控制系统及方法

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