JPH0824417A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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Publication number
JPH0824417A
JPH0824417A JP18298694A JP18298694A JPH0824417A JP H0824417 A JPH0824417 A JP H0824417A JP 18298694 A JP18298694 A JP 18298694A JP 18298694 A JP18298694 A JP 18298694A JP H0824417 A JPH0824417 A JP H0824417A
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JP
Japan
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ball
symbol
winning
seconds
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Application number
JP18298694A
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English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
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Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0824417A publication Critical patent/JPH0824417A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特別遊技状態の発生に関与する不正行為を的
確に検出し得る弾球遊技機を提供することにある。 【構成】 可変表示装置40による識別情報の表示結果
と特定玉検出器13による特定玉の検出状態との比較動
作に基づいて不正を検出する第1の不正検出手段と、可
変入賞球装置30における特別可変入賞口31aの開閉
状態と入賞玉検出器35による入賞玉の検出状態との比
較動作に基づいて不正を検出する第2の不正検出手段
と、を設ける。 【効果】 可変表示装置40で識別情報が大当り組合せ
になっていないにも関わらず特別遊技状態が発生してい
るとき、あるいは入賞玉検出器35による入賞玉の検出
動作が特別可変入賞口31aの開閉状態に対応しないと
き、これを不正として検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の表示結果を導出
することが可能な可変表示装置と、該可変表示装置の停
止時の表示結果が特定の表示結果となったときに打玉の
入賞を可能にする特定領域と、該特定領域への打玉の入
賞を検出して予め定めた権利発生状態を生起せしめる特
定玉検出器と、前記権利発生状態の発生に伴って開放さ
れると共に入賞玉検出器によって所定個数の入賞玉を検
出すると閉塞される可変入賞球装置と、を備えた弾球遊
技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、可変入賞球装置を備えたパチ
ンコ遊技機では、予め定められた特定の遊技状態(特別
遊技状態)の発生に伴い可変入賞球装置の特別可変入賞
口を開放することで、遊技者が多量のパチンコ玉(景品
玉)を獲得できるようになっていた。ところで、このよ
うな特別遊技状態の発生動作は、特定玉検出器による特
定玉の検出信号に基づいて制御されるようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような検出信号に基づいて特別遊技状態の発生動作を制
御する場合、遊技者が特定玉検出器を不正にONするこ
とで、特別遊技状態を不正に発生させて景品玉を獲得す
るという問題が発生していた。本発明は、上記した問題
点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、特
別遊技状態の発生に関与する不正行為を的確に検出し得
る弾球遊技機を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、複数の表示結果を導出する
ことが可能な可変表示装置と、該可変表示装置の停止時
の表示結果が特定の表示結果となったときに打玉の入賞
を可能にする特定領域と、該特定領域への打玉の入賞を
検出して予め定めた権利発生状態を生起せしめる特定玉
検出器と、前記権利発生状態の発生に伴って開放される
と共に入賞玉検出器によって所定個数の入賞玉を検出す
ると閉塞される可変入賞球装置と、を備えた弾球遊技機
において、前記可変表示装置による識別情報の表示結果
に基づく出力信号と前記特定玉検出器による入賞玉の検
出状態との比較動作に基づいて不正を検出する第1の不
正検出手段と、前記可変入賞球装置の開閉状態と前記入
賞玉検出器による入賞玉の検出状態との比較動作に基づ
いて不正を検出する第2の不正検出手段と、を備えたこ
とを特徴とするものである。
【0005】また、前記第2の不正検出手段は、前記特
別可変入賞口が開放してから所定時間内において前記入
賞玉検出器が入賞玉を1個も検出しないとき、これを不
正として検出することにより、特別可変入賞口の開放状
態における不正が的確に検出できる点で有利である。
【0006】また、前記第2の不正検出手段は、前記特
別可変入賞口の閉塞時において前記入賞玉検出器が入賞
玉を検出すると、これを不正として検出することによ
り、特別可変入賞口の閉塞状態における不正が的確に検
出できる点で有利である。
【0007】また、前記弾球遊技機は、さらに、前記特
定玉検出器からの検出信号の監視動作に基づいて不正を
検出する第3の不正検出手段を備えたことにより、特定
玉検出器に対する電気的な不正が検出できる点で有利で
ある。
【0008】
【作用】可変表示装置による識別情報の表示結果に基づ
く出力信号と特定玉検出器による入賞玉の検出状態との
比較動作に基づいて不正を検出する第1の不正検出手段
と、前記可変入賞球装置の開閉状態と入賞玉検出器によ
る入賞玉の検出状態との比較動作に基づいて不正を検出
する第2の不正検出手段と、を備えたので、可変表示装
置で識別情報が当り組合せになっていないにも関わらず
特別遊技状態が発生していることを第1の不正検出手段
により不正として検出することができ、さらには、入賞
玉検出器による入賞玉の検出動作が特別可変入賞口の開
閉状態に対応しないことを第2の不正検出手段により不
正として検出することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。先ず、図1を参照して実施例に係る弾球遊
技機(図示ではパチンコ遊技機)の遊技盤1の構成につ
いて説明する。図1は、遊技盤1を示す正面図である。
図1において、遊技盤1のほぼ円状に設けられた誘導レ
ール2の内側が遊技領域3として構成されており、該遊
技領域3のほぼ中央には、本実施例の要部を構成する可
変表示装置40が配置され、また、該可変表示装置40
の下方には、可変入賞球装置30が配置されている。
【0010】可変表示装置40は、各図柄表示部41a
〜41dでの図柄の可変表示を可能にするLCD表示器
41を含んで構成される。一方、可変入賞球装置30
は、特別遊技状態時に後述する回転体18の玉受凹部1
8bへの入賞に基づいて所定期間開成する開閉部材32
を含んで構成される。なお、可変入賞球装置30及び可
変表示装置40の詳細な構成については後に詳述するも
のである。
【0011】可変表示装置40と可変入賞球装置30と
の間の遊技領域3には、始動通過口4が配置されてお
り、該始動通過口4は、通過玉検出器5が内蔵されて通
過する打玉を検出するようになっている。そして、打玉
が始動通過口4を通過して通過玉検出器5が作動したと
きには、前記図柄表示部41a〜41dが可変表示し、
その表示結果が当り図柄であるときに後述する開閉片9
a・9bを所定時間開放するようになっている。また、
始動通過口4の下方位置には、入賞口6が配置されてお
り、該入賞口6は、始動通過口4を通過した打玉を入賞
玉として受け入れるようになっている。
【0012】可変表示装置40の一側(図示の左側)の
遊技領域3には、可変入賞口7が配置されており、該可
変入賞口7は、入賞玉検出器8が内蔵されて入賞する打
玉を検出するようになっている。可変入賞口7の上端部
には、左右一対の開閉片9a・9bが設けられている。
該開閉片9a・9bは、その上方位置に障害クギ10が
設けられると共に、遊技盤1の裏面に配置されたソレノ
イド9c(図3参照)の駆動に伴って傾動位置と垂直位
置とに変動されることで、可変入賞口7を開閉するよう
になっている。一方、可変入賞口7の下端部には、入賞
玉検出器8によって検出された打玉を下方に通過させる
入賞玉通過口11が設けられている。また、可変入賞口
7の下方位置には、権利発生状態(以下、特別遊技状態
という)を発生し得る特定領域としての特定入賞口12
が配置されており、該特定入賞口12の周囲には、上端
に入賞口15aが設けられて入賞空間15bを形成する
枠部材15が配置されている。特定入賞口12は、内蔵
された特定玉検出器13により入賞玉の検出を行い特別
遊技状態を発生させると共に、その入賞玉をソレノイド
14によって所定時間停留しておくようになっている。
このため、入賞空間15b内に入賞する次位の入賞玉
は、特定入賞口12に停留された入賞玉に弾かれ、特定
入賞口12を除く入賞空間15b内の通常領域に導かれ
て単なる入賞玉として処理されるようになっており、結
果として、複数の入賞玉による権利発生直後の権利消滅
(後述する)という事態を防止している。なお、上記枠
部材15には、個々に特定図柄を有する飾りLED16
a〜16j(以下、飾りLED−Bという場合もある)
が設けられている。該飾りLED16a〜16jは、各
々、特定入賞口12への入賞に伴って点灯移動を行い、
所定時間後にそのうちの1つ又は2つが点灯表示される
ようになっている。このため、予め、ホール内で特定図
柄(飾りLED16a〜16j)を決めておき、その特
定図柄が点灯表示したときには、景品玉の継続使用を許
可する等を行うことで付加的な遊技内容の盛り上げを可
能にしている。また、上記可変入賞口7の入賞玉通過口
11と枠部材15の入賞口15aとの間には、障害クギ
17が設けられている。このため、可変入賞口7を通過
した打玉は、必然的に入賞空間15b内に導かれる一
方、可変入賞口7を通過しない打玉は、入賞空間15b
内に入賞されないようになっている。
【0013】一方、可変表示装置40の他側(図示の右
側)の遊技領域3には、回転体18が配置されている。
該回転体18は、前記遊技盤1の表面に取り付けられる
取付板を有し、該取付板の表面に円状の包囲枠が突設さ
れ、該包囲枠の内側のモータ18a(図3参照)によっ
て回転駆動されるようになっている。回転体18の外周
部には、1個の打玉を受け入れる玉受凹部18bが形成
され、回転体18が回転して包囲枠の上部に形成される
入賞口19から入った打玉を受け入れるようになってい
る。玉受凹部18bに受け止められた打玉は、取付板に
開設された入賞孔(図示しない)から取付板の裏面に導
かれ、取付板の裏面に形成される通路を通り、その下方
に設けられた始動玉検出器20によって検出される。始
動玉検出器20は、特別遊技状態中に打玉を検出するこ
とにより可変入賞球装置30の開閉部材32を所定の態
様で開成駆動する信号を導出するものである。また、回
転体18の下方位置には、袖ランプ21aを内蔵した入
賞口21が配置されている。
【0014】さらに、遊技領域3には、上記した構成以
外に、風車ランプ22a・22b、サイドランプ23a
・24aを個々に内蔵したサイドランプ飾り23・2
4、レール飾りランプ25、アウト口26、バック玉防
止部材27等が設けられている。また、図示しないが、
パチンコ遊技機の上部正面には、遊技効果ランプ28
(図2参照)が設けられ、更に、効果音を発生するスピ
ーカ29(図3参照)が任意の位置に設けられている。
なお、上記した各ランプ及びLEDは、特別遊技状態中
等に所定の態様で表示制御されるようになっている。
【0015】しかして、上記した特別遊技状態中に打玉
が回転体18の玉受凹部18bに入賞して始動玉検出器
20をONさせると、可変入賞球装置30の開閉部材3
2が一定時間(例えば、9.5秒)が経過するまで、又
はその一定時間が経過するまでの間に所定個数(例え
ば、10個)の入賞玉が発生するまで開放する。なお、
特別遊技状態中でないときに打玉が回転体18の玉受凹
部18bに入賞したときには、単なる入賞として扱われ
る。
【0016】ここで、特別遊技状態における遊技内容を
簡単に説明すると、枠部材15の内部に設けられる特定
領域としての特定入賞口12に打玉が導かれると、特別
遊技状態(制御的には、特別装置が作動すると言う)と
なる。そして、特別遊技状態が継続しているときに、打
玉が回転体18の玉受凹部18bに入賞して始動玉検出
器20をONさせると、可変入賞球装置30の開閉部材
32が開放動作を行う。そして、そのような開放動作
は、特別遊技状態が継続している限り、打玉が回転体1
8の玉受凹部18bに入賞する毎に繰り返される。ただ
し、特別遊技状態の継続は、特別遊技状態中に再度枠部
材15内の特定領域(特定入賞口12)に打玉が誘導さ
れたとき、又は、始動玉検出器20に所定個数(例え
ば、16個)の打玉が検出されたことにより終了するよ
うになっている。
【0017】次に、可変表示装置40の下方に配置され
る可変入賞球装置30の詳細な構成について説明する。
可変入賞球装置30は、遊技盤1の表面に取り付けられ
る横長形状の取付基板31を有している。取付基板31
の中央部分には、特別可変入賞口31aが穿設されてお
り、該特別可変入賞口31aには、開閉部材32が設け
られている。開閉部材32は、遊技盤1の裏面に配置さ
れたソレノイド33の駆動に基づいて傾動位置と垂直位
置との間で変動自在となっている。これにより、開閉部
材32は、ソレノイド33がONされたときには、特別
可変入賞口31aを開放する傾動状態となる一方、ソレ
ノイド33がOFFされたときには、特別可変入賞口3
1aを閉塞する垂直状態となる。また、特別可変入賞口
31a内には、開閉部材32の1回の開閉サイクル中に
特別可変入賞口31aに入賞する入賞玉数を表示する個
数表示LED34(図2中には、回数表示LEDと記
載)とアタッカーランプ36(以下、アタッカーランプ
−Aという場合もある)とが設けられている。なお、個
数表示LED34による入賞玉数の表示動作は、遊技盤
1の後面側に配置された入賞玉検出器35が特別可変入
賞口31aから導かれる入賞玉を検出する動作に基づき
行われるものである。また、取付基板31には、開閉部
材32の下方位置に飾りLED37(以下、飾りLED
−Cという場合もある)が設けられ、開閉部材32の左
右の各側方位置に入賞口38a・38bとアタッカーラ
ンプ39a・39b(以下、アタッカーランプ−Bとい
う場合もある)とがそれぞれ設けられている。なお、上
記飾りLED37及びアタッカーランプ36・39a・
39bは、各々、特別遊技状態中等に所定の態様で表示
制御されるようになっている。
【0018】次に、遊技領域3のほぼ中央に配置される
可変表示装置40の詳細な構成について説明する。可変
表示装置40は、各図柄表示部41a〜41dでの図柄
の可変表示を可能にするLCD表示器41と、該LCD
表示器41を前記遊技盤1の表面に取り付ける取付基板
42とを備えている。取付基板42には、ほぼ正方形状
の表示窓43aを有する窓枠部43が形成されており、
該窓枠部43の表示窓43aには、LCD表示器41の
表示画面が臨設されている。また、窓枠部43の上部に
は、センターランプ44と、変動時又は特別遊技状態時
に前記始動通過口4を通過した打玉数を記憶表示する始
動記憶表示LED45a〜45dと、飾りLED46
(以下、飾りLED−Aという場合もある)とが設けら
れており、窓枠部43の上端部分には、入賞口47が設
けられている。なお、可変表示装置40の変動未消化分
を記憶する最大数は、4個であり、このため、始動記憶
表示LED45a〜45dも4個設けられている。
【0019】ところで、上記可変表示装置40を構成す
るLCD表示器41によって表示される図柄は、各図柄
表示部41a〜41d毎の4分割領域に表示される遊技
図柄と、図柄表示部41a〜41d全域の単一領域に表
示される報知図柄とから構成されている。先ず、遊技図
柄について説明する。遊技図柄は、図4に示すように、
可変表示装置40の図柄表示部41a〜41dに可変表
示される左上・右上・右下・左下の各図柄列に対応して
WCRND ZU1〜ZU4(図13参照)の各ランダ
ム数が設けられている。WCRND ZU1(左上図
柄)及びWCRND ZU2(右上図柄)は、各々、
「A1・2(図形)」及び「7(文字)」の2種類の図
柄と、「*(図形)」の2個の外れ図柄とからなる全5
個のランダム数から構成されている。WCRND ZU
3(右下図柄)は、「A(図形)」及び「7(文字)」
の2種類の図柄と、「*(図形)」の11個の外れ図柄
とからなる全13個のランダム数から構成されている。
また、WCRND ZU4(左下図柄)は、「A(図
形)」及び「7(文字)」の2種類の図柄と、「*(図
形)」の21個の外れ図柄とからなる全23個のランダ
ム数から構成されている。そして、上記4分割(WCR
ND ZU1〜ZU4)の各図柄列は、それぞれあた
かもリール回転するように変動され、変動開始時から所
定時間が経過したときに左上・右上・右下・左下の順で
停止されて4個の図柄が確定されることとなる。なお、
本実施例では、外れ図柄である「*」の1図柄分の表示
ドット数を、「A(A1・2を含む)」及び「7」のド
ット数(128ドット)の半分の64ドットで構成して
いる。これにより、各外れ図柄間の表示間隔を狭めるこ
とができるため、遊技者に対して外れ図柄の数が少ない
印象を与えるようになっている。また、外れ図柄を停止
表示する際には、後述する遊技制御回路の制御に基づい
て隣接する外れ図柄を画面上から削除して表示するよう
になっている。
【0020】また、上記左上・右上・右下・左下の各図
柄列における大当り図柄の組合せに対しては、WCRN
FZU(図13参照)のランダム数が設けられてい
る。このWCRND FZU(大当り図柄の組合せ)
は、全47(0〜46)個のランダム数から構成されて
おり、その組合せ種類としては、図5に示すように、
「A(A1・2を含む)」の当り図柄と「7」の当り図
柄との2種類に大別される。「A(A1・2を含む)」
の当り図柄は、WCRND FZUの0〜3の4個のラ
ンダム数からなる4通りの組合せであり、これは、左上
・右上・右下・左下の全図柄列に「A(A1・2を含
む)」の図柄が停止表示された場合の組合せである。
「7」の当り図柄は、WCRND FZUの4〜46の
43個のランダム数からなる4通りの組合せであり、左
上・右上・右下・左下の全図柄列のうち何れか3つ以上
の図柄列に「7」の図柄が停止表示された場合の組合せ
である。
【0021】次に、報知図柄について説明する。報知図
柄は、電源投入時にデモ表示を行う図柄と(図6参
照)、始動通過口4に30秒以上打玉の通過がないとき
に遊技方法の説明表示を行う図柄と(図7参照)、障害
発生時に該障害発生を報知する図柄m(図28(G)参
照)と、特別遊技状態の発生時に強打ち等の玉打ち方向
を示したり大当り中の各ラウンド表示等を行う図柄と、
から構成されている。なお、特別遊技状態の発生時にお
ける報知図柄の表示動作については、後に詳述するもの
である。
【0022】以上、可変表示装置40を含むパチンコ遊
技機の遊技盤1の構成について説明してきたが、それら
の遊技装置は、図2及び図3に示す遊技制御回路によっ
て制御される。図2及び図3は、遊技制御回路をブロッ
ク構成で示す回路図であり、MPU、ROM、RAM、
入出力回路を含む基本回路50によって制御されてい
る。しかして、基本回路50は、スイッチ回路51を介
して通過玉検出器5、入賞玉検出器8・35、特定玉検
出器13、及び始動玉検出器20からの検出信号が入力
され、アドレスデコード回路52から基本回路50及び
スイッチ回路51にチップセレクト信号が与えられる。
また、電源投入時に初期リセット回路53から基本回路
50にリセット信号が与えられ、所定時間毎に定期リセ
ット回路54から基本回路50に定期リセット信号が与
えられる。
【0023】一方、基本回路50からは、以下の装置及
び回路に制御信号が与えられる。即ち、LCD回路55
を介してLCD表示器41に表示制御信号が与えられ、
ランプ回路56を介して袖ランプ21a、風車ランプ2
2a・22b、サイドランプ23a・24a、レール飾
りランプ25、遊技効果ランプ28、アタッカーランプ
36・39、及びセンターランプ44に表示制御信号が
与えられ、LED回路57を介して個数表示LED3
4、始動記憶表示LED45a〜45d、及び飾りLE
D16a〜16j・37・46に表示駆動信号が与えら
れ、ソレノイド回路58を介してソレノイド9c・14
・33に駆動信号が与えられ、モータ回路59を介して
モータ18aに駆動信号が与えられ、音声合成回路60
及び音量増幅回路61を介してスピーカ29に音声信号
が与えられる。さらに、基本回路50は、情報出力回路
62を介して外部に大当り情報、有効始動情報、及び確
率変動情報を出力している。なお、上記した装置や回路
には、電源回路63から各種の電圧を有する電力が供給
されている。
【0024】ところで、前記スイッチ回路51は、図8
に示す回路構成となっている。以下、この回路構成につ
いて説明するが、通過玉検出器5、特定玉検出器13、
始動玉検出器20、及び入賞玉検出器35を個々に基本
回路50に接続する回路は、コネクタCNとレジストア
レイRA1との間で、同一構成のものが用いられている
ため、便宜上、入賞玉検出器35を接続する回路につい
てのみ説明を行う。この回路は、抵抗R8及びコンデン
サC4からなる入力回路と、デジタルトランジスタDT
4と、エラーチェック回路(図8中に一点鎖線で示す)
と、を有している。デジタルトランジスタDT4は、入
賞玉検出器35での入賞玉の検出動作に伴い受信される
“L”レベルの信号を“H”レベルの信号に変換し、こ
れを入賞玉の検出信号として基本回路50へ送信するよ
うになっている。また、エラーチェック回路は、抵抗R
7と、ツェナーダイオードZD4と、抵抗R9・10及
びトランジスタTRからなるデジタルトランジスタDT
8と、から構成されおり、遊技者の不正等により入賞玉
検出器35が短絡あるいは断線した場合、ツェナーダイ
オードZD4がこれを検出してデジタルトランジスタD
T8に常時“H”レベルの信号を送信するようになって
いる。これにより、デジタルトランジスタDT4には常
時“L”レベルの信号しか送信されなくなるため、基本
回路50へ送信される検出信号は常時“H”レベルの信
号となり、異常を検出するようになっている。
【0025】以下、上記のようなスイッチ回路51を含
む不正検出手段の動作を図9乃至図12のフローチャー
トに基づいて説明する。なお、本実施例における不正検
出手段は、特定玉検出器13、入賞玉検出器35、基本
回路50、及びスイッチ回路51を含み構成されるもの
である。先ず、図柄が揃わずに特定入賞口12への入賞
がある場合での不正を特定玉検出器13が検出してエラ
ーチェックする動作を説明する。図9において、先ず、
特定玉検出器13がONされたか否かを判別し(S
1)、特定玉検出器13がOFFのときは、エラーチェ
ック動作を終了する。一方、特定玉検出器13がONの
ときは、次に、このON状態が有効時間内で検出したか
否かを判別する(S2)。このとき、有効時間として
は、開閉片9a・9bのソレノイド9cがOFFしてか
らの所定時間、図柄が揃ってからの所定時間、入賞玉検
出器8が入賞玉を検出してからの所定時間、あるいはソ
レノイド14の開放(玉停留解除)信号が出てからの所
定時間のうち、少なくとも何れか1つの所定時間が設定
されるものである。S2において、有効時間内のとき
は、特別遊技状態(図9中には、特定遊技状態と記載)
を発生させて(S3)、エラーチェック動作を終了す
る。一方、有効時間外のときは、特別遊技状態にせず、
画面表示、ランプ点灯、音声出力等のエラー報知出力を
行うと共に、HCP(ホールコンピュータ)へエラー情
報を出力して(S4)、以上のエラーチェック動作を終
了する。
【0026】次に、大当り以外で特別可変入賞口31a
への入賞がある場合での不正を入賞玉検出器35が検出
してエラーチェックする動作を説明する。図10におい
て、先ず、入賞玉検出器35がONされたか否かを判別
し(S11)、入賞玉検出器35がOFFのときは、エ
ラーチェック動作を終了する。一方、入賞玉検出器35
がONのときは、次に、このON状態が所定期間内で検
出したか否かを判別する(S12)。このとき、所定期
間としては、特別遊技状態(図10中には、特定遊技状
態と記載)の発生期間、開閉部材32のソレノイド33
がONしてからの所定期間(例えば、9.8秒)、ある
いは大当り確率が高確率となる期間のうち、少なくとも
何れか1つの所定期間が設定されるものである。S12
において、所定期間内のときは、エラーチェック動作を
終了する一方、所定期間外のときは、遊技動作を停止
(図柄変動の停止、開閉部材32の閉鎖等)して、画面
表示、ランプ点灯、音声出力等のエラー報知出力を行う
と共に、HCP(ホールコンピュータ)へエラー情報を
出力して(S13)、以上のエラーチェック動作を終了
する。
【0027】次に、大当り中に特別可変入賞口31aへ
の入賞が1個も検出されない場合での不正を入賞玉検出
器35の検出の有無によりエラーチェックする動作を説
明する。図11において、先ず、ソレノイド33による
開閉部材32の開放から所定時間が経過したか否かを判
別し(S21)、所定時間が経過していないときは、エ
ラーチェック動作を終了する一方、所定時間が経過した
ときは、次に、入賞玉検出器35による入賞玉の検出個
数が0よりも多いか否か、換言すれば入賞玉検出器35
による入賞玉の検出が行われているか否かを判別する
(S22)。S22で、入賞玉の検出が行われていると
きは、エラーチェック動作を終了する一方、入賞玉の検
出が行われていないときは、遊技動作を停止(図柄変動
の停止、開閉部材32の閉鎖等)して、画面表示、ラン
プ点灯、音声出力等のエラー報知出力を行うと共に、H
CP(ホールコンピュータ)へエラー情報を出力する
(S23)。その後は、再度、入賞玉検出器35による
入賞玉の検出が行われているか否かを判別する(S2
4)。そして、S24において、入賞玉の検出が行われ
ていると判別したときに、遊技動作を復帰して、エラー
報知解除を行うと共に、HCP(ホールコンピュータ)
へのエラー情報の出力を停止して(S25)、以上のエ
ラーチェック動作を終了する。
【0028】次に、通過玉検出器5、特定玉検出器1
3、始動玉検出器20、あるいは入賞玉検出器35を短
絡又は断線する場合での不正をスイッチ回路51が検出
してエラーチェックする動作を説明する。図12におい
て、基本回路50へ送信される検出信号が“H”レベル
の信号か否か、換言すれば玉検出信号がONか否かを判
別する(S31)。S31において、玉検出信号がOF
Fのときは、エラーチェック動作を終了する一方、玉検
出信号がONのときは、次に、このON信号が所定時間
内のものであるか否かを判別する(S32)。S32
で、ON信号が所定時間内のときは、エラーチェック動
作を終了する。一方、ON信号が所定時間外のとき、即
ち、スイッチ回路51を構成するツェナーダイオードZ
D4により基本回路50へ送信される検出信号が常時
“H”レベルの信号となったときには、遊技動作を停止
(図柄変動の停止、開閉部材32の閉鎖等)して、画面
表示、ランプ点灯、音声出力等のエラー報知出力を行う
と共に、HCP(ホールコンピュータ)へエラー情報を
出力して(S33)、以上のエラーチェック動作を終了
する。
【0029】以上、説明した遊技制御回路によって奏さ
れる具体的な動作の一例を図13乃至図29(A)〜
(D)に示すタイムチャート及び説明図等を参照して説
明する。先ず、可変表示装置40の変動動作に用いられ
るランダム数について説明する。可変表示装置40で
は、図13に示すような8種類のランダム数が使用され
ており、これらのランダム数は、大当り決定用のWCR
ND1(0〜299)と、左上図柄表示用のWCRND
ZU1(0〜4)と、右上図柄表示用のWCRND
ZU2(0〜4)と、右下図柄表示用のWCRND
U3(0〜12)と、左下図柄表示用のWCRND
U4(0〜22)と、飾りLED−B表示用のWCRN
KZU(0〜7)と、大当り図柄配列用のWCRN
FZU(0〜46)と、リーチ及び大当り動作用の
WCRND RCH(0〜19)と、から構成されてい
る。なお、WCRND ZU1〜ZU4は、各々、可変
表示装置40の図柄表示部41a〜41dに可変表示さ
れる各図柄列に対応するランダム数である。
【0030】そして、図14に示すように、WCRND
1から抽出された値が「7」であり大当りと判定される
と、WCRND FZU(0〜46)で大当りとなる図
柄及び配列が決定され、この大当り図柄が可変表示装置
40の各図柄表示部41a〜41dに表示される。一
方、WCRND1で「7」以外の値が抽出されて外れと
判定されると、WCRND ZU1〜ZU4で抽出され
た任意の値が停止図柄として使用され、この図柄が外れ
図柄として可変表示装置40の各図柄表示部41a〜4
1dに表示される。また、WCRND ZU1〜ZU4
で抽出された任意の値が、偶然にもリーチ図柄あるいは
WCRND FZU(0〜46)の大当り図柄と一致し
た場合には、WCRND ZU1〜ZU4に対して所定
の処理を施し外れ図柄にして表示するものである。な
お、上記WCRND1からの抽出データの判定は、大当
り確率が通常時の場合であり、高確率時には、WCRN
D1から抽出された値が「7・11・13・17・19
・23・29・31・37・41」のうち何れかの値で
大当りと判定する一方、それ以外の値で外れと判定する
ようになっている。
【0031】次に、可変表示装置40の変動動作におい
て、WCRND1の値は、通常時には「7」以外の外れ
のランダム数、また高確率時には「7・11・13・1
7・19・23・29・31・37・41」以外の外れ
のランダム数を抽出し、リーチせずに外れる場合の図柄
列の変動を図15のタイムチャートに基づいて説明す
る。先ず、図15において、始動通過口4を打玉が通過
して通過玉検出器5がONされ始動信号S0を導出する
と、その始動信号S0の立ち上がり時にWCRND1及
び各WCRND ZU1・ZU2からそれぞれ任意の値
を抽出してこれらを格納する。その後、始動信号S0の
導出から微少時間(0.002秒)が経過したときに、
格納したWCRND1の値を読み出して外れを判定し、
それと同時に格納したWCRND ZU1・ZU2の各
値を読み出す。なお、このとき、各WCRND ZU3
・ZU4からそれぞれ任意の値を抽出する。その後、始
動信号S0の導出から0.004秒が経過すると、前記
LCD回路55から可変表示装置40に表示制御信号S
1を転送して、全図柄列の変動を開始させる。なお、こ
の場合ではリーチせずに外れの変動を行うため、WCR
ND FZU及びWCRND RCHでのランダム数の
抽出は行わない。
【0032】そして、上記のような表示制御信号S1の
転送から4.300秒が経過すると、LCD回路55か
ら可変表示装置40に表示制御信号S2を転送すること
で、その後、左上図柄列を0.920秒間変動させてW
CRND ZU1で抽出した値の図柄を停止表示させ
る。表示制御信号S1の転送から5.220秒経過後に
は、LCD回路55から可変表示装置40に表示制御信
号S3を転送することで、その後、右上図柄列を0.9
20秒間変動させてWCRND ZU2で抽出した値の
図柄を停止表示させる。表示制御信号S1の転送から
6.140秒経過後には、LCD回路55から可変表示
装置40に表示制御信号S4を転送することで、その
後、右下図柄列を0.920秒間変動させてWCRND
ZU3で抽出した値の図柄を停止表示させる。また、
表示制御信号S1の転送から7.060秒経過後には、
LCD回路55から可変表示装置40に表示制御信号S
5を転送することで、その後、左下図柄列を0.920
秒間変動させてWCRND ZU4で抽出した値の図柄
を停止表示させる。これにより、左上・右上・右下・左
下の各図柄列には、各WCRND ZU1〜ZU4で決
定した外れ図柄が表示される。
【0033】次に、可変表示装置40の変動動作におい
て、WCRND1の値は、通常時には「7」以外の外れ
のランダム数、また高確率時には「7・11・13・1
7・19・23・29・31・37・41」以外の外れ
のランダム数を抽出し、「7」でリーチして外れる場合
の図柄列の変動を図16のタイムチャートに基づいて説
明する。先ず、図16において、始動通過口4を打玉が
通過して通過玉検出器5がONされ始動信号S0を導出
すると、その始動信号S0の立ち上がり時にWCRND
1及び各WCRND ZU1・ZU2からそれぞれ任意
の値を抽出してこれらを格納する。その後、始動信号S
0の導出から微少時間(0.002秒)が経過したとき
に、格納したWCRND1の値を読み出して外れを判定
し、それと同時に格納したWCRND ZU1・ZU2
の各値を読み出す。また、このとき、各WCRND
U3・ZU4及びWCRND RCHからそれぞれ任意
の値を抽出する。その後、始動信号S0の導出から0.
004秒が経過すると、前記LCD回路55から可変表
示装置40に表示制御信号S1を転送して、全図柄列の
変動を開始させる。なお、この場合ではリーチして外れ
の変動を行うため、WCRND FZUでのランダム数
の抽出は行わない。また、WCRND ZU1〜ZU4
で抽出されるランダム数は、相互で「7」のリーチ図柄
を構成する値となっている。
【0034】そして、上記のような表示制御信号S1の
転送から4.300秒が経過すると、LCD回路55か
ら可変表示装置40に表示制御信号S2を転送すること
で、その後、左上図柄列を0.920秒間変動させてW
CRND ZU1で抽出した値の図柄を停止表示させ
る。次に、右上図柄列の変動制御において、リーチ予告
以外(右上図柄の停止表示でリーチ図柄を構成しない)
のときには、表示制御信号S1の転送から5.220秒
経過後にLCD回路55から可変表示装置40に表示制
御信号S6を転送することで、その後、右上図柄列を
0.920秒間変動させてWCRND ZU2で抽出し
た値の図柄を停止表示させ、一方、リーチ予告(右上図
柄が「7」でありリーチ図柄を構成する)のときには、
表示制御信号S1の転送から5.220秒経過後にLC
D回路55から可変表示装置40に表示制御信号S6’
を転送することで、その後、右上図柄列を1.750秒
間変動させてWCRND ZU2で抽出した「7」図柄
を停止表示させる。次に、右下図柄列の変動制御におい
て、リーチ予告(右下図柄が「7」でありその時点でリ
ーチ図柄を構成する)のときには、表示制御信号S1の
転送から6.140秒経過後にLCD回路55から可変
表示装置40に表示制御信号S7を転送することで、そ
の後、右下図柄列を1.750秒間変動させてWCRN
ZU3で抽出した「7」図柄を停止表示させ、一
方、それ以外のときには、表示制御信号S1の転送から
6.970秒経過後にLCD回路55から可変表示装置
40に表示制御信号S7’を転送することで、その後、
右下図柄列を7.730〜9.352秒間変動させてW
CRND ZU3で抽出した値の図柄を停止表示させ
る。そして、表示制御信号S1の転送から7.890秒
あるいは14.700〜16.322経過後には、LC
D回路55から可変表示装置40に表示制御信号S8を
転送することで、その後、左下図柄列を7.898〜1
0.884秒間変動させてWCRND ZU4で抽出し
た値の図柄を停止表示させる。これにより、左上・右上
・右下・左下の各図柄列には、各WCRND ZU1〜
ZU4で決定した「7」のリーチ図柄である外れ図柄が
表示される。
【0035】次に、可変表示装置40の変動動作におい
て、WCRND1の値は、通常時には「7」以外の外れ
のランダム数、また高確率時には「7・11・13・1
7・19・23・29・31・37・41」以外の外れ
のランダム数を抽出し、「A」でリーチして外れる場合
の図柄列の変動を図17のタイムチャートに基づいて説
明する。先ず、図17において、始動通過口4を打玉が
通過して通過玉検出器5がONされ始動信号S0を導出
すると、その始動信号S0の立ち上がり時にWCRND
1及び各WCRND ZU1・ZU2からそれぞれ任意
の値を抽出してこれらを格納する。その後、始動信号S
0の導出から微少時間(0.002秒)が経過したとき
に、格納したWCRND1の値を読み出して外れを判定
し、それと同時に格納したWCRND ZU1・ZU2
の各値を読み出す。また、このとき、各WCRND
U3・ZU4及びWCRND RCHからそれぞれ任意
の値を抽出する。その後、始動信号S0の導出から0.
004秒が経過すると、前記LCD回路55から可変表
示装置40に表示制御信号S1を転送して、全図柄列の
変動を開始させる。なお、この場合ではリーチして外れ
の変動を行うため、WCRND FZUでのランダム数
の抽出は行わない。また、WCRND ZU1〜ZU3
で抽出されるランダム数は、それぞれ「A」の図柄であ
り、相互でリーチ図柄を構成する値となっている。
【0036】そして、上記のような表示制御信号S1の
転送から4.300秒が経過すると、LCD回路55か
ら可変表示装置40に表示制御信号S2を転送すること
で、その後、左上図柄列を0.920秒間変動させてW
CRND ZU1で抽出した「A」の図柄を停止表示さ
せる。表示制御信号S1の転送から5.220秒経過後
には、LCD回路55から可変表示装置40に表示制御
信号S3を転送することで、その後、右上図柄列を0.
920秒間変動させてWCRND ZU2で抽出した
「A」の図柄を停止表示させる。表示制御信号S1の転
送から6.140秒経過後には、LCD回路55から可
変表示装置40に表示制御信号S9を転送することで、
その後、右下図柄列を1.750秒間変動させてWCR
ND ZU3で抽出した「A」の図柄を停止表示させ
る。そして、表示制御信号S1の転送から7.890秒
経過後には、LCD回路55から可変表示装置40に表
示制御信号S10を転送することで、その後、左下図柄
列を8.040〜10.884秒間変動させてWCRN
ZU4で抽出した「A」以外の図柄を停止表示させ
る。これにより、左上・右上・右下・左下の各図柄列に
は、各WCRND ZU1〜ZU4で決定した「A」の
リーチ図柄である外れ図柄が表示される。
【0037】次に、可変表示装置40の変動動作におい
て、WCRND1の値は、通常時には「7」の当りのラ
ンダム数、また高確率時には「7・11・13・17・
19・23・29・31・37・41」のうち何れかの
当りのランダム数を抽出し、「7」で大当りする場合の
図柄列の変動を図18及び図19のタイムチャートに基
づいて説明する。先ず、図18において、始動通過口4
を打玉が通過して通過玉検出器5がONされ始動信号S
0を導出すると、その始動信号S0の立ち上がり時にW
CRND1及び各WCRND ZU1・ZU2からそれ
ぞれ任意の値を抽出してこれらを格納する。その後、始
動信号S0の導出から微少時間(0.002秒)が経過
したときに、格納したWCRND1の値を読み出して当
りを判定し、それと同時に格納したWCRND ZU1
・ZU2の各値を読み出す。また、このとき、各WCR
ND ZU3・ZU4、WCRND FZU、及びWC
RND RCHからそれぞれ任意の値を抽出する。その
後、始動信号S0の導出から0.004秒が経過する
と、前記LCD回路55から可変表示装置40に表示制
御信号S1を転送して、全図柄列の変動を開始させる。
【0038】そして、上記のような表示制御信号S1の
転送から4.300秒が経過すると、LCD回路55か
ら可変表示装置40に表示制御信号S2を転送すること
で、その後、左上図柄列を0.920秒間変動させてW
CRND FZUで抽出した値の「7」図柄あるいはW
CRND ZU1で抽出した値の図柄を停止表示させ
る。次に、右上図柄列の変動制御において、リーチ予告
以外(右上図柄の停止表示でリーチ図柄を構成しない)
のときには、表示制御信号S1の転送から5.220秒
経過後にLCD回路55から可変表示装置40に表示制
御信号S6を転送することで、その後、右上図柄列を
0.920秒間変動させてWCRND ZU2で抽出し
た値の図柄を停止表示させ、一方、リーチ予告(右上図
柄が「7」でありリーチ図柄を構成する)のときには、
表示制御信号S1の転送から5.220秒経過後にLC
D回路55から可変表示装置40に表示制御信号S6’
を転送することで、その後、右上図柄列を1.750秒
間変動させて「7」図柄を停止表示させる。次に、右下
図柄列の変動制御において、リーチ予告(右下図柄が
「7」でありその時点でリーチ図柄を構成する)のとき
には、表示制御信号S1の転送から6.140秒経過後
にLCD回路55から可変表示装置40に表示制御信号
S7を転送することで、その後、右下図柄列を1.75
0秒間変動させて「7」図柄を停止表示させ、一方、そ
れ以外のときには、表示制御信号S1の転送から6.9
70秒経過後にLCD回路55から可変表示装置40に
表示制御信号S7’を転送することで、その後、右下図
柄列を7.730〜9.352秒間変動させて「7」図
柄を停止表示させる。
【0039】そして、左下図柄列の変動制御において
は、図19に示すように、WCRND RCHで抽出した
値が「0〜2」及び「9〜19」のうち何れかの場合
は、表示制御信号S1の転送から7.890秒あるいは
14.700〜16.322秒(以下、この時間帯での
リーチ態様をリーチといい、また、この時間帯以降で
のリーチ態様をリーチという)経過後にLCD回路5
5から可変表示装置40に表示制御信号S11を転送す
ることで、その後、左下図柄列を10.216秒間変動
させて「7」図柄を停止表示させる。WCRND RC
Hで抽出した値が「3〜5」のうち何れかの場合は、表
示制御信号S1の転送から7.890秒あるいは14.
700〜16.322秒経過後にLCD回路55から可
変表示装置40に表示制御信号S12を転送すること
で、その後、左下図柄列を10.716秒間変動させ、
さらに表示制御信号S12’の転送により0.970秒
間逆変動させて「7」図柄を停止表示させる。WCRN
RCHで抽出した値が「6〜8」のうち何れかの場
合は、表示制御信号S1の転送から7.890秒あるい
は14.700〜16.322秒経過後にLCD回路5
5から可変表示装置40に表示制御信号S13を転送す
ることで、その後、左下図柄列を9.806秒間変動さ
せた後、0.400秒間停止させ、さらに表示制御信号
S13’の転送により0.504秒間変動させて「7」
図柄を停止表示させる。また、左上・右上・右下・左下
の各図柄列に「7」が停止表示される「オール7」のと
き、あるいは左下図柄停止前に当りが確定したときに
は、表示制御信号S1の転送から16.634秒経過後
にLCD回路55から可変表示装置40に表示制御信号
S14を転送することで、その後、左下図柄列を0.9
20秒間変動させてWCRND FZUで抽出した値の
「7」図柄あるいはWCRND ZU4で抽出した値の
図柄を停止表示させる。これにより、左上・右上・右下
・左下の各図柄列には、WCRND FZUで決定した
「7」の当り図柄が表示される。
【0040】次に、可変表示装置40の変動動作におい
て、WCRND1の値は、通常時には「7」の当りのラ
ンダム数、また高確率時には「7・11・13・17・
19・23・29・31・37・41」のうち何れかの
当りのランダム数を抽出し、「A」で大当りする場合の
図柄列の変動を図20及び図21のタイムチャートに基
づいて説明する。先ず、図20において、始動通過口4
を打玉が通過して通過玉検出器5がONされ始動信号S
0を導出すると、その始動信号S0の立ち上がり時にW
CRND1及び各WCRND ZU1・ZU2からそれ
ぞれ任意の値を抽出してこれらを格納する。その後、始
動信号S0の導出から微少時間(0.002秒)が経過
したときに、格納したWCRND1の値を読み出して当
りを判定し、それと同時に格納したWCRND ZU1
・ZU2の各値を読み出す。また、このとき、各WCR
ND ZU3・ZU4、WCRND FZU、及びWC
RND RCHからそれぞれ任意の値を抽出する。その
後、始動信号S0の導出から0.004秒が経過する
と、前記LCD回路55から可変表示装置40に表示制
御信号S1を転送して、全図柄列の変動を開始させる。
【0041】そして、上記のような表示制御信号S1の
転送から4.300秒が経過すると、LCD回路55か
ら可変表示装置40に表示制御信号S2を転送すること
で、その後、左上図柄列を0.920秒間変動させて
「A」の図柄を停止表示させる。表示制御信号S1の転
送から5.220秒経過後には、LCD回路55から可
変表示装置40に表示制御信号S3を転送することで、
その後、右上図柄列を0.920秒間変動させて「A」
の図柄を停止表示させる。表示制御信号S1の転送から
6.140秒経過後には、LCD回路55から可変表示
装置40に表示制御信号S9を転送することで、その
後、右下図柄列を1.750秒間変動させて「A」の図
柄を停止表示させる。
【0042】そして、左下図柄列の変動制御において
は、図21に示すように、WCRND RCHで抽出した
値が「0〜2」及び「9〜19」のうち何れかの場合
は、表示制御信号S1の転送から7.890秒経過後に
LCD回路55から可変表示装置40に表示制御信号S
15を転送することで、その後、左下図柄列を10.2
16秒間変動させて「A」図柄を停止表示させる。WC
RND RCHで抽出した値が「3〜5」のうち何れか
の場合は、表示制御信号S1の転送から7.890秒経
過後にLCD回路55から可変表示装置40に表示制御
信号S16を転送することで、その後、左下図柄列を1
0.716秒間変動させ、さらに表示制御信号S16’
の転送により0.970秒間逆変動させて「A」図柄を
停止表示させる。WCRND RCHで抽出した値が
「6〜8」のうち何れかの場合は、表示制御信号S1の
転送から7.890秒経過後にLCD回路55から可変
表示装置40に表示制御信号S17を転送することで、
その後、左下図柄列を9.972秒間変動させた後、
0.400秒間停止させ、さらに表示制御信号S17’
の転送により0.504秒間変動させて「A」図柄を停
止表示させる。これにより、左上・右上・右下・左下の
各図柄列には、WCRND FZUで決定した「A」の
当り図柄が表示される。
【0043】また、本実施例の可変表示装置40では、
始動記憶表示LED45a〜45dに所定の変動数が記
憶された場合、大当り確率の設定(通常時及び高確率
時)毎に図柄列の変動制御を異ならせて、変動時間を短
縮するようになっている。例えば、図15に示す左上図
柄列においては、通常時に始動記憶表示LED45a〜
45dに4個の変動数が記憶された場合、4.300秒
(図15中に(注1)と記載)の変動時間を2.100
秒(図22参照)に短縮し、また、高確率時に始動記憶
表示LED45a〜45dに3個以上の変動数が記憶さ
れた場合、4.300秒の変動時間を1.300秒に短
縮する。同様に、図16乃至図21に示す左上・右上・
右下・左下の各図柄列においても、図22に示す変動制
御((注1)〜(注8))を行う。
【0044】次に、可変表示装置40の変動終了後の動
作について図23乃至図28(A)〜(H)を参照して
説明する。先ず、変動の結果、大当り図柄の組合せとな
った場合では、図23に示すように、図柄表示部41d
(左下図柄列)の変動が停止した後、6.500秒が経
過すると、可変入賞口7の開閉片9a・9bを5.80
0秒間開放し、開閉片9a・9bの開放終了から2.0
00秒が経過すると、ソレノイド14(図23中には、
ソレノイド−Bと記載)を4.000秒間ONさせる。
これにより、特定入賞口12に入賞した打玉は、特定玉
検出器13での検出により特別遊技状態を発生させると
共に、上記の時間(4.000秒)特定入賞口12に停
留され、その後ソレノイド14のOFF動作に応じて停
留が解除される。そして、ソレノイド14がOFFされ
て1.000秒が経過すると、その後、各図柄表示部4
1a〜41dでの変動を再開するまでの間(0.002
秒)に、格納したWCRND1及びWCRND ZU1
・ZU2の読み出しを行うと共に、WCRND ZU3
・ZU3の抽出を行う。なお、特別遊技状態での図柄変
動時に、特定玉検出器13が入賞玉を検出した場合(図
23中に破線で示す)には、これを特別遊技状態の有効
時間外とすることで入賞を無効とするものである。
【0045】次に、上記のような大当り図柄の組合せと
なった場合での可変表示装置40の画像表示及び音声発
生の各動作を以下に説明する。なお、このような可変表
示装置40の各動作は、通常遊技中と特別遊技中とで動
作制御が異なるものである。先ず、通常遊技中について
説明する。図柄表示部41d(左下図柄列)の変動が停
止する直前には、画像表示の動作として図27(B)に
示すリーチ状態の遊技図柄bを表示する。音声発生の動
作としては、「チャンス」の音声Bを発生し、その後変
動停止前の1.0秒間に各図柄の停止音Dを発生する。
次に、図柄表示部41d(左下図柄列)の変動が停止し
てから開閉片9a・9bの開放が終了するまでの間に
は、画像表示の動作として図28(H)に示す当りの遊
技図柄nを1秒間表示した後、図27(C)に示すよう
にその当り図柄を点滅させた遊技図柄cを2.5秒間表
示する。その後、図27(D)に示す「LUCKY」の
報知図柄dを1秒間表示すると、遊技者に対して玉打ち
方向を示すべく図27(E)の報知図柄e(1.8秒
間)及び図27(F)の報知図柄f(6.0秒間)を表
示する。一方、音声発生の動作としては、当り図柄nか
ら報知図柄dまでの表示時間内にファンファーレ音Mを
発生する。なお、このとき、報知図柄dの表示時間内に
は、「ラッキー」の音声Eが加えられる。その後、報知
図柄eの表示時間内には、「ここに入れてネ」の音声C
を発生し、報知図柄fの表示時間内には、効果音Nを発
生する。その後の画像表示の動作としては、開閉片9a
・9bの開放終了から特定玉検出器13での入賞検出ま
での間、再度報知図柄eを表示した後、入賞玉の検出を
機に1.2秒間図28(A)に示す「Happy」の報
知図柄gを表示する。そして、図柄変動が再開するまで
の間、遊技者に対して玉打ち方向(強打ち)を示すべく
図28(B)の報知図柄hを表示し、図柄変動が再開さ
れると、図27(A)に示すように4分割の遊技図柄a
を表示する。一方、音声発生の動作としては、報知図柄
eの表示時間内には、ファンファーレ音Mを発生し、報
知図柄gの表示時間内には、「ハッピー」の音声Gを発
生する。その後は、1.8秒間「強打ちネ」の音声Hを
発生した後、効果音Oを発生し続ける。
【0046】次に、特別遊技中について説明する。画像
表示の動作としては、図柄表示部41d(左下図柄列)
の変動が停止する直前に図27(B)に示すリーチ状態
の遊技図柄bを表示する。そして、図柄変動が停止して
から特定玉検出器13での入賞検出までの間、図28
(H)に示す当りの遊技図柄nを表示した後、図27
(C)に示すようにその当り図柄を点滅させた遊技図柄
cを1.2秒間表示する。その後、図28(D)の「あ
と1回ネ!」の報知図柄j又は図28(E)の「あと2
回ネ!」の報知図柄kを1.8秒間表示すると、図27
(A)に示すように4分割の遊技図柄aを表示する。一
方、音声発生の動作としては、図柄の変動中から報知図
柄j又は報知図柄kが表示されるまでの間、効果音Oを
発生する。そして、報知図柄j又は報知図柄kの表示時
間内に、「あと1回ネ」の音声F又は「あと2回ネ」の
音声Jを発生した後、効果音Oを発生し続ける。このよ
うに、特別遊技中では、画像表示及び音声発生の各動作
を通常遊技中とは異なった制御にすることで、遊技者に
対する強打ち等の玉打ち方向の指示をなくして特別遊技
状態の消滅を回避するようになっている。なお、変動の
結果、大当り図柄の組合せとらなかった場合では、図2
4に示すように、図柄表示部41d(左下図柄列)の変
動が停止した後、0.800秒が経過すると、図柄変動
を再開するまでの間(0.002秒)に、格納したWC
RND1及びWCRND ZU1・ZU2の読み出しを
行うと共に、WCRND ZU3・ZU3の抽出を行
う。
【0047】次に、特別遊技状態となったときの動作に
ついて説明する。先ず、図25において、回転体18の
玉受凹部18b内に打玉が入賞して、始動玉検出器20
が入賞玉を検出すると、特別可変入賞口31aの開閉部
材32を9.500秒間開放する。そして、このような
始動玉検出器20での入賞玉の検出に伴う開閉部材32
の開放動作を所定回数(例えば、16回)繰り返して、
特別遊技を終了する。また、このとき、可変表示装置4
0の画像表示の動作は、図柄変動がない場合、即ち通過
玉検出器5で通過玉の検出がない場合には、開閉部材3
2を開放する時間内では図28(C)に示すような各ラ
ウンド表示及びラウンド毎の入賞玉数を表示する報知図
柄iを表示し、それ以外では図28(B)に示す強打ち
の報知図柄hを表示する。一方、図柄変動がある場合、
即ち通過玉検出器5で通過玉の検出がある場合には、そ
の通過玉の検出があった時点で図27(A)に示す4分
割の遊技図柄aを変動表示する。そして、変動図柄が図
27(B)に示すリーチ状態の遊技図柄bとして表示さ
れ、図28(H)の当りの遊技図柄nとなったときに
は、その遊技図柄nを所定時間表示した後、開閉部材3
2の開放動作に応じて報知図柄iを表示する。その後
は、再度報知図柄hを表示する。また、変動図柄が図2
8(F)に示すような外れの遊技図柄lの場合でも同様
に、その遊技図柄lを所定時間表示した後、開閉部材3
2の開放動作に応じて報知図柄iを表示する。
【0048】次に、特別遊技状態の繰り返し動作につい
て説明する。図26において、初めて大当り図柄の組合
せとなり特定玉検出器13で入賞玉が検出されると、1
回目の特別遊技状態が作動される。その後、この1回目
の特別遊技状態が終了すると、その時点で大当り確率が
通常から高確率に変更される。これと同時に、画像表示
の動作として報知図柄jが表示され、また、音声発生の
動作として「あと1回ネ」の音声Fが発生される。その
後、再度、大当り図柄の組合せとなり特定玉検出器13
で入賞玉が検出されると、2回目の特別遊技状態が作動
されると共に、大当り確率が高確率から通常に変更され
る。その後、この2回目の特別遊技状態が終了すると、
その時点で大当り確率が通常から高確率に変更され、こ
れと同時に、画像表示の動作として報知図柄kが表示さ
れ、また、音声発生の動作として「あと2回ネ」の音声
Jが発生される。その後は、3回目の特別遊技状態が作
動された時点で、大当り確率が高確率から通常に変更さ
れ、この通常の大当り確率が次回の特別遊技状態作動時
まで継続される。
【0049】次に、前記飾りLED−Bの動作について
説明する。この飾りLED−Bは、前述したように飾り
LED16a〜16jの合計10個から構成されてお
り、各々、図29(B)(C)に示すように、WCRND
KZU0〜KZU7と前記大当り配列用のWCRND
FZU0〜FZU3・FZU46とが個々に対応して
設けられている。なお、WCRND KZUは、図29
(A)に示すように、「0〜7」の8通りの数値が0.
002秒毎に1ずつ加算されることで刻々と変化するも
のであり、このような制御は、割り込み処理の余り時間
に実行される。また、飾りLED16i・16jは、そ
れぞれ可変表示装置40での組合せ図柄が「オールA」
又は「オール7」のとき追加表示されるものである。そ
して、図29(D)において、通過玉検出器5により通
過玉が検出されてから0.004秒後に図柄変動が開始
され、所定時間後に左下図柄の変動が停止されると、こ
の時点で飾りLED−Bの変動(点灯移動)が開始され
る。その後、所定時間(0.800−0.002秒)が
経過して左下図柄の停止、即ち全図柄の停止が判定され
ると、これと同時にWCRND KZUの抽出が0.0
02秒の間で行われ、飾りLED−Bは、7.000秒
間の変動後に、0〜0.700秒間で0〜7図柄変動さ
れて、最終的にWCRND KZUで抽出された特定図
柄を点灯する。
【0050】次に、可変表示装置40におけるランプ・
LED、及びスピーカ等の構成部材のより具体的な動作
について図30乃至図33を参照して説明する。図30
乃至図33は、各遊技状態に応じて表示あるいは駆動さ
れるランプ、LED、及びスピーカの動作を示す一覧表
図である。なお、図中、丸印は、点灯状態を示し、丸印
の中にバツがある表示は、点滅状態を示し、二重丸は、
変動(点灯移動)状態を示す。
【0051】まず、電源の投入時には、可変表示装置4
0が51.000秒間を1周期としたデモ表示を行う。
また、レール飾りランプ25が1024msの周期で点
滅作動し、センターランプ44及び飾りLED−Cがそ
れぞれOFF1500ms/ON800msの周期で点
滅作動し、飾りLED−Aが2300msの周期で点灯
移動する。なお、このとき、飾りLED−Bは、「A」
の特定図柄を点灯表示している。また、個数表示LED
34は、「0」を点灯表示しており、スピーカ29は、
効果音を発生しない。
【0052】また、可変表示装置40での左上〜右下の
各図柄列の変動中には、サイドランプ23a・24a、
風車ランプ22a・22b、袖ランプ21a、アタッカ
ーランプ−B、及び飾りLED−Cがそれぞれ200m
sの周期で同期的に又は交互に点滅作動し、レール飾り
ランプ25が1024msの周期で点滅作動し、飾りL
ED−Aが400msの周期で点灯移動する。なお、こ
のとき、飾りLED−Bは、前回停止した特定図柄を点
灯表示しており、個数表示LED34は、「0」を点灯
表示している。また、始動記憶表示LED45a〜45
dは、記憶数に合せて左から点灯表示し、スピーカ29
は、図柄変動における回転音及び停止音を効果音として
発生する。
【0053】また、変動中にリーチとなったときに
は、サイドランプ23a・24a、レール飾りランプ2
5、風車ランプ22a・22b、袖ランプ21a、アタ
ッカーランプ−B、及び飾りLED−Cがそれぞれ14
0msの周期で点滅作動し、飾りLED−Aが280m
sの周期で点灯移動する。なお、このとき、飾りLED
−Bは、前回停止した特定図柄を点灯表示しており、個
数表示LED34は、「0」を点灯表示している。ま
た、始動記憶表示LED45a〜45dは、記憶数に合
せて左から点灯表示し、スピーカ29は、「チャンス」
の音声を効果音として発生する。
【0054】また、変動中にリーチとなったときに
は、サイドランプ23a・24a、レール飾りランプ2
5、風車ランプ22a・22b、袖ランプ21a、アタ
ッカーランプ−B、及び飾りLED−Cがそれぞれ10
0msの周期で同期的に又は交互に点滅作動し、飾りL
ED−Aが200msの周期で点灯移動する。なお、こ
のとき、飾りLED−Bは、前回停止した特定図柄を点
灯表示しており、個数表示LED34は、「0」を点灯
表示している。また、始動記憶表示LED45a〜45
dは、記憶数に合せて左から点灯表示し、スピーカ29
は、「チャンス」の音声を効果音として発生する。
【0055】また、図柄停止から判定までの所定時間
(0.800秒)の間は、サイドランプ23a・24a
が点灯し、アタッカーランプ−B及び飾りLED−Cが
それぞれ80msの周期で交互に点滅作動する。なお、
このとき、飾りLED−Bは、前回停止した特定図柄を
点灯表示しており、個数表示LED34は、「0」を点
灯表示している。また、始動記憶表示LED45a〜4
5dは、記憶数に合せて左から点灯表示し、スピーカ2
9は、効果音を発生しない。
【0056】次に、可変表示装置40の各図柄が当り図
柄の組合せとなったときには、開閉片9a・9b(図3
0乃至図33中には、可変入賞口と記載)の開放前・中
・後、特別遊技状態作動前、特別遊技状態中、及び開閉
部材32(図30乃至図33中には、特別可変入賞口と
記載)の開放中の4段階に分けられる。そこで、これら
を順次説明すると、先ず、開閉片9a・9bの開放前・
中・後には、サイドランプ23a・24a、レール飾り
ランプ25、風車ランプ22a・22b、袖ランプ21
a、センターランプ44、アタッカーランプ−A・B、
及び飾りLED−Cがそれぞれ60msの周期で点滅作
動し、飾りLED−Aが100msの周期で点滅作動
し、飾りLED−Bが120msの周期で点灯移動す
る。なお、このとき、可変表示装置40は、当り図柄の
表示及びデモ画面の表示を行っており、個数表示LED
34は、「0」を点灯表示している。また、始動記憶表
示LED45a〜45dは、記憶数に合せて左から点灯
表示し、スピーカ29は、「ラッキー」及び「ここに入
れてネ」の各音声を効果音として発生する。
【0057】また、特別遊技状態作動前には、サイドラ
ンプ23a・24a、レール飾りランプ25、風車ラン
プ22a・22b、袖ランプ21a、センターランプ4
4、アタッカーランプ−A・B、及び飾りLED−Cが
それぞれ60msの周期で点滅作動し、飾りLED−A
が100msの周期で点滅作動し、飾りLED−Bが1
20msの周期で点灯移動する。なお、このとき、可変
表示装置40は、当り図柄の表示及びデモ画面の表示を
行っており、個数表示LED34は、「0」を点灯表示
している。また、始動記憶表示LED45a〜45d
は、記憶数に合せて左から点灯表示し、スピーカ29
は、権利発生時のファンファーレ音や「あと1回ネ」あ
るいは「あと2回ネ」の音声を効果音として発生する。
【0058】また、特別遊技状態中には、遊技効果ラン
プ28が120msの周期で点滅作動し、サイドランプ
23a・24a及びアタッカーランプ−BがそれぞれO
FF360ms/ON360ms/OFF720ms/
ON360ms/OFF360msの周期で点滅作動
し、レール飾りランプ25がON360ms/OFF7
20ms/ON360ms/OFF720msの周期で
点滅作動し、風車ランプ22a・22b、袖ランプ21
a、センターランプ44、及び飾りLED−A・Cがそ
れぞれOFF720ms/ON360ms/OFF72
0ms/ON360msの周期で点滅作動する。なお、
このとき、飾りLED−Bは、「A」〜「H」の停止し
た特定図柄を点灯表示するものであるが、可変表示装置
40の当り図柄が「オール7」あるいは「オールA」の
ときにはそれぞれ「7」及び「A」の特定図柄を点灯表
示する。また、可変表示装置40は、当り図柄の表示及
びデモ画面の表示を行っており、個数表示LED34
は、「0」を点灯表示している。始動記憶表示LED4
5a〜45dは、記憶数に合せて左から点灯表示し、ス
ピーカ29は、「ハッピー」及び「強打ちネ」の各音声
を効果音として発生する。
【0059】また、開閉部材32の開放中には、遊技効
果ランプ28が120msの周期で点滅作動し、サイド
ランプ23a・24aがOFF80ms/ON80ms
/OFF160ms/ON80ms/OFF80msの
周期で点滅作動し、レール飾りランプ25、風車ランプ
22a・22b、袖ランプ21a、センターランプ4
4、及び飾りLED−B・CがそれぞれON80ms/
OFF160msの周期で点滅作動し、アタッカーラン
プ−Bが80msの周期で点滅作動し、飾りLED−A
がOFF80ms/ON80ms/OFF80msの周
期で点滅作動する。なお、このとき、可変表示装置40
は、当り図柄の表示及びデモ画面の表示を行っており、
個数表示LED34は、入賞個数を表示している。ま
た、始動記憶表示LED45a〜45dは、記憶数に合
せて左から点灯表示し、スピーカ29は、インターバル
に応じた各音声を効果音として発生する。
【0060】次に、以上のような特別遊技状態において
異常が発生したときには、可変表示装置40が「障害発
生」を表示し、サイドランプ23a・24aが点灯状態
を保持する。なお、このとき、飾りLED−B及び始動
記憶表示LED45a〜45dは、それぞれ異常発生前
の状態を保持し、個数表示LED34は、異常に応じた
文字「1」「4」「−」のいずれかを表示し、また、ス
ピーカ29は、異常に応じたエラー音声を発生する。
【0061】以上のように、本実施例におけるパチンコ
遊技機では、可変表示装置40による識別情報の表示結
果に基づく出力信号と特定玉検出器13による特定玉の
検出状態との比較動作に基づいて不正を検出する第1の
不正検出手段(特定玉検出器13・基本回路50)と、
可変入賞球装置30における特別可変入賞口31aの開
閉状態と入賞玉検出器35による入賞玉の検出状態との
比較動作に基づいて不正を検出する第2の不正検出手段
(入賞玉検出器35・基本回路50)と、を備えたの
で、可変表示装置40で識別情報が当り組合せになって
いないにも関わらず特別遊技状態が発生していることを
第1の不正検出手段により不正として検出することがで
き、さらには、入賞玉検出器35による入賞玉の検出動
作が特別可変入賞口31aの開閉状態に対応しないこと
を第2の不正検出手段により不正として検出することが
できる。
【0062】また、本実施例のパチンコ遊技機では、前
記特定玉検出器13からの検出信号の監視動作に基づい
て不正を検出する第3の不正検出手段(スイッチ回路5
1・基本回路50)を備えることで、特定玉検出器13
に対する電気的な不正が的確に検出できるようになって
いる。
【0063】なお、上記実施例は、本発明を限定するも
のではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能であ
る。例えば、上記実施例では、可変表示装置40をLC
D表示器41にて構成しているが、特にこれに限定する
ものではなく、CRT、LED、VFD、EL、あるい
はプラズマで構成することも可能である。
【0064】また、上記実施例では、可変表示装置40
による表示結果が予め定めた特定表示結果となったとき
に開放して打玉を入賞空間内に導く可変入賞口7と、入
賞空間内に形成されて予め定めた権利発生状態を生起せ
しめる特定入賞口(特定領域)12と、権利発生状態の
発生に伴って開放する可変入賞球装置30と、を備えた
パチンコ機1に不正検出手段を適用した場合を例示して
いるが、特にこのような構成に限定するものではない。
例えば、図34に示すように、可変表示装置40と可変
入賞球装置30との間に振分け装置70を設けたパチン
コ機に本発明の不正検出手段を適用することも可能であ
る。以下、この振分け装置70について説明する。振分
け装置70は、上端に入賞口71が配置され、該入賞口
71に入賞した打玉は、内蔵する入賞玉検出器72で検
出されるようになっている。入賞口71の下方位置に
は、図示しないモータの駆動力により回動する回転体7
3が配置されており、該回転体73の外周部には、左右
二箇所にそれぞれ玉受凹部73a・73bが形成されて
いる。また、回転体73の左側方には、入賞口71から
の打玉を単なる入賞玉として処理する通常領域74が設
けられ、一方、回転体73の右側方には、特定玉検出器
75による入賞玉の検出動作に基づき特別遊技状態を発
生させる特定領域76が設けられている。これにより、
振分け装置70は、入賞玉検出器72によって入賞玉を
検出すると、この検出動作に基づいて可変表示装置40
の各図柄表示部41a〜41dの変動を開始させる。そ
の後、可変表示装置40での変動結果が大当りの組合せ
となった場合は、回転体73を時計回りの方向に回転さ
せることで、入賞口71に停留した入賞玉を回転体73
の玉受凹部73aに受け取り特定領域76に入賞玉を導
く。一方、可変表示装置40での変動結果が外れの組合
せとなった場合は、回転体73を反時計回りの方向に回
転させることで、入賞口71に停留した入賞玉を回転体
73の玉受凹部73bに受け取り通常領域74に入賞玉
を導く。なお、入賞玉を通常領域74又は特定領域76
に振分ける構成部材としては、上記のような回転体73
に換えて、左右方向、上下方向、あるいは前後方向に移
動する移動体(図示しない)を用いても良い。
【0065】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明においては、可変表示装置による識別情報の
表示結果に基づく出力信号と特定玉検出器による入賞玉
の検出状態との比較動作に基づいて不正を検出する第1
の不正検出手段と、前記可変入賞球装置の開閉状態と入
賞玉検出器による入賞玉の検出状態との比較動作に基づ
いて不正を検出する第2の不正検出手段と、を備えたの
で、可変表示装置で識別情報が当り組合せになっていな
いにも関わらず特別遊技状態が発生していることを第1
の不正検出手段により不正として検出することができ、
さらには、入賞玉検出器による入賞玉の検出動作が特別
可変入賞口の開閉状態に対応しないことを第2の不正検
出手段により不正として検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における遊技盤を示す正面図
である。
【図2】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図3】遊技動作を制御する制御回路を示すブロック図
の一部である。
【図4】左上・右上・右下・左下の各図柄列内の図柄を
示す一覧表図である。
【図5】大当り図柄の組合せの種類を示す一覧表図であ
る。
【図6】電源投入時にデモ表示を行う報知図柄を示す説
明図である。
【図7】遊技内容の説明表示を行う報知図柄を示す説明
図である。
【図8】スイッチ回路を示す回路図である。
【図9】特定玉検出器によるエラーチェック動作を示す
フローチャートである。
【図10】入賞玉検出器によるエラーチェック動作を示
すフローチャートである。
【図11】ソレノイドによるエラーチェック動作を示す
フローチャートである。
【図12】スイッチ回路によるエラーチェック動作を示
すフローチャートである。
【図13】当たり外れを決定したり、表示される図柄を
決定したりするランダム数の一覧表図である。
【図14】選択されたランダム数によって決定される動
作を説明するための簡単なフローチャートである。
【図15】リーチせずに外れる場合の図柄列の変動動作
を示すタイムチャートである。
【図16】「7」でリーチして外れる場合の図柄列の変
動動作を示すタイムチャートである。
【図17】「A」でリーチして外れる場合の図柄列の変
動動作を示すタイムチャートである。
【図18】「7」で大当りする場合の図柄列の変動動作
を示すタイムチャートの一部である。
【図19】「7」で大当りする場合の図柄列の変動動作
を示すタイムチャートの一部である。
【図20】「A」で大当りする場合の図柄列の変動動作
を示すタイムチャートの一部である。
【図21】「A」で大当りする場合の図柄列の変動動作
を示すタイムチャートの一部である。
【図22】大当り確率の設定毎に短縮制御される変動時
間を示す一覧表図である。
【図23】大当り図柄の組合せとなったときの可変表示
装置の動作を示すタイムチャートである。
【図24】大当り図柄の組合せとならなかったときの可
変表示装置の動作を示すタイムチャートである。
【図25】特別遊技状態となったときの可変表示装置の
動作を示すタイムチャートである。
【図26】特別遊技状態の繰り返し動作を示すタイムチ
ャートである。
【図27】同図(A)は変動中の遊技図柄を示す説明図
であり、同図(B)はリーチ状態の遊技図柄を示す説明
図であり、同図(C)は当り図柄を点滅させた遊技図柄
を示す説明図であり、同図(D)は「LUCKY」の報
知図柄を示す説明図であり、同図(E)は玉打ち方向を
指示する報知図柄を示す説明図であり、また、同図
(F)は玉打ち方向を指示する報知図柄を示す説明図で
ある。
【図28】同図(A)は「Happy」の報知図柄を示
す説明図であり、同図(B)は強打ちを指示する報知図
柄を示す説明図であり、同図(C)はラウンド表示を行
う報知図柄を示す説明図であり、同図(D)は「あと1
回ネ!」の報知図柄を示す説明図であり、同図(E)は
「あと2回ネ!」の報知図柄を示す説明図であり、同図
(F)は外れの遊技図柄を示す説明図であり、同図
(G)は「障害発生」の報知図柄を示す説明図であり、
また、同図(H)は当りの遊技図柄を示す説明図であ
る。
【図29】同図(A)はWCRND KZUを示す一覧
表図であり、同図(B)はWCRND KZUに対応す
る飾りLED−Bを示す一覧表図であり、同図(C)は
WCRND FZUに対応する飾りLED−Bを示す一
覧表図であり、また、同図(D)は飾りLED−Bの変
動を示すタイムチャートである。
【図30】ランプ、LED、及びスピーカの各動作を示
す一覧表図の一部である。
【図31】ランプ、LED、及びスピーカの各動作を示
す一覧表図の一部である。
【図32】ランプ、LED、及びスピーカの各動作を示
す一覧表図の一部である。
【図33】ランプ、LED、及びスピーカの各動作を示
す一覧表図の一部である。
【図34】他の実施例における遊技盤を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 遊技領域 4 始動通過口 5 通過玉検出器 7 可変入賞口 8 入賞玉検出器 9a・9b 開閉片 12 特定入賞口 13 特定玉検出器(不正検出手段) 15 枠部材 15b 入賞空間 16a〜16j 飾りLED 18 回転体 20 始動玉検出器 30 可変入賞球装置 31a 特別可変入賞口 32 開閉部材 33 ソレノイド 35 入賞玉検出器(不正検出手段) 40 可変表示装置 41 LCD表示器 41a〜41d 図柄表示部 45a〜45d 始動記憶表示LED 50 基本回路(不正検出手段) 51 スイッチ回路(不正検出手段) 70 振分け装置 71 入賞口 72 入賞値真検出器 73 回転体 74 通常領域 75 特定玉検出器 76 特定領域

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の表示結果を導出することが可能な
    可変表示装置と、該可変表示装置の停止時の表示結果が
    特定の表示結果となったときに打玉の入賞を可能にする
    特定領域と、該特定領域への打玉の入賞を検出して予め
    定めた権利発生状態を生起せしめる特定玉検出器と、前
    記権利発生状態の発生に伴って開放されると共に入賞玉
    検出器によって所定個数の入賞玉を検出すると閉塞され
    る可変入賞球装置と、を備えた弾球遊技機において、 前記可変表示装置による識別情報の表示結果に基づく出
    力信号と前記特定玉検出器による入賞玉の検出状態との
    比較動作に基づいて不正を検出する第1の不正検出手段
    と、 前記可変入賞球装置の開閉状態と前記入賞玉検出器によ
    る入賞玉の検出状態との比較動作に基づいて不正を検出
    する第2の不正検出手段と、を備えたことを特徴とする
    弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記第2の不正検出手段は、前記特別可
    変入賞口が開放してから所定時間内において前記入賞玉
    検出器が入賞玉を1個も検出しないとき、これを不正と
    して検出することを特徴とする請求項1記載の弾球遊技
    機。
  3. 【請求項3】 前記第2の不正検出手段は、前記特別可
    変入賞口の閉塞時において前記入賞玉検出器が入賞玉を
    検出すると、これを不正として検出することを特徴とす
    る請求項1記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記弾球遊技機は、さらに、 前記特定玉検出器からの検出信号の監視動作に基づいて
    不正を検出する第3の不正検出手段を備えたことを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の弾球遊
    技機。
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