JPH0824310A - 温灸器 - Google Patents

温灸器

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Publication number
JPH0824310A
JPH0824310A JP18178494A JP18178494A JPH0824310A JP H0824310 A JPH0824310 A JP H0824310A JP 18178494 A JP18178494 A JP 18178494A JP 18178494 A JP18178494 A JP 18178494A JP H0824310 A JPH0824310 A JP H0824310A
Authority
JP
Japan
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temperature coefficient
positive temperature
coefficient thermistor
moxibustion
moxibustion device
Prior art date
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Pending
Application number
JP18178494A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Umetani
辰男 梅谷
Tetsuya Fuchiguchi
鉄哉 渕口
Michikazu Takeuchi
通一 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Publication of JPH0824310A publication Critical patent/JPH0824310A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 使用者の要望に応じた正特性サーミスタの発
熱温度による温灸治療を行え、また、温灸作用と共に別
の作用との相乗効果で肩こり等をより効率よく解消でき
るようにする。 【構成】 正特性サーミスタ1の発熱温度に応じて通電
時間を設定するタイマー5を電源4との間に装備し、ま
た、正特性サーミスタ1と共に、超音波振動子6を外装
ケース2の内部にスイッチ操作で通電可能に備え付け
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肩こり等を主に正特性
サーミスタの発熱による温灸作用で取り除く温灸器の改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】既に、正特性サーミスタを発熱体とした
温灸器は知られている(平成3年実用新案公告第525
15号)。この温灸器は、正特性サーミスタを絶縁性の
合成樹脂による熱伝達層で被覆し、その熱伝達層と共に
人体の体表に接触固定する外装ケースの内部に収容し、
且つ、電源を正特性サーミスタとスイッチ操作で通電可
能に接続することにより構成されている。
【0003】その温灸器においては、正特性サーミスタ
の抵抗値に応じて発熱温度を所定温度の一定値に定め、
また、通電時間をタイマーで一定時間に制御するよう構
成されている。然し、これでは使用者の要望に応じて正
特性サーミスタの好みの発熱温度による温灸治療を行う
ことができない。
【0004】上述した温灸器の他に、肩こり等の治療手
段としては超音波振動子による超音波治療器や永久磁石
による磁力線治療器が知られている。これらは超音波ま
たは磁力線の独自な作用を発揮することから、血行を促
進させて肩こり等を取り除くことを期待できる。然し、
その個々の作用にのみ依存しては肩こり等を更に効率よ
く解消するよう構成するには限界がある。
【0005】従来、正特性サーミスタと共に永久磁石を
備えた温灸器が知られている(昭和60年実用新案公開
第58139号)。然し、永久磁石は常時または長時間
人体に接触固定することから磁力線による作用を期待で
きるものであり、これを所定時間内の温灸作用で効果を
期待できる正特性サーミスタと共に備えても、正特性サ
ーミスタの作動時間内で永久磁石の磁力線が肩こり等を
取り除くよう相乗的に作用するとは期待できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、肩こり等を
正特性サーミスタの発熱による温灸作用で解消すること
を主とし、使用者の要望に応じた正特性サーミスタの発
熱温度による温灸治療を行え、また、肩こり等を温灸作
用と共に別の作用との相乗効果でより効率よく解消でき
るよう改良した温灸器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
温灸器においては、正特性サーミスタを発熱体とし、こ
の正特性サーミスタを人体の体表に接触固定する外装ケ
ースの内部に収容すると共に、該正特性サーミスタとス
イッチ操作で通電可能に接続させて電源を備え、更に、
該正特性サーミスタの発熱温度に応じて通電時間を設定
するタイマーを電源との間に装備することにより構成さ
れている。
【0008】本発明の請求項2に係る温灸器において
は、正特性サーミスタと共に、超音波振動子を人体の体
表に接触固定する外装ケースの内部に収容し、その夫々
とスイッチ操作で通電可能に接続させて電源を備えるこ
とにより構成されている。
【0009】本発明の請求項3に係る温灸器において
は、正特性サーミスタ,超音波振動子のうち、正特性サ
ーミスタを外装ケースの内部において人体の体表寄りに
位置することにより構成されている。
【0010】
【作用】本発明の請求項1に係る温灸器では、正特性サ
ーミスタの発熱温度に応じて通電時間をタイマーで設定
制御することから、低温による治療時間を長くまたは高
温による治療時間を短くする如く個々個人のこり具合に
応じ或いは好みの温度設定による温灸治療を行うことが
できる。
【0011】本発明の請求項2に係る温灸器では、正特
性サーミスタの発熱による温灸作用と、超音波振動子の
超音波作用とを相乗的に応用することにより、肩こり等
を所定の時間内でより効果的に取り除くことができる。
【0012】本発明の請求項3に係る温灸器では、正特
性サーミスタが外装ケースの内部において人体の体表寄
りに位置することから、正特性サーミスタの発熱を超音
波振動子で遮らないで人体に効率よく熱伝達できると共
に、超音波振動子の振動モードを人体側に向けることに
より正特性サーミスタの発熱を含めて超音波を効果的に
人体に作用することができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照して説明すれば、図1
の温灸器は正特性サーミスタ1を発熱体とし、その発熱
による温灸作用から肩こり,腰痛等の治療を行うものと
して構成されている。この正特性サーミスタ1はチタン
酸バリウム磁器等のセラミック素体10を有し、両面に
は電極11,12を形成し、通電による電気抵抗の変化
で発熱するよう構成されている。
【0014】その正特性サーミスタ1は、熱伝達層20
として熱伝導性の良好な絶縁性の合成樹脂で被覆するこ
とにより外装ケース2の内部に収容されている。外装ケ
ース2は人体の体表に接着固定するもので、熱伝導性の
良好な耐熱性の樹脂材料或いは金属材料から中空なボタ
ン形等の所定形状に形成されている。
【0015】外装ケース2には、固定手段として粘着パ
ッドを人体との接触側に着脱交換自在に備えることがで
きる。また、図2で示す如く人体の体表に吸着固定可能
なスカート状の吸盤21を外装ケース2と一体に形成し
てもよい。その吸盤21には人体の体表に吸着固定する
のに代えて、こう薬を固定手段として内面に備え付けて
もよい。このこう薬は、粘着パッドに代わる固定手段と
して用いることもできる。
【0016】熱伝達層20は本願出願人が先に提案した
と同様に、吸盤21のスカート内に一部露出し、或いは
外装ケース2の接着固定面個所から一部露出させて人体
の体表に直接接触するよう形成することができる。その
熱伝達層20には疣状の突起部22を一体に形成し、こ
の突起部22を人体の体表に直接接触させて集中的に熱
伝達ししかも指圧作用を発揮するよう形成することもで
きる。
【0017】正特性サーミスタ1には、スイッチ3によ
る操作で通電可能な電源4が接続されている。その電源
4は一般の家庭電源とすることもできるが、ボタン電池
を外装ケース2の内部に着脱交換自在に備え或いは太陽
電池を外装ケース2に装備するとよい。この場合にはど
こでも使用可能な温灸器として携帯でき、また、全体を
コンパクトなものに形成できるところから好ましい。
【0018】それに加えて、図3で示す如くタイマー5
が外装ケース1に取り付けることにより正特性サーミス
タ1と電源4との通電回路中に組み付けられている。こ
のタイマー5としてはCRタイマー等を備え、正特性サ
ーミスタ1が所定の発熱温度に達するのに応じて以降の
通電時間をボタン或いはダイヤル操作で設定するよう備
え付けられている。その通電時間は、例えば正特性サー
ミスタ1の発熱温度が60℃程度に達すると30秒程度
に設定し、80℃程度に達すると2〜5秒程度に設定す
るようにできる。また、正特性サーミスタ1の発熱温度
が60〜100℃の温度範囲内で高まるのに伴って通電
時間を数段階に分けて短縮化するよう設定すればよい。
【0019】このように構成する温灸器では、正特性サ
ーミスタ1の発熱温度に応じて温灸作用を時間的に制御
することにより、温灸治療を使用者のこり具合や好みの
温度で行うよう温度,時間を任意に選択することができ
る。従って、正特性サーミスタ1を発熱体とする温灸器
として使用し易くしかも実用性をより高めるよう構成す
ることができる。
【0020】図4で示す温灸器は、上述した如く正特性
サーミスタ1を発熱体とするのに加えて、超音波振動子
6を振動体として外装ケース2の内部に共に収容するこ
とにより構成されている。その超音波振動子6としては
セラミック振動子等の圧電素子を用いることができ、正
特性サーミスタ1と同様にスイッチ3による操作で通電
可能に電源4と接続されている。
【0021】この温灸器においては、正特性サーミスタ
1を絶縁性樹脂の熱伝導層20で被覆し、超音波振動子
6と絶縁離隔することにより回路構成されている。ま
た、正特性サーミスタ1は外装ケース2の内部において
人体の体表寄りに位置し、超音波振動子6は正特性サー
ミスタ1と離隔させて上下に重なるよう組み付ければよ
い。
【0022】このように構成する温灸器では全体をコン
パクトに構成できるばかりでなく、正特性サーミスタ1
の発熱による温灸作用と共に、超音波振動子6による超
音波作用を相乗的に発揮できるところから、肩こり等を
所定の作動時間内でより効果的に取り除くことができ
る。
【0023】また、正特性サーミスタ1が人体の体表寄
りに位置することにより、正特性サーミスタ1の発熱を
超音波振動子6で遮ることなく、正特性サーミスタ1の
発熱を人体に効率よく伝達することができる。超音波振
動子6の振動モードは人体に向けて作用することから、
超音波振動子6の超音波作用と共に、正特性サーミスタ
1の発熱も人体に効果的に伝達するようにできる。
【0024】なお、図4で示す温灸器でもタイマー5を
備え、正特性サーミスタ1による温灸治療を時間的に制
御するようにできる。これと共に、超音波振動子6もタ
イマー5で作動時間を設定するよう構成することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上の如く、本発明に係る温灸器に依れ
ば、正特性サーミスタの発熱による温灸治療を使用者の
こり具合や好みに応じた任意な温度,時間に設定制御す
ることにより行え、また、肩こり等を正特性サーミスタ
による温灸作用と共に超音波振動子による超音波作用の
相乗効果で効率よく取り除くことを期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施例に係る温灸器を回路構成
で示す説明図である。
【図2】同温灸器を側断面で示す説明図である。
【図3】本発明の別の実施例に係る温灸器を回路構成で
示す説明図である。
【図4】同温灸器を平面で示す説明図である。
【符号の説明】
1 正特性サーミスタ 2 外装ケース 3 スイッチ 4 電源 5 タイマー 6 超音波振動子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正特性サーミスタを発熱体とし、この正
    特性サーミスタを人体の体表に接触固定する外装ケース
    の内部に収容すると共に、該正特性サーミスタとスイッ
    チ操作で通電可能に接続させて電源を備え、更に、該正
    特性サーミスタの発熱温度に応じて通電時間を設定する
    タイマーを電源との間に装備したことを特徴とする温灸
    器。
  2. 【請求項2】 正特性サーミスタと共に、超音波振動子
    を人体の体表に接触固定する外装ケースの内部に収容
    し、その夫々とスイッチ操作で通電可能に接続させて電
    源を備えたことを特徴とする温灸器。
  3. 【請求項3】 上記正特性サーミスタ,超音波振動子の
    うち、正特性サーミスタを外装ケースの内部において人
    体の体表寄りに位置したことを特徴とする請求項2記載
    の温灸器。
JP18178494A 1994-07-11 1994-07-11 温灸器 Pending JPH0824310A (ja)

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JP18178494A JPH0824310A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 温灸器

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JP18178494A JPH0824310A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 温灸器

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JPH0824310A true JPH0824310A (ja) 1996-01-30

Family

ID=16106821

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18178494A Pending JPH0824310A (ja) 1994-07-11 1994-07-11 温灸器

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190019736A (ko) * 2017-08-18 2019-02-27 고재정 진동과 열을 이용하여 여드름, 부스럼 및 해충 물림 부위를 치료하기 위한 휴대용 치료기

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190019736A (ko) * 2017-08-18 2019-02-27 고재정 진동과 열을 이용하여 여드름, 부스럼 및 해충 물림 부위를 치료하기 위한 휴대용 치료기

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020813