JP2001029379A - 耳部血流促進健康器具 - Google Patents

耳部血流促進健康器具

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JP2001029379A
JP2001029379A JP20301699A JP20301699A JP2001029379A JP 2001029379 A JP2001029379 A JP 2001029379A JP 20301699 A JP20301699 A JP 20301699A JP 20301699 A JP20301699 A JP 20301699A JP 2001029379 A JP2001029379 A JP 2001029379A
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JP
Japan
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heating element
ear
blood flow
ears
heat
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JP20301699A
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English (en)
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Nisaburo Kawashima
仁三郎 川島
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Foods Kk M
M Foods Corp
Original Assignee
Foods Kk M
M Foods Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人体の耳部に温熱を付与して耳部の血行を良
好にして、血流を促進し、もって耳部周辺の鬱血を解消
し、これを原因とする諸症状の改善や耳鳴り等の症状に
も効果を発揮し得る耳部血流促進健康器具を提供するこ
と。 【解決手段】 人体の頭部に掛けられた懸架部材(1
4)の端部(14a)に器具本体(12)が支持されて
人体の耳部(Y)に対応して位置づけられ耳部に押し当
てられる。器具本体内には発熱体(20)が収容され、
通電によってこれが発熱し、例えば48℃〜53℃程度
の温熱が人体の耳部に付与される。これによって耳部を
含む周辺部分の血行を良好にして血流を促進し、鬱血に
伴う諸症状の改善や耳鳴り等の軽減や解消に寄与するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の耳部に温熱
を付与して耳部の血行を良好にして血流を促進する健康
器具に関する。
【0002】
【従来の技術】人体の部位に温熱を付与することによっ
て該部位の血液の流れ、すなわち血流が促進されること
は一般的に知られるところである。このような血流の促
進によって該部位の鬱血を解消し、肩こり等の各種症状
の軽減や健康状態の維持等を図るため人体の肩部や腰部
等に温熱を付与する遠赤外線ヒータ等の健康器具が提案
されている。
【0003】他方、人体の耳部に関しては、該部位を防
寒の目的で包み込む耳覆い等の健康具は見られるが、該
部位に積極的に温熱を付与する健康器具は特に知られて
いない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、人体の耳部
に対して温熱を付与することにより該人体の耳部を含む
周辺部分の血行を良好にして血流を促進し、もって該部
分における鬱血を解消して、これを原因として生じ得る
各種症状を軽減し、耳鳴り等の症状にも効果を発揮し得
る耳部血流促進健康器具を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、発熱体と、該発熱体を収容する収容部を
有する枠体と、該枠体に係合して前記発熱体を包み込む
とともに人体の耳部に押し当てられ、前記発熱体及び枠
体とともに器具本体を構成するカバー部材と、前記器具
本体を支持するとともに人体の頭部に懸架され、前記カ
バー部材を人体の耳部に対応する位置に保持する懸架部
材と、を具備し、前記カバ−部材を人体の耳部に押し当
てた状態において前記発熱体からの温熱を人体の耳部に
付与してなる構成の耳部血流促進健康器具を提案するも
のである。
【0006】上記構成の耳部血流促進健康器具によれ
ば、使用に当たって、人体の頭部に懸架部材を掛けてカ
バー部材が人体の耳部に対応するように位置づけてこれ
を耳部に押し当て、発熱体を発熱させることにより、該
熱がカバー部材を介して耳部に温熱として付与される。
これによって人体の耳部を含む周辺部分の血流が促進さ
れ、鬱血等に起因した諸症状や耳鳴りの改善効果が期待
できる。
【0007】又、本発明の耳部血流促進健康器具におい
て、前記発熱体を面状発熱体より構成し、又、該面状発
熱体を側部に通電用電極を有し通電によって発熱可能な
布状発熱部材と、該発熱部材を覆う電気絶縁用の合成樹
脂製のフィルムシートとよりなる構成の耳部血流促進健
康器具を提案するものである。
【0008】上記構成の耳部血流促進健康器具によれ
ば、発熱体が面状発熱体のため、器具本体の部分が極め
て小型となり、全体としてヘッドホーンのごとき態様で
用い得、使用ならびに携帯に便利となる。又、該面状発
熱体を上記のごとく通電により発熱する布状発熱部材を
合成樹脂製のフィルムシートで覆った構成とすることに
より断線の恐れが少なく、より耐久性に富んだ健康器具
を提供し得る。
【0009】更に、本発明の耳部血流促進健康器具で
は、前記枠体の収容部において、該発熱体と枠体との間
に断熱部材を介挿してなる構成の耳部血流促進健康器具
を提案するものである。
【0010】上記断熱部材を介挿することにより、発熱
体からの熱が枠体側に無駄に伝わる割合が少なくなり、
人体の耳部側へ、より効率的に熱の伝達ができる利点が
ある。
【0011】更に、本発明の耳部血流促進健康器具にお
いて、前記発熱体により付与される温熱の温度は、48
℃から53℃までの間の温度であり、又、前記発熱体に
よる温熱の付与は所定の間隔をおき間欠的になされる構
成の耳部血流促進健康器具を提案するものである。
【0012】上記のような温度設定ならびに該温度付与
のタイミングを間欠的に行うことにより、人体の耳部に
対する温熱の付与を、より安全かつ効果的に行うことが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る耳部血流促進健康器具の一実施形態を説明する。
【0014】図1は、本発明に係る耳部血流促進健康器
具10の使用状態を示すもので、鎖線で示す使用者の人
体の耳部Yに押し当てた状態で位置する器具本体12と
この器具本体を支持するとともに人体の頭部に懸架され
た懸架部材14を有し、全体としてヘッドホーン状の外
観を呈している。
【0015】器具本体12は人体の左右の耳部Yに対応
して左右一対に設けられ、これを湾曲した懸架部材14
の各下端部14aでヒンジ結合によって連結されてい
る。この連結された器具本体12の部分は、硬質の合成
樹脂等で形成された枠体16であり、この枠体16に係
合するとともに人体の耳部Yに直接押し当てられる部分
は、柔軟な布材等で形成されたカバー部材18で、枠体
16とともに器具本体12を構成する。
【0016】懸架部材14は図1に示すごとく、その各
下端部14aが人体の頭部に直接掛けられる基部14b
に対してスライドして伸縮自在に構成されているので、
器具本体12が人体の耳部Yに丁度位置するように適宜
調節可能である。又、懸架部材14には各端部14aを
内方に向けてバネ弾性を付与してあるので、器具本体1
2のカバー部材18を人体の耳部Yに若干の弾力をもっ
て押し当てる作用を果たすものであり、一般のヘッドホ
ーンの懸架部材下部の構造を採用することができる。
【0017】左右一対の器具本体20の内部には、図2
及び図3につき後述のように、人体の耳部Yに温熱を付
与する発熱体20が収納されており、これら発熱体20
に通電して発熱させる配線コード22が器具本体12の
枠体16から延出するとともにACアダプタ24に接続
されている。ACアダプタ24は通常の家庭用100ボ
ルト交流電源(図示せず)に差し込まれ、これより、例
えば9ボルト、400ミリアンペアの直流に変換されて
各配線コード22を介して器具本体12の発熱体20に
供給される構成となっている。尚、電源としては、乾電
池を使用する構成も勿論可能であり、より携帯性に富ん
だ健康器具を提供し得る。
【0018】図2には、器具本体12の内部構成部材を
左右方向に若干分解ないし分離した態様で表してある
が、前記発熱体20は枠体16の内側に形成された収容
部26に収容され、この発熱体20と枠体16との間に
は、発泡ウレタン樹脂よりなる断熱部材28が介挿さ
れ、同様に収容部26に収容されている。この断熱部材
28と発熱体20との間に該発熱体20に密着する態様
で温度過昇防止機能を果たす円板状のサーモスタット3
0が配置されている。発熱体20は、このサーモスタッ
ト30とともに断熱部材28の表面に接着剤により固定
される。カバー部材18は枠体16のフランジ部16a
に一端部が係合した状態で発熱体20等の内部構成部材
を包み込む態様で、人体の耳部Yに押し当てられる器具
本体12の全面を覆っており、発熱体20が耳部Yに直
接ふれないように保護する。
【0019】断熱部材28は、発熱体20からの熱が枠
体16側に無駄に伝わる割合を少なくし、熱が逃げるの
を抑制し、押し当てられた人体の耳部Y方向への効率的
な熱の伝達を助成する役目及び器具本体12が耳部Yに
押し当てられた場合に、発熱体20が耳部Yに強く当た
らないように支えるクッションの役目を果たす。
【0020】発熱体20としては、図2及び図3で示す
ように、薄板状で矩形の布状発熱部材32とこれを全面
において覆う電気絶縁用の合成樹脂製のフィルムシート
34とより構成された面状発熱体が用いられる。この布
状発熱部材32はその両側部に電極32aを有するとと
もにガラス繊維の織布にカーボン塗料を塗布して所定の
電気抵抗値を設定して形成され、その布状の全面が通電
により発熱をなすヒータ面に構成されている。
【0021】各電極32aには電線コード22を接続す
る端子36が設けられ、図示のごとく配線されるととも
に、この配線中にサーモスタット30も接続されてい
る。尚、配線は左右一対の器具本体の発熱体20につい
て直列となるよう接続構成されるので、左右いずれかの
発熱体20が所定温度を超えた場合にサーモスタット3
0が作動して通電を遮断する構成となっている。発熱体
20によって人体の耳部に付与される温熱の温度は40
度から53度が最も望ましい。この範囲の温熱の付与に
より使用者に安全で快適な使用感を与えるとともにこれ
に応じて耳部を含む周辺部分の血行が良好で血流の促進
がもたらされる。設定温度としては、例えば50℃に固
定して連続して使用するようにしてもよい。又、サーモ
スタット30が作動する過昇温度は、例えば70℃に設
定することができ、これにより使用上の安全を図ること
ができる。
【0022】又、図示を省略してあるが、発熱体20へ
至る配線中にタイマーを設置して、所定時間、例えば1
0〜15分で通電が切れるように設定し、これによっ
て、いわゆる低温ヤケドを防止する構成も望ましい。又
更に、例えば5分程度通電した後、30秒間通電を止め
る動作を繰り返して、温熱の付与を所定の間隔をおき間
欠的に行うようにタイマーを設定することも可能であ
り、これにより十分な時間安全に使用できるものとな
る。
【0023】以上、本発明に係る耳部血流促進健康器具
の一実施形態を説明したが、本発明はこれに限定される
ものではない。例えば、上記実施形態では、器具本体1
2を人体の両耳部に対応させた一対の構成のものを示し
たが、片側のみの構成も可能である。又、発熱体として
面状発熱体が小型で耐久性に富むために最も望ましいも
のとして開示したが、その他の構成の発熱体も採用し得
る。又、更に、発熱体の発熱は通電による構成以外に、
例えば、化学的発熱を利用するもの等、他の発熱手段を
用いることも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように、本発明の耳部血流促進健
康器具によれば、使用に当たって人体の頭部に懸架部材
を掛けて器具本体のカバー部材が人体の耳部に対応する
ように位置づけてこれを耳部に押し当て、発熱体を発熱
させることにより、該熱がカバー部材を介して耳部に温
熱として付与されるので、人体の耳部を含む周辺部分の
血行が良好となり血流の促進により鬱血等に起因した諸
症状や耳鳴りの改善効果が期待できるものであり、小型
で低廉に製作し得、携帯に便利で使用感に優れた耳部血
流促進健康器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る耳部血流促進健康器具の使用状態
を示す全体外観図である。
【図2】図1に示す耳部血流促進健康器具の器具本体の
内部構成を示すために各部材を若干分解した態様で表し
た拡大縦断面図である。
【図3】図2のA−A線に沿って見た断面図である。
【符号の説明】
10 耳部血流促進健康器具 12 器具本体 14 懸架部材 16 枠体 18 カバー部材 20 発熱体 26 収容部 28 断熱部材 30 サーモスタット

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の耳部に温熱を付与して血流を促進す
    るための健康器具であって、 発熱体と、 該発熱体を収容する収容部を有する枠体と、 該枠体に係合して前記発熱体を包み込むとともに人体の
    耳部に押し当てられ、前記発熱体及び枠体とともに器具
    本体を構成するカバー部材と、 前記器具本体を支持するとともに人体の頭部に懸架さ
    れ、前記カバー部材を人体の耳部に対応する位置に保持
    する懸架部材と、具。
  2. 【請求項2】前記発熱体は面状発熱体よりなる請求項1
    に記載の耳部血流促進健康器具。
  3. 【請求項3】前記面状発熱体は、側部に通電用電極を有
    し通電によって発熱可能な布状発熱部材と、該発熱部材
    を覆う電気絶縁用の合成樹脂製のフィルムシートとより
    なる請求項2に記載の耳部血流促進健康器具。
  4. 【請求項4】前記枠体の収容部において、該発熱体と枠
    体との間に断熱部材を介挿してなる請求項1ないし3の
    いずれか1に記載の耳部血流促進健康器具。
  5. 【請求項5】前記発熱体により付与される温熱の温度
    は、48℃から53℃までの間の温度である請求項1な
    いし4のいずれか1に記載の耳部血流促進健康器具。
  6. 【請求項6】前記発熱体による温熱の付与は所定の間隔
    をおき間欠的になされる請求項1ないし5のいずれか1
    に記載の耳部血流促進健康器具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016041267A (ja) * 2007-02-13 2016-03-31 アクロマ、バイオサイエンス、アクチボラグAkloma Bioscience Ab 同期化された水及びその製造並びに使用
CN105708618A (zh) * 2014-12-02 2016-06-29 潘龙祥 一种发热耳罩
US10912946B2 (en) 2015-12-23 2021-02-09 Cleanhearing Inc. Device for generating alternating magnetic fields for inducing eddy currents in an organism

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016041267A (ja) * 2007-02-13 2016-03-31 アクロマ、バイオサイエンス、アクチボラグAkloma Bioscience Ab 同期化された水及びその製造並びに使用
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Effective date: 20031008