JP3218332U - 睡眠具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ツボを刺激すると同時に副交感神経を活性化させる睡眠具を提供する。【解決手段】睡眠具1は、使用者の少なくとも両目、両こめかみ及び頸部を被覆する長さを有する細長形状のタオル地で形成される布材2を備える。布材の長手方向での中央には、多数の粒状体4が充填される袋部3が形成されている。布材の袋部を挟む両側には、それぞれ左右の目とこめかみと対向する収納ポケット5,6が設けられ、各収納ポケットにはそれぞれ通電により発熱するヒーター線が装着された面発熱体7を保持している。睡眠具の使用時、布材は、袋部が使用者の頸部に当たり、収納ポケットが使用者の両目及び両こめかみの周囲のツボと接触するよう面ファスナー13によって固定される。【選択図】図1

Description

本考案は、眠気を促進して不眠症を解消する睡眠具に関する。
眠気を促進する睡眠具としては安眠枕があり、種々のタイプの枕が使用されている。その中でも、頸部の後ろ側及びこの両側のツボを刺激する半円形状の凹部を上面に形成すると共に、凹部に遠赤外線輻射布材を使用して成る安眠枕が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
また、U字筒状をした枕袋の内側底部に、硬質のパイプが横に寝せて収容されると共に、該パイプの収容部と枕袋の両先端部を除いた枕袋の内部に、枕充填材が充填されて、該枕充填材が充填されていない枕袋の両先端部が、その結び合わせ箇所を変更調整可能に互いに結び合わせてドーナツ型状にした安眠枕も知られている(例えば、特許文献2を参照)。
特開平11−244113号公報 実用新案登録第3089292号公報
特許文献1の安眠枕は頸部のツボを刺激することで眠りを誘うものである。そして、特許文献2の安眠枕は、熟睡できるよう就寝時に頸椎を立ったままの自然体に近い状態に伸ばす構造としている。
ところで、質の良い眠りを得るには、副交感神経の働きを活性化させて身体をリラックスさせるのがよいとされている。しかしながら、頸部のツボを刺激したり或いは頸部を伸ばしたりするだけでは、周囲の環境や身体が興奮状態にある場合など状況によっては、スムーズに眠りに入れないことがある。
上記点から本考案は、副交感神経を効果的に活性化させることでスムーズに眠りに入れる睡眠具を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本考案による睡眠具は、使用者の少なくとも両目、両こめかみ及び頸部を被覆する長さを有する細長形状のタオル地の布材と、前記布材の長手方向での中央に形成される袋部に内包される多数の粒状体と、前記袋部を挟む両側にそれぞれ設けられた複数の収納ポケットと、通電により発熱するヒーター線が装着されており前記収納ポケットにそれぞれ保持される面発熱体と、使用時に前記布材を、前記袋部で使用者の頸部に当たり、前記収納ポケットで使用者の両目及び両こめかみの周囲のツボと接触するよう固定する固定部と、を備える。前記面発熱体は、37℃から40℃の範囲内で発熱するのが好適である。
或る実施形態では、前記面発熱体は、ヒーター線への通電で発熱し、前記ヒーター線にPTC特性を利用した電流制限素子を接続して構成することで、面発熱体が特定の温度まで上昇すると電流制限素子の抵抗が急激に増加して流れる電流を小さくすることで温度上昇を阻止できる。
また、前記ヒーター線への通電を制御する通電タイマーによって前記面発熱体の発熱を開始から一定時間後に停止させるとよい。これにより、眠りに入ったときの副交感神経が交感神経より優位な状態を維持できるため熟睡することができる。また、長時間の加温による低温火傷の虞もなくなる。
そして、前記粒状体を多面体形状の樹脂製ビーズ又は木片とすれば、頸部のツボが粒状体の角部で効果的に刺激できる。
本考案による睡眠具を使用すれば、頸部のツボを刺激すると同時に、両目の周辺を温め副交感神経の活性化を促すために、スムーズに眠りに入り易い。
本考案に係る睡眠具の平面図を示す。 面発熱体の構成を平面図で示す。 面発熱体の電気的な構成図を示す。 本考案に係る睡眠具を使用した状態の説明図を示す。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき具体的に説明する。図1は本考案の一実施形態である睡眠具1を示している。睡眠具1の本体は、使用者の少なくとも両目、両こめかみ及び頸部を被覆する長さを有する細長形状の布材2で構成されている。布材2は、図2に示すように、中央で使用者の後ろ側の頸部と接して、両端で使用者の両こめかみ及び両目を被覆できるだけの十分な長手方向の寸法及び幅寸法を有する。よって、布材2は人の肌に直接接触するために、肌触りや吸汗性に優れたタオル地で形成される。
布材2は使用者の後ろ側の頸部と接する部分は二重構造で形成される袋部3を備えて、袋部3には充填された多数の粒状体4を密封して保持する詰袋14が収容される。粒状体4は角部を有する樹脂製ビーズ又は木片チップで構成されており、布材2が中央部分で使用者の頸部の後ろ側に接したとき、粒状体4の角部によって頸部にある天柱、風池の各ツボが刺激される。詰袋14の素材には、強度を有する繊維、例えばポリエステルなどの合成繊維やレーヨン,キュプラなどの再生繊維が用いられて、布材2を粒状体4の角部での圧迫による破損から保護している。
布材2の袋部3の両側には、袋部3を使用者の後ろ側の頸部に当てたとき、使用者の両側のこめかみとそれぞれ対向する一対の収納ポケット5と、使用者の両目とそれぞれ対向する一対の収納ポケット6とが設けられている。4個の各収納ポケット5,6には面発熱体7が挿入されて保持されている。
本実施の形態での面発熱体7は通電によって発熱する。面発熱体7は、熱伝導性、絶縁性、難燃性に優れた樹脂、例えばポリエチレンやポリカーボネート系樹脂組成物及びその成形体で形成される樹脂板8の内部にビニールで被覆された高抵抗導電体のヒーター線9と後述する電流制限素子11が埋設されている。ヒーター線9の埋設は、樹脂板8の射出成型時に埋め込んで固定して形成されるか、或いは2枚の樹脂板8の一方の表面に形成した溝にヒーター線9を配置して他方の樹脂板8を被せて貼り合せることで構成される。
樹脂板8は、外径が3cm程度の略丸い板で構成すれば、収納ポケット5,6に保持された面発熱体7は使用者の個人差に係わらず、こめかみと目にそれぞれ対応して温めることができる。そして、収納ポケット5,6は、このような大きさの樹脂板8が収まり固定される寸法に設定されている。
図3は、面発熱体7の電気的構成図を示し、各収納ポケット5,6に収納される4個の面発熱体7の各ヒーター線9は、家庭用のコンセントから通電タイマー10を経て交流電源が供給される給電ラインL1,L2間にコネクタ12を介しそれぞれPTC特性を利用した電流制限素子11と共に接続されている。電流制限素子11はPTCサーミスタで構成されて、樹脂板8の温度を検知し、特定の温度まで上昇すると、PTCサーミスタの抵抗が急激に増加して流れる電流を小さくすることで略18Wから20W程度に保持して、温度が37℃から40℃の範囲内で収まるよう設定されている。この温度は人の体温より僅かに高い温度であり、顔に当てても熱いと感じることがない。この場合、給電ラインL1,L2は、家庭用のコンセントに差し込まれたACアダプタに発生する直流電源を供給する構成であってもよい。
睡眠具1は、図4に示すように、布材2が袋部3で使用者の頸部の後ろ側と接して、収納ポケット5,6が両側のこめかみと両目とそれぞれ対向するように布材2を使用者の顔に巻いて使用される。そのため布材2は、顔に巻かれたとき重なり合う両端に面ファスナー13を備える。面ファスナー13は、その一組のフック面とカール面とで布材2の両側端を貼り合せて固定するように、布材2の一方の側端の表側と他方の側端の裏にそれぞれ取り付けられる。このような固定部は、面ファスナー13に限らず、ボタンとボタンホール又はスナップボタン等の種々の接合具が使用できる。
通電により面発熱体7の発熱で両目及びこめかみの周辺と耳とが温められると、その周囲の筋肉が弛緩して血行が良くなりリラックスできる。また、目の周辺には、さん竹、瞳子りょう、睛明の各ツボがあり、耳には自律神経の交感神経と副交感神経とを調整するツボである神門やその他の体の各部位のツボが密集しており、面発熱体7はこれらのツボを温熱刺激する。
上記構成の睡眠具1を使用すると、布材2の袋部3が使用者の頸部に当たり粒状体4が頸部の各ツボを刺激すると共に、面発熱体7が目、こめかみ、耳を温めてこれらにある各ツボを温熱刺激することで、自律神経が整えられて快眠につながる。すなわち、自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があり、これらツボを刺激することで、心身をリラックスさせて身体を修復させると副交感神経が交感神経より優位な状態となる。
ヒーター線9は、動作開始後から最大でも30分以内に通電タイマー10によって通電が遮断される。眠りに入るときにはリラックスできる副交感神経が交感神経より優位な状態とするが、眠りに入って体温が徐々に下がり出したとき、布材2が面発熱体7によって温かい状態のままであると交感神経が再び優位となり却って熟睡できなくなる。そこで、ヒーター線9の通電を遮断することで、副交感神経が優位な状態を維持する。また、長時間の加温による低温火傷を防ぐことにもなり、電源遮断後は、フェイスマスク2による光のシャットアウトで目が休まり安眠状態を保つことができる。
以上の構成の睡眠具1を就寝時に使用すれば、布材2は枕12によって袋部3が頸部に押し付けられて、頸部に接する袋部3に収納されている粒状体4が頸部の天柱、風池のツボを刺激し、且つ面発熱体7が両目及びこめかみの周辺と耳のツボを温熱刺激することで、副交感神経の活性化が促される。加えて、面発熱体7によって耳、こめかみ、目が温められることから、血行が良くなりリラックスできることからもスムーズに眠りに入り易くなる。
1 睡眠具
2 布材
3 袋部
4 粒状体
5、6 収納ポケット
7 面発熱体
9 ヒーター線
10 通電タイマー
11 PTCサーミスタ(電流制限素子)
13 面ファスナー(固定部)

Claims (5)

  1. 使用者の少なくとも両目、両こめかみ及び頸部を被覆する長さを有する細長形状のタオル地の布材と、
    前記布材の長手方向での中央に形成される袋部に内包される多数の粒状体と、
    前記袋部を挟む両側にそれぞれ設けられた複数の収納ポケットと、
    通電により発熱するヒーター線が装着されており前記収納ポケットにそれぞれ保持される面発熱体と、
    使用時に前記布材を、前記袋部で使用者の頸部に当たり、前記収納ポケットで使用者の両目及び両こめかみの周囲のツボと接触するよう固定する固定部と、
    を備える睡眠具。
  2. 前記面発熱体は、37℃から40℃の範囲内で発熱することを特徴とする請求項1に記載の睡眠具。
  3. 前記面発熱体は、ヒーター線への通電で発熱し、前記ヒーター線にヒーター線にPTC特性を利用した電流制限素子を接続して成ることを特徴とする請求項2に記載の睡眠具。
  4. 前記ヒーター線への通電を制御する通電タイマーを備えて、前記面発熱体は、発熱開始から一定時間後に発熱を停止することを特徴とする請求項1に記載の睡眠具。
  5. 前記粒状体は、前記ツボを刺激するための角部を有する多面体形状の樹脂製ビーズ又は木片であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の睡眠具。
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