JPH08243070A - メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ - Google Patents

メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ

Info

Publication number
JPH08243070A
JPH08243070A JP7348784A JP34878495A JPH08243070A JP H08243070 A JPH08243070 A JP H08243070A JP 7348784 A JP7348784 A JP 7348784A JP 34878495 A JP34878495 A JP 34878495A JP H08243070 A JPH08243070 A JP H08243070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
passage
adapter
spray nozzle
compressed gas
fiberscope
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7348784A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3818688B2 (ja
Inventor
Saburo Adachi
三朗 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Adachi Co Ltd
Original Assignee
Adachi Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Adachi Co Ltd filed Critical Adachi Co Ltd
Priority to JP34878495A priority Critical patent/JP3818688B2/ja
Publication of JPH08243070A publication Critical patent/JPH08243070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3818688B2 publication Critical patent/JP3818688B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ファイバースコープにおいて送気・送水通路
の開口端部に付着した付着物を、噴出ガスにより除去す
る。 【解決手段】 ファイバースコープは、軸方向に通路が
形成された細長い可撓性の管体と、前記通路を通じて内
視または処理操作を行うための操作部2と、この操作部
に形成された装着凹部21と、この装着凹部に装着可能
なアダプター8と、このアダプター8に装着可能なスプ
レーノズル33を有するスプレー容器7とを備えてい
る。スプレー容器7をアダプター8の方向に押入する
と、スプレー容器7の弁機構が開き、圧縮ガスが、アダ
プター8の通気孔45および操作部2のガス流路23を
通じて、前記管体の先端部から噴出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消化器などの動物
または人体内病患部の観察、処理などに使用されるファ
イバースコープ、およびこのファイバースコープの可撓
性管体のノズル部に付着した付着物を除去する上で有用
なメンテナンス用スプレー容器に関する。
【0002】
【従来の技術】ファイバースコープは、通常、軸方向に
通路が形成された細長い可撓性の管体と、この管体に取
付けられ、前記通路を通じて内視または処理操作を行う
操作部から構成されている。そして、前記管体には、オ
プティカルファイバーの他、送気・送水通路や、吸引・
鉗子用通路などの通路が形成されている。そして、ファ
イバースコープにより、胃内等の観察や種々の処理を行
うと、管体のうち送気・送水通路の開口端(ノズル部)
の内部や周辺に、血液や、胃液、粘膜などの体液、蛋白
質などの付着物が侵入して付着し、ファイバースコープ
使用後には凝固して、前記ノズルが目詰まりを起こし、
使用ができなくなる。そのため、従来より、ファイバー
スコープの使用後には、ファイバースコープを吊り下げ
て、前記管体を垂下させ、前記ノズル内から体液などの
付着物を自然流出させている。
【0003】しかし、この方法では、体液など付着物の
排出に長時間を要するだけでなく、完全に体液などを排
出させることができない。しかも、一部の付着物がノズ
ル部内に付着して残存し、そのまま凝固するので、送気
・送水通路による円滑な流通が妨げられる。また、送気
・送水通路の開口端に細い針状物を挿入して、凝固物を
除去することも可能であるが、前記通路が内径0.1〜
0.3mm程度の細孔であるため、凝固物を除去するの
が困難であるだけでなく、針状物の先端で前記通路の内
壁を破損する場合がある。また、前記通路を損傷させる
と、高価な送気・送水通路のノズル部(端部材)と交換
する必要がある。
【0004】一方、圧縮ガスを充填したスプレー容器の
ノズルを、ノズル部とは反対側に位置する送気・送水通
路の他方の開口端部に挿入し、ノズル部から噴出ガスを
噴出させることにより前記送気・送水通路のノズル部に
付着した付着物を除去することも考えられる。しかし、
送気・送水通路の一方の端部(ノズル部)は管体の先端
部に位置し、他方の端部(スプレーノズルの挿入部)は
操作部から延出したチューブ状のライトガイド部の端部
に位置する。なお、ライトガイド部にはライトガイドと
送気・送水通路とが併設されている。また、操作部に
は、ライトガイド部内の送気・送水通路と管体内の送気
・送水通路とを、閉止操作により連通させるための通気
孔が形成されている。そのため、ノズル部に付着した付
着物を除去するためには、操作部の通気孔を塞ぐことに
より、ライトガイド部内の送気・送水通路と管体内の送
気・送水通路とを連通させるための操作と、スプレー容
器のノズルにライトガイド部のスプレーノズル挿入部を
挿入して押圧する操作とを同時に行う必要がある。その
ため、2人の作業員を必要とすると共に、付着物の除去
作業が極めて煩雑である。
【0005】このような問題を解決するため、本発明者
は、圧縮ガスを充填した容器に送気・送水口を挿嵌させ
るためのスプレーノズル又は補助ノズルと、送気・送水
口に併設されたファイバースコープのライトガイドに対
する差込み案内部を設けたファイバースコープ用スプレ
ー容器を提案した(実公平3−40250号公報、実公
平3−41682号公報参照)。このようなスプレー容
器を用いると、ガスが前記操作部の送気孔から漏出する
のを阻止するため、前記送気・送水通路と連通する操作
部の通気孔を指で閉止した後、ライトガイドの端部を押
し下げて前記スプレーノズルなどを押圧するという簡単
な操作で、スプレー容器内の圧縮ガスを送気・送水通路
に送気できる。そのため、前記通路を破損することな
く、ファイバースコープの送気・送水路の開口端に付着
残存する体液などの付着物を、1人で除去できる。
【0006】しかし、前記スプレー容器を用いる場合、
ライトガイドの端部がファイバースコープの操作部から
隔たった位置にある。そのため、前記容器内の圧縮ガス
をファイバースコープの管体の送気・送水通路の開口端
から噴出させるためには、一方の手で前記通気孔を閉止
し、他方の手でライトガイドの端部をスプレー容器の内
方へ押し下げる操作が必要がある。すなわち、付着物の
除去操作には両手を使う必要があり、操作性が十分とは
いえない。
【0007】このような問題は、送気・送水通路の開口
端にカン石が析出又は堆積する場合にも生じる。すなわ
ち、送気・送水路を通じてライトガイドユニットから管
体の送気・送水通路へ水、特に硬水を供給して、光ファ
イバーの先端部に取り付けられたレンズを洗浄する場
合、送気・送水通路の開口端にカン石が析出又は堆積
し、円滑な流通を妨げる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、管体に形成された流路の開口端部(ノズル部)に付
着した付着物を、簡単な操作で確実に除去できるファイ
バースコープ及びメンテナンス用として有用なスプレー
容器を提供することにある。本発明の他の目的は、管体
に形成された送気・送水通路の開口端部(ノズル部)に
付着した付着物を、圧縮ガス供給手段と操作部との相対
的な押入操作により確実かつ簡単に除去できるファイバ
ースコープおよびスプレー容器を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、管体の送気・送水通路の開
口端部(ノズル部)の付着物を、片手だけの簡単な操作
で容易に除去できるファイバースコープ及びスプレー容
器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記目的を
達成するため鋭意検討の結果、内視または処理操作を行
うための操作部に、細長い可撓性の管体の通路に圧縮ガ
スを供給するための圧縮ガス供給手段を着脱可能に装着
すると、片手の操作だけで管体の先端部に付着した付着
物を容易に除去できることを見いだし、本発明を完成し
た。すなわち、本発明のファイバースコープは、軸方向
に通路が形成された細長い可撓性の管体と、この管体に
取付けられ、前記通路を通じて内視または処理操作を行
うための操作部とを有するファイバースコープであっ
て、前記操作部に、前記通路に圧縮ガスを供給する圧縮
ガス供給手段を着脱可能に装着できる装着手段が形成さ
れている。前記装着手段は、圧縮ガス供給手段に対して
装着可能なアダプターと、操作部に形成され、かつ前記
アダプターが装着可能な装着部とで構成すると共に、前
記アダプターに圧縮ガス供給手段と通気可能な通気孔を
形成し、前記操作部に、前記アダプターの通気孔及び管
体の通路と通気可能な流路を形成してもよい。なお、ア
ダプターは、圧縮ガス供給手段と操作部との間に介在す
ればよく、操作部の装着部に取付けてもよく、圧縮ガス
供給手段に取付けてもよい。前記圧縮ガス供給手段は、
管体の通路に流体を噴出できればよく、通常、圧縮ガス
が充填されたスプレー容器を用いる場合が多い。
【0010】本発明のファイバースコープでは、操作部
に形成された装着手段に圧縮ガス供給手段を装着するこ
とにより、圧縮ガスを管体に形成された送気・送水通路
の通路に供給し、通路の開口端(ノズル部)から外部に
噴出させることができる。すなわち、従来のように、操
作部からライトガイドと併設して延びる送気・送水管の
流路と、前記操作部からノズル部に延びる送気・送水通
路とを、操作部の通気孔の閉止操作により連通させるこ
となく、装着手段に装着した圧縮ガス供給手段から圧縮
流体を供給するという簡単な操作で、前記開口端の内部
または周辺部に残留、付着した体液などを確実に除去で
きる。また、前記圧縮ガス供給手段が前記装着手段に着
脱可能であるため、ファイバースコープを消化器などの
観察、処理などに使用する際には、前記圧縮ガス供給手
段を装着することなく、ファイバースコープを観察、処
理などに利用できる。一方、ファイバースコープの管体
の通路の開口端部に付着した体液等を除去する場合に
は、前記圧縮ガス供給手段を前記装着手段に装着して、
付着物を除去できる。
【0011】本発明のスプレー容器は、ファイバースコ
ープの管体の先端部に付着した付着物を噴出する流体に
より除去し、清浄化する上で有用である。このスプレー
容器は、圧縮ガスが充填された圧力容器と、この圧力容
器の内方へ進入可能なスプレーノズルと、このスプレー
ノズルの内方への進入に伴なって圧力容器の内部の圧縮
ガスを前記スプレーノズルから噴出させるための弁機構
と、ファイバースコープの管体の操作部に装着可能なア
ダプターとを備えているスプレー容器であって、前記ア
ダプターが、前記操作部に形成された流路を介して、ス
プレーノズルと前記管体の通路とを連通するための通気
孔を備えている。前記操作部の流路は、ガス(空気)用
サブ流路、水用サブ流路又は双方のサブ流路で構成して
もよい。
【0012】本発明のスプレー容器では、スプレーノズ
ルを圧力容器の内方へ進入させると、弁機構により圧力
容器の内部の圧縮ガスが前記スプレーノズルから噴出す
る。一方、操作部に装着可能なアダプターの通気孔によ
り、前記操作部の流路を介して、スプレーノズルと前記
管体の通路とが連通するので、スプレーノズルからの圧
縮流体は、管体の通路に至り、通路の開口端から噴出す
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に添付図面に基づいて本発明
の一実施例を説明する。図1〜図4は本発明のファイバ
ースコープの一実施例を示し、図1はその使用状態を示
す概略図、図2はファイバースコープの管体を示す概略
断面図、図3は操作部における装着機構を示す断面図、
図4は装着手段を構成するアダプターを示す断面図であ
る。
【0014】このファイバースコープ1は、軸方向に通
路が形成された細長い可撓性の管体3と、この管体3に
取付けられた操作部2とを有している。前記管体3に
は、図2に示されるように、オプティカルファイバー1
0のほか、送気・送水通路11、鉗子通路12、吸引通
路13およびその他の通路14a,14bが形成されて
おり、前記通路11〜13,14a,14bは管体3の
端面9で開口している。
【0015】図1に示されるように、把持部2aを有す
る操作部2からは、前記オプティカルファイバー10に
光を送るためのライトガイド部4が延出していると共
に、操作部2は、前記通路11〜13,14a,14b
を通じて内視または処理操作を行うため、可撓性管体3
の少なくとも先端部の方向を回動操作などにより制御す
るための操作部材6、及び把持部2aに設けられ、鉗子
装置から延びる管と接続するための鉗子口5を備えてい
る。前記ライトガイド部4には、ライトガイドと、前記
管体3の送気・送水通路11と通じる流路が形成された
送気・送水管(図示せず)が併設されている。すなわ
ち、操作部2からは、一方の方向に前記可撓性管体3が
延出し、他方の方向にライトガイド部4が延出してお
り、操作部2において、管体3の送気・送水通路11
と、ライトガイド部4の送気・送水管(図示せず)の流
路は連通可能である。なお、ライトガイド部4の端部で
開口する送気・送水口からは、送気・送水管の流路およ
び管体3の送気・送水通路11を通じて、胃などの消化
器官などに、気体及び/又は水などの液体が供給可能で
ある。
【0016】そして、図3に示されるように、前記操作
部2の装着部位2bには、圧縮ガス供給手段としてのス
プレー容器7のスプレーノズル33が着脱可能に装着で
きる装着部、及び前記スプレー容器7からの圧縮流体を
前記可撓性管体3の送気・送水通路11に供給するため
のガス流路23が形成されている。この例では、装着手
段としての装着部は、操作部2の装着部位2bに形成さ
れた装着凹部21と、この装着凹部に対して着脱可能な
アダプター8とで構成され、このアダプター8には、ス
プレー容器7が着脱可能である。
【0017】なお、前記アダプター8の孔42及び装着
部位2bのガス流路23を介して、前記可撓性管体3の
送気・送水通路11とライトガイド部4の送気・送水管
の流路は連通可能である。また、スプレーノズル33か
らの噴出ガスがライトガイド部4の送気・送水管に流入
するのを規制し、噴出ガスを可撓性管体3の送気・送水
通路11に有効に流入させるため、ライトガイド部4の
送気・送水管のうち、アダプター8側の流路には、規制
手段としての逆止弁(図示せず)が設けられている。
【0018】さらに、装着凹部21は、従来のファイバ
ースコープの操作部のうち、ライトガイド部の送気・送
水管と可撓性管体の送気・送水通路とを、閉止操作によ
り連通させるための通気孔に対応する部位に形成されて
いる。
【0019】より詳細には、前記スプレー容器7を構成
する圧力容器(容器本体)の一方の端部には、内方域に
おいてキャップ状に膨出した筒状膨出部32と、この膨
出部の周囲に形成されたリング状凹部34とを有する口
金31が取り付けられており、前記膨出部32の中央部
からは、一方の先端部が開口し、他方の端部が閉塞する
ともに、閉塞側の側壁に、圧縮ガスを前記開口部へ導く
ための孔41が穿設された筒状のスプレーノズル33が
貫通して突出している。
【0020】また、スプレーノズル33はスプレー容器
7の内方へ進入可能に配設されており、スプレーノズル
33がスプレー容器7の内方へ進入するのに伴なって、
圧縮ガスを前記スプレーノズル33から噴出させるた
め、スプレー容器7は弁機構を備えている。すなわち、
前記スプレー容器7内には、一方の端部にリング状鍔部
を有し、他方の端部にスプレーノズル33用の貫通孔が
形成されている第1の筒状弁部材36と、この第1の筒
状弁部材36を軸方向に進退動可能に収容すると共に、
前記第1の筒状弁部材36を貫通して延びるスプレーノ
ズル33を底部で固定可能な第2の筒状弁部材37とを
備えた弁機構35が配設されている。
【0021】この弁機構において、第2の筒状弁部材3
7の一方の端部は前記リング状鍔部と当接可能であり、
前記膨出部32の内壁と、第1の筒状弁部材36の鍔部
との間のスプレーノズル33には、膨出部32の貫通部
をシールするためのパッキン39が配設されていると共
に、第1の筒状弁部材36の底部には、スプレーノズル
33の貫通部をシールするため、O−リング40が被嵌
されている。さらに、前記第1の筒状弁部材36と第2
の筒状弁部材37との間には、スプレーノズル33を軸
方向の外方へ付勢するためのコイルバネ38が配設され
ている。
【0022】このような弁機構を利用すると、第2の筒
状弁部材37の端面が、コイルバネ38の付勢力によ
り、第1の筒状弁部材36のリング状鍔部に圧接され
る。そのため、コイルバネ38の付勢力に抗してスプレ
ーノズル33を容器7の内方へ押圧すると、スプレーノ
ズル33と共に第2の筒状弁部材37が内方へ移動し、
第1の筒状弁部材36のリング状鍔部と、第2の筒状弁
部材37の端面との間に流路が形成される。そのため、
容器7に充填された圧縮ガスは、前記流路、前記孔41
を通じて筒状スプレーノズル33内に導入され、スプレ
ーノズル33の先端開口部から噴出する。また、前記押
圧を解除すると、前記バネ38の付勢力により、スプレ
ーノズル33と共に第2の筒状弁部材37が軸方向の外
方に移動し、第2の筒状弁部材37の端部が第1の筒状
弁部材36のリング状鍔部に圧接されるので、圧縮ガス
の噴出は停止する。なお、スプレー容器7の圧力容器に
充填する圧縮ガスとしては、フロンガス、フロン代替ガ
ス、窒素、空気などが挙げられる。また、容器7内に
は、圧縮ガスと共に、消毒液、洗浄液などを充填してい
てもよい。
【0023】前記スプレー容器7が装着可能なアダプタ
ー8は、図3及び図4に示されるように、容器7の口金
31のリング状凹部34において摺動可能な円筒部を有
する径大な基部52と、この基部52から延出する径小
の先端装着部53とを有している。前記アダプター8に
は、スプレーノズル33からの噴出流体を前記装着部位
2bのガス流路23へ導くため、前記基部52の端面か
ら軸方向に延び先端装着部53の側部で開口するT字状
の孔42が形成されている。すなわち、この孔42は、
基部52の端部に形成され、スプレー容器7の膨出部3
2が部分的に装着可能な凹部43と、この凹部43から
軸方向に延び、前記スプレーノズル33の端面と接触
し、スプレーノズル33の外方への移動を規制するため
の内壁47を有する孔部44と、この孔部から軸方向に
延びて、先端装着部53の中央部に至ると共に、スプレ
ーノズル33の外径よりも孔径の小さな断面円状の通路
45と、この通路の延出方向と直交して両側方に延び、
先端装着部53の側部で開口する側部孔46とで構成さ
れている。この例では、通路45と側部孔46とで圧縮
ガス供給手段と通気可能な通気孔が構成されている。こ
のようなアダプターは合成樹脂などの成形加工の容易な
種々の材料で形成できる。
【0024】そして、前記アダプター8をスプレー容器
7に装着すると、図3に示されるように、容器7の口金
31のリング状凹部34と、アダプター8の基部52の
端面との間、前記容器7の膨出部32と基部52の装着
凹部43の壁面との間には、アダプター8に対してスプ
レー容器7を押入可能とするため、空間が形成される。
すなわち、容器7のスプレーノズル33の先端から膨出
部32までの寸法は、スプレーノズル33の当接内壁を
有する孔部44の深さよりも長く、かつ装着凹部43と
孔部44の深さの総和よりも短く形成されている。ま
た、容器7のスプレーノズル33の先端からリング状凹
部34の底面までの寸法は、装着凹部43と孔部44の
深さの総和よりも長く形成されている。
【0025】一方、スプレーノズル33の先端開口壁
は、孔部44の内壁47と当接しており、スプレーノズ
ル33の移動を規制している。そのため、スプレー容器
7のスプレーノズル33をアダプター8の孔42に挿入
し、スプレー容器7とアダプター8とを相対的に押圧す
ると、スプレーノズル33がスプレー容器7の内方へ進
入し、圧縮ガスがスプレーノズル33及び孔42を経
て、先端装着部53の側部孔46から噴出する。
【0026】一方、前記アダプター8が装着される装着
部位2bには、図3に示されるように、アダプター8の
先端装着部53が嵌合により着脱可能に装着される前記
装着凹部21が形成され、この装着凹部の内壁のうち前
記アダプター8の側部孔46と対応する部位には、前記
ガス流路23と連通可能なリング状空間22が形成され
ている。さらに、装着凹部21においてアダプター8と
のシール性を確保するため、アダプター8の先端装着部
53のうち、側方に開口した前記側部孔46のの両側部
にはそれぞれO−リング48,49が配設され、先端装
着部53の先端部には周方向に環状凸部を有する筒状パ
ッキン50が被嵌されている。
【0027】このようにファイバースコープおよびスプ
レー容器を用いると、前記アダプター8の装着凹部43
にスプレー容器7を装着し、容器7とアダプター8とを
相対的に押圧するだけで、スプレー容器7内の圧縮ガス
を、スプレーノズル33、アダプター8の通路45、側
部孔46およびガス流路23を経て、送気・送水通路1
1に導き、可撓性管体3の端面9から外部に噴出させる
ことができる。そのため、可撓性管体3の送気・送水通
路11の開口端またはその周辺部に付着した体液などの
付着物を噴出ガスにより除去できる。一方、前記押圧操
作を解除することにより、圧縮ガスの噴出を停止でき
る。特に、従来の操作部の通気孔に対応する部位に、ア
ダプター8が装着可能な装着凹部21が形成されている
と共に、ファイバースコープ1の操作部2に、スプレー
容器7を装着するアダプター8が設けられているので、
通気孔の閉止操作をすることなく、スプレー容器7を前
記アダプター8に装着し、操作部2に対してスプレー容
器7を相対的に押付けるだけで、圧縮ガスを管体3の送
気・送水通路11に供給し、前記通路の開口端(ノズル
部)から噴出させることができる。そのため、前記送気
・送水通路11の開口端とその周辺部に付着した体液な
どの付着物を、片手の簡単な操作で確実に除去できる。
また、前記圧縮ガス供給手段としてのスプレー容器7が
前記装着部に脱着可能であるので、ファイバースコープ
1を消化器などの観察、処理に使用する際には、前記ス
プレー容器7をアダプター8から外すことにより、操作
性を損なうことなくファイバースコープにより内視、処
理操作を行うことができる。なお、アダプター8は、噴
出ガスによる付着物の除去が必要でない場合には、装着
凹部21から取り外すことができると共に、アダプター
8の端面に露出した凹部43をキャップなどで被嵌し、
装着凹部21に装着していてもよい。
【0028】図5は操作部における他の装着機構を示す
断面図である。なお、前記実施例と共通する要素には、
同一の符号を付して説明する。この例において、前記実
施例と同様に構成されたスプレー容器7にはアダプター
101が固着して取り付けられ、このアダプター101
は操作部の装着部位120に形成された装着凹部122
に装着可能である。
【0029】より詳細には、前記装着部位120に装着
されるアダプター101は、スプレー容器7のスプレー
ノズル33と一体化したボタン状基部102と、このボ
タン状基部からスプレーノズル33の軸方向に延びる径
小の先端装着部104とを有しており、基部102のう
ち先端装着部104側にはフランジ部103が形成され
ている。このフランジ部103は、ケーシング105内
に摺動可能に配設され、このケーシング105の内壁に
よりスプレー容器7側への移動が規制されている。さら
に、ケーシング105内には、前記フランジ部103を
外方へ付勢するため、スプレー容器7のコイルスプリン
グ38よりも付勢力の大きなスプリング106が配設さ
れている。そのため、スプレー容器7を装着部位120
側に押圧すると、前記スプレー容器7のコイルスプリン
グ38によりスプレー容器7の弁機構が開き、圧縮ガス
がスプレーノズル33に導入される。また、スプレー容
器7と共にボタン状基部102をアダプター101のス
プリング106の付勢力に抗してケーシング105方向
へさらに押入すると、先端装着部104が装着部位12
0の装着凹部122内に進入する。
【0030】また、前記先端装着部104には、前記ケ
ーシング105の外壁と接触し、ケーシング105が装
着凹部120側へ移動するのを規制するためリング状凸
部108が形成されていると共に、このリング状凸部に
隣接して、ケーシング105側に傾斜した傾斜面を有す
るO−リング109と、このO−リングが装着され、か
つ前記装着凹部120に摺接可能な環状凸部110が形
成されている。さらに、前記先端装着部104のうち、
前記環状凸部110から外方側に離れた部位には、前記
スプレーノズル33側に開口した傘状の軟質パッキン1
11が取り付けられ、先端部には筒状パッキン112が
取り付けられている。
【0031】なお、スプレーノズル33からの圧縮ガス
を可撓性管体の送気・送水通路に供給するため、前記ボ
タン状基部102から先端装着部104の方向に向かっ
て、前記スプレーノズル33の孔と連通する通気孔11
3が軸方向に形成され、この通気孔は先端装着部104
の傘状の軟質パッキン111と筒状パッキン112との
間の側壁で開口している。
【0032】一方、前記装着部位120は、壁面から突
出し、先端部から側部外方へ延びる鍔部を有するリング
状部材121と、このリング状部材の内方域に形成され
た前記装着凹部122とで構成されている。前記リング
状部材121の鍔部は、アダプター101の前記ケーシ
ング105を被嵌する軟質キャップ107の係合端部と
係合可能である。さらに、前記アダプター101の通気
孔113の開口部に対応する装着凹部122の壁面に
は、可撓性管体の送気・送水通路11及びライトガイド
部の送気・送水管の流路130と連通する連通空間12
3が形成されている。
【0033】このようなアダプター101及びこのアダ
プターを備えたスプレー容器7では、装着凹部122に
装着されたアダプター101の通気孔は、従来のファイ
バースコープの操作部の通気孔と同様の機能を有する。
そのため、通気孔の閉止操作をすることなく、装着凹部
122として形成された通気孔にスプレー容器7を装着
し、押入という簡単な操作で圧縮ガスを可撓性管体の送
気・送水路の先端部から噴出させることができる。ま
た、前記スプリング106の緩衝作用により、スプレー
容器7に過度の押圧力を作用させることなく、圧縮ガス
を可撓性管体の送気・送水通路11の先端部から噴出さ
せることができる。
【0034】前記操作部の流路は、ライトガイドユニッ
トの送気・送水手段からの送気・送水管に対応して少な
くとも1つのサブ流路で構成してもよい。すなわち、操
作部の流路は、ライトガイドユニットの送気・送水手段
から延びる送気管と送水管に対してそれぞれ連通可能な
ガス用サブ流路と水用サブ流路とで構成してもよい。さ
らに、可撓性管体の送気・送水通路は、前記ガス用サブ
流路と水用サブ流路とに対してそれぞれ連通可能なガス
用サブ通路と水用サブ通路とで構成してもよく、可撓性
管体のガス用サブ通路と水用サブ通路は、通路の途中部
で合流し、可撓性管体の先端部に装着された端部材に延
びる前記送気・送水通路を形成してもよい。
【0035】図6は操作部におけるさらに他の装着機構
を示す断面図であり、図7は図6のアダプターを示す断
面図である。この例において、アダプター201は、孔
の形状を除き、図4に示すアダプター8と同様な形状を
有している。すなわち、孔202は、凹部43、この凹
部から軸方向に延びる孔部44、この孔部から軸方向に
延びる通路203、この通路の延出方向に対して直交す
る両側方に延び、前記通路203の途中部の両側部で開
口する第1の側部孔204、および前記通路203の延
出方向に対して直交する両側方に延び、アダプター20
1の先端部の両側部で開口する第2の側部孔205で構
成されている。第1の側部孔204は、操作部2のリン
グ状凹部22を介してガス流路23(ガス用サブ流路と
して)と通気可能であり、第2の側部孔205は、操作
部2のリング状凹部206を介して水流路207(水用
サブ流路として)と通水可能である。前記ガス流路23
および水流路207は、それぞれ、可撓性管体に形成さ
れたガス用サブ通路(図示せず)および水用サブ通路
(図示せず)に至っている。さらに、ガス用サブ通路お
よび水用サブ通路は、可撓性管体の途中部で合流し、通
路の開口端(ノズル部)に延びる送気・送水通路(流体
用流路)を形成している。
【0036】従って、スプレー容器7をアダプター20
1の装着凹部21に装着し、スプレー容器7とアダプタ
ー201とを相対的に押圧すると、スプレー容器7内の
圧縮ガスは、スプレーノズル33,アダプター201の
孔202,操作部2のガス流路23および水流路20
7,およびガス用サブ通路および水用サブ通路を通じ
て、可撓性管体3の送気・送水通路に至り、圧縮ガスが
可撓性管体3の端部から噴出する。水用通路207を有
するアダプター201をスプレー容器7と組み合わせて
使用すると、可撓性管体の光ファイバーの端部に装着さ
れたレンズを水、特に硬水で洗浄する場合、大きな利点
をもたらす。すなわち、ファイバースコープを用いる観
察又は処理操作、レンズの洗浄操作(すなわち、ライト
ガイド部の水供給手段から水供給管,操作部2の水流路
207,水用サブ通路を通じて可撓性管体の送気・送水
通路へ水を供給することによりレンズを洗浄する操
作)、流体を自然に流出させるため管体を吊り下げる操
作を繰返し行なうと、可撓性管体の送気・送水通路の開
口端部に、水に起因するスケール(カン石)が析出又は
堆積する。本発明では、噴出するジェットガスにより、
体液による付着物だけでなく水によるスケール(カン
石)を可撓性管体3の端部から効率よく除去できる。
【0037】なお、本発明のファイバースコープにおい
て、圧縮ガス供給手段は、圧縮ガスを供給できるもので
あればよく、スプレー容器に限らず、開閉バルブや開閉
コックなどの開閉手段を備えた圧力容器(ボンベな
ど)、コンプレッサなどであってもよい。圧縮ガス供給
手段を装着するための装着手段は、圧縮ガス供給手段を
脱着可能に装着できればよく、前記のようなアダプター
などに限らず、圧縮ガス供給手段の種類に応じて選択で
きる。例えば、開閉手段を備えた圧力容器では、圧力容
器のホースの端部やノズルなどの接続端部を装着できれ
ばよく、コンプレッサなどでは、コンプレッサから延び
るホースの接続端部を装着できればよい。
【0038】前記装着手段は、圧縮ガス供給手段の接続
端部に対して装着可能なアダプターと、前記操作部に形
成され、かつ前記アダプターが装着可能な装着部(装着
凹部)とで構成できる。圧縮ガス供給手段が、操作が簡
単で携帯性に優れるスプレー容器である場合、前記アダ
プターを用いると、装着、押入という簡単な操作で、圧
縮ガスの噴出により、管体の先端部を清浄化でき、送気
・送水通路の目詰まりを確実に防止できる。
【0039】前記アダプターは、圧縮ガス供給手段と操
作部との間に介在すればよく、アダプターは操作部及び
圧縮ガス供給手段のいずれか一方に着脱可能に又は固着
して取付けてもよい。例えば、操作部の装着部位にアダ
プターを固着などにより取付けて装着部を構成し、前記
アダプターに対して圧縮ガス供給手段を着脱可能に取り
付けてもよい。逆に、アダプターを圧縮ガス供給手段に
固着などにより取り付け、操作部に形成された装着部
(装着凹部)に対して、前記アダプターを着脱可能に取
り付けてもよい。また、図5に示す例において、スプレ
ーノズル33とアダプター101が一体化しているが、
アダプター101の基部102にスプレーノズル33に
適合した装着凹部を形成し、この装着凹部にスプレーノ
ズル33の先端部を着脱可能に装着してもよい。
【0040】前記実施例において、アダプターには、圧
縮ガス供給手段と通気可能なT字状などの通気孔が形成
されているが、通気孔の開口部位は、圧縮ガス供給手段
と通気可能である限り、アダプターの側部に限らず、先
端部などであってもよい。また、前記操作部には、アダ
プターの通気孔及び管体の送気・送水通路と通気可能な
ガス流路が形成されていればよく、このガス流路は、図
5に示される連通空間123のように、可撓性管体3の
送気・送水通路11及び/又はライトガイド部4の送気
・送水管の流路を構成してもよい。
【0041】さらに、前記実施例では、従来の操作部の
通気孔に対応する部位に、アダプターを装着するための
装着部(装着凹部)を形成しているが、装着部は操作部
である限り把持部2aなどの適所に形成することができ
る。
【0042】圧縮ガス供給手段がスプレー容器である場
合、装着手段は、軸方向外方への前記スプレーノズルの
移動を規制すると共に、押圧に伴なって前記スプレーノ
ズルを圧力容器の内方へ進入させるための規制手段を備
えているのが好ましい。前記実施例において、前記規制
手段はスプレーノズルの端面と面接触可能な内壁47で
構成されているが、スプレーノズルの軸方向の外方への
移動を規制する限り、スプレーノズルの軸部の側部に凹
凸部を形成し、この凹凸部と係合可能な係合部により規
制手段を構成してもよい。さらに、圧縮ガス供給手段か
らのガスが前記ライトガイド部の送気・送水管から噴出
するのを規制するため、前記の例ではアダプター側の前
記送気・送水管に逆弁を設けているが、このような規制
手段は、送気・送水管の流路から前記アダプターの通気
孔に至る流路に設ければよい。
【0043】本発明のスプレー容器は、圧縮ガスが充填
された圧力容器と、この圧力容器の内方へ進入可能なス
プレーノズルと、このスプレーノズルから圧縮ガスを噴
出させるための弁機構と、ファイバースコープの可撓性
管体の操作部に装着可能なアダプターとを備えていれば
よい。前記弁機構は前記実施例の構造に限らず、圧力容
器の内方への進入に伴なって圧力容器内の圧縮ガスをス
プレーノズルから噴出させる機構であればよい。また、
アダプターは、スプレーノズルと固着していてもよく、
スプレーノズル及び/又はスプレー容器に対して着脱可
能であってもよい。なお、前記のように、アダプターに
は、前記操作部に形成された流路を介して、スプレーノ
ズルと前記可撓性管体の通路とを連通するための通気孔
が形成されている。
【0044】
【発明の効果】本発明のファイバースコープおよびスプ
レー容器によれば、装着手段に装着された圧縮ガス供給
手段から圧縮ガスを噴出させることにより、管体に形成
された送気・送水通路などの通路の開口端部などの付着
物を、簡単な操作で確実に除去できる。また、スプレー
容器で構成された圧縮ガス供給手段と操作部との相対的
な押入操作により、前記付着物を確実かつ簡単に除去で
きる。特に、片手だけの操作で圧縮ガスを噴出できるの
で、簡単な操作で付着物を容易に除去でき、細孔の通路
の目詰まりを長期間に亘り確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明のファイバースコープの使用状態
を示す概略図である。
【図2】図2は図1のファイバースコープの管体を示す
概略断面図である。
【図3】図3は図1の操作部における装着機構を示す断
面図である。
【図4】図4は図1のアダプターを示す断面図である。
【図5】図5は操作部における他の装着機構を示す断面
図である。
【図6】図6は操作部におけるさらに他の装着機構を示
す断面図である。
【図7】図7は図6のアダプターを示す断面図である。
【符号の説明】
1…ファイバースコープ 2…操作部 3…管体 7…スプレー容器 8,101…アダプター 11…送気・送水通路 21,122…装着凹部 23…ガス流路 33…スプレーノズル 47…内壁(規制手段)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮ガスが充填された圧力容器と、この
    圧力容器の内方へ進入可能なスプレーノズルと、このス
    プレーノズルの内方への進入に伴なって圧力容器内の圧
    縮ガスを前記スプレーノズルから噴出させるための弁機
    構と、ファイバースコープの管体の操作部に装着可能な
    アダプターとを備えているスプレー容器であって、前記
    アダプターが、前記操作部に形成された流路を介して、
    スプレーノズルと前記管体の軸方向に延びる通路とを連
    通するための通気孔を備えているスプレー容器。
  2. 【請求項2】 アダプターが、軸方向外方への前記スプ
    レーノズルの移動を規制すると共に、押圧に伴なって前
    記スプレーノズルを圧力容器の内方へ進入させるための
    規制手段を備えている請求項1記載のスプレー容器。
  3. 【請求項3】 管体の通路が、ガス用サブ通路と水用サ
    ブ通路とで構成され、これらのサブ通路が管体の途中部
    で合流して管体の開口端に延びる通路を形成し、前記操
    作部の流路が、ライトガイド部から延びるガス供給管お
    よび管体のガス用サブ通路と連通可能なガス用サブ流路
    と、ライトガイド部から延びる水供給管および管体の水
    用サブ通路と連通可能な水用サブ流路とで構成されてい
    る請求項1記載のスプレー容器。
  4. 【請求項4】 軸方向に通路が形成された細長い可撓性
    の管体と、この管体に取付けられ、前記通路を通じて内
    視または処理操作を行うための操作部とを有するファイ
    バースコープであって、前記操作部に、前記通路に圧縮
    ガスを供給する圧縮ガス供給手段を着脱可能に装着でき
    る装着手段が形成されているファイバースコープ。
  5. 【請求項5】 装着手段が、圧縮ガス供給手段に対して
    装着可能なアダプターと、操作部に形成され、かつ前記
    アダプターが装着可能な装着部とで構成され、前記アダ
    プターに圧縮ガス供給手段と通気可能な通気孔が形成さ
    れ、前記操作部に、前記アダプターの通気孔及び管体の
    通路と通気可能な流路が形成されている請求項4記載の
    ファイバースコープ。
  6. 【請求項6】 アダプターが取付けられた装着部と、前
    記アダプターに対して着脱可能な圧縮ガス供給手段とを
    備えている請求項5記載のファイバースコープ。
  7. 【請求項7】 操作部に形成された装着凹部と、この装
    着凹部に対して装着可能なアダプターが取付けられた圧
    縮ガス供給手段とを備えている請求項5記載のファイバ
    ースコープ。
  8. 【請求項8】 圧縮ガス供給手段が、圧縮ガスが充填さ
    れたスプレー容器である請求項4記載のファイバースコ
    ープ。
  9. 【請求項9】 圧縮ガス供給手段が、圧縮ガスが充填さ
    れた圧力容器と、この圧力容器の内方へ進入可能なスプ
    レーノズルと、このスプレーノズルの内方への進入に伴
    なって圧力容器の内部の圧縮ガスを前記スプレーノズル
    から噴出させるための弁機構とを備えたスプレー容器で
    あり、装着手段が、軸方向外方への前記スプレーノズル
    の移動を規制すると共に、押圧に伴なって前記スプレー
    ノズルを圧力容器の内方へ進入させるための規制手段を
    備えている請求項4記載のファイバースコープ。
  10. 【請求項10】 軸方向に送気・送水通路が形成された
    細長い可撓性の管体と、この管体に取付けられていると
    共に、スプレー容器のスプレーノズルが装着可能な装着
    手段を有する操作部と、前記送気・送水通路と通じて前
    記操作部から延出する送気・送水管とを備えたファイバ
    ースコープであって、前記装着手段が、前記スプレーノ
    ズルに対して装着可能なアダプターと、前記操作部に形
    成され、かつ前記アダプターが装着可能な装着凹部とで
    構成され、前記アダプターにスプレーノズルと通気可能
    な通気孔が形成され、前記操作部に、前記アダプターの
    通気孔及び管体の送気・送水通路と通気可能なガス流路
    が形成されていると共に、前記送気・送水管の流路から
    前記アダプターの通気孔に至る流路に、スプレーノズル
    からの噴出流体が前記送気・送水管の流路に流入するの
    を規制するための規制手段が設けられている請求項4記
    載のファイバースコープ。
JP34878495A 1994-12-26 1995-12-18 メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ Expired - Lifetime JP3818688B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34878495A JP3818688B2 (ja) 1994-12-26 1995-12-18 メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-338113 1994-12-26
JP33811394 1994-12-26
JP34878495A JP3818688B2 (ja) 1994-12-26 1995-12-18 メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005348314A Division JP3989504B2 (ja) 1994-12-26 2005-12-01 メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08243070A true JPH08243070A (ja) 1996-09-24
JP3818688B2 JP3818688B2 (ja) 2006-09-06

Family

ID=26576011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34878495A Expired - Lifetime JP3818688B2 (ja) 1994-12-26 1995-12-18 メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3818688B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001231740A (ja) * 2000-02-23 2001-08-28 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡システム
JP2006280535A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fujinon Corp 携帯内視鏡

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001231740A (ja) * 2000-02-23 2001-08-28 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡システム
JP2006280535A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Fujinon Corp 携帯内視鏡
JP4730587B2 (ja) * 2005-03-31 2011-07-20 富士フイルム株式会社 携帯内視鏡
US8235889B2 (en) 2005-03-31 2012-08-07 Fujinon Corporation Endoscope with air and water feeding means

Also Published As

Publication number Publication date
JP3818688B2 (ja) 2006-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005007001A (ja) 内視鏡の送液装置
JP4139920B2 (ja) 内視鏡の管路構造
US5674183A (en) Fiberscopes and spray modules
EP2532298B1 (en) Fluid nozzle unit and endoscope
EP0071058B1 (en) Washing device of endoscope fluid pipes
JP2010057728A (ja) 配管接続アダプタ
JP3989504B2 (ja) メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ
JPH08243070A (ja) メンテナンス用スプレー容器およびファイバースコープ
JPH08196505A (ja) 内視鏡用管路切換え装置
JP2005131388A (ja) 医療用ハンドピースのメンテナンス装置
JPS6340961Y2 (ja)
JPH11104148A (ja) 歯科サンドブラスト用ハンドピース
JPS6340536B2 (ja)
JPH0715521Y2 (ja) 内視鏡の流体供給用バルブ
JPH0369529B2 (ja)
JPH0340249Y2 (ja)
JPH05228107A (ja) 内視鏡の送気送水管路掃除具
JPS5928940A (ja) 内視鏡の送水装置
JP5046580B2 (ja) 内視鏡の処置具挿通チャンネル洗浄用栓体
JPS6324885Y2 (ja)
JPS62277935A (ja) 内視鏡用送水装置
JP2530090Y2 (ja) 内視鏡の流体噴出ノズル
JPH04802Y2 (ja)
JPS646802Y2 (ja)
JPS6355927B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040203

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050210

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051201

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20051215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060523

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060613

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 3

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 3

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090623

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120623

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160623

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term