JPH08242570A - ステップモータ - Google Patents

ステップモータ

Info

Publication number
JPH08242570A
JPH08242570A JP8025533A JP2553396A JPH08242570A JP H08242570 A JPH08242570 A JP H08242570A JP 8025533 A JP8025533 A JP 8025533A JP 2553396 A JP2553396 A JP 2553396A JP H08242570 A JPH08242570 A JP H08242570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
step motor
stator
rotor
motor according
legs
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8025533A
Other languages
English (en)
Inventor
Roland Sauter
ザウター ローラント
Joerg Benz
ベンツ ヨルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
De-Fua Deutsche Uarenfuaburiiku & Co KG GmbH
Dufa Deutsche Uhrenfab & Co KG GmbH
DUFA DEUTSCHE UHRENFABR GmbH
Original Assignee
De-Fua Deutsche Uarenfuaburiiku & Co KG GmbH
Dufa Deutsche Uhrenfab & Co KG GmbH
DUFA DEUTSCHE UHRENFABR GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by De-Fua Deutsche Uarenfuaburiiku & Co KG GmbH, Dufa Deutsche Uhrenfab & Co KG GmbH, DUFA DEUTSCHE UHRENFABR GmbH filed Critical De-Fua Deutsche Uarenfuaburiiku & Co KG GmbH
Publication of JPH08242570A publication Critical patent/JPH08242570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/10Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters
    • H02K7/116Structural association with clutches, brakes, gears, pulleys or mechanical starters with gears
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R7/00Instruments capable of converting two or more currents or voltages into a single mechanical displacement
    • G01R7/04Instruments capable of converting two or more currents or voltages into a single mechanical displacement for forming a quotient
    • G01R7/06Instruments capable of converting two or more currents or voltages into a single mechanical displacement for forming a quotient moving-iron type
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K37/00Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors
    • H02K37/10Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type
    • H02K37/12Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K37/14Motors with rotor rotating step by step and without interrupter or commutator driven by the rotor, e.g. stepping motors of permanent magnet type with stationary armatures and rotating magnets with magnets rotating within the armatures

Landscapes

  • Power Engineering (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)
  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーシングと固定子に位置決め部材を添設す
る必要がなく、固定子の構造が簡単で、全高が比較的低
く、回転子の軸方向変位のないステップモータを得る。 【解決手段】 1つの回転子(4)と、互いに角度をず
らして上下に配置した2つの固定子(2)とを有し、こ
れらの固定子がコイル(30)と固定子板(20)とか
らなるステップモータにおいて、固定子板(20)がそ
れぞれ概ね平行に延びている2つの脚(22、25)を
付けた平らなU字形構造を有し、前記脚(22、25)
は1対の極を形成するために端部側にそれぞれ1つのセ
グメント状凹部(23、26)を具備しており、それら
の間に挿入された回転子(4)は、上から見て互いに向
き合う2つの外周部分に沿って輪郭が適合しているが接
触せずに包囲されているよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、請求項1の前提部に記
載されたステップモータ、すなわち、1つの回転子と、
互いに角度をずらして上下に配置した2つの固定子とを
有し、これらの固定子がコイルと固定子板とからなるス
テップモータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、この種のステップモータは自動車
製造などで非常に重要視されている。走行状態およびド
ライブ情報をディジタル表示するのに用いられ、速度、
エンジン回転数、残存燃料、油圧などのディジタル測定
値が高解像度で表示される。その際、個々のステップ
は、観察者がもはやそのようなものとして知覚できず
に、連続的なアナログ表示の印象を持つように細かく選
択されなければならない。それゆえ原則としてステップ
モータには、回転子のステップ角を従動軸もしくは駆動
軸の著しく小さい角変位に変換する減速装置を設ける必
要がある。通常は減速比60:1の減速装置を用いる
が、これを通常のステップ角と組み合わせると十分な解
像度が得られる。
【0003】これと関連して、ステップモータが単純で
頑丈に作られていて、それゆえ安価に製造できることも
非常に重要である。このようなステップモータは、たと
えばDE4207978によって知られている。このス
テップモータは互いに角度をずらして上下に配置された
固定子を有し、これら固定子はリング状に形成されてい
て、永久磁石を付けた回転子を周方向にそれぞれ完全に
包含している。ステップモータ全体の組立は比較的簡単
である。なぜならば、すべての部材が連続的にケーシン
グ内に挿入されるからである。対応して互いに調整した
位置決め部材は、すべての部材を必ず所定の位置に挿入
できるように配慮する。このことは、特に所定の角度ず
れていなければならない固定子にもあてはまる。
【0004】このステップモータの短所は、ケーシング
と固定子に位置決め部材を添設するのに要するコストが
比較的高い点である。さらに、コイルがリング状である
ために固定子板を特殊成形しなければならないので、2
つの固定子の構造はかなり複雑である。さらに、2つの
固定子を同軸上に配置するとステップモータの全高は比
較的大きくなり、これは一連の用途にとって不都合であ
る。また、このような配置構成では大きい軸方向力が生
じ、回転子の軸方向変位(いわゆるジャンプ)の原因と
なる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、上記
短所を回避して、冒頭に記載した種類のステップモータ
を提供することである。特に薄型構造を可能にする単純
な構造のステップモータを実現すべきである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、請求項1の
特徴部に記載された特徴を有するステップモータ、すな
わち、1つの回転子と、互いに角度をずらして上下に配
置した2つの固定子とを有し、これらの固定子がコイル
と固定子板とからなるステップモータにおいて、前記固
定子板がそれぞれ概ね平行に延びている2つの脚を付け
た平らなU字形構造を有し、前記脚は1対の極を形成す
るために端部側にそれぞれ1つのセグメント状凹部を具
備しており、それらの間に挿入された回転子は、上から
見て互いに向き合う2つの外周部分に沿って輪郭が適合
しているが接触せずに包囲されていることを特徴とする
ステップモータ、によって解決される。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい構成が、従属請
求項に記載されている。本発明は、固定子板をU字形の
平らな基本構造に形成すると、2つの互いに平行な脚が
生じるという着想に基づいている。互いに向き合う脚端
部は1対の極を形成し、2つの外周部分に沿って回転子
を包含している。極と回転子とのギャップをできるだけ
小さく実現するために、脚にはセグメント状凹部が設け
られている。
【0008】このような2つの固定子板は、たとえば互
いに90°ずらして配置できるので、互いに上下する脚
端部の区域には4極構成が生じる。脚端部のセグメント
状凹部は、(上から見ると)円形開口部をなし、これに
回転子が比較的小さい半径方向の間隔で差し込まれてい
る。
【0009】固定子板を平らに形成することにより、極
めて薄型のステップモータが可能となる。したがって、
2つの固定子板は互いに接近して上下に配置できる。そ
の際、2つの固定子板の間隔は固定子板それ自体の厚さ
よりも小さくできる。したがって、ステップモータの全
高をできるだけ小さくする上で、固定子板は制限的な要
素ではなくなる。さらに、このような配置構成は、発生
する軸方向力が小さく、冒頭に説明した回転子のジャン
プが事実上排除され点が長所である。
【0010】固定子板のこの特殊な配置と構成により、
このステップモータは卓越した効率を有する。つまり、
このステップモータはわずかな消費電力で高いトルクを
生み出す。薄型構造により、回転子の軸方向延長も従来
のステップモータにおけるよりも小さいので、効率はさ
らに改善されている。
【0011】平らに形成することによって、固定子板も
たとえばそれ以上の加工を必要としない一体型の打ち抜
き部材として極めて安価に製造することができる。
【0012】選択した構成により、2つの固定子板を合
同な形状に形成して鏡像状に配置することも可能であ
る。そうすることによって、固定子板は1つのタイプし
か必要ではない。
【0013】好ましくは2つの脚のそれぞれ一方に差し
込み、そこで止めたコイルによって、磁束が発生され
る。固定子板はU字形であることによって、コイルを各
々の脚端部から差し込んで、2つの脚を連結しているウ
ェブ近傍まで滑らすことができる。2つの固定子板に対
して等しく形成されたコイルを使用することも可能であ
り、その結果としてここでも固定子は1つのタイプしか
必要ない。
【0014】互いに180°ずらして同軸上に離れて配
置した2対の極を有する回転子において、特別の長所が
生じる。同軸上の間隔は2つの固定子板の間隔に等しい
ので、回転子のそれぞれ1対の極は、固定子板によって
形成された対応する極対に、高さのずれなく正確に同調
されている。したがって、もはや軸方向力は発生しな
い。
【0015】ステップモータは、ケーシング本体とその
上に載置した蓋からなる2体構成のケーシングを有する
ことが好適である。その際、ケーシング本体は、すべて
の部材、特に固定子、回転子、および場合によって存在
する減速装置を正確な位置に保持できるように構成され
ている。それゆえ、ケーシング本体にはジャーナル、ジ
ャーナル軸受、掛止部材などが設けられていて、ステッ
プモータを組み立てるときに部材を簡単に差し込んだり
載置したりできる。さらに、蓋はケーシング本体と係合
した後はすべの部材が固定されるように形成されている
と好都合である。このことは、蓋がジャーナル状突起
部、受け台およびジャーナル軸受を付けていて、ケーシ
ング本体と係合した後にすべての部材が固定され、およ
び/または可動に支持されていることによって実現され
る。そうすることによって、ステップモータはネジやリ
ベットなど追加の固定手段を用いずに、互いにはめ込む
だけで極めて安価に作ることができる。逆に、たとえば
寿命に達したステップモータをリサイクルするために分
解することも極めて簡単にできる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。最初に、本発明を図1から図4に示すステ
ップモータに基づいて説明する。これは4極仕様の2相
ステップモータであり、極対は多極性に配置されてい
る。
【0017】ステップモータは、ケーシング本体60と
蓋70とからなるケーシング6に収容された少ない組立
部材、すなわち2つの固定子2、1つの回転子4および
減速装置8から構成されている。
【0018】本発明にとって特徴的な固定子2の構造お
よび互いに90°ずれたそれらの配置は、特に図1の表
現から明らかである。各々の固定子2は、平らにU字形
に形成された固定子板20を有する。2つの固定子板2
0はそれぞれ、概ね平行に延びている2つの脚22、2
5を有する。これらの脚は帯部21を通して一体的に連
続したU字形に形成されている。脚22、25の端部区
域にはセグメント状の凹部23、26があるので、ここ
に挿入された回転子4は互いに向き合う2つの外周部分
に沿って輪郭が適合し、半径方向遊びを伴って包囲され
ている。脚22、25の端部区域には固定穴24、27
があり、これらは帯部21の区域に設けられた固定穴2
9と一緒に、固定子板20の3点支持を可能にしてい
る。
【0019】減速装置8の伝動歯車80をできるだけ小
さいスペースで配置できるように、脚25は、切り欠き
28を付けている。
【0020】脚22にコイル30が差し込まれ、ここで
は詳細に図示しない仕方で止められている。コイル30
は巻線35を付けている。巻線35は、接続ピン32、
34によって外から到達でき、2枚のカバープレート3
1、33の間に保持されている。
【0021】2つの固定子板20は合同な形状に形成さ
れていて、図1の切断線B−Bを基準に鏡像状に配置さ
れている。2つの固定子板20の間の角度は90°であ
り、回転子4の区域には2対の極が生じる。凹部23、
26はそれぞれ均等な角位置で回転子4を包囲する極対
をなしている。
【0022】2つの固定子板20は、たとえば図2また
は図3から分かるように、互いに接近して上下に配置さ
れている。2つの固定子板20の(軸方向)間隔は、固
定子板20の厚さの何分の1かにすぎないので、ステッ
プモータ全体は非常に薄型である。2つの固定子板20
の間隔は、2つの固定子板20の接触が極端な運転条件
のもとでも確実に回避されるが、それ以外では可能な限
り小さくなるように選択されている。
【0023】回転子4は、プラスチックと結合した磁性
材料からなる永久磁石41を有する。それぞれ2つの極
は、図7に示すように、互いに180°ずれていて、同
軸上で離れて配置されている。この配置構成により、各
々の固定子板20に回転子4の極対が付属することが保
証される。それによって、軸方向力は発生しなくなり、
回転子4のジャンプが避けられる。
【0024】永久磁石41は回転子軸42(図3参照)
上に取り付けられている。回転子軸42は、さらに駆動
ピニオン46を担持している。回転子軸42は両端部で
ジャーナル43、44に一体的に移行して、ジャーナル
軸受65、75に挿入されている。それによって、回転
子4はケーシング本体60と蓋70との間で軸方向に固
定されているが、回転可能に支持されている。
【0025】回転子4の回転運動は、減速装置8を通し
て駆動軸95に伝達される。駆動軸95は、たとえば回
転計の針軸をなしている。減速装置8は60:1の減速
比を有しているので、針の所定の揺動範囲(たとえば3
00°)の内部で所望の解像度が達成される。この減速
比を実現するために、2つの伝動歯車80、85が設け
られている。これらの伝動歯車80、85は回転子4の
駆動ピニオン46と、駆動軸95を担持する駆動歯車9
0との間に挿入されている。伝動歯車80は、駆動ピニ
オン46とかみ合う歯81と、次の伝動歯車85とかみ
合う別の歯82とを有する(図3)。この目的のため
に、伝動歯車85は、第1の歯86と、駆動歯車90の
歯91とかみ合う別の歯87とを有する。
【0026】ステップモータの全高をできるだけ小さく
するために、伝動歯車80、81と駆動歯車90の配置
構成は、2つの固定子20の間で得られるケーシング本
体内のスペースが最適に利用されるように選択されてい
る。それゆえ、固定子20はそれぞれ切り欠き28を付
けている。この切り欠き28には、一方では伝動歯車8
0の歯82を付けた軸部分が突き出すことができる。他
方では、蓋70に取り付けたピボットジャーナル74を
上から通すことができる。ピボットジャーナル74は伝
動歯車80と同軸上で伝動歯車80の端面を確保する。
【0027】伝動歯車80は対向する側に向かって、肩
状突起部によりケーシング本体60に添設されたジャー
ナル66に保持されている。ジャーナル66は伝動歯車
80を貫通する軸受孔83に正確に同調されているの
で、それ以上の軸受部材は必要なく、ジャーナル66に
伝動歯車80を装着するだけで簡単に組み立てられる。
【0028】伝動歯車85も類似の仕方で支持されてい
る(図4参照)。伝動歯車85はジャーナル63に正確
に同調した軸受孔88を有している。ジャーナル63は
ケーシング本体60に添設されており、ケーシング本体
60に向かって伝動歯車85の軸方向ストッパをなす肩
部64を付けている。蓋側には、やはり軸方向確保に用
いられるピボットジャーナル76が設けられている。
【0029】駆動歯車90はケーシング本体60内に駆
動軸95を通して支持されている。駆動軸95はケーシ
ング本体60のジャーナル軸受68と係合する。さら
に、駆動歯車90は、蓋の内部に向けて添設された肩部
92を有する。向かい側には、蓋70内に駆動軸95に
対する貫通孔72がある。組立の際に駆動軸95を簡単
に通せるように、貫通孔72は、ケーシング6の内部に
向かって円錐状に拡大して形成されている。
【0030】上述のことから、ステップモータは部材を
互いにはめ合わせるだけで組み立てることができる。そ
の際、特別の位置決め手段は必要ない。なぜならば、こ
れらはたとえばジャーナル63、66またはジャーナル
軸受65、68の形ですでにケーシング本体60に添設
されているからである。挿入された部材を固定するため
には、蓋70をケーシング本体60の上に載せて係合さ
せるだけでよい。ピボットジャーナル74、76および
ジャーナル軸受75の形で実現された位置決め部材およ
び固定部材によって、ステップモータは組み立てた後す
ぐに使用できる。蓋70の係合のために、ケーシング本
体60には4つの掛止突起62が添設されている。さら
に、ケーシング本体60は、ステップモータを取り付け
位置に固定できるように2本の取り付けボルト61を有
している。
【0031】減速装置8内にあるバックラッシによって
引き起こされる表示誤差を避けるために、バックラッシ
補償手段が設けられている。これは、固定部材97によ
って一方は駆動軸95に、他方はケーシング本体60に
添設された保持部69に固定されたコイルばね98によ
って実現されている。
【0032】代替として(あるいはまた追加として)、
図5および図6に示すようにブレーキばね99を設ける
ことができる。
【0033】ブレーキばね99は概ね弾性変形可能な条
片、たとえばばね用鋼条片からなる。これは駆動歯車9
0の肩部92に載り、蓋70に添設された受け台73に
よってケーシング本体60に押し付けられる。そうする
ことによって、肩部92とブレーキばね99との間に生
じる摩擦の結果として所望のブレーキ作用が得られる。
【0034】図6に示す変更態様は、バックラッシ補償
手段もしくはコイルばね98の代わりにブレーキばね9
9を有する。これに対し、図5に従う実施態様はコイル
ばね98とブレーキばね99を有している。
【0035】上記の違いを除くと、すべての実施態様の
構造は等しい。精度要求に応じて、同一構造を維持しな
がら、表示精度もしくは表示品質を高めるための種々の
コンセプトを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】蓋を開けたステップモータの平面図である。
【図2】図1のA−Aで見た断面図であり、ケーシング
本体と蓋は切断し、その他の部材は切断していない。
【図3】図1のB−Bで見た断面図である。
【図4】図1のC−Cで見た断面図である。
【図5】わずかに変更したステップモータの図1から図
4に従う平面図と断面図とを共に示した図である。
【図6】更に別の変更例を示す部分詳細図である。
【図7】回転子の断面を示す断面図である。
【図8】磁化曲線を示す図である。
【符号の説明】
2 固定子 4 回転子 6 ケーシング 8 減速装置 20 固定子板 21 帯部 22 脚 23 凹部 24 固定穴 25 脚 26 凹部 27 固定穴 28 切り欠き 29 固定穴 30 コイル 31 カバープレート 32 接続ピン 33 カバープレート 34 接続ピン 35 巻線 41 永久磁石 42 回転子軸 43 ジャーナル 44 ジャーナル 46 駆動ピニオン 60 ケーシング本体 61 取り付けボルト 62 掛止突起 63 ジャーナル 64 肩部 65 ジャーナル軸受 66 ジャーナル 68 ジャーナル軸受 69 保持部 70 蓋 72 貫通孔 73 受け台 74 ピボットジャーナル 75 ジャーナル軸受 76 ピボットジャーナル 80 伝動歯車 81 歯 82 歯 83 軸受孔 85 伝動歯車 86 歯 87 歯 88 軸受孔 90 駆動歯車 91 歯 92 肩部 95 駆動軸 97 固定部材 98 コイルばね 99 ブレーキばね
フロントページの続き (72)発明者 ヨルク ベンツ ドイツ連邦共和国、デー78078 ニーダー エシャハ シェフナーシュトラーセ 5

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの回転子と、互いに角度をずらして
    上下に配置した2つの固定子とを有し、これらの固定子
    がコイルと固定子板とからなるステップモータにおい
    て、 前記固定子板(20)がそれぞれ概ね平行に延びている
    2つの脚(22、25)を付けた平らなU字形構造を有
    し、前記脚(22、25)は1対の極を形成するために
    端部側にそれぞれ1つのセグメント状凹部(23、2
    6)を具備しており、それらの間に挿入された回転子
    (4)は、上から見て互いに向き合う2つの外周部分に
    沿って輪郭が適合しているが接触せずに包囲されている
    ことを特徴とするステップモータ。
  2. 【請求項2】 前記固定子板(20)が互いに90°ず
    れて配置されていることを特徴とする、請求項1に記載
    のステップモータ。
  3. 【請求項3】 軸方向断面では2つの固定子板(20)
    の間隔がそれらの厚さより小さいことを特徴とする、請
    求項1または2に記載のステップモータ。
  4. 【請求項4】 前記固定子板(20)が一体的に形成さ
    れていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか
    1項に記載のステップモータ。
  5. 【請求項5】 2つの固定子板(20)が合同に形成さ
    れて鏡像状に配置されていることを特徴とする、請求項
    1から4のいずれか1項に記載のステップモータ。
  6. 【請求項6】 コイル(30)は2つの脚(22、2
    5)のそれぞれ一方に差し込まれ、そこで止められてい
    ることを特徴とする、請求項1から5のいずれか1項に
    記載のステップモータ。
  7. 【請求項7】 2つのコイル(30)が同一に形成され
    ていることを特徴とする、請求項6に記載のステップモ
    ータ。
  8. 【請求項8】 前記回転子(4)は互いに180°ずれ
    て同軸上に離れて配置された2対の極を有しており、こ
    の同軸上の間隔が2つの固定子板(20)の間隔に等し
    いことを特徴とする、請求項1から7のいずれか1項に
    記載のステップモータ。
  9. 【請求項9】 固定子(2)、回転子(4)および場合
    によって減速装置(8)を正確な位置に保持するための
    ケーシング本体(60)と、蓋(70)とからなるケー
    シング(6)を有することを特徴とする、請求項1から
    8のいずれか1項に記載のステップモータ。
  10. 【請求項10】 蓋(70)がケーシング本体(60)
    と係合し、そうすることによってすべての部材が固定さ
    れていることを特徴とする、請求項9に記載のステップ
    モータ。
JP8025533A 1995-02-11 1996-02-13 ステップモータ Pending JPH08242570A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19504387.1 1995-02-11
DE19504387A DE19504387A1 (de) 1995-02-11 1995-02-11 Schrittmotor

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08242570A true JPH08242570A (ja) 1996-09-17

Family

ID=7753615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8025533A Pending JPH08242570A (ja) 1995-02-11 1996-02-13 ステップモータ

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5945750A (ja)
EP (1) EP0726639B1 (ja)
JP (1) JPH08242570A (ja)
AT (1) ATE184433T1 (ja)
DE (2) DE19504387A1 (ja)
ES (1) ES2135802T3 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220853A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Yazaki Corp 計器ユニット

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1279684C (zh) * 2000-08-03 2006-10-11 Fdk株式会社 步进电机
US7700561B2 (en) * 2002-02-22 2010-04-20 Shire Llc Abuse-resistant amphetamine prodrugs
EP1644019B2 (en) * 2003-05-29 2018-02-21 Shire LLC Abuse resistant amphetamine compounds
EP1544693A1 (fr) * 2003-12-19 2005-06-22 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Moteur pas à pas monophase pour un mécanisme du type horloger
GB2425841B (en) * 2005-05-04 2008-03-26 Matador Internat Inc Electronic environment sensing instrument having an analog indicator
ITPD20050099U1 (it) * 2005-12-16 2007-06-17 Promovet Srl Struttura di motore sincrono con rotore a magneti permanenti
JP5788747B2 (ja) * 2011-09-07 2015-10-07 矢崎総業株式会社 計器ユニット
FR3039337B1 (fr) * 2015-07-23 2017-09-01 Mmt Sa Motoreducteur compact
CN109474157A (zh) * 2018-12-24 2019-03-15 彭希南 一种基于rs485总线的数字指针驱动用步进电机

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL6414624A (ja) * 1964-12-16 1966-06-17
GB1451359A (en) * 1973-11-30 1976-09-29 Citizen Watch Co Ltd Pulse motor driven circuit
CH613359GA3 (en) * 1974-08-28 1979-09-28 Pulsed motor for horometrical apparatus
JPS5814144B2 (ja) * 1975-09-23 1983-03-17 株式会社精工舎 コガタモ−タ
JPS5240712A (en) * 1975-09-27 1977-03-29 Citizen Watch Co Ltd Pulse motor for electronic clocks
US4009406A (en) * 1975-11-25 1977-02-22 Tokuzo Inariba Synchronous micromotor with a permanent magnet rotor
DE2707252A1 (de) * 1977-02-19 1978-08-24 Quarz Zeit Ag Einphasenschrittmotor
US4528233A (en) * 1981-07-27 1985-07-09 Free David F Photographic mounting process and composition
DE3149995C1 (de) * 1981-12-17 1983-05-05 Gebrüder Junghans GmbH, 7230 Schramberg Verfahren zum Erstellen eines Uhrenschrittmotor-Stators und Stator eines Uhrenschrittmotors
GB2125992B (en) * 1982-08-25 1987-04-01 Timex Corp Watch movement
JPS5980147A (ja) * 1982-10-29 1984-05-09 Rhythm Watch Co Ltd 時計用小型モ−タ
DE3301263C2 (de) * 1983-01-17 1986-07-31 Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg Einphasensynchronmotor mit einem zweipoligen dauermagnetischen Läufer
US4782353A (en) * 1984-02-27 1988-11-01 Seikosha Co., Ltd. Stepping motor-driven sector opening/closing device
JPS62163556A (ja) * 1986-01-13 1987-07-20 Seiko Koki Kk ステツプモ−タ
JPH0736689B2 (ja) * 1986-07-21 1995-04-19 キヤノン株式会社 ステツプモ−タ
JPH0251352A (ja) * 1988-08-10 1990-02-21 Minebea Co Ltd ステッピングモータ
JP2551833B2 (ja) * 1989-01-26 1996-11-06 セイコープレシジョン株式会社 小型ステップモータ
JPH02228242A (ja) * 1989-02-28 1990-09-11 Jeco Co Ltd 時計用ステップモータ
JPH0342132U (ja) * 1989-09-01 1991-04-22
JP2683131B2 (ja) * 1990-01-06 1997-11-26 キヤノン株式会社 露光量調節装置
JPH04248359A (ja) * 1991-01-25 1992-09-03 Canon Inc ステツプモータ
CH681500B5 (fr) * 1991-04-19 1993-10-15 Ebauchesfabrik Eta Ag Moteur électromagnétique à deux sens de rotation, notamment pour pièce d'horlogerie.
FR2685144B1 (fr) * 1991-12-17 1997-09-12 Ebauchesfabrik Eta Ag Transducteur electromagnetique a aimant permanent multipolaire.
DE4207978C1 (en) * 1992-03-13 1993-05-06 Kienzle Uhrenfabriken Gmbh, 7730 Villingen-Schwenningen, De Stepper motor suitable for mass prodn., e.g. for motor vehicle displays - has two coaxial coil units contg. rotor and each surrounded by stator systems
US5384506A (en) * 1992-05-29 1995-01-24 Canon Kabushiki Kaisha Stepper motor
JPH0638491A (ja) * 1992-07-09 1994-02-10 Mitsubishi Materials Corp ステッピングモータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011220853A (ja) * 2010-04-09 2011-11-04 Yazaki Corp 計器ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
US5945750A (en) 1999-08-31
EP0726639A2 (de) 1996-08-14
EP0726639A3 (de) 1997-04-09
ES2135802T3 (es) 1999-11-01
EP0726639B1 (de) 1999-09-08
DE19504387A1 (de) 1996-08-22
ATE184433T1 (de) 1999-09-15
DE59602977D1 (de) 1999-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5610464A (en) Direct current motor having a decreasing cogging torque
JP4150069B2 (ja) 二相電動機
US7187098B2 (en) Axial gap rotating electrical machine
EP0275197B2 (en) Stepping motor
EP0230605B1 (en) Stepping motor
JP4702995B2 (ja) 環状コイル多相式回転電機とその使用方法
US4714853A (en) Low profile electric motor
JPH08242570A (ja) ステップモータ
US6031305A (en) Stepping motor with rotor and stator having related axial width
KR20040072041A (ko) 모터
US20220255413A1 (en) Low noise gear motor with dissymetric electric motor
JPH0923635A (ja) クローポール型同期モータ
JPH01270757A (ja) 電動機
JP3598677B2 (ja) ステッピングモータ
JP3410519B2 (ja) 3相クロ−ポ−ル式永久磁石型回転電機
EP0319632B1 (en) Electric motor with a multipolar permanent magnet rotor
JP3272297B2 (ja) ステッピングモータ
CN215120517U (zh) 步进马达
JP2684986B2 (ja) ステッピングモータ
JPH09271162A (ja) ステッピングモータ
JP2504242Y2 (ja) 同期電動機
JPH088755B2 (ja) 駆動ユニット
JPH01190248A (ja) ステッピングモータ
GB2032705A (en) Axial air-gap electric motors: mounting rotors
JPH08182301A (ja) 指示計器