JPH08242417A - 情報再生システム及び情報記録媒体 - Google Patents

情報再生システム及び情報記録媒体

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JPH08242417A
JPH08242417A JP7041942A JP4194295A JPH08242417A JP H08242417 A JPH08242417 A JP H08242417A JP 7041942 A JP7041942 A JP 7041942A JP 4194295 A JP4194295 A JP 4194295A JP H08242417 A JPH08242417 A JP H08242417A
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JP
Japan
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image
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Withdrawn
Application number
JP7041942A
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English (en)
Inventor
Akira Matsueda
晃 松枝
Shinichi Imaide
愼一 今出
Hiroyoshi Fujimori
弘善 藤森
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Priority to US08/607,470 priority patent/US6037915A/en
Priority to EP96103213A priority patent/EP0730255A1/en
Publication of JPH08242417A publication Critical patent/JPH08242417A/ja
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B5/00Electrically-operated educational appliances
    • G09B5/06Electrically-operated educational appliances with both visual and audible presentation of the material to be studied
    • G09B5/062Combinations of audio and printed presentations, e.g. magnetically striped cards, talking books, magnetic tapes with printed texts thereon

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • Educational Technology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Position Input By Displaying (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】操作者の視線の動きを最小限に抑え、更には媒
体面と表示面との対応をとりメディアの統一感をもった
データを提示できるようにする。 【構成】この情報再生システムは、少なくとも音声や映
像を含むマルチメディア情報に係るコード情報が記録さ
れたコードブック1と、上記コードブック1に記録され
たコード5を読み取る読み取り部6と、上記読み取り部
6に読み取られたデータを処理して出力する処理部7
と、上記処理部7による処理に基づいて少なくとも音声
及び映像を出力するFMD9とを有しており、上記FM
D9は、コードブック1から同一視線上の所定距離の位
置に出力映像の実像又は虚像の少なくともいずれかを形
成することを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばカメラやビデオ
機器等から得られる映像情報、及びパーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサ等から得られるディジタルコー
ドデータ等を含めた所謂「マルチメディア情報」に係る
コードを読取り、情報を再生する情報再生システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】今日、映像や音声等を含むマルチメディ
ア情報を限られた紙面に高密度で記録して、使用時に当
該情報を再生して、映像・音声等を総括的に用いて学習
することができるようなシステムの開発が嘱望されてい
る。
【0003】例えば、本願出願人による特開平6−23
1466号公報では、マルチメディア情報を紙やシー
ト、フィルム上にドットコードの形態で記録再生する技
術が開示されている。この技術は、紙等を媒介として電
子映像や音声等を記録再生するもので、映像の再生にあ
たってはCRTに表示する例が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、媒体で
ある紙は本来映像を表示する機能を持っていることに鑑
みると、コードと写真やイラストなどの映像が記録され
た紙からコード情報を再生し、CRT上に映像を得る構
成としたのでは、操作者が二つの表示画面、即ち紙とC
RT上の再生画像を見る必要が生じ、視線の移動が必要
となり、使用者に快適に情報を提示するという観点から
は好ましくない。
【0005】さらに、紙とCRTといった二つのメディ
ア間の対応がとれていない場合には、両者を連携した情
報の提示といった点でも改良の余地がある。本発明は上
記問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、操作者の視線の動きを最小限に抑え、更には媒体面
と表示面との対応をとり、メディアの統一感をもったデ
ータを提示できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様による情報再生システムは、少
なくとも映像情報を含むマルチメディア情報が光学的に
読取可能なコードで記録されている領域を含み、当該コ
ードに関連した実画像が記録自在な記録媒体から上記コ
ードを光学的に読み取る読取手段と、上記読取手段で読
み取ったコードを処理して所定のデータを出力する処理
手段と、上記処理手段で処理されたデータをマルチメデ
ィア情報として出力する出力手段と、を具備する情報再
生システムであって、上記出力手段は更に、入力された
映像データを表示する映像表示素子と、上記映像表示素
子に表示された映像を観察者の眼球に投影する投影光学
系と、上記観察者の眼球に導かれる外界像である媒体面
と上記読み取ったコードに基づく映像とを重畳して観察
可能とするスーパーインポーズ手段と、を有することを
特徴とする。
【0007】そして、第2の態様による情報再生システ
ムは、映像情報を少なくとも含むマルチメディア情報が
光学的に読取可能なコードで記録されている部分を含み
該コードに関連した実画像が記録自在な記録媒体から上
記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記読取手段
で読み取ったコードを処理して所定のデータを出力する
処理手段と、上記処理手段で処理されたデータを元のマ
ルチメディア情報として出力する出力手段と、を具備す
る情報再生システムであって、上記出力手段が出力する
表示映像と上記記録媒体面像とを光学的に合成する像合
成手段を有することを特徴とする。
【0008】さらに、第3の態様による情報記録媒体
は、映像情報を少なくとも含むマルチメディア情報が光
学的に読取可能なコードで記録された部分を含み、該コ
ードに関連した実画像が記録自在な情報記録媒体におい
て、上記映像情報に基づく表示映像と、上記実画像又は
当該記録媒体の所定位置とを光学的に合成するための位
置合わせ指標を備えたことを特徴とする。
【0009】また、第4の態様による情報再生システム
は、映像情報を少なくとも含むマルチメディア情報が光
学的に読取可能なコードで記録された部分を含み、該コ
ードに関連した実画像が記録自在な情報記録媒体に適用
すべき情報再生システムであって、上記コードを光学的
に読み取る読取手段と、上記読取手段で読み取ったコー
ドを処理して所定のデータを出力する処理手段と、上記
処理手段で処理されたデータを元のマルチメディア情報
として出力する出力手段と、を具備し、上記出力手段が
更に、入力された映像データを表示する映像表示素子
と、上記映像表示素子に表示された映像を観察者の眼球
に投影する投影光学系と、上記観察者の眼球に導かれる
外界像である媒体面と読み取ったコードに基づく上記映
像とを重畳して観察可能とするスーパーインポーズ手段
と、を有し、上記記録媒体は上記投影光学系によって観
察者の眼球に投影された映像の虚像形成位置を決定する
ための位置合わせ指標を有し、上記コードは上記虚像形
成位置を決定するための位置合わせ指標に対応すべき位
置合わせマークを含む、ことを特徴とする。
【0010】
【作用】即ち、本発明の第1の態様による情報再生シス
テムでは、読取手段により、少なくとも映像情報を含む
マルチメディア情報が光学的に読取可能なコードで記録
されている領域を含み当該コードに関連した実画像が記
録自在な記録媒体から上記コードが光学的に読み取ら
れ、処理手段により、上記読取手段で読み取られたコー
ドが処理され所定のデータが出力され、出力手段によ
り、上記処理手段で処理されたデータがマルチメディア
情報として出力される。そして、上記出力手段では更
に、映像表示素子により入力された映像データが表示さ
れ、投影光学系により上記映像表示素子に表示された映
像が観察者の眼球に投影され、スーパーインポーズ手段
により、上記観察者の眼球に導かれる外界像である媒体
面と上記読み取ったコードに基づく映像とが重畳して観
察可能とされる。
【0011】そして、第2の態様による情報再生システ
ムでは、読取手段により、映像情報を少なくとも含むマ
ルチメディア情報が光学的に読取可能なコードで記録さ
れている部分を含み該コードに関連した実画像が記録自
在な記録媒体から上記コードが光学的に読み取られ、処
理手段により、上記読取手段で読み取られたコードが処
理されて所定のデータが出力され、出力手段により上記
処理手段で処理されたデータが元のマルチメディア情報
として出力され、像合成手段により、上記出力手段が出
力する表示映像と上記記録媒体面像とが光学的に合成さ
れる。
【0012】さらに、第3の態様による情報記録媒体で
は、映像情報に基づく表示映像と、上記実画像又は当該
記録媒体の所定位置とが光学的に合成されるための位置
合わせ指標が備えられている。
【0013】また、第4の態様による情報再生システム
では、読取手段により、コードが光学的に読み取られ、
処理手段により上記読取手段で読み取ったコードが処理
されて所定のデータが出力され、出力手段により上記処
理手段で処理されたデータが元のマルチメディア情報と
して出力される。そして、上記出力手段において、映像
表示素子により入力された映像データが表示され、投影
光学系により上記映像表示素子に表示された映像が観察
者の眼球に投影され、スーパーインポーズ手段により上
記観察者の眼球に導かれる外界像である媒体面と読み取
ったコードに基づく上記映像とが重畳されて観察可能と
される。さらに、上記記録媒体には、上記投影光学系に
よって観察者の眼球に投影された映像の虚像形成位置を
決定するための位置合わせ指標が設けられ、上記コード
には、上記虚像形成位置を決定するための位置合わせ指
標に対応すべき位置合わせマークが含まれる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例に係る情報
再生システムの構成を示す図である。図1(a)に示さ
れるように、コードブック1の媒体面2には実画像とし
て印刷図案3と紙面印刷文字4、光学的に読取り可能な
コード5が記録されている。この例では、印刷図案3と
して例えばリンゴの絵が付されており、その下に当該図
案3に関連する紙面印刷文字4として例えば「eate
n」が付されており、当該文字の下には上記図案3と文
字4に関係するマルチメディア情報が例えばドットコー
ドなどのコードで付されている。尚、このドットコード
については、特開平6−231466号公報により既に
開示されているので、ここでは詳細な説明を省略する。
【0015】このようなコードブック1を実際に使用す
る場合には、図1(b)に示されるように、操作者はフ
ェイス・マウンテッド・ディスプレイ(FMD; Face Mount
ed Display) 9(顔面装着型ディスプレイ装置)を顔部
に装着した後、当該FMD9に処理部7を介して接続さ
れた読み取り部6により、コードブック1に記録された
コード5を走査して読み取り情報を得る。このFMD9
は図17(a)に示すような外観となっており、図17
(b)に示されるように操作者の顔に装着され、使用さ
れる。尚、このFMD9の代わりに、ヘッド・マウンテ
ッド・ディスプレイ(HMD; Head Mounted Display) (頭
部装着型ディスプレイ装置)を使用することもできるこ
とは勿論である。
【0016】この読み取り部6の走査により得られたコ
ード情報は、処理部7にて後処理が施された後、FMD
9に送られる。このとき、操作者の目10はFMD9を
介してコードブック1全体を見ていることになるが、上
記情報に係る映像が操作者の目に投影されると、該コー
ドブック1の所定位置にリンゴが食べられた後の絵が表
示されたように認識され、それと同時に上記文字「ea
ten」という音声が小型スピーカ8から出力される。
【0017】従って、操作者は、始めは印刷図案3に係
るリンゴの絵を見ているのだが、上記動作により、その
絵の直ぐ側にリンゴが食べられた絵を認識するので、目
のピントを合わせるだけで当該新しい絵を見ることがで
きる。上記表示は、別途他のところに設けたCRTによ
り行うこともできるが、それでは、当該絵を見る為に操
作者は視線、顔をかなり動かす必要が生じて両者の比較
が難しい。かかる不具合を解消すべく、本発明では、媒
体面からある短い距離をおいた所定位置に対応するよう
に、再生画像をFMD9が人間の目に投影している。
【0018】以上説明したように、第1の実施例では、
上記動作により、リンゴの絵を見ていた操作者が、コー
ドを読み取ることにより、当該印刷図案3であるリンゴ
に関係する「eaten」といった音声と、リンゴが食
べられた後の絵を同時に認識し、その相互関係を認識す
ることで容易にしかも効率良く学習することができる。
特に、図案との関係が同じ視野の中で提示されるので、
非常に説得力のある表示ができる。
【0019】次に図2は第2の実施例に係る情報再生シ
ステムの構成を示す図である。図2(a)に示されるよ
うに、コードブック1の媒体面2には紙面印刷文字4と
コード5が記録されている。この例では、紙面印刷文字
4として例えば「Apple」が付されており、当該文
字の下には該文字に関係するマルチメディア情報が例え
ばドットコードなどのコード5で付されている。
【0020】このようなコードブック1を実際に使用す
る場合には、図2(b)に示されるように、操作者はF
MD9を顔部に装着し、当該FMD9に処理部7を介し
て接続された読み取り部6により、コードブック1に記
録されたコード5を走査して読み取る。この走査により
得られた情報は、処理部7にて後処理が施された後、F
MD9に送られる。このとき、操作者の目10はFMD
9を介してコードブック1全体を見ていることになる
が、上記情報が再生されると、操作者の目10に映像が
投影され、そのコードブック1の所定位置にリンゴの絵
が表示されるように認識され、それと同時に上記文字
「Apple」という音声が小型スピーカ8から出力さ
れる。
【0021】以上説明したように、第2の実施例では、
上記動作により、操作者はコードブック1の空白部分に
示されるリンゴの絵と「Apple」の音声を同時に認
識することができ、その相互関係により操作者は学習す
ることができる。さらに、前述した第1の実施例では、
虚像を認識する位置が媒体面と人間の視線の中間点であ
ったのに対し、第2の実施例では、媒体面上にあたかも
像が発生したように表示される。さらに、この像を表示
する位置は予めコードブックに一致されているが、任意
に設定できることは勿論である。
【0022】ところで、上記第1及び第2の実施例に係
る情報再生システムでは、操作者がコードを読取り、当
該コードに係るマルチメディア情報を再生すると、コー
ドブック1の所定位置に対応するように、FMD9が絵
を表示するようになっていたが、操作者の視線がコード
ブック1から外れているような場合には、上記絵がコー
ドブック1上に認識されなくなり、不具合が生じるおそ
れがある。かかる点に鑑みて、FMD9の表示画面の上
に、コードブック1と位置合わせするためのマークを表
示するようにしたのが第3の実施例である。
【0023】以下、図3乃至図6を参照して、第3の実
施例に係る情報再生システムを説明する。図3に示され
るように、第3の実施例では、コードブック1の媒体面
の所定位置に4つの指標21が予め印刷されている。そ
して、操作者がコードブック1上に記録されたコード2
3を読み取ると、上記指標21に対応する4つのマーク
20がFMD9により操作者の目に投影されコードブッ
ク1上に表示されたように認識される。従って、操作者
はこの指標21とマーク20が重なるように顔を動かす
ことで、コードブック1上の画像表示位置を容易に設定
できる。
【0024】さらに、図4に示されるように、この第3
の実施例の情報再生システムでは、複数に区分された指
標24を示すこともできる。コード23の中にはマーク
の情報がコードで含まれており、当該コード23を読み
取ると、コードブック1の媒体面上に図3と同じように
マーク20が表示される。従って、指標24とマーク2
0を合わせることで画像が表示される範囲が明確に示さ
れる。更には、一画面の中に複数のより細かい表示をも
可能とする。
【0025】ここで、図5には上記コード23に係るフ
ァイル構造を示し説明する。同図に示されるように、こ
のコード23に係るファイルは、大きくマークの為のデ
ータと、基本的に画像を表示するためのデータとからな
る。マークの為のデータは、その先頭部分にデータの種
類を示すデータが記され、マークの為のデータである場
合には“0”が、画像を表示するためのデータである場
合には“1”が記録されている。この場合は“0”が記
録されている。続いて、マーク始点座標(左上マーク座
標)、縦方向マーク間距離、横方向マーク間距離、表示
色といった属性データが記録され、次いでマーク形状デ
ータが記録されている。
【0026】これに対して、画像を表示するためのデー
タでは、先ずデータの種類として画像を示す“1”が記
録されており、続いて画像始点座標(左上画像座標)、
横方向画素数、縦方向画素数といった属性データが記録
されている。そして、これに次いで実際の画像データが
記録されている。
【0027】このようなコード23の情報を読み取って
処理するための情報再生システムにおける処理回路の構
成は図6に示される通りである。同図において、記録媒
体30とは上記コードブック1に相当し、FMD9が表
示する画像と位置を合わせる為のマーク20に関する情
報が記録されている。この記録媒体30のコード23は
コード読取部31により読み取られる。復調部32は、
この読み取られたブロックを復調(デインターリーブ、
ECC(エラー訂正)などの処理、画像データの伸長)
し、最終的にマーク20を表示するための付帯情報(表
示位置、形状、色等)、画像表示のための付帯情報(表
示位置、マーカ表示から画像表示までの時間等)、及び
画像データを得る。そして、情報分離部33は、復調さ
れたデータをマークに関するデータと画像に関するデー
タとに分離し別々に出力する。
【0028】続いて、マーク情報分離部34は、入力さ
れたマーク情報からマーク属性データ(座標、色等)と
マーク形状データとを分離し、切り替えて表示コントロ
ーラ36に出力する。同様に、画像データ分離部35
は、入力された画像情報から画像属性データ(座標、色
など)と画像データを分離し、切り替えて表示コントロ
ーラ36に出力する。すると、表示コントローラ36
は、画面バッファ37に対して、データの書込、内容表
示の為のビデオ信号のタイミングに合わせた読み出しを
行う。そして、データの書き込み時は、情報分離部33
から、属性データ、画像データ(形状データ)を別けて
受けとる。
【0029】ところで、上記画像バッファ37は、表示
画面に対応するビットイメージバッファからなる。カラ
ー画像の場合には、例えばRGBプレーンで構成する。
映像信号化部38は、読み出された画像バッファ37の
データをD/Aし、同期信号を付加して映像信号に変換
する。そして、画面バッファ37の内容を表示のタイミ
ングに合わせて読み出す。カラーのコンポジット信号で
出力する場合はここで特定の信号(NTSC等)に変換
する。
【0030】さらに、表示部39は、FMD,HMDな
どにより、映像信号を受け取りスーパーインポーズモー
ドでデータを表示する。尚、表示部39は、映像表示素
子としてのLCD、投影光学系、スーパーインポーズ部
からなり、それぞれ公知の手段である。
【0031】以上説明した第1乃至第3の実施例に係る
情報再生システムは、HMDやFMDを使用して、スー
パーインポーズ機能により、媒体面の様子と観察者の目
に投影された映像とを重ねて認識し得るようにしたもの
であったが、これと同様の効果を光学系を駆使すること
により得るようにしたのが第4の実施例である。
【0032】以下、図7を参照して、第4の実施例に係
る情報再生システムの構成を示し説明する。この第4の
実施例では、表示画像とコードブック1があたかも一体
化するように、光学的に両方の画像を合成する。即ち、
コードブック1の媒体面はハーフミラー40を透過して
観察者の目に導かれ、液晶表示パネル41の画像はハー
フミラー40で反射されて観察者の目に上記媒体面と重
ねて表示される。このハーフミラー以外にプリズムなど
を使用することもできる。
【0033】この第4の実施例によれば、簡単な構成で
両画面が一体化されたような効果を得ることができ、F
MD等を使用する場合と比して低コストとなり、簡略化
された構成で学習などの効果を上げることが可能とな
る。
【0034】次に図8乃至図16を参照して、第5の実
施例に係る情報再生システムについて詳細に説明する。
前述した第2の実施例では、コードブック上の所定位置
に映像を表示するために、指標とマークとを重ねるよう
に操作者が顔を動かす必要があったが、この第5の実施
例では、読み取り部6とHMD51とをワイヤレスで通
信自在とし、読み取り部6の位置を操作者の視線の向け
られている位置と認識して、以下に説明するような所定
の演算により映像を表示する位置を自動的に設定するこ
とができる。尚、上記発信部はワイヤレスのデータ通信
手段を兼ねてもよい。
【0035】即ち、図8に示されるように、読み取り部
6は例えば電波等を発信する不図示の発信部を有してお
り、HMD51には、上記読み取り部6からのコード情
報を受信するデータ受信ユニット52と、上記読み取り
部6の発信部の位置を検出する発信源検出ユニット53
とが設けられている。さらに、上記発信源検出ユニット
53は検出素子を有しており、当該検出素子としては例
えば位置検出素子(PSD;Position Sensing Device ) が
用いられている。
【0036】この検出素子は、二次元方向に配置された
受信セルのうち検出量が最大のセル位置(アドレス)を
出力するものである。このような構成のHMD51は、
上記発信源検出ユニット53の検出素子により上記読み
取り部6の位置を検出して、当該位置を操作者の視線が
向けられている位置として、後述するような所定の演算
により映像を表示すべき位置を特定する。
【0037】上記視線位置の検出及び読み取り部6の位
置の検出は水平面と垂直面とに別けて検出される。即
ち、図9に示されるように、HMD51が正面を向いた
時の視線の方向を示す基準線と、読み取り部6とHMD
51とを結ぶ線とのなす上下方向の角度が上下方向検出
用ユニット55の出力より検出される。同様に、図10
に示されるように、基準線と読み取り部6とHMD51
とを結ぶ線とのなす左右方向の角度が左右方向検出用ユ
ニット56の出力より検出される。
【0038】次に図13はHMD視野と媒体(コードブ
ック1)との関係を示す図である。例えば走査開始点で
上記位置検出を行うようにすると、コードの左端の位置
とそれに対応する表示画面上の位置が判ったことにな
る。即ち、表示画面上の一点と媒体上の一点の対応がと
れたことになる。そして、操作者の視線が基準線63に
対して所定角度を隔てて向けられていることがHMD5
1と読み取り部6の作用で検出された場合には、映像を
適切な位置に表示するために、先ず視線とHMD視野の
交点66の座標(xi,yi)を求める必要がある。
【0039】以下、図11及び図12を参照して、上記
視線方向とHMD虚像面との交点66の座標(xi,y
i)を計算により求める手法を説明する。尚、図11は
水平面のHMD視野に対する視線のなす角度を示してお
り、図12は垂直面のHMD視野に対する視線のなす角
度を示している。
【0040】この図11において、HMD51の水平方
向画角はhであり、当該画角に対するHMDの分解能は
予め決まりRhである。いま、視線方向は基準線に対し
て角度θhをなしているとすると、水平位置、即ち座標
原点からの視線位置の座標xiは画面中心より左にRh
×h/θhとなる。
【0041】同様に、図12において、HMDの垂直方
向画角はvであり、当該画角に対するHMDの分解能は
予め決まりRvである。いま、視線方向は基準線に対し
て角度θvをなしているとすると、垂直位置、即ち座標
原点からの視線位置の座標yiは画面中心より左にRv
×v/θvとなる。こうしてHMD視野上の視線の交点
の座標(xi,yi)が求まる。
【0042】続いて、図13に示されるように、コード
の読み取り位置から所定のオフセット量だけ離れた位置
に映像を表示する場合を想定すると、当該オフセット量
に対応するHMD視野上のオフセット量を求める必要が
ある。
【0043】媒体面上で、コードから表示範囲の基準点
(例えば、左上)までのオフセット量は表示仕様として
予めコードに記録してある。従って、当該値をHMD視
野上の値に変換すればよい。即ち、図14に示されるよ
うに、視点からHMD視野上の交点(xi,yi)まで
の距離lhと視点からコード先端位置までの距離lbの
比は、HMD視野上のオフセット量と媒体面上のオフセ
ット量の比に等しいことより、HMD視野上のオフセッ
ト量を求めることができる。
【0044】尚、この計算においては、視点と媒体面の
HMDの表示面との位置関係が操作者によらずほぼ一定
と仮定しているが、ある程度の位置誤差で表示できれば
よいのであれば問題ない。こうして変換されたオフセッ
ト量を視線と画面との交点(xi,yi)に加算した位
置がHMD上での表示開始点として得られる。
【0045】次に図15及び図16を参照して、前述し
たような表示開始点の演算、及び実際の表示を行うため
の構成を示し説明する。図15に示されるように、ドッ
トコードなどのコード70はコード読取部71により読
み取られ、その情報は処理部75に出力される。一方、
発光部72が発信した信号乃至光は方向検出部73にて
検出され、視線計算部74にて視線方向が検出され、そ
の情報は処理部75に出力される。そして、この処理部
75より情報が表示部76に出力される。
【0046】上記処理部75の詳細な構成は図16に示
される。即ち、上記処理部75は、詳細には視線と視野
の交点計算部77とオフセット量変換部78、座標決定
部79、表示コントローラ80からなる。そして、視線
データ及び定数(Rh,Rv,h,v)は視線と視野の
交点計算部77に入力され、オフセット量と定数(l
h,lb)はオフッセット量変換部78に入力され、そ
れぞれ視線と視野の交点が計算され、オフセット量が算
出され、座標決定部79に出力される。こうして、前述
したような一連の演算により、HMD視野上の画像を表
示すべき位置の座標が算出され、表示コントローラ80
に出力される。
【0047】以上説明したように、第5の実施例に係る
情報再生システムによれば、HMDの映像を表示する位
置を設定する際に、操作者自信が所定の動作を行うこと
なく自動的に簡易・迅速な位置設定を実現する。
【0048】以上詳述したように、本発明の情報再生シ
ステムでは、FMD等を利用して、操作者から見て媒体
紙面と同一視線方向に画像を再生する事により、視線の
移動を必要最低限に抑えることができる。更には、表示
画面と媒体紙面との対応がとれるので、両者を連携して
利用する事で、より説得力のある情報提示が可能とな
る。
【0049】尚、本発明の上記実施態様によれば、以下
のごとき構成が得られる。 (1)少なくとも映像情報を含むマルチメディア情報が
光学的に読取可能なコードで記録されている領域を含
み、当該コードに関連した実画像が記録自在な記録媒体
から上記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記読
取手段で読み取ったコードを処理して所定のデータを出
力する処理手段と、上記処理手段で処理されたデータを
マルチメディア情報として出力する出力手段と、を具備
する情報再生システムであって、上記出力手段は更に、
入力された映像データを表示する映像表示素子と、上記
映像表示素子に表示された映像を観察者の眼球に投影す
る投影光学系と、上記観察者の眼球に導かれる外界像で
ある媒体面と上記読み取ったコードに基づく映像とを重
畳して観察可能とするスーパーインポーズ手段と、を有
することを特徴とする情報再生システム。
【0050】このような構成において、電子映像がFM
D,HMDで提示され、媒体紙面とコード再生画像が操
作者から見て同一視線方向に表示される。従って、操作
者が視線を移動せずに2つのメディア(紙面と電子映
像)を同時に見る事ができ疲労が少ない。さらに、2つ
のメディア(紙面と電子映像)に一体感を持たせること
ができ、色々な形態で情報提示ができる。また、システ
ムとして小型化が実現される。また、媒体紙面が複数あ
っても操作者がその方向を見るだけで、電子映像との対
応がとれる。 (2)上記出力手段は、上記投影光学系によって観察者
の眼球に投影される映像の虚像形成位置が上記記録媒体
面の観察距離に略等しくなるように構成されていること
を特徴とする請求項1に記載の情報再生システム。
【0051】このような構成において、電子映像が媒体
面に一致した位置に見える。従って、2つのメディア
(紙面と電子映像)があたかも一体になった様な効果が
得られ、例えば媒体紙面に映像が映出されるような効果
が得られる。 (3)上記記録媒体は、上記投影光学系によって観察者
の眼球に投影される映像の虚像形成位置を決定する為の
位置合わせ指標を更に有しており、上記出力手段による
虚像を上記実画像又は媒体面の所定位置に対して位置合
せするために、上記位置合わせ指標に対応すべき位置合
わせマークを上記映像表示素子が表示するように、その
位置合わせ用マークを生成して出力制御するためのマー
ク出力制御手段を更に具備することを特徴とする請求項
1に記載の情報再生システム。
【0052】このような構成において、媒体面の位置合
わせ指標があり、電子映像のフレームと媒体紙面の対応
をとる為のマークが映像画像とは別に表示される。従っ
て、表示される画像位置の媒体紙面上の対応位置が決め
られ、2つのメディア(紙面と電子映像)に一体感を持
たせることができる。さらに、種々の形態で情報提示が
できる。 (4)上記位置合わせ用マークは、コード化されて上記
コードと共に記録媒体に記録されていることを特徴とす
る請求項3に記載の情報再生システム。
【0053】このような構成において、マーク情報がコ
ードとして媒体に記録されている。従って、媒体に記録
されていないと、表示のソフトウェアで処理しなければ
ならないが、多くの種類の媒体が製作されたとき対処で
きなくなるといった問題が生じない。 (5)上記読取手段に備えられた赤外線又は電波の発信
手段と、上記出力手段に備えられた該赤外線又は電波の
発信方向を検出する方向検出手段と、上記方向検出手段
の出力から上記出力手段の向きを検出する視線計算手段
と、上記出力手段が形成する虚像の記録媒体面上での位
置に関する表示位置情報と上記視線計算手段の計算結果
とから画像表示位置を算出する表示座標計算手段と、上
記画像表示位置に従って画像表示を制御する画像表示制
御手段と、を更に具備することを特徴とする請求項1乃
至4に記載の情報再生システム。
【0054】このような構成において、コード読取部に
赤外線または電波の発信源があり、FMDに設けられた
位置検出素子でこの位置を検出する事で視線方向が判
る。さらに、この位置は同時にコードの位置にもあたる
ので、視線から予め決められた位置に映像を表示する。
【0055】従って、操作者が媒体の指標とFMDマー
クの位置合わせをしなくても良い。 (6)映像情報を少なくとも含むマルチメディア情報が
光学的に読取可能なコードで記録されている部分を含み
該コードに関連した実画像が記録自在な記録媒体から上
記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記読取手段
で読み取ったコードを処理して所定のデータを出力する
処理手段と、上記処理手段で処理されたデータを元のマ
ルチメディア情報として出力する出力手段と、を具備す
る情報再生システムであって、上記出力手段が出力する
表示映像と上記記録媒体面像とを光学的に合成する像合
成手段を有することを特徴とする情報再生システム。
【0056】このような構成において出力画像(実像)
と媒体面像とを光学的に合成する。従って、通常のハー
フミラーなどが使え、低価格となる。 (7)映像情報を少なくとも含むマルチメディア情報が
光学的に読取可能なコードで記録された部分を含み、該
コードに関連した実画像が記録自在な情報記録媒体にお
いて、上記映像情報に基づく表示映像と、上記実画像又
は当該記録媒体の所定位置とを光学的に合成するための
位置合わせ指標を備えたことを特徴とする情報記録媒
体。
【0057】このような構成において、媒体側に、コー
ド内の画像と媒体面所定位置(又は実画像)の位置合わ
せの為の指標が記録されている。従って、媒体側に指標
があれば1ページ内で複数の位置合わせが可能である。 (8)上記情報記録媒体に記録されたコードは、上記映
像情報に基づく表示映像の媒体面上における表示位置を
決定するための上記位置合わせ指標に対応すべき位置合
わせマークを含むことを特徴とする請求項7に記載の情
報記録媒体。
【0058】このような構成において、媒体に記録され
たコードは、指標と対応するマーク情報が記録されてい
る。従って、媒体に記録されていないと、表示のソフト
ウェアで処理しなければならないが、多くの種類の媒体
が製作された時対処できなくなるといった問題が生じな
い。 (9)映像情報を少なくとも含むマルチメディア情報が
光学的に読取可能なコードで記録された部分を含み、該
コードに関連した実画像が記録自在な情報記録媒体に適
用すべき情報再生システムであって、上記コードを光学
的に読み取る読取手段と、上記読取手段で読み取ったコ
ードを処理して所定のデータを出力する処理手段と、上
記処理手段で処理されたデータを元のマルチメディア情
報として出力する出力手段と、を具備し、上記出力手段
が更に、入力された映像データを表示する映像表示素子
と、上記映像表示素子に表示された映像を観察者の眼球
に投影する投影光学系と、上記観察者の眼球に導かれる
外界像である媒体面と読み取ったコードに基づく上記映
像とを重畳して観察可能なスーパーインポーズ手段と、
を有し、上記記録媒体は上記投影光学系によって観察者
の眼球に投影された映像の虚像形成位置を決定するため
の位置合わせ指標を有し、上記コードは上記虚像形成位
置を決定するための位置合わせ指標に対応すべき位置合
わせマークを含む、ことを特徴とする情報再生システ
ム。
【0059】このような構成において、電子映像がFM
D,HMDで提示され、媒体紙面とコード再生画像が操
作者から見て同一視線方向にある様な表示が可能なマー
クを含む。
【0060】従って、操作者が視線を移動せずに2つの
メディア(紙面と電子映像)を同時に見ることができ疲
労が少ない。さらに、2つのメディア(紙面と電子映
像)に一体感を持たせる事ができ、色々な形態で情報提
示ができる。また、システムとして小型化が実現され
る。そして、媒体紙面が複数あっても操作者がその方向
を見るだけで、電子映像との対応がとれる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、操作者の視線の動きを
最小限に抑え、更には媒体面と表示面との対応をとりメ
ディアの統一感をもったデータを提示できるようにする
情報再生システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る情報再生システム
の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施例に係る情報再生システム
の構成を示す図である。
【図3】第3の実施例にてマーク20を指標21に合わ
せる過程を説明する為の図である。
【図4】複数に区分された指標が示されたコードブック
1の様子を示す図である。
【図5】コードブック1上に示されたコードのファイル
構造を示す図である。
【図6】情報再生システムにおける処理回路の構成を示
す図である。
【図7】第4の実施例に係る情報再生システムの構成を
示す図である。
【図8】第5の実施例に係る情報再生システムの構成を
示す図である。
【図9】コードブック1とHMD51との上下方向の位
置関係を示す図である。
【図10】コードブック1とHMD51との左右方向の
位置関係を示す図である。
【図11】視線方向とHMD虚像面との交点、即ちHM
D表示領域上での座標を計算により求める手法を説明す
るための図である。
【図12】視線方向とHMD虚像面との交点、即ちHM
D表示領域上での座標を計算により求める手法を説明す
るための図である。
【図13】HMD視野とコードブックの如き媒体との関
係を示す図である。
【図14】コードブック上のオフセット量からHMD視
野上のオフセット量を算出する手法を示す図である。
【図15】図11乃至13の演算を実際に行うための構
成を示す図である。
【図16】図15の処理部75の詳細な構成を示す図で
ある。
【図17】HMDの外観図である。
【符号の説明】
1…コードブック、2…媒体面、3…印刷図案、4…紙
面印刷文字、5…コード、6…読み取り部、7…処理
部、8小型スピーカ…、9…FMD、10…操作者の
目、11…再生音声、12,13…再生映像。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも映像情報を含むマルチメディ
    ア情報が光学的に読取可能なコードで記録されている領
    域を含み、当該コードに関連した実画像が記録自在な記
    録媒体から上記コードを光学的に読み取る読取手段と、
    上記読取手段で読み取ったコードを処理して所定のデー
    タを出力する処理手段と、上記処理手段で処理されたデ
    ータをマルチメディア情報として出力する出力手段と、
    を具備する情報再生システムであって、 上記出力手段は更に、入力された映像データを表示する
    映像表示素子と、上記映像表示素子に表示された映像を
    観察者の眼球に投影する投影光学系と、上記観察者の眼
    球に導かれる外界像である媒体面と上記読み取ったコー
    ドに基づく映像とを重畳して観察可能とするスーパーイ
    ンポーズ手段と、を有することを特徴とする情報再生シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記出力手段は、上記投影光学系によっ
    て観察者の眼球に投影される映像の虚像形成位置が上記
    記録媒体面の観察距離に略等しくなるように構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の情報再生システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記記録媒体は、上記投影光学系によっ
    て観察者の眼球に投影される映像の虚像形成位置を決定
    する為の位置合わせ指標を更に有しており、 上記出力手段による虚像を上記実画像又は媒体面の所定
    位置に対して位置合せするために、上記位置合わせ指標
    に対応すべき位置合わせマークを上記映像表示素子が表
    示するように、その位置合わせ用マークを生成して出力
    制御するためのマーク出力制御手段を更に具備すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報再生システム。
  4. 【請求項4】 上記位置合わせ用マークは、コード化さ
    れて上記コードと共に記録媒体に記録されていることを
    特徴とする請求項3に記載の情報再生システム。
  5. 【請求項5】 上記読取手段に備えられた赤外線又は電
    波の発信手段と、上記出力手段に備えられた該赤外線又
    は電波の発信方向を検出する方向検出手段と、上記方向
    検出手段の出力から上記出力手段の向きを検出する視線
    計算手段と、上記出力手段が形成する虚像の記録媒体面
    上での位置に関する表示位置情報と上記視線計算手段の
    計算結果とから画像表示位置を算出する表示座標計算手
    段と、上記画像表示位置に従って画像表示を制御する画
    像表示制御手段と、を更に具備することを特徴とする請
    求項1乃至4に記載の情報再生システム。
  6. 【請求項6】 映像情報を少なくとも含むマルチメディ
    ア情報が光学的に読取可能なコードで記録されている部
    分を含み該コードに関連した実画像が記録自在な記録媒
    体から上記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記
    読取手段で読み取ったコードを処理して所定のデータを
    出力する処理手段と、上記処理手段で処理されたデータ
    を元のマルチメディア情報として出力する出力手段と、
    を具備する情報再生システムであって、 上記出力手段が出力する表示映像と上記記録媒体面像と
    を光学的に合成する像合成手段を有することを特徴とす
    る情報再生システム。
  7. 【請求項7】 映像情報を少なくとも含むマルチメディ
    ア情報が光学的に読取可能なコードで記録された部分を
    含み、該コードに関連した実画像が記録自在な情報記録
    媒体において、 上記映像情報に基づく表示映像と、上記実画像又は当該
    記録媒体の所定位置とを光学的に合成するための位置合
    わせ指標を備えたことを特徴とする情報記録媒体。
  8. 【請求項8】 上記情報記録媒体に記録されたコード
    は、上記映像情報に基づく表示映像の媒体面上における
    表示位置を決定するための上記位置合わせ指標に対応す
    べき位置合わせマークを含むことを特徴とする請求項7
    に記載の情報記録媒体。
  9. 【請求項9】 映像情報を少なくとも含むマルチメディ
    ア情報が光学的に読取可能なコードで記録された部分を
    含み、該コードに関連した実画像が記録自在な情報記録
    媒体に適用すべき情報再生システムであって、 上記コードを光学的に読み取る読取手段と、上記読取手
    段で読み取ったコードを処理して所定のデータを出力す
    る処理手段と、上記処理手段で処理されたデータを元の
    マルチメディア情報として出力する出力手段と、を具備
    し、 上記出力手段が更に、入力された映像データを表示する
    映像表示素子と、上記映像表示素子に表示された映像を
    観察者の眼球に投影する投影光学系と、上記観察者の眼
    球に導かれる外界像である媒体面と読み取ったコードに
    基づく上記映像とを重畳して観察可能とするスーパーイ
    ンポーズ手段と、を有し、 上記記録媒体は上記投影光学系によって観察者の眼球に
    投影される映像の虚像形成位置を決定するための位置合
    わせ指標を有し、上記コードは上記虚像形成位置を決定
    するための位置合わせ指標に対応すべき位置合わせマー
    クを含む、ことを特徴とする情報再生システム。
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