JP4479414B2 - 映像配信システム及び映像受信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、学校や企業の教育や研修に使用され、或る地点からネットワークで結ばれた遠隔の他の地点へ映像を配信するシステムおよび映像を受信して表示する映像受信装置に関する。
従来の映像配信システムにおいては、例えば企業の研修において、研修場所で講師がプレゼンテーション資料を見ながら説明する様子をカメラで撮影し、撮影した映像を資料の画像とともに遠隔にある支店等に配信し、支店等で講師の講義を資料を見ながら聴くことができるようになっている。このような従来の映像配信システムを図2に示す。
図2において、従来の映像配信システムは、映像送信装置1がLAN(ローカルエリアネットワーク)またはインターネット109を介して映像受信装置としての複数のクライアントPC108またはセットトップボックス(STB)110に接続されて構成されている。映像送信装置1は、制御部101、メディアサーバー102、通信部103、ビデオカメラ104、ビデオオーディオエンコーダ部105、表示部106および表示切り替え入力部107から構成される。
制御部101はデータ線111によりメディアサーバー102、通信部103、ビデオエンコーダ部105、表示部106および表示切り替え入力部107と接続され、通信部103は通信線112によりLANまたはインターネット109と接続されている。またビデオカメラ104およびマイク114はビデオオーディオエンコーダ部105と映像線113により接続されている。
企業の研修において講師の講義の様子を配信する場合の動作を説明する。講師2は、プレゼンテーション資料3を見ながら説明するものとする。まず、制御部101からの指示でビデオカメラ104で撮影した映像信号およびマイク114で収音した音声信号をビデオオーディオエンコーダ部105へ送り、ここで映像データを圧縮する。圧縮された映像データは通信部103へ送られ、LANまたはインターネット109を介してクライアントPC108またはセットトップボックス110に順次送信される。
プレゼンテーション資料3のデータは、メディアサーバー102に予め蓄積されており、講師2が表示切り替え入力部107の専用ボタンを押下することにより、その入力のタイミングに同期してメディアサーバー102に蓄積された静止画や文章ファイル(例えばパワーポイントプレゼンテーションファイルやワード文書ファイル)を通信部103からLANまたはインターネット109を介してクライアントPC108またはセットトップボックス110に送信する。
カメラの映像データを受信したクライアントPC108またはセットトップボックス110は、順次送信されてくる圧縮された映像信号を復号化処理して画面上の映像ウィンドウに表示する。また逐次送信されてくる静止画や文章ファイルを資料ウィンドウに表示し、これにより講師2による研修を遠隔地で視聴することができる。
また学校教育においても、遠隔地にある教室をオンライン接続し、リアルタイムに双方向でインタラクティブに授業を行なうシステムが開発されている。このようなシステムを開示するものとして例えば、特開平10−20757号公報が挙げられる。
上記公報には、2つの教室をオンラインで結んだ遠隔協同授業システムにおいて、会話状態ボタンを押すことにより、表示画面の切り替えを行なう技術が開示されている。表示画面は大画面とウィンドウ画面を有し、どちらの画面に何を表示するかを会話状態ボタンの押下により行なうものである(上記公報段落[0034]乃至段落[0036]参照)。
特開平10−20757号公報
しかしながら従来のシステムにおいては、映像受信装置としてのクライアントPC108またはセットトップボックス110において、資料ウィンドウに説明資料を表示し、映像ウィンドウに講師が表示される。この場合、映像ウィンドウにおける講師の顔の向きの反対側に資料ウィンドウが表示されることがある。即ち、講師の顔が画面上で右を向いていて、資料ウィンドウが映像ウィンドウの左側になる場合があり、このような場合は視聴者に違和感を与え、聴講に集中できないことになる。
また上記従来のシステムでは、資料ウィンドウと映像ウィンドウの大小表示切り替え、即ち、講師が受講者に問い掛けている時は映像ウィンドウを大表示に切り替え、資料について説明しているときは資料ウィンドウを大表示に切り替えることが可能であるが、この表示切り替えは講師あるいはアシスタントが手動で行なうようになっており、表示にタイムラグが発生するという問題があった。上記公報に記載のシステムにおいても、表示の切り替えはボタンの押下により行なわれており、同様の問題があった。
上記課題を解決するために、本発明は、映像送信装置と該映像送信装置から遠隔の映像受信装置とを有し、映像送信装置から映像受信装置へ被撮影者の映像を送信し、映像受信装置で受信した被撮影者の映像を表示する映像配信システムにおいて、映像受信装置は、被撮影者を表示する映像ウィンドウと映像送信装置から受信した資料画像を表示する資料ウィンドウとを表示する表示画面を有し、被撮影者の顔の横向きを検出する検出手段を設け、前記検出手段が被撮影者の顔の横向きを検出すると、映像受信装置の前記表示画面における前記映像ウィンドウと前記資料ウィンドウの配置を、前記映像ウィンドウにおける被撮影者の顔の向きが前記資料ウィンドウの側になるように設定したことを特徴とする。
また他の発明は、映像送信装置と該映像送信装置から遠隔の映像受信装置とを有し、映像送信装置から映像受信装置へ被撮影者の映像を送信し、映像受信装置で受信した被撮影者の映像を表示する映像配信システムにおいて、映像受信装置は被撮影者を表示する表示画面の他に映像送信装置から受信した資料画像を表示する表示画面とを有し、被撮影者の顔の横向きを検出する検出手段を設け、映像受信装置側において被撮影者の映像と資料画像を表示する際に、前記検出手段の検出結果に基づいて被撮影者の表示の大きさを決定することを特徴とする。
らに他の発明は、映像送信装置から被撮影者の映像を受信し、受信した被撮影者の映像を表示する映像受信装置において、被撮影者を表示する映像ウィンドウと映像送信装置から受信した資料画像を表示する資料ウィンドウとを表示する表示画面を有し、被撮影者の顔の横向きを検出する検出手段を設け、前記検出手段が被撮影者の顔の横向きを検出すると、前記表示画面における前記映像ウィンドウと前記資料ウィンドウの配置を、前記映像ウィンドウにおける被撮影者の顔の向きが前記資料ウィンドウの側になるように設定したことを特徴とする。
上記構成の本発明によれば、被撮影者の顔の向きを検出する検出手段を設け、前記検出手段が被撮影者の顔の横向きを検出すると、映像受信装置の前記表示画面における前記映像ウィンドウと前記資料ウィンドウの配置を、前記映像ウィンドウの位置を該映像ウィンドウにおける被撮影者の顔の向きが前記資料ウィンドウの側になるように設定したので、資料ウィンドウに対して被撮影者を違和感のない位置に表示することができる。また被撮影者の表示位置の決定を自動的に行なうので、表示にタイムラグは発生しない。
以下、本発明を実施するための形態を図面に従って説明する。図1は本発明の第1実施の形態の映像配信システムを示すブロック図である。図1において、第1の実施の形態の映像配信システム20は、映像送信装置21がLAN(ローカルエリアネットワーク)またはインターネット209を介して映像受信装置としての複数のクライアントPC208またはセットトップボックス(STB)211に接続されて構成されている。映像送信装置21は、制御部201、メディアサーバー202、通信部203、ビデオカメラ204、マイク212、ビデオオーディオエンコーダ部205、表示部206、表示切り替え入力部207および目画像抽出部210から構成される。
制御部201はデータ線111によりメディアサーバー202、通信部203、ビデオエンコーダ部205、表示部206、表示切り替え入力部207および目画像抽出部210と接続され、通信部203は通信線112によりLANまたはインターネット209と接続されている。またビデオカメラ204およびマイク212はビデオエンコーダ部205および目画像抽出部210と映像線113により接続されている。メディアサーバー202には予めプレゼンテーション資料のデータが蓄積されている。
次に第1の実施の形態の動作を説明するが、ここでは企業の研修において講師の講義の様子を配信する場合の動作を説明する。講師(被撮影者)2は、プレゼンテーション資料3を見ながら説明するものとする。映像送信装置21において、制御部201からの指示でビデオカメラ204で撮影した映像信号およびマイク212で収音した音声信号をビデオオーディオエンコーダ部205へ送り、ここで映像データを圧縮する。ここでは例えば、MPEG4規格フォーマットに変換される。圧縮された映像データは通信部203へ送られ、LANまたはインターネット209を介してクライアントPC208またはセットトップボックス211に順次送信される。
このとき、制御部201は目画像抽出部210に対して目の抽出開始を指示する。目画像抽出部210では、ビデオカメラ204から入力される映像信号から目画像の抽出を行い、抽出した目の位置情報を制御部201に返信する。ここで目画像を抽出して講師の顔の向きを判定する動作を説明する。図3は顔向き判定動作を示すフローチャートである。
まずビデオカメラ204から入力される映像信号から目画像の抽出を行う(ステップ1)。図4はビデオカメラ204で撮影された撮影画像を示す説明図である。講師2を撮影した撮影画像は、目画像抽出部210へ送られる。目画像抽出部210は、送られてきた画像の中から目の領域の候補を抽出する。図4に示す例では、両目((1)、(2))とマイクロフォン212(3)が候補として抽出される。このとき各候補の位置座標が位置情報として算出される。位置座標は、図4に示す画面において、左上隅を原点とし、右方向へX軸をとり、下方向へY軸を取ったときの座標値で表される。
ここで候補が3つあるので、何れか1つが目ではないことになり、目の位置を特定するために各候補のY座標値を比較する。この比較により、候補(3)が他の候補(1)、(2)とY座標値が大きく異なり、候補(1)と候補(2)はY座標値が近似していることから、候補(1)と候補(2)が目であると判定される。目であると判定された位置の位置情報は制御部201へ送られる。
次にまばたき除去処理を行う(ステップ2)。ビデオカメラ204からは撮影画像が順次目画像抽出部210へ送信されてくる。目画像抽出部210では、送られてくる画像のうち、講師2がまばたきしている画像を除去する。図5はまばたき除去動作を示す説明図である。図5(a)から(b)を経て(c)へと時間的に変化していくものとする。
図5(a)は目を開いている状態である。ステップ1で目の位置を特定しているので、その位置において目の輪郭の中に瞳孔及び虹彩に対応する黒画像と、白目に対応する白画像があるか否かにより、目が閉じられているか否かを判断する。図5(b)では両方の目が閉じられていると判断され、その後図5(c)に示すように両方の目が開いていると判断されたとき、まばたきしていると判定される。まばたきと判定された場合、図5(b)に示す画像は除去され(ステップ3)、その後の顔の向きの判定には使用されない。
次に講師の顔の向きを判定する(ステップ4)。図6は目の移動を検出して顔の向きを判定するための説明図である。図6(a)から(b)を経て(c)へと時間的に変化していくものとする。目画像抽出部210は、目の位置情報を連続して算出し、制御部201へ送る。制御部201では前後する位置情報を比較して目がどちら側へ移動しているかを判定する。図6において、X1は右目のX座標を示し、X2は左目のX座標を示す。図6(a)と図6(b)とを比較すると、両目ともX座標が増加しており、図6(a)から図6(b)への変化は、講師2が顔を画面上の右側へ移動させたと判定される。そして図6(c)においては講師2の片方の目が消失し、消失しない目のX座標は図6(b)における右目X1のX座標よりも増加している。
制御部201は、片方の目の消失を確認すると(ステップ5)、図6(c)において残っている目のX座標が、仮に右目X1としてみると、図6(a)から図6(b)を経てさらに図6(c)と、増加傾向にあり、また仮に左目X2としてみると、図6(b)から図6(c)にかけて減少していることから、図6(c)において残っている目は、右目であると推定する(ステップ6)。したがって消失した目は左目と推定されるから、これにより講師2は左を向いた(画面上は右を向いた)と判定する(ステップ7)。ステップ6において残っている目が左目であると推定した場合は、講師2は右を向いた(画面上は左を向いた)と判定する(ステップ8)。
制御部201は、講師2の向きを判定すると、この被撮影者(講師)向き情報を通信部203からLANまたはインターネット209を介してクライアントPC208またはセットトップボックス210に順次送信する。
またプレゼンテーション資料3のデータは、講師2が表示切り替え入力部207の専用ボタンを押下することにより、その入力のタイミングに同期してメディアサーバー202に蓄積された静止画や文章ファイル(例えばパワーポイントプレゼンテーションファイルやワード文書ファイル)を通信部203からLANまたはインターネット209を介してクライアントPC208またはセットトップボックス211に送信する。
被撮影者向き情報およびプレゼンテーション資料データを受信した受信側のクライアントPC208またはセットトップボックス211は、順次送信されてくる圧縮された画像信号を復号化処理し、被撮影者向き情報から、画面上の映像ウィンドウを資料ウィンドウの左右どちら側に表示するかを決定する。
図7はクライアントPC208またはセットトップボックス211の表示画面を示す説明図である。図7において、表示画面220にはビデオカメラ204で撮影した映像を表示する映像ウィンドウ221と資料データを表示する資料ウィンドウ222が表示される。制御部201から送信されてくる被撮影者向き情報が、講師2が左向き(画面上は右向き)である場合、図7に示すように、映像ウィンドウ221は資料ウィンドウ222の左側に表示される。このように映像ウィンドウ221を表示することにより、受講者から見ると、講師2が資料の方を向いているように見える。講師2が右向き(画面上は左向き)である場合は、映像ウィンドウ221は資料ウィンドウ22の右側に表示される。
以上のように第1の実施の形態によれば、映像送信装置において被撮影者(講師)の向きを検出し、受信側装置において、被撮影者向き情報により映像ウィンドウを資料ウィンドウに対して適切な位置に表示するようにしたので、被撮影者が資料ウィンドウの反対側を向いているという不自然さが解消される。これにより視聴者が発表の内容に集中でき、理解向上に寄与できる。また被撮影者もどちらを向いたらよいかを気にする必要が無くなる。
なお上記実施の形態の変形例として、装置の左右にそれぞれ音声出力部を持っている受信側装置において、被撮影者向き情報を受信した場合、被撮影者を表示する映像ウィンドウを表示した側の音声出力部の音量を反対側の音声出力部の音量より大きくなるように制御してもよい。図7の例でいえば、映像ウィンドウ221が表示されている左側の音声出力部の音量を大きくするようにする。このように映像ウィンドウの表示位置に応じて音声出力部の音量を変えることにより、視聴者に対して現実感または臨場感を与えることができ、発表内容に対して視聴者がより集中可能になる。
なお上記実施の形態では、被撮影者の顔の向きを映像送信装置側で検出するようにしているが、これに限らず、目画像抽出部等を映像受信側装置にもたせて、受信側の装置で被撮影者の顔の向きを検出するようにしてもよい。この場合、映像送信装置は被撮影者の撮影画像を送信するだけとなる。
次に第2の実施の形態を説明する。図8は第2実施の形態の映像配信システムを示すブロック図である。図8において、第2の実施の形態の映像配信システム30は、映像送信装置31がLANまたはインターネット309を介して映像受信装置としての複数のクライアントPC308またはセットトップボックス(STB)311に接続されて構成されている。映像送信装置31は、制御部301、メディアサーバー302、通信部303、ビデオカメラ304、マイク313、ビデオエンコーダ部305、表示部306、表示切り替え入力部307、目画像抽出部310および顔向き検出部312から構成される。
制御部301はデータ線111によりメディアサーバー302、通信部303、ビデオエンコーダ部305、表示部306、表示切り替え入力部307、目画像抽出部310および顔向き検出部312と接続され、通信部303は通信線112によりLANまたはインターネット309と接続されている。またビデオカメラ304はビデオエンコーダ部305、目画像抽出部210および顔向き検出部312と映像線113により接続されている。メディアサーバー302には予めプレゼンテーション資料のデータが蓄積されている。
次に第2の実施の形態の動作を説明する。この場合も企業の研修において講師の講義の様子を配信する場合の動作を説明する。講師2は、プレゼンテーション資料3を見ながら説明するものとする。映像送信装置31において、制御部301からの指示でビデオカメラ304で撮影した映像信号をビデオエンコーダ部305へ送り、ここで映像データを圧縮する。圧縮された映像データは通信部303へ送られ、LANまたはインターネット309を介してクライアントPC308またはセットトップボックス311に順次送信される。
ここからは図9に示すフローチャートにしたがって説明する。図9は第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。制御部301は顔向き検出部312に対して講師2の顔向きの検出開始を指示する(ステップ11)。
制御部301からの指示を受けると、顔向き検出部312では、ビデオカメラ304から入力される映像信号から顔の輪郭を切り出し、被撮影者(講師2)が前を向いているか否かを検出し、制御部301に通知する(ステップ12)。制御部301では、顔向き検出部312から、被撮影者が正面を向いているという検出結果を受けると(ステップ13のY)、映像ウィンドウ拡大指示を通信部303からLANまたはインターネット309を介してクライアントPC308またはセットトップボックス311に送信する(ステップ14)。
また制御部301は、顔向き検出部312から、被撮影者が横を向いているという検出結果を受けると(ステップ13のN)、目画像抽出部310に対して目の抽出開始を指示する(ステップ15)。目画像抽出部310では、ビデオカメラ304から入力される映像信号から目画像の抽出を行い、抽出した目の位置情報を制御部201に返信する。
制御部301は目画像抽出部310から目の位置情報を受信すると(ステップ16)、第1の実施の形態で説明したように、目画像抽出部310からの目の位置情報を連続して取得することにより、左右どちらの目が見えなくなったかにより講師2の顔がどちらを向いているかを判定する(ステップ17)。そして判定結果を被撮影者向き情報として、通信部303からLANまたはインターネット309を介してクライアントPC308またはセットトップボックス311に送信する(ステップ18)。
またプレゼンテーション資料3のデータは、講師2が表示切り替え入力部307の専用ボタンを押下することにより、その入力のタイミングに同期してメディアサーバー302に蓄積された静止画や文章ファイル(例えばパワーポイントプレゼンテーションファイルやワード文書ファイル)を通信部303からLANまたはインターネット309を介してクライアントPC308またはセットトップボックス311に送信する。
映像ウィンドウ拡大指示または被撮影者向き情報およびプレゼンテーション資料データを受信した受信側のクライアントPC208またはセットトップボックス210は、順次送信されてくる圧縮された画像信号を復号化処理し、映像ウィンドウ拡大指示により、表示画面における映像ウィンドウを拡大する。図10は映像ウィンドウを拡大する場合の表示画面を示す説明図である。
図10(a)は表示画面320に映像ウィンドウ321と資料ウィンドウ322が表示されている表示画面320を示し、図10(b)は映像ウィンドウの拡大表示を示す。クライアントPC208またはセットトップボックス210は、映像ウィンドウ拡大指示を受けると、図10(b)に示すように、小サイズの表示321aから最大サイズの表示321bに変更する。なおこのとき、資料ウィンドウは表示されない。
またクライアントPC208またはセットトップボックス210は、被撮影者向き情報を受けると、この情報から、第1の実施の形態と同様に、画面上の映像ウィンドウを資料ウィンドウの左右どちら側に表示するかを決定する。即ち、制御部301から送信されてくる被撮影者向き情報が、講師2が左向き(画面上は右向き)である場合、図11(a)に示すように、映像ウィンドウ321は資料ウィンドウ322の左側に表示される。講師2が右向き(画面上は左向き)である場合は、図11(b)に示すように、映像ウィンドウ321は資料ウィンドウ322の右側に表示される。図11は映像ウィンドウの位置の変更を示す説明図である。
以上のように第2の実施の形態では、映像送信装置31に顔向き検出部312を設けて被撮影者が正面を向いているかを検出し、正面を向いている場合には受信側装置で拡大表示するようにしたので、受信側装置における表示画面の表示を被撮影者の姿勢に応じて適正に行なうことが可能になる。これにより映像配信システムの利便性の向上が図れる。
第1実施の形態の映像配信システムを示すブロック図である。 従来の映像配信システムを示すブロック図である。 顔向き判定動作を示すフローチャートである。 ビデオカメラで撮影された撮影画像を示す説明図である。 まばたき除去動作を示す説明図である。 目の移動を検出して顔の向きを判定するための説明図である。 表示画面を示す説明図である。 第2実施の形態の映像配信システムを示すブロック図である。 第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 映像ウィンドウを拡大する場合の表示画面を示す説明図である。 映像ウィンドウの位置の変更を示す説明図である。
符号の説明
20 映像配信システム
21 映像送信装置
201 制御部
208 クライアントPC
210 目画像抽出部
220 表示画面
221 映像ウィンドウ
222 資料ウィンドウ

Claims (5)

  1. 映像送信装置と該映像送信装置から遠隔の映像受信装置とを有し、映像送信装置から映像受信装置へ被撮影者の映像を送信し、映像受信装置で受信した被撮影者の映像を表示する映像配信システムにおいて、
    映像受信装置は、被撮影者を表示する映像ウィンドウと映像送信装置から受信した資料画像を表示する資料ウィンドウとを表示する表示画面を有し、
    被撮影者の顔の向きを検出する検出手段を設け、
    前記検出手段が被撮影者の顔の横向きを検出すると、映像受信装置の前記表示画面における前記映像ウィンドウと前記資料ウィンドウの配置を、前記映像ウィンドウにおける被撮影者の顔の向きが前記資料ウィンドウの側になるように設定したことを特徴とする映像配信システム。
  2. 映像送信装置と該映像送信装置から遠隔の映像受信装置とを有し、映像送信装置から映像受信装置へ被撮影者の映像を送信し、映像受信装置で受信した被撮影者の映像を表示する映像配信システムにおいて、
    映像受信装置は被撮影者を表示する表示画面の他に映像送信装置から受信した資料画像を表示する表示画面とを有し、
    被撮影者の顔の向きを検出する検出手段を設け、
    前記検出手段の検出結果に基づいて映像受信装置における被撮影者の表示の大きさを決定することを特徴とする映像配信システム。
  3. 前記検出手段が被撮影者が正面を向いていることを検出した場合、映像受信装置における被撮影者の表示を拡大して表示する請求項記載の映像配信システム。
  4. 前記検出手段が、被撮影者の顔が横向きであると検出した場合、さらに被撮影者の顔が左右どちらの向きかを検出し、その検出結果により、映像受信装置における被撮影者の表示画面の位置を、該画面における被撮影者の顔の向きが前記資料の表示画面の側になるように設定する請求項記載の映像配信システム。
  5. 映像送信装置から被撮影者の映像を受信し、受信した被撮影者の映像を表示する映像受信装置において、
    被撮影者を表示する映像ウィンドウと映像送信装置から受信した資料画像を表示する資料ウィンドウとを表示する表示画面を有し、
    被撮影者の顔の横向きを検出する検出手段を設け、
    前記検出手段が被撮影者の顔の横向きを検出すると、前記表示画面における前記映像ウィンドウと前記資料ウィンドウの配置を、前記映像ウィンドウにおける被撮影者の顔の向きが前記資料ウィンドウの側になるように設定したことを特徴とする映像受信装置。
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