JPH08242363A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JPH08242363A
JPH08242363A JP7043994A JP4399495A JPH08242363A JP H08242363 A JPH08242363 A JP H08242363A JP 7043994 A JP7043994 A JP 7043994A JP 4399495 A JP4399495 A JP 4399495A JP H08242363 A JPH08242363 A JP H08242363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
linear density
memory
vertical
recording paper
predetermined size
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7043994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Yoshida
武弘 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7043994A priority Critical patent/JPH08242363A/ja
Priority to US08/609,851 priority patent/US5943449A/en
Publication of JPH08242363A publication Critical patent/JPH08242363A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿あるいは記録紙に対して画像の縦方向と
横方向の変換が可能なファクシミリ装置において、メモ
リの有効利用を図ることができ、また画像の線密度を最
大限に上げられるようにする。 【構成】 受信画像の縦方向と横方向を変換する縦横変
換回路と、送信画像の縦方向と横方向を変換する縦横変
換回路を設け、それらの変換に使用する記憶手段と受信
画像,送信画像を格納する記憶手段とを兼用にする。そ
して、記録紙が所定サイズで横方向にセットされている
ときと、縦方向にセットされているときとで受信可能な
線密度(解像度)の出力情報を変え、また、送信原稿が
所定サイズで横方向にセットされているときと、縦方向
にセットされているときとで送信可能な線密度の出力情
報を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置、特
に画像の縦方向と横方向を変換可能なファクシミリ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿、記録紙が所定サイズで横方
向にセットされているとき、それぞれ所定サイズの送
信、あるいは受信が選択されると、原稿情報を縦横変換
して送信し、また受信情報を縦横変換して記録するよう
なファクシミリ装置が知られている。
【0003】このような装置において、従来では、原稿
が所定サイズで横方向にセットされていても、所定サイ
ズで縦方向にセットされていても、送信画像の線密度は
変えていない。また、受信時も同様に、記録紙が所定サ
イズで横方向にセットされていても、所定サイズで縦方
向にセットされていても、受信可能な線密度は変えてい
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、画像情報を
縦横変換するためには、通常1ページ分のメモリが必要
であり、JIS規格A4サイズの高精細のスーパーファ
インモードでのメモリ容量でも297×210×8×1
5.4(bit)=7.7(Mbit)必要となる。こ
のため、所定サイズで横方向に原稿あるいは記録紙がセ
ットされているときも、所定サイズで縦方向に原稿ある
いは記録紙がセットされているときと線密度を同じにす
ると、縦横変換するためのメモリ容量が大きくなり、装
置のコストが高くなってしまうという問題点があった。
【0005】また、所定サイズで横方向の原稿情報を縦
横変換するためのメモリ、及び受信情報を縦横変換して
所定サイズで横方向の記録紙に記録するための縦横変換
用のメモリは、それぞれメモリ送信、一般の受信とは別
に設けているので、縦横変換が不要な通信においては、
このメモリは無駄になるという問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点に着目して
なされたもので、メモリの有効利用が可能で、メモリ容
量が少なくて済み、装置のコストも低下し、また画像の
線密度を最大限に上げることが可能なファクシミリ装置
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るファクシミ
リ装置は、次のように構成したものである。
【0008】(1)記録紙が所定サイズで横方向にセッ
トされているときと縦方向にセットされているときと
で、受信画像の線密度を変えるようにした。
【0009】(2)上記(1)の装置において、記録紙
が所定サイズで横方向にセットされているときは、縦方
向にセットされているときに対して受信画像の線密度は
粗くするようにした。
【0010】(3)上記(1)の装置において、記録紙
が所定サイズで横方向にセットされているときの受信画
像の線密度は所定の精細モードとし、記録紙が所定サイ
ズで縦方向にセットされているときの受信画像の線密度
は所定の高精細モードとするようにした。
【0011】(4)受信画像の縦方向と横方向を変換す
る変換手段を有し、その変換に使用する記憶手段を受信
画像を格納する記憶と兼用し、記録紙が所定サイズで横
方向にセットされているときは、前記記憶手段の記憶容
量に応じて受信画像の線密度を変えるようにした。
【0012】(5)上記(4)の装置において、記録紙
が所定サイズで横方向にセットされているときは、記憶
手段の記憶容量が大きい程受信画像の線密度を細かくす
るようにした。
【0013】(6)原稿が所定サイズで横方向にセット
されているときと縦方向にセットされているときとで、
送信画像の線密度を変えるようにした。
【0014】(7)上記(6)の装置において、原稿が
所定サイズで横方向にセットされているときは、縦方向
にセットされているときに対して送信画像の線密度は粗
くするようにした。
【0015】(8)上記(6)の装置において、原稿が
所定サイズで横方向にセットされているときの送信画像
の線密度は所定の詳細モードとし、原稿が所定サイズで
縦方向にセットされているときの送信画像の線密度は所
定の高精細モードとするようにした。
【0016】(9)読取画像の縦方向と横方向を変換す
る変換手段を有し、その変換に使用する記憶手段を送信
画像を格納する記憶手段と兼用し、原稿が所定サイズで
横方向にセットされているときは、前記記憶手段の記憶
容量に応じて送信画像の線密度を変えるようにした。
【0017】(10)上記(9)の装置において、原稿
が所定サイズで横方向にセットされているときは、記憶
手段の記憶容量が大きい程細かい線密度で送信するよう
にした。
【0018】(11)上記(4),(5),(9),
(11)何れかの装置において、受信画像を格納する記
憶手段と送信画像を格納する記憶手段とを兼用にした。
【0019】
【作用】上記(1)の第1の本発明によれば、記録紙が
所定サイズ横でセットされているときは、所定サイズ縦
でセットされているときに対して、受信可能な線密度の
宣言(出力情報)が変えられる。
【0020】(2)の第2の本発明によれば、第1の本
発明において、記録紙が所定サイズ横でセットされてい
るときのほうが、所定サイズ縦でセットされているとき
に対し、受信可能な線密度の宣言は粗くなる。
【0021】(3)の第3の本発明によれば、第1の本
発明において、記録紙が所定サイズ横でセットされてい
るときの受信可能な線密度は所定の精細モードの宣言と
なり、記録紙が所定サイズ縦でセットされているときの
受信可能な線密度は高精細モードの宣言となる。これに
より、受信情報を縦横変換するためのメモリが節約で
き、更に記録紙を縦方向にセットすれば、装置の有して
いる最高の線密度での受信宣言が可能になる。
【0022】また、(4)の第4の本発明によれば、受
信情報を縦横変換する手段を有し、受信情報を格納する
メモリ(記憶手段)が、その受信情報を縦横変換するた
めのメモリと兼用され、記録紙が所定サイズ横でセット
されているときは、受信情報を縦横変換するために使用
できるメモリの記憶容量に従い、受信可能な線密度の宣
言が変えられる。
【0023】(5)の第5の本発明によれば、第4の本
発明において、記録紙が所定サイズ横でセットされてい
るときは、受信情報を縦横変換するために使用できる記
憶容量が多いほど細かい線密度で受信可能と宣言するこ
とが可能になる。これにより、受信情報を格納するメモ
リと、受信情報を縦横変換するメモリを兼用でき、縦横
変換に使用できるメモリ容量で受信可能な線密度を変
え、メモリの有効利用を図ることが可能になる。
【0024】また、(6)の第6の本発明によれば、原
稿が所定サイズ横でセットされているときは、所定サイ
ズ縦でセットされているときに対し、送信可能な線密度
を変えることが可能になる。
【0025】(7)の第7の本発明によれば、第6の本
発明において、原稿が所定サイズ横でセットされている
ときのほうが、所定サイズ縦でセットされているときに
対し、送信可能な線密度を粗くすることが可能になる。
【0026】(8)の第8の本発明によれば、第6の本
発明において、原稿が所定サイズ横でセットされている
ときの送信可能な線密度は所定の精細モードとなり、原
稿が所定サイズ縦でセットされいてるときの送信可能な
線密度は高精細モードとなる。これにより、読取原稿を
縦横変換するためのメモリを節約でき、更に原稿を縦方
向にセットすれば、装置の有している最高の線密度での
送信が可能になる。
【0027】また、(9)の第9の本発明によれば、読
取情報を縦横変換する手段を有し、メモリ送信をするた
めの読取情報を符号化した情報を格納するメモリが、そ
の読取情報を縦横変換するためのメモリと兼用され、原
稿が所定サイズ横でセットされているときは、読取情報
を縦横変換するために使用できる記憶容量に従い、送信
可能な線密度を変えることが可能になる。
【0028】(10)の第10の本発明によれば、第9
の本発明において、原稿が所定サイズ横でセットされて
いるときは、読取情報を縦横変換するために使用できる
記憶容量が多いほど細かい線密度で送信することが可能
になる。これにより、送信時に格納するメモリと読取情
報を縦横変換するメモリを兼用でき、縦横変換に使用で
きるメモリ容量で受信する線密度を変え、メモリの有効
利用が可能になる。
【0029】(11)の第11の本発明によれば、上記
4,5,9,10の本発明において、受信情報を格納す
るメモリと、メモリ送信するための情報を格納するメモ
リとを兼用することが可能になる。これにより、送信の
ためのメモリ、受信のためのメモリ、読取時に縦横変換
する際に使用するメモリ、及び受信情報を縦横変換する
際に使用するメモリの兼用が可能になり、メモリの有効
利用が可能になる。
【0030】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて、本発明
を詳細に説明する。
【0031】(第1の実施例)図1は、本発明の実施例
におけるファクシミリ装置の原稿及び記録紙のセット方
法を示す斜視図である。
【0032】図示のように、本実施例のファクシミリ装
置においては、読取部の読取手段による読取幅と記録部
の出力幅を、ともにA4サイズの長手方向長である29
7mmとし、A4サイズの原稿と記録紙を短手方向及び長
手方向に搬送されるようにセットし、またA3サイズの
原稿と記録紙を長手方向に搬送されるようにセットする
ものである。このような構成により、A4サイズの原稿
と記録紙を短手方向に搬送して、読取り、記録を行うこ
ともできる。
【0033】図2は、本実施例のファクシミリ装置の構
成を示すブロック図である。
【0034】NCU(網制御装置)2は、電話網をデー
タ通信等に使用するために、その回線の端末に接続さ
れ、電話交換網の接続制御を行ったり、データ通信路へ
の切換えを行ったり、ループの保持を行うものである。
また、このNCU2は、制御回路54からの信号線54
aの信号レベルが「0」であれば電話回線2aを電話機
4側に接続し、信号レベルが「1」であれば電話回線2
aを本ファクシミリ装置側に接続するものである。なお
通常状態では、電話回線2aは電話機4側に接続されて
いる。
【0035】ハイブリッド回路6は、送信系の信号と受
信系の信号とを分離し、加算回路24からの送信信号を
NCU2経由で電話回線2aに送出し、また相手側から
の信号をNCU2経由で受取り、信号線6a経由でV2
9復調器28及びV21復調器26に送るものである。
【0036】V21復調器8は、公知のITU−T勧告
V21に基づいた変調を行う変調器であり、制御回路5
4からの信号線54iの手順信号を変調し、信号線8a
を通して加算回路24に送出するものである。
【0037】読取回路10は、CCD(電荷結合素子)
等の撮像素子と光学系で構成され、送信原稿より主走査
方向1ライン分の画信号を順次読み取り、白、黒の2値
を表わす信号列を作成して、信号線10aより出力する
ものである。ここで、読取回路は297mmの読取りが可
能となっている。
【0038】縦横変換回路12は、信号線54hを介し
てどの線密度にて、どのサイズをどの向きからどの向き
に縦横変換するかを認識(例えばファインモード(精細
モード)にてA4横の原稿をA4縦の原稿に縦横変換す
ると認識)し、信号線10aに出力されている情報を例
えば8ライン格納し、その時点で90度回転後のメモリ
アドレスを制御回路54から信号線bに指定し、そのタ
イミングで縦横変換した情報を信号線12aに出力す
る。
【0039】メモリ回路14は、上記信号線54bの制
御に従い、信号線12aに出力された縦横変換後のデー
タをシーケンシャルでないメモリアドレスを指定してメ
モリに格納するとともに、1ページの縦横変換が終了し
たページ情報が完成後は、縦横変換後の生データ(符号
化されていないデータ)をシーケンシャルにメモリから
読み出し、信号線14aに出力する。このメモリは、縦
横変換のために専用に使用されるものとする。
【0040】符号化回路16は、信号線54cに信号レ
ベル「φ」の信号が出力されていると、信号線10aに
出力されている縦横変換されていない情報を入力し、信
号線54cに信号レベル「1」の信号が出力されている
と、信号線14aに出力されている縦横変換された情報
を入力し、符号化(K=8のMR符号化)したデータを
信号線16aに出力する。
【0041】メモリ回路18は、信号線54dの制御に
従い、信号線16aに出力されている符号化データを格
納するとともに、この格納した符号化データを信号線1
8aに出力する。
【0042】復号化/変倍/符号化回路20は、信号線
18aに出力されている信号を入力し、必要に応じて一
度復号化して変倍し、符号化を行う回路であり、その符
号化したデータを信号線20aに出力する。
【0043】変調器22は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた変調を行うものである。この変調器22
は、信号線20aの信号を入力して変調を行い、その変
調データを信号線22aに出力する。
【0044】加算回路24は、信号線8aと信号線22
aの信号を入力し、加算した結果を信号線24aに出力
する。
【0045】復調器26は、公知のITU−T勧告V2
1に基づいた復調を行うものである。この復調器26
は、信号線6aの信号を入力してV21復調を行い、そ
の復調データを信号線26aに出力する。
【0046】復調器28は、公知のITU−T勧告V2
7ter(差動位相変調)、あるいはV29(直交変
調)に基づいた復調を行うものである。この復調器28
は、信号線6aの信号を入力して復調を行い、その復調
データを信号線28aに出力する。
【0047】復号化/符号化回路30は、信号線28a
に出力されている復調データを入力し、一度復号化し、
その復号化したデータを信号線30aに出力し、また再
度K=8のMR符号化したデータを信号線30bに出力
する。
【0048】メモリ回路32は、信号線54eの制御に
従い、信号線30bに出力されている符号化データをメ
モリ回路32に格納し、また信号線54eの制御に従
い、メモリ回路32に格納されているデータを信号線3
2aに出力する。
【0049】復号化回路34は、信号線32aに出力さ
れている信号を入力し、復号化(K=8のMR復号化)
したデータを信号線34aに出力する。
【0050】縦横変換回路(変換手段)40は、信号線
54jを介してどの線密度(解像度)にてどのサイズの
受信情報をどの向きからどの向きに縦横変換するかを認
識(例えばファインモードにてA4横の原稿をA4縦の
原稿に縦横変換すると認識)し、信号線34aに出力さ
れている情報を例えば8ライン格納し、その時点で90
度回転後のメモリアドレスを制御回路54から信号線5
4fに指定し、このタイミングでその縦横変換した情報
を信号線40aに出力する。
【0051】メモリ回路(記憶手段)42は、信号線5
4fの制御に従い、信号線40aに出力された縦横変換
後のデータをシーケンシャルで列メモリアドレスを指定
しメモリに格納するとともに、1ページの縦横変換が終
了したページ情報が完成後は、縦横変換後の生データ
(符号化されていないデータ)をシーケンシャルにメモ
リから読み出し、信号線42aに出力する。このメモリ
は、縦横変換のために専用に使用されるものである。
【0052】記録回路36は、信号線54gに信号レベ
ル「φ」の信号が出力されているときには、信号線34
aに出力されている縦横変換されていないデータを入力
し、また信号線54gに信号レベル「1」の信号が出力
されているときには、信号線42aに出力されている縦
横変換されているデータを入力し、順次1ラインずつ記
録を行う。
【0053】検出回路38は、原稿台にセットされてい
る原稿のサイズとその向き(方向)を検出する回路であ
り、A4サイズの原稿が縦でセットされているとき、信
号線38aに「0」の信号を出力し、A4サイズの原稿
が横でセットされているとき、信号線38aに「1」の
信号を出力し、A3サイズの原稿が縦でセットされてい
るとき、信号線38aに「2」の信号を出力する。
【0054】検出回路44は、記録紙カセットにセット
されている記録紙のサイズとその向きを検出する回路で
あり、A4サイズの縦の記録紙の有無、A4サイズの横
の記録紙の有無、A3サイズの縦の記録紙の有無の順に
情報が出力される。ここで、記録紙ありの場合には
「1」が出力され、記録紙なしの場合には「φ」が出力
される。また例えば、A4サイズの縦の記録紙、A3サ
イズの縦の記録紙がなく、A4サイズの横の記録紙があ
ると「φ,1,φ」が信号線44aに出力される。
【0055】線密度選択回路46は、読取りの線密度を
選択する回路であり、読取りの線密度としては、標準モ
ード(主走査方向8pel/mm、副走査方向3.85
line/mm)、ファインモード(主走査方向8pe
l/mm、副走査方向7.7line/mm)、スーパ
ーファインモード(主走査方向8pel/mm、副走査
方向15.4line/mm)があり、順にこれらのモ
ードが選択されているときに信号線46aに信号
「φ」,「1」,「2」を出力する。
【0056】線密度表示回路48は、現在実行されてい
る読取りの線密度を表示する回路であり、信号線54k
に信号「φ」が出力されていると標準モードと表示し、
信号線54kに信号「1」が出力されているとファイン
モードと表示し、信号線54kに信号「2」が出力され
ているとスーパーファインモードと表示する。
【0057】制御回路54は、記録紙がA4で横にセッ
トされていて、A4で縦にセットされていないときは、
縦横変換が必要なので、受信可能な線密度としてファイ
ンモード(精細モード)を宣言し、A4で縦にセットさ
れているときには、縦横変換が不要なので、受信可能な
線密度としてスーパーファインモード(高精細モード)
を宣言し、またA4横,A4縦ともにない場合には、ス
ーパーファインモードを宣言し、A4サイズの原稿に代
行受信する。また、原稿がA4で横にセットされている
ときは、縦横変換が必要なので、送信線密度としては最
大ファインモードまでとし、A4で縦にセットされてい
るとき及びA3で縦にセットされているときは、縦横変
換が不要なので、最大スーパーファインモードまでとす
る制御を行う。
【0058】図3〜図6は、上記図2の制御回路54に
よる制御の流れを示したものである。
【0059】図3にてS60のステップはこの制御の始
めを表わしており、まずステップS62では、信号線5
4aに信号レベル「φ」の信号を出力し、CMLをオフ
する。ステップS64では、信号線46aに出力されて
いる読取り線密度の選択情報を入力して信号線54kに
出力し、線密度表示回路48に現在選択されている線密
度として表示する。
【0060】ステップS66,S68では、メモリ送
信、受信が選択されたか否かが判断され、メモリ送信が
選択されるとステップS72に進み、受信が選択される
とステップS94に進み、またどちらも選択されていな
いとステップS70に進み、その他の処理を行う。
【0061】ステップS72では、信号線38aの情報
を入力し、原稿はA4サイズ横であるか否かを判断し、
A4サイズ横であればステップS74に進み、A4サイ
ズ縦あるいはA3サイズ縦であればステップS92に進
む。
【0062】ステップS74では、信号線46aの情報
を入力し、スーパーファインモードの送信が選択されて
いるか否かを判断し、スーパーファインモードの送信が
選択されているとステップS76に進み、スーパーファ
インモードの送信が選択されていないとステップS80
に進む。
【0063】ステップS76では、信号線54kに信号
「1」を出力し、表示回路48に線密度はファインモー
ドと表示する。ステップS78では、ファインモードで
の読取りをし、縦横変換を行った後、符号化してメモリ
回路18に格納する。ステップS80では、信号線46
aにより指定された線密度で読取り、縦横変換を行った
後、符号化してメモリ回路18に格納する。
【0064】図4のステップS82では、信号線54a
に信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンす
る。ステップS84では、指定された宛先へ発呼し、ス
テップS86では、前手順処理を行い、ステップS88
では、メモリ回路18に格納されている情報の送信を行
い、ステップS90では、後手順処理を行う。また、ス
テップS92では、信号線46aにより指定された線密
度で読取り、縦横変換せずに符号化してメモリ回路18
に格納する。
【0065】図5のステップS94では、信号線54a
に信号レベル「1」の信号を出力し、CMLをオンす
る。ステップS96では、前手順処理を行う。ここで、
以後A3記録紙はセットされていなく、A4サイズの記
録紙のみの場合について説明する。
【0066】ステップS98では、A4記録紙は横のみ
で縦はないか否かを判断し、肯定応答(YES)である
とステップS100に進み、否定応答(A4記録紙の縦
があるかあるいはA4記録紙の横、縦ともにない)とス
テップS108に進む。
【0067】ステップS100では、前手順にてファイ
ンモードまで受信可能であると宣言する。ステップS1
02では、残りの前手順処理を行い、ステップS104
では、受信情報を符号化し、再度K=8のMR符号化を
行い、メモリ回路32へ格納するとともに、メモリ回路
32に格納されている情報を縦横変換してA4横の記録
紙に記録する。そして、ステップS106で後手順処理
を行う。
【0068】ステップS108では、前手順にてスーパ
ーファインモードまで受信可能であると宣言する。ステ
ップS110では、残りの前手順を行い、ステップS1
12では、A4記録紙が縦横ともにないか否かを判断
し、A4記録紙が縦横ともにないとステップS116に
進み、A4記録紙の縦があるとステップS114に進
む。
【0069】ステップS114では、受信情報を符号化
し、再度K=8のMR符号化を行い、メモリ回路32へ
格納するとともに、メモリ回路32に格納されている情
報を縦横変換しないで、A4縦の記録紙に記録する。
【0070】図6のステップS116では、受信情報を
K=8のMR符号化を行い、メモリ回路32へ格納し、
代行受信する。そして、この代行受信した情報は、出力
指示があると記録される。
【0071】(第2の実施例)本実施例では、受信情報
を縦横変換する手段を有し、受信情報を格納するメモリ
を、その受信情報を縦横変換するためのメモリと兼用
し、記録紙が所定サイズ横でセットされいてるときは、
受信情報を縦横変換するために使用できる記憶容量に従
い、受信可能な線密度の宣言を変えるようにしている。
【0072】ここで、受信情報を縦横変換するために使
用できる記憶容量として2Mbit以上4Mbit未満
であれば標準モード、4Mbit以上8Mbit未満で
あればファインモード、8Mbit以上であればスーパ
ーファインモードまで受信可能とする。
【0073】図7は以上の制御の具体例を示したもので
あり、上記図3〜図6の制御の流れに対して異なる部分
の制御の流れが示されている。
【0074】ここで、メモリ回路32,メモリ回路42
は、同一のメモリ回路、すなわちこれらの2つのメモリ
回路は、どちらの用途にも使用することができる。
【0075】図7のS120のステップは、図5のステ
ップS98のYESを表わしており、次のステップS1
22では、メモリ回路32,42の中で受信情報の縦横
変換に使用できるメモリ容量をチェックし、2Mbit
以上4Mbit未満であると、ステップS126で前手
順にて標準モードまでの受信が可能であると宣言し、ス
テップS128(図5のステップS102)に進む。
【0076】また、ステップS122で4Mbit以上
8Mbit未満であるとステップS124(図5のステ
ップS100)に進み、8Mbit以上であるとステッ
プS126で前手順にてスーパーファインモードまでの
受信が可能であると宣言する。ここで、受信情報を縦横
変換するために、最低でも2Mbitは確保してある。
【0077】(第3の実施例)本実施例では、読取情報
を縦横変換する手段を有し、メモリ送信をするための読
取情報を符号化した情報を格納するメモリを、読取情報
を縦横変換するためのメモリと兼用し、原稿が所定サイ
ズ横でセットされているときは、読取情報を縦横変換す
るために使用できる記憶容量に従い、送信可能な線密度
を変えるようにしている。
【0078】ここで、読取情報を縦横変換するために使
用できる記憶容量として、2Mbit以上4Mbit未
満であれば標準モード、4Mbit以上8Mbit未満
であればファインモード、8Mbit以上であればスー
パーファインモードまで読取後の縦横変換が可能であ
る。
【0079】図8は以上の制御の具体例を示したもので
あり、図3〜図6の制御の流れに対して異なる部分の制
御の流れが示されている。
【0080】ここで、メモリ回路14,メモリ回路18
は同一のメモリ回路、すなわちこれらの2つのメモリ回
路はどちらの用途にも使用することができる。
【0081】図8のS140のステップは、図3のステ
ップS72のYESを表わしており、次のステップS1
42では、メモリ回路14,18の中で読取情報を縦横
変換するのに使用できるメモリ容量をチェックし、2M
bit以上4Mbit未満であると、ステップS148
に進み、4Mbit以上8Mbit未満であるとステッ
プS144(図3のステップS74)に進み、8Mbi
t以上であるとステップS146(図3のステップS8
0)に進む。
【0082】ステップS148では、信号線46aの情
報を入力し、スーパーファインモードあるいはファイン
モードの送信が選択されたか否かを判断し、肯定応答で
あるとステップS152に進み、否定応答であるとステ
ップS150(図3のステップS80)に進む。
【0083】ステップS152では、信号線54kに信
号「φ」を出力し、表示回路48に線密度は標準モード
と表示する。ステップS154では、標準モードでの読
取りをし、縦横変換を行った後、符号化し、メモリ回路
18に格納する。次のステップS156は、図4のステ
ップS82を表わしている。
【0084】(第4の実施例)上記第2,3の実施例に
おいて、受信情報を格納するメモリを、メモリ送信する
ための情報を格納するメモリとを兼用しても良い。この
場合の制御の流れは、図7,図8の処理を図3,4,
5,6,の処理に適用し、更にステップS122,S1
42の判断で、それぞれメモリ回路14,18,32,
42の中で縦横変換に使用できるメモリ容量をチェック
するようにすれば良い。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、第1,2,3の本
発明によれば、受信情報を縦横変換するためのメモリを
節約でき、更に記録紙を縦方向にセットすれば、装置の
有している最高の線密度での受信宣言が可能になる。
【0086】また、第4,5の本発明によれば、受信情
報を格納するメモリと、受信情報を縦横変換するメモリ
を兼用でき、縦横変換に使用できるメモリ容量で受信可
能な線密度を変えることで、メモリの有効利用が可能に
なる。
【0087】また、第6,7,8の本発明によれば、読
取情報を縦横変換するためのメモリを節約でき、更に原
稿を縦方向にセットすれば、装置の有している最高の線
密度での送信が可能になる。
【0088】また、第9,10の本発明によれば、送信
時に格納するメモリと、読取情報を縦横変換するメモリ
を兼用でき、縦横変換に使用できるメモリ容量で送信す
る線密度を変えることで、メモリの有効利用が可能にな
る。
【0089】また、第11の本発明によれば、送信のた
めのメモリ、受信のためのメモリ、読取時に縦横変換す
る際に使用するメモリ、受信情報を縦横変換する際に使
用するメモリの兼用が可能になり、同様にメモリの有効
利用が可能になる。
【0090】したがって、本発明によれば、メモリ容量
が少なくて済み、装置のコストが低下し、また画像の線
密度を最大限に上げることが可能なファクシミリ装置を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例におけるファクシミリ装置の
原稿及び記録紙のセット方法を示す斜視図
【図2】 本発明の実施例によるファクシミリ装置の構
成を示すブロック図
【図3】 本発明の第1の実施例における制御の流れを
示すフローチャート
【図4】 本発明の第1の実施例における制御の流れを
示すフローチャート
【図5】 本発明の第1の実施例における制御の流れを
示すフローチャート
【図6】 本発明の第1の実施例における制御の流れを
示すフローチャート
【図7】 本発明の第2の実施例における制御の流れを
示すフローチャート
【図8】 本発明の第3の実施例における制御の流れを
示すフローチャート
【符号の説明】
2 NCU 4 電話機 6 ハイブリッド回路 8,22 変調器 10 読取回路 12 縦横変換回路(変換手段) 14 メモリ回路(記憶手段) 16 符号化回路 18,32 メモリ回路(記憶手段) 20 復号化/変倍/符号化回路 24 加算回路 26,28 復調器 30 復号化/符号化回路 34 復号化回路 36 記録回路 38 検出回路 40 縦横変換回路(変換手段) 42 メモリ回路(記憶手段) 44 検出回路 46 選択回路 48 表示回路 54 制御回路

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙が所定サイズで横方向にセットさ
    れているときと縦方向にセットされているときとで、受
    信画像の線密度を変えることを特徴とするファクシミリ
    装置。
  2. 【請求項2】 記録紙が所定サイズで横方向にセットさ
    れているときは、縦方向にセットされているときに対し
    て受信画像の線密度は粗くすることを特徴とする請求項
    1記載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 記録紙が所定サイズで横方向にセットさ
    れているときの受信画像の線密度は所定の精細モードと
    し、記録紙が所定サイズで縦方向にセットされていると
    きの受信画像の線密度は所定の高精細モードとすること
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 受信画像の縦方向と横方向を変換する変
    換手段を有し、その変換に使用する記憶手段を受信画像
    を格納する記憶と兼用し、記録紙が所定サイズで横方向
    にセットされているときは、前記記憶手段の記憶容量に
    応じて受信画像の線密度を変えることを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  5. 【請求項5】 記録紙が所定サイズで横方向にセットさ
    れているときは、記憶手段の記憶容量が大きい程受信画
    像の線密度を細かくすることを特徴とする請求項4記載
    のファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 原稿が所定サイズで横方向にセットされ
    ているときと縦方向にセットされているときとで、送信
    画像の線密度を変えることを特徴とするファクシミリ装
    置。
  7. 【請求項7】 原稿が所定サイズで横方向にセットされ
    ているときは、縦方向にセットされているときに対して
    送信画像の線密度は粗くすることを特徴とする請求項6
    記載のファクシミリ装置。
  8. 【請求項8】 原稿が所定サイズで横方向にセットされ
    ているときの送信画像の線密度は所定の詳細モードと
    し、原稿が所定サイズで縦方向にセットされているとき
    の送信画像の線密度は所定の高精細モードとすることを
    特徴とする請求項6記載のファクシミリ装置。
  9. 【請求項9】 読取画像の縦方向と横方向を変換する変
    換手段を有し、その変換に使用する記憶手段を送信画像
    を格納する記憶手段と兼用し、原稿が所定サイズで横方
    向にセットされているときは、前記記憶手段の記憶容量
    に応じて送信画像の線密度を変えることを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  10. 【請求項10】 原稿が所定サイズで横方向にセットさ
    れているときは、記憶手段の記憶容量が大きい程細かい
    線密度で送信することを特徴とする請求項9記載のファ
    クシミリ装置。
  11. 【請求項11】 受信画像を格納する記憶手段と送信画
    像を格納する記憶手段とを兼用にしたことを特徴とする
    請求項4,5,9,10何れか記載のファクシミリ装
    置。
JP7043994A 1995-03-03 1995-03-03 ファクシミリ装置 Withdrawn JPH08242363A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7043994A JPH08242363A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 ファクシミリ装置
US08/609,851 US5943449A (en) 1995-03-03 1996-03-01 Image communicating method and apparatus employing communication of the size and direction of the image prior to transmission of the image

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7043994A JPH08242363A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 ファクシミリ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08242363A true JPH08242363A (ja) 1996-09-17

Family

ID=12679280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7043994A Withdrawn JPH08242363A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08242363A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH066500A (ja) ファクシミリ装置
US6178005B1 (en) Image processing apparatus that controls a blank to be a predetermined length in accordance with the size of the recording medium
JPH08139887A (ja) 画像通信装置
JPH08228275A (ja) ファクシミリ装置
JPH08242363A (ja) ファクシミリ装置
US5943449A (en) Image communicating method and apparatus employing communication of the size and direction of the image prior to transmission of the image
JP3305095B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH07231383A (ja) ファクシミリ装置
JPH08242362A (ja) ファクシミリ装置
JPS6074769A (ja) フアクシミリ通信方式
JP2711865B2 (ja) ファクシミリ装置
JP2840250B2 (ja) フアクシミリ装置
JPH06318998A (ja) ファクシミリ装置
JP2771049B2 (ja) 画像通信装置及び方法
JP3245077B2 (ja) ファクシミリ通信方法
JP4514180B2 (ja) 画像通信装置および画像通信方法
JP2670818B2 (ja) ファクシミリ通信方法
JPH0723190A (ja) ファクシミリ装置
JP3157977B2 (ja) ファクシミリ装置およびその制御方法
JPH08228279A (ja) ファクシミリ装置
JPH08265503A (ja) ファクシミリ装置
JPH08237461A (ja) ファクシミリ装置
JPH08214121A (ja) ファクシミリ装置
JPH08102841A (ja) ファクシミリ装置
JPH08163286A (ja) ファクシミリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507