JPH08242301A - 着信呼の接続制御方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式 - Google Patents

着信呼の接続制御方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式

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JPH08242301A
JPH08242301A JP4438495A JP4438495A JPH08242301A JP H08242301 A JPH08242301 A JP H08242301A JP 4438495 A JP4438495 A JP 4438495A JP 4438495 A JP4438495 A JP 4438495A JP H08242301 A JPH08242301 A JP H08242301A
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JP4438495A
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English (en)
Inventor
Tsuneyuki Harada
常行 原田
Ichiro Kase
一朗 加瀬
Fumio Muto
文雄 武藤
Yasuhide Irino
康秀 入野
Kenji Aoyanagi
憲治 青柳
Masataka Kato
雅隆 加藤
Masahiro Hayashi
正博 林
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 転送案内通知サービスを転送電話の契約者毎
に容易に変更することができ、転送電話の使用に合わせ
て通知サービスの柔軟な利用を可能とする着信呼の接続
制御方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式を
提供する。 【構成】 転送電話の契約者の電話機3にかかってきた
転送先電話機11からの着信呼を転送先の電話機11に
転送するように設定されている場合、契約者の電話機3
に対応して転送データ記憶部25に記憶されている転送
案内情報送出可否情報および被転送案内情報可否情報に
基づいて転送案内情報および被転送案内情報にそれぞれ
対応する案内文言「転送します」「転送されてきまし
た」等を読み出し、この読み出した案内文言をそれぞれ
対応する電話機7,11に送出するように制御してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、転送電話の契約者の電
話機への着信呼を転送先の電話機に転送する着信呼の接
続制御方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式
に関し、更に詳しくは、「転送します」等という転送時
の案内情報、すなわちガイダンスを発信電話機や転送先
の電話機等に送出する着信呼の接続制御方式における転
送関連ガイダンスの送出制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】転送電話サービスは、転送電話の契約者
の電話機への着信呼を該契約者が登録した転送先の電話
番号の電話機に転送するサービスであり、転送電話の契
約者が例えば外出したり、夜間に店舗等を閉める等の理
由で不在となったり、または重要な作業のために電話に
出られない場合等に、契約者への着信呼を予め指定して
おいた電話番号の電話機に転送することにより、大事な
電話を適確に受信することを可能とするものであり、極
めて有益な電話サービスである。
【0003】転送電話サービスにおいては、転送電話の
契約者の電話機に電話をかけてきた発信者に対して「転
送する」ことの通知を行ったり、転送先に対して「転送
されてきた」ことの通知を行うことは、有益なことであ
る。
【0004】従来、このような転送電話における通知サ
ービスは、転送電話の契約条件の一部となっていて、契
約条件を登録する場合に設定されるようになっている。
【0005】更に詳しくは、発信者に対する「転送す
る」ことの通知や転送先に対する「転送されてきた」こ
との通知を行うか否かの設定情報は、交換機に設けられ
た加入者データと呼ばれるデータに設定されている。こ
の加入者データは、転送電話の契約時のサービスオーダ
投入により作成され、加入者データの変更はシステムが
管理しており、カスタマ端末からでも変更できる内容は
限定され、上述した「転送する」ことの通知や「転送さ
れてきた」ことの通知の設定データはアクセス禁止デー
タである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の転送電話における通知サービスは、契約条件となって
いるとともに、加入者データとして記憶されているた
め、簡単に変更することができず、柔軟な利用を行うこ
とができないとともに、また転送元の電話番号を通知す
るようなこともできないという問題がある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、転送案内通知サービスを転送
電話の契約者毎に容易に変更することができ、転送電話
の使用に合わせて通知サービスの柔軟な利用を可能とす
る着信呼の接続制御方式における転送関連ガイダンスの
送出制御方式を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の着信呼の接続制御方式における転送関連ガ
イダンスの送出制御方式は、発信呼を受ける発信側交換
機と被呼者を収容した着信側交換機とを共通線信号網で
接続し、交換機間の制御情報の送受信を前記共通線信号
網内の信号中継交換機を介して行う通信網において着信
側交換機には被呼者への着信時に転送接続を起動するか
否かを設定した起動データと転送先の情報を設定した転
送データを備え、前記起動データが転送接続を起動する
ように設定されている場合には前記被呼者への着信呼の
接続を前記転送データを参照して前記着信呼を転送先に
転送する着信呼の転送接続制御方式において、転送を実
行する際に発信者に対して転送する旨を通知するか否か
を設定した転送実行の通知有無データと発信者に対して
通報するガイダンス種別を前記転送データに追加し、前
記着信側交換機には、前記ガイダンス種別に対応したガ
イダンスデータを複数記録したガイダンステーブルを備
え、前記転送データの転送実行の通知有無データが発信
者に対して転送する旨を通知するように設定された場
合、前記ガイダンス種別に対応したガイダンスデータを
前記ガイダンステーブルから取得して前記発信者に通報
することを要旨とする。
【0009】また、本発明の着信呼の接続制御方式にお
ける転送関連ガイダンスの送出制御方式は、転送電話の
契約者への着信呼を転送先に転送する着信呼の接続制御
方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式であっ
て、前記転送電話の契約者の電話機に他の電話機からか
かってきた着信呼を転送先の電話機に転送するように設
定されている場合に、前記他の電話機に対して転送する
ことを示す転送案内情報を送出するか否かを示す転送案
内情報送出可否情報および前記転送先の電話機に対して
転送されてきたことを示す被転送案内情報を送出するか
否かを示す被転送案内情報送出可否情報を各転送電話の
契約者の電話機毎に記憶する送出可否情報記憶手段と、
前記転送案内情報および被転送案内情報にそれぞれ対応
する案内文言を記憶する案内文言記憶手段と、前記転送
電話の契約者の電話機に他の電話機から着信呼があり、
該着信呼を転送先の電話機に転送するように設定されて
いる場合、該契約者の電話機に対応して前記送出可否情
報記憶手段に記憶されている転送案内情報送出可否情報
および被転送案内情報可否情報に基づいて前記転送案内
情報および被転送案内情報にそれぞれ対応する案内文言
を前記案内文言記憶手段から読み出す読み出し手段と、
該読み出し手段で読み出した前記案内文言をそれぞれ対
応する電話機に送出するように制御する制御手段とを有
することを要旨とする。
【0010】更に、本発明の着信呼の接続制御方式にお
ける転送関連ガイダンスの送出制御方式は、前記制御手
段の制御により転送先の電話機に対して転送されてきた
ことを示す被転送案内情報を送出する場合、該転送先の
電話機に前記着信呼を転送した転送元の電話機である転
送電話の契約者の電話機の電話番号から転送されてきた
ことを示す転送元番号付き被転送案内情報を転送先の電
話機に対して送出するように制御する転送元電話番号情
報送出手段を更に有することを要旨とする。
【0011】本発明の着信呼の接続制御方式における転
送関連ガイダンスの送出制御方式は、前記制御手段の制
御により転送先の電話機に対して転送されてきたことを
示す被転送案内情報を送出している場合に、前記他の電
話機に対して転送先の電話機を呼び出していることを示
す呼出中案内情報を送出する呼出中案内情報送出手段を
更に有することを要旨とする。
【0012】また、本発明の着信呼の接続制御方式にお
ける転送関連ガイダンスの送出制御方式は、前記送出可
否情報記憶手段に転送電話の契約者の電話機毎に記憶さ
れている前記転送案内情報送出可否情報および前記被転
送案内情報送出可否情報の可否内容を転送電話の契約者
からの操作により変更し得るように制御する変更制御手
段を更に有することを要旨とする。
【0013】
【作用】本発明の着信呼の接続制御方式における転送関
連ガイダンスの送出制御方式では、転送データの転送実
行の通知有無データが発信者に対して転送する旨を通知
するように設定されている場合には、ガイダンス種別に
対応したガイダンスデータをガイダンステーブルから取
得して発信者に通報する。
【0014】また、本発明の着信呼の接続制御方式にお
ける転送関連ガイダンスの送出制御方式では、転送電話
の契約者の電話機に他の電話機からかかってきた着信呼
を転送先の電話機に転送するように設定されている場
合、契約者の電話機に対応して記憶されている転送案内
情報送出可否情報および被転送案内情報可否情報に基づ
いて転送案内情報および被転送案内情報にそれぞれ対応
する案内文言を読み出し、この読み出した案内文言をそ
れぞれ対応する電話機に送出するように制御している。
【0015】更に、本発明の着信呼の接続制御方式にお
ける転送関連ガイダンスの送出制御方式では、転送先の
電話機に対して転送されてきたことを示す被転送案内情
報を送出する場合、転送先の電話機に着信呼を転送した
転送元の電話機の電話番号から転送されてきたことを示
す転送元番号付き被転送案内情報を転送先の電話機に対
して送出する。
【0016】本発明の着信呼の接続制御方式における転
送関連ガイダンスの送出制御方式では、転送先の電話機
に対して転送されてきたことを示す被転送案内情報を送
出している場合に、他の電話機の発信者に対して転送先
の電話機を呼び出していることを示す呼出中案内情報を
送出する。
【0017】また、本発明の着信呼の接続制御方式にお
ける転送関連ガイダンスの送出制御方式では、転送電話
の契約者の電話機毎に記憶されている転送案内情報送出
可否情報および被転送案内情報送出可否情報の可否内容
を転送電話の契約者からの操作により変更することがで
きる。
【0018】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は、本発明の一実施例に係る着信呼の接続制御
方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式の構成
を示すブロック図である。同図に示す実施例では、交換
機1に転送電話の契約者の電話機3、該契約者電話機3
に電話をかけてくる発信者の電話機7、および契約者の
転送先の電話機11がそれぞれ電話回線5,9および1
3を介して接続されている。
【0019】交換機1は、データ記憶関係として、転送
電話の契約者の電話機3への着信呼を転送先電話機11
に転送させるか否かについての転送可否情報を各契約者
電話機に対応して記憶している起動データ記憶部21、
契約者電話機3への着信呼を該電話機3に着信させるこ
となく即時に直接転送先の電話機に転送するかまたは該
着信呼を契約者の電話機に一旦着信させて、所定の呼出
回数呼び出し、該所定の呼出回数の経過後、前記転送先
の電話機に転送するかに関する着信情報および前記呼出
回数を設定した呼出回数情報を各契約者電話機3に対応
して記憶している着信データ記憶部23、前記転送先電
話機11の電話番号、転送時における発信者へのガイダ
ンスの有無、ガイダンスの種類、転送先へのガイダンス
の有無等に関する情報を各契約者電話機に対応して記憶
している転送データ記憶部25、および契約者の本人性
を確認するための暗証番号等を示すデータを記憶してい
るセキュリティデータ記憶部39を有する。
【0020】更に、読み出し手段、制御手段を含む交換
機1は、着信転送制御関係の機能部として、起動制御部
27、転送制御部29、着信制御部31を有する。起動
制御部27は、契約者電話機3への着信により起動さ
れ、前記起動データ記憶部21、着信データ記憶部2
3、転送データ記憶部25にそれぞれ記憶されたデータ
に基づいて転送制御および転送着信制御を行う。転送制
御部29は、起動制御部27からの指示により発信者電
話機7からの契約者電話機3への着信呼を転送先電話機
11に接続替えしたり、場合によっては発信者電話機7
に対して「転送することの通知」を行ったり、または転
送先電話機11に対して「転送されてきたことの通知」
を行う等のガイダンス制御を行う。また、着信制御部3
1は、起動制御部27からの指示により契約者電話機3
への着信接続および呼び出しを行う。
【0021】また、制御手段を含む交換機1は、データ
制御関係として、カスコン制御部33、データ制御部3
5、リモコン受信部37を有する。カスコン制御部33
は、契約者電話機3からの契約者による特定番号のダイ
ヤルにより起動され、各種データ、すなわち前記起動デ
ータ記憶部21、着信データ記憶部23、転送データ記
憶部25、セキュリティデータ記憶部39に記憶された
各種データの書き換え内容の受信およびデータ制御部3
5への指示を行う。
【0022】リモコン受信部37は、転送電話の契約者
の電話機3以外の電話機、すなわち契約者の電話回線以
外の電話回線からの(特定番号)+(契約者回線番号)
のダイヤルにより起動される他の交換機のリモコン送信
部からTCAP信号により起動され、セキュリティデー
タ記憶部39に記憶されたセキュリティデータに基づく
チェック、起動データ記憶部21及び転送データ記憶部
25の各種データの書き換え内容の受信、およびデータ
制御部35への指示を行う。
【0023】更に、データ制御部35は、カスコン制御
部33およびリモコン受信部37からの指示により前記
起動データ記憶部21、着信データ記憶部23、転送デ
ータ記憶部25、セキュリティデータ記憶部39に記憶
されている各種データの書き換えを行う。なお、本実施
例ではサービスの利便性と安全性を考慮してリモコン送
信部からデータ制御部35へのデータ書き換えの指示
は、起動データ記憶部21及び転送データ記憶部25の
各種データの書き換えのみ許容するようにしている。
【0024】更に、図1に示す実施例は、発信者電話機
7および転送先電話機11に転送案内情報、すなわちガ
イダンスを送出する音声送出装置41が設けられ、転送
制御部29の制御のもとに後述する各種案内通知が発信
者電話機7、転送先電話機11等に送出されるようにな
っている。
【0025】本実施例では、転送電話の契約者の電話機
3が転送状態に設定されている場合に、該契約者電話機
3に発信者電話機7からかかってきた電話を転送先電話
機11に転送しようとするときに、該発信者電話機7に
「転送します」という通知を行ったり、また転送先電話
機11に「転送されてきた」という通知または「0AB
・・・J(という電話番号の契約者電話機)から転送さ
れてきた」という通知を行うことを可能にするととも
に、またこれらの通知を行うか否かの制御も契約者電話
機3からの操作により可能とするものである。
【0026】従って、このために、次に示す情報が必要
であり、これらの情報が前記転送データ記憶部25に記
憶されている。
【0027】 上記各種情報は、各契約者電話機に対応して転送データ
記憶部25に記憶されているものであるが、これは、例
えば次に示す表1のように、各送出可否情報毎に「送出
の可否」および「案内情報の種類」を特定するようにテ
ーブル化されて記憶されている。また、案内情報は、上
述した識別番号で指定され、この案内情報の内容、すな
わち「転送します」「転送されてきました」「XX・・
X(という電話番号の転送元)から転送されてきまし
た」「只今、呼び出しております」なども、その識別番
号に対応して転送データ記憶部25にテーブル化等され
て記憶されているものである。尚、この転送データ記憶
部25は、送出可否情報記憶手段と案内文言記憶手段と
を含むものである。
【0028】
【表1】 なお、表1においては、案内情報の種類をB1,B2の
ように各送出可否情報に従って決まっているように記載
されているが、上述した案内情報B1−B4は一例であ
って、各送出可否情報に対して種々の案内情報が用意さ
れていてもよいものであり、この場合には、その中の適
当なものを契約者が指定すればよいことになる。例え
ば、転送案内情報の内容として、「転送します」のみで
なく、「事務所は終了しましたので、自宅の方に転送し
ます」等のような内容のものを用意してもよい。
【0029】次に示す表2は、表1に対して契約者電話
機X,Yが実際に設定した内容を具体的に示しているも
のである。
【0030】
【表2】 表2からわかるように、契約者電話機Xは、転送案内情
報送出可否情報、転送元番号付き被転送案内情報送出可
否情報、および呼出中案内情報送出可否情報が可(1)
であり、被転送案内情報送出可否情報が否(0)であっ
て、転送案内情報送出可否情報に対して、転送案内情報
(B1)の「転送します」という通知と、転送元番号付
き被転送案内情報送出可否情報に対して、転送元番号付
き被転送案内情報(B3)の「XX・・X(という電話
番号の転送元)から転送されてきました」という通知
と、呼出中案内情報送出可否情報に対して、呼出中案内
情報(B4)の「只今、呼び出しています」という通知
が送出されるようになっている。
【0031】また、契約者電話機Yは、転送案内情報送
出可否情報、被転送案内情報送出可否情報、呼出中案内
情報送出可否情報が可(1)であって、転送案内情報送
出可否情報に対して、転送案内情報(B1)の「転送し
ます」という通知と、被転送案内情報送出可否情報に対
して、被転送案内情報(B2)の「転送されてきまし
た」という通知と、呼出中案内情報送出可否情報に対し
て、呼出中案内情報(B4)の「只今、呼び出していま
す」という通知が送出されるようになっている。
【0032】次に、以上のように構成される着信呼の接
続制御方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式
の作用を図2を参照して説明する。
【0033】図2では、契約者電話機3は、上述した表
2の契約者電話機Xに対応するように各種転送情報が設
定されているものとするとともに、また契約者電話機3
は応答遅延転送モードに設定されている場合に、該契約
者電話機3に発信者電話機7から電話がかかってきた場
合について説明する。なお、応答遅延転送モードとは、
発信者電話機7からの着信呼を契約者電話機3に一旦着
信させて、所定の回数、例えば数回呼び出し、この呼出
回数の経過後に、転送先電話機11に転送するモードで
ある。
【0034】このような応答遅延転送モードにある契約
者電話機3に発信者電話機7から図2(a)に示すよう
に電話がかかってくると、まず契約者電話機3が数回呼
び出されて、図2(b)に示すように、そのベルが数回
鳴るとともに、発信者電話機7にはリングバックトーン
(RBT)が送出される。このようにベルが鳴っている
間に、応答がない場合には、図2(c)に示すように、
契約者電話機3のベルは停止し、発信者電話機7に対し
て「転送します」という通知、すなわちガイダンスが送
出される。発信者電話機7は、このガイダンスを聞い
て、転送されていることを知ることができる。
【0035】それから、契約者電話機3への着信呼は、
転送先電話機11に転送され、図2(d)に示すよう
に、転送先電話機11に着信し、そのベルが鳴るととも
に、発信者電話機7にはリングバックトーンが送出され
る。更に続いて、図2(e)に示すように、発信者電話
機7には「只今呼び出しています」というガイダンスが
送出されると同時に、転送先電話機11には「0A・・
・J(という電話番号の転送元)から転送されてきまし
た」というガイダンスが送出される。そして、転送先電
話機11が応答すると、発信者電話機7は転送先電話機
11と通話することができる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
転送電話の契約者の電話機にかかってきた着信呼を転送
先の電話機に転送するように設定されている場合、契約
者の電話機に対応して記憶されている転送案内情報送出
可否情報および被転送案内情報可否情報に基づいて転送
案内情報および被転送案内情報にそれぞれ対応する案内
文言を読み出し、この読み出した案内文言をそれぞれ対
応する電話機に送出するように制御しているので、契約
者は利用シーンに合わせて発信者に対する転送すること
の通知の有無や内容を適宜選択でき、例えば店舗を閉め
る場合には、転送することをはっきりと通知し、ちょっ
とした用事だけで他の場所に移動しているときは転送し
ていることを意識させないように通知を行わない等、バ
リエーションに富んだ利用が可能となる。また、例え
ば、複数の店舗等の転送先から自宅等の同じ転送先に転
送し、かつその転送元の電話番号の通知を行わせるとい
った利用をすることにより、転送元の店舗を知ることが
でき、顧客対応がスムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る着信呼の接続制御方式
における転送関連ガイダンスの送出制御方式の構成を示
すブロック図である。
【図2】図1に示す実施例の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1 交換機 3 契約者電話機 7 発信者電話機 11 転送先電話機 21 起動データ記憶部 23 着信データ記憶部 25 転送データ記憶部 33 カスコン制御部 35 データ制御部 37 リモコン受信部 39 セキュリティデータ記憶部 41 音声送出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 入野 康秀 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 青柳 憲治 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 加藤 雅隆 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 林 正博 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信呼を受ける発信側交換機と被呼者を
    収容した着信側交換機とを共通線信号網で接続し、交換
    機間の制御情報の送受信を前記共通線信号網内の信号中
    継交換機を介して行う通信網において着信側交換機には
    被呼者への着信時に転送接続を起動するか否かを設定し
    た起動データと転送先の情報を設定した転送データを備
    え、前記起動データが転送接続を起動するように設定さ
    れている場合には前記被呼者への着信呼の接続を前記転
    送データを参照して前記着信呼を転送先に転送する着信
    呼の転送接続制御方式において、 転送を実行する際に発信者に対して転送する旨を通知す
    るか否かを設定した転送実行の通知有無データと発信者
    に対して通報するガイダンス種別を前記転送データに追
    加し、 前記着信側交換機には、前記ガイダンス種別に対応した
    ガイダンスデータを複数記録したガイダンステーブルを
    備え、 前記転送データの転送実行の通知有無データが発信者に
    対して転送する旨を通知するように設定された場合、前
    記ガイダンス種別に対応したガイダンスデータを前記ガ
    イダンステーブルから取得して前記発信者に通報するこ
    とを特徴とする着信呼の接続制御方式における転送関連
    ガイダンスの送出制御方式。
  2. 【請求項2】 転送電話の契約者への着信呼を転送先に
    転送する着信呼の接続制御方式における転送関連ガイダ
    ンスの送出制御方式であって、 前記転送電話の契約者の電話機に他の電話機からかかっ
    てきた着信呼を転送先の電話機に転送するように設定さ
    れている場合に、前記他の電話機に対して転送すること
    を示す転送案内情報を送出するか否かを示す転送案内情
    報送出可否情報および前記転送先の電話機に対して転送
    されてきたことを示す被転送案内情報を送出するか否か
    を示す被転送案内情報送出可否情報を各転送電話の契約
    者の電話機毎に記憶する送出可否情報記憶手段と、 前記転送案内情報および被転送案内情報にそれぞれ対応
    する案内文言を記憶する案内文言記憶手段と、 前記転送電話の契約者の電話機に他の電話機からかかっ
    てきた着信呼を転送先の電話機に転送するように設定さ
    れている場合、該契約者の電話機に対応して前記送出可
    否情報記憶手段に記憶されている転送案内情報送出可否
    情報および被転送案内情報可否情報に基づいて前記転送
    案内情報および被転送案内情報にそれぞれ対応する案内
    文言を前記案内文言記憶手段から読み出す読み出し手段
    と、 該読み出し手段で読み出した前記案内文言をそれぞれ対
    応する電話機に送出するように制御する制御手段とを有
    することを特徴とする着信呼の接続制御方式における転
    送関連ガイダンスの送出制御方式。
  3. 【請求項3】 前記制御手段の制御により転送先の電話
    機に対して転送されてきたことを示す被転送案内情報を
    送出する場合、該転送先の電話機に前記着信呼を転送し
    た転送元の電話機である転送電話の契約者の電話機の電
    話番号から転送されてきたことを示す転送元番号付き被
    転送案内情報を転送先の電話機に対して送出するように
    制御する転送元電話番号情報送出手段を更に有すること
    を特徴とする請求項2記載の着信呼の接続制御方式にお
    ける転送関連ガイダンスの送出制御方式。
  4. 【請求項4】 前記制御手段の制御により転送先の電話
    機に対して転送されてきたことを示す被転送案内情報を
    送出している場合に、前記他の電話機に対して転送先の
    電話機を呼び出していることを示す呼出中案内情報を送
    出する呼出中案内情報送出手段を更に有することを特徴
    とする請求項2または3記載の着信呼の接続制御方式に
    おける転送関連ガイダンスの送出制御方式。
  5. 【請求項5】 前記送出可否情報記憶手段に転送電話の
    契約者の電話機毎に記憶されている前記転送案内情報送
    出可否情報および前記被転送案内情報送出可否情報の可
    否内容を転送電話の契約者からの操作により変更し得る
    ように制御する変更制御手段を更に有することを特徴と
    する請求項2ないし4のいずれかに記載の着信呼の接続
    制御方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式。
JP4438495A 1995-03-03 1995-03-03 着信呼の接続制御方式における転送関連ガイダンスの送出制御方式 Pending JPH08242301A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8811967B2 (en) 2005-05-05 2014-08-19 Avaya Inc. Changing the user interface at a telecommunications terminal

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