JPH08242182A - 無線通信システム及びその装置 - Google Patents

無線通信システム及びその装置

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JPH08242182A
JPH08242182A JP4449395A JP4449395A JPH08242182A JP H08242182 A JPH08242182 A JP H08242182A JP 4449395 A JP4449395 A JP 4449395A JP 4449395 A JP4449395 A JP 4449395A JP H08242182 A JPH08242182 A JP H08242182A
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JP
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signal
code
synchronization
analog
code signal
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JP4449395A
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Takaaki Kubota
▲高▼明 窪田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 音声系出力へのコード信号の漏洩を有効に阻
止できる無線通信システムを提供する。 【構成】 送信装置100は、外部からの制御入力に同
期して所定時間幅のチャイム音信号を送信し、終了後に
制御入力の対応コード信号を送信し、受信装置200
は、チャイム音信号とコード信号とを夫々に検出し、チ
ャイム音信号の終了後、コード信号の終了まで、音声系
の出力信号をミュート制御する。また、送信装置100
は所定周期、所定パルス幅の第1同期信号を発生し、そ
の後の制御入力には無音検出中の第1同期信号に同期し
て対応コード信号を送信し、受信装置200は第1同期
信号と同期関係を有する所定周期、所定パルス幅の第2
同期信号を発生し、無音検出中における第2同期信号の
発生時、及び該区間にコード信号が検出された場合はコ
ード信号の終了まで音声出力信号をミュートする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は無線通信システム及びそ
の装置に関し、更に詳しくは音声系に係るアナログ信号
と制御系に係るコード信号とを単一通信路に載せて無線
送信する送信装置と、その受信信号より音声系に係るア
ナログ信号と制御系に係るコード信号とを夫々に復調
し、出力する受信装置とを備える無線通信システム及び
その装置に関する。
【0002】今日、この種の無線通信システムは、地方
自治体における防災のための緊急通報や、通常の行政連
絡事項の同報通信を行う所謂防災行政無線通信システム
等として広く利用されており、音声情報の伝達のみなら
ず、1又はグループを成す受信装置の選択呼出、終話制
御、更にはこれらの受信装置に接続する機器(録音機
等)の遠隔制御を行える。
【0003】
【従来の技術】図13は従来技術を説明する図で、図1
3(A)に従来の無線通信システムのブロック図を示
す。図中、100は送信装置(送信局とも言う)、1は
その送信部、2はコード発生部、SWはスイッチ回路、
200は受信装置(受信局とも言う)、21はその受信
部、23は音声信号のミュート回路部、24はコード信
号のコード検出・復調部である。
【0004】例えば中央の行政庁舎に送信装置100を
備え、各家庭(又は各個人)や公共施設又は道路脇の電
柱等に固定(又は移動式)の受信装置200を夫々備え
る。送信局100は、1又はグループ又は全ての受信局
200を選択呼出し、音声情報を伝達すると共に、必要
なら受信局200に接続する録音機等を遠隔制御し、音
声情報を記録する。
【0005】送信局100において、スイッチSWは通
常は音声入力側に接続しており、マイクやテープ等から
のアナログ音声信号Aは、送信部1で所定の搬送波f1
でFM変調されると共に、送信アンテナより送信され
る。受信局200において、受信アンテナでキャッチし
たこの電波f1 は受信部21で受信・増幅・FM検波さ
れ、音声信号となり、ミュート回路部23を介して外部
のスピーカ回路や録音器等に送られる。
【0006】また送信局100において、操作部等から
の制御信号はコード発生部2に入力する。コード発生部
2は制御入力に対応するディジタルコード信号Dを生成
すると共に、制御信号SによりスイッチSWを自分の側
に接続し、コード信号Dを出力する。該コード信号D
は、送信部1で前記所定の搬送波f1 をFM(即ち、サ
ブキャリアFSK、又は直接FSK)変調すると共に、
送信アンテナより送信される。
【0007】受信局200において、同じくこの電波f
1 は受信部21で受信・増幅され、復調(FM検波)さ
れる。更にコード検出・復調部24でFSK復調され、
コード信号となり、外部の録音機器等に送られる。また
同時に、コード検出・復調部24はコード信号の受信を
検出し、コードに係る検波信号が音声出力に出力されな
いように、ミュート回路部23をミュート状態(消音状
態)に制御する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図13(B)に上記の
動作タイミングチャートを示す。この例の送信装置10
0は音声入力の合間にコード信号を送信している。これ
を受けた受信装置200では、コード検出に同期してミ
ュート制御信号を生成し、ミュート回路部23に加えて
いる。
【0009】しかし、この時点では、既にコードに係る
検波信号の一部又は全部がミュート回路部23を通過し
ているため、スピーカ等に耳障りなクリック音が出力さ
れると言う欠点があった。本発明の目的は、音声系出力
へのコード信号の漏洩を有効に阻止できる無線通信シス
テム及びその装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題は図1の構成
により解決される。即ち、本発明(1)の無線通信シス
テムは、音声系に係るアナログ信号と制御系に係るコー
ド信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信装置
と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と制御
系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受信装
置とを備える無線通信システムにおいて、送信装置10
0は、外部からの制御入力に同期して所定時間幅のチャ
イム音信号を送信し、かつ該チャイム音信号の終了後に
前記制御入力に対応するコード信号を送信し、受信装置
200は、その受信信号よりチャイム音信号とコード信
号とを夫々に検出すると共に、該チャイム音信号の終了
後、コード信号が終了するまでの間、音声系の出力信号
をミュート制御するものである。
【0011】また上記の課題は図2の構成により解決さ
れる。即ち、本発明(2)の無線通信システムにおいて
は、送信装置100は、送信開始後の最初の無音検出時
に同期して所定時間幅のチャイム音信号を送信し、かつ
これに同期して所定周期、所定パルス幅の第1の同期信
号を発生すると共に、その後の制御入力に対しては無音
検出中の前記第1の同期信号に同期して対応するコード
信号を送信し、受信装置200は、その受信信号よりチ
ャイム音信号を検出して前記第1の同期信号と一定の同
期関係を有する所定周期、所定パルス幅の第2の同期信
号を発生すると共に、無音検出中における前記第2の同
期信号の発生時、及び該区間にコード信号が検出された
場合は少なくとも該コード信号が終了するまでの間、音
声系の出力信号をミュート制御するものである。
【0012】また上記の課題は図3の構成により解決さ
れる。即ち、本発明(3)の無線通信システムにおいて
は、送信装置100は、送信開始後の各無音検出時に同
期して所定周期、所定パルス幅の第1の同期信号を発生
すると共に、外部からの制御入力に対しては無音検出中
の前記第1の同期信号に同期して対応するコード信号を
送信し、受信装置200は、受信開始後の各無音検出時
に同期して前記第1の同期信号と一定の同期関係を有す
る所定周期、所定パルス幅の第2の同期信号を発生する
と共に、無音検出中における前記第2の同期信号の発生
時、及び該区間にコード信号が検出された場合は少なく
とも該コード信号が終了するまでの間、音声系の出力信
号をミュート制御するものである。
【0013】また上記の課題は図4の構成により解決さ
れる。即ち、本発明(4)の無線通信システムにおいて
は、送信装置100は、選択呼出コード信号の送信に同
期して所定周期、所定パルス幅の第1の同期信号を発生
すると共に、その後の制御入力に対しては無音検出中の
前記第1の同期信号に同期して対応するコード信号を送
信し、受信装置200は、選択呼出の受付に同期して前
記第1の同期信号と一定の同期関係を有する所定周期、
所定パルス幅の第2の同期信号を発生すると共に、無音
検出中における前記第2の同期信号の発生時、及び該区
間にコード信号が検出された場合は少なくとも該コード
信号が終了するまでの間、音声系の出力信号をミュート
制御するものである。
【0014】更に、図1に示す本発明(5)の無線通信
システムにおいては、送信装置100は、外部からの制
御入力に対応するコード信号の送信に先立って特定のア
ナログ信号を送信し、かつその後に前記コード信号を送
信し、受信装置200は、その受信信号より前記特定の
アナログ信号を検出して所定時間幅のゲート信号を生成
すると共に、該ゲート信号により音声系の出力信号をミ
ュート制御し、その後に受信されるコード信号の音声系
への出力を阻止するものである。
【0015】また、図2〜図4に示す本発明(6)の無
線通信システムにおいては、送信装置100は特定のア
ナログ又はコード信号の送信時又は入力アナログ信号の
無音検出時を契機に、かつ受信装置200は前記特定の
アナログ又はコード信号の受信検出時又は受信アナログ
信号の無音検出時を契機にして、送信装置100及び受
信装置200で相互に一定の同期関係を有する第1,第
2のクロック信号を夫々に生成し、送信装置100は、
外部からの制御入力に対応するコード信号をその無音検
出中の前記第1のクロック信号に同期して送信し、受信
装置200は、その無音検出中の前記第2のクロック信
号に同期して音声系の出力信号のミュート制御を行い、
受信したコード信号の音声系への出力を阻止するもので
ある。
【0016】更に、図1に示す本発明(7)の送信装置
100は、音声系に係るアナログ信号と制御系に係るコ
ード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信装置
と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と制御
系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受信装
置とを備える無線通信システムの前記送信装置におい
て、外部からの制御入力により所定時間幅の特定のアナ
ログ信号を発生するアナログ発生部3と、前記アナログ
信号の発生後に前記制御入力に対応するコード信号を発
生するコード発生部2とを備え、制御入力に対応するコ
ード信号の送信に先立って特定のアナログ信号を送信
し、かつその後に前記コード信号を送信するものであ
る。
【0017】また、同図1に示す本発明(8)の受信装
置200は、受信信号より特定のアナログ信号を検出
し、該検出に同期して第1のタイミング信号を生成する
アナログ検出部27と、受信信号よりコード信号を検出
し、該コード信号の終了に同期して第2のタイミング信
号を生成するコード検出部24と、前記第1のタイミン
グ信号から第2のタイミング信号までの間、音声系の出
力信号をミュート制御するミュート回路部23とを備え
るものである。
【0018】また、図2〜図4に示す本発明(9)の送
信装置100は、音声系に係るアナログ信号と制御系に
係るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送
信装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号
と制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する
受信装置とを備える無線通信システムの前記送信装置に
おいて、特定のアナログ又はコード信号の送信時又は入
力アナログ信号の無音検出時を契機にして所定周期、所
定パルス幅の同期信号を発生する同期発生部5と、外部
からの制御入力に対応するコード信号を無音検出中の前
記同期信号に同期して発生するコード発生部2とを備え
るものである。
【0019】また、同図2〜図4に示す本発明(10)
の受信装置200は、特定のアナログ又はコード信号の
受信検出時又は受信アナログ信号の無音検出時を契機に
して送信装置と一定の同期関係を有する所定周期、所定
パルス幅の同期信号を発生する同期発生部29と、受信
信号よりコード信号を検出し、該コード信号の終了に同
期してタイミング信号を生成するコード検出部24と、
無音検出中における前記同期信号の発生時、及び該区間
にコード信号が検出された場合は前記タイミング信号の
発生時までの間、音声系の出力信号をミュート制御する
ミュート回路部23とを備えるものである。
【0020】好ましくは、コード検出部24はコード信
号の前部に含まれる所定の信号に基づきコード信号のプ
レ検出を行う。
【0021】
【作用】図1の本発明(1)の無線通信システムにおい
ては、送信装置100は、コード信号の送信の必要が生
じた時には、これに先立って所定時間幅のチャイム音信
号を送信する。このチャイム音信号はそのまま受信装置
200の音声系に出力されるが、「ドミソド」等のチャ
イム音は聞いて快く、耳障りとはならない。また受信者
に送話の区切りや、終話を知らせる効果もある。
【0022】また受信装置200においては、チャイム
音信号の検出は、引き続きコード信号が送られることを
意味する。そこで、チャイム音信号の検出終了後、コー
ド信号が終了するまでの間、音声系の出力信号をミュー
ト制御すれば、音声系出力へのコード信号の漏洩を有効
に阻止できる。図2の本発明(2)の無線通信システム
においては、送信装置100は、送信開始後の最初の無
音検出時に同期して所定時間幅のチャイム音信号を送信
し、かつこれに同期して所定周期、所定パルス幅の第1
の同期信号を発生する。
【0023】例えばキャリア送出開始後、又は選択呼出
送出後の一定時間音声入力が無い時は最初の無音検出時
となり得る。又は一旦音声入力が有り、その後の一定時
間音声入力が無い時も最初の無音検出時となり得る。何
れにしても、送信の比較的早い時点で最初の無音検出時
が得られる。送信装置100は、送信開始後の最初の無
音検出時に同期して所定時間幅のチャイム音信号を送信
し、この時点を第1の同期信号の発生基準点とする。こ
の場合に、最初の周期TT と2番目以降の周期Tとが異
なっていても良い。そして、その後の制御入力1,2に
対しては音声入力の無音検出中の前記第1の同期信号に
同期して対応するコード信号を送信する。従って、制御
入力が任意時点で発生しても、そのコード信号が音声入
力と衝突することは避けられる。
【0024】一方、受信装置200は、その受信信号よ
りチャイム音信号を検出して前記第1の同期信号と一定
の同期関係を有する所定周期、所定パルス幅の第2の同
期信号を発生する。即ち、受信側ではチャイム音信号の
検出を基準とするので、第1の同期信号と第2の同期信
号との間には一定の同期関係が得られる。この場合に、
最初の周期TR は必要なら送受信間の距離をも考慮した
位相合わせの役割を果たす。2番目以降の周期Tは送信
側と同一に選ぶ。
【0025】そして、受信側の無音検出中における前記
第2の同期信号の発生時、及び該区間にコード信号が検
出された場合は少なくとも該コード信号が終了するまで
の間、音声系の出力信号をミュート制御する。送信側で
は無音検出中しかコード信号を送らないので、受信側で
も無音検出中の第2の同期信号によりプレミュート制御
を行う。従って、音声信号がミュートされる心配は無
い。また、第2の同期信号の発生中にコード信号が検出
された場合は少なくとも該コード信号が終了するまでの
間、音声系の出力信号をミュート制御する。従って、受
信側のコード信号は完全にミュートされ、もって音声系
出力へのコード信号の漏洩を有効に阻止できる。
【0026】図3の本発明(3)の無線通信システムに
おいては、送信装置100は、送信開始後の各無音検出
時に同期して所定周期、所定パルス幅の第1の同期信号
を発生する。こうすれば、音声入力が途切れる度に第1
の同期信号の発生基準点が更新される。一方、受信装置
200は、受信開始後の各無音検出時に同期して前記第
1の同期信号と一定の同期関係を有する所定周期、所定
パルス幅の第2の同期信号を発生する。即ち、受信側で
も受信音声が途切れる度に第2の同期信号の発生基準点
が更新される。
【0027】実際上、通話音声は頻繁に途切れるもので
あるから、送受信の双方では頻繁に発生基準点が更新さ
れ、その都度新たな同期関係が得られる。従って、長い
通信時間を経過しても、安定な同期関係が自動的に維持
される。しかも、送受信の双方で基準とするのは、無音
検出時であるので、正確な同期関係が得られる。なお、
その他の作用に関しては、上記本発明(2)の場合と同
様である。
【0028】図4の本発明(4)の無線通信システムに
おいては、送信装置100は、選択呼出コード信号の送
信に同期して所定周期、所定パルス幅の第1の同期信号
を発生する。一般に、受信装置200に対する選択呼出
コード信号の送信は所謂ディジタル信号処理に係る制御
であるから、第1の同期信号発生の正確な基準となり得
る。
【0029】一方、受信装置200は、選択呼出の受付
に同期して前記第1の同期信号と一定の同期関係を有す
る所定周期、所定パルス幅の第2の同期信号を発生す
る。即ち、受信装置200においても、選択呼出の受付
はディジタル信号処理に係る制御であるから、第2の同
期信号発生の正確な基準となり得る。従って、選択呼出
コード信号を介して、送受信間では正確な同期関係を確
立できる。
【0030】なお、その他の作用に関しては、上記本発
明(2)の場合と同様である。また、本発明(5),
(6)の各無線通信システムの作用に関しては、上記本
発明(1)〜(4)の各作用の説明、並びに後述の各実
施例の説明から明らかとなる。この場合に、特定のアナ
ログ信号としては、「ドミソド」等のチャイム音信号、
「ピポパ」等のトーン信号を使用できる。一方、コード
信号としてはディジタルコード信号の他、上記「ピポ
パ」等とは異なる周波数パターンのトーン信号を使用で
きる。
【0031】更に、本発明(7)〜(10)の送信装置
及び受信装置の各作用に関しても、上記本発明(1)〜
(4)の各作用の説明、並びに後述の各実施例の説明か
ら明らかとなる。図2〜図4の、本発明(11)の受信
装置200においては、コード検出部はコード信号の前
部に含まれる所定の信号に基づきコード信号のプレ検出
を行う。
【0032】一般に、コード信号の先頭部にはビット同
期確立のためのプリアンブルパターンや、コード又はフ
レーム同期確立のためのフラグビットパターン等が含ま
れている場合が多い。そこで、これを検出することによ
り早期にコード信号のプレ検出を行う。こうすれば、そ
の分第2の同期信号のパルス幅を狭くでき、これによる
プレミュート幅も狭くできる。従って、その前後に受信
音声信号がクリティカルに接近した場合でも、該音声信
号をミュートしてしまう心配が少ない。
【0033】また、コード信号はトーン信号(特定周波
数信号)の組合せでやり取りしても良い。この場合も、
先頭部のトーン信号の変化パターンを一定にしておけ
ば、早期にコード信号のプレ検出を行える。
【0034】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明による実施例
を詳細に説明する。なお、全図を通して同一符号は同一
又は相当部分を示すものとする。図5は第1実施例の無
線通信システムの構成を示す図で、図において100は
送信装置(送信局とも言う)、1はその送信部、2はコ
ード発生部(CDG)、DTはその遅延タイマ、3はチ
ャイム発生部(CHG)、SW1 ,SW2 はスイッチ回
路、OはORゲート回路、200は受信装置(受信局と
も言う)、21はその受信部、23はスイッチ回路等か
らなるアナログ信号のミュート回路部、PAはアナログ
信号のパワーアンプ、24はコード信号のコード検出・
復調部、DTはその遅延タイマ、25はコード信号のデ
コーダ部(DEC)、26は自局の呼出受付制御部、2
7はチャイム検出部、DTはその遅延タイマ、28はR
Sタイプのフリップフロップ回路(FF)、OはORゲ
ート回路である。
【0035】送信局100において、スイッチSW1
SW2 は通常は音声入力側に接続しており、これにより
音声入力Aは、送信部1で所定の搬送波f1 をFM変調
し、送信アンテナより電波f1 に載せて送信される。チ
ャイム発生部3は、外部(操作部等)からの録音機等の
遠隔制御又は終話の各制御信号の入力に従って速やかに
所定時間幅のチャイム音信号Aを発生する。その際に
は、スイッチ制御信号Sを出力し、チャイム音信号Aの
前後を十分にカバーするようにスイッチSW1 の接続を
切り替える。従って、チャイム音信号Aに音声入力Aが
混入することはない。
【0036】チャイム音信号としては、「ドミソド」等
の音響信号、又はプッシュフォンに見られるような「ピ
ポパ」等のダイヤルトーン信号を使用できる。何れにし
ても、各周波数の音素信号をシーケンサ回路により一定
の順序でシーケンシャルに発生し又は選択することによ
り、容易に生成できる。コード発生部2は、特定の1又
はグループ又は全ての受信局200に対する選択呼出の
入力に対しては、速やかに対応する選択呼出コード信号
Dを出力する。その際には、スイッチ制御信号Sを出力
し、選択呼出コード信号Dの前後を十分にカバーするよ
うにスイッチSW2 の接続を切り替える。従って、コー
ド信号Dに音声入力Aやチャイム音信号Aが混入するこ
とはない。
【0037】また、コード発生部2は、外部からの録音
機等の遠隔制御又は終話等の各制御信号の入力に対して
は、遅延タイマDTによる所定時間の遅延後に対応する
制御コード信号Dを出力する。この遅延時間は事前に送
信されるチャイム音信号Aの送信終了後にタイムアップ
するように設定されている。コード信号Dとしては、ダ
イヤル番号や各種制御コードを表すディジタルコード信
号D、又はアナログ信号とディジタル信号の中間にある
ようなトーン信号を使用できる。何れにしても、1/0
のディジタルコード信号又は各周波数のトーン信号を入
力の選択呼出番号又は制御信号に対応してシーケンシャ
ルに発生し又は選択することにより、容易に生成でき
る。
【0038】受信局200において、受信アンテナでキ
ャッチした電波f1 は受信部21で受信・増幅され、所
定の受信信号Iに復調(検波)される。音声信号は、ミ
ュート回路部23、パワーアンプPAを介して外部のス
ピーカ回路や録音器等に送られる。チャイム検出部27
は、受信信号Iよりチャイム音信号を構成する各周波数
成分を夫々に検出し、これが「ドミソド」等の音階順、
又は「ピポパ」等のトーン順に検出されると、チャイム
検出信号DP1 を出力する。好ましくは、内部に検出信
号DP1 の出力を遅らせるための遅延タイマDTを備
え、その遅延時間は、チャイム音信号の検出後、引き続
き送られるコード信号の先頭部が受信される前にタイム
アップするように設定される。
【0039】コード検出・復調部24は、受信信号Iよ
りコード信号を復調し、対応するディジタルコード信号
Dを出力する。また同時に、受信信号Iよりコード信号
の受信を検知し、コード検出信号DP2 を出力する。好
ましくは、内部にコード検出信号DP2 の出力を遅らせ
るための遅延タイマDTを備え、その遅延時間は、コー
ド信号の受信終了後の比較的短い一定時間経過後にタイ
ムアップするように設定される。
【0040】一般に、コード信号は所定フォーマットを
号を有するので、先頭部のプリアンブル又は開始フラグ
情報等に基づきコード信号の受信を早期にプレ検知でき
る。また前記所定フォーマットの構造又は終了フラグ情
報等に基づきコード信号の受信終了時点を正確に検知で
きる。従って、その何れもがコード検出の基準となり得
る。
【0041】フリップフロップ28は、上記チャイム検
出信号DP1 によりセットされ、その後のコード検出信
号DP2 によりリセットされる。そして、その出力のミ
ュート制御信号MはORゲート回路Oを介してミュート
回路部23に加えられ、その区間の音声系への信号出力
を阻止(消音)する。デコーダ部25は、入力のディジ
タルコード信号Dをデコードして接続機器の制御信号及
び終話信号を出力する。
【0042】呼出受付制御部26は、ディジタルコード
信号Dのダイヤル番号と自局のダイヤル番号とを比較
し、一致していれば呼出受付信号=1とすることによ
り、図示しないが、上記各部の受信動作を付勢する。即
ち、実際の受信状態に入る。また一致していない場合
は、呼出受付信号=0により各部の受信動作を消勢した
ままにする。即ち、実際の受信状態に入らない。また、
受信開始後に終話制御を受けると、呼出受付信号=0に
リセットされる。
【0043】更に、受信部21は電波f1 の受信中はス
ケルチ信号=0として上記各部の受信動作を付勢する
が、電波f1 が無いときはスケルチ信号=1として各部
の受信動作を消勢する。なお、図5のスイッチ回路SW
1 ,SW2 に代えて、ミキシングアンプ等を使用しても
良い。
【0044】また、コード発生部2の制御コード送信機
能はチャイム音信号の送信終了に同期して付勢されるよ
うにしても良い。図6は第1実施例の無線通信システム
のタイミングチャートである。送信局100は、外部か
らの送信制御の入力によりキャリア信号f1 の送信を開
始する。その後、選択呼出の入力に従って速やかに選択
呼出コード信号を送信する。
【0045】受信局200では、キャリア信号f1 の受
信によりスケルチ信号が解除される。その後、自局の選
択呼出コード信号の受信により呼出受付信号=1にす
る。この場合に、直前の呼出受付信号=0の区間ではO
Rゲート回路Oを介してミュート制御が付勢されている
ため、選択呼出コード信号は音声系の出力端子には出力
されない。一方、選択呼出コード信号の受信検出により
コード検出信号DP2 が発生するが、この場合はチャイ
ム検出信号DP1 が発生しないので、ミュート制御信号
M=1とはならない。従って、選択呼出直後に音声信号
が送信されても、そのまま音声系の出力端子に出力され
る。
【0046】送信局100は、その後、音声入力の合間
に発生した制御入力に従って、チャイム音信号を送信
し、引き続き制御コード信号を送信している。受信局2
00では、チャイム音の検出によりチャイム検出信号D
1 を発生し、これによりミュート制御信号M=1とす
る。その後、制御コード信号が受信されるが、ミュート
回路部23でミュートされることにより、音声系の出力
端子には出力されない。その後、全制御コード信号が受
信されると、コード検出信号DP2 が発生し、これによ
りミュート制御信号M=0になる。従って、その後の音
声信号はそのまま音声系の出力端子に出力される。
【0047】以上は、通信の終わりを知らせる終話制御
信号の送/受信動作についても同様である。この場合、
受信局200では、終話コード信号を受信すると、呼出
受付信号=0とし、これによりミュート制御を付勢す
る。図7は第2実施例の無線通信システムの構成を示す
図で、この第2実施例は送信局100及び受信局200
で相互に一定の同期関係を有する同期信号を夫々に生成
し、有効なミュート制御を行う場合を示している。
【0048】送信局100において、4は無音検出部、
DTはその遅延タイマ、5は同期発生部、また受信局2
00において、29は同期発生部、30は無音検出部、
AはANDゲート回路である。送信局100において、
無音検出部4は、送信制御信号=1であることを条件
に、かつ最初は選択呼出の入力に同期して遅延タイマD
Tにより所定時間を計測し、その後の一定時間音声入力
が無音の状態であると、無音検出信号=1にする。遅延
タイマDTの所定時間は選択呼出の入力から選択呼出コ
ード信号送信終了迄の時間に設定されている。その後
は、音声入力があると直ちに無音検出信号=0となし、
また上記一定時間音声入力が無音の状態であると無音検
出信号=1にする。
【0049】チャイム発生部3は、無音検出部4の最初
の無音検出信号=1(立ち上がり)に同期して1回だけ
チャイム音信号を発生する。このチャイム音信号は送信
部1より送信され、受信局200に受信される。同期発
生部5は、チャイム発生部3のチャイム音送信終了時
(例えば、スイッチ制御信号Sの立ち下がり)に同期し
て所定周期T、かつ所定パルス幅の同期信号を発生す
る。その後に、外部より制御又は終話の制御入力がある
と、これを一旦同期発生部5にプールすると共に、その
後の無音検出信号=1、かつ同期信号=1を条件に、コ
ード発生部3に当該制御の起動をかける。
【0050】受信局200において、同期発生部29
は、呼出受付信号=1であることを条件に、かつチャイ
ム検出信号=1(立ち上がり)に同期して所定周期T、
かつ所定パルス幅の同期信号を発生する。送信局100
におけるチャイム音送信終了時は受信局200における
チャイム検出時と略等しいので、送信局100と受信局
200の各同期信号の間には一定の位相同期関係が生じ
る。
【0051】無音検出部30は、呼出受付信号=1を条
件に、送信局100と同一の一定時間音声出力が無音の
状態であると無音検出信号=1にする。また音声出力が
あると直ちに無音検出信号=0となし、また上記一定時
間音声入力が無音の状態であると無音検出信号=1にす
る。そして、無音検出信号=1、かつ同期信号=1の各
タイミングには、送信局100よりコード信号が送られ
る可能性があるので、ANDゲート回路Aによりプレミ
ュート制御信号M1 を生成し、これをミュート回路部2
3に加えている。
【0052】また、この第2実施例のコード検出・復調
部24は、受信コード信号の先頭部にある特徴情報を検
出することにより比較的早い時点でコード信号のプレ検
出信号PDを出力する。図8は第2実施例の無線通信シ
ステムのタイミングチャートである。この例では、送信
局100は、中間における音声入力と同時に、制御入力
2を受けており、一旦これをプールしている。その後、
音声入力が途切れたことにより、その合間をぬって自動
的に制御入力2の制御コード信号を送信する。
【0053】受信局200では、無音検出中のプレミュ
ート制御信号M1 により音声系への出力を毎回プレミュ
ートしているので、いつコード信号が受信されてもこれ
が音声系の出力端子に出力される心配は無い。そして、
上記制御入力2に対応する制御コード信号が受信される
と、コード検出・復調部24はプレミュート制御信号M
1 =1の区間内にコード信号のプレ検出信号PDを出力
する。これにより、FF28がセットされ、その出力の
ミュート制御信号M2 がその後のミュート制御を引き継
ぐ。やがて、制御コード信号の受信が終了すると、コー
ド検出・復調部24はコード検出信号DP2 を出力し、
これによりミュート制御信号M2 =0となり、ミュート
制御を終了する。
【0054】ところで、第2実施例の無音検出部30
は、ミュート回路部23の出力側の無音検出を行ってい
るので、一旦かけたプレミュートM1 は確実に実行され
る。この場合に、同期発生部29の同期信号のパルス幅
が広いと、プレミュート幅が広くなり、直後に受信した
音声信号の一部をミュートしてしまう恐れがある。そこ
で、コード検出・復調部24のプレ検出タイミングを出
来るだけ早くすると共に、その分同期発生部29の同期
信号のパルス幅を狭くする。
【0055】なお、この第2実施例では通信の始めに1
回だけ送受信間で同期信号の同期をとるので、通信が長
引くと、同期が外れる恐れがある。この場合は、図7に
示す如く、チャイム発生部3のロック条件を適当なタイ
ミングに解除し、再同期をとるようにしても良い。図9
は第3実施例の無線通信システムの構成を示す図で、こ
の第3実施例は送信局100及び受信局200で夫々各
無音検出時に同期信号の再同期化を行うことにより、さ
らに良好な同期維持を行う場合を示している。
【0056】送信局100において、無音検出部4の動
作は上記第2実施例の場合と同様である。同期発生部5
は無音検出部4の各無音検出信号=1(各立ち上がり)
に同期して、所定周期T、かつ所定パルス幅の同期信号
を発生する。この場合に、同期信号はトリガの最初から
発生しても良い。こうすれば、各無音出力時の早い時点
で同期信号が得られ、音声と重なったことによりプール
されていた制御入力の制御コード信号を、その後の無音
検出後、早い時点で送信できる。
【0057】受信局200において、同期発生部29は
呼出受付信号=1を条件に、無音検出部30の各無音検
出信号=1(各立ち上がり)に同期して、送信局100
と同様に所定周期T、かつ所定パルス幅の同期信号を発
生する。この第3実施例によれば、受信局200におけ
る各無音検出は、送信局100における各無音検出と略
同時に発生するので、送受信間では良好な同期関係が自
動的に維持される。
【0058】図10は第3実施例の無線通信システムの
タイミングチャートである。図より送受信間では良好な
同期関係が維持されることが容易に理解できる。図11
は第4実施例の無線通信システムの構成を示す図で、こ
の第4実施例は送信局100の選択呼出信号の送信を、
また受信局200ではその選択呼出信号の受信を夫々契
機として夫々に同期信号の同期化を行う場合を示してい
る。
【0059】送信局100において、無音検出部4の動
作は上記第2実施例の場合と同様である。同期発生部5
は選択入力の受付に所定周期、かつ所定パルス幅の同期
信号を発生する。この場合に、最初の周期T1 と2回目
以降の周期T2 とが異なっていても良い。受信局200
において、同期発生部29は呼出受付信号=1(立ち上
がり)に同期して、所定周期、かつ所定パルス幅の同期
信号を発生する。この場合に、最初の周期T3 と2回目
以降の周期T2 とが異なっていても良い。
【0060】選択呼出はディジタル信号処理に係るの
で、送信局100及び受信局200において夫々に正確
な基準タイミングを確立できる。そこで、送受信間で夫
々最初の周期T1 ,T3 を適切に選べば、良好な同期関
係を確立できる。図12は第4実施例の無線通信システ
ムのタイミングチャートである。図より送受信間では良
好な同期関係が確立されることが容易に理解できる。
【0061】なお、上記各実施例では音声/コード信号
をFM/FSK変復調する場合を述べたが、音声/コー
ド信号をAM/ASK変復調又はPM/PSK変復調等
を行っても良いことは明らかである。また、上記実施例
では1方向通信の場合を述べたが、本発明による送信局
100及び受信局200の各機能を兼ね備える無線装置
を構成可能であり、これを利用して様々な無線通信シス
テムを構築できる。
【0062】また、上記本発明に好適なる複数の実施例
を述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、構成、
制御及びこれらの組合せの様々な変更が行えることは言
うまでも無い。
【0063】
【発明の効果】以上述べた如く本発明の無線通信システ
ム及びその装置は、上記構成であるので、音声系出力へ
のコード信号の漏洩を有効に阻止でき、音声系サービス
の品質が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の原理を説明する図(1)であ
る。
【図2】図2は本発明の原理を説明する図(2)であ
る。
【図3】図3は本発明の原理を説明する図(3)であ
る。
【図4】図4は本発明の原理を説明する図(4)であ
る。
【図5】図5は第1実施例の無線通信システムの構成を
示す図である。
【図6】図6は第1実施例の無線通信システムのタイミ
ングチャートである。
【図7】図7は第2実施例の無線通信システムの構成を
示す図である。
【図8】図8は第2実施例の無線通信システムのタイミ
ングチャートである。
【図9】図9は第3実施例の無線通信システムの構成を
示す図である。
【図10】図10は第3実施例の無線通信システムのタ
イミングチャートである。
【図11】図11は第4実施例の無線通信システムの構
成を示す図である。
【図12】図12は第4実施例の無線通信システムのタ
イミングチャートである。
【図13】図13は従来技術を説明する図である。
【符号の説明】
100 送信装置 2 コード発生部 3 チャイム発生部 4 無音検出部 5 同期発生部 200 受信装置 23 ミュート回路部 24 コード検出・復調部 25 デコーダ 26 呼出受付制御部 27 チャイム検出部 29 同期発生部 30 無音検出部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムにおいて、 送信装置は、外部からの制御入力に同期して所定時間幅
    のチャイム音信号を送信し、かつ該チャイム音信号の終
    了後に前記制御入力に対応するコード信号を送信し、 受信装置は、その受信信号よりチャイム音信号とコード
    信号とを夫々に検出すると共に、該チャイム音信号の終
    了後、コード信号が終了するまでの間、音声系の出力信
    号をミュート制御することを特徴とする無線通信システ
    ム。
  2. 【請求項2】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムにおいて、 送信装置は、送信開始後の最初の無音検出時に同期して
    所定時間幅のチャイム音信号を送信し、かつこれに同期
    して所定周期、所定パルス幅の第1の同期信号を発生す
    ると共に、その後の制御入力に対しては無音検出中の前
    記第1の同期信号に同期して対応するコード信号を送信
    し、 受信装置は、その受信信号よりチャイム音信号を検出し
    て前記第1の同期信号と一定の同期関係を有する所定周
    期、所定パルス幅の第2の同期信号を発生すると共に、
    無音検出中における前記第2の同期信号の発生時、及び
    該区間にコード信号が検出された場合は少なくとも該コ
    ード信号が終了するまでの間、音声系の出力信号をミュ
    ート制御することを特徴とする無線通信システム。
  3. 【請求項3】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムにおいて、 送信装置は、送信開始後の各無音検出時に同期して所定
    周期、所定パルス幅の第1の同期信号を発生すると共
    に、外部からの制御入力に対しては無音検出中の前記第
    1の同期信号に同期して対応するコード信号を送信し、 受信装置は、受信開始後の各無音検出時に同期して前記
    第1の同期信号と一定の同期関係を有する所定周期、所
    定パルス幅の第2の同期信号を発生すると共に、無音検
    出中における前記第2の同期信号の発生時、及び該区間
    にコード信号が検出された場合は少なくとも該コード信
    号が終了するまでの間、音声系の出力信号をミュート制
    御することを特徴とする無線通信システム。
  4. 【請求項4】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムにおいて、 送信装置は、選択呼出コード信号の送信に同期して所定
    周期、所定パルス幅の第1の同期信号を発生すると共
    に、その後の制御入力に対しては無音検出中の前記第1
    の同期信号に同期して対応するコード信号を送信し、 受信装置は、選択呼出の受付に同期して前記第1の同期
    信号と一定の同期関係を有する所定周期、所定パルス幅
    の第2の同期信号を発生すると共に、無音検出中におけ
    る前記第2の同期信号の発生時、及び該区間にコード信
    号が検出された場合は少なくとも該コード信号が終了す
    るまでの間、音声系の出力信号をミュート制御すること
    を特徴とする無線通信システム。
  5. 【請求項5】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムにおいて、 送信装置は、外部からの制御入力に対応するコード信号
    の送信に先立って特定のアナログ信号を送信し、かつそ
    の後に前記コード信号を送信し、 受信装置は、その受信信号より前記特定のアナログ信号
    を検出して所定時間幅のゲート信号を生成すると共に、
    該ゲート信号により音声系の出力信号をミュート制御
    し、その後に受信されるコード信号の音声系への出力を
    阻止することを特徴とする無線通信システム。
  6. 【請求項6】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムにおいて、 送信装置は特定のアナログ又はコード信号の送信時又は
    入力アナログ信号の無音検出時を契機に、かつ受信装置
    は前記特定のアナログ又はコード信号の受信検出時又は
    受信アナログ信号の無音検出時を契機にして、送信装置
    及び受信装置で相互に一定の同期関係を有する第1,第
    2のクロック信号を夫々に生成し、 送信装置は、外部からの制御入力に対応するコード信号
    をその無音検出中の前記第1のクロック信号に同期して
    送信し、 受信装置は、その無音検出中の前記第2のクロック信号
    に同期して音声系の出力信号のミュート制御を行い、受
    信したコード信号の音声系への出力を阻止することを特
    徴とする無線通信システム。
  7. 【請求項7】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムの前記送信装置にお
    いて、 外部からの制御入力により所定時間幅の特定のアナログ
    信号を発生するアナログ発生部と、 前記アナログ信号の発生後に前記制御入力に対応するコ
    ード信号を発生するコード発生部とを備え、 制御入力に対応するコード信号の送信に先立って特定の
    アナログ信号を送信し、かつその後に前記コード信号を
    送信することを特徴とする送信装置。
  8. 【請求項8】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムの前記受信装置にお
    いて、 受信信号より特定のアナログ信号を検出し、該検出に同
    期して第1のタイミング信号を生成するアナログ検出部
    と、 受信信号よりコード信号を検出し、該コード信号の終了
    に同期して第2のタイミング信号を生成するコード検出
    部と、 前記第1のタイミング信号から第2のタイミング信号ま
    での間、音声系の出力信号をミュート制御するミュート
    回路部とを備えることを特徴とする受信装置。
  9. 【請求項9】 音声系に係るアナログ信号と制御系に係
    るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送信
    装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号と
    制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する受
    信装置とを備える無線通信システムの前記送信装置にお
    いて、 特定のアナログ又はコード信号の送信時又は入力アナロ
    グ信号の無音検出時を契機にして所定周期、所定パルス
    幅の同期信号を発生する同期発生部と、 外部からの制御入力に対応するコード信号を無音検出中
    の前記同期信号に同期して発生するコード発生部とを備
    えることを特徴とする送信装置。
  10. 【請求項10】 音声系に係るアナログ信号と制御系に
    係るコード信号とを単一通信路に載せて無線送信する送
    信装置と、その受信信号より音声系に係るアナログ信号
    と制御系に係るコード信号とを夫々に復調し、出力する
    受信装置とを備える無線通信システムの前記受信装置に
    おいて、 特定のアナログ又はコード信号の受信検出時又は受信ア
    ナログ信号の無音検出時を契機にして送信装置と一定の
    同期関係を有する所定周期、所定パルス幅の同期信号を
    発生する同期発生部と、 受信信号よりコード信号を検出し、該コード信号の終了
    に同期してタイミング信号を生成するコード検出部と、 無音検出中における前記同期信号の発生時、及び該区間
    にコード信号が検出された場合は前記タイミング信号の
    発生時までの間、音声系の出力信号をミュート制御する
    ミュート回路部とを備えることを特徴とする受信装置。
  11. 【請求項11】 コード検出部はコード信号の前部に含
    まれる所定の信号に基づきコード信号のプレ検出を行う
    ことを特徴とする請求項10の受信装置。
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