JP2770346B2 - 音声データ変換方式 - Google Patents
音声データ変換方式Info
- Publication number
- JP2770346B2 JP2770346B2 JP63259210A JP25921088A JP2770346B2 JP 2770346 B2 JP2770346 B2 JP 2770346B2 JP 63259210 A JP63259210 A JP 63259210A JP 25921088 A JP25921088 A JP 25921088A JP 2770346 B2 JP2770346 B2 JP 2770346B2
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- JP
- Japan
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- adpcm
- pcm
- codec
- input
- Prior art date
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- Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ディジタル無線電話装置の音声データ変換
方式に利用する。特に、ADPCM CODEC(adaptive diffe
rential pulse code modu−lation codec、適応差動パ
ルス符号変調コーデック)を使用したディジタル無線電
話装置の音声データ変換方式に関するものである。
方式に利用する。特に、ADPCM CODEC(adaptive diffe
rential pulse code modu−lation codec、適応差動パ
ルス符号変調コーデック)を使用したディジタル無線電
話装置の音声データ変換方式に関するものである。
本発明は音声データ変換方式において、 無線回線が接続されているか否かをスタートコードに
基づいて検出し、その検出結果に基づいて送信ADPCMデ
ータと受信ADPCMデータとを選択して入力ADPCMデータと
してADPCM CODECに与え、また受信PCMデータとクロッ
ク信号を1/2分周した信号とを選択して入力PCMデータと
してPCM CODECに与えて無音状態を出力させることによ
り、 通信開始時、通信中に無線回線が切断されたときおよ
び無線回線が復旧されたときに雑音データを出力するこ
とがなく、かつ通話の最初の部分が切れることがないよ
うにしたものである。
基づいて検出し、その検出結果に基づいて送信ADPCMデ
ータと受信ADPCMデータとを選択して入力ADPCMデータと
してADPCM CODECに与え、また受信PCMデータとクロッ
ク信号を1/2分周した信号とを選択して入力PCMデータと
してPCM CODECに与えて無音状態を出力させることによ
り、 通信開始時、通信中に無線回線が切断されたときおよ
び無線回線が復旧されたときに雑音データを出力するこ
とがなく、かつ通話の最初の部分が切れることがないよ
うにしたものである。
第2図は第一従来例音声データ変換装置のブロック構
成図である。第3図は第二従来例音声データ変換装置の
ブロック構成図である。
成図である。第3図は第二従来例音声データ変換装置の
ブロック構成図である。
従来、ディジタル無線電話装置の音声データ変換方式
は、第2図または第3図に示すものがある。
は、第2図または第3図に示すものがある。
第2図において、送信音声データ101は、PCM CODEC1
1にてPCMデータ103に変換され、さらにADPCM CODEC12
でADPCMデータ108に変換され送信データが生成される。
受信ADPCMデータ109は、ADPCM CODEC12で受信PCMデー
タ104に変換され、PCMCODEC11で受信アナログデータ102
が出力される。
1にてPCMデータ103に変換され、さらにADPCM CODEC12
でADPCMデータ108に変換され送信データが生成される。
受信ADPCMデータ109は、ADPCM CODEC12で受信PCMデー
タ104に変換され、PCMCODEC11で受信アナログデータ102
が出力される。
無通話時には、無線回線は、接続されないので受信デ
ータがなく、ADPCM CODEC12には、有意な受信ADPCMデ
ータが入力されないために、受信PCMデータ104は、雑音
データが出力され続けている。
ータがなく、ADPCM CODEC12には、有意な受信ADPCMデ
ータが入力されないために、受信PCMデータ104は、雑音
データが出力され続けている。
通話を開始すると、無線回線が接続されADPCM CODEC
12には、音声の受信ADPCMデータ109が入力され始める
が、ADPCM CODEC12は、入力が無効なデータから突然音
声のADPCMデータに変化してもADPCM CODEC12内部のレ
ジスタに以前の状態が残っているのですぐに応答できな
い。このために通話開始直後、受話器から大きな不快音
が聞こえる。
12には、音声の受信ADPCMデータ109が入力され始める
が、ADPCM CODEC12は、入力が無効なデータから突然音
声のADPCMデータに変化してもADPCM CODEC12内部のレ
ジスタに以前の状態が残っているのですぐに応答できな
い。このために通話開始直後、受話器から大きな不快音
が聞こえる。
従来、通話開始直後の不快音がなくすために、第2図
に示すようにタイマを有するPCM CODEC制御部24が、CO
DECオン信号212によって通話開始を検出したあと一定時
間PCM CODEC11をパワーダウン状態にして強制的にPCM
CODEC11のアナログ出力を無音状態にして不快音を消
している。
に示すようにタイマを有するPCM CODEC制御部24が、CO
DECオン信号212によって通話開始を検出したあと一定時
間PCM CODEC11をパワーダウン状態にして強制的にPCM
CODEC11のアナログ出力を無音状態にして不快音を消
している。
この場合にADPCM CODEC12に音声データが入力されて
から雑音データ出力がなくなるまでの立上り時間が定か
でないので、タイマ値の設定が問題になる。
から雑音データ出力がなくなるまでの立上り時間が定か
でないので、タイマ値の設定が問題になる。
通話開始直後の不快音をなくす方法として第3図に示
す方法もある。第3図において、セレクタ14は、送信AD
PCMデータ108と受信ADPCMデータ109とが通話状態である
かどうかを示すCODECオン信号212によって選択する。無
通話状態では、ADPCM CODEC12には、送信ADPCMデータ1
08が入力される。無通話状態では、PCM CODEC11の出力
は無音に相当するデータとなりADPCM CODEC12の出力も
無音相当データとなっているので、入力ADPCMデータ104
は無音に相当するADPCMデータになっている。
す方法もある。第3図において、セレクタ14は、送信AD
PCMデータ108と受信ADPCMデータ109とが通話状態である
かどうかを示すCODECオン信号212によって選択する。無
通話状態では、ADPCM CODEC12には、送信ADPCMデータ1
08が入力される。無通話状態では、PCM CODEC11の出力
は無音に相当するデータとなりADPCM CODEC12の出力も
無音相当データとなっているので、入力ADPCMデータ104
は無音に相当するADPCMデータになっている。
通話が開始されるとセレクタ14により入力ADPCMデー
タ110は、受信ADPCMデータ109に切変わる。このときにA
DPCM CODEC12には回線が接続される前から常に無音に
相当するデータが入力されているために、ADPCM CODEC
12は、急に音声のADPCMデータが入力されてもすぐに応
答でき、受信アナログデータ102には雑音は発生しな
い。しかし、通話中に無線回線が切断された場合には、
音声の受信ADPCMデータ104がなくなるために雑音が生じ
る。
タ110は、受信ADPCMデータ109に切変わる。このときにA
DPCM CODEC12には回線が接続される前から常に無音に
相当するデータが入力されているために、ADPCM CODEC
12は、急に音声のADPCMデータが入力されてもすぐに応
答でき、受信アナログデータ102には雑音は発生しな
い。しかし、通話中に無線回線が切断された場合には、
音声の受信ADPCMデータ104がなくなるために雑音が生じ
る。
しかし、このような従来例の音声データ変換方式で
は、ADPCM CODEC12に音声に相当する有効なデータがな
く、雑音データが入力されている状態から突然音声デー
タが入力されはじめた場合に、ADPCM CODEC12はすぐに
応答できないために、通話開始時に受話器から大きな不
快音が聞こえる問題点があった。
は、ADPCM CODEC12に音声に相当する有効なデータがな
く、雑音データが入力されている状態から突然音声デー
タが入力されはじめた場合に、ADPCM CODEC12はすぐに
応答できないために、通話開始時に受話器から大きな不
快音が聞こえる問題点があった。
通話開始直後のノイズをなくすための第2図に示す方
法は、タイマを有するPCM CODEC制御部24が通話開始直
後一定時間PCM CODEC11をパワーダウン状態にして強制
的にPCMCODEC11のアナログ出力を無音状態にしている
が、ADPCM CODEC12が音声データを出力しはじめるまで
の時間が定かでないためにタイマ値の設定が問題点であ
った。あまり長い時間PCM CODEC11をパワーダウン状態
にしておくと通話の最初のところが切れる問題点があっ
た。
法は、タイマを有するPCM CODEC制御部24が通話開始直
後一定時間PCM CODEC11をパワーダウン状態にして強制
的にPCMCODEC11のアナログ出力を無音状態にしている
が、ADPCM CODEC12が音声データを出力しはじめるまで
の時間が定かでないためにタイマ値の設定が問題点であ
った。あまり長い時間PCM CODEC11をパワーダウン状態
にしておくと通話の最初のところが切れる問題点があっ
た。
第3図に示す方法は、通話開始前にADPCM CODEC12の
送信側から出力される無音に相当する送信ADPCMデータ1
08をADPCM CODEC12の受信側に入力しており、通話開始
直後、急に音声の受信ADPCMデータが入力されてもADPCM
CODEC12は、すぐに応答でき通話開始直後に受話器か
ら大きな不快音が聞こえる問題点は発生しない。
送信側から出力される無音に相当する送信ADPCMデータ1
08をADPCM CODEC12の受信側に入力しており、通話開始
直後、急に音声の受信ADPCMデータが入力されてもADPCM
CODEC12は、すぐに応答でき通話開始直後に受話器か
ら大きな不快音が聞こえる問題点は発生しない。
しかし、通話中にフェージングのために、無線回線が
切断された場合に、ADPCM CODEC12には、有意な受信AD
PCMデータ109が入力されないために受信PCMデータ104は
雑音データが出力され、アナログ出力に雑音が発生する
問題点があった。また、無線回線が復旧いても無線回線
断の間ADPCM CODEC12に無意味なデータが入力されてい
るためにADPCM CODEC12はすぐに応答できない問題点が
あった。
切断された場合に、ADPCM CODEC12には、有意な受信AD
PCMデータ109が入力されないために受信PCMデータ104は
雑音データが出力され、アナログ出力に雑音が発生する
問題点があった。また、無線回線が復旧いても無線回線
断の間ADPCM CODEC12に無意味なデータが入力されてい
るためにADPCM CODEC12はすぐに応答できない問題点が
あった。
本発明は上記の欠点を解決するもので、通話開始時、
通話中に無線回線が切断されたときおよび無線回線が復
旧されたときに雑音データが出力されず、かつ通話の最
初の部分が切れることのない音声データ変換方式を提供
することを目的とする。
通話中に無線回線が切断されたときおよび無線回線が復
旧されたときに雑音データが出力されず、かつ通話の最
初の部分が切れることのない音声データ変換方式を提供
することを目的とする。
本発明は、音声データ変換方式において、スタートコ
ードが正しく受信されたか否かを検出する検出回路と、
クロック信号を1/2分周して分周信号を出力する1/2分周
器と、上記検出回路の検出出力に基づいて送信ADPCMデ
ータと他局からの受信ADPCMデータとを選択して入力ADP
CMデータとしてADPCM CODECに与える第一のセレクタ
と、上記検出回路の検出出力に基づいて受信PCMデータ
と上記分周信号とを選択して入力PCMデータとしてPCM
CODECに与える第二のセレクタとを備えたことを特徴と
する。
ードが正しく受信されたか否かを検出する検出回路と、
クロック信号を1/2分周して分周信号を出力する1/2分周
器と、上記検出回路の検出出力に基づいて送信ADPCMデ
ータと他局からの受信ADPCMデータとを選択して入力ADP
CMデータとしてADPCM CODECに与える第一のセレクタ
と、上記検出回路の検出出力に基づいて受信PCMデータ
と上記分周信号とを選択して入力PCMデータとしてPCM
CODECに与える第二のセレクタとを備えたことを特徴と
する。
検出回路は無線回線が接続されているか否かを判断す
るために受信データのスタートコードが正しく受信され
ているか否かを検出する。スタートコードが正しく受信
されていて無線回線が接続されている場合には、第一の
セレクタは他局からの受信ADPCMデータを選択し入力ADP
CMデータとしてADPCM CODECに与え、また第二のセレク
タは受信PCMデータを選択し入力PCMデータとしてPCM C
ODECに与えて受信アナログデータを出力させる。スター
トコードが正しく受信されず無線回線が接続されていな
い場合には、第一のセレクタは送信ADPCMデータを選択
し入力ADPCMデータとしてADPCM CODECに与え、また第
二のセレクタは1/2分周器の分周信号を選択し入力PCMデ
ータとしてPCM CODECに与えて無音を出力させる。以上
の動作により通話開始時、通話中に無線回線が切断され
たときおよび無線回線が復旧されたときに雑音データが
出力されず、かつ通話の最初の部分が切れることがな
い。第一のセレクタと第二のセレクタとを設けることに
よりセレクタの切替え直後の雑音データの出力を防止で
きる。
るために受信データのスタートコードが正しく受信され
ているか否かを検出する。スタートコードが正しく受信
されていて無線回線が接続されている場合には、第一の
セレクタは他局からの受信ADPCMデータを選択し入力ADP
CMデータとしてADPCM CODECに与え、また第二のセレク
タは受信PCMデータを選択し入力PCMデータとしてPCM C
ODECに与えて受信アナログデータを出力させる。スター
トコードが正しく受信されず無線回線が接続されていな
い場合には、第一のセレクタは送信ADPCMデータを選択
し入力ADPCMデータとしてADPCM CODECに与え、また第
二のセレクタは1/2分周器の分周信号を選択し入力PCMデ
ータとしてPCM CODECに与えて無音を出力させる。以上
の動作により通話開始時、通話中に無線回線が切断され
たときおよび無線回線が復旧されたときに雑音データが
出力されず、かつ通話の最初の部分が切れることがな
い。第一のセレクタと第二のセレクタとを設けることに
よりセレクタの切替え直後の雑音データの出力を防止で
きる。
本発明の実施例について図面を参照して説明する。第
1図は本発明一実施例音声データ変換装置のブロック構
成図である。第1図において、音声データ変換装置は、
入力するクロック信号105に基づいて同期をとり、送信
アナログデータ101を入力して送信PCMデータ103を出力
し、また入力PCMデータ107を入力して受信アナログデー
タ102を出力するPCM CODEC11と、送信PCMデータ103を
入力して他局に送信ADPCMデータ108を送出し、また入力
ADPCMデータ110を入力して受信PCMデータ104を出力する
ADPCM CODEC12とを備える。
1図は本発明一実施例音声データ変換装置のブロック構
成図である。第1図において、音声データ変換装置は、
入力するクロック信号105に基づいて同期をとり、送信
アナログデータ101を入力して送信PCMデータ103を出力
し、また入力PCMデータ107を入力して受信アナログデー
タ102を出力するPCM CODEC11と、送信PCMデータ103を
入力して他局に送信ADPCMデータ108を送出し、また入力
ADPCMデータ110を入力して受信PCMデータ104を出力する
ADPCM CODEC12とを備える。
ここで本発明の特徴とするところは、無線回線が接続
されているか否かを検出する手段として受信データ112
のスタートコードを検出するスタートコード検出回路13
と、クロック信号105を1/2分周して分周信号106を出力
する1/2分周器16と、検出回路13の検出出力であるスタ
ート検出信号111に基づいて送信ADPCMデータ108と他局
からの受信ADPCMデータ109とを選択して入力ADPCMデー
タ110としてADPCM CODEC12に与える第一のセレクタと
してセレクタ14と、スタートコード検出信号111に基づ
いて受信PCMデータ104と分周信号106とを選択して入力P
CMデータ107としてPCM CODEC11に与える第二のセレク
タとしてセレクタ15とを備えたことにある。
されているか否かを検出する手段として受信データ112
のスタートコードを検出するスタートコード検出回路13
と、クロック信号105を1/2分周して分周信号106を出力
する1/2分周器16と、検出回路13の検出出力であるスタ
ート検出信号111に基づいて送信ADPCMデータ108と他局
からの受信ADPCMデータ109とを選択して入力ADPCMデー
タ110としてADPCM CODEC12に与える第一のセレクタと
してセレクタ14と、スタートコード検出信号111に基づ
いて受信PCMデータ104と分周信号106とを選択して入力P
CMデータ107としてPCM CODEC11に与える第二のセレク
タとしてセレクタ15とを備えたことにある。
このような構成の音声データ変換装置の動作について
説明する。第1図において、スタートコード検出回路13
は、他局からの受信データ112をチェックしスタートコ
ードが正しく受信されたことが確認された場合にスター
ト検出信号111を出力する。
説明する。第1図において、スタートコード検出回路13
は、他局からの受信データ112をチェックしスタートコ
ードが正しく受信されたことが確認された場合にスター
ト検出信号111を出力する。
セレクタ14は、スタート検出信号111により送信ADPCM
データ108か受信ADPCMデータ109かを選択する。
データ108か受信ADPCMデータ109かを選択する。
セレクタ15は、スタート検出信号111により受信PCMデ
ータ104か分周信号106かを選択できる。
ータ104か分周信号106かを選択できる。
1/2分周器16は、PCM CODEC11に入力されるクロック
信号105を1/2分周し無音に相当するPCMデータを生成す
る。
信号105を1/2分周し無音に相当するPCMデータを生成す
る。
無線回線が接続されていない場合には、他局からのデ
ータを受信できないのでスタートコード検出回路13で受
信データ112からスタートコードを検出することができ
ず、スタートコードの検出を示すスタート検出信号111
が出力されない。このときにADPCM CODEC12に入力され
る入力ADPCMデータ110は、スタート検出信号111に制御
されたセレクタ14を通して送信ADPCMデータ108になって
おり、PCM CODEC11に入力される入力PCMデータ107は、
スタート検出信号111に制御されたセレクタ15を通して1
/2分周器16が生成する無音に相当するPCMデータになっ
ている。このために受信アナログデータ102は無音とな
り雑音を発生しない。
ータを受信できないのでスタートコード検出回路13で受
信データ112からスタートコードを検出することができ
ず、スタートコードの検出を示すスタート検出信号111
が出力されない。このときにADPCM CODEC12に入力され
る入力ADPCMデータ110は、スタート検出信号111に制御
されたセレクタ14を通して送信ADPCMデータ108になって
おり、PCM CODEC11に入力される入力PCMデータ107は、
スタート検出信号111に制御されたセレクタ15を通して1
/2分周器16が生成する無音に相当するPCMデータになっ
ている。このために受信アナログデータ102は無音とな
り雑音を発生しない。
無線回線が接続され、他局からのデータが受信される
と、スタートコード検出回路13でスタートコードが検出
され、スタート検出信号111が出力される。スタート検
出信号111がある場合には、セレクタ14は受信ADPCMデー
タ109をADPCM CODEC12に入力し、セレクタ15はADPCM
CODEC12で変換された受信PCMデータ104をPCM CODEC11
に入力する。受信アナログデータ102には受信ADPCMデー
タ109に相当する音声データが出力される。
と、スタートコード検出回路13でスタートコードが検出
され、スタート検出信号111が出力される。スタート検
出信号111がある場合には、セレクタ14は受信ADPCMデー
タ109をADPCM CODEC12に入力し、セレクタ15はADPCM
CODEC12で変換された受信PCMデータ104をPCM CODEC11
に入力する。受信アナログデータ102には受信ADPCMデー
タ109に相当する音声データが出力される。
ADPCM CODEC12の入力ADPCMデータ110は、無線回線が
接続されるまでは送信アナログデータ101が変換された
送信ADPCMデータ108で、無線回線が接続されると受信AD
PCMデータ109となり、したがって、ADPCM CODEC12に
は、常に音声のデータが入力されることとなり、ADPCM
CODEC12の無入力状態からの応答の遅れによる雑音は
生じない。
接続されるまでは送信アナログデータ101が変換された
送信ADPCMデータ108で、無線回線が接続されると受信AD
PCMデータ109となり、したがって、ADPCM CODEC12に
は、常に音声のデータが入力されることとなり、ADPCM
CODEC12の無入力状態からの応答の遅れによる雑音は
生じない。
以上説明したように、本発明は、無線回線が接続され
音声の受信ADPCMデータが到来しはじめた直後もADPCM
CODECの応答の遅れによる雑音を発生しない優れた効果
がある。受信データにスタートコードが検出できるかど
うかを示すスタート検出信号によって制御しており、通
話開始前および通話中にも他局からのデータが受信でき
なくなると、送信側には影響を与えずに受信アナログデ
ータを無音状態にできる利点がある。
音声の受信ADPCMデータが到来しはじめた直後もADPCM
CODECの応答の遅れによる雑音を発生しない優れた効果
がある。受信データにスタートコードが検出できるかど
うかを示すスタート検出信号によって制御しており、通
話開始前および通話中にも他局からのデータが受信でき
なくなると、送信側には影響を与えずに受信アナログデ
ータを無音状態にできる利点がある。
第1図は本発明一実施例音声データ変換装置のブロック
構成図。 第2図は第一従来例音声データ変換装置のブロック構成
図。 第3図は第二従来例音声データ変換装置のブロック構成
図。 11……PCM CODEC、12……ADPCM CODEC、13……スター
トコード検出回路、14、15……セレクタ、16……1/2分
周器、23……送受信制御部、24……PCM CODEC制御部、
101……送信アナログデータ、102……受信アナログデー
タ、103……送信PCMデータ、104……受信PCMデータ、10
5……クロック信号、106……分周信号、107……入力PCM
データ、108……送信ADPCMデータ、109……受信ADPCMデ
ータ、110……入力ADPCMデータ、111……スタート検出
信号、112……受信データ、212……CODECオン信号、213
……パワーダウン信号。
構成図。 第2図は第一従来例音声データ変換装置のブロック構成
図。 第3図は第二従来例音声データ変換装置のブロック構成
図。 11……PCM CODEC、12……ADPCM CODEC、13……スター
トコード検出回路、14、15……セレクタ、16……1/2分
周器、23……送受信制御部、24……PCM CODEC制御部、
101……送信アナログデータ、102……受信アナログデー
タ、103……送信PCMデータ、104……受信PCMデータ、10
5……クロック信号、106……分周信号、107……入力PCM
データ、108……送信ADPCMデータ、109……受信ADPCMデ
ータ、110……入力ADPCMデータ、111……スタート検出
信号、112……受信データ、212……CODECオン信号、213
……パワーダウン信号。
Claims (1)
- 【請求項1】入力するクロック信号に基づいて同期をと
り、送信アナログデータを入力して送信PCMデータを出
力し、また入力PCMデータを入力して受信アナログデー
タを出力するPCM CODECと、 上記送信PCMデータを入力して他局に送信ADPCMデータを
送出し、また入力ADPCMデータを入力して受信PCMデータ
を出力するADPCM CODECと を備えた音声データ変換方式において、 上記クロック信号を1/2分周して分周信号を出力する1/2
分周器と、 スタートコードが正しく受信されたか否かを検出する検
出回路と、 上記検出回路の検出出力に基づいて上記送信ADPCMデー
タと他局からの受信ADPCMデータとを選択して上記入力A
DPCMデータとして上記ADPCM CODECに与える第一のセレ
クタと、 上記検出回路の検出出力に基づいて上記受信PCMデータ
と上記分周信号とを選択して上記入力PCMデータとして
上記PCM CODECに与える第二のセレクタと を備えたことを特徴とする音声データ変換方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259210A JP2770346B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 音声データ変換方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259210A JP2770346B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 音声データ変換方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02105645A JPH02105645A (ja) | 1990-04-18 |
JP2770346B2 true JP2770346B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=17330923
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63259210A Expired - Lifetime JP2770346B2 (ja) | 1988-10-13 | 1988-10-13 | 音声データ変換方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2770346B2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-13 JP JP63259210A patent/JP2770346B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02105645A (ja) | 1990-04-18 |
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