JPH08242143A - チューニング回路 - Google Patents

チューニング回路

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JPH08242143A
JPH08242143A JP4375395A JP4375395A JPH08242143A JP H08242143 A JPH08242143 A JP H08242143A JP 4375395 A JP4375395 A JP 4375395A JP 4375395 A JP4375395 A JP 4375395A JP H08242143 A JPH08242143 A JP H08242143A
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JP
Japan
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tuning
circuit
tuner
filter
low
Prior art date
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Pending
Application number
JP4375395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuki Matsumoto
一樹 松本
Hidetoshi Sumi
秀敏 隅
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Publication of JPH08242143A publication Critical patent/JPH08242143A/ja
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、S/N比の低下を招かず妨害電波
(ビート等)の影響も受けることもなくチューニング速
度の高速化を図ることができるチューニング回路を提供
する。 【構成】 本発明は、チューナー2と、このチューナー
2からのチューニング出力信号を増幅する中間周波増幅
回路3とを有するチューニング回路において、複数の時
定数のローパスフィルタを切り替え可能に備えたフィル
タ回路4と、チューニング指示信号に基づきフィルタ回
路4に時定数制御信号を送りチューナー2の状態に応じ
た最適の時定数のローパスフィルタに切り替えて前記チ
ューナー2に最適のチューニング電圧を出力させるとと
もに、中間周波増幅回路3からのAFT信号を基にフィ
ルタ回路4のローパスフィルタを最大の時定数のローパ
スフィルタに切り替えチューニング電圧のリップルを低
減させるチューニング制御回路6とを設けたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チューニング回路に関
し、より詳しくは、テレビジョン、ラジオ、無線機器等
におけるボルテージ・シンセサイザ・チューニングシス
テムに適用されるチューニング回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のボルテージ・シンセサイザ・チュ
ーニングシステムにおいては、受信中におけるS/N比
の向上や妨害電波(ビート等)の低減を行うために、チ
ューニング電圧のリップルを減らすべく時定数の大きい
ローパスフィルタ等を通してチューナーにチューニング
電圧を加えなければならなかった。このため、コントロ
ール電圧に対するチューナーの応答速度が遅くなってし
まい、チューニング速度の低下を招くという問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたものであり、受信中におけるS/N比の
低下を招かず妨害電波(ビート等)の影響も受けること
もなくチューニング速度の高速化を図ることができるチ
ューニング回路を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
受信信号のチューニングを行うチューナーと、このチュ
ーナーからのチューニング出力信号を増幅する中間周波
増幅回路とを有するチューニング回路において、複数の
時定数のローパスフィルタを切り替え可能に備えたフィ
ルタ回路と、チューニング指示信号に基づき前記フィル
タ回路に時定数制御信号を送り前記チューナーの状態に
応じた最適の時定数のローパスフィルタに切り替えて前
記チューナーに最適のチューニング電圧を出力させるチ
ューニング制御回路とを設けたものである。
【0005】請求項2記載の発明は、受信信号のチュー
ニングを行うチューナーと、このチューナーからのチュ
ーニング出力信号を増幅する中間周波増幅回路とを有す
るチューニング回路において、複数の時定数のローパス
フィルタを切り替え可能に備えたフィルタ回路と、チュ
ーニング指示信号に基づき前記フィルタ回路に時定数制
御信号を送り前記チューナーの状態に応じた最適の時定
数のローパスフィルタに切り替えて前記チューナーに最
適のチューニング電圧を出力させるとともに、前記中間
周波増幅回路からのAFT信号を基に前記フィルタ回路
のローパスフィルタを最大の時定数のローパスフィルタ
に切り替えチューニング電圧のリップルを低減させるチ
ューニング制御回路とを設けたものである。
【0006】
【作用】請求項1記載のチューニング回路におけるチュ
ーニング制御回路は、チューニング指示信号に基づき複
数の時定数のローパスフィルタを切り替え可能に備えた
フィルタ回路に対して時定数制御信号を送り、前記チュ
ーナーの状態に応じた最適の時定数のローパスフィルタ
に切り替えて当該ローパスフィルタから前記チューナー
に最適のチューニング電圧を出力させる。これにより、
チューニング速度の高速化を図ることができる。
【0007】請求項2記載のチューニング回路によれ
ば、請求項1記載のチューニング回路の作用に加えて、
チューニング制御回路が中間周波増幅回路からのAFT
信号を基に前記フィルタ回路のローパスフィルタを最大
の時定数のローパスフィルタに切り替えチューニング電
圧のリップルを低減させるので、受信中におけるS/N
比の低下を招かず妨害電波(ビート等)の影響を受ける
ことが無くなる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を詳細に説明する。
【0009】図1に示す本実施例のチューニング回路
は、送信されてくる電波を受信するアンテナ1からの受
信信号のチューニングを行うチューナー2と、このチュ
ーナー2からのチューニング出力信号を増幅する中間周
波増幅回路3と、複数の時定数のローパスフィルタを切
り替え可能に備えたフィルタ回路4と、PWM端子から
PWM(パルス幅変調)信号をフィルタ回路4に送ると
ともに、チューニングスイッチ5からのチューニング指
示信号に基づき前記フィルタ回路4に時定数制御信号を
送り前記チューナー2の状態に応じた最適の時定数のロ
ーパスフィルタに切り替えて前記チューナー2に最適の
チューニング電圧を出力させるチューニング制御回路6
と、前記フィルタ回路4からのチューニング電圧を増幅
して前記チューナー2に入力するアンプ7とを有してい
る。また、前記チューニング制御回路6は、中間周波増
幅回路3からのAFT(Automatic Fine
Tuning)信号を基に前記フィルタ回路4の動作
を自動的に停止させた後、最大の時定数のローパスフィ
ルタに切り替えてこのローパスフィルタからリップルを
低減させたチューニング電圧を出力させるようになって
いる。
【0010】図1に示すチューニング回路の動作を以下
に説明する。アンテナ1、チューナー2による受信動作
中においては、前記フィルタ回路4において最大の時定
数のローパスフィルタが設定され、このとき、フィルタ
回路4から出力されるチューニング電圧のリップルは最
小になっている。
【0011】ここで、チューニングスイッチ5が押され
ると、チューニング指示信号がチューニング制御回路6
に入力され、チューニング制御回路6は時定数制御信号
をフィルタ回路4に送って前記チューナー2の状態(受
信中、チューニング中、選局バンド等の状態)に応じた
最適の時定数のローパスフィルタに切り替え、当該ロー
パスフィルタから前記アンプ7を介してチューナー2に
最適のチューニング電圧を出力させる。これにより、こ
の時のチューニング速度の高速化を図ることができる。
【0012】次に、チューニング制御回路6が中間周波
増幅回路3からのAFT信号を検出し、前記フィルタ回
路4の動作を自動停止した後このフィルタ回路4のロー
パスフィルタを最大の時定数のローパスフィルタに切り
替える。これにより、フィルタ回路4から出力されるチ
ューニング電圧のリップルを低減させることができ、ア
ンテナ1、チューナー2による受信動作中におけるS/
N比の低下を招かず妨害電波(ビート等)の影響を受け
ることも無くなる。
【0013】次に本発明の他の実施例について図2を参
照して説明する。尚、図2に示すチューニング回路にお
いて、図1に示すチューニング回路と同一の要素には同
一の符号を付して示す。
【0014】図2に示すチューニング回路は、図1に示
すチューニング回路のフィルタ回路4、チューニング制
御回路6の代りに、複数の時定数のローパスフィルタ1
3乃至15を備えたフィルタ回路12と、チューニング
指示信号に基づき前記フィルタ回路12の各ローパスフ
ィルタ13乃至15のうちの前記チューナー2の状態に
応じた最適の時定数のローパスフィルタ13乃至15を
選択的に動作させる選択信号を前記フィルタ回路12に
送って前記チューナー2に最適のチューニング電圧を出
力させるチューニング制御回路11とを設けたことが特
徴である。
【0015】前記チューニング制御回路11は、PWM
1 端子乃至PWM3 端子からなる3個の端子から各々ロ
ーパスフィルタ13乃至15を動作させる選択信号を送
り出すようになっている。尚、フィルタ回路12におい
ては、例えばローパスフィルタ13が動作するとき、残
余のローパスフィルタ114、15は電気的に解放(オ
ープン)されるように構成している。
【0016】前記ローパスフィルタ13は抵抗R1 、コ
ンデンサC1 により、ローパスフィルタ14は抵抗
2 、コンデンサC2 により、ローパスフィルタ15は
抵抗R3、コンデンサC3 により各々構成している。ま
た、ローパスフィルタ13乃至15の各時定数は、ロー
パスフィルタ13の時定数をr1 1 、ローパスフィル
タ14の時定数をr2 2 、ローパスフィルタ14の時
定数をr3 3 に設定している。そして、例えば、r1
1 >r2 2 >r3 3 としている。ここに、r 1
至r3 は抵抗R1 乃至抵抗R3 の各抵抗値、c1 乃至c
3 はコンデンサC1乃C3 の各容量値である。
【0017】ここで、ローパスフィルタ13乃至15の
各時定数r1 1 、r2 2 、r33 は、チューナー
2のチューニング動作中においては、LCMや自動停止
回路等のマスタークロックを使用する回路が誤動作しな
い程度にチューニング制御回路11からの各選択信号を
平滑化できる値に設定される。即ち、チューニング回路
を実際に動作させ、マスタークロック出力と、マスター
クロックで動作させる回路が誤動作しないレベル及びそ
のばらつき分を見極めた値に設定される。
【0018】また、チューナー2のチューニング選局後
においては、チューナー2側の温度変化等による大きな
周波数のずれに対し、自動的にずれ分を補償する(AF
C)ように、チューニング制御回路11から出力される
選択信号のデューティの変化がチューナー2の周波数の
ずれに対して追従可能な値に設定される。この場合、自
動的に周波数のずれ分を補償するAFC回路の時定数よ
り小さい値にすることが必要である。理想的には、この
チューニング回路を用いたテレビジョンの画面にビート
が見えないような値、即ち、NTSC方式のテレビジョ
ンの場合、フィールド周波数が60Hzであるため、前
記時定数は1/2×π×60=2500μs以上に設定
される。
【0019】図2に示すチューニング回路によれば、チ
ューニング制御回路11が、チューニング指示信号に基
づきPWM1 端子乃至PWM3 端子のいずれかから前記
フィルタ回路12の各ローパスフィルタ13乃至15の
うちの前記チューナー2の状態に応じた最適の時定数の
ローパスフィルタ13乃至15のいずれかを動作させる
選択信号を送り、前記チューナー2に最適のチューニン
グ電圧を出力させるので、図1に示すチューニング回路
と同様チューニング速度の高速化を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、チューニ
ング速度の高速化を図ることができるチューニング回路
を提供することができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、チューニン
グ速度の高速化を図ることができるとともに、受信中に
おけるS/N比の低下を招かず妨害電波(ビート等)の
影響を受けることが無いチューニング回路を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のチューニング回路の実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明のチューニング回路の他の実施例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ 2 チューナー 3 中間周波増幅回路 4 フィルタ回路 5 チューニングスイッチ 6 チューニング制御回路 7 アンプ 11 チューニング制御回路 12 フィルタ回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューナーからのチューニング出力信号
    を増幅する中間周波増幅回路とを有するチューニング回
    路において、複数の時定数のローパスフィルタを切り替
    え可能に備えたフィルタ回路と、チューニング指示信号
    に基づき前記フィルタ回路に時定数制御信号を送り前記
    チューナーの状態に応じた最適の時定数のローパスフィ
    ルタに切り替えて前記チューナーに最適のチューニング
    電圧を出力させるチューニング制御回路とを設けたこと
    を特徴とするチューニング回路。
  2. 【請求項2】 チューナーからのチューニング出力信号
    を増幅する中間周波増幅回路とを有するチューニング回
    路において、複数の時定数のローパスフィルタを切り替
    え可能に備えたフィルタ回路と、チューニング指示信号
    に基づき前記フィルタ回路に時定数制御信号を送り前記
    チューナーの状態に応じた最適の時定数のローパスフィ
    ルタに切り替えて前記チューナーに最適のチューニング
    電圧を出力させるとともに、前記中間周波増幅回路から
    のAFT信号を基に前記フィルタ回路のローパスフィル
    タを最大の時定数のローパスフィルタに切り替えチュー
    ニング電圧のリップルを低減させるチューニング制御回
    路とを設けたことを特徴とするチューニング回路。
JP4375395A 1995-03-03 1995-03-03 チューニング回路 Pending JPH08242143A (ja)

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JP4375395A JPH08242143A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 チューニング回路

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JP4375395A JPH08242143A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 チューニング回路

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JP4375395A Pending JPH08242143A (ja) 1995-03-03 1995-03-03 チューニング回路

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JP (1) JPH08242143A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006196935A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Nec Saitama Ltd 携帯電話装置
JP2009005021A (ja) * 2007-06-20 2009-01-08 Panasonic Corp 無線通信端末装置及び自動周波数制御方法

Cited By (2)

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JP2006196935A (ja) * 2005-01-11 2006-07-27 Nec Saitama Ltd 携帯電話装置
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