JPH0824174A - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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Publication number
JPH0824174A
JPH0824174A JP16162894A JP16162894A JPH0824174A JP H0824174 A JPH0824174 A JP H0824174A JP 16162894 A JP16162894 A JP 16162894A JP 16162894 A JP16162894 A JP 16162894A JP H0824174 A JPH0824174 A JP H0824174A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blower
vacuum cleaner
rib
dust collecting
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16162894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Mitsueda
寛文 光枝
Hidetoshi Fukuoka
秀俊 福岡
Koichi Nakai
康一 中井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Publication of JPH0824174A publication Critical patent/JPH0824174A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気掃除機に関し、簡単な構成で騒音の低減
を図れるようにした電気掃除機の提供を目的とする。 【構成】 吸気口を有する上面が開口した集塵部1と、
この集塵部1の開口に尾錠にて着脱自在に固定され送風
機2を内蔵した本体部3と、この本体部3の外周部に形
成される排気口18と、本体部3の内部空間に配設され
る消音材19と、を有する電気掃除機において、本体部
3内に送風機2の排気路を屈曲させるリブ20を設ける
と共に、このリブ20によって消音材19を位置決し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気掃除機に係り、特
に簡単な構成で騒音の低減を図れるようにした電気掃除
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば実開昭56−6347号公報に
は、集塵部と、これの上側に配置され、送風機を内蔵し
た本体部とが1対の尾錠で互いに分解可能に固定され、
前記本体部が集塵部の上面を覆う下ケースと、下ケース
の上側に固定された伏鉢状の上ケースとを有し、上ケー
スと下ケースとの間に排気口を形成した電気掃除機が示
されている。
【0003】この従来例では、上ケース内に配置された
送風機の運転騒音が排気口からもれることを防止するた
め、下ケースから排気口よりも高く連出したリブを設
け、送風機からの排気流がそのリブを迂回して流れるよ
うにして、送風機の運転騒音が直接に排気口に達しない
ようにしている。
【0004】又、この従来例では、上ケース内の排気口
の近傍に消音材が配置され、前記リブの外側で上ケース
から下ケースに消音材を保持するリブを設けているが、
この消音材と上ケースとの間に排気口に連通する隙間が
形成されている。更に、上記尾錠は下ケースの周縁部に
係脱されるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来例では、消音
材を保持するリブと排気流を迂回させるためのリブとが
別々に設けられているので、構造が複雑であり、又、消
音材と上ケースとの間の隙間から騒音が漏れるので、防
音性能を高める上では大きな不満が残される。
【0006】本発明に係る第1の電気掃除機は、上記の
事情を鑑みてなされたものであり、簡単な構成で騒音の
低減を図れるようにした電鍍掃除機を提供することを目
的とするものである。
【0007】又、上記従来例では、下ケースの周縁部の
尾錠の係合爪が係脱される部分が弱く、変形し易い上、
係合爪が排気口に露出しているため、モータのカーボン
ブラシの磨耗屑など排気に混入している異物が係合爪に
付着し、係合爪が汚れるという問題もある。
【0008】本発明に係る第2の電気掃除機は、本発明
の第1の電気掃除機の目的に加えて、尾錠の係合部の変
形を防止できると共に、尾錠の係合爪の汚れを防止でき
るようにした電気掃除機を提供することを目的とするも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の電気
掃除機は、吸気口を有する上面が開口した集塵部と、こ
の集塵部の開口に尾錠にて着脱自在に固定され送風機を
内蔵した本体部と、この本体部の外周部に形成される排
気口と、前記本体部の内部空間に配設される消音材と、
を有する電気掃除機において、上記目的を達成するた
め、次のような手段を講じている。即ち、前記本体部内
に送風機の排気路を屈曲させるリブを設けると共に、こ
のリブによって前記消音材が位置決めされることを特徴
とする電気掃除機である。
【0010】又、本発明の第2の電気掃除機は、前記本
発明の第1の電気掃除機を前提にして、上記目的を達成
するため、前記本体部が上ケースと下ケースを備え、前
記上ケースが、前記集塵部に支持させた尾錠の係合爪が
係脱される係合部と、この係合部から下ケースまで延出
され、平面投影形状が前記係合爪よりも周方向及び径方
向に広幅なロ字形に形成された補強部とを備えることを
特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明においては、送風機の排気路を屈曲させ
るリブを設けることにより、送風機の騒音が排気口に直
進して排気口から放出されることが防止され、又、リブ
から排気口への排気路を全面的に横断する消音材が設け
られるので、送風機の排気はリブを迂回し、必ず排気路
の消音材を通り、消音材で騒音を減衰されてから排気口
に流れる。
【0012】更に、本発明においては、消音材がリブに
よって位置決めされるので、消音材を保持するためのリ
ブを省略して構成を簡単にできる。
【0013】特に、本発明に係る第2の電気掃除機によ
れば、係合部が補強部によって補強されるとともに、係
止爪から係合部に作用する力が補強部を介して下ケース
に広範囲に分散されて受け止められるので、係合部の変
形を防止でき、変形による係合力の低下を防止できる。
【0014】また、補強部によって係止爪が内側から覆
われるため、尾錠の係止爪が補強部によって排気流から
遮断されるので、尾錠の係止部が排気によって汚される
ことを防止できる。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説
明すれば、以下の通りである。図1、図3の断面図及び
図4の正面図に示す本発明の一実施例に係る電気掃除機
は、集塵部1と、これの上側に配置され、送風機2を内
蔵した本体部3とが1対の尾錠4で互いに分解可能に固
定される。
【0016】図2の正面図に示すように、前記集塵部1
は下部に移動用の自在車輪5を備え、その周壁6に設け
た吸気口7に差し込まれた吸込ホースを引っ張ることに
より牽引される。又、図1に示すように、集塵部1の上
面は開口され、その開口から集塵袋8を出し入れできる
ようにしている。
【0017】上記本体部3は、集塵部1の上面開口に装
着される下ケース9と、下ケース9の上面にビス止めさ
れる送風機カバー10と、下ケース9及び送風機カバー
10を上側から覆い、送風機カバー10にビス止めされ
る上ケース11とを備え、下ケース9の中央部に設けた
段落ち部12とこの段落ち部12上に配設され、下ケー
ス9にビスで固定される伏せ鉢状の送風機カバー10の
間に送風機2を収容する送風機室13が形成される。
【0018】集塵部1内の集塵室14と送風機室13と
は段落ち部12に形成した通風口15により連通させて
あり、送風機室13と本体部3内とは送風機カバー10
の周壁下部に開口させた通風口16により連通させてあ
る。
【0019】上ケース11と送風機カバー10との間の
空間は消音室17であり、この消音室17は、上ケース
11と下ケース9との間にほぼ全周にわたって形成した
排気口18を介して外部に連通させてある。
【0020】上記消音室17には、全体的に通気性を有
する消音材19が充填され、集塵室14から通風口15
を経て送風機室13に送風機2が吸引した空気は、送風
機2から噴き出されて送風機室13から通風口16を経
て消音室17に流入し、消音材19を通過して排気口1
8から外部に排出される。
【0021】上記消音室17内には、下ケース9の上面
から送風機カバー10の通風口16及び排気口18より
も高く立ち上がるリブ20が設けられる。このリブ20
は下ケース9と一体に形成したり、下ケース9及び送風
機カバー10と別体に形成したりしてもよいが、この実
施例では、組立作業性を高めるために送風機ケース10
と一体的に形成している。
【0022】又、このリブ20は通風口16から消音室
17の消音材19を通過して排気口18に至る排気路を
屈曲させるように設けてあればよく、排気口18の開口
部の高さよりリブ20の高さを高くしている。そして、
この実施例では送風機カバー10及びリブ20を形成す
る金型の形状を簡単にするため、送風機カバー10の全
周囲にわたって連続させている。
【0023】そして、上記消音材19はこのリブ20の
外側の部分19aと内側の部分19bとに分割して形成
され、外側の部分19aはこのリブ20と上ケース11
とによって位置決めされ、内側の部分19bはこのリブ
20と送風機カバー10とによって位置決めされる。
【0024】図3の断面図に示すように、上記尾錠4は
前記集塵部1の上方外面に一対支持され、上記上ケース
11にはこの尾錠4の係合爪21が係脱される係合部2
2と、この係合部22から下ケース9まで延出され、図
4に示すように、平面投影形状が前記係合爪21よりも
周方向及び径方向に広幅なロ字形に形成された補強部2
3とが設けられている。
【0025】なお、図3に示すように、上記下ケース9
には、後側の尾錠4の内側に位置して圧力設定弁24を
設けて、集塵室14の内圧が所定値以下になるとこの圧
力設定弁24を開弁させて送風機2の送風量の低下を防
止し、送風機2が過熱することを防止するようにしてい
る。
【0026】この電気掃除機においては、送風機2を作
動させると、集塵室14内の空気が通気口15を通って
送風機室13内の送風機2に吸引され、送風機から送風
機室13に噴き出された空気が通気口16を経て消音室
17に圧入され、消音室17内の消音材19の中をリブ
20を迂回しながら通って排気口18から排出される。
【0027】送風機室13内で発生する送風機2の運転
騒音は、気流に乗って送風機室13から排気口18に向
かうが、リブ20によって排気口18に直進することは
なく、強力なエネルギーを有する騒音が排気口18に直
進して放散されることが防止される。又、上記消音材1
9は消音室17の全体にわたって充填してあるので、騒
音エネルギーを帯びた気流は排気口18に達する前に確
実にこの消音材19を通ることになり、消音材19の消
音作用によって騒音エネルギーが大幅に減衰されてから
排気口18から放出される。しかも、この気流はリブ2
0を迂回するために流路長が通気口16と排気口18と
の直線距離よりも長くなるので、一層大幅に騒音エネル
ギーを減衰されてから排気口18から放出され、その結
果、電気掃除機から周囲に放散される騒音量及び騒音レ
ベルを著しく低くすることができるのである。
【0028】更に、リブ20を消音材19の位置決めに
利用しているので、消音材19の位置決めのために特別
のリブを設ける必要がなくなり、構成を簡単にして、安
価に製造できる共に、送風機2の風圧によって消音材1
9が移動することを長期間にわたって防止することがで
き、消音材19の移動による消音能力の低下を長期間に
わたって防止することができる。
【0029】また、この実施例では、上ケース11に設
けた補強部23によって係合爪21から係合部22に作
用する締め付け力が分散されるので、尾錠4の締め付け
によって上ケース11が変形することを防止でき、長期
間にわたって尾錠4の締め付け力を安定させることがで
きる。
【0030】更に、この補強部23の平面投影形状が前
記係合爪21よりも周方向に広幅なロ字形に形成してい
るので、消音室17の気流がこの補強部23及び係合部
22によって遮断されて尾錠4の係合爪21に吹き当た
らなくなる。その結果、送風機2のモータのカーボンブ
ラシの磨耗屑などの異物が係合爪21に付着する恐れが
なくなる。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の第1の
電気掃除機は、本体部内に送風機の排気路を屈曲させる
リブを設けると共に、このリブによって位置決めされ、
リブから排気口への排気路を全面的に横断する消音材を
設けたので、送風機カバーから放散される騒音がエネル
ギーを減殺されることなく排気口に直進して周囲に放散
されることがリブによって防止され、又、このリブを迂
回する排気路に設けた消音材を通過することによりエネ
ルギーを減衰されるから、排気口から放散される騒音量
及び騒音レベルを低減させることができる。
【0032】しかも、上記消音材がリブで位置決めされ
るので、消音材を位置決めするための特別のリブを設け
る必要がなく、構成を簡単にして、安価に製造できる共
に、送風機の風圧によって消音材が移動することを長期
間にわたって防止することができ、消音材の移動による
消音能力の低下を長期間にわたって防止することができ
る。
【0033】本発明の第2の電気掃除機は、上ケース
が、前記集塵部に支持させた尾錠の係合爪が係脱される
係合部と、この係合部から下ケースまで延出され、平面
投影形状が前記係合爪よりも周方向及び径方向に広幅な
ロ字形に形成された補強部とを備えるので、補強部の補
強作用により係合爪から作用する締め付け力による係合
部の変形を長期間にわたって防止でき、長期間にわたっ
て安定良く本体部を集塵部に尾錠で締め付けて固定する
ことができる。
【0034】又、本発明の第2の電気掃除機によれば、
補強部係合部によって尾錠の係合爪が上ケース内に形成
される消音室から隔離されるので、消音室から噴き出す
異物が係合爪に付着することを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断正面図である。
【図2】本発明の一実施例の正面図である。
【図3】本発明の一実施例の縦断側面図である。
【図4】本発明の一実施例の補強係合部を示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 集塵部 2 送風機 3 本体部 4 尾錠 9 下ケース 11 上ケース 17 消音室 18 排気口 19 消音材 20 リブ 21 係合爪 22 係合部 23 補強部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気口を有する上面が開口した集塵部
    と、この集塵部の開口に尾錠にて着脱自在に固定され送
    風機を内蔵した本体部と、この本体部の外周部に形成さ
    れる排気口と、前記本体部の内部空間に配設される消音
    材と、を有する電気掃除機において、 前記本体部内に送風機の排気路を屈曲させるリブを設け
    ると共に、このリブによって前記消音材が位置決めされ
    ることを特徴とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 前記本体部が上ケースと下ケースを備
    え、前記上ケースが、前記集塵部に支持させた尾錠の係
    合爪が係脱される係合部と、この係合部から下ケースま
    で延出され、平面投影形状が前記係合爪よりも周方向及
    び径方向に広幅なロ字形に形成された補強部とを備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機。
JP16162894A 1994-07-14 1994-07-14 電気掃除機 Pending JPH0824174A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16162894A JPH0824174A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 電気掃除機

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JP16162894A JPH0824174A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 電気掃除機

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JPH0824174A true JPH0824174A (ja) 1996-01-30

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JP16162894A Pending JPH0824174A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 電気掃除機

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09331038A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Nec Corp 半導体記憶装置およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH09331038A (ja) * 1996-06-07 1997-12-22 Nec Corp 半導体記憶装置およびその製造方法
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