JPH08240621A - Ac電圧入力回路 - Google Patents

Ac電圧入力回路

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Publication number
JPH08240621A
JPH08240621A JP4686395A JP4686395A JPH08240621A JP H08240621 A JPH08240621 A JP H08240621A JP 4686395 A JP4686395 A JP 4686395A JP 4686395 A JP4686395 A JP 4686395A JP H08240621 A JPH08240621 A JP H08240621A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
input
circuit
photocoupler
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4686395A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tsujimoto
光一 辻本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Publication of JPH08240621A publication Critical patent/JPH08240621A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 交流入力電圧が100V系と200V系の場
合の双方に同一回路構成で対応できるAC電圧入力回路
を提供すること。 【構成】 100V系又は200V系の交流入力電圧
が、入力抵抗R1とコンデンサC1並びにブリーダ抵抗
R2の直列回路に印加されると共に、このブリーダ抵抗
と並列に接続されたフォトカプラに印加され、当該フォ
トカプラのオンオフ出力に連動してオンオフ信号を出力
する回路Vcc、R3とを有するAC電圧入力回路におい
て、前記ブリーダ抵抗とフォトカプラの間にゼナーダイ
オードD1を挿入し、前記オンオフ信号の出力周波数が
200V系では100V系の二倍となることを用いて前
記交流入力電圧を判別することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPLC(プログラマブル
・コントローラ)等に用いられるAC電圧入力回路に掛
り、特にAC入力のオンオフを感知する機能を100V
系と200V系で共用できるようにした改良に関する。
【0002】
【従来の技術】工業用の制御装置では、例えば本出願人
の提案にかかる特開平5−292749号公報等に開示
されているように、交流入力電圧が100V系と200
V系の両方に対処できるように配慮されたものが知られ
ている。また実開平4−49873号公報では、電源の
オンオフに対応する信号を負荷側に通知する回路が知ら
れている。
【0003】図5は従来装置の回路図である。図におい
て、AC入力電圧は抵抗R1とコンデンサC1並びにブ
リーダ抵抗R2の直列回路を介してフォトカプラPCに
印加されている。フォトカプラPCの発光ダイオードは
二個の逆極性のダイオードD2,D3が並列に接続され
たもので、これと並列にブリーダ抵抗R2が接続されて
いる。ブリーダ抵抗R2はフォトカプラPCのオン電圧
を規定している。
【0004】フォトカプラPCの受光トランジスタのエ
ミッタ端子は接地されており、コレクタ端子はプルアッ
プ抵抗R3を介して二次側の直流電源Vccと接続されて
いる。そして抵抗R4とコンデンサC2よりなる平滑回
路を介してゲートアレイGAを用いた論理回路と接続さ
れる。そして、AC入力電圧のオンオフがフォトカプラ
PCで絶縁されてゲートアレイGAに送られる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、交流入力電圧
には100V系と200V系があり、AC入力電圧のオ
ンオフ電圧が異なるため同一の回路定数では両者に適用
できる装置が作れず、量産効果に乏しくなるという課題
がある。そこで、AC入力電圧のオンオフ電圧を100
V系に合わせた回路定数として、200V系にも用いる
という考え方もあるが、AC入力電圧のオンオフ電圧が
200V系には適当なものでなく、ゲートアレイGA等
の動作の信頼性が乏しくなるという課題があった。本発
明はこのような課題を解決したもので、交流入力電圧が
100V系と200V系の場合の双方に同一回路構成で
対応できるAC電圧入力回路を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、100V系又は200V系の交流入力電圧が、
入力抵抗R1とコンデンサC1並びにブリーダ抵抗R2
の直列回路に印加されると共に、このブリーダ抵抗と並
列に接続されたフォトカプラに印加され、当該フォトカ
プラのオンオフ出力に連動してオンオフ信号を出力する
回路Vcc、R3とを有するAC電圧入力回路において、
前記ブリーダ抵抗とフォトカプラの間にゼナーダイオー
ドD1を挿入し、前記オンオフ信号の出力周波数が20
0V系では100V系の二倍となることを用いて前記交
流入力電圧を判別することを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の構成によれば、交流入力電圧が100
V系のときは、ゼナーダイオードの作用で正負の交流電
圧のうち一方はフォトカプラがオンしない電圧となるの
で、オンオフ出力信号は交流周波数と一致する。交流入
力電圧が200V系のときは、ゼナーダイオードが介在
していても正負の交流電圧の両方でフォトカプラがオン
する電圧となるので、オンオフ出力信号は交流周波数の
二倍となる。従って、オンオフ出力信号の周波数を判別
することで、交流入力電圧が100V系か200V系か
の判断ができる。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて、本発明を説明する。図1
は本発明の一実施例を示すAC電圧入力回路の回路図で
ある。尚、図1において前記図5と同一作用をするもの
には同一符号を付して説明を省略する。ここではゼナー
ダイオードD1をフォトカプラPCと直列に接続して、
ブリーダ抵抗R2と並列に接続している。
【0009】図2は図1の回路の動作説明図である。ゼ
ナーダイオードD1はカソード側がコンデンサC1側に
接続されており、フォトカプラは逆極性で並列に接続さ
れた発光ダイオードD2,D3を有している。ゼナー電
圧VzはゼナーダイオードD1の逆方向伝導の際に発生
し、ゼナー順方向電圧VFZはゼナーダイオードD1の順
方向伝導の際に発生する。フォトカプラPCには、フォ
トカプラ電流IFとして、ダイオードD2を流れる順方
向電流I2と、ダイオードD3を流れる逆方向電流I3
がある。各ダイオードD2,D3には順方向電圧VF
存在する。
【0010】ここで順方向電流I2が流れるのは、ブリ
ーダ抵抗R2の両端電圧VBが、ゼナー順方向電圧VFZ
とダイオードD2の順方向電圧VFを加算した値よりも
大きくなる場合である(VB>VFZ+VF)。他方、逆方
向電流I3が流れるのは、ブリーダ抵抗R2の両端電圧
Bが、ゼナー電圧VZとダイオードD3の順方向電圧V
Fを加算した値よりも大きくなる場合である(VB>VZ
+VF)。そこで、AC入力電圧が100V系のとき順
方向電流I2のみが流れ、200V系のとき順方向電流
2と逆方向電流I3の双方が流れるように回路素子の定
数を選定する。
【0011】図3は交流入力電圧が100V系のときの
動作を説明する波形図で、(A)はAC入力波形、
(B)はフォトカプラ電流IF、(C)は二次側のオン
オフ出力信号である。AC入力電圧が正電圧の周期で
は、ブリーダ抵抗R2の両端電圧V Bが、ゼナー電圧VZ
とダイオードD3の順方向電圧VFを加算した値に到達
せず、ゼナーダイオードD1が無い場合に流れるであろ
う逆方向電流(図中破線で示している)I3は流れな
い。そこで、二次側のオンオフ出力信号はオフを表すH
レベルとなる。次に、AC入力電圧が負電圧の周期で
は、ブリーダ抵抗R2の両端電圧VBが、ゼナー順方向
電圧VFZとダイオードD2の順方向電圧VFを加算した
値よりも大きくなって発光ダイオードD2のオン電圧に
到達し、順方向電流I 2が流れる。そこで、二次側のオ
ンオフ出力信号はオンを表すLレベルとなる。従って、
二次側のオンオフ出力信号のオンオフ周期fは交流周波
数と一致する。
【0012】図4は交流入力電圧が200V系のときの
動作を説明する波形図で、(A)はAC入力波形、
(B)はフォトカプラ電流IF、(C)は二次側のオン
オフ出力信号である。AC入力電圧が正電圧の周期で
も、ブリーダ抵抗R2の両端電圧V Bが、ゼナー電圧VZ
とダイオードD3の順方向電圧VFを加算した値に到達
して逆方向電流I3が流れ、発光ダイオードD3のオン
電圧に到達して、逆方向電流I3が流れる。そこで、二
次側のオンオフ出力信号はオフを表すHレベルからオン
を表すLレベルに変化する。次に、AC入力電圧が負電
圧の周期では、ブリーダ抵抗R2の両端電圧VBが、ゼ
ナー順方向電圧VFZとダイオードD2の順方向電圧VF
を加算した値よりも大きくなって発光ダイオードD2の
オン電圧に到達し、順方向電流I2が流れる。そこで、
二次側のオンオフ出力信号はオンを表すLレベルとな
る。従って、二次側のオンオフ出力信号のオンオフ周期
2fは交流周波数の二倍となる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればゼ
ナーダイオードD1をフォトカプラに接続して、オンオ
フ信号の出力周波数が200V系では100V系の二倍
となる回路構成とし、交流入力電圧をこの出力周波数を
用いて判別できるようにしたので、交流入力電圧が10
0V系と200V系の場合に併用できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すAC電圧入力回路の回
路図である。
【図2】図1の回路の動作説明図である。
【図3】本発明の一実施例を示すAC電圧入力回路の回
路図である。
【図4】図1の回路の動作説明図である。
【図5】従来装置の回路図である。
【符号の説明】
D1 ゼナーダイオード D2,D3 発光ダイオード(フォトカプラ) GA ゲートアレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】100V系又は200V系の交流入力電圧
    が、入力抵抗(R1)とコンデンサ(C1)並びにブリ
    ーダ抵抗(R2)の直列回路に印加されると共に、この
    ブリーダ抵抗と並列に接続されたフォトカプラに印加さ
    れ、 当該フォトカプラのオンオフ出力に連動してオンオフ信
    号を出力する回路(Vcc、R3)とを有するAC電圧入
    力回路において、 前記ブリーダ抵抗とフォトカプラの間にゼナーダイオー
    ド(D1)を挿入し、 前記オンオフ信号の出力周波数が200V系では100
    V系の二倍となることを用いて前記交流入力電圧を判別
    することを特徴とするAC電圧入力回路。
JP4686395A 1995-03-07 1995-03-07 Ac電圧入力回路 Pending JPH08240621A (ja)

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JP4686395A JPH08240621A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 Ac電圧入力回路

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JP4686395A JPH08240621A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 Ac電圧入力回路

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JPH08240621A true JPH08240621A (ja) 1996-09-17

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ID=12759183

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JP4686395A Pending JPH08240621A (ja) 1995-03-07 1995-03-07 Ac電圧入力回路

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JP (1) JPH08240621A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102955062A (zh) * 2011-08-29 2013-03-06 群康科技(深圳)有限公司 电子装置
JP2013167611A (ja) * 2012-02-17 2013-08-29 Seiko Epson Corp 交流電圧検出回路,ヒーター制御装置及び画像形成装置
JP2019191017A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 株式会社クボタ 電源品質検出装置

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CN102955062A (zh) * 2011-08-29 2013-03-06 群康科技(深圳)有限公司 电子装置
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