JPH08240242A - エンジンマウント - Google Patents
エンジンマウントInfo
- Publication number
- JPH08240242A JPH08240242A JP7351312A JP35131295A JPH08240242A JP H08240242 A JPH08240242 A JP H08240242A JP 7351312 A JP7351312 A JP 7351312A JP 35131295 A JP35131295 A JP 35131295A JP H08240242 A JPH08240242 A JP H08240242A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- engine mount
- pot
- shaped housing
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/06—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/08—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper
- F16F13/10—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper the damper being a fluid damper, e.g. the plastics spring not forming a part of the wall of the fluid chamber of the damper the plastics spring forming at least a part of the wall of the fluid chamber of the damper the wall being at least in part formed by a flexible membrane or the like
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F13/00—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs
- F16F13/04—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper
- F16F13/26—Units comprising springs of the non-fluid type as well as vibration-dampers, shock-absorbers, or fluid springs comprising both a plastics spring and a damper, e.g. a friction damper characterised by adjusting or regulating devices responsive to exterior conditions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Combined Devices Of Dampers And Springs (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 二つのマウント板4、6間に取り付けられて
いるエラストマから成る中空円筒状の担いばね1を持っ
たエンジンマウントの場合、下側マウント板6にポット
状ハウジング7が続いている。中空円筒状担いばね1お
よびポット状ハウジング7の内側壁は、横に延びる壁1
0によって上側室8と下側室9とに分割されている内部
中空室を形成している。横に延びる壁10は上下各室
8、9を連通する少なくとも一つの溢流孔14を備えて
いる。液体が充填された上下両室8、9によって、追加
的な液圧式減衰作用が行われる。本発明はこの種のエン
ジンマウントにおいてその剛性を制御できるようにす
る。 【解決手段】 ポット状ハウジング7内に開口19を備
えたストッパ板18が設けられ、ポット状ハウジング7
に弾性的に固定された制御板25がストッパ板18に制
御可能に当てられる。
いるエラストマから成る中空円筒状の担いばね1を持っ
たエンジンマウントの場合、下側マウント板6にポット
状ハウジング7が続いている。中空円筒状担いばね1お
よびポット状ハウジング7の内側壁は、横に延びる壁1
0によって上側室8と下側室9とに分割されている内部
中空室を形成している。横に延びる壁10は上下各室
8、9を連通する少なくとも一つの溢流孔14を備えて
いる。液体が充填された上下両室8、9によって、追加
的な液圧式減衰作用が行われる。本発明はこの種のエン
ジンマウントにおいてその剛性を制御できるようにす
る。 【解決手段】 ポット状ハウジング7内に開口19を備
えたストッパ板18が設けられ、ポット状ハウジング7
に弾性的に固定された制御板25がストッパ板18に制
御可能に当てられる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二つのマウント板
間に取り付けられているエラストマから成る中空円筒状
の担いばねと、下側マウント板に続くポット状ハウジン
グと、中空円筒状の担いばねおよびポット状ハウジング
の内側壁によって形成されている内部中空室と、横に延
び内部中空室を上側室と下側室とに分割し外周辺側で締
付け固定されている弾性壁と、内部中空室の中央を延び
上側マウント板と横に延びる弾性壁とに結合されている
ボルトとを備え、上下各室が補助的に液圧式に減衰する
ために液体で充填され、弾性壁が上下各室を連通する溢
流孔を備えているエンジンマウントに関する。
間に取り付けられているエラストマから成る中空円筒状
の担いばねと、下側マウント板に続くポット状ハウジン
グと、中空円筒状の担いばねおよびポット状ハウジング
の内側壁によって形成されている内部中空室と、横に延
び内部中空室を上側室と下側室とに分割し外周辺側で締
付け固定されている弾性壁と、内部中空室の中央を延び
上側マウント板と横に延びる弾性壁とに結合されている
ボルトとを備え、上下各室が補助的に液圧式に減衰する
ために液体で充填され、弾性壁が上下各室を連通する溢
流孔を備えているエンジンマウントに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエンジンマウントはドイツ特許
出願公開第4131771号明細書で知られている。こ
の場合、弾性的な担いばねは特に固体伝播音に対する音
響範囲において良好な絶縁作用を有する。このエンジン
マウントによれば液圧式減衰作用によって大きな振幅の
低周波振動が吸収される。高周波振動を絶縁するために
中央ボルトは、液体が充填された室の中に配置され高周
波振動の際に動的剛性を低下させる働きをするリング状
のかき混ぜプレートを備えている。
出願公開第4131771号明細書で知られている。こ
の場合、弾性的な担いばねは特に固体伝播音に対する音
響範囲において良好な絶縁作用を有する。このエンジン
マウントによれば液圧式減衰作用によって大きな振幅の
低周波振動が吸収される。高周波振動を絶縁するために
中央ボルトは、液体が充填された室の中に配置され高周
波振動の際に動的剛性を低下させる働きをするリング状
のかき混ぜプレートを備えている。
【0003】走行車の所定の走行状態において、この種
のエンジンマウントの剛性を種々の要求に合わせること
が望ましい。例えば無負荷運転においてマウントの静的
剛性を軟質に形成することが望まれるが、他の運転状態
においてはむしろ硬質の調整および付加的な減衰作用が
望まれる。
のエンジンマウントの剛性を種々の要求に合わせること
が望ましい。例えば無負荷運転においてマウントの静的
剛性を軟質に形成することが望まれるが、他の運転状態
においてはむしろ硬質の調整および付加的な減衰作用が
望まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は冒頭に
述べた形式のエンジンマウントをその剛性が制御できる
ように作ることにある。
述べた形式のエンジンマウントをその剛性が制御できる
ように作ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は、ポット状ハウジング内に横に延び開口を備えたスト
ッパ板が設けられ、ポット状ハウジングに弾性的に固定
された制御板がストッパ板に制御可能に当てられること
によって解決される。
は、ポット状ハウジング内に横に延び開口を備えたスト
ッパ板が設けられ、ポット状ハウジングに弾性的に固定
された制御板がストッパ板に制御可能に当てられること
によって解決される。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、エンジンマウントの剛
性を制御板の位置に関係して制御するか切り換えること
ができる。この場合制御板はポット状ハウジングの内部
容積を変化する。制御板がストッパ板に接触しその開口
を閉鎖している制御板の第1の位置において、高い剛性
が得られる。制御板のこの位置において、受動的な単室
形ハイドロマウントが形成されることになる。制御板が
ポット状ハウジングの下側に接触し従ってストッパ板か
ら離れている制御板の第2の位置においては、ハイドロ
マウントの剛性が減少され、ポット状ハウジングのほぼ
総容積が用立てられる。
性を制御板の位置に関係して制御するか切り換えること
ができる。この場合制御板はポット状ハウジングの内部
容積を変化する。制御板がストッパ板に接触しその開口
を閉鎖している制御板の第1の位置において、高い剛性
が得られる。制御板のこの位置において、受動的な単室
形ハイドロマウントが形成されることになる。制御板が
ポット状ハウジングの下側に接触し従ってストッパ板か
ら離れている制御板の第2の位置においては、ハイドロ
マウントの剛性が減少され、ポット状ハウジングのほぼ
総容積が用立てられる。
【0007】原理的には、制御板がなお或る程度の自由
行程を有し、これによって小さな励振振幅を液圧的に絶
縁するように制御することができる。
行程を有し、これによって小さな励振振幅を液圧的に絶
縁するように制御することができる。
【0008】
【実施の形態】本発明の有利な実施態様においては、制
御板は外周辺側が、ストッパ板とポット状ハウジングと
の間にかみ合い結合で締付け固定されるエラストマリン
グを有している。好適にはポット状ハウジングはエラス
トマリングの締付け固定に使用される環状の狭窄部を備
えている。
御板は外周辺側が、ストッパ板とポット状ハウジングと
の間にかみ合い結合で締付け固定されるエラストマリン
グを有している。好適にはポット状ハウジングはエラス
トマリングの締付け固定に使用される環状の狭窄部を備
えている。
【0009】制御板は空気圧式あるいは液圧式に制御で
きるようにすると有利である。加圧および放圧で制御す
る代わりに原理的には減圧および負圧で作動するように
することもできる。この場合小さな励振振幅を液圧的に
絶縁するために、圧力は制御板がなお或る程度の自由行
程を有するように調整することができる。
きるようにすると有利である。加圧および放圧で制御す
る代わりに原理的には減圧および負圧で作動するように
することもできる。この場合小さな励振振幅を液圧的に
絶縁するために、圧力は制御板がなお或る程度の自由行
程を有するように調整することができる。
【0010】好適にはポット状ハウジングに制御媒体用
の開口が設けられる。
の開口が設けられる。
【0011】担いばねが複数の平面内に形成された半径
方向に延びる通路を有し、これらの通路が外周辺側で開
き、横断面がベンチュリ形をしていると有利である。こ
れによって担いばねが軸方向に圧縮される際、各通路の
互いに対向して位置する壁は互いに接触し、これによっ
てばね特性曲線の緩やかな上昇が生ずる。しかしハイド
ロマウントに対する担いばねの通常の幾何学的形状を本
発明に基づく剛性制御と組み合わせることもできる。
方向に延びる通路を有し、これらの通路が外周辺側で開
き、横断面がベンチュリ形をしていると有利である。こ
れによって担いばねが軸方向に圧縮される際、各通路の
互いに対向して位置する壁は互いに接触し、これによっ
てばね特性曲線の緩やかな上昇が生ずる。しかしハイド
ロマウントに対する担いばねの通常の幾何学的形状を本
発明に基づく剛性制御と組み合わせることもできる。
【0012】本発明の更に他の実施態様においては、弾
性壁は、ボルトに固定され軸方向に延びる少なくとも一
つの溢流孔を備えた厚肉の中央範囲と、その半径方向外
側に続き薄肉ではあるが大きな容積剛性をもって形成さ
れたフレキシブルで湾曲可能な外側範囲とを有してい
る。
性壁は、ボルトに固定され軸方向に延びる少なくとも一
つの溢流孔を備えた厚肉の中央範囲と、その半径方向外
側に続き薄肉ではあるが大きな容積剛性をもって形成さ
れたフレキシブルで湾曲可能な外側範囲とを有してい
る。
【0013】高周波振動を絶縁するために、中央ボルト
はそのほぼ中間高さに半径方向に突出した環状プレート
を備え、この環状プレートは外周において中空円筒状担
いばねの内壁に対して所定の幅の間隙を開けている。液
体が充填された室の中に配置されたプレートによって、
高周波振動の際に剛性は減少される。
はそのほぼ中間高さに半径方向に突出した環状プレート
を備え、この環状プレートは外周において中空円筒状担
いばねの内壁に対して所定の幅の間隙を開けている。液
体が充填された室の中に配置されたプレートによって、
高周波振動の際に剛性は減少される。
【0014】
【実施例】以下図面に示した実施例を参照して本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0015】図1はエラストマから成る中空円筒状の担
いばね1を有する本発明に基づくエンジンマウントを縦
断面図で示している。この担いばね1は互いに間隔を隔
てられた複数の平面内に形成された半径方向通路2を有
している。これらの半径方向通路2はそれぞれ横断面が
ベンチュリ形をしている。半径方向通路2を備えた各平
面間に複数の互いに平行に配置された断面円形の通路3
が設けられている。これらの通路2、3によって、担い
ばね1が軸方向に圧縮される際、各通路の互いに対向し
て位置する壁が互いに接触し、従ってばね特性曲線の緩
やかな上昇が生ずる。
いばね1を有する本発明に基づくエンジンマウントを縦
断面図で示している。この担いばね1は互いに間隔を隔
てられた複数の平面内に形成された半径方向通路2を有
している。これらの半径方向通路2はそれぞれ横断面が
ベンチュリ形をしている。半径方向通路2を備えた各平
面間に複数の互いに平行に配置された断面円形の通路3
が設けられている。これらの通路2、3によって、担い
ばね1が軸方向に圧縮される際、各通路の互いに対向し
て位置する壁が互いに接触し、従ってばね特性曲線の緩
やかな上昇が生ずる。
【0016】中空円筒状の担いばね1は二つのマウント
板4、6間に取り付けられている。下側のマウント板6
には担いばね1に対して同軸的に形成されたポット状ハ
ウジング7が続いている。担いばね1およびポット状ハ
ウジング7の内壁23は内部中空室を境界づけており、
その中心にボルト11が同軸的に配置されている。この
中央ボルト11は一端に、上側マウント板4を貫通して
延びエンジン(図示せず)に固定するために使用される
ねじ付き軸部5が形成されている。これに対し下側マウ
ント板6は走行車の車体に取り付けられるためのもので
ある。下側マウント板6およびポット状ハウジング7は
従って走行車(図示せず)の車体に固定される。
板4、6間に取り付けられている。下側のマウント板6
には担いばね1に対して同軸的に形成されたポット状ハ
ウジング7が続いている。担いばね1およびポット状ハ
ウジング7の内壁23は内部中空室を境界づけており、
その中心にボルト11が同軸的に配置されている。この
中央ボルト11は一端に、上側マウント板4を貫通して
延びエンジン(図示せず)に固定するために使用される
ねじ付き軸部5が形成されている。これに対し下側マウ
ント板6は走行車の車体に取り付けられるためのもので
ある。下側マウント板6およびポット状ハウジング7は
従って走行車(図示せず)の車体に固定される。
【0017】ボルト11はねじ付き軸部5と反対側端に
横に延びる弾性壁10を備えている。この弾性壁10は
内部中空室を上側室8と下側室9とに分割している。弾
性壁10は厚肉のほぼ円筒状の中央範囲12を有してい
る。弾性壁10の固定はボルト11に取り付けられてい
るポット状保持板15によって行われている。弾性壁1
0の中央範囲12には半径方向に薄肉の外側範囲13が
続いている。横に延びる弾性壁10は外周辺側に、下側
マウント板6とポット状ハウジング7との間に締付け固
定される厚肉の周辺範囲17が形成されている。
横に延びる弾性壁10を備えている。この弾性壁10は
内部中空室を上側室8と下側室9とに分割している。弾
性壁10は厚肉のほぼ円筒状の中央範囲12を有してい
る。弾性壁10の固定はボルト11に取り付けられてい
るポット状保持板15によって行われている。弾性壁1
0の中央範囲12には半径方向に薄肉の外側範囲13が
続いている。横に延びる弾性壁10は外周辺側に、下側
マウント板6とポット状ハウジング7との間に締付け固
定される厚肉の周辺範囲17が形成されている。
【0018】横に延びる弾性壁10の中央範囲12に、
軸方向に延び上側室8と下側室9を連通する溢流孔14
が設けられている。この場合好適には2〜4個の通路状
溢流孔14が円周に分布して配置されている。
軸方向に延び上側室8と下側室9を連通する溢流孔14
が設けられている。この場合好適には2〜4個の通路状
溢流孔14が円周に分布して配置されている。
【0019】下側マウント板6はエンジンマウントの中
央範囲が弾性壁10の中央範囲12を間隔を隔てて取り
囲むカップ状膨出部16として形成されている。
央範囲が弾性壁10の中央範囲12を間隔を隔てて取り
囲むカップ状膨出部16として形成されている。
【0020】ポット状ハウジング7の内部のそのほぼ中
間高さに半径方向に延びるストッパ板18が設けられて
いる。このストッパ板18はポット状ハウジング7の内
壁に固定され、これに対して密封されている。横に延び
るストッパ板18はその中央範囲に開口19を有してい
る。従ってストッパ板18は下側室9をほぼ同じ容積の
二つの範囲に分割している。
間高さに半径方向に延びるストッパ板18が設けられて
いる。このストッパ板18はポット状ハウジング7の内
壁に固定され、これに対して密封されている。横に延び
るストッパ板18はその中央範囲に開口19を有してい
る。従ってストッパ板18は下側室9をほぼ同じ容積の
二つの範囲に分割している。
【0021】ストッパ板18の下側にはこれに対して平
行に延びる制御板25が設けられている。この制御板2
5は外周辺側にエラストマリング26を有している。こ
のエラストマリング26はストッパ板18とポット状ハ
ウジング7に設けられた狭窄部との間にかみ合い結合で
取り付けられている。このためにエラストマリング26
は厚肉の周辺範囲28を有している。
行に延びる制御板25が設けられている。この制御板2
5は外周辺側にエラストマリング26を有している。こ
のエラストマリング26はストッパ板18とポット状ハ
ウジング7に設けられた狭窄部との間にかみ合い結合で
取り付けられている。このためにエラストマリング26
は厚肉の周辺範囲28を有している。
【0022】ポット状ハウジング7は横に延びる底板2
9を備えて形成され、この底板29の中央に制御板25
を作動する制御媒体に対する開口30が設けられてい
る。
9を備えて形成され、この底板29の中央に制御板25
を作動する制御媒体に対する開口30が設けられてい
る。
【0023】ボルト11は上側室8の範囲に、高周波振
動を絶縁するために使用される横に延びるプレート22
を備えている。このプレート22は、その外側縁と担い
ばね1の内側壁23との間に間隙24が形成されるよう
に寸法づけられている。
動を絶縁するために使用される横に延びるプレート22
を備えている。このプレート22は、その外側縁と担い
ばね1の内側壁23との間に間隙24が形成されるよう
に寸法づけられている。
【0024】図1および図2から理解できるように、制
御板25は当面の制御圧力に関係して制御されるか切り
換えられる。図示した実施例の場合、制御板25の制御
は空気圧式に行われる。しかし原理的には制御板25の
調整は液圧式でも行える。
御板25は当面の制御圧力に関係して制御されるか切り
換えられる。図示した実施例の場合、制御板25の制御
は空気圧式に行われる。しかし原理的には制御板25の
調整は液圧式でも行える。
【0025】図1は、制御板25をこれがストッパ板1
8に接触し開口19を閉鎖している第1の位置において
示している。制御板25のこの位置において、高い剛性
のエンジンマウントが存在する。このエンジンマウント
は受動的な単室形ハイドロマウントのように作用する。
エンジンマウントの静的剛性は担いばね1の剛性および
液圧減衰の容積剛性によって決定される。かき混ぜ体と
して作用するプレート22は高周波振動を絶縁する働き
をする。
8に接触し開口19を閉鎖している第1の位置において
示している。制御板25のこの位置において、高い剛性
のエンジンマウントが存在する。このエンジンマウント
は受動的な単室形ハイドロマウントのように作用する。
エンジンマウントの静的剛性は担いばね1の剛性および
液圧減衰の容積剛性によって決定される。かき混ぜ体と
して作用するプレート22は高周波振動を絶縁する働き
をする。
【0026】制御板25の図2に示された位置は制御媒
体の圧力が減少されることによって得られる。この位置
において制御板25はポット状ハウジング7の底板29
に接触している。ストッパ板18の開口19は開けられ
ているので、下側室9は大きな容積を有している。従っ
て上側室8における圧力が低下されるので、エンジンマ
ウントの剛性は減少される。
体の圧力が減少されることによって得られる。この位置
において制御板25はポット状ハウジング7の底板29
に接触している。ストッパ板18の開口19は開けられ
ているので、下側室9は大きな容積を有している。従っ
て上側室8における圧力が低下されるので、エンジンマ
ウントの剛性は減少される。
【0027】制御板25への圧力の付与は、制御板25
がなお或る程度自由行程を有し、従って小さな励振振幅
の液圧的絶縁が行われるように決められる。
がなお或る程度自由行程を有し、従って小さな励振振幅
の液圧的絶縁が行われるように決められる。
【0028】従ってその剛性が当面の走行状態に関係し
て制御されるか切り換えられるエンジンマウントが得ら
れる。これによってエンジンマウントは非常に幅広い適
用範囲を有する。
て制御されるか切り換えられるエンジンマウントが得ら
れる。これによってエンジンマウントは非常に幅広い適
用範囲を有する。
【図1】制御板がストッパ板に接触している第1の制御
位置にある本発明に基づくエンジンマウントの縦断面
図。
位置にある本発明に基づくエンジンマウントの縦断面
図。
【図2】制御板がストッパ板から離れている第2の制御
位置にある本発明に基づくエンジンマウントの縦断面
図。
位置にある本発明に基づくエンジンマウントの縦断面
図。
1 担いばね 2 通路 4 マウント板 6 マウント板 7 ポット状ハウジング 8 上側室 9 下側室 10 弾性壁 11 ボルト 12 弾性壁10の厚肉の中央範囲 13 弾性壁10の薄肉の外側範囲 14 溢流孔 19 開口 25 制御板 26 エラストマリング 30 開口
Claims (6)
- 【請求項1】 二つのマウント板(4、6)間に取り付
けられているエラストマから成る中空円筒状の担いばね
(1)と、下側マウント板(6)に続くポット状ハウジ
ング(7)と、中空円筒状の担いばね(1)およびポッ
ト状ハウジング(7)の内側壁(23)によって形成さ
れている内部中空室と、横に延び内部中空室を上側室
(8)と下側室(9)とに分割し外周辺側で締付け固定
されている弾性壁(10)と、内部中空室の中央を延び
上側マウント板(4)と横に延びる弾性壁(10)とに
結合されているボルト(11)とを備え、上下各室
(8、9)が補助的に液圧式に減衰するために液体で充
填され、弾性壁(10)が上下各室(8、9)を連通す
る溢流孔(14)を備えているエンジンマウントにおい
て、ポット状ハウジング(7)内に横に延び開口(1
9)を備えたストッパ板(18)が設けられ、ポット状
ハウジング(7)に弾性的に固定された制御板(25)
がストッパ板(18)に制御可能に当てられることを特
徴とするエンジンマウント。 - 【請求項2】 制御板(25)が外周辺側に、ストッパ
板(18)とポット状ハウジング(7)との間にかみ合
い結合で締付け固定されるエラストマリング(26)を
有していることを特徴とする請求項1記載のエンジンマ
ウント。 - 【請求項3】 制御板(25)が空気圧式あるいは液圧
式に制御されることを特徴とする請求項1又は2記載の
エンジンマウント。 - 【請求項4】 ポット状ハウジング(7)が制御媒体用
の開口(30)を備えていることを特徴とする請求項3
記載のエンジンマウント。 - 【請求項5】 担いばね(1)が複数の平面内に形成さ
れた半径方向に延びる通路(2)を有し、これらの通路
(2)の外周辺側が開き、横断面がベンチュリ形をして
いることを特徴とする請求項1ないし4の1つに記載の
エンジンマウント。 - 【請求項6】 弾性壁(10)が、ボルト(11)に固
定され軸方向に延びる少なくとも一つの溢流孔(14)
を備えた厚肉の中央範囲(12)と、その半径方向外側
に続き薄肉であるが高い容積剛性をもって形成されたフ
レキシブルで湾曲可能な外側範囲(13)とを有してい
ることを特徴とする請求項1ないし5の1つに記載のエ
ンジンマウント。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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