JPH08239529A - 樹脂組成物 - Google Patents
樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH08239529A JPH08239529A JP7456695A JP7456695A JPH08239529A JP H08239529 A JPH08239529 A JP H08239529A JP 7456695 A JP7456695 A JP 7456695A JP 7456695 A JP7456695 A JP 7456695A JP H08239529 A JPH08239529 A JP H08239529A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- styrene
- organic compound
- resin composition
- resin
- thiol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スチレン系樹脂を主成分とする加熱によるポ
リマー鎖の分解およびスチレンモノマーの発生が極めて
起こりにくい樹脂組成物を提供すること。 【構成】 スチレン系樹脂に、分子中に2個以上のクロ
ル基を有するクロル系有機化合物、および/または分子
中に2個以上のチオール基を有するチオール系有機化合
物を有効成分として含有して成り、かつ該クロル系有機
化合物および該チオール系有機化合物の割合が、それぞ
れスチレン系樹脂100重量部に対し、0.01〜1.
0重量部および0.001〜0.1重量部である樹脂組
成物。
リマー鎖の分解およびスチレンモノマーの発生が極めて
起こりにくい樹脂組成物を提供すること。 【構成】 スチレン系樹脂に、分子中に2個以上のクロ
ル基を有するクロル系有機化合物、および/または分子
中に2個以上のチオール基を有するチオール系有機化合
物を有効成分として含有して成り、かつ該クロル系有機
化合物および該チオール系有機化合物の割合が、それぞ
れスチレン系樹脂100重量部に対し、0.01〜1.
0重量部および0.001〜0.1重量部である樹脂組
成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は樹脂組成物に関するもの
であり、さらに詳しくは、加熱によるポリマー鎖の分解
およびスチレンモノマーの発生が極めて起こりにくいス
チレン系樹脂を主成分とする樹脂組成物に関する。
であり、さらに詳しくは、加熱によるポリマー鎖の分解
およびスチレンモノマーの発生が極めて起こりにくいス
チレン系樹脂を主成分とする樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】スチレン系樹脂は特性が優れているこ
と、原料が安価であること、溶液重合法、バルク重合
法、懸濁重合法などの製造法をとることができるため目
的に応じた分子量設計が容易であることなどから、粉体
塗料用樹脂、ホットメルト接着剤用樹脂、成形品用樹
脂、電子写真トナー用結着剤等として広く使用されてい
る。
と、原料が安価であること、溶液重合法、バルク重合
法、懸濁重合法などの製造法をとることができるため目
的に応じた分子量設計が容易であることなどから、粉体
塗料用樹脂、ホットメルト接着剤用樹脂、成形品用樹
脂、電子写真トナー用結着剤等として広く使用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スチレ
ン系樹脂を上記用途に使用する場合は、高温で加熱溶融
する処理工程が必要であり、この工程でポリマー鎖の分
解およびスチレンモノマーの発生が起こり易いという問
題点がある。これに対し、本発明者は従来から酸化防止
剤として知られているフェノール系有機化合物、イオウ
系有機化合物等の添加を検討したが、この問題点を解決
することはできなかった。
ン系樹脂を上記用途に使用する場合は、高温で加熱溶融
する処理工程が必要であり、この工程でポリマー鎖の分
解およびスチレンモノマーの発生が起こり易いという問
題点がある。これに対し、本発明者は従来から酸化防止
剤として知られているフェノール系有機化合物、イオウ
系有機化合物等の添加を検討したが、この問題点を解決
することはできなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため、本発明者は高
温に加熱しても上記問題点である加熱時のポリマー鎖の
分解およびスチレンモノマーの発生を抑制可能な樹脂組
成物について更に鋭意検討を行った結果、本発明に到達
した。
温に加熱しても上記問題点である加熱時のポリマー鎖の
分解およびスチレンモノマーの発生を抑制可能な樹脂組
成物について更に鋭意検討を行った結果、本発明に到達
した。
【0005】すなわち本発明は、スチレン系樹脂に分子
中に2個以上のクロル基を有するクロル系有機化合物、
および/または分子中に2個以上のチオール基を有する
チオール系有機化合物を有効成分として含有して成り、
かつ該クロル系有機化合物および該チオール系有機化合
物の割合が、それぞれスチレン系樹脂100重量部に対
し、0.01〜1.0重量部および0.001〜0.1
重量部である樹脂組成物である。
中に2個以上のクロル基を有するクロル系有機化合物、
および/または分子中に2個以上のチオール基を有する
チオール系有機化合物を有効成分として含有して成り、
かつ該クロル系有機化合物および該チオール系有機化合
物の割合が、それぞれスチレン系樹脂100重量部に対
し、0.01〜1.0重量部および0.001〜0.1
重量部である樹脂組成物である。
【0006】本発明におけるスチレン系樹脂は、スチレ
ン、置換スチレン、(メタ)アクリル酸エステルのうち
から選ばれる少なくとも1種を構成単位とする熱可塑性
樹脂である。これらのうち、好ましくはポリスチレンお
よび/またはスチレン・(メタ)アクリル共重合体であ
る。
ン、置換スチレン、(メタ)アクリル酸エステルのうち
から選ばれる少なくとも1種を構成単位とする熱可塑性
樹脂である。これらのうち、好ましくはポリスチレンお
よび/またはスチレン・(メタ)アクリル共重合体であ
る。
【0007】スチレンもしくはスチレン置換体としては
スチレン、アルキルスチレン(たとえばα−メチルスチ
レン、P−メチルスチレン)などが挙げられる。(メ
タ)アクリル酸エステル類としてはメチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレートなどのアルキル基の炭素数が1〜
18のアルキルエステル類;ヒドロキシルエチル(メ
タ)アクリレートなどのヒドロキシル基含有(メタ)ア
クリレート;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどの
アミノ基含有(メタ)アクリレート;アクリロニトリル
などのニトリル基含有(メタ)アクリル化合物および
(メタ)アクリル酸などを挙げることができる。
スチレン、アルキルスチレン(たとえばα−メチルスチ
レン、P−メチルスチレン)などが挙げられる。(メ
タ)アクリル酸エステル類としてはメチル(メタ)アク
リレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メ
タ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリ
レート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル
(メタ)アクリレートなどのアルキル基の炭素数が1〜
18のアルキルエステル類;ヒドロキシルエチル(メ
タ)アクリレートなどのヒドロキシル基含有(メタ)ア
クリレート;ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレー
ト、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレートなどの
アミノ基含有(メタ)アクリレート;アクリロニトリル
などのニトリル基含有(メタ)アクリル化合物および
(メタ)アクリル酸などを挙げることができる。
【0008】本発明におけるスチレン系樹脂の構成単位
として他のモノマー例えばビニルエステル、脂肪族炭化
水素系ビニルモノマーおよび少なくとも2個の二重結合
を有する多官能モノマーなどを併用してもよい。ビニル
エステルとしては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルが、
脂肪族炭化水素系ビニルモノマーとしてはブタジエンな
どが挙げられる。また多官能モノマーとしてはジビニル
ベンゼン、ジビニルトルエンなどの芳香族系多官能モノ
マー、エチレングリコールジアクリレート、1,6ヘキ
サンジオールジアクリレートなどの脂肪族系多官能モノ
マーを挙げることができる。
として他のモノマー例えばビニルエステル、脂肪族炭化
水素系ビニルモノマーおよび少なくとも2個の二重結合
を有する多官能モノマーなどを併用してもよい。ビニル
エステルとしては酢酸ビニル、プロピオン酸ビニルが、
脂肪族炭化水素系ビニルモノマーとしてはブタジエンな
どが挙げられる。また多官能モノマーとしてはジビニル
ベンゼン、ジビニルトルエンなどの芳香族系多官能モノ
マー、エチレングリコールジアクリレート、1,6ヘキ
サンジオールジアクリレートなどの脂肪族系多官能モノ
マーを挙げることができる。
【0009】スチレン、置換スチレン、(メタ)アクリ
ル酸エステルのうちから選ばれる少なくとも1種を構成
単位としたスチレン系樹脂は前述の構成単位を重合開始
剤を使用して溶液重合、バルク重合および懸濁重合など
の任意の方法で重合して得ることができる。また、溶液
重合で得られるスチレン系樹脂とバルク重合および/ま
たは懸濁重合で得られるスチレン系樹脂とをブレンドす
ることによっても得ることができる。
ル酸エステルのうちから選ばれる少なくとも1種を構成
単位としたスチレン系樹脂は前述の構成単位を重合開始
剤を使用して溶液重合、バルク重合および懸濁重合など
の任意の方法で重合して得ることができる。また、溶液
重合で得られるスチレン系樹脂とバルク重合および/ま
たは懸濁重合で得られるスチレン系樹脂とをブレンドす
ることによっても得ることができる。
【0010】本発明におけるスチレン系樹脂の重合に際
して、開始剤として、通常のラジカル重合に使用される
アゾ系重合開始剤およびパーオキサイド系重合開始剤が
使用できる。アゾ系開始剤としては2、2’−アゾビス
イソブチロニトリル、2、2’−アゾビス(2、4ジメ
チルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチ
ルブチロニトリル)などが挙げられる。パーオキサド系
開始剤としてはジベンゾイルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、
ジt−ブチルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキ
サン、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサハイドロテレフ
タレート、2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパー
オキシシクロヘキシル)プロパンなどを挙げることがで
きる。
して、開始剤として、通常のラジカル重合に使用される
アゾ系重合開始剤およびパーオキサイド系重合開始剤が
使用できる。アゾ系開始剤としては2、2’−アゾビス
イソブチロニトリル、2、2’−アゾビス(2、4ジメ
チルバレロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチ
ルブチロニトリル)などが挙げられる。パーオキサド系
開始剤としてはジベンゾイルパーオキサイド、ラウロイ
ルパーオキサイド、t−ブチルパーオキシベンゾエー
ト、t−ブチルパーオキシイソプロピルカーボネート、
ジt−ブチルパーオキサイド、1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン、1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)シクロヘキ
サン、ジ−t−ブチルパーオキシヘキサハイドロテレフ
タレート、2,2−ビス(4,4−ジ−t−ブチルパー
オキシシクロヘキシル)プロパンなどを挙げることがで
きる。
【0011】溶液重合法においては、加熱した溶剤中に
モノマー単独または、必要に応じて、開始剤を連続的に
供給することにより行う。溶液重合に使用される溶剤と
しては、トルエン、キシレン、クメンなどの芳香族系溶
剤などが挙げられる。重合温度としては、80〜210
℃の範囲で、使用する開始剤の種類、その量および目的
とする分子量に応じて適宣選択される。
モノマー単独または、必要に応じて、開始剤を連続的に
供給することにより行う。溶液重合に使用される溶剤と
しては、トルエン、キシレン、クメンなどの芳香族系溶
剤などが挙げられる。重合温度としては、80〜210
℃の範囲で、使用する開始剤の種類、その量および目的
とする分子量に応じて適宣選択される。
【0012】バルク重合法においては、モノマー単独ま
たはモノマーに溶液重合法で重合した後に溶剤を留去し
て得られるスチレン系樹脂を溶解したモノマー溶液を、
必要に応じて開始剤を加え、加熱し重合を行う。重合温
度としては、80〜200℃の範囲で、使用する開始剤
の種類、その量および目的とする分子量に応じて適宣選
択される。
たはモノマーに溶液重合法で重合した後に溶剤を留去し
て得られるスチレン系樹脂を溶解したモノマー溶液を、
必要に応じて開始剤を加え、加熱し重合を行う。重合温
度としては、80〜200℃の範囲で、使用する開始剤
の種類、その量および目的とする分子量に応じて適宣選
択される。
【0013】懸濁重合法においては、モノマーをポリビ
ニルアルコールなどの水溶性高分子および/またはリン
酸カルシウムなど水難溶性の微粉末状の無機化合物を分
散安定剤として0.1〜5%含有する水中にかきまぜて
分散させ、加熱し重合を行う。重合温度としては、60
〜120℃の範囲で、使用する開始剤の種類、その量お
よび目的とする分子量に応じて適宣選択される。
ニルアルコールなどの水溶性高分子および/またはリン
酸カルシウムなど水難溶性の微粉末状の無機化合物を分
散安定剤として0.1〜5%含有する水中にかきまぜて
分散させ、加熱し重合を行う。重合温度としては、60
〜120℃の範囲で、使用する開始剤の種類、その量お
よび目的とする分子量に応じて適宣選択される。
【0014】ブレンド法においては、溶液重合法で得ら
れたスチレン系樹脂と、バルク重合法および/または懸
濁重合法で得られたスチレン系樹脂と混合し、溶剤を留
去する。
れたスチレン系樹脂と、バルク重合法および/または懸
濁重合法で得られたスチレン系樹脂と混合し、溶剤を留
去する。
【0015】本発明における分子中に2個以上のクロル
基を有するクロル系有機化合物としては、50℃で液状
であり、かつ沸点が200℃以上のものが好ましい。具
体的には、ポリβ−クロロオキシエチレン(2.2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リβ−クロロオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエ
チレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン・ジ(モノクロロアセテート)、ポリオ
キシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン・ジ(モノクロロアセテー
ト)、トリメチロールプロパントリス(モノクロロアセ
テート)、ペンタエリスリトールテトキス(モノクロロ
アセテート)、ポリエピクロルヒドリン(エピクロルヒ
ドリンを鉱酸、ルイス酸等で開環重合させて得られる平
均分子量500〜2000のホモポリマー)等が挙げら
れる。
基を有するクロル系有機化合物としては、50℃で液状
であり、かつ沸点が200℃以上のものが好ましい。具
体的には、ポリβ−クロロオキシエチレン(2.2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポ
リβ−クロロオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン、ポリオキシエ
チレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)プロパン・ジ(モノクロロアセテート)、ポリオ
キシプロピレン(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパン・ジ(モノクロロアセテー
ト)、トリメチロールプロパントリス(モノクロロアセ
テート)、ペンタエリスリトールテトキス(モノクロロ
アセテート)、ポリエピクロルヒドリン(エピクロルヒ
ドリンを鉱酸、ルイス酸等で開環重合させて得られる平
均分子量500〜2000のホモポリマー)等が挙げら
れる。
【0016】クロル系有機化合物の使用量は、スチレン
系樹脂100重量部に対して、0.01〜1%、好まし
くは、0.02〜0.5%である。0.01%より少な
いと効果が充分発揮されない。1%の添加で充分効果が
あり、それ以上の添加はポリマーの物性を劣化させる。
系樹脂100重量部に対して、0.01〜1%、好まし
くは、0.02〜0.5%である。0.01%より少な
いと効果が充分発揮されない。1%の添加で充分効果が
あり、それ以上の添加はポリマーの物性を劣化させる。
【0017】本発明における分子中に2個以上のチオー
ル基を有するチオール系有機化合物としては、50℃で
液状であり、かつ沸点が200℃以上のものが好まし
い。具体的には、ポリβ−メルカプトオキシエチレン
(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ポリβ−メルカプトオキシプロピレン(2.
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン・ジ(チオグリコレー
ト)、ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン・ジ(チオグリコ
レート)、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン・ジ(β−メル
カプトプロピオネート)、ポリオキシプロピレン(2.
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン・ジ(β−メルカプトプロピオネート)、トリメチロ
ールプロパントリス(チオグリコレート)、トリメチロ
ールプロパントリス(β−メルカプトプロピオネー
ト)、ペンタエリスリトールテトキス(チオグリコレー
ト)、ペンタエリスリトールテトキス(β−メルカプト
プロピオネート)、部分チオール化ポリエピクロルヒド
リン(上記ポリエピクロルリンのクロル基の10〜70
モル%を、水硫化ナトリウム等でチオール化して得られ
るポリマー)等が挙げられる。
ル基を有するチオール系有機化合物としては、50℃で
液状であり、かつ沸点が200℃以上のものが好まし
い。具体的には、ポリβ−メルカプトオキシエチレン
(2.2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)
プロパン、ポリβ−メルカプトオキシプロピレン(2.
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)プロパン・ジ(チオグリコレー
ト)、ポリオキシプロピレン(2.2)−2,2−ビス
(4−ヒドロキシフェニル)プロパン・ジ(チオグリコ
レート)、ポリオキシエチレン(2.2)−2,2−ビ
ス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン・ジ(β−メル
カプトプロピオネート)、ポリオキシプロピレン(2.
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン・ジ(β−メルカプトプロピオネート)、トリメチロ
ールプロパントリス(チオグリコレート)、トリメチロ
ールプロパントリス(β−メルカプトプロピオネー
ト)、ペンタエリスリトールテトキス(チオグリコレー
ト)、ペンタエリスリトールテトキス(β−メルカプト
プロピオネート)、部分チオール化ポリエピクロルヒド
リン(上記ポリエピクロルリンのクロル基の10〜70
モル%を、水硫化ナトリウム等でチオール化して得られ
るポリマー)等が挙げられる。
【0018】チオール系有機化合物の使用量は、スチレ
ン系樹脂100重量部に対して、0.001〜0.1
%、好ましくは、0.002〜0.05%である。0.
001%より少ないと効果が充分発揮されない。0.1
%の添加で充分効果があり、それ以上の添加はポリマー
の物性を劣化させる。
ン系樹脂100重量部に対して、0.001〜0.1
%、好ましくは、0.002〜0.05%である。0.
001%より少ないと効果が充分発揮されない。0.1
%の添加で充分効果があり、それ以上の添加はポリマー
の物性を劣化させる。
【0019】本発明の樹脂組成物は、スチレン系樹脂に
分子中に2個以上のクロル基を有するクロル系有機化合
物および/または分子中に2個以上のチオール基を有す
るチオール系有機化合物を有効成分として含有して成る
が、好ましくは、スチレン系樹脂に分子中に2個以上の
クロル基を有するクロル系有機化合物および分子中に2
個以上のチオール基を有するチオール系有機化合物を有
効成分として含有して成るものである。
分子中に2個以上のクロル基を有するクロル系有機化合
物および/または分子中に2個以上のチオール基を有す
るチオール系有機化合物を有効成分として含有して成る
が、好ましくは、スチレン系樹脂に分子中に2個以上の
クロル基を有するクロル系有機化合物および分子中に2
個以上のチオール基を有するチオール系有機化合物を有
効成分として含有して成るものである。
【0020】本発明の樹脂組成物は、溶液重合法によ
り製造されたスチレン系樹脂;バルク重合法により製
造されたスチレン系樹脂;溶液重合により製造された
スチレン系樹脂と懸濁重合法および/またはバルク重合
法により製造されたスチレン系樹脂とのブレンドにより
製造されたスチレン系樹脂に、クロル系有機化合物およ
び/またはチオール系有機化合物を、溶剤および/また
は未反応モノマーの留去前、途中および後のいずれの段
階に添加しても製造することができる。溶剤および/ま
たは未反応モノマーを留去する温度としては、180〜
200℃である。
り製造されたスチレン系樹脂;バルク重合法により製
造されたスチレン系樹脂;溶液重合により製造された
スチレン系樹脂と懸濁重合法および/またはバルク重合
法により製造されたスチレン系樹脂とのブレンドにより
製造されたスチレン系樹脂に、クロル系有機化合物およ
び/またはチオール系有機化合物を、溶剤および/また
は未反応モノマーの留去前、途中および後のいずれの段
階に添加しても製造することができる。溶剤および/ま
たは未反応モノマーを留去する温度としては、180〜
200℃である。
【0021】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれにより限定されるものではない。実施
例中、部はいずれも重量部を表す。ガスクロマトグラフ
によるスチレン含量測定法は以下の通りである。 装置 :島津製作所製ガスクロマトグラフGC−9A 島津製作所製クロマトパックC−R5A カラム充填物:PEG 20M 20% SUPPORT Chromosorb(AW−DMCS) 試料溶液 :0.5重量%DMF溶液(内部標準n−アミルアルコール) 溶液注入量 :0.2μl カラム温度 :100℃ インジェクション温度:200℃
が、本発明はこれにより限定されるものではない。実施
例中、部はいずれも重量部を表す。ガスクロマトグラフ
によるスチレン含量測定法は以下の通りである。 装置 :島津製作所製ガスクロマトグラフGC−9A 島津製作所製クロマトパックC−R5A カラム充填物:PEG 20M 20% SUPPORT Chromosorb(AW−DMCS) 試料溶液 :0.5重量%DMF溶液(内部標準n−アミルアルコール) 溶液注入量 :0.2μl カラム温度 :100℃ インジェクション温度:200℃
【0022】またGPCによる分子量測定の条件は以下
の通りである。 装置 : 東洋曹達製 HLC−802A カラム : TSK gel GMH6 2本 (東洋曹達製) 測定温度 : 40℃ 試料溶液 : 0.25重量%THF溶液 溶液注入量 : 200μl 検出装置 : 屈折率検出器 なお分子量較正曲線は標準ポリスチレンを用いて作成。
の通りである。 装置 : 東洋曹達製 HLC−802A カラム : TSK gel GMH6 2本 (東洋曹達製) 測定温度 : 40℃ 試料溶液 : 0.25重量%THF溶液 溶液注入量 : 200μl 検出装置 : 屈折率検出器 なお分子量較正曲線は標準ポリスチレンを用いて作成。
【0023】実施例1 1Lの4つ口フラスコに水1400部、ポリビニルアル
コール(PVA235;株式会社クラレ製)の2重量%
水溶液150部を加え、これにスチレン780部、アク
リル酸n−ブチル220部、および1,1−ビス(t−
ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サン4部からなる混合物を加えて攪拌し懸濁液とする。
フラスコ内を十分窒素置換した後、90℃まで昇温して
重合を開始する。同温に保持して重合を継続させ14時間
後に転化率が98%に達したことを確認して95℃に昇
温し、2時間後に懸濁重合を完結させた。得られたポリ
マーを濾別、水洗、乾燥して熱可塑性樹脂を得た。この
ポリマーをAとする。ポリマーAの重量平均分子量は6
0万であった。
コール(PVA235;株式会社クラレ製)の2重量%
水溶液150部を加え、これにスチレン780部、アク
リル酸n−ブチル220部、および1,1−ビス(t−
ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サン4部からなる混合物を加えて攪拌し懸濁液とする。
フラスコ内を十分窒素置換した後、90℃まで昇温して
重合を開始する。同温に保持して重合を継続させ14時間
後に転化率が98%に達したことを確認して95℃に昇
温し、2時間後に懸濁重合を完結させた。得られたポリ
マーを濾別、水洗、乾燥して熱可塑性樹脂を得た。この
ポリマーをAとする。ポリマーAの重量平均分子量は6
0万であった。
【0024】一方、2Lのステンレス製加圧反応器にキ
シレン400部を投入し、容器内を十分窒素置換した
後、密閉下で200℃まで昇温する。この温度でスチレ
ン970部、アクリル酸n−ブチル30部、ジt−ブチ
ルパーオキサイド12部の混合液を3時間かけて滴下
し、さらに200℃で2時間保持し、重合を完結させ
た。このポリマー溶液をBとする。このとき生成したポ
リマー溶液から溶剤を除去して得られるポリマーの重量
平均分子量は6000であった。
シレン400部を投入し、容器内を十分窒素置換した
後、密閉下で200℃まで昇温する。この温度でスチレ
ン970部、アクリル酸n−ブチル30部、ジt−ブチ
ルパーオキサイド12部の混合液を3時間かけて滴下
し、さらに200℃で2時間保持し、重合を完結させ
た。このポリマー溶液をBとする。このとき生成したポ
リマー溶液から溶剤を除去して得られるポリマーの重量
平均分子量は6000であった。
【0025】ポリマ−溶液Bの93部にポリマーAを3
5部を加える。キシレン還流下で4時間加熱した後、常
圧下にキシレンを留去しながら190℃まで昇温した時
点で、表1に記載の種類、添加量(重量部)のクロル系
有機化合物、チオール系有機化合物を加え、続いて19
0℃を保持しながら徐々に減圧としてキシレンを留去
し、本発明の樹脂組成物C−1を得た。得られた樹脂組
成物C−1を更に常圧、密閉下、200℃で6時間加熱
し、耐熱性を調べた。樹脂組成物C−1および加熱後の
樹脂組成物C−1のスチレン含量およびポリマーAに由
来する高分子量部分のピーク分子量は、それぞれ表2お
よび表3の通りであった。
5部を加える。キシレン還流下で4時間加熱した後、常
圧下にキシレンを留去しながら190℃まで昇温した時
点で、表1に記載の種類、添加量(重量部)のクロル系
有機化合物、チオール系有機化合物を加え、続いて19
0℃を保持しながら徐々に減圧としてキシレンを留去
し、本発明の樹脂組成物C−1を得た。得られた樹脂組
成物C−1を更に常圧、密閉下、200℃で6時間加熱
し、耐熱性を調べた。樹脂組成物C−1および加熱後の
樹脂組成物C−1のスチレン含量およびポリマーAに由
来する高分子量部分のピーク分子量は、それぞれ表2お
よび表3の通りであった。
【0026】実施例2〜6 実施例1と同様に表1に記載した通りにクロル系有機化
合物、チオール系有機化合物を加え合成を行い、実施例
の樹脂組成物C−2〜C−6を得た。得られた樹脂組成
物C−2〜C−6を更に常圧、密閉下、200℃で6時
間加熱し、耐熱性を調べた。樹脂組成物C−2〜C−6
および加熱後の樹脂組成物C−2〜C−6のスチレン含
量およびポリマーAに由来する高分子量部分のピーク分
子量は、それぞれ表2および表3の通りであった。
合物、チオール系有機化合物を加え合成を行い、実施例
の樹脂組成物C−2〜C−6を得た。得られた樹脂組成
物C−2〜C−6を更に常圧、密閉下、200℃で6時
間加熱し、耐熱性を調べた。樹脂組成物C−2〜C−6
および加熱後の樹脂組成物C−2〜C−6のスチレン含
量およびポリマーAに由来する高分子量部分のピーク分
子量は、それぞれ表2および表3の通りであった。
【0027】比較例1〜2 また、クロル系有機化合物、チオール系有機化合物を加
えない場合を比較例1、クロル系有機化合物、チオール
系有機化合物の代わりにフェノール系化合物を加えた
場合を比較例2として、全て実施例1と同様に行い、樹
脂組成物C−7〜C−8を得た。得られた樹脂組成物C
−7〜C−8を更に常圧、密閉下、200℃で6時間加
熱し、耐熱性を調べた。樹脂組成物C−7〜C−8およ
び加熱後の樹脂組成物C−7〜C−8のスチレン含量お
よびポリマーAに由来する高分子量部分のピーク分子量
は、それぞれ表2および表3の通りであった。 テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
えない場合を比較例1、クロル系有機化合物、チオール
系有機化合物の代わりにフェノール系化合物を加えた
場合を比較例2として、全て実施例1と同様に行い、樹
脂組成物C−7〜C−8を得た。得られた樹脂組成物C
−7〜C−8を更に常圧、密閉下、200℃で6時間加
熱し、耐熱性を調べた。樹脂組成物C−7〜C−8およ
び加熱後の樹脂組成物C−7〜C−8のスチレン含量お
よびポリマーAに由来する高分子量部分のピーク分子量
は、それぞれ表2および表3の通りであった。 テトラキス[メチレン−3(3,5−ジ−t−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート]メタン
【0028】
【表1】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− クロル系化合物 チオール系化合物 樹脂組成物 種類 添加量 種類 添加量 (重量部) (重量部) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 1 C−1 0.5 0.02 施 2 C−2 0.5 0.01 例 3 C−3 0.1 0.02 4 C−4 0.1 0.01 5 C−5 0.1 添加せず 6 C−6 添加せず 0.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0029】ポリβ−クロロオキシプロピレン(2.
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン ポリβ−クロロオキシエチレン(2.2)−2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン ポリエピクロルヒドリン(分子量=1,000) ポリβ−メルカプトオキシプロピレン(2.2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン ポリβ−メルカプトオキシエチレン(2.2)−2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 70モル%チオール化ポリエピクロルヒドリン ペンタエリスリトールテトキス(β−メルカプトプロ
ピオネート)
2)−2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン ポリβ−クロロオキシエチレン(2.2)−2,2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン ポリエピクロルヒドリン(分子量=1,000) ポリβ−メルカプトオキシプロピレン(2.2)−
2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン ポリβ−メルカプトオキシエチレン(2.2)−2,
2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン 70モル%チオール化ポリエピクロルヒドリン ペンタエリスリトールテトキス(β−メルカプトプロ
ピオネート)
【0030】
【表2】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− スチレン含量(ppm) 加熱によるスチレン 樹脂組成物 加熱前 加熱後 発生量(ppm) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 1 C−1 170 259 89 施 2 C−2 200 269 69 例 3 C−3 190 210 20 4 C−4 190 280 90 5 C−5 184 309 125 6 C−6 240 127 −113 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 1 C−7 180 420 240 較 2 C−8 203 483 280 例 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0031】
【表3】 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ポリマーAに由来するピーク分子量(万) 樹脂組成物 加熱前 加熱後 加熱による低下 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 1 C−1 43.0 41.1 −1.9 施 2 C−2 42.8 40.8 −2.0 例 3 C−3 43.2 42.1 −1.1 4 C−4 42.9 40.9 −2.0 5 C−5 42.9 42.1 −0.8 6 C−6 43.7 38.6 −4.1 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 比 1 C−7 43.0 36.3 −6.7 較 2 C−8 43.4 36.4 −7.0 例 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0032】表2および表3の結果に見られる通り、本
発明の樹脂組成物は加熱によるスチレンの発生が少な
く、かつポリマーの分子量低下も小さいという優れた耐
熱性を示す。特に、クロル系有機化合物およびチオール
系樹脂組成物を含有する樹脂組成物が優れている。クロ
ル系有機化合物のみを含有する樹脂組成物は、ポリマー
の分子量低下は極めて小さいがスチレンの発生が若干多
い。一方、チオール系有機化合物のみを含有する樹脂組
成物は、スチレンの発生は極めて少ないがポリマーの分
子量低下が若干大きい。
発明の樹脂組成物は加熱によるスチレンの発生が少な
く、かつポリマーの分子量低下も小さいという優れた耐
熱性を示す。特に、クロル系有機化合物およびチオール
系樹脂組成物を含有する樹脂組成物が優れている。クロ
ル系有機化合物のみを含有する樹脂組成物は、ポリマー
の分子量低下は極めて小さいがスチレンの発生が若干多
い。一方、チオール系有機化合物のみを含有する樹脂組
成物は、スチレンの発生は極めて少ないがポリマーの分
子量低下が若干大きい。
【0033】
【発明の効果】本発明による樹脂組成物は耐熱性に優れ
ているため、高温に加熱しても高分子鎖の分解およびス
チレンモノマーの発生が極めて起こりにくい。
ているため、高温に加熱しても高分子鎖の分解およびス
チレンモノマーの発生が極めて起こりにくい。
Claims (4)
- 【請求項1】 スチレン系樹脂に、分子中に2個以上の
クロル基を有するクロル系有機化合物および/または分
子中に2個以上のチオール基を有するチオール系有機化
合物を有効成分として含有して成り、かつ該クロル系有
機化合物および該チオール系有機化合物の割合が、それ
ぞれスチレン系樹脂100重量部に対し、0.01〜
1.0重量部および0.001〜0.1重量部である樹
脂組成物。 - 【請求項2】 該クロル系有機化合物が50℃で液状で
あり、かつ沸点が200℃以上である請求項1記載の樹
脂組成物。 - 【請求項3】 該チオール系有機化合物が50℃で液状
であり、かつ沸点が200℃以上である請求項1記載の
樹脂組成物。 - 【請求項4】 該スチレン系樹脂がポリスチレンおよび
/またはスチレン・(メタ)アクリレート共重合体であ
る請求項1〜3のいずれか記載の樹脂組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7456695A JPH08239529A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7456695A JPH08239529A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 樹脂組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08239529A true JPH08239529A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13550901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7456695A Pending JPH08239529A (ja) | 1995-03-06 | 1995-03-06 | 樹脂組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08239529A (ja) |
-
1995
- 1995-03-06 JP JP7456695A patent/JPH08239529A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0714978B2 (ja) | スチレン系重合体及びその製造方法 | |
WO2002002692A1 (fr) | Composition copolymere styrene | |
JP2007246616A (ja) | 粉末成形用樹脂組成物及び成形体 | |
CN113015767B (zh) | 亚乙烯基芳族单体与具有亲核基团的不饱和化合物的链延长或分支共聚物 | |
JP2006282962A (ja) | 芳香族ビニル化合物−メタクリル酸系共重合体及びその製造方法 | |
JP5457160B2 (ja) | 脂環式構造を有する可溶性多官能(メタ)アクリル酸エステル共重合体及びその製造方法 | |
JP2007224221A (ja) | 光学用成形体 | |
JP5486146B2 (ja) | 芳香族ビニル化合物系樹脂組成物及びその製造方法 | |
JPH09136917A (ja) | スチレン系ランダム共重合体およびその製造方法 | |
JPH08239529A (ja) | 樹脂組成物 | |
JP5468303B2 (ja) | スチレン−メタクリル酸−メタクリル酸メチル樹脂の製造方法 | |
JP2009256554A (ja) | 硬化性樹脂組成物およびその硬化物 | |
JP3703490B2 (ja) | ジブロモスチレン−グリシジル(メタ)クリレートコポリマー | |
US5510429A (en) | Polycarbonate-g-polyacrylate graft copolymerization | |
JP3713285B2 (ja) | ヒドロキシ官能化グラフト共重合体を使用することによって得られる低光沢度のポリカーボネート/abs配合物 | |
AU741719B2 (en) | ABS moulding compositions produced in an emulsion-free manner and with a very high notched bar impact strength | |
JP4925391B2 (ja) | 耐熱性スチレン系樹脂組成物 | |
JPH09104794A (ja) | 樹脂組成物 | |
JP3662055B2 (ja) | 熱安定性および加工性に優れたスチレン系樹脂組成物 | |
JP2011207968A (ja) | アルコール性水酸基を有する可溶性多官能(メタ)アクリル酸エステル共重合体及びその製造方法 | |
JP3254060B2 (ja) | ゴム変性ビニル芳香族樹脂組成物 | |
JP2020189913A (ja) | スチレン系樹脂組成物およびその製造方法 | |
JPH06345932A (ja) | メタクリル酸メチル−α− メチルスチレン共重合樹脂組成物及びその製造法 | |
WO2023190540A1 (ja) | 共重合体を含む樹脂組成物、その製造方法および成形体 | |
KR100387311B1 (ko) | 분지구조를갖는스티렌계열가소성수지및그제조방법 |