JPH08239479A - 単分散オルガノポリシロキサンの製造方法 - Google Patents

単分散オルガノポリシロキサンの製造方法

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JPH08239479A
JPH08239479A JP6666995A JP6666995A JPH08239479A JP H08239479 A JPH08239479 A JP H08239479A JP 6666995 A JP6666995 A JP 6666995A JP 6666995 A JP6666995 A JP 6666995A JP H08239479 A JPH08239479 A JP H08239479A
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formula
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carbon atoms
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JP6666995A
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Ichirou Ono
猪智郎 小野
Masanao Kamei
正直 亀井
Shinji Miyadai
進二 宮台
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 生産性が高く、製造コストの低い、副生物の
含有率の少ない単分散オルガノポリシロキサンの製造方
法を提供すること。有機銀塩を使用した、シェルフライ
フの長い記録材料を提供すること。 【構成】環状トリシロキサンと非プロトン性有機溶媒の
混合物にCaH2 を加えて脱水処理を行った後、アルキ
ルリチウム又はリチウムシラノレートを開始剤として加
えてアニオンリビング重合を行わせ、次いで、オルガノ
ハロシランと反応させることを特徴とする単分散オルガ
ノポリシロキサンの製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオルガノポリシロキサン
の製造方法に関し、特に、単分散オルガノポリシロキサ
ンの製造方法に関する。
【0002】
【従来技術】リチウム化合物を開始剤とする、環状トリ
シロキサンをアニオンリビング重合することによるオル
ガノポリシロキサンの製造方法は既に知られている(特
公平2−3417号、特開平2−92933号、特開平
4−202326号、特開平5−34734号及び特開
平5−279481号各公報)。
【0003】この方法は、クロルシランを加水分解反応
させたり、酸又はアルカリ触媒を用いたいわゆる平衡化
反応による方法に比べて分子量の制御が容易で、分子量
分布の狭い単分散ポリマーが得られるという利点を有し
ている。更に、反応性の有機官能基を有する開始剤や停
止剤を使用することにより、分子の片末端に反応性基を
有するシリコンマクロモノマーを容易に得ることができ
る。
【0004】特に、片末端に(メタ)アクリル基やビニ
ル基のようなラジカル重合性基を有するラジカル重合性
シリコーンマクロモノマーは、アクリル系モノマーとの
共重合によりアクリル/シリコーングラフト共重合体を
合成することが可能である。このアクリル/シリコーン
グラフト共重合体は撥水性、離型性、潤滑性、防汚性、
耐候性、耐熱性等に優れる被膜形成性の樹脂であること
から各種のコーティング分野へとその応用が盛んに行わ
れている(特開昭61−151272号、特開昭62−
156172号、特開平2−274596号等の各公
報)。
【0005】しかしながら、このようなアニオンリビン
グ重合によるオルガノポリシロキサンの製造方法は、水
分が存在すると開始剤及びリビング重合の成長末端が失
活し、副生するLiOHがシロキサン結合を切断してシ
ロキサンの再配列が起こるので、分子量分布の広いオル
ガノポリシロキサンが生じるという欠点があった。特
に、前記ラジカル重合性シリコーンマクロモノマーを製
造する場合に水分が存在すると、重合性基を持たない、
無官能オルガノポリシロキサンが副生するという欠点も
あった。従って、このようなラジカル重合性シリコーン
マクロモノマーを用いて製造した前記アクリル/シリコ
ーングラフト共重合体は、無官能オルガノポリシロキサ
ンを含有することになり、その用途が限定されるという
欠点があった。
【0006】更に、この製造方法は、重合反応系のLi
の濃度を低くすることによって分子量が5,000以上
のオルガノポリシロキサンを得ようとした場合には、水
分の影響が特に大きくなるので、原料として使用する環
状トリシロキサン及び溶媒を、金属Na、CaH2 又は
グリニヤール試薬等の脱水剤で処理した後に濾過又は蒸
留することによって、十分に脱水・乾燥する必要があっ
た。更に、使用する反応装置も、水分に対するシール性
が高いものを使用すると共に水分管理を十分に行わなけ
ればならず、生産性が低下し、製造コストが上昇すると
いう欠点があった。
【0007】本発明者等は、上記の欠点を解決するため
に公知の脱水剤について検討したところ、硫酸ナトリウ
ム、硫酸マグネシウム、塩化カルシウム、シリカゲル、
ゼオライト、モレキュラーシーブス等の吸着型の脱水剤
は、いずれも水分の吸着力が弱い上吸収水がリビング重
合に悪影響を与えること、及び、テトラメトキシシラ
ン、ヘキサメチレンジシラザン等の加水分解性の有機ケ
イ素化合物は、水と反応して脱水剤として機能すること
はできるものの、同時にメタノール、アンモニア等の活
性水素含有化合物を放出するのでリビング重合に悪影響
を与えるということが判明した。更に、アルキルマグネ
シウムハロリド等のグリニヤール試薬の場合には、原料
である環状トリシロキサンとも反応するので使用するこ
とができない。また、乾燥窒素ガスの吹き込みや、トル
エン等の疎水性溶媒を用いる共沸脱水方法の場合には、
脱水効果が不十分である。
【0008】これに対し、金属Naの場合には、単に系
に添加するだけで脱水できるので簡便であるのみなら
ず、脱水剤としてもその効果が優れている。しかしなが
ら、金属Naの場合には、水と反応して生成するNaO
Hがシロキサン結合を切断してシロキサンに再配列を起
こさせるので、分子量分布の狭い単分散オルガノポリシ
ロキサンを得ることができないという欠点があった。こ
のように、In Situで脱水剤を添加して、そのま
まアニオンリビング重合を行なうことのできるものは知
られていなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者等
は、更に改善された単分散オルガノポリシロキサンの製
造方法について鋭意研究した結果、CaH2 を脱水剤と
して反応系に添加した場合には、重合反応に影響がなく
そのままリビング重合を行わせることができること、十
分に脱水・乾燥した環状トリシロキサンや溶媒を使用す
る必要がないこと、及び、溶媒や水分に対するシール性
が高い反応装置を使用して水分管理を十分に行うという
必要もないので生産性が高く、副生物の含有率の少ない
単分散オルガノポリシロキサンを安価に製造することが
できるということを見出し、本発明に到達した。従っ
て、本発明の目的は、生産性が高く、副生物の含有率の
少ない単分散オルガノポリシロキサンの製造方法を提供
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記の目的は、
下記一般式(1)で表される環状トリシロキサンと非プ
ロトン性有機溶媒の混合物にCaH2 を加えて脱水処理
を行った後、一般式(2)で表されるアルキルリチウム
又は一般式(3)で表されるリチウムシラノレートを開
始剤として加えてアニオンリビング重合を行わせ、次い
で、一般式(4)で表されるオルガノシランと反応させ
ることを特徴とする単分散オルガノポリシロキサンの製
造方法によって達成された。
【0011】一般式(1):(R1 2 SiO)(R3
4 SiO)(R5 6 SiO) (1)式中のR1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR
6 は、同一又は異種の、炭素原子数が1〜20のアルキ
ル基、ハロゲン置換アルキル基、アルケニル基、アリー
ル基又はアラルキル基である。 一般式(2):R7 Li (2)式中のR7 は炭素原子数が1〜4のアルキル基で
ある。 一般式(3):R8 9 10SiO(R1112SiO)
n Li
【0012】(3)式中のR8 9 及びR10は、同一又
は異種の、炭素原子数が1〜20のアルキル基、ハンロ
ゲン置換アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラ
ルキル基又は酸素原子若しくは硫黄原子を含む炭素原子
数が4〜20の一価の有機基、R11及びR12は、同一又
は異種の炭素原子数が1〜20のアルキル基、ハロゲン
置換アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキ
ル基であり、nは0〜9の数である。
【0013】一般式(4):R131415SiX 式(4)中のR1314及びR15は、同一又は異種の水素
原子、炭素原子数1〜20のアルキル基、ハロゲン置換
アルキル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル
基、又は酸素原子若しくは硫黄原子を含む炭素原子数が
4〜20の一価の有機基であり、Xはハロゲン原子であ
る。
【0014】本発明において、単分散とは、重合体の重
量平均分子量Mwと数平均分子量Mnの比Mw/Mn
が、1.00〜1.10であることを意味する。重量平
均分子量は、リビング重合させる場合にあってはモノマ
ーの重量と開始剤のモル数から計算することにより、又
は光散乱法を用いて容易に求めることができる。数平均
分子量は膜浸透圧計を用いて容易に測定される。分子量
分布の評価は、ゲルパーミェーションクロマトグラフィ
ー(GPC)によって行うことができる。
【0015】本発明で使用する一般式(1)で表される
環状トリシロキサン中のR1 、R2、R3 、R4 、R5
及びR6 で表される基の具体例としては、メチル基、エ
チル基、プロピル基、n−ブチル基、n−ヘキシル基、
n−デシル基、n−オクタデシル基等のアルキル基;ト
リフルオロプロピル基、ノナフルオロブチルエチル基、
ヘプタデカフルオロオクチルエチル基、クロロプロピル
基等のハロゲン置換アルキル基;ビニル基、アリル基、
ヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル
基、ビニルフェニル基等のアリール基;ベンジル基、ビ
ニルベンジル基等のアラルキル基等が挙げられる。
【0016】このような環状トリシロキサンの具体例と
しては、〔(CH3 2 SiO〕3で表される化合物、
下記化1で表される化合物、〔(CH3 )(CH2 =C
H)SiO〕3 で表される化合物、〔(CH3 )(CF
3 2 4 )SiO〕3 で表される化合物、下記化2で
表される化合物、下記化3で表される化合物、〔(CH
3 2 SiO〕2 〔(CH3 )(C6 13)SiO〕で
表される化合物、〔(CH3 2 SiO〕2 〔(C
3 )(CH2 =CH)SiO〕で表される化合物、
〔(CH3 2 SiO〕2 〔(CH3 )(CF3 2
4 )SiO〕で表される化合物、〔(CH3 2 Si
O〕2 〔(CH3 )(C8 172 4 )SiO〕で表
される化合物等が挙げられる。
【0017】
【化1】
【化2】
【化3】 これらの環状トリシロキサンは単独で使用しても2種以
上を併用しても良いが、これらの中でも、特にR1 〜R
6 の全てがメチル基であるヘキサメチルシクロトリシロ
キサンは入手が容易であるので好ましい。
【0018】本発明で使用する非プロトン性有機溶媒
は、環状トリシロキサン及び生成する重合体を溶解する
ことができるものであれば特に限定されるものではな
い。このような非プロトン性有機溶媒としては、例え
ば、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−
ジオキサン等のエーテル系溶媒;ヘキサン、トルエン、
キシレン等の炭化水素系溶媒;ジメチルスルホキシド、
ジメチルホルムアミド等が挙げられる。これらの溶媒は
併用しても良い。特に、トルエン等の極性の低い溶媒を
使用する場合には、テトラヒドロフラン、ジメチルスル
ホキシド、ジメチルホルムアミド等の極性の高い溶媒を
併用することが好ましい。
【0019】本発明で使用するCaH2 は、環状トリシ
ロキサン及び非プロトン性有機溶媒の混合物中の水分を
除去する作用を有するものであり、それらの混合物中に
添加される。本発明で使用するCaH2 は特に限定され
るものではなく、通常市販されている粉末状のもの、粒
状のもの等を使用することができる。
【0020】CaH2 の使用量は、環状トリシロキサン
及び非プロトン性有機溶媒中の水分量によって適宜決め
られるが、CaH2 は、CaH2 +2H2 O→Ca(O
H)2 +2H2 の反応式で表されるようにCaH2 の1
モルと水2モルとが反応するので、含有されている水1
モルに対して0.5〜10モル、特に0.75〜5モル
使用することが好ましい。
【0021】CaH2 を添加した後の処理条件は、0〜
150℃、特に30〜100℃、処理時間は30分〜2
時間とすることが好ましい。また、処理後の混合物中の
水分は50ppm以下とすることが好ましい。上記の処
理は、上記反応式の如く爆発し易い水素ガスを発生する
ので、安全性を確保するために乾燥窒素気流中で行うこ
とが好ましい。処理後、系内には未反応のCaH2 及び
反応生成物のCa(OH)2 が残存することとなるが、
これらはその後のアニオンリビング重合には悪影響を与
えないので、除去する必要はない。
【0022】本発明で使用する一般式(2)で表される
アルキルリチウム及び一般式(3)で表されるリチウム
シラノレートは、アニオンリビング重合の開始剤となる
ものである。一般式(2)で表されるアルキルリチウム
の具体例としては、メチルリチウム、エチルリチウム、
n−プロピルリチウム、n−ブチルリチウム、sec−
ブチルリチウム等が挙げられる。
【0023】前記一般式(3)中のR8 、R9 及びR9
で表される基の具体例としては、メチル基、エチル基、
プロピル基、n−ブチル基、n−ヘキシル基、n−デシ
ル基、n−オクタデシシル基等のアルキル基;トリフロ
ロプロピル基、ノナフルオロブチルエチル基、ヘプタデ
カフルオロオクチルエチル基、クロロプロピル基等のハ
ロゲン置換アルキル基;ビニル基、アリル基、ヘキセニ
ル基等のアルケニル基;フェニル基、トリル基、ビニル
フェニル基等のアリール基;ベンジル基、ビニルベンジ
ル基等のアラルキル基;アクリロキシプロピル基、メタ
クリロキシプロピル基、アクリロキシエチル基等のラジ
カル重合性基等が挙げられる。また、一般式(3)中の
11及びR12の具体例としては、前記R1 〜R6 と同じ
ものが挙げられる。
【0024】一般式(3)で表されるリチウムシラノレ
ートの具体例としては、下記化4〜化15で表される化
合物等が挙げられる。
【化4】
【化5】
【化6】
【化7】
【化8】
【0025】
【化9】
【化10】
【化11】
【化12】
【化13】
【化14】
【化15】
【0026】リチウムシラノレートは半減期を有するア
ルキルリチウムに比べて反応溶媒中での保存安定性が優
れているので、本発明のアニオンリビング重合の開始剤
として好ましい。これらの中でも、R8 、R9 、R10
11及びR12が、炭素原子数が1〜4のアルキル基であ
る、リチウムシラノレートが特に好ましい。
【0027】本発明におけるアニオンリビング重合は、
環状トリシロキサン及び非プロトン性有機溶媒の混合物
中にCaH2 を添加して脱水処理を行った後に、重合開
始剤としてアルキルリチウム又はリチウムシラノレート
を添加し、反応を開始させることによって行われる。上
記の反応条件は70℃以下とすることが好ましく、特に
0〜30℃とすることが好ましい。反応時間は、通常、
0.5〜20時間である。アニオンリビング重合におい
て得られるオルガノポリシロキサンの分子量は環状トリ
シロキサンと重合開始剤のモル比を調節することによっ
て任意に変えることができるが、通常は、重合開始剤/
環状トリシロキサンのモル比は0.01〜0.5とする
ことが好ましい。
【0028】本発明においては、アニオンリビング重合
を行わせた後、前記一般式(4)で表されるオルガノハ
ロシランを反応させる。オルガノハロシランは、重合反
応を停止させて所望の分子量の単分散オルガノポリシロ
キサンを得るためのものである。
【0029】一般式(4)中のR13、R14及びR15で表
される基の具体例としては、水素原子の他、R8 〜R10
と同じものを挙げることができる。このようなオルガノ
ハロシランの具体例としては、下記化16で表される化
合物、(CH3 3 SiClで表される化合物、(CH
3 3 SiBrで表される化合物、(CH3 3 SiI
で表される化合物、(C2 5 3 SiClで表される
化合物、下記化17〜23で表される化合物、(CH2
=CH)3 SiClで表される化合物、下記化24〜化
27で表される化合物等が挙げられる。
【0030】
【化16】
【化17】
【化18】
【化19】
【化20】
【化21】
【0031】
【化22】
【化23】
【化24】
【化25】
【化26】
【化27】
【0032】本発明においては、これらの中でも、クロ
ロシランを使用することが好ましい。本発明において、
片末端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキ
サンを製造する場合には、これらの中でも、前記一般式
(4)中のR13、R14及びR15の何れか1つが、メタク
リル基含有有機基、アクリル基含有有機基又はビニルフ
ェニル基であるラジカル重合性ハロシランを用いること
が好ましい。
【0033】オルガノハロシランの使用量は、重合開始
剤1モルに対して1.0〜5.0モル、特に1.1〜
2.0モルであることが好ましい。重合停止反応は0〜
100℃、特に0〜30℃で1〜3時間行わせることが
好ましい。この場合、過剰のオルガノハロシランから副
生する酸によってシロキサン結合が切断されるのを防止
する観点から、ジエチルアミン、トリエチルアミン、ブ
チルアミン等のアミン化合物を、重合開始剤1モルに対
して0.1〜2.0モル反応系に加えても良い。
【0034】
【発明の効果】本発明の単分散オルガノポリシロキサン
の製造方法は、反応系に添加した場合には重合反応に影
響がなくそのままリビング重合を行わせることができる
CaH2 を脱水剤として使用しているので、十分に脱水
・乾燥した環状トリシロキサンや溶媒を使用する必要が
なく、更に、溶媒や水分に対するシール性が高い反応装
置を使用して水分管理を十分に行うという必要もないの
で、生産性が高く、製造コストが安価である。
【0035】また、本発明の製造方法によると、CaH
2 を脱水剤として使用することにより反応系から水分を
除去するので、ラジカル重合性シリコーンマクロモノマ
ーを製造する場合にも、重合性基を持たない無官能オル
ガノポリシロキサンが副生することが少なく、従って、
副生物の含有量の少ない単分散オルガノポリシロキサン
を安価に製造することができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例によって更に詳述する
が、本発明はこれによって限定されるものではない。 実施例1.冷却管、温度計及び攪拌機を備えた1リット
ルのフラスコにヘキサメチルシクロトリシロキサン20
0g(0.901モル)及びテトラヒドロフラン300
gを仕込み、攪拌しながら溶解した。得られた溶液中の
水分の量をカールフィッシャー法によって測定したとこ
ろ、水分量は330ppm(絶対量としては0.009
モル)であった。
【0037】次に、CaH2 粉末0.6g(0,014
モル)を加え、乾燥窒素気流下の60℃で1時間脱水処
理を行った。脱水処理後の溶液の水分を同様にして測定
したところ11ppmであった。次いで、前記化6で表
されるリチウムシラノレート5.2g(0.018モ
ル)を添加し、乾燥窒素気流下、10℃で8時間重合反
応を行わせた後、3−メタクリロキシプロピルジメチル
クロルシラン8.0g(0.036モル)を添加し、1
0℃で3時間攪拌を行った。得られた反応液を水洗し、
メタノール1リットルを用いて再沈殿法により精製し、
減圧下でストリップして、下記化28で表される片末端
にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサンを
得た。
【化28】
【0038】得られたオルガノポリシロキサンについ
て、ゲルパーミェーションクロマトグラフィー(GP
C)で単分散性を評価したところ、下記の通りであっ
た。 Mn(数平均分子量):11,000 Mw(重量平均分子量):11,600 分散度(Mw/Mn):1.05 更に、無官能オルガノポリシロキサンの含有率を下記の
ようにして定量したところ、その含有率は3.6重量%
であった。
【0039】(無官能オルガノポリシロキサンの含有
率)冷却管、温度計及び攪拌機を備えた500ミリリッ
トルのフラスコに、得られたオルガノポリシロキサン1
5g、メタクリル酸15g、メタクリル酸メチル20
g、メチルエチルケトン200g及びアゾビスイソブチ
ロニトリル0.5gを仕込み、乾燥窒素気流下、80℃
で5時間重合反応を行わせた。
【0040】得られた反応溶液を120℃で減圧乾燥
し、重合体を得た。得られた重合体から、ソックスレー
抽出器を用い、n−ヘキサン還流下で5時間抽出処理し
た。抽出率(重量%)を測定し、下記の式から無官能オ
ルガノポリシロキサンの含有率を求めた。 無官能オルガノポリシロキサン含有率(重量%)=抽出
率(重量%)÷0.3
【0041】実施例2.実施例1で使用したテトラヒド
ロフラン300gに代えてトルエン400gを用いると
共にジメチルスルホキシド4gを加えた他は、実施例1
の場合と同様にして溶液を得た。得られた溶液について
実施例1の場合と同様にして水分量を測定したところ、
185ppm(絶対量としては0.006モル)であっ
た。次に、実施例1の場合と同様にして脱水処理を行
い、脱水処理した溶液の水分量を測定したところ8pp
mであった。
【0042】更に、実施例1で使用したリチウムシラノ
レート5.2g(0.018モル)に代えて、n−ブチ
ルリチウムヘキサン溶液(1.6モル/リットル)2
1.3ミリリットル(0.034モル)を使用し、重合
反応時間を5時間に変え、また、3−メタクリロキシプ
ロピルジメチルクロルシラン15.0g(0.068モ
ル)を添加した後の攪拌時間を6時間に変えた他は、実
施例1の場合と同様にして、下記化29で表される片末
端にラジカル重合性基を有するオルガノポリシロキサン
を得た。
【化29】
【0043】得られたオルガノポリシロキサンについ
て、実施例1の場合と同様にして単分散度を測定すると
共に、無官能オルガノポリシロキサンの含有率を計算し
たところ、下記の通りであった。 Mn:6,050 Mw:6,300 分散度(Mw/Mn):1.04 無官能オルガノポリシロキサンの含有率:3.3重量%
【0044】実施例3.冷却管、温度計及び攪拌機を備
えた1リットルのフラスコにヘキサメチルシクロトリシ
ロキサン200g(0.901モル)及びテトラヒドロ
フラン300gを仕込み、攪拌しながら溶解した。得ら
れた溶液中の水分の量をカールフィッシャー法によって
測定したところ、水分量は360ppm(絶対量として
は0.01モル)であった。
【0045】次に、CaH2 粉末0.84g(0,02
モル)を加え、乾燥窒素気流下の30℃で3時間脱水処
理を行った。脱水処理後の溶液の水分を同様にして測定
したところ15ppmであった。次いで、(CH3 3
SiOLiで表される化合物1.7g(0.018モ
ル)を添加し、乾燥窒素気流下の25℃で5時間重合反
応を行わせた後、ビニルフェニルジメチルクロルシラン
5.9g(0.03モル)を添加し、25℃で1時間攪
拌を行った。得られた反応液を水洗し、メタノール1リ
ットルを用いて再沈殿法により精製し、減圧下でストリ
ップして、下記化30で表される片末端にラジカル重合
性基を有するオルガノポリシロキサンを得た。
【化30】
【0046】得られたオルガノポリシロキサンについて
実施例1の場合と同様にして単分散度を測定すると共
に、無官能オルガノポリシロキサンの含有率を計算した
ところ、下記の通りであった。 Mn:11,100 Mw:11,600 分散度(Mw/Mn):1.05 無官能オルガノポリシロキサンの含有率:3.0重量%
【0047】実施例4.冷却管、温度計及び攪拌機を備
えた1リットルのフラスコに1,1−ジフェニルテトラ
メチルシクロトリシロキサン165g(0.477モ
ル)、ヘキサメチルシクロトリシロキサン35g(0.
158モル)、トルエン150g及びテトラヒドロフラ
ン150gを仕込み、攪拌しながら溶解した。得られた
溶液中の水分の量をカールフィッシャー法によって測定
したところ、水分量は255ppm(絶対量としては
0.007モル)であった。
【0048】次に、CaH2 粉末0.42g(0,01
モル)を加え、乾燥窒素気流下の60℃で1時間脱水処
理を行った。脱水処理後の溶液の水分を同様にして測定
したところ12ppmであった。次いで、(CH3 3
SiOLiで表される化合物1.5g(0.016モ
ル)を添加し、乾燥窒素気流下の25℃で5時間重合反
応を行わせた後、トリメチルクロルシラン3.5g
(0.032モル)を添加し、25℃で1時間攪拌を行
った。得られた反応液を水洗し、メタノール1リットル
を用いて再沈殿法により精製し、減圧下でストリップし
て、下記化31で表されるメチルフェニルポリシロキサ
ンを得た。
【化31】
【0049】得られたメチルフェニルポリシロキサンに
ついて実施例1の場合と同様にして単分散度を測定しと
ころ、下記の通りであった。 Mn:12,800 Mw:13,300 分散度(Mw/Mn):1.04
【0050】比較例1.CaH2 を使用しなかった他
は、実施例1と全く同様にしてオルガノポリシロキサン
を調製し、実施例1の場合と同様にして単分散度を測定
し、また、無官能オルガノポリシロキサンの含有率を計
算したところ、下記の通りであった。 Mn:11,500 Mw:13,600 分散度(Mw/Mn):1.18 無官能オルガノポリシロキサンの含有率:16.2重量
【0051】比較例2.CaH2 を使用しなかった他
は、実施例2の場合と全く同様にしてオルガノポリシロ
キサンを調製し、実施例2の場合と同様にして単分散度
を測定し、また、無官能オルガノポリシロキサンの含有
率を計算したところ、下記の通りであった。 Mn:6,220 Mw:6,970 分散度(Mw/Mn):1.12 無官能オルガノポリシロキサンの含有率:12.5重量
【0052】比較例3.CaH2 を使用しなかった他
は、実施例3の場合と全く同様にしてオルガノポリシロ
キサンを調製し、実施例3の場合と同様にして単分散度
を測定し、また、無官能オルガノポリシロキサンの含有
率を計算したところ、下記の通りであった。 Mn:12,000 Mw:13,800 分散度(Mw/Mn):1.15 無官能オルガノポリシロキサンの含有率:13.2重量
【0053】比較例4.CaH2 を使用しなかった他は
実施例4の場合と全く同様にしてメチルフェニルポリシ
ロキサンを調製し、実施例4の場合と同様にして単分散
度を測定したところ、下記の通りであった。 Mn:13,100 Mw:15,200 分散度(Mw/Mn):1.16 以上の結果を表1にまとめた。
【0054】
【表1】
【0055】表1の結果は、本発明の有効性を実証する
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮台 進二 群馬県碓氷郡松井田町大字人見1番地10 信越化学工業株式会社シリコーン電子材料 技術研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(1)で表される環状トリシロ
    キサンと非プロトン性有機溶媒の混合物にCaH2 を加
    えて脱水処理を行った後、一般式(2)で表されるアル
    キルリチウム又は一般式(3)で表されるリチウムシラ
    ノレートを開始剤として加えてアニオンリビング重合を
    行わせ、次いで、一般式(4)で表されるオルガノハロ
    シランと反応させることを特徴とする、単分散オルガノ
    ポリシロキサンの製造方法; 一般式(1):(R1 2 SiO)(R3 4 SiO)
    (R5 6 SiO) 式中のR1 、R2 、R3 、R4 、R5 及びR6 は、同一
    又は異種の、炭素原子数が1〜20のアルキル基、ハロ
    ゲン置換アルキル基、アルケニル基、アリール基又はア
    ラルキル基である。 一般式(2):R7 Li 式中のR7 は炭素原子数が1〜4のアルキル基である。 一般式(3):R8 9 10SiO(R1112SiO)
    n Li 式中のR8 9 及びR10は、同一又は異種の、炭素原子
    数が1〜20のアルキル基、ハロゲン置換アルキル基、
    アルケニル基、アリール基、アラルキル基、又は、酸素
    原子若しくは硫黄原子を含む炭素原子数が4〜20の一
    価の有機基、R11及びR12は、同一又は異種の炭素原子
    数が1〜20のアルキル基、ハロゲン置換アルキル基、
    アルケニル基、アリール基、アラルキル基であり、nは
    0〜9の数である。 一般式(4):R131415SiX 式中のR1314及びR15は、同一又は異種の水素原子、
    炭素原子数1〜20のアルキル基、ハロゲン置換アルキ
    ル基、アルケニル基、アリール基、アラルキル基、又は
    酸素原子若しくは硫黄原子を含む炭素原子数が4〜20
    の一価の有機基であり、Xはハロゲン原子である。
  2. 【請求項2】一般式(1)中のR1 、R2 、R3
    4 、R5 及びR6 が全てメチル基である請求項1に記
    載された、単分散オルガノポリシロキサンの製造方法。
  3. 【請求項3】一般式(3)中のR8 、R9 、R10、R11
    及びR12が炭素原子数が1〜4のアルキル基であるリチ
    ウムシラノレートを開始剤として用い、一般式(4)の
    13、R14及びR15の何れか1つが、メタクリル基含有
    有機基、アクリル基含有有機基又はビニルフェニル基で
    あるラジカル重合性ハロシランを用いる、請求項1又は
    2に記載された単分散オルガノポリシロキサンの製造方
    法。
  4. 【請求項4】CaH2 による脱水を30〜100℃で3
    0分〜2時間行い、環状トリシロキサンと非プロトン性
    有機溶媒の混合物中の水分を50ppm以下にする、請
    求項1〜3の何れかに記載された単分散オルガノポリシ
    ロキサンの製造方法。
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