JPH08239194A - 巻上機取付具 - Google Patents
巻上機取付具Info
- Publication number
- JPH08239194A JPH08239194A JP6874595A JP6874595A JPH08239194A JP H08239194 A JPH08239194 A JP H08239194A JP 6874595 A JP6874595 A JP 6874595A JP 6874595 A JP6874595 A JP 6874595A JP H08239194 A JPH08239194 A JP H08239194A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- hoist
- shaped steel
- fixing
- mounting
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- Pending
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- Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 H形鋼(20)等にホイスト,ウインチ等の巻上
機(30)を安全、且つ、確実に取り付けられるようにす
る。又、巻上機(30)をH形鋼(20)の真下付近から少し離
れた位置に取付可能とする。 【構成】 H形鋼の対向部(20a)の外側面に当接する本
体(2)と、本体(2)をH形鋼に固定するための2つの固定
部材(3),(4)と、アーム部(7)を備える。固定部材(3),
(4)はH形鋼(20)の本体当接面の裏面をH形鋼(20)の中
間部(20b)の両側で締め付ける本体固定ボルト(3b),(4b)
を備える。固定部材の一つは本体(2)の長手方向にスラ
イド可能な可動固定部材(4)である。アーム部(7)は本体
(2)の長手方向にスライド可能である。アーム部(7)の端
部には巻上機取付部(8)が備えられている。
機(30)を安全、且つ、確実に取り付けられるようにす
る。又、巻上機(30)をH形鋼(20)の真下付近から少し離
れた位置に取付可能とする。 【構成】 H形鋼の対向部(20a)の外側面に当接する本
体(2)と、本体(2)をH形鋼に固定するための2つの固定
部材(3),(4)と、アーム部(7)を備える。固定部材(3),
(4)はH形鋼(20)の本体当接面の裏面をH形鋼(20)の中
間部(20b)の両側で締め付ける本体固定ボルト(3b),(4b)
を備える。固定部材の一つは本体(2)の長手方向にスラ
イド可能な可動固定部材(4)である。アーム部(7)は本体
(2)の長手方向にスライド可能である。アーム部(7)の端
部には巻上機取付部(8)が備えられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はH形鋼等の形鋼にホイス
ト等の巻上機を取り付けるための巻上機取付具に関する
ものである。
ト等の巻上機を取り付けるための巻上機取付具に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】建築現場等においてはホイスト,ウイン
チ等の巻上機をH形鋼,T形鋼等の形鋼に取り付けて資
材の吊下,取込み等を行っている。H形鋼は断面がH形
の形鋼であり、対向する一組(2つ)の対向部と、対向
部間に在する中間部を有している。この一組の対向部を
地面に水平な水平部とすると中間部はそれに垂直な垂直
部といえる。また、T形鋼は断面がT形の形鋼であり、
一の水平部と、その中心付近で水平部と垂直に接する一
の垂直部を有している。
チ等の巻上機をH形鋼,T形鋼等の形鋼に取り付けて資
材の吊下,取込み等を行っている。H形鋼は断面がH形
の形鋼であり、対向する一組(2つ)の対向部と、対向
部間に在する中間部を有している。この一組の対向部を
地面に水平な水平部とすると中間部はそれに垂直な垂直
部といえる。また、T形鋼は断面がT形の形鋼であり、
一の水平部と、その中心付近で水平部と垂直に接する一
の垂直部を有している。
【0003】従来の巻上機(30)のH形鋼(20)への取付方
法を図5に示す。形鋼クランプ(40)を用い、形鋼クラン
プ(40)の吊下ループ(41)にホイスト(30)を取り付け、ホ
イスト(30)の重みにより形鋼クランプ(40)がH形鋼(20)
の対向部(20a)を挟み込むことにより固定されている。
法を図5に示す。形鋼クランプ(40)を用い、形鋼クラン
プ(40)の吊下ループ(41)にホイスト(30)を取り付け、ホ
イスト(30)の重みにより形鋼クランプ(40)がH形鋼(20)
の対向部(20a)を挟み込むことにより固定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】形鋼クランプ(40)は、
その吊下ループ(41)に巻上機(30)及び吊下物の重量がか
かることによりH形鋼(20)の対向部の内、下方に位置す
る下辺(20a)を挟み込んで固定されているが、吊下物を
床面に強く当てた場合等にその反動で形鋼クランプ(40)
の吊下ループ(41)にかかる重量が一時的に少なくなるこ
とがあり、そのような場合は形鋼クランプ(40)がH形鋼
(20)を挟む力が弱くなるので外れやすくなり危険であ
る。また、横の一方向から挟んでいるので形鋼クランプ
(40)に横方向(図5では左方向)に力がかかると外れる
おそれがある。これはT形鋼に取り付けるの場合でも同
様である。
その吊下ループ(41)に巻上機(30)及び吊下物の重量がか
かることによりH形鋼(20)の対向部の内、下方に位置す
る下辺(20a)を挟み込んで固定されているが、吊下物を
床面に強く当てた場合等にその反動で形鋼クランプ(40)
の吊下ループ(41)にかかる重量が一時的に少なくなるこ
とがあり、そのような場合は形鋼クランプ(40)がH形鋼
(20)を挟む力が弱くなるので外れやすくなり危険であ
る。また、横の一方向から挟んでいるので形鋼クランプ
(40)に横方向(図5では左方向)に力がかかると外れる
おそれがある。これはT形鋼に取り付けるの場合でも同
様である。
【0005】そこで、H形鋼等に巻上機を確実で安定性
よく取り付けられる安全性の高い取付具が求められてい
る。この場合、H形鋼には種々の幅のものがあるので、
幅の異なるH形鋼であっても簡単な調整で取り付けられ
ると好ましい。
よく取り付けられる安全性の高い取付具が求められてい
る。この場合、H形鋼には種々の幅のものがあるので、
幅の異なるH形鋼であっても簡単な調整で取り付けられ
ると好ましい。
【0006】又、巻上機(30)はH形鋼(20)のほぼ真下に
取付られるが、H形鋼(20)の真下付近に壁面,他のH形
鋼等が在するような場合には、吊上物がそれらに接触し
て傷ついたり、つっかえて巻き上げにくい場合がある。
更に、吊下部材を少し離れた位置から斜めに差し込んだ
りする作業もしにくい。そこで、巻上機(30)をH形鋼(2
0)の真下付近から少し離れた位置に取り付けられるよう
調整できる取付具も求められている。
取付られるが、H形鋼(20)の真下付近に壁面,他のH形
鋼等が在するような場合には、吊上物がそれらに接触し
て傷ついたり、つっかえて巻き上げにくい場合がある。
更に、吊下部材を少し離れた位置から斜めに差し込んだ
りする作業もしにくい。そこで、巻上機(30)をH形鋼(2
0)の真下付近から少し離れた位置に取り付けられるよう
調整できる取付具も求められている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の巻上機取付具
は、地面に水平な水平部(20a)と、その水平部のほぼ中
心に垂直に接する垂直部(20b)を有する形鋼(20)にホイ
スト等の巻上機(30)を取り付けるための巻上機取付具
(1)であって、形鋼(20)の水平部(20a)に当接する本体
(2)と、本体を形鋼に固定するための固定部材(3),(4)
と、巻上機取付部(8)を備え、固定部材(3),(4)は形鋼(2
0)の本体当接面の裏面を形鋼の垂直部(20b)の両側で締
め付けることにより本体との間で形鋼の水平部(20a)を
挟持できる締付部材(3b),(4b)を備えていることを特徴
とする。
は、地面に水平な水平部(20a)と、その水平部のほぼ中
心に垂直に接する垂直部(20b)を有する形鋼(20)にホイ
スト等の巻上機(30)を取り付けるための巻上機取付具
(1)であって、形鋼(20)の水平部(20a)に当接する本体
(2)と、本体を形鋼に固定するための固定部材(3),(4)
と、巻上機取付部(8)を備え、固定部材(3),(4)は形鋼(2
0)の本体当接面の裏面を形鋼の垂直部(20b)の両側で締
め付けることにより本体との間で形鋼の水平部(20a)を
挟持できる締付部材(3b),(4b)を備えていることを特徴
とする。
【0008】また、H形鋼の対向部(20a)の外側面に当
接する本体(2)と、本体(2)をH形鋼(20)に固定するため
の固定部材(3),(4)と、巻上機取付部(8)を備えており、
固定部材(3),(4)はH形鋼の本体当接面の裏面をH形鋼
の中間部(20b)の両側で締め付けることにより本体(2)と
の間でH形鋼の対向部(20a)を挟持できる締付部材(3b),
(4b)を備えていることを特徴とする。
接する本体(2)と、本体(2)をH形鋼(20)に固定するため
の固定部材(3),(4)と、巻上機取付部(8)を備えており、
固定部材(3),(4)はH形鋼の本体当接面の裏面をH形鋼
の中間部(20b)の両側で締め付けることにより本体(2)と
の間でH形鋼の対向部(20a)を挟持できる締付部材(3b),
(4b)を備えていることを特徴とする。
【0009】更に、H形鋼の対向部(20a)の外側面に当
接する本体(2)と、本体(2)をH形鋼に固定するための2
つの固定部材(3),(4)と、アーム部(7)を備え、固定部材
(3),(4)はH形鋼(20)の本体当接面の裏面をH形鋼(20)
の中間部(20b)の両側で締め付ける本体固定ボルト(3b),
(4b)を備え、固定部材の一つは本体(2)の長手方向にス
ライド可能な可動固定部材(4)であり、可動固定部材(4)
は間隔調整ボルト(5)により本体(2)に固定することがで
き、アーム部(7)は本体(2)の長手方向にスライド可能で
あるとともに、アーム部固定ボルト(6)により本体(2)に
固定可能であり、アーム部(7)の端部には巻上機取付部
(8)が備えられていることを特徴とする。ここに巻上機取
付部はL形の巻上機取付部(18)とすることもできる。
接する本体(2)と、本体(2)をH形鋼に固定するための2
つの固定部材(3),(4)と、アーム部(7)を備え、固定部材
(3),(4)はH形鋼(20)の本体当接面の裏面をH形鋼(20)
の中間部(20b)の両側で締め付ける本体固定ボルト(3b),
(4b)を備え、固定部材の一つは本体(2)の長手方向にス
ライド可能な可動固定部材(4)であり、可動固定部材(4)
は間隔調整ボルト(5)により本体(2)に固定することがで
き、アーム部(7)は本体(2)の長手方向にスライド可能で
あるとともに、アーム部固定ボルト(6)により本体(2)に
固定可能であり、アーム部(7)の端部には巻上機取付部
(8)が備えられていることを特徴とする。ここに巻上機取
付部はL形の巻上機取付部(18)とすることもできる。
【0010】
【作用】本発明の取付具(1)は、本体(2)と固定部材(3),
(4)の締付部材(3b),(4b)との間でH形鋼(20)の対向部(2
0a)を中間部(20b)の両側で挟み込むことによりH形鋼(2
0)にしっかり取り付けられているので、巻上機取付部
(8)にかかる重量負荷がマイナスになったとしても外れ
ず、横方向に力がかかっても外れない。また、H形鋼(2
0)の幅が異なっても可動固定部材(4)を動かせて締付部
材(4b)の位置を調整することができる。
(4)の締付部材(3b),(4b)との間でH形鋼(20)の対向部(2
0a)を中間部(20b)の両側で挟み込むことによりH形鋼(2
0)にしっかり取り付けられているので、巻上機取付部
(8)にかかる重量負荷がマイナスになったとしても外れ
ず、横方向に力がかかっても外れない。また、H形鋼(2
0)の幅が異なっても可動固定部材(4)を動かせて締付部
材(4b)の位置を調整することができる。
【0011】更に、巻上機取付部(8)は本体(2)に沿って
スライド可能なアーム部(7)の先端付近に取り付けられ
ているので、アーム部(7)が伸びた状態で固定すればH
形鋼(20)の真下から少し離れたところで巻上機(30)を取
り付けることができる。
スライド可能なアーム部(7)の先端付近に取り付けられ
ているので、アーム部(7)が伸びた状態で固定すればH
形鋼(20)の真下から少し離れたところで巻上機(30)を取
り付けることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を好適な実施例を用いて説明す
る。H形鋼(20b)取り付ける例を示すが、T形鋼に取り
付ける場合も同様である。 [実施例1]図2は本発明の取付具を示した図(正面
図)であり、図3はその右側面図である。又、図1は本
取付具の使用状態を示した図である。(1)は本発明に係
る取付具であり、H形鋼(20)に取り付けられている。H
形鋼(20)は対向部(20a)が地面に水平、中間部(20b)が地
面に垂直となっている。取付具(1)のアーム部(7)の先端
には巻上機取付部としてのシャックル(8)が備えられて
おり、ここに巻上機(30)が取り付けられている。巻上機
(30)にはクランプ(31)を介して吊上部材(32)が吊り下げ
られている。
る。H形鋼(20b)取り付ける例を示すが、T形鋼に取り
付ける場合も同様である。 [実施例1]図2は本発明の取付具を示した図(正面
図)であり、図3はその右側面図である。又、図1は本
取付具の使用状態を示した図である。(1)は本発明に係
る取付具であり、H形鋼(20)に取り付けられている。H
形鋼(20)は対向部(20a)が地面に水平、中間部(20b)が地
面に垂直となっている。取付具(1)のアーム部(7)の先端
には巻上機取付部としてのシャックル(8)が備えられて
おり、ここに巻上機(30)が取り付けられている。巻上機
(30)にはクランプ(31)を介して吊上部材(32)が吊り下げ
られている。
【0013】本体(2)は2箇所の固定部材(3),(4)によ
りH形鋼(20)の下辺(対向部(20a)の内、下方に位置する
辺)に取り付けられている。固定部材(3),(4)はボルト
取付部(3a),(4a)に備えられた締付部材たる本体固定ボ
ルト(3b),(4b)を締め付けて、ボルト(3b),(4b)の先端
と本体(2)上面との間でH形鋼(20)の対向部(20a)を挟み
込んで固定する。H形鋼(20)の下辺(20a)をH形鋼の中間
部(20b)の両側で締付固定しているので安定して取り付
けられている。
りH形鋼(20)の下辺(対向部(20a)の内、下方に位置する
辺)に取り付けられている。固定部材(3),(4)はボルト
取付部(3a),(4a)に備えられた締付部材たる本体固定ボ
ルト(3b),(4b)を締め付けて、ボルト(3b),(4b)の先端
と本体(2)上面との間でH形鋼(20)の対向部(20a)を挟み
込んで固定する。H形鋼(20)の下辺(20a)をH形鋼の中間
部(20b)の両側で締付固定しているので安定して取り付
けられている。
【0014】一方の固定部材は可動固定部材(4)であ
り、間隔調整ボルト(5)を緩めると本体(2)に沿ってスラ
イドさせることができるのでH形鋼の幅が異なっても調
整することができる。本体(2)下面の間隔調整ボルト(5)
が当接する部分にはボルト(5)の先端とかみ合って可動
固定部材(4)が動かないようにするための溝またはセッ
ト穴が設けられた間隔調整板(2a)が備えられている。
り、間隔調整ボルト(5)を緩めると本体(2)に沿ってスラ
イドさせることができるのでH形鋼の幅が異なっても調
整することができる。本体(2)下面の間隔調整ボルト(5)
が当接する部分にはボルト(5)の先端とかみ合って可動
固定部材(4)が動かないようにするための溝またはセッ
ト穴が設けられた間隔調整板(2a)が備えられている。
【0015】アーム部(7)は角筒状の本体(2)に内接して
おり、その本体(2)から突出する長さは、本体(2)側面に
設けたアーム部固定ボルト(6)を緩めてアーム部(7)をス
ライドさせることにより本体(2)から引き出したり本体
(2)に差し込んだりすることにより調整することができ
る。
おり、その本体(2)から突出する長さは、本体(2)側面に
設けたアーム部固定ボルト(6)を緩めてアーム部(7)をス
ライドさせることにより本体(2)から引き出したり本体
(2)に差し込んだりすることにより調整することができ
る。
【0016】アーム部(7)を望む長さに設定した後に、
アーム部固定ボルト(6)を締め付けてアーム部(7)を固定
する。なお、本実施例ではアーム部(7)にアーム部固定
ボルト(6)が貫通できるように複数の貫通孔(7a)を設け
たが、貫通孔(7a)の代わりにセンター穴や溝を設けても
よい。
アーム部固定ボルト(6)を締め付けてアーム部(7)を固定
する。なお、本実施例ではアーム部(7)にアーム部固定
ボルト(6)が貫通できるように複数の貫通孔(7a)を設け
たが、貫通孔(7a)の代わりにセンター穴や溝を設けても
よい。
【0017】[実施例2]本発明の他の実施例を図4に
示す。アーム部(7)に実施例1におけるシャックル(8)に
代えてL型の巻上機取付部(18)を取り付けている。この
L型の巻上機取付部(18)は先端付近に取付穴(18a)が設
けられており、ここにホイスト等の巻上機(30)を取り付
けると共に、アーム部(7)を本体(2)側にスライドさせて
短くしておくと、取付具(1)を取り付けたH形鋼(20)の
真下のものも容易に吊り上げることができる。
示す。アーム部(7)に実施例1におけるシャックル(8)に
代えてL型の巻上機取付部(18)を取り付けている。この
L型の巻上機取付部(18)は先端付近に取付穴(18a)が設
けられており、ここにホイスト等の巻上機(30)を取り付
けると共に、アーム部(7)を本体(2)側にスライドさせて
短くしておくと、取付具(1)を取り付けたH形鋼(20)の
真下のものも容易に吊り上げることができる。
【0018】尚、上記各実施例では取付具(1)をH形鋼
(20)の対向部(20a)の内、下方に位置する下辺に取り付け
たが、取付具(1)の上下を逆にして上方に位置する辺に
取り付けることもできる。その場合はアーム部(7)を上
下逆に取り付けて巻上機(30)が取付やすいようにすると
よい。また、先述のようにH形鋼(20)の場合と同様にT
形鋼に取り付けてもよい。
(20)の対向部(20a)の内、下方に位置する下辺に取り付け
たが、取付具(1)の上下を逆にして上方に位置する辺に
取り付けることもできる。その場合はアーム部(7)を上
下逆に取り付けて巻上機(30)が取付やすいようにすると
よい。また、先述のようにH形鋼(20)の場合と同様にT
形鋼に取り付けてもよい。
【0019】幅の異なるH形鋼(20)に取り付ける必要の
ない場合は固定部材(4)は可動である必要はない。更に、
取付具(1)に対する巻上機取付部(8)の位置を代える必要
がない場合は可動のアーム部(7)を設ける必要はなく、本
体(2)に巻上機取付部(8)を直接固定取り付けしてもよ
い。
ない場合は固定部材(4)は可動である必要はない。更に、
取付具(1)に対する巻上機取付部(8)の位置を代える必要
がない場合は可動のアーム部(7)を設ける必要はなく、本
体(2)に巻上機取付部(8)を直接固定取り付けしてもよ
い。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように本発明によりH形鋼等
に巻上機を安全,確実に取り付けることができる。 幅
の異なるH形鋼に簡単に調整して取り付けられる。又、
アーム部伸びた長さを調整することにより容易に巻上機
の取付位置を調整できる。
に巻上機を安全,確実に取り付けることができる。 幅
の異なるH形鋼に簡単に調整して取り付けられる。又、
アーム部伸びた長さを調整することにより容易に巻上機
の取付位置を調整できる。
【図1】本発明の取付具の使用状態を示した図。
【図2】本発明の取付具をH形鋼に取り付けた状態を示
した図(正面図)。
した図(正面図)。
【図3】本発明の取付具をH形鋼に取り付けた状態を示
した図(右側面図)。
した図(右側面図)。
【図4】本発明の他の実施例を示した図。
【図5】従来の巻上機の取付方法を示した図。
(1) 巻上機取付具 (2) 取付具本体 (3) 固定部材 (3b) 本体固定ボルト (4) 可動固定部材 (4b) 本体固定ボルト (5) 間隔調整ボルト (6) アーム部固定ボルト (7) アーム部 (8) 巻上機取付部(シャックル) (18) L型の巻上機取付部 (20) H形鋼 (30) 巻上機(ホイスト) (31) クランプ (32) 吊上部材 (40) 形鋼クランプ (41) 吊下ループ
Claims (4)
- 【請求項1】 地面に水平な水平部と、その水平部のほ
ぼ中心に垂直に接する垂直部を有する形鋼に、ホイスト
等の巻上機を取り付けるための巻上機取付具であって、 形鋼の水平部に当接する本体と、本体を形鋼に固定する
ための固定部材と、巻上機取付部を備え、 固定部材は形鋼の本体当接面の裏面を形鋼の垂直部の両
側で締め付けることにより本体との間で形鋼の水平部を
挟持できる締付部材を備えていることを特徴とする巻上
機取付具。 - 【請求項2】 対向する一組の対向部と、対向部間に在
する中間部を有する所謂H形鋼に、ホイスト等の巻上機
を取り付けるための巻上機取付具であって、 H形鋼の対向部の外側面に当接する本体と、本体をH形
鋼に固定するための固定部材と、巻上機取付部を備え、 固定部材はH形鋼の本体当接面の裏面をH形鋼の中間部
の両側で締め付けることにより本体との間でH形鋼の対
向部を挟持できる締付部材を備えていることを特徴とす
る巻上機取付具。 - 【請求項3】 H形鋼の対向部の外側面に当接する本体
と、本体をH形鋼に固定するための2つの固定部材と、
アーム部を備え、 固定部材はH形鋼の本体当接面の裏面をH形鋼の中間部
の両側で締め付ける本体固定ボルトを備え、 固定部材の一つは本体の長手方向にスライド可能な可動
固定部材であり、 可動固定部材は間隔調整ボルトにより本体に固定するこ
とができ、 アーム部は本体の長手方向にスライド可能であるととも
に、アーム部固定ボルトにより本体に固定可能であり、 アーム部の端部には巻上機取付部が備えられていること
を特徴とする巻上機取付具。 - 【請求項4】 L形の巻上機取付部を備えたことを特徴
とする請求項3記載の巻上機取付具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6874595A JPH08239194A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 巻上機取付具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6874595A JPH08239194A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 巻上機取付具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08239194A true JPH08239194A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=13382632
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6874595A Pending JPH08239194A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 巻上機取付具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08239194A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220163824A (ko) * | 2021-06-03 | 2022-12-12 | 삼성물산 주식회사 | 가변 편심 구체 양중틀 |
KR102653102B1 (ko) * | 2024-01-19 | 2024-04-01 | 대한곤돌라주식회사 | 엘리베이터 피트 작업곤돌라 설치용 곤돌라지지대 결합구조 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP6874595A patent/JPH08239194A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR20220163824A (ko) * | 2021-06-03 | 2022-12-12 | 삼성물산 주식회사 | 가변 편심 구체 양중틀 |
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