JPH08238690A - スロットと折り目を有する箱素材を形成する方法と装置 - Google Patents
スロットと折り目を有する箱素材を形成する方法と装置Info
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- JPH08238690A JPH08238690A JP7325299A JP32529995A JPH08238690A JP H08238690 A JPH08238690 A JP H08238690A JP 7325299 A JP7325299 A JP 7325299A JP 32529995 A JP32529995 A JP 32529995A JP H08238690 A JPH08238690 A JP H08238690A
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- Y10T83/929—Tool or tool with support
- Y10T83/9411—Cutting couple type
- Y10T83/9416—To punch and cut punched article
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ボール紙または段ボールの長方形シートか
ら、スロットと折り目とを有する箱素材を形成する改良
された装置を提供する。 【解決手段】 長方形シート材料から箱素材を形成する
装置（２６）は、シートを支持し案内するフレーム（２
８）と、シートをフレームへ向かって移動させる無終端
ベルト（３１）と、シートを横切って延びる案内レール
（３２）と、案内レール上に水平方向に動くように搭載
された搬送体（３４）と、搬送体と共に水平方向に動
き、軸回りに回転する切断刃（３５）と、刃を搬送体に
対し垂直方向に動かす刃作動器（３６）と、搬送体に搭
載され、シートに孔を明けるパンチ（３８）と、搬送体
に搭載された横方向折り目付けローラ（３９）と、プラ
ットフォーム上に搭載された１対の調整可能な長手方向
折り目付けローラ（４０）とを有している。シートがフ
レームに対して動かされるに従い、横方向折り目付けロ
ーラがシートに横方向に折り目を付け、長手方向折り目
付けローラがシートに長手方向折り目を付け、切断刃が
長手方向縁から始まるスロットを切り込んでいる。
ら、スロットと折り目とを有する箱素材を形成する改良
された装置を提供する。 【解決手段】 長方形シート材料から箱素材を形成する
装置（２６）は、シートを支持し案内するフレーム（２
８）と、シートをフレームへ向かって移動させる無終端
ベルト（３１）と、シートを横切って延びる案内レール
（３２）と、案内レール上に水平方向に動くように搭載
された搬送体（３４）と、搬送体と共に水平方向に動
き、軸回りに回転する切断刃（３５）と、刃を搬送体に
対し垂直方向に動かす刃作動器（３６）と、搬送体に搭
載され、シートに孔を明けるパンチ（３８）と、搬送体
に搭載された横方向折り目付けローラ（３９）と、プラ
ットフォーム上に搭載された１対の調整可能な長手方向
折り目付けローラ（４０）とを有している。シートがフ
レームに対して動かされるに従い、横方向折り目付けロ
ーラがシートに横方向に折り目を付け、長手方向折り目
付けローラがシートに長手方向折り目を付け、切断刃が
長手方向縁から始まるスロットを切り込んでいる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は一般に箱形成機械に
関し、より詳しくは、一般に段ボール材料の長方形シー
トからスロットと折り目（切り目とも称する）を有する
箱素材を形成する方法と装置に関する。
関し、より詳しくは、一般に段ボール材料の長方形シー
トからスロットと折り目（切り目とも称する）を有する
箱素材を形成する方法と装置に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】段ボ
ール箱は包装に便利な形態である。従って、かかる箱に
は無数の違った形状、大きさ、形態が存在する。しか
し、その製造、組立には問題がある。例えば、仕事に応
じて種々の大きさの箱が必要であり、また、これらの箱
を種々の量備える必要がある。組立てられた箱は相当な
容積を占める。この容積は、貯蔵すべき組立箱の数を乗
じると大きい空間を必要とする。他の解決法は、必要に
応じて選択的に組立可能な成形前平面箱素材を多量に購
入しておくだけにすることである。かかる素材は組立３
次元箱に比べ占有容積は小さいが、なお、所望の大きさ
の素材を適当な量在庫させておく必要がある。これに付
随する問題は直ちに予見することが出来る；すなわち、
所望の箱が必要なとき在庫していない、または損傷して
いる、または発見困難である、等々、である。
ール箱は包装に便利な形態である。従って、かかる箱に
は無数の違った形状、大きさ、形態が存在する。しか
し、その製造、組立には問題がある。例えば、仕事に応
じて種々の大きさの箱が必要であり、また、これらの箱
を種々の量備える必要がある。組立てられた箱は相当な
容積を占める。この容積は、貯蔵すべき組立箱の数を乗
じると大きい空間を必要とする。他の解決法は、必要に
応じて選択的に組立可能な成形前平面箱素材を多量に購
入しておくだけにすることである。かかる素材は組立３
次元箱に比べ占有容積は小さいが、なお、所望の大きさ
の素材を適当な量在庫させておく必要がある。これに付
随する問題は直ちに予見することが出来る；すなわち、
所望の箱が必要なとき在庫していない、または損傷して
いる、または発見困難である、等々、である。
【０００３】これら問題のため、会社としては、ボール
紙の長方形シートから、種々の大きさ、形態の折り目を
付け、切り目を形成された箱素材を製作する自家能力を
有することが望ましい。この場合はボール紙の長方形シ
ートだけを在庫しておけばよい。これらシートが必要に
応じ、必要な大きさに切断され、スロットを明けられ、
折り目を付けられ、適当な大きさ、形態の箱素材に形成
される。かかる素材が必要に応じ、折り畳まれ、糊付け
され、テープまたはステープルで留められ、３次元箱が
形成される。
紙の長方形シートから、種々の大きさ、形態の折り目を
付け、切り目を形成された箱素材を製作する自家能力を
有することが望ましい。この場合はボール紙の長方形シ
ートだけを在庫しておけばよい。これらシートが必要に
応じ、必要な大きさに切断され、スロットを明けられ、
折り目を付けられ、適当な大きさ、形態の箱素材に形成
される。かかる素材が必要に応じ、折り畳まれ、糊付け
され、テープまたはステープルで留められ、３次元箱が
形成される。
【０００４】単なる説明のためであり、発明を限定する
ものではないが、開示実施例の対応する部品、部分、表
面などに参照番号を付して説明するように、本発明は、
段ボールのような材料の長方形シートから、スロットを
有し切り目を刻まれた箱素材を選択的に形成する改良さ
れた方法と装置とを広く提供している。
ものではないが、開示実施例の対応する部品、部分、表
面などに参照番号を付して説明するように、本発明は、
段ボールのような材料の長方形シートから、スロットを
有し切り目を刻まれた箱素材を選択的に形成する改良さ
れた方法と装置とを広く提供している。
【０００５】
【課題を解決するための手段】一面においては、本発明
は、一般に長方形のシート材料から箱素材（２０）を形
成する装置（２６）にして、シートを支持し案内するフ
レーム（２８）と、装置を通りシートをフレームに対し
制御可能に移動させる前進手段（３１）と、２本の案内
レール（３２）を有し、シートに対し一般的に横方向に
延びる案内手段と、案内レール上に搭載され、該レール
に対し水平運動をする切断ヘッド搬送体（３４）と、切
断ヘッド搬送体を案内レールに対して移動させるための
切断ヘッドサーボモータ（３３）と、搬送体と共に水平
に動くように搭載され、軸回りに回転されるように作動
的に配置された切断刃（３５）と、刃をして搬送体に相
対な運動の垂直成分を選択的に持たせる刃作動器（３
６）と、搬送体に搭載され、選択的にシートに孔をパン
チし得るパンチ（３８）と、搬送体に搭載された横方向
折り目付けローラ（３９）と、搬送体に搭載された少な
くとも１個の長手方向折り目付けローラとを有し、その
際、シートがフレームに相対的に移動されるに従い、横
方向折り目付けローラがシートに選択的に横方向の折り
目を付け、切り目を刻み、各長手方向折り目付けローラ
がシートに選択的に長手方向の折り目を付け、また、前
記切断刃がシート内に両長手方向縁から選択的にスロッ
トを切り込んでいる装置（２６）を広く提供する。
は、一般に長方形のシート材料から箱素材（２０）を形
成する装置（２６）にして、シートを支持し案内するフ
レーム（２８）と、装置を通りシートをフレームに対し
制御可能に移動させる前進手段（３１）と、２本の案内
レール（３２）を有し、シートに対し一般的に横方向に
延びる案内手段と、案内レール上に搭載され、該レール
に対し水平運動をする切断ヘッド搬送体（３４）と、切
断ヘッド搬送体を案内レールに対して移動させるための
切断ヘッドサーボモータ（３３）と、搬送体と共に水平
に動くように搭載され、軸回りに回転されるように作動
的に配置された切断刃（３５）と、刃をして搬送体に相
対な運動の垂直成分を選択的に持たせる刃作動器（３
６）と、搬送体に搭載され、選択的にシートに孔をパン
チし得るパンチ（３８）と、搬送体に搭載された横方向
折り目付けローラ（３９）と、搬送体に搭載された少な
くとも１個の長手方向折り目付けローラとを有し、その
際、シートがフレームに相対的に移動されるに従い、横
方向折り目付けローラがシートに選択的に横方向の折り
目を付け、切り目を刻み、各長手方向折り目付けローラ
がシートに選択的に長手方向の折り目を付け、また、前
記切断刃がシート内に両長手方向縁から選択的にスロッ
トを切り込んでいる装置（２６）を広く提供する。
【０００６】他の面においては、本発明は、一般に長方
形のシート材料から箱素材（２０）を形成する改良され
た方法にして、シートを支持し案内するフレーム（２
８）を設ける段階と、フレーム上にシート材料を置く段
階と、フレームに対し長手方向にシートを制御可能に移
動させる段階と、シートがフレームに相対的に移動する
とき、シート上に少なくとも１本の長手方向の切り目線
（２１）を刻む段階と、シートに第１孔をパンチする段
階と、シートの一つの長手方向縁と第１切孔との間に、
シートに第１スロット（２３）を切り込む段階と、第１
孔から横方向に離れた位置においてシートに第２孔をパ
ンチする段階と、他の長手方向縁と第２孔との間におい
てシートに第２スロットを切り込む段階と、および第１
スロットと第２スロットとの間に、シート上に横方向切
り目線（２２）を刻む段階とを有し、その際、切り目線
を刻まれ、スロットを切り込まれた箱素材が形成される
方法を広く提供する。
形のシート材料から箱素材（２０）を形成する改良され
た方法にして、シートを支持し案内するフレーム（２
８）を設ける段階と、フレーム上にシート材料を置く段
階と、フレームに対し長手方向にシートを制御可能に移
動させる段階と、シートがフレームに相対的に移動する
とき、シート上に少なくとも１本の長手方向の切り目線
（２１）を刻む段階と、シートに第１孔をパンチする段
階と、シートの一つの長手方向縁と第１切孔との間に、
シートに第１スロット（２３）を切り込む段階と、第１
孔から横方向に離れた位置においてシートに第２孔をパ
ンチする段階と、他の長手方向縁と第２孔との間におい
てシートに第２スロットを切り込む段階と、および第１
スロットと第２スロットとの間に、シート上に横方向切
り目線（２２）を刻む段階とを有し、その際、切り目線
を刻まれ、スロットを切り込まれた箱素材が形成される
方法を広く提供する。
【０００７】従って、本発明の一般的目的は、ボール紙
または段ボール材料の長方形シートからスロットと折り
目を有する箱素材を形成する改良された装置を提供する
ことである。他の目的は、スロットと折り目を有する箱
素材を形成する改良された方法を提供することである。
これら、および他の目的、利点は、明細書の前述した記
載、後述する記載、図面、添付した特許請求の範囲から
明らかになろう。
または段ボール材料の長方形シートからスロットと折り
目を有する箱素材を形成する改良された装置を提供する
ことである。他の目的は、スロットと折り目を有する箱
素材を形成する改良された方法を提供することである。
これら、および他の目的、利点は、明細書の前述した記
載、後述する記載、図面、添付した特許請求の範囲から
明らかになろう。
【０００８】
【実施例】最初に、同じ参照番号は多くの図面を通し一
貫して同じ構造要素、部分、または表面を示しており、
これら要素、部分、表面は、この詳細な説明が枢要な部
分をなしている明細書の全体にわたりさらに説明されよ
う。特に指摘しない限り、図面（例えば、横ハッチン
グ、部品の配置、比率、角度、等）は明細書と一緒に読
まれるべきであり、本発明の記載全体の一部をなすと考
えるべきである。以下の説明で使用されるように、用語
“水平”、“垂直”、“左”、“右”、“上”、“下”
はその形容詞的、副詞的派生語（例えば、“水平に”、
“右方に”、“上方に”等）と共に、読者が各図面に対
向した場合の、図示された構造の方位を単に示すに過ぎ
ない。同様に、用語“内方に”、“外方に”は、延長
軸、回転軸等適当な軸に相対的な表面の方位を示してい
る。
貫して同じ構造要素、部分、または表面を示しており、
これら要素、部分、表面は、この詳細な説明が枢要な部
分をなしている明細書の全体にわたりさらに説明されよ
う。特に指摘しない限り、図面（例えば、横ハッチン
グ、部品の配置、比率、角度、等）は明細書と一緒に読
まれるべきであり、本発明の記載全体の一部をなすと考
えるべきである。以下の説明で使用されるように、用語
“水平”、“垂直”、“左”、“右”、“上”、“下”
はその形容詞的、副詞的派生語（例えば、“水平に”、
“右方に”、“上方に”等）と共に、読者が各図面に対
向した場合の、図示された構造の方位を単に示すに過ぎ
ない。同様に、用語“内方に”、“外方に”は、延長
軸、回転軸等適当な軸に相対的な表面の方位を示してい
る。
【０００９】図面、特に図１に戻り、水平方向に細長
い、一般に長方形の平面箱素材が２０に示されている。
本素材は、複数個の２１で示した横方向に離れた２本の
長手切り目線または折り目付け線と、複数個の２２で示
した多数の長手方向に離れた横方向切り目線または折り
目付け線とを有し、該横方向折り目付け線は、２本の長
手方向縁から素材内に切り込まれた複数個のスロット２
３を２分している。素材２０は、幅Ｈ＋Ｗ，長さ２Ｌ＋
２Ｗ＋Ｏを有し、Ｏは糊付け代である。種々のフラッ
プ、タブの寸法が図示されている。複数の２４で示した
２個の最左方のフラップが箱組立てに先だって切り取ら
れ、捨てられる。正式の寸法は、厚さと折り畳みの分を
補償するために、僅かに増加されている。
い、一般に長方形の平面箱素材が２０に示されている。
本素材は、複数個の２１で示した横方向に離れた２本の
長手切り目線または折り目付け線と、複数個の２２で示
した多数の長手方向に離れた横方向切り目線または折り
目付け線とを有し、該横方向折り目付け線は、２本の長
手方向縁から素材内に切り込まれた複数個のスロット２
３を２分している。素材２０は、幅Ｈ＋Ｗ，長さ２Ｌ＋
２Ｗ＋Ｏを有し、Ｏは糊付け代である。種々のフラッ
プ、タブの寸法が図示されている。複数の２４で示した
２個の最左方のフラップが箱組立てに先だって切り取ら
れ、捨てられる。正式の寸法は、厚さと折り畳みの分を
補償するために、僅かに増加されている。
【００１０】図１に示す素材は、次に、刻み線回りに折
られ、図２に示す３次元箱２５を形成する。このように
組立てられたとき、箱は長さＬ、幅Ｗ、高さＨを有して
いる。スロットと刻み線の間に画定された種々のタブは
良く知られた方法で折り畳まれ、糊、テープ、ホチキス
等を用いて適切にその位置に固定される。
られ、図２に示す３次元箱２５を形成する。このように
組立てられたとき、箱は長さＬ、幅Ｗ、高さＨを有して
いる。スロットと刻み線の間に画定された種々のタブは
良く知られた方法で折り畳まれ、糊、テープ、ホチキス
等を用いて適切にその位置に固定される。
【００１１】本発明は、図１に２０として代表的に示し
た箱素材を、一般に長方形のシート材料から形成する改
良された装置を提供している。図３〜図６から良く判る
ように、好適形態を２６として示した改良された装置
は、シートを支持し、案内するための、内送り、外送り
水平台部分２９、３０を有するフレーム２８と、シート
をフレームに対し装置を通して制御して動かす前進手段
３１と、一般にシートの横方向に延びる案内レール３２
と、切断ヘッド搬送体を案内レールに対し選択的に動か
す切断ヘッドサーボメータ３３と、案内レールに沿って
動くように案内レールに搭載された切断ヘッド搬送体３
４と、搬送体と共に並進運動を行うように搭載され、軸
の回りに回転可能にされている回転可能切断刃３５と、
刃を搬送体に対し垂直方向の運動成分をもつように選択
的に動かす刃作動器３６（図６）と、搬送体に搭載さ
れ、シートに孔を選択的に明けるパンチ３８（図６）
と、搬送体に搭載された横方向折り目付けローラ３９
（図６）と、および、数箇所の４０で示された、案内レ
ール上に調整可能に搭載された長手方向折り目付けロー
ラと、を有し、その際、シートがフレームに相対的に動
かされるとき、横方向折り目付けローラがシートに対し
横方向に折り目または切り目を付け、各長手方向折り目
付けローラがシートに対し長手方向に選択的に折り目を
付け、切断刃が両長手方向縁からシート内に横方向のス
ロットを選択的に切り込む。
た箱素材を、一般に長方形のシート材料から形成する改
良された装置を提供している。図３〜図６から良く判る
ように、好適形態を２６として示した改良された装置
は、シートを支持し、案内するための、内送り、外送り
水平台部分２９、３０を有するフレーム２８と、シート
をフレームに対し装置を通して制御して動かす前進手段
３１と、一般にシートの横方向に延びる案内レール３２
と、切断ヘッド搬送体を案内レールに対し選択的に動か
す切断ヘッドサーボメータ３３と、案内レールに沿って
動くように案内レールに搭載された切断ヘッド搬送体３
４と、搬送体と共に並進運動を行うように搭載され、軸
の回りに回転可能にされている回転可能切断刃３５と、
刃を搬送体に対し垂直方向の運動成分をもつように選択
的に動かす刃作動器３６（図６）と、搬送体に搭載さ
れ、シートに孔を選択的に明けるパンチ３８（図６）
と、搬送体に搭載された横方向折り目付けローラ３９
（図６）と、および、数箇所の４０で示された、案内レ
ール上に調整可能に搭載された長手方向折り目付けロー
ラと、を有し、その際、シートがフレームに相対的に動
かされるとき、横方向折り目付けローラがシートに対し
横方向に折り目または切り目を付け、各長手方向折り目
付けローラがシートに対し長手方向に選択的に折り目を
付け、切断刃が両長手方向縁からシート内に横方向のス
ロットを選択的に切り込む。
【００１２】図４，図５に最も良く示すように、前進手
段３１はモータ４２により駆動される無終端ベルト４１
を有する。ベルト４１は、モータ駆動プーリ、内送りプ
ーリ４３、アイドラプーリ４４、外送りプーリ４５と係
合している。複数個の自由回転ホィール４６が内送り、
外送りプーリの直上に、材料シートが内送りプーリと隣
接ローラとの間に挿入されたとき、シートが把持され装
置を通して前進されるように位置されている。各案内レ
ール３２は、ほぼ長方形の断面を有する水平方向に細長
い管状バーとして簡単に示されている。切断ヘッド搬送
体３４は、切断ヘッドサーボモータ３３により駆動され
る無終端ベルト５２（図３）により案内レールに沿って
動かされる。搬送体３４は案内レールに沿って並進運動
をするように案内レール上に搭載されている。
段３１はモータ４２により駆動される無終端ベルト４１
を有する。ベルト４１は、モータ駆動プーリ、内送りプ
ーリ４３、アイドラプーリ４４、外送りプーリ４５と係
合している。複数個の自由回転ホィール４６が内送り、
外送りプーリの直上に、材料シートが内送りプーリと隣
接ローラとの間に挿入されたとき、シートが把持され装
置を通して前進されるように位置されている。各案内レ
ール３２は、ほぼ長方形の断面を有する水平方向に細長
い管状バーとして簡単に示されている。切断ヘッド搬送
体３４は、切断ヘッドサーボモータ３３により駆動され
る無終端ベルト５２（図３）により案内レールに沿って
動かされる。搬送体３４は案内レールに沿って並進運動
をするように案内レール上に搭載されている。
【００１３】図６に示すように、切断刃は軸４８回りに
枢動するアーム４７に搭載されている。刃は、軸４９回
りに動力回転運動をするようにアームの他端に搭載され
ている。刃作動器３６は切断ヘッド搬送体とアームとの
間において切断刃の素材に対する垂直位置を選択的に変
化させるように作動する。搬送体は、段ボールシートに
孔を明けるように選択的に操作されるパンチ３８をも支
持している。横方向折り目付けローラ３９が搬送体と共
に動くように搬送体に直接搭載されている。折り目付け
ローラは作動器５３により上昇下降される。
枢動するアーム４７に搭載されている。刃は、軸４９回
りに動力回転運動をするようにアームの他端に搭載され
ている。刃作動器３６は切断ヘッド搬送体とアームとの
間において切断刃の素材に対する垂直位置を選択的に変
化させるように作動する。搬送体は、段ボールシートに
孔を明けるように選択的に操作されるパンチ３８をも支
持している。横方向折り目付けローラ３９が搬送体と共
に動くように搬送体に直接搭載されている。折り目付け
ローラは作動器５３により上昇下降される。
【００１４】長手方向折り目付けローラ４０が、一般に
搬送体に平行に配置された内側案内レール３２に搭載さ
れている。本目的のために、作動器５０が長手方向折り
目付けローラと選択的に係合するように搬送体に搭載さ
れている。詳しくは、作動器５０は、折り目付けローラ
に対して選択的に侵入、引き込みをする円錐形端部を有
している。作動器５０が、円錐形の先端が各折り目付け
ローラ機構内の孔と選択的に係合するように伸ばされ
る。かかる伸長は孔５１が設けられた部材を変位させ、
搬送体と長手方向折り目付けローラとが１点から他点へ
と一体になって動かされ得るようにブレーキの係合を選
択的に解除する。所望の位置に来たとき、作動器５０が
引き抜かれ、ブレーキが再係合し、その後は、長手方向
折り目付けローラはフレームに対し所望の位置に保持さ
れる。かくて、搬送体は、作動器５０のような、各長手
方向折り目付けローラをフレームに対し所望の位置へと
選択的に動かす移動手段を有している。
搬送体に平行に配置された内側案内レール３２に搭載さ
れている。本目的のために、作動器５０が長手方向折り
目付けローラと選択的に係合するように搬送体に搭載さ
れている。詳しくは、作動器５０は、折り目付けローラ
に対して選択的に侵入、引き込みをする円錐形端部を有
している。作動器５０が、円錐形の先端が各折り目付け
ローラ機構内の孔と選択的に係合するように伸ばされ
る。かかる伸長は孔５１が設けられた部材を変位させ、
搬送体と長手方向折り目付けローラとが１点から他点へ
と一体になって動かされ得るようにブレーキの係合を選
択的に解除する。所望の位置に来たとき、作動器５０が
引き抜かれ、ブレーキが再係合し、その後は、長手方向
折り目付けローラはフレームに対し所望の位置に保持さ
れる。かくて、搬送体は、作動器５０のような、各長手
方向折り目付けローラをフレームに対し所望の位置へと
選択的に動かす移動手段を有している。
【００１５】図２に示す箱を形成するには、図１に示す
ように、規格の幅Ｈ＋Ｗと長さ２Ｌ＋２Ｗ＋Ｏの長方形
素材が、６箇所において折り目をつけられ、８箇所にお
いてスロットを切り込まれねばならぬ。他の形状の箱の
場合には、スロットや折り目の数が増減する。素材がス
ロットを刻まれ折り目を付けられて後、重ねフラップ２
４が切り取られ、３次元箱が、折り目に沿って折られ、
重ねフラップと底フラップとの残り部分を所要面に沿っ
て糊付けすることにより典型的に形成される。フラップ
の切断、折り畳み、糊付けの諸操作は本発明の装置によ
り行われるのではない。改良された装置は図９の簡単な
概略形態に示すように、計算機により制御され、計算機
が操作者に、所定の箱寸法を得るために必要な素材寸法
を知らせる。操作者は所望の形状と寸法（すなわち、
Ｌ，Ｗ，Ｈ）を入力する。計算機により決められる正確
な素材寸法は、シートの厚さと折り畳みとを補償する所
望の完成箱寸法に対する増し分を含んでいる。
ように、規格の幅Ｈ＋Ｗと長さ２Ｌ＋２Ｗ＋Ｏの長方形
素材が、６箇所において折り目をつけられ、８箇所にお
いてスロットを切り込まれねばならぬ。他の形状の箱の
場合には、スロットや折り目の数が増減する。素材がス
ロットを刻まれ折り目を付けられて後、重ねフラップ２
４が切り取られ、３次元箱が、折り目に沿って折られ、
重ねフラップと底フラップとの残り部分を所要面に沿っ
て糊付けすることにより典型的に形成される。フラップ
の切断、折り畳み、糊付けの諸操作は本発明の装置によ
り行われるのではない。改良された装置は図９の簡単な
概略形態に示すように、計算機により制御され、計算機
が操作者に、所定の箱寸法を得るために必要な素材寸法
を知らせる。操作者は所望の形状と寸法（すなわち、
Ｌ，Ｗ，Ｈ）を入力する。計算機により決められる正確
な素材寸法は、シートの厚さと折り畳みとを補償する所
望の完成箱寸法に対する増し分を含んでいる。
【００１６】典型的な機械サイクルは、操作者が所望の
箱の形状、寸法を入力することにより始まる。このこと
は、箱の形状、大きさ毎に１回だけ行われる。計算機
は、所望の形状を形成するに必要な素材寸法を適当なモ
ニター上に表示する。素材は、例えばスリット機械のよ
うな他の手段を用いて表示の寸法に裁断される。正しい
サイズの素材が出来上がると、操作者はそれを一度機械
に供給するだけでよい。機械が提供された素材を受取
り、種々の装置への命令を自動的に設定する。これら命
令は、「パンチ作動器発動」、「長手方向折り目付けロ
ーラ係合」、「横方向折り目付けローラ下降、上昇」、
「ナイフ下降、上昇」、「刃モータ電源オン」等の切断
ヘッド搬送体へ加えられる命令を含んでいる。切断ヘッ
ドの所望の横方向位置が、回りに閉じたエンコーダルー
プを持ち、切断ヘッド搬送体を位置させるために使用さ
れる切断ヘッド位置サーボへ供給される。所望の長手方
向位置が、回りに閉じたエンコーダループを持ち、送り
ローラの運転を制御するために使用される長手方向送り
サーボへ供給される。操作順序は次の通りである。
箱の形状、寸法を入力することにより始まる。このこと
は、箱の形状、大きさ毎に１回だけ行われる。計算機
は、所望の形状を形成するに必要な素材寸法を適当なモ
ニター上に表示する。素材は、例えばスリット機械のよ
うな他の手段を用いて表示の寸法に裁断される。正しい
サイズの素材が出来上がると、操作者はそれを一度機械
に供給するだけでよい。機械が提供された素材を受取
り、種々の装置への命令を自動的に設定する。これら命
令は、「パンチ作動器発動」、「長手方向折り目付けロ
ーラ係合」、「横方向折り目付けローラ下降、上昇」、
「ナイフ下降、上昇」、「刃モータ電源オン」等の切断
ヘッド搬送体へ加えられる命令を含んでいる。切断ヘッ
ドの所望の横方向位置が、回りに閉じたエンコーダルー
プを持ち、切断ヘッド搬送体を位置させるために使用さ
れる切断ヘッド位置サーボへ供給される。所望の長手方
向位置が、回りに閉じたエンコーダループを持ち、送り
ローラの運転を制御するために使用される長手方向送り
サーボへ供給される。操作順序は次の通りである。
【００１７】（１） 最初の素材に対してだけ、長手方
向折り目つけローラが作動器５４により上昇され、搬送
体が、素材に対し横方向に、２個の長手方向折り目付け
ローラの数個の位置へと動かされる。上記したように、
搬送体は内側案内レールに沿って長手方向折り目付けロ
ーラの位置へ動かされる。次に作動器５０が、搬送体を
折り目付けローラと係合させ、折り目付けローラブレー
キと係合解除させるように操作される。次いで、搬送体
が所望の位置へ動かされ、作動器５０が係合解除され
る。図１の素材の右下隅を原点とすると、長手方向折り
目付けローラは、それぞれＷ／２とＨ＋Ｗ／２の位置へ
と動かされる。作動器５０が引き込まれると、自動ロッ
キング機構が各長手方向折り目付けローラを新位置に確
実に保持する。この地点で、長手方向折り目付けローラ
が下降され素材と係合する。機械が他の素材寸法にリセ
ットされるまで下降されたままである。
向折り目つけローラが作動器５４により上昇され、搬送
体が、素材に対し横方向に、２個の長手方向折り目付け
ローラの数個の位置へと動かされる。上記したように、
搬送体は内側案内レールに沿って長手方向折り目付けロ
ーラの位置へ動かされる。次に作動器５０が、搬送体を
折り目付けローラと係合させ、折り目付けローラブレー
キと係合解除させるように操作される。次いで、搬送体
が所望の位置へ動かされ、作動器５０が係合解除され
る。図１の素材の右下隅を原点とすると、長手方向折り
目付けローラは、それぞれＷ／２とＨ＋Ｗ／２の位置へ
と動かされる。作動器５０が引き込まれると、自動ロッ
キング機構が各長手方向折り目付けローラを新位置に確
実に保持する。この地点で、長手方向折り目付けローラ
が下降され素材と係合する。機械が他の素材寸法にリセ
ットされるまで下降されたままである。
【００１８】（２） 次に操作者は、正しく裁断された
素材を内送り台へ載せる。素材は内送りローラと隣接す
るアイドラーとの間に挟まれて把持される。次に、前進
手段がシートを把持し、機械を通り前進させ、横スロッ
トや折り目が必要な全ての位置に停止する。図１に示す
ように、素材は長手方向位置Ｗ，Ｗ＋Ｌ，２Ｗ＋Ｌ，２
Ｗ＋２Ｌに４回停止される。
素材を内送り台へ載せる。素材は内送りローラと隣接す
るアイドラーとの間に挟まれて把持される。次に、前進
手段がシートを把持し、機械を通り前進させ、横スロッ
トや折り目が必要な全ての位置に停止する。図１に示す
ように、素材は長手方向位置Ｗ，Ｗ＋Ｌ，２Ｗ＋Ｌ，２
Ｗ＋２Ｌに４回停止される。
【００１９】（３） 各長手方向停止位置において、搬
送体は横折り目と所望のスロット切断を下記の一連の操
作により実施する。 （ａ） 最初に、ナイフと横方向折り目付けローラが素
材と係合するように下降される。ナイフが軸４９回りに
回転され、回転しているナイフと横方向折り目付けロー
ラとが第１スロットを切り込むために前進される。図７
において、折り目が第１スロットの根本位置または、そ
れより前に始まるように、Ｘ＜Ｗ／２−Ｘ3 であること
が必要である。 （ｂ） 次に、搬送体が、スロットを切り込みながら横
方向に進められる。搬送体が、図７に示すように、Ｘ＝
Ｗ／２−Ｘ2 において第１スロットの根本の直上にパン
チが位置するような位置へと動かされ、そこで停止され
る。 （ｃ） パンチが、第１スロットの根本位置に孔をパン
チするように操作される。 （ｄ） 搬送体が、回転するナイフ刃が材料を、Ｘ＝Ｗ
／２−Ｘ2 における第１スロットの根本に至るまで切
断、除去するように前進される。 （ｅ） 次に、横方向折り目付けローラ３９を素材と折
り目接触させたまま、ナイフ刃を素材表面上方へ上昇さ
せるように刃作動器３６が操作される。 （ｆ） 搬送体はパンチを遠いスロット（すなわち、図
８において、Ｘ＝Ｗ／２＋Ｈ−Ｘ2 に位置する）の根本
位置に前進される。この並進中に、横方向折り目付けロ
ーラ３９が素材に横方向折り目を形成する。 （ｇ） パンチ３９が第２根本位置に孔をパンチするよ
うに操作される。 （ｈ） 搬送体がさらに第２スロット位置を越えて距離
Ｘ2 だけ進められ、そこで、図８に示すように、単に切
断刃を下降させる（すなわち、突っ込み切断）ことによ
り、刃は刃の位置（Ｘ＝Ｗ／２＋Ｈ−Ｘ1 ) をさらに進
めることなしに根本に切り込む。 （ｉ） 要すれば、搬送体が第２スロットの残りを切断
するために前進される。Ｘ＝Ｗ／２＋Ｈ−Ｘ1 の場合、
２Ｘ 1 ＞Ｗ／２ならば、搬送体を案内レールに対しさら
に並進させることなしに、ナイフを下降させるだけでス
ロットが完成される。２Ｘ＜Ｗ／２ならば、第２スロッ
トは、最初刃を下降させ、次に、Ｘ＝Ｗ＋Ｈ−Ｘ1 に至
るまで横方向に刃を動かすことにより切断される。 （ｊ） 次に、上昇作動器３６、５３が、ナイフ刃を上
昇させ、横方向折り目付けローラを持ち上げるように操
作され、搬送体が元来の位置（すなわち、Ｘ＜Ｗ／２−
Ｘ3 ）へ戻される。
送体は横折り目と所望のスロット切断を下記の一連の操
作により実施する。 （ａ） 最初に、ナイフと横方向折り目付けローラが素
材と係合するように下降される。ナイフが軸４９回りに
回転され、回転しているナイフと横方向折り目付けロー
ラとが第１スロットを切り込むために前進される。図７
において、折り目が第１スロットの根本位置または、そ
れより前に始まるように、Ｘ＜Ｗ／２−Ｘ3 であること
が必要である。 （ｂ） 次に、搬送体が、スロットを切り込みながら横
方向に進められる。搬送体が、図７に示すように、Ｘ＝
Ｗ／２−Ｘ2 において第１スロットの根本の直上にパン
チが位置するような位置へと動かされ、そこで停止され
る。 （ｃ） パンチが、第１スロットの根本位置に孔をパン
チするように操作される。 （ｄ） 搬送体が、回転するナイフ刃が材料を、Ｘ＝Ｗ
／２−Ｘ2 における第１スロットの根本に至るまで切
断、除去するように前進される。 （ｅ） 次に、横方向折り目付けローラ３９を素材と折
り目接触させたまま、ナイフ刃を素材表面上方へ上昇さ
せるように刃作動器３６が操作される。 （ｆ） 搬送体はパンチを遠いスロット（すなわち、図
８において、Ｘ＝Ｗ／２＋Ｈ−Ｘ2 に位置する）の根本
位置に前進される。この並進中に、横方向折り目付けロ
ーラ３９が素材に横方向折り目を形成する。 （ｇ） パンチ３９が第２根本位置に孔をパンチするよ
うに操作される。 （ｈ） 搬送体がさらに第２スロット位置を越えて距離
Ｘ2 だけ進められ、そこで、図８に示すように、単に切
断刃を下降させる（すなわち、突っ込み切断）ことによ
り、刃は刃の位置（Ｘ＝Ｗ／２＋Ｈ−Ｘ1 ) をさらに進
めることなしに根本に切り込む。 （ｉ） 要すれば、搬送体が第２スロットの残りを切断
するために前進される。Ｘ＝Ｗ／２＋Ｈ−Ｘ1 の場合、
２Ｘ 1 ＞Ｗ／２ならば、搬送体を案内レールに対しさら
に並進させることなしに、ナイフを下降させるだけでス
ロットが完成される。２Ｘ＜Ｗ／２ならば、第２スロッ
トは、最初刃を下降させ、次に、Ｘ＝Ｗ＋Ｈ−Ｘ1 に至
るまで横方向に刃を動かすことにより切断される。 （ｊ） 次に、上昇作動器３６、５３が、ナイフ刃を上
昇させ、横方向折り目付けローラを持ち上げるように操
作され、搬送体が元来の位置（すなわち、Ｘ＜Ｗ／２−
Ｘ3 ）へ戻される。
【００２０】（４） 第１折り目が完成され、第１スロ
ットが設けられて後、機械が素材を長手方向に次のスロ
ット位置まで自動的に前進され、第２折り目と第２スロ
ット対を生成するのに必要な横方向運動を繰り返す。こ
のプロセスが、全てのスロットと折り目とが形成される
まで継続され、その時点で完成された素材が機械から供
給される。
ットが設けられて後、機械が素材を長手方向に次のスロ
ット位置まで自動的に前進され、第２折り目と第２スロ
ット対を生成するのに必要な横方向運動を繰り返す。こ
のプロセスが、全てのスロットと折り目とが形成される
まで継続され、その時点で完成された素材が機械から供
給される。
【００２１】機械の全ての運動（位置、速度、加速度）
は、長手方向送りサーボモータ４２と搬送体送りサーボ
モータ３３を使用したサーボ機構により自動的に制御さ
れる。全ての変位、速度、加速度の命令は操作者入力情
報から計算機内で生成される。計算機はまた、機械サイ
クルを自動的に制御する。
は、長手方向送りサーボモータ４２と搬送体送りサーボ
モータ３３を使用したサーボ機構により自動的に制御さ
れる。全ての変位、速度、加速度の命令は操作者入力情
報から計算機内で生成される。計算機はまた、機械サイ
クルを自動的に制御する。
【００２２】使用の際は、改良された装置は、一般に長
方形のシート材料から箱素材（２０）を形成する方法に
して、シートを支持し案内するフレーム（２８）を設け
る段階と、フレームにシート材料を置く段階と、シート
をフレームに対し長手方向に制御可能に移動させる段階
と、シートがフレームに相対的に移動するとき、シート
上に少なくとも１本の長手方向の切り目線（２１）を刻
み、シートに第１孔を明ける段階と、シートの一つの長
手方向縁と第１孔との間において、シートに第１スロッ
ト（２３）を切り込む段階と、第２孔をシートに、第１
孔から横方向に隔置された位置においてパンチする段階
と、シートの他の長手方向縁と第２孔との間において、
シートに第２スロット（２３）を切り込む段階と、およ
び、第１スロットと第２スロットとの間に、シート上に
横方向切り目線（２２）を設ける段階を有し、その際、
切り目線を刻まれ、スロットを切り込まれた箱素材を形
成している改良された方法が提供される。
方形のシート材料から箱素材（２０）を形成する方法に
して、シートを支持し案内するフレーム（２８）を設け
る段階と、フレームにシート材料を置く段階と、シート
をフレームに対し長手方向に制御可能に移動させる段階
と、シートがフレームに相対的に移動するとき、シート
上に少なくとも１本の長手方向の切り目線（２１）を刻
み、シートに第１孔を明ける段階と、シートの一つの長
手方向縁と第１孔との間において、シートに第１スロッ
ト（２３）を切り込む段階と、第２孔をシートに、第１
孔から横方向に隔置された位置においてパンチする段階
と、シートの他の長手方向縁と第２孔との間において、
シートに第２スロット（２３）を切り込む段階と、およ
び、第１スロットと第２スロットとの間に、シート上に
横方向切り目線（２２）を設ける段階を有し、その際、
切り目線を刻まれ、スロットを切り込まれた箱素材を形
成している改良された方法が提供される。
【００２３】変更例 本発明は、多くの変化、変形がなされ得るものと予想さ
れる。例えば、上述の切り込みスロッティング操作の前
に、箱素材を正しい大きさにするために、過大な長方形
シートを切り下げる適当な切断ナイフを設けることも可
能である。第２に、ナイフ折り目付けローラを動かし、
単に作動器５０を係合解除することにより自動的にリセ
ットする自動手段を装置に設けてもよい。代わりに、手
動でセット、調整を行ってもよかろう。前進手段は、図
示のような無終端ベルト構造、または、望みに応じ他の
構造を有しても良い。搬送体を案内レールに沿って動か
す手段または機構もまた変形可能である。切断刃は所望
の曲線をもつ単一刃でも良く、望みに応じ水平方向に隔
置された２枚の刃であっても良い。刃作動器もまた多く
の変形を形成し得る。パンチは空気力を用いても、電気
的にも駆動、操作され得る。また、必要に応じ、１個ま
たはそれ以上の長手方向折り目付けローラが設けられよ
う。
れる。例えば、上述の切り込みスロッティング操作の前
に、箱素材を正しい大きさにするために、過大な長方形
シートを切り下げる適当な切断ナイフを設けることも可
能である。第２に、ナイフ折り目付けローラを動かし、
単に作動器５０を係合解除することにより自動的にリセ
ットする自動手段を装置に設けてもよい。代わりに、手
動でセット、調整を行ってもよかろう。前進手段は、図
示のような無終端ベルト構造、または、望みに応じ他の
構造を有しても良い。搬送体を案内レールに沿って動か
す手段または機構もまた変形可能である。切断刃は所望
の曲線をもつ単一刃でも良く、望みに応じ水平方向に隔
置された２枚の刃であっても良い。刃作動器もまた多く
の変形を形成し得る。パンチは空気力を用いても、電気
的にも駆動、操作され得る。また、必要に応じ、１個ま
たはそれ以上の長手方向折り目付けローラが設けられよ
う。
【００２４】ナイフは必ずしも単一厚さの回転タイプの
必要はない。適用によっては、スロット幅だけ隔置され
た２枚の薄刃をもつ２枚刃ナイフが使用されよう。無動
力の回転刃も使用出来よう。予め折り目を付けられた素
材を使用すれば、長手方向折り目付けローラが不要にな
る。折り目は、ローラの代わりにフォームツール（ｆｏ
ｒｍ ｔｏｏｌ）を使用しても形成され得る。素材は必
ずしも長方形である必要はない。図２に示した簡単な長
方形箱とは異なる多くの箱形状が可能である。全プロセ
スが計算機制御されている。操作者は素材サイズを決め
るだけで良い。計算機が形状情報を記憶し、機械をセッ
トし、続く運転の間機械を制御する。
必要はない。適用によっては、スロット幅だけ隔置され
た２枚の薄刃をもつ２枚刃ナイフが使用されよう。無動
力の回転刃も使用出来よう。予め折り目を付けられた素
材を使用すれば、長手方向折り目付けローラが不要にな
る。折り目は、ローラの代わりにフォームツール（ｆｏ
ｒｍ ｔｏｏｌ）を使用しても形成され得る。素材は必
ずしも長方形である必要はない。図２に示した簡単な長
方形箱とは異なる多くの箱形状が可能である。全プロセ
スが計算機制御されている。操作者は素材サイズを決め
るだけで良い。計算機が形状情報を記憶し、機械をセッ
トし、続く運転の間機械を制御する。
【００２５】従って、改良された装置の好適形態が図
示、説明され、多くの変形が議論されたが、当業者に
は、さらに種々の変化や変形が、添付の特許請求の範囲
により定義され特定された本発明の精神から逸脱するこ
となしに、形成され得ることが容易に認識されよう。
示、説明され、多くの変形が議論されたが、当業者に
は、さらに種々の変化や変形が、添付の特許請求の範囲
により定義され特定された本発明の精神から逸脱するこ
となしに、形成され得ることが容易に認識されよう。
【図１】３次元箱を組み立てる前の、スロットを切り込
まれ折り目を付けられた長方形の箱素材の平面図。
まれ折り目を付けられた長方形の箱素材の平面図。
【図２】図１の素材を組み立てて形成された簡単な長方
形箱の透視図。
形箱の透視図。
【図３】改良された装置の頂部平面図。
【図４】図３の線４−４に沿う垂直部分断面図。
【図５】図３の線５−５に沿う横垂直部分断面図。
【図６】図４の指示線内の、搬送体と切断器とを側面図
で示す拡大された部分図。
で示す拡大された部分図。
【図７】隣接するスロットの切り込みに関連した種々の
寸法パラメータの概略。
寸法パラメータの概略。
【図８】遠いスロットの切り込みに関連した種々の寸法
パラメータの概略。
パラメータの概略。
【図９】簡単化された計算機制御ブロック図。
２０，２６ 箱素材形成装置 ２１ 長手方向切り目線または折り目付け線 ２２ 横方向切り目線または折り目付け線 ２３ スロット ２５ ３次元箱 ２８ フレーム ３１ 前進手段 ３２ 案内レール ３３ 切断刃サーボモータ ３４ 切断ヘッド搬送体 ３５ 回転切断刃 ３６ 刃作動器 ３８ パンチ ３９ 横方向折り目付けローラ ４０ 長手方向折り目付けローラ ４１ ベルト ４７ アーム ５０，５３ 作動器
Claims (10)
- 【請求項１】 一般に長方形のシート材料から箱素材を
形成する装置にして、 前記シートを支持し案内するフレームと、 前記装置を通りシートを前記フレームに対し制御可能に
移動させる前進手段と、 前記シートに対し一般的に横方向に延びる案内手段と、 前記案内手段に搭載され、前記案内手段に沿って移動す
る搬送体と、 該搬送体上に搭載されて、搬送体と共に動くナイフ手段
と、 該ナイフ手段に、前記搬送体に対し垂直方向の運動成分
を選択的に持たせるナイフ作動器と、 前記搬送体に搭載された横方向折り目付けローラと、 前記案内手段に搭載された少なくとも１個の長手方向折
り目付けローラと、 を有する装置において、 前記シートが前記フレームに相対的に移動されるに従
い、前記横方向折り目付けローラがシートに選択的に横
方向の折り目を付け、前記各長手方向折り目付けローラ
がシートに選択的に長手方向の折り目を付け、また、前
記切断刃がシート内に両長手方向縁から選択的にスロッ
トを切り込むことを特徴とする箱素材を形成する装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の装置において、前記搬
送体が、前記各長手方向折り目付けローラを前記フレー
ムに対する所望の位置へ選択的に動かす移動手段を有す
ることを特徴とする箱素材を形成する装置。 - 【請求項３】 請求項２に記載の装置において、前記移
動手段が、前記長手方向折り目付けローラへ向い、また
は、離れるように動かすための前記搬送体に搭載された
ピンと、該ピンの運動を制御するピン作動器とを有し、
前記長手方向折り目付けローラが前記ピンの遠方端を収
容する凹所を有していることを特徴とする箱素材を形成
する装置。 - 【請求項４】 請求項３に記載の装置において、前記移
動手段が、前記長手方向折り目付けローラの運動を自由
にするために、前記ピンにより作動を解除される解放可
能なロッキングブレーキを有していることを特徴とする
箱素材を形成する装置。 - 【請求項５】 請求項１に記載の装置において、さら
に、前記搬送体に搬送体と共に動くように搭載され、シ
ートに孔を選択的にパンチし得るパンチを有することを
特徴とする箱素材を形成する装置。 - 【請求項６】 請求項１に記載の装置において、前記ナ
イフ手段が、回転可能な刃と、該刃を軸回りに回転させ
る手段とを有することを特徴とする箱素材を形成する装
置。 - 【請求項７】 一般に長方形のシート材料から箱素材を
形成する方法にして、 シートを支持し案内するフレームを設ける段階と、 前記フレームにシート材料を置く段階と、 シートを前記フレームに対し長手方向に制御可能に移動
させる段階と、 シートが前記フレームに相対的に移動するとき、シート
上に少なくとも１本の長手方向の切り目線を刻む段階
と、 シートに第１スロットを、シートの一つの長手方向縁か
ら第１切り目線まで切り込む段階と、 シートに第２スロットを、シートの他の長手方向縁から
第２切り目線まで切り込む段階と、および前記第１スロ
ットと第２スロットとの間に、シート上に横方向切り目
線を刻む段階と、 を有し、その際、切り目線を刻まれ、スロットを切り込
まれた箱素材を形成していることを特徴とする箱素材を
形成する方法。 - 【請求項８】 請求項７に記載の方法において、さら
に、シートに第１孔をパンチする追加の段階を有するこ
とを特徴とする箱素材を形成する方法。 - 【請求項９】 請求項８に記載の方法において、さら
に、前記第１孔から横方向に離れた位置において、シー
トに第２孔をパンチする追加の段階を有することを特徴
とする箱素材を形成する方法。 - 【請求項１０】 請求項７に記載の方法において、さら
に追加して、前記長手方向切り目線の所望の位置を決め
る段階と、長手方向折り目付けローラを設ける段階と、
長手方向切り目線が前記所望の位置に刻まれるように、
前記長手方向折り目付けローラを横方向に動かす段階と
を有することを特徴とする箱素材を形成する方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US356707 | 1994-12-15 | ||
| US08/356,707 US5624369A (en) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | Method and apparatus for forming slotted and creased box blanks |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08238690A true JPH08238690A (ja) | 1996-09-17 |
Family
ID=23402601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7325299A Withdrawn JPH08238690A (ja) | 1994-12-15 | 1995-12-14 | スロットと折り目を有する箱素材を形成する方法と装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5624369A (ja) |
| JP (1) | JPH08238690A (ja) |
| DE (1) | DE19543860B4 (ja) |
| GB (1) | GB2295986B (ja) |
Cited By (19)
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