JPH08237630A - Ｃａｔｖシステムにおける加入者終端装置 - Google Patents
Ｃａｔｖシステムにおける加入者終端装置Info
- Publication number
- JPH08237630A JPH08237630A JP7037028A JP3702895A JPH08237630A JP H08237630 A JPH08237630 A JP H08237630A JP 7037028 A JP7037028 A JP 7037028A JP 3702895 A JP3702895 A JP 3702895A JP H08237630 A JPH08237630 A JP H08237630A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加入者終端装置におけるＢＰＦの反射による
不要信号の逆流を阻止すること。 【構成】 ハブ２からの信号は加入者終端装置３内の合
成／分波器３０で制御データと放送信号に分波される。
放送信号はアンプ３１で増幅された後、分配器３２で４
分配されそれぞれアイソレータ４２〜４５を経由してＢ
ＰＦ３３〜３６へ供給される。各ＢＰＦではＢＳ−１、
５、９及び１３の各チャンネルの周波数成分のみが通過
し、それぞれ合成／分波器３７〜４０で制御データと合
成されて各ＣＡＴＶ端末装置４〜７に供給される。一
方、通過帯域以外の周波数成分は各ＢＰＦの入力端子で
反射されるが、各アイソレータで吸収され前記分配器３
２への逆流が阻止される。
不要信号の逆流を阻止すること。 【構成】 ハブ２からの信号は加入者終端装置３内の合
成／分波器３０で制御データと放送信号に分波される。
放送信号はアンプ３１で増幅された後、分配器３２で４
分配されそれぞれアイソレータ４２〜４５を経由してＢ
ＰＦ３３〜３６へ供給される。各ＢＰＦではＢＳ−１、
５、９及び１３の各チャンネルの周波数成分のみが通過
し、それぞれ合成／分波器３７〜４０で制御データと合
成されて各ＣＡＴＶ端末装置４〜７に供給される。一
方、通過帯域以外の周波数成分は各ＢＰＦの入力端子で
反射されるが、各アイソレータで吸収され前記分配器３
２への逆流が阻止される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、双方向通信ＣＡＴＶシ
ステムにおける加入者終端装置に関する。
ステムにおける加入者終端装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】双方向通信ＣＡＴＶシステムの一つとし
て、デマンドアクセス方式（１９８９年電子情報通信学
会研究報告ＯＣＳ−５１「デマンドアクセス方式による
ＦＭ多重ハイビジョン光ＣＡＴＶシステム」第７頁〜第
１２頁参照）とよばれる方式がある。
て、デマンドアクセス方式（１９８９年電子情報通信学
会研究報告ＯＣＳ−５１「デマンドアクセス方式による
ＦＭ多重ハイビジョン光ＣＡＴＶシステム」第７頁〜第
１２頁参照）とよばれる方式がある。
【０００３】図３はこのデマンドアクセス方式による双
方向通信ＣＡＴＶシステムの概略ブロック図であり、図
中、１はＣＡＴＶ放送局であり、無料の再送信番組及び
有料の自主放送番組を送出する送出ブロック１１、この
送出ブロックからの複数チャンネル（４０チャンネル）
のテレビジョン信号を異なる搬送波で変調した後、多重
して放送信号として送出するヘッドエンド１２、双方向
サービスを管理する双方向サービス管理ブロック１３及
びこの双方向サービスに関する制御データを送受信する
伝送装置１４を備えている。
方向通信ＣＡＴＶシステムの概略ブロック図であり、図
中、１はＣＡＴＶ放送局であり、無料の再送信番組及び
有料の自主放送番組を送出する送出ブロック１１、この
送出ブロックからの複数チャンネル（４０チャンネル）
のテレビジョン信号を異なる搬送波で変調した後、多重
して放送信号として送出するヘッドエンド１２、双方向
サービスを管理する双方向サービス管理ブロック１３及
びこの双方向サービスに関する制御データを送受信する
伝送装置１４を備えている。
【０００４】２はこの伝送装置１４と後述するＣＡＴＶ
端末装置との間に中継装置として配置されるハブであ
り、加入者からのチャンネル選択データに基づき４０チ
ャンネルの自主放送番組のうち任意の４つのチャンネル
を選択してそれぞれあらかじめ決められたＢＳ（衛星放
送）チャンネルのうちの特定チャンネルに周波数変換す
るチャンネル選択回路２１、４台のＣＡＴＶ端末装置か
らのチャンネル選択データを受信して前記チャンネル選
択回路を制御したり各ＣＡＴＶ端末装置へ双方向サービ
スに関する制御データを送信したりする双方向サービス
処理部２２、前記チャンネル選択回路からの放送信号と
ＣＡＴＶ端末装置へ送信する下りの制御データとを合成
するとともにＣＡＴＶ端末装置からの上りの制御データ
を分波して双方向サービス処理部２２へ供給する合成／
分波器２３及び前記ヘッドエンド１２からの再送信番組
を中継する再送信中継部２４とからなる。前記チャンネ
ル選択回路２１、双方向サービス処理部２２及び合成／
分波器２３は並列に複数組配され、各組がそれぞれ４台
のＣＡＴＶ端末装置を管理している。
端末装置との間に中継装置として配置されるハブであ
り、加入者からのチャンネル選択データに基づき４０チ
ャンネルの自主放送番組のうち任意の４つのチャンネル
を選択してそれぞれあらかじめ決められたＢＳ（衛星放
送）チャンネルのうちの特定チャンネルに周波数変換す
るチャンネル選択回路２１、４台のＣＡＴＶ端末装置か
らのチャンネル選択データを受信して前記チャンネル選
択回路を制御したり各ＣＡＴＶ端末装置へ双方向サービ
スに関する制御データを送信したりする双方向サービス
処理部２２、前記チャンネル選択回路からの放送信号と
ＣＡＴＶ端末装置へ送信する下りの制御データとを合成
するとともにＣＡＴＶ端末装置からの上りの制御データ
を分波して双方向サービス処理部２２へ供給する合成／
分波器２３及び前記ヘッドエンド１２からの再送信番組
を中継する再送信中継部２４とからなる。前記チャンネ
ル選択回路２１、双方向サービス処理部２２及び合成／
分波器２３は並列に複数組配され、各組がそれぞれ４台
のＣＡＴＶ端末装置を管理している。
【０００５】３、３・・・は前記ハブ２からの再送信番
組に関する放送信号及び４つの特定チャンネルの放送信
号をそれぞれ４台のＣＡＴＶ端末装置に供給するととも
に、制御データの合成及び分配を行う加入者終端装置で
ある。
組に関する放送信号及び４つの特定チャンネルの放送信
号をそれぞれ４台のＣＡＴＶ端末装置に供給するととも
に、制御データの合成及び分配を行う加入者終端装置で
ある。
【０００６】４、５、６、７は各加入者の家庭に設置さ
れ、加入者からのチャンネル選択データをハブ２へ送信
することにより４０チャンネルのうちから任意の１チャ
ンネルを受信するＣＡＴＶ端末装置であり、各ＣＡＴＶ
端末装置へは加入者が選択したチャンネルの放送信号が
前記特定チャンネルのうちの一つのチャンネルに周波数
変換されて送信される。
れ、加入者からのチャンネル選択データをハブ２へ送信
することにより４０チャンネルのうちから任意の１チャ
ンネルを受信するＣＡＴＶ端末装置であり、各ＣＡＴＶ
端末装置へは加入者が選択したチャンネルの放送信号が
前記特定チャンネルのうちの一つのチャンネルに周波数
変換されて送信される。
【０００７】次に、加入者終端装置３の具体的構成につ
いて図６に従って説明する。ハブ２からの信号はまず合
成／分波器３０で４チャンネル分の放送信号と制御デー
タに分波される。放送信号はアンプ３１で所定レベルま
で増幅された後、更に分配器３２で４つに分配され、そ
れぞれＢＳ−１、ＢＳ−５、ＢＳ−９、ＢＳ−１３の各
チャンネル成分を選択するＢＰＦ３３〜３６に供給され
る。
いて図６に従って説明する。ハブ２からの信号はまず合
成／分波器３０で４チャンネル分の放送信号と制御デー
タに分波される。放送信号はアンプ３１で所定レベルま
で増幅された後、更に分配器３２で４つに分配され、そ
れぞれＢＳ−１、ＢＳ−５、ＢＳ−９、ＢＳ−１３の各
チャンネル成分を選択するＢＰＦ３３〜３６に供給され
る。
【０００８】一方、前記合成／分波器３１で分波された
制御データは合成／分配器４１で４つに分配されて、前
記ＢＰＦ３３〜３６出力とそれぞれ合成／分波器３７〜
４０で合成されて各ＣＡＴＶ端末装置へ供給される。ま
た、各ＣＡＴＶ端末装置からの各制御データは合成／分
波器３７〜４０で分波された後、前記合成／分配器４１
で合成され、更に合成／分波器３１を経て前記ハブ２へ
供給される。また、ハブ２からの再送信番組にかかる放
送信号は分配器４２で４分配された後、各合成／分波器
３７〜４０に供給される。
制御データは合成／分配器４１で４つに分配されて、前
記ＢＰＦ３３〜３６出力とそれぞれ合成／分波器３７〜
４０で合成されて各ＣＡＴＶ端末装置へ供給される。ま
た、各ＣＡＴＶ端末装置からの各制御データは合成／分
波器３７〜４０で分波された後、前記合成／分配器４１
で合成され、更に合成／分波器３１を経て前記ハブ２へ
供給される。また、ハブ２からの再送信番組にかかる放
送信号は分配器４２で４分配された後、各合成／分波器
３７〜４０に供給される。
【０００９】従って、各ＣＡＴＶ端末装置へ供給される
放送信号は、再送信番組とＢＳ４チャンネルのうちの特
定の１チャンネルとなる。
放送信号は、再送信番組とＢＳ４チャンネルのうちの特
定の１チャンネルとなる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】上述の加入者終端装置
において、ＢＰＦ３３〜３６はそれぞれ特定周波数のみ
を通過させると共に、それ以外の周波数の不要信号を反
射させる特性を有する。このため、あるチャンネルのＢ
ＰＦにより反射された不要信号が分配器３２へ逆流して
他のチャンネル経路に混入し、本来の信号との間で位相
づれ等の干渉が発生するという欠点があった。
において、ＢＰＦ３３〜３６はそれぞれ特定周波数のみ
を通過させると共に、それ以外の周波数の不要信号を反
射させる特性を有する。このため、あるチャンネルのＢ
ＰＦにより反射された不要信号が分配器３２へ逆流して
他のチャンネル経路に混入し、本来の信号との間で位相
づれ等の干渉が発生するという欠点があった。
【００１１】本発明は上記欠点を解決するものであり、
ＢＰＦにより反射された不要信号が逆流して他のチャン
ネル経路へ混入するのを防止した加入者終端装置を提供
するものである。
ＢＰＦにより反射された不要信号が逆流して他のチャン
ネル経路へ混入するのを防止した加入者終端装置を提供
するものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明は、ＣＡＴＶ放送
局から周波数多重されて伝送される多数チャンネルのＣ
ＡＴＶ放送信号のうち、加入者により選択され、それぞ
れあらかじめ決められた複数の周波数に周波数変換され
た複数のチャンネルの放送信号を受信し、この放送信号
を複数に分配する分配器と、この分配器の出力からそれ
ぞれ前記複数の周波数のうちの一つの信号成分のみを通
過させる複数のＢＰＦとを備える加入者終端装置におい
て、前記分配器と前記複数のＢＰＦとの間に、前記ＢＰ
Ｆの入力端で反射される信号成分の逆流を阻止する逆流
阻止手段をそれぞれ配置した加入者終端装置である。
局から周波数多重されて伝送される多数チャンネルのＣ
ＡＴＶ放送信号のうち、加入者により選択され、それぞ
れあらかじめ決められた複数の周波数に周波数変換され
た複数のチャンネルの放送信号を受信し、この放送信号
を複数に分配する分配器と、この分配器の出力からそれ
ぞれ前記複数の周波数のうちの一つの信号成分のみを通
過させる複数のＢＰＦとを備える加入者終端装置におい
て、前記分配器と前記複数のＢＰＦとの間に、前記ＢＰ
Ｆの入力端で反射される信号成分の逆流を阻止する逆流
阻止手段をそれぞれ配置した加入者終端装置である。
【００１３】
【作用】上述の手段により、分配器で分配された信号は
ＢＰＦで特定周波数の信号が通過されると共に不要信号
は反射される。反射された不要信号はアイソレータによ
り吸収され、分配器への逆流が阻止される。
ＢＰＦで特定周波数の信号が通過されると共に不要信号
は反射される。反射された不要信号はアイソレータによ
り吸収され、分配器への逆流が阻止される。
【００１４】
【実施例】以下、図面に従って本発明の一実施例を説明
する。
する。
【００１５】図１は本実施例における加入者終端装置の
ブロック図である、図４と同一部分には同一符号を付し
説明を省略する。
ブロック図である、図４と同一部分には同一符号を付し
説明を省略する。
【００１６】本実施例の特徴は分配器３２とＢＰＦ３３
〜３６との間にアイソレータ４２〜４５をそれぞれ配置
した点である。
〜３６との間にアイソレータ４２〜４５をそれぞれ配置
した点である。
【００１７】即ち、分配器３２で分配された放送信号は
それぞれアイソレータ４２〜４５を通過してＢＰＦ３３
〜３６へ供給される。このとき各アイソレータは入力端
子から出力端子へはほとんど減衰無しに通過させる。そ
して、各ＢＰＦの入力端子で遮断された周波数の不要成
分は反射して各アイソレータの出力端子に入力される
が、アイソレータのアイソレーション特性によりほとん
どが吸収される。従って、各アイソレータから分配器３
２への不要信号の逆流はほとんど発生しない。
それぞれアイソレータ４２〜４５を通過してＢＰＦ３３
〜３６へ供給される。このとき各アイソレータは入力端
子から出力端子へはほとんど減衰無しに通過させる。そ
して、各ＢＰＦの入力端子で遮断された周波数の不要成
分は反射して各アイソレータの出力端子に入力される
が、アイソレータのアイソレーション特性によりほとん
どが吸収される。従って、各アイソレータから分配器３
２への不要信号の逆流はほとんど発生しない。
【００１８】次に、図２は本発明の他の実施例を示す。
この実施例においてはアイソレータの代わりに分配器３
２と各ＢＰＦ３３〜３６の間にはアンプ４６〜４９が配
置されている。尚、この実施例では分配器３２の前段に
はアンプは配置されていない。
この実施例においてはアイソレータの代わりに分配器３
２と各ＢＰＦ３３〜３６の間にはアンプ４６〜４９が配
置されている。尚、この実施例では分配器３２の前段に
はアンプは配置されていない。
【００１９】前記アンプ４６〜４９は、アイソレーショ
ン機能を持っており、これによりＢＰＦ３３〜３６で反
射された不要信号は吸収される。従って、各アンプから
分配器３２への不要信号の逆流はほとんど発生しない。
ン機能を持っており、これによりＢＰＦ３３〜３６で反
射された不要信号は吸収される。従って、各アンプから
分配器３２への不要信号の逆流はほとんど発生しない。
【００２０】本実施例によれば、アンプの増幅機能以外
にアイソレーション機能を積極的に使うことにより、高
価なアイソレータを使用せずに反射による不要信号の逆
流を阻止できる。
にアイソレーション機能を積極的に使うことにより、高
価なアイソレータを使用せずに反射による不要信号の逆
流を阻止できる。
【００２１】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、ＢＰＦによ
り反射された不要信号が分配器に逆流して他のチャンネ
ル経路へ混入するのを阻止できるため、本来の信号との
間に位相づれ等の干渉が発生せず良好な特性の加入者終
端装置が実現できる。
り反射された不要信号が分配器に逆流して他のチャンネ
ル経路へ混入するのを阻止できるため、本来の信号との
間に位相づれ等の干渉が発生せず良好な特性の加入者終
端装置が実現できる。
【００２２】また、分配器と各ＢＰＦとの間にアイソレ
ーション機能を有するアンプを配置することにより、安
価に前記不要信号の逆流を阻止することができる。
ーション機能を有するアンプを配置することにより、安
価に前記不要信号の逆流を阻止することができる。
【図１】本発明の一実施例における加入者終端装置のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】本発明の他の実施例における加入者終端装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図３】従来の双方向ＣＡＴＶシステムのブロック図で
ある。
ある。
【図４】従来の加入者終端装置のブロック図である。
１ ＣＡＴＶ放送局 ２ ハブ ３ 終端装置 ４〜７ ＣＡＴＶ端末装置 ３２ 分配器 ３３〜３６ ＢＰＦ ４２〜４５ アイソレータ ３１ アンプ ４６〜４９ アンプ
Claims (3)
- 【請求項１】 ＣＡＴＶ放送局から周波数多重されて伝
送される多数チャンネルのＣＡＴＶ放送信号のうち、加
入者により選択され、それぞれあらかじめ決められた複
数の周波数に周波数変換された複数のチャンネルの放送
信号を受信し、この放送信号を複数に分配する分配器
と、この分配器の出力からそれぞれ前記複数の周波数の
うちの一つの信号成分のみを通過させる複数のＢＰＦと
を備える加入者終端装置において、 前記分配器と前記複数のＢＰＦとの間に、前記ＢＰＦの
入力端で反射される信号成分の逆流を阻止する逆流阻止
手段をそれぞれ配置してなる加入者終端装置。 - 【請求項２】 前期逆流阻止手段は、前記各ＢＰＦの通
過帯域以外の周波数の信号成分を吸収するアイソレータ
である請求項１記載の加入者終端装置。 - 【請求項３】 前期逆流阻止手段は、アイソレーション
機能を有するアンプである請求項１記載の加入者終端装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037028A JPH08237630A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | Ｃａｔｖシステムにおける加入者終端装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7037028A JPH08237630A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | Ｃａｔｖシステムにおける加入者終端装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08237630A true JPH08237630A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12486195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7037028A Pending JPH08237630A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | Ｃａｔｖシステムにおける加入者終端装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08237630A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006521056A (ja) * | 2003-03-11 | 2006-09-14 | トムソン ライセンシング | 空きチャネルにダウンコンバートすることによって信号を分配する装置及び方法 |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP7037028A patent/JPH08237630A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006521056A (ja) * | 2003-03-11 | 2006-09-14 | トムソン ライセンシング | 空きチャネルにダウンコンバートすることによって信号を分配する装置及び方法 |
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