JPH0214693A

JPH0214693A - 画像通信装置

Info

Publication number: JPH0214693A
Application number: JP63163933A
Authority: JP
Inventors: Akira Takahashi; 章高橋; Senrou Saitou; 斉藤　栴朗
Original assignee: Yagi Antenna Co Ltd
Current assignee: Yagi Antenna Co Ltd
Priority date: 1988-06-30
Filing date: 1988-06-30
Publication date: 1990-01-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、双方向ＣＡＴＶ網を介して画像信号を送受す
る画像通信装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、双方向のＣＡＴＶ網を使用して画像信号の送受を
行なうビデオテックスサービス対応システムとしては、
例えば米国Ｃｏｘ　Ｃａｂｌｓ　Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔ
ｉｏｎ社のＩＮＤＩｍＸシステム及び米国５ｙｔｅｋ社
のＭＥＴＲＯＮＥＴシステムがある。前者は上、ｊ）　
１２０　ｂｐｓ　／−４ケツト、下シ１’６１０　ｂｐ
ｓ　／ノぐケラトで各４０チヤンネルを設定したもので
あシ、後者は下Ｆ）　５　Ｑ　ｂｐｓ／ノクケットでデ
ジタル制御によシ回線の制御を行なうものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のようなシステムではいずれもデジタル値の画像情
報を伝送するものでｓｂ、伝送する情報量に制限がある
。したがって情報量の比較的少ない静止画データの伝送
は制御可能であるが、動画はその情報量が莫大なものと
なってしまうため、伝送を実現するのは不可能であった
。

本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、双
方向の光ファイバーおよび同軸ケーブルを用いたＣＡＴ
Ｖ網における動画の画像伝送を可能とした画像通信装置
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するだめの手段〕

本発明は、双方向のＣＡＴＶ網で上り帯域と下り帯域そ
れぞれに定められた帯域内で制御信号によシ任意の伝送
周波数を設定し、複数のアナログ画像信号及び多重され
た音声信号等を能率良く伝送するものであって、複数の
カメラ、・ＶＴＲ，レーザディスクプレーヤ等からのア
ナログ画像信号を制御信号によ）上り帯域の所望の周波
数信号に各々変換し、ヘッドエンドまで体送する。ヘッ
ドエン、ドではこれを分配し、各周波数変換器を介して
各下ｐ帯域の所望の周波数信号に変換し、その後、合成
してＣＡＴＶ網に接続するようにしたものである。

〔作　用〕

上記した如く、ＣＡＴＶ網の上り、下りの両帯域共て画
像信号に対応する周波数を固定せず、可変制御すること
としたので、限られた周波数帯域を有効に利用し、多く
の画像信号を効率良く伝送することができる。

〔実施例〕

以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。

第１図は双方向ＣＡＴＶ網の基本構成を示すもので、１
はＣＡＴＶ網端部に設けられ１、全体の伝送信号の送受
を司るヘッドエンド、２はヘッドエンドＩに接続され、
ネットワークの動作管理を行なうネットワーク管理部、
３は端末各戸に設けられ、伝送信号の入出力を行なうネ
ットワークインタフェイス（図ではｒＩＦＪと表わす）
、４はネットワークイ／り７エイス３に接続された制御
信号を入力するためのワークステーション、５は画像及
び音声を出力するオーディオビデオデバイス（図ではｒ
ＡＶＪと表わす）、６はワークステーション４とオーデ
ィオビデオデバイス５の動作を制御するオーディオビデ
オコントローラＣ図ではｒ　ＡＶＣＪと表わす）、７は
伝送路であるＣＡＴＶ　＠ケーブル、８はテレビ受信用
アンテナである。テレビ受信用アンテナ８で受信された
ＴＶ電波はヘッドエンド１に送られ、適宜必要に応じて
周波数変換、された後にＣＡＴＶ網ケーブル７洸接続さ
れた各端末のネットワークインタフェイス３に送られる
。ネットワークインタフェイス３においては、ＣＡＴＶ
網ケーブル７からアナログ信号とデジタル信号が合成さ
れた復号信号が入力されるもので、これらを分配し、デ
ジタル信号をワークステーシ冒ン４に、アナログの音声
画像信号をオーディオビデオデバイス５にそれぞれ出力
する。オーディオビデオデバイス５をワークステーショ
ン４を用いて制御するためにオーディオビデオコントロ
ーラ６が用いられる。ネットワーク管理部２は、各端末
からの上り帯域の信号周波数及びヘッドエンドＩからの
下り帯域の信号周波数を制御信号によって管理するもの
で、このネットワーク管理部２により網金体を限られた
周波数帯域で有効に使用することができるようになる。

すなわち伝送帯域２００　ＭＨｚにおいてＮＴＳＣ方式
のテレビの場合は３３チヤンネルの帯域があるが、妨害
波の関係で使用チャンネルは少なくなる。高精細度テレ
ビや放送衛星あるいは通信衛星からの画像信号を伝送す
る場合は、広帯域幅を必要とするため２０チヤンネルと
か、１０チヤンネルとチャンネル数は少なくなる。この
場合はどの端末にも固定的にチャンネルを割り当てずに
プールしておき、ヘッドエンド１に使用要求があったと
きのみそれぞれのチャンネルを割シ当てて上り、下りの
回線を構成する。終了後は回線割当を解消し、次の使用
要求に備える。これによって回線網の利用効率を改善で
きる。この方式例は各端末に回線制御のための機器たと
えば回線制御機能をもたしたＷＳ４を付加する必要があ
る。

ＣＡＴＶの伝送技術としては、ＦＤＭ　（Ｆｒ５ｑｕｓ
ｎｅｙＤｉｖｉｓｉｏｎ　Ｍｕｌｔｉｐｌｅ：ｔ：周波
数分割多重）方式を基本とする。すなわち、ＣＡＴＶ網
ケーブル７の伝送周波数を第２図に示すように低域と高
域とに分割してそれぞれ上り帯域、下り帯域と設定し、
この両帯域に属する各々の搬送波を組合わせて一つの伝
送路とするもので、この搬送波を制御信号によシ任意に
選定可能としている。

使用する周波数帯域は、例えば上り帯域として５４〜２
５．０ＭＨｚ、下り帯域として２５０〜４５０ＭＨｚあ
るいは上り帯域として１０〜５０　ＭＦｔｚ　、下り帯
域として７０〜３００　ＭＨｚの組合せが考えられる、
あるいはこれらの上の帯域９５０〜１８５０ＭＨｚに放
送衛星や通信衛星等の中間周波数等も伝送することもで
きる、以下に示す実施例では前記の上り帯域として５４
〜２５０ＭＨ２１下り帯域として２５０〜４５０　ＭＨ
ｚの組合せを使用するものとする。

同図でＩＺはケーブル７を伝送されてきたアナログ信号
とデジタル信号の合成信号を分岐する分岐器、１２は分
岐器１１と接続されて種々の信号の入出力を結合する結
合器、１３は例えばＣＡＴＶ用アッグ／ダウンコンノ４
−夕等で構成され、結合器１２からの下り帯域のアナロ
グの画像・音声信号を特定のテレビチャンネル、例えば
１　ａｈまたは２　ａｈの周波数信号に周波数変換する
周波数変換器、１４はＴＶカメラやＶＴＲ，レーザディ
スクプレーヤ等図示しない機器からのアナログの入力画
像信号、あるいは画像信号を搬送波で変調したＶＨＦま
たはＵＨＦ帯の信号を上り帯域の周波数信号に変換し、
上記結合器１２に送出する周波数変換器、１５は上記周
波数変換器１３．１４の動作制御を行なうネットワーク
制御部、１６はネツトワーり制御部１５の指令に従って
制御信号の衝突防止信号を出力するＣ８ＭＡ／ＣＤコン
）ローラ、Ｉ’７は結合器１２とＣ８ＭＡ　／　ＣＤコ
ントローラＺ６の間にありてそれぞれの信号の変復調を
行なうＲＦモデム、１８はネットワーク制御部１５によ
る制御を上記ＣＡ’Ｉ’Ｖ網ケーブル７を介さず他のＩ
、ＡＮ（Ｌｏｃａｌ　Ａｒｅａ　Ｎ＠ｔｗｏｒｋ　）、
例えばＥｔｈａｒｎｓｔに接続して行なう場合にその制
御信号の入出力テートとなる。ＲＦモデム１７と制御信
号ＩＦＭ８はどちらか１方を選択して使用する。制御信
号インタフェイス、１９は上記ワークステーション４や
オーディオビデオコントローラ６に従い、ネットワーク
制御部１５による制御動作の指示及び表示を行なう操作
・表示部である。

上記第３図の周波数変換器Ｉ４には単体で説明したが、
実際にはＴＶカメラ、ＶＴＲ，レーデディスクプレーヤ
等複数のオーディオビデオデバイスが接続されるために
第４図に示すような構成となる。同図においては、第１
図のオーディオビデオデバイス５としてＴＶ右カメラ０
．レーデディスクプレーヤ（図ではｒＬＤＪと表わす）
２１、ＶＴＲ２２その他ここＫは図示しない機器を用い
るものとする。また、他の第３図と同様の部分の構成に
ついては同一符号を付してその説明は省略する。

ＴＶ右カメラ０の出力する画像信号は周波数変換器２３
に、レーデディスクプレーヤ２１の出方する画像・音声
信号は周波数変換器２４に、ＶＴＲ２２の出力する画像
・音声信号は周波数変換器２５に、そして、その他のオ
ーディオビデオデバイス５も各々対応する周波数変換器
にそれぞれ送出される。これら周波数変換器２３〜２５
．・・・は、周波数変調器２３〜２５はＴＶ右カメラ０
．ＬＤ２１、ＶＴＲ，？、？などからの映像信号と音声
信号でそれぞれの搬送波を変調して送信する変調方式と
、変調された電波を受けて、そのままあるいは周波数を
変換して送信する２つの方法がある。両者とも映像と音
声周波数はほとんど同時に増幅される場合もある。周波
数変換方式では中間周波数６００ＲＱ（ｚ以上に設定す
る必要があシ、９００　ＭＨｚに設定すれば２次の非直
線成分を防止することができる。なお入力・出力フィル
ターを用いることによシ妨害波の発生を最小限に押える
ことができる。

ＲＦモデム１７からの制御信号によって入力される信号
をそれぞれ上シ帯域内の特定の周波数信号に変換し、共
に合成器２６に出力する。合成器２６がこれらの周波数
変換された信号を重畳合成し結合器１２に送出する。結
合器Ｉ２は、第３図でも示した如（ＲＦモデムＩ７から
の制御信号によυ、送られてきた信号をＣＡＴＶ網ケー
ブル７上に伝送する。上記周波数変換器２３〜２５．・
・・は、入力された画像信号あるいは音声画像信号を下
り帯域内の任意の周波数信号に変換しなければならず、
そのために通常のＣＡＴＶ用コンバータと異なシ、内部
に設けられる図示しない出力フィルタに周波数可変特性
を有していなければならない。

次に上記ヘッドエンド１内に備えられる第２の周波数変
換部の構成について第５図で示す。図中、３ｚはＣＡＴ
Ｖ網ケーブル７を伝送されてきたアナログ信号とデジタ
ル信号が合成された合成信号を分岐する分岐器、３２は
分岐器３１と接続されて稽々の信号の入出力を結合する
結合器、３３は結合器３２からの上り帯域の周波数信号
を分配する分配器３３．３４〜３６はアップコンバータ
で構成され、上記分配器３３からの上り帯域のアナログ
の音声画像信号をそれぞれ下シ帯域の周波数の固定周波
数信号・に周波数変換する周波数変換器、３７は上記周
波数変換器３４〜３６の動作制御を行なう制御信号入出
力部でＣＡＴＶ伝送線路以外の線路で制御される、３８
〜歩轡テ〒呻ザ４０はそれぞれ上記周波数変換器３４〜
３６の出力する下シ帯域の周波数信号のそれぞれ特定さ
れる固定周波数範囲成分のみを通過させる出力フィルタ
、４１はフィルタ３８〜４０の出力する信号を合成する
合成器、４２は合成器４１の出力する信号をＣＡＴＶ網
ケーブル７を伝送される他の信号と合成する合成器であ
る。

ＣＡＴＶ網ケーブル７から分岐器３１で分岐された上り
帯域の音声画像信号は結合器３２を介して分配器３３で
分配され、周波数変換器３４〜３６、出力フィルタ３８
〜４０によって下）周波数帯域の信号に変換された後、
合成器４２でＣＡＴＶ網ケーブル７中に伝送される。こ
の場合、周波数変換器３４〜３６の動作制御を行なう制
御信号出力部３７は独立した回路によって構成するもの
である。

なお、上記周波数変換器３４〜３６は周波数変換器３４
〜３６．・・・は多数チャンネルの変換を行うので、使
用する半導体素子（増幅器、ミキサ）の２次３次の非直
線成分よシ妨害波が多数発生するがと＜Ｋミキサーから
発生する２次の非直線成分が大きい、入力信号を第１局
発損益で例えば６５５〜７６１　ＭＨｚを発振し、第１
ミキサーにて６１１　ＭＨｚの第１中間周波数とし、第
２局部発振器で７０４　ＭＨｚを発振し、第２ミキサー
で９３　Ｍｆ（ｚ（ＣＨＩ　）に変換する。このように
第１中間周波数を高くとることにより、２次の非直線歪
による妨害波周波数を除去できる。また局部発振器がＰ
ＬＬシンセサイザ方式のものを使用し、出力フィルタ３
８〜４０も周波数によって可変可能なものとすれば、回
路構成を簡略化することができる。

信号を伝送するとケーブルの減衰量のため、信号が少さ
くなる。ケーブル内の減衰を補うために増幅器を用いて
信号を増幅しながら伝送する、ＣＡＴＶの伝送途中で・
発生する種々の妨害の中で、中継器の持つ非直線歪みが
原因となって発生する複合相互変調妨害（ＣＴＢ　）が
ある。このＣＴＢはチャンネル数の二乗に比例して増大
する性質がアシ、多チャンネル化したＣＡＴＶ等の施設
ではこの対策が大きな問題となる。

このようなＣＴＢ妨害、さらには受信機からの局発妨害
、隣接妨害等を考慮して、望ましい周波数配列がある。

我国の電気通信技術審議会において結論づけられた技術
基準によれば、Ｔ　Ｖ’放送波帯においては６２チヤン
ネル、ミツドバンド（ＶＨＦのチャンネル３とチャンネ
ル４の間）及びスーパーハイバンド（ＶＨＦのチャンネ
ル１２とＵＨＦチャンネル１３０間）においては４７チ
ヤンネル計１０９チヤンネルの多くを使用することがで
きる。

〔発明の効果〕

以上詳記した如く本発明によれば、双方向のＣＡＴＶ網
で上シ帯域と下り帯域それぞれに定められた帯域内で制
御信号によシ任意の伝送周波数を設定し、複数のアナロ
グ画像信号及び多重された音声信号等を能率良く伝送し
たものであって、複数のカメラ、ＶＴＲ，レーザディス
クプレーヤ等からのアナログ画像信号を制御信号によシ
上り帯域の所望の周波数信号に各々変換し、ヘッドエン
ｒマチ伝送し、ヘッドエンドではこれを分配し、各周波
数変換器を介して各下り帯域の所望の周波数信号に変換
し、その後、合成してＣＡＴＶ網に接続するようにし念
ので、双方向のＣＡＴＶ網における動画の画像伝送を可
能とし、他のＬＡＮとの接続、動的チャンネル交換によ
るＡＶネットワークも可能となる画像通信装置を提供す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は双方向
ＣＡＴＶ網の基本構成を示すブロック図、第２図は周波
数分割多重方式を説明する図、第３図は第１図のネット
ワークインタフェイスの基本回路の構成を示すブロック
図、第４図は第３図の一部淘成を詳細に示すブロック図
、第５図は第１図のヘッドエンドの回路構成を示すブロ
ック図である。Ｉ・・・ヘッドエンド、２・・・ネットワーク管理部、
３・・・ネットワークインタフェイス（ＩＦ）、（・・
・ワークステーション（ＷＳ）、５・・・オーディオビ
デオデバイス（ＡＶ）、６・・・オーディオビデオコン
トローラ（ＡＭＣ）、？・・・ＣＡＴＶ網ケーブル、８
・・・テレビ受信用アンテナ、１１．３１・・・分岐器
、１２．３２・・・結合器、１３，１４．２３〜２５゜
３４〜３５・・・周波数変換器、１５・・・ネットワー
ク＝制御部、１６・・・Ｃ３ＭＡ　／　ＣＤコントロー
ラ、１７・・・ＲＦモデム、Ｉ８・・・制御信号インタ
フェイス、Ｉ９・・・操作・表示部、２０・・・ＴＶ右
カメラ２１・・・レーデディスクプレーヤ（ＬＤ）、２
２−・・ＶＴＲ。２６．４１．４２・・・合成器、３３・・・分配器、３
７・・・ｉｌｌ　＠信号出力部、３８〜４０・・・出力
フィルタ。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）双方向ＣＡＴＶ網を使用する画像通信装置におい
て、複数のアナログ画像信号を上り帯域の所望の周波数信号
に変換する第１の周波数変換器と、この第１の周波数変
換手段から出力される上り帯域の所望の周波数信号をＣ
ＡＴＶ網に合成する第１の合成手段と、この第１の合成手段でＣＡＴＶ網に合成された周波数信
号をヘッドエンドにて分配する分配手段と、この分配手
段で分配された周波数信号を下り帯域の所望の周波数に
変換する第２の周波数変換器と、この第２の周波数変換手段から出力される下り帯域の所
望の周波数信号をＣＡＴＶ網に合成する第２の合成手段
とを具備したことを特徴とする画像通信装置。
（２）上記画像通信装置にネットワーク管理部を設置し
、チャンネルの割当て管理をすることを特徴とする請求
項（１）記載の画像通信装置。
（３）上記第１の周波数変換器の出力する上り帯域の所
望の周波数信号に変換された画像信号を複数のチャンネ
ル数に分配するチャンネル分配手段と、このチャンネル分配手段によって分配されたそれぞれの
画像信号を各チャンネル系列毎に対応した周波数特性を
有する変調器と出力フィルタをもって周波数変換する複
数チャンネル分の周波数変調手段と、所望のチャンネルに対応した上記周波数変調手段のみを
動作状態とさせる動作制御手段を具備したことを特徴と
する請求項（１）記載の画像通信装置。
（４）上記第１及び第２の周波数変換器はシンセサイザ
型の局部発振器を有することを特徴とする請求項（１）
記載の画像通信装置。
（５）上記ＣＡＴＶ網とは異なる回路網を介して上記第
１及び第２の周波数変換器を制御する信号を伝送するこ
とを特徴とした請求項（１）乃至（４）記載の画像通信
装置。
（６）上記ＣＡＴＶ網の上り、下りの特定の周波数を使
用して上記第１及び第２の周波数変換器の制御信号を伝
送することを特徴とした請求項（１）乃至（４）記載の
画像通信装置。
（７）上記第１の周波数変換器に入力される複数のアナ
ログ画像信号に音声およびデータ信号を重畳することを
特徴とする請求項（１）記載の画像通信装置。