JPH08237600A - ビデオ記録装置 - Google Patents

ビデオ記録装置

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JPH08237600A
JPH08237600A JP7221010A JP22101095A JPH08237600A JP H08237600 A JPH08237600 A JP H08237600A JP 7221010 A JP7221010 A JP 7221010A JP 22101095 A JP22101095 A JP 22101095A JP H08237600 A JPH08237600 A JP H08237600A
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直道 西本
Masahiro Hirasawa
雅弘 平沢
Takeo Murayama
武雄 村山
Tomoaki Suzuki
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視カメラにより撮影される画像信号から重
要な瞬間を確実に記録可能なビデオ記録装置を提供す
る。 【解決手段】 一つの態様では、JPEGエンコーダ/
デコーダ部5はカメラにからの画像信号を可変のQファ
クタ(圧縮係数)で所定単位で圧縮し、CPU8は単位
時間当たりの圧縮データ量が一定になるようにQファク
タを可変的に制御する。CPU8はまた、Qファクタの
微分値の絶対値ΔQが所定値以上の場合に記録媒体11
又はRAM13にエンドレス的に一時蓄積されている圧
縮データの内、ΔQが所定値以上になった瞬間の前後の
数秒間のデータを記録媒体11の保存エリア又は他の記
録媒体17に記録する。他の態様では、Qファクタを一
定として画像データを圧縮し、データ量の微分値ΔDが
所定値以上となったときに同様の記録を行っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、監視ビデオカメラによ
り撮影されて得られた長時間のビデオ信号を記録するビ
デオ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、交通、生産ライン、防犯などに
おいて監視ビデオカメラにより撮影されて得られたビデ
オ信号を記録する場合にはたとえば24時間以上の長時
間の記録を行うことが要求される。この種のビデオ記録
再生装置としては、最長6〜8時間の記録が可能なVT
R(ビデオテープレコーダ)が一般的であり、また、停
止・スタートを繰り返して間欠的に記録を行うことによ
り24時間の記録が可能なタイムラップスVTRが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の監視装置
では、一般に監視要員が常駐することはなく、連続して
長時間の記録を行うためには、エンドレス記録などの工
夫をしなければならない。しかしながら、VTRは磁気
テープを使用しているので、エンドレス記録を行う場合
には、テープをエンドレスに加工する必要があるという
問題点があったり、または、2台のVTRを用いて交互
に使用する必要があり、規模が大きくなりメンテナンス
や切替装置に費用がかかるという問題があった。さらに
長時間連続記録の場合にはテープの交換作業に多大な労
力が必要になり、テープの使用量が多く、記録済のテー
プの保管の面などで問題点があった。
【0004】また、VTRは磁気テープに対して回転ヘ
ッドが接触して磁気記録を行うので、磁気テープの磨耗
やヘッドへのゴミの付着により、再生画像の劣化や、ド
ロップアウトを生じることがあり、必要な場面の十分な
記録・再生を行うことができないという問題点がある。
さらに、前述のタイムラップスでの間欠記録では、本来
記録しておきたい場面が抜けてしまい、例えば交通をモ
ニタする場合には自動車事故が起きる前からの状況や、
生産ラインをモニタする場合には不良品が発生した前後
の工程の把握や、防犯の場合にレジから現金が盗まれた
瞬間などを十分記録することができない場合がある。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑み、監視ビ
デオカメラにより撮影されて得られた画像信号の重要な
瞬間を確実に記録することができ、さらに磨耗などの問
題をほとんど生じることがなく、メンテナンスフリーで
信頼性の高いビデオ記録装置を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、ビデオカメラから供給される画像信号を圧
縮し、かつ画像中に所定の変化が生じたときには記録媒
体に圧縮画像データを記録するようにしたもので、その
手法として2つの態様がある。第1の態様では、圧縮さ
れる単位時間当たりのデータ量が一定になるように圧縮
係数であるQファクタを可変的に制御するとともに、Q
ファクタの時間的な変化量が所定値以上の場合には圧縮
データを記録媒体に記録するようにしている。第2の態
様では、Qファクタを一定として画像データを圧縮し、
データ量の時間的な変化量が所定値以上の場合には圧縮
データを記録媒体に記録するようにしている。
【0007】すなわち本発明によれば、ビデオカメラに
より撮影して得た画像信号を可変のQファクタでフレー
ム単位又はフィールド単位で圧縮する圧縮手段と、前記
圧縮手段により圧縮された画像信号を記録媒体に記録可
能な記録手段と、前記圧縮手段により圧縮される単位時
間当たりのデータ量が一定になるように前記圧縮手段の
Qファクタを可変的に制御するQファクタ制御手段と、
前記Qファクタ制御手段により制御された前記Qファク
タの時間的な変化量が所定値以上の場合には前記圧縮手
段により圧縮されたデータを前記記録媒体に記録するよ
う前記記録手段を制御する記録制御手段とを有するビデ
オ記録装置が提供される。
【0008】さらに本発明によれば、ビデオカメラによ
り撮影して得た画像信号をQファクタを一定にしてフレ
ーム単位又はフィールド単位で圧縮する圧縮手段と、前
記圧縮手段により圧縮された画像信号を記録媒体に記録
可能な記録手段と、前記圧縮手段により圧縮された画像
信号の単位時間当たりのデータ量の変化を監視する手段
と、前記監視する手段により監視された単位時間当たり
の前記データ量の変化量が所定値以上の場合には前記圧
縮手段により圧縮されたデータを前記記録媒体に記録す
るよう前記記録手段を制御する記録制御手段とを有する
ビデオ記録装置が提供される。
【0009】
【作用】本発明の第1の態様では、圧縮される単位時間
当たりの画像データ量が一定になるようにQファクタを
可変的に制御するとともに、Qファクタの時間的な変化
量が所定値以上の場合には圧縮データを記録媒体に記録
(アラーム記録)するので、Qファクタが大きく変化す
るような画像の変が見られる場合には記録が行われ、し
たがって、監視カメラにより撮影されて得られた画像信
号の重要な瞬間を確実に記録することができる。
【0010】本発明の第2の態様では、Qファクタを一
定にして画像データを圧縮し、画像データの時間的な変
化量が所定値以上の場合には圧縮データを記録媒体に記
録(アラーム記録)するので、画像データ量が大きく変
化するような画像の変化の見られる場合には記録が行わ
れ、したがって、監視カメラにより撮影されて得られた
画像信号の重要な瞬間を確実に記録することができる。
【0011】したがって、本発明のいずれの態様で記録
された場合であっても、真に監視すべき重要な、あるい
は決定的瞬間を確実に記録(アラーム記録)することが
できるので、記録後に再生して、これらの場面をモニタ
ー上で目視することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明のビ
デオ記録装置の実施の形態を好ましい実施例によって説
明する。図1は本発明に係るビデオ記録再生装置の2つ
の実施例に共通な構造を示すブロック図、図2は図1の
ビデオスイッチャー/信号処理部及びA/D変換器群を
詳細に示すブロック図、図3は図1のJPEGエンコー
ダ/デコーダ部を詳細に示すブロック図、図4は図3の
JPEGエンコーダ/デコーダ部の処理を示す説明図、
図5は第1実施例におけるQファクタ制御を説明するた
めのフローチャート、図6は第1実施例における記録制
御を説明するためのフローチャート、図7は画像の粗さ
によるQファクタ変化を示す説明図、図8は画像が一定
であるときの画像の明るさによるQファクタ変化を示す
説明図、図9は画像が一定であるときの晴天の1日のQ
ファクタの変化を示す説明図、図10図1中のCPUの
動作中、Qファクタあるいはデータ量の時間変化量(微
分値)を求めるための手順を示すフローチャート、図1
1は第2実施例における記録制御を説明するためのフロ
ーチャート、図12はQファクタを一定とした場合の画
像の粗さによる画像データ量の変化を示す説明図、図1
3はQファクタを一定とした場合の画像の明るさによる
画像データ量の変化を示す説明図、図14はQファクタ
を一定にしたときで、かつ画像が一定であるときの晴天
の1日の画像データの変化を示す説820明図、図15
はQファクタが一定のときの画像の粗さと圧縮データ量
との関係を示す説明図、図16はQファクタが一定のと
きの明るさと圧縮データ量との関係を示す説明図、図1
7は第1実施例の変化態様として2つの記録媒体を用い
る場合の記録の態様を示すフローチャートである。な
お、画像が一定とは、画像中に移動物体などの動きがな
いことをいう。
【0013】第1実施例と第2実施例のハード的構造は
共通であるので、これをまず説明し、ソフト的に異なる
面を後に説明する。図1において、ビデオスイッチャー
/信号処理装置1の入力系統は本実施例では4系統(ビ
デオ1〜4)で構成され、各系統にはビデオカメラから
のコンポジットビデオ信号と、Y(輝度)信号及びC
(色)信号(Y/C信号)が入力可能である。図2はビ
デオスイッチャー/信号処理装置1及びA/D変換器群
2の詳細を示すブロック図である。すなわち、ビデオス
イッチャー/信号処理装置1は図2中の点線で囲まれた
部分の回路部分1a、1b、1c、1dを有し、A/D
変換器群2は3つのA/D変換器2a、2b、2cを有
している。ビデオスイッチャー1aでは4つの系統の1
つが選択される。コンポジットY/C切換回路1cは、
コンポジットビデオ信号とY/C信号の切替を行うもの
である。なお、コンポジットビデオ信号とY/C信号の
両方が入力された場合にはS端子のスイッチ(図示省
略)によりY/C信号の方が優先されて選択される。な
お、入力系統の数は任意に選定することができる。
【0014】ビデオスイッチャー1aにより選択された
系統の信号がコンポジットビデオ信号であるときは、Y
/C分離回路1bによりY信号とC信号に分離される。
コンポジットY/C切換回路1cを介して出力されるC
信号はNTSCカラーデコーダ1dにより2つの色差信
号(R−Y)、(B−Y)にデコードされる。Y信号と
2つの色差信号(R−Y)、(B−Y)はそれぞれ、A
/D変換器群2のA/D変換器2a〜2cにより入力信
号に同期したサンプリングクロックによりデジタルデー
タに変換される。
【0015】図1に戻り、フレームメモリ3は圧縮時に
はA/D変換器2a〜2cによりそれぞれA/D変換さ
れた1フレーム分のYデータ、(R−Y)データ及び
(B−Y)データを記憶してラスタ・ブロック変換器4
に出力する。なお、非圧縮時にA/D変換器2a〜2c
から直接D/A変換器6aに出力するためのE−E系用
スイッチ18が設けられている。伸長時にはラスタ・ブ
ロック変換器4からの1フレーム分のYデータ、(R−
Y)データ及び(B−Y)データをフレームメモリ3が
記憶してスイッチ18を介してD/A変換器6aに出力
する。
【0016】ここで、第1及び第2実施例では、画像の
8×8ピクセルのブロックを1つの単位として圧縮を行
うが、NTSC信号の画像信号は、時間軸上の1次元の
信号であるので、そのままでは垂直方向のデータを摘出
することができない。そこで、ラスタ・ブロック変換器
4は、圧縮時にはフレームメモリ3に記憶された8ライ
ン分の画像データを読み出して一旦ラインバッファに蓄
え、そのデータを8×8ピクセルのブロックデータに変
換してJPEGエンコーダ/デコーダ部5に出力する。
また、伸長時には、JPEGエンコーダ/デコーダ部5
により伸長された8×8ピクセルのブロックデータを時
間軸上の1次元の信号に変換するために、8ライン分の
画像データを一旦ラインバッファに蓄えて出力する。
【0017】次に、JPEGエンコーダ/デコーダ部5
の構成を図3を参照して説明する。JPEG方式はCC
ITTとISOの合同により国際標準化されたカラー静
止画伝送・蓄積のための画像圧縮アルゴリズムであり、
JPEG方式の基本システムのアルゴリズムは以下の3
つのステージに分類することができる。 (1)2次元DCT(離散コサイン変換)による画像デ
ータの冗長性の除去 (2)人間の視覚特性に適応させたDCT係数の量子化 (3)エントロピー符号化(量子化されたDCT係数の
ハフマン符号化) なお、伸長時には逆に(3)→(2)→(1)のステッ
プを踏む。
【0018】JPEGでは画像データを8×8画素の1
ブロック単位で扱い、DCT/IDCT部5aでは、圧
縮時にはラスタ・ブロック変換された1ブロックの画像
データに対して2次元のDCT処理が行われる(IDC
Tの「I」はINVERSE=逆の意味である)。この
場合、先ず、水平方向8画素に対してDCT処理が行わ
れ、その後垂直方向にDCT処理が行われ、これにより
8×8のDCT係数の行列が生成される。
【0019】このステージでは、画像信号はDCT係数
すなわち空間周波数成分に変換され、この場合、水平・
垂直方向ともブロックが持つ空間周波数の成分は周波数
が低いほど大きく、周波数が高くなるに従って急激に小
さくなる特性を有するので、DCT係数の値の「0」の
個数が多いほど、高い圧縮率が得られる。なお、伸長時
には、DCT/IDCT部5aによりDCT係数が1ブ
ロックの画像データに復元(逆DCT)される。
【0020】量子化器/逆量子化器部5bでは、圧縮時
にはDCT/IDCT部5aから送られたきたDCT係
数に対し、人間の視覚特性に合わせた形で重み付けを行
い、DCT係数の内の「0」の個数を増やす役割を有す
る。具体的には8×8のDCT係数に対して量子化テー
ブル5cの8×8の重み付け係数を乗算し、その結果を
符号化器5dに渡す。
【0021】このステージでは量子化テーブル5cの定
数を変えることにより圧縮データ量を変えることがで
き、例えば全く同じ画像データを異なる量子化係数(Q
ファクタ)で圧縮した場合、生成される圧縮データサイ
ズは異なった量になる。なお、量子化器/逆量子化器部
5bでは、伸長時には圧縮されたデータがDCT係数に
復元(逆量子化)される。
【0022】ハフマン符号化器/復号化器部5dでは、
圧縮時には図4に示すように、量子化されたDCT係数
が水平・垂直の各周波数成分の低い順にジグザグスキャ
ンされる。この理由は、水平・垂直とも周波数成分の低
い方に高い係数値が集中し、周波数成分の高い方は
「0」データが多くなるので、その「0」データが連続
するように並び替えるためである。
【0023】このようにして並び替えられたデータ列
は、図4に示すように直流係数と交流係数に分けられ、
直流係数については1つ前のブロックの直流係数との差
が符号化(DPCM符号化)され、交流係数については
ハフマン符号が用いられて符号化される。ハフマン符号
とはデータの出現確率に応じてその確率が高いものから
符号長の短いものを割り当てる方法であり、そのために
ハフマンテーブル5eが必要になる。なお、ハフマン符
号化器/復号化器部5dでは、伸長時には符号化データ
がDCT係数の量子化データに復元(復号化)される。
【0024】また、再生されたデジタルデータ(Y、R
−Y、B−Y)は、フレームメモリ3を介してビデオ外
部同期出力及びビデオ出力部6に転送される。このブロ
ック6では、D/A変換器6aによりアナログ信号に変
換され、信号処理部6b及び水平・垂直同期信号発生器
7によりNTSC信号に変換され、外部に対するビデオ
出力としてY/C信号の他に、Y/C信号をミックスし
たコンポジットビデオ信号が出力される。また、このビ
デオ出力信号に同期した外部同期信号C.SYNC1〜
4がビデオ出力/分配器6cから出力される。なお、図
1中に破線で示すようにビデオ外部同期出力及びビデオ
出力部6と3つの入力系統はオプションで構成してもよ
い。
【0025】このようにしてJPEG方式で圧縮された
画像データは、CPU8の制御によりバスライン9に転
送され、次いで、I/F10を介してエンドレス記録媒
体11に記録される。記録媒体11としては非接触のヘ
ッドにより記録・再生可能な磁気ディスク装置や光磁気
ディスク装置などが用いられる。なお、圧縮された画像
データを一時格納する記録媒体あるいは記憶素子として
は、この記録媒体11のみならず、半導体メモリ素子で
あるRAM13を用いることもできる。バスライン9に
はまた、CPU8のプログラムなどが予め記憶されたR
OM12と、CPU8の作業エリアを有するRAM13
と、時刻情報を発生するタイムコード部14と外部制御
I/F15が接続され、外部制御I/F15には操作パ
ネル16などが接続可能である。
【0026】次に、上記実施例の動作について説明す
る。ここで、記録媒体11の転送速度が2Mバイト/秒
程度の場合、画像データはNTSC信号の場合には一般
に 640×480画素×2YC(輝度信号と色信号) =614.4Kバイト 614.4Kバイト×30フレーム/秒 =18.42Mバイト/秒 であるので、このままでは記録媒体11に記録すること
ができない。
【0027】そこで、第1及び第2実施例では、先ず、
JPEG方式により例えばNTSC信号を約20分の1
に圧縮する(=0.92Mバイト/秒)。また、片フィ
ールドを落とすことにより0.46Mバイト/秒に圧縮
するようにしてもよい。なお、バスライン9上の圧縮デ
ータは一時的に記録媒体11又はRAM13の作業エリ
アに蓄積され、この時点では記録媒体11の保存エリア
には記録されない。
【0028】第1実施例では、図5に示すようにCPU
8は常に、バスライン9上の単位時間当たりの圧縮デー
タ量をカウントし(ステップS11)、このデータ量が
一定になるように量子化テーブル5cのQファクタを制
御している(ステップS12)。ここで、圧縮データ量
が一定になるようにQファクタを制御すると、そのQフ
ァクタは図7に示すように、画像が細かい場合に大きく
なり、逆に画像が荒い場合に小さくなる。すなわち、固
定された監視カメラにより静止画像を撮影している場合
には単位時間当たりの圧縮データ量が一定であるが、別
の被写体がこの画面に入った場合には、画像の細かさ/
粗さが変化して圧縮データ量が変化するので、圧縮デー
タ量が一定になるようにQファクタが可変的に制御され
る。
【0029】CPU8はまた、図6に示すように記録媒
体11の保存エリアへの圧縮データの転送・記録を制御
する。すなわち、図1のビデオ記録装置の動作が開始さ
れると、直ちに画像の圧縮データがバスを介して記録媒
体11又はRAM13の作業エリアに一時的に蓄積され
る(ステップS21)。次にステップS22で、図5で
示したQファクタの時間的な変化量(微分値)の絶対値
ΔQが所定値より大きいか否かを判別し、YESの場合
にステップS25で圧縮率を低く設定し、次のステップ
S26でQファクタの変化量の絶対値ΔQが所定値以上
になった瞬間以前の画像データも含めて前後の数秒間の
データが記録媒体11の保存エリアに記録されるよう、
記録媒体11又はRAM13の作業エリアに一時的に蓄
積されている圧縮データの少なくとも一部を保存エリア
に転送し、かつその後の圧縮データの保存エリアへの記
録を行う。Qファクタの変化量の絶対値ΔQが所定値以
上になった瞬間以後の圧縮データの記録は、記録媒体1
1又はRAM13の作業エリアに一時的に蓄積した後、
保存エリアに転送してもよいし、記録媒体11又はRA
M13の作業エリアに一時的に蓄積しないで直接保存エ
リアに記録してもよい。
【0030】一方、上記微分値の絶対値ΔQが所定値よ
り大きくないときは、ステップS23で圧縮率を高く設
定して、次のステップS24で記録媒体11の作業エリ
アの最終アドレスに到達したか否かを判断する。最終ア
ドレスに到達するまでは、ステップS21へ繰り返し戻
る。最終アドレスに到達したときは、ステップS25を
介してステップS26へ行く。
【0031】したがって、このようにQファクタが大き
く変化した時点近傍の数秒間のデータ、すなわち所定数
のフレーム又はフィールド信号を記録媒体11の保存エ
リアに転送・記録することにより、例えば踏切事故など
を記録する目的の場合には踏切内に移動物体があり、Q
ファクタが大きく変化するときの画像を記録することが
できる。また、コンビニエンスストアのドアが開閉する
ときの画像を逃さず記録することができる。さらに、Q
ファクタが大きく変化しないときにも、記録媒体11作
業エリアの記憶容量まで記録されたときに、自動的にそ
の内容データを記録媒体11の保存エリアに転送するの
で、間欠記録ができる。なお、上記Qファクタの微分値
の絶対値ΔQが所定値より大きいか否かの判断の具体例
は図10のフローチャートに沿って後述する。すなわち
図10のフローの中で、ΔQが所定値より大きいと判断
したときは、アラーム記録スタートフラグを立てるよう
にし、このフラグが立っているときは、図6中のステッ
プS22でYESとなるようにしておくことができる。
【0032】図6の例では、ステップS23とS25で
圧縮率を変化させているが、これは重要な場面をより精
細に記録し、単なる間欠記録時は粗い画面でもよいよう
な場合に都合がよいが、必ずしも必要なものではないの
で、省略することもできる。さらに、目的に応じて、Q
ファクタが大きく変化しないときにもフレームなどの間
引き数を大きくして間欠的に記録媒体11の保存エリア
に転送・記録するようにしてもよく、また、人込みの中
ですりや万引きを記録する目的の場合には、人が混雑す
ると画像が細かくなってQファクタが大きくなるので、
記録フレーム数を増加するようにしてもよい。上記間欠
記録は、図6では記録媒体11の作業エリアの最終アド
レスに達したときに行っているが、適当なタイマ手段に
より、所定時間毎に行うようにしてもよい。
【0033】ここで、単位時間当たりの圧縮データ量が
一定になるようにQファクタを可変的に制御する場合、
静止画像であっても図8、図9に示すようにビデオカメ
ラの感度や天候に応じて単位時間当たりの圧縮データ量
が変化し、したがって、Qファクタが大きく変化して正
常時の無駄な画像を記録したり、異常時の画像を記録し
ないことが考えられる。そこで、Qファクタの0.5〜
2秒程度の短時間間隔の平均値と、約3分程度長時間間
隔の移動平均の差の絶対値を算出し、その値に基づいて
記録を行うようにしてもよい。
【0034】図10はQファクタの短時間間隔(例えば
0.5秒)の平均値と、長時間間隔(例えば約3分程
度)の移動平均の差の絶対値を算出し、その値が所定値
以上のときに記録媒体11の保存エリアへの転送・記録
を行うための手順を示すフローチャートである。図10
で、次の記号を以下のように定義する。 DS : 短時間間隔データ|DS|の累積値(|DS|=
|DS1+|DS2+|DS3+ ・・・ +|DSn|) DSA: DS/n (平均値) DL : 長時間間隔データ|DL|の累積値(|DL|=
|DL1+|DL2+|DL3+ ・・・ +|DLm|) DLA: DL/m (平均値) 図10のフローでは、ステップS31では各レジスタを
クリアし、ステップS32でデータ|DSn|を入力す
る。ステップS33ではこの入力データ|DSn|をDS
レジスタに加算して累積値DSを作成する。ステップS
34では短時間(例えば0.5秒)待つ。ステップS3
5ではステップS34をn回(nは2以上の自然数で、
例えば6)通過したか否かを判断する。ステップS36
ではDSレジスタの内容をnで除算し、その答をDSA
し、DSをクリアする。ステップS37ではイニシャル
動作(1回目)か否かを判断し、1回目のときはステッ
プS38でDSAをDLAレジスタに入れる。1回目でない
とき、及びステップS38の後には、ステップS39で
SAとDLAの値を比較し、前者が設定値(例えば後者の
30%の値)より大きいか否かを判断する。
【0035】YESのときは、ステップS41でアラー
ム記録を開始させるためのスタートフラグを立てる。一
方、NOのとき、及びステップS41の後にはステップ
S42で長時間(例えば3分間)を経過したか否かを判
断する。YESであれば、ステップS43でDSAの値を
Lレジスタに加算する。ステップS44ではステップ
S43をm回(mはn以上の自然数で、例えば180)
通過したか否かを判断する。ステップS45ではDL
ジスタの内容をmで除算し、その答をDLAとし、DL
クリアする。ステップS45の終了後及び、ステップS
35、S42、S44でNOのときは、いずれもステッ
プS32へ戻る。図10のフローで、ステップS32〜
S36は単位時間当たりのデータ量の短時間平均を算出
する手段を構成し、一方ステップS42〜S46は単位
時間当たりのデータ量の長時間平均を算出する手段を構
成する。また、ステップS39は短時間間隔平均値と長
時間間隔平均値の差を計算する手段を構成し、さらにス
テップS40は差が所定値を超えているか否かを判断す
る比較手段を構成する。なお、図5及び図6のフローと
図10のフローはいずれもCPU8にて同時進行的に実
行できるように、時分割多重処理(マルチタスク処理)
ンとすることができる。
【0036】次に、本発明の第2実施例について図11
に沿って説明する。この第2実施例は、第1実施例が図
5及び図6のフローチャートの処理を行っているのに代
えて、Qファクタを一定にしてデータ圧縮を行い、デー
タ量の時間変化量(微分値)ΔDが所定値を超えている
か否かを判断して(ステップS42)、超えているとき
には記録媒体11の保存エリアへの転送とその後の記録
を行う(ステップS26)ようにしている。この第2実
施例ではデータ量の変化が激しいときに保存エリアへの
記録が行われるので、記録すべき場面を確実に記録する
ことができる。なお、データ量の時間変化量(微分値)
の絶対値ΔDを求める作業とこのΔDが所定値を超えて
いるか否かを判断する作業は第1実施例で示した図10
のフローチャートをQファクタではなく、データ量に対
して適用することにより同様に行うことができる。
【0037】第2実施例では、CPU8は常にQファク
タを一定に保持しているので、画像データ量は図12に
示すように画像の粗さにより、また図13に示すように
明るさにより変化する。また、図14はQファクタを一
定にした場合で、かつ画像が一定であるときの晴天日の
1日の画像データ量の変化を示している。また、図15
はQファクタが一定のときの画像の粗さと圧縮データ量
との関係を示し、図16はQファクタが一定のときの明
るさと圧縮データ量との関係を示している。
【0038】上記各実施例で図10のステップS40の
設定値は第1実施例ではQファクタの微分値の絶対値Δ
Qを比較する対象であり、第2実施例ではデータ量の微
分値の絶対値ΔDを比較する対象であるが、この設定値
をどの程度の値とするかは、ビデオカメラの設置される
場所、ビデオカメラのズーム度、被写体の大きさや動き
の度合いなど、様々な条件により左右される。すなわ
ち、この設定値があまり大きいと、ある程度の被写体の
動きが無視され、本来記録すべき場面が記録されないこ
ととなり、逆にこの設定値があまり小さいと、画面中の
わずかな変化である、風による木の葉やビデオカメラ自
体の揺れなどにも反応して無駄な記録が多くなってしま
うこととなる。そこで、この設定値は、ビデオカメラを
実際の撮像場所(例えば踏切やコンビニストア)に設置
し、例えば1週間程度、試験的に連続撮影を行い、その
設置場所に必要かつ十分な場面の記録に最も適した値を
探し求めることができる。本発明者の実験によれば、Δ
Q又はΔDはDLAの値の10%から40%程度の範囲内
にあることが多く、20%乃至30%前後が適当な場合
が最も多かった。
【0039】次に、上記第1実施例又は第2実施例で
は、得られた圧縮記録データを記録媒体11又はRAM
13の作業エリアに一時記録し、間欠的に、また画面に
変化が生じたときに記録媒体11の保存エリアに転送・
記録しているが。これに限らず、第2の記録媒体17を
用いることもできる。その場合の具体的手法の例につい
て説明する。図12は上記第1実施例の変化態様とし
て、2つの記録媒体11、17を用いる場合の記録手法
を説明するフローチャートである。図12では圧縮デー
タを第1の記録媒体11の先頭アドレスから順次記録し
(ステップS51)、最終アドレスまで記録すると(ス
テップS54)、第1の記録媒体11に記録されている
データを読み出してI/F10に接続された外部の第2
の記録媒体17に転送し、かつその後の記録を行い(ス
テップS56)、次に入力されるデータを第1の記録媒
体11の先頭アドレスから上書き(又は消去した後に記
録)する(ステップS51)。かかる構成をとることに
より、第1の記録媒体11は実質的にエンドレス記録媒
体として動作することとなる。図11の第2実施例につ
いても図12と同様の変化態様をとることができる。
【0040】なお、エンドレスデータを第1の記録媒体
11に記録して記録媒体17に転送する代わりに、記録
媒体11をエンドレス記録エリア(第1の記憶エリア)
と転送データエリア(第2の記憶エリア)に分割して用
いるようにした前述の場合(図6、図11参照)では、
図6に示したようにステップS24で第1の記録エリア
の最終アドレスに到達した後は、図12のステップS5
6の代りにステップS26で第1の記憶エリアのデータ
を第2の記憶エリアに転送し、その後第1の記憶エリア
の先頭アドレスから上書き(又は消去した後に記録)す
る(ステップS21))。なお、これらの2分割のみな
らず、記憶手段や記録媒体の性質に応じて、またデータ
の利用方法に応じて、3以上に分割して用いたり、3個
以上の記録手段や媒体を用いることができる。
【0041】上記圧縮記録データを記録媒体に記録する
具体的手法の例において、第1の記録媒体11の全体又
はその一部である第1の記憶エリアとRAM13の一部
を併用することもできる。なお、複数の監視カメラをビ
デオスイッチャー1aで切り換えて、それらの出力信号
を順次、記録媒体11又はRAM13に記録してゆき、
画面中の変動が大きいときに保存エリアや第2の記録媒
体17に転送することができる。また、簡略化した構成
としては、圧縮データを間欠記録するのではなく、図6
のステップS22又は図11のステップS42と同様の
判断で、画面中の変化のあったものと判断されたときに
のみ記録媒体に記録するようにすることもできる。な
お、上記各実施例は、主として画像信号に記録系につい
て説明したが、本発明にかかるビデオ記録装置は、記録
専用機とすることも、通常の再生系回路及びモニタなど
を付加して記録・再生兼用機とすることもできる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の第1の態様
によれば、圧縮される単位時間当たりのデータ量が一定
になるようにQファクタを可変的に制御するとともに、
Qファクタの時間的な変化量が所定値以上の場合には圧
縮データを記録媒体に記録するので、Qファクタが大き
く変化するような画像が変化する場合には記録が行わ
る。また本発明の第2の態様によれば、Qファクタを一
定として画像データを圧縮し、データ量の時間的な変化
量が所定値以上の場合には圧縮データを記録媒体に記録
するようにしている。したがって、監視カメラにより撮
影されて得られた画像信号のうち重要な瞬間のデータを
確実に記録して再生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビデオ記録再生装置の2つの実施
例に共通の構造を示すブロック図である。
【図2】図1のビデオスイッチャー/信号処理部及びA
/D変換器群を詳細に示すブロック図である。
【図3】図1のJPEGエンコーダ/デコーダ部を詳細
に示すブロック図である。
【図4】図3のJPEGエンコーダ/デコーダ部の処理
を示す説明図である。
【図5】本発明の第1実施例におけるQファクタ制御を
説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の第1実施例における記録制御を説明す
るためのフローチャートである。
【図7】画像の粗さによるQファクタ変化を示す説明図
である。
【図8】画像が一定であるときの画像の明るさによるQ
ファクタ変化を示す説明図である。
【図9】画像が一定であるときの晴天の1日のQファク
タの変化を示す説明図である。
【図10】第1実施例においてQファクタの短時間間隔
間隔の平均値と、長時間間隔間隔の移動平均の差の絶対
値を算出し、その値が所定値以上のときに記録を行うた
めの手順を示すフローチャートであり、かつ第2実施例
においてはデータ量の短時間間隔の平均値と、長時間間
隔の移動平均の差の絶対値を算出し、その値が所定値以
上のときに記録を行うための手順を示すフローチャート
である。
【図11】本発明の第2実施例における記録制御を説明
するためのフローチャートである。
【図12】Qファクタを一定とした場合の画像の粗さに
よる画像データ量の変化を示す説明図である。
【図13】Qファクタを一定とした場合の画像の明るさ
による画像データ量の変化を示す説明図である。
【図14】Qファクタを一定にしたときで、かつ画像が
一定であるときの晴天の1日の画像データの変化を示す
説明図である。
【図15】Qファクタが一定のときの画像の粗さと圧縮
データ量との関係を示す説明図である。
【図16】Qファクタが一定のときの明るさと圧縮デー
タ量との関係を示す説明図である。
【図17】本発明の第1実施例又は第2実施例で、2つ
の記録媒体を用いる場合の記録の手法を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1 ビデオスイッチャー/信号処理装置 2 A/D変換器群 3 フレームメモリ 4 ラスタ・ブロック変換器 5 JPEGエンコーダ/デコーダ部(ラスタ・ブロッ
ク変換器と共に圧縮手段を構成する) 6 ビデオ外部同期出力及びビデオ出力部 7 同期信号発生器 8 CPU(Qファクタ制御手段、データ量の変化を監
視する手段、記録制御手段、圧縮率設定手段) 9 バスライン 10 I/F(インターフェース) 11 記録媒体(第1の記録媒体:全体又は一部である
第1エリアがエンドレス記録手段としての作業エリアを
構成し、第2エリアが保存エリアを構成する) 12 ROM 13 RAM(エンドレス記録手段としての作業エリア
を構成する) 14 タイムコード部 15 外部制御I/F 16 操作パネル 17 記録媒体(第2の記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 武雄 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 鈴木 智明 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラにより撮影して得た画像信
    号を可変のQファクタでフレーム単位又はフィールド単
    位で圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像信号を記録媒体に記
    録可能な記録手段と、前記圧縮手段により圧縮される単
    位時間当たりのデータ量が一定になるように前記圧縮手
    段のQファクタを可変的に制御するQファクタ制御手段
    と、 前記Qファクタ制御手段により制御された前記Qファク
    タの時間的な変化量が所定値以上の場合には前記圧縮手
    段により圧縮されたデータを前記記録媒体に記録するよ
    う前記記録手段を制御する記録制御手段とを有するビデ
    オ記録装置。
  2. 【請求項2】 前記記録制御手段が前記Qファクタの短
    時間間隔平均値を算出する算出手段と、前記Qファクタ
    の長時間間隔平均値を算出する算出手段と、前記2つの
    平均値算出手段で得られた短時間間隔平均値と長時間間
    隔平均値の差を計算する手段と、前記計算する手段で得
    られた前記差が所定値を超えているか否かを判断する比
    較手段とを有する請求項1記載のビデオ記録装置。
  3. 【請求項3】 ビデオカメラにより撮影して得た画像信
    号をQファクタを一定にしてフレーム単位又はフィール
    ド単位で圧縮する圧縮手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像信号を記録媒体に記
    録可能な記録手段と、 前記圧縮手段により圧縮された画像信号の単位時間当た
    りのデータ量の変化を監視する手段と、 前記監視する手段により監視された単位時間当たりの前
    記データ量の変化量が所定値以上の場合には前記圧縮手
    段により圧縮されたデータを前記記録媒体に記録するよ
    う前記記録手段を制御する記録制御手段とを有するビデ
    オ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記記録制御手段が前記単位時間当たり
    のデータ量の短時間間隔平均値を算出する算出手段と、
    前記単位時間当たりのデータ量の長時間間隔平均値を算
    出する算出手段と、前記2つの平均値算出手段で得られ
    た短時間間隔平均値と長時間間隔平均値の差を計算する
    手段と、前記計算する手段で得られた前記差が所定値を
    超えているか否かを判断する比較手段とを有する請求項
    3記載のビデオ記録装置。
  5. 【請求項5】 前記記録制御手段が圧縮後の所定データ
    量毎に、又は所定時間間隔で間欠的に前記圧縮手段によ
    り圧縮されたデータを前記記録媒体に記録するよう前記
    記録手段を制御するものである請求項1乃至4のいずれ
    か1つに記載のビデオ記録装置。
  6. 【請求項6】 前記所定時間間隔で間欠的に前記圧縮手
    段により圧縮されたデータを前記記録媒体に記録する場
    合には、前記圧縮手段の圧縮率を比較的高く設定し、前
    記Qファクタの時間的な変化量が所定値以上の場合に、
    あるいは前記データ量の変化量が所定値以上の場合に
    は、前記圧縮手段の圧縮率を比較的低く設定する圧縮率
    設定手段を更に有する請求項1乃至5のいずれか1つに
    記載のビデオ記録装置。
  7. 【請求項7】 前記圧縮手段により圧縮されたデータを
    所定時間又は所定データ量にわたり常時記憶するエンド
    レス記憶手段を更に有し、前記Qファクタの時間的な変
    化量が所定値以上の場合に、あるいは前記データ量の変
    化量が所定値以上の場合に、前記エンドレス記憶手段に
    記憶された圧縮データの少なくとも一部を前記記録媒体
    に転送して記録するとともに、これに時間的に連続する
    ように前記圧縮手段により圧縮されたデータを前記記録
    媒体に記録するよう前記記録制御手段が前記記録手段を
    制御するものである請求項1乃至6のいずれか1つに記
    載のビデオ記録装置。
  8. 【請求項8】 前記エンドレス記憶手段としての第1の
    記録媒体の記録データ量が所定値を超えたときは、前記
    第1の記録媒体の記録データを第2の記録媒体に転送す
    ることにより間欠記録を行うよう前記記録制御手段が制
    御するものである請求項7記載のビデオ記録装置。
  9. 【請求項9】 前記エンドレス記憶手段としての記録媒
    体の第1エリアの記録データ量が所定値を超えたとき
    は、前記第1エリアの記録データを前記記録媒体の第2
    エリアに転送することにより間欠記録を行うよう前記記
    録制御手段が制御するものである請求項7記載のビデオ
    記録装置。
JP22101095A 1994-12-29 1995-08-07 ビデオ記録装置 Expired - Lifetime JP3206386B2 (ja)

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US08/968,862 US5809200A (en) 1995-08-07 1997-11-05 Video signal recording apparatus
US09/086,349 US5970203A (en) 1995-08-07 1998-05-29 Video signal recording apparatus

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JP6-338696 1994-12-29
JP33869694 1994-12-29
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0982952A3 (en) * 1998-08-28 2000-05-17 Hitachi, Ltd. Moving picture recording/regenerating system
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US6965728B1 (en) 1999-08-05 2005-11-15 Sanyo Electric Co., Ltd. Digital recording apparatus
CN107682652A (zh) * 2017-10-30 2018-02-09 深圳市麦道微电子技术有限公司 一种人性化的紧急文档录制系统
JP2018125846A (ja) * 2016-12-21 2018-08-09 アクシス アーベー イベントを検出するための方法、および、イベントを検出するための装置

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