JPH0823745A - 集草ケースの満量警報停止スイッチ取付構造 - Google Patents

集草ケースの満量警報停止スイッチ取付構造

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JPH0823745A
JPH0823745A JP6191038A JP19103894A JPH0823745A JP H0823745 A JPH0823745 A JP H0823745A JP 6191038 A JP6191038 A JP 6191038A JP 19103894 A JP19103894 A JP 19103894A JP H0823745 A JPH0823745 A JP H0823745A
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JP
Japan
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grass
full
alarm
case
collecting case
Prior art date
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Pending
Application number
JP6191038A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hiroshige
好一 広重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Seirei Industry Co Ltd filed Critical Seirei Industry Co Ltd
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Publication of JPH0823745A publication Critical patent/JPH0823745A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 草刈機の満量警報停止スイッチの操作を、オ
ペレーターが着座したまま振り向かずに行えるようにす
る。 【構成】 後部に座席(14)を配設した自走可能の走行部
(1) に草刈部(2) を取付け、走行部(1) の後方に集草ケ
ース(5) を取付けて、草刈部(2) で刈取った草をスロワ
ーケース(19)とダクトパイプ(20)とを介して集草ケース
(5) 中に搬送すべく構成すると共に、集草ケース(5) 中
の刈草が満量に達したことを検知する刈草満量検知器(3
6)を配設し、同刈草満量検知器(36)の出力によって警報
装置(43)を作動させるようにした草刈機(A) において、
集草ケース(5) の一方の側壁(27)と前壁(28)との交差部
(29)の上部を平面視において斜めに切欠し、同切欠部(3
0)を斜壁(31)と斜壁(31)の下端縁から斜め下方向に延設
した斜壁延設部(32)とで閉塞し、斜壁(31)にダクトパイ
プ連結部(33)を形成して上記ダクトパイプ(20)の後端を
連通連結し、斜壁延設部(32)の上面に満量警報を停止さ
せる満量警報停止スイッチ(34)を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集草ケースの満量警報
停止スイッチ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、草刈機の一形態として、自走可能
な走行部の下方位置に草刈部を連結機構を介して連結す
ると共に、同草刈部に搬送部のスロワーケースを連設
し、スロワーて付勢される刈草を、同スロワーケースに
接続したダクトパイプを介し機体後方に設けた集草ケー
スへ搬送するものがある。
【0003】そして、集草ケースに刈草刈草満量検知器
を配設して、集草ケースが刈草で満量になると、警報を
発してこの旨をオペレーターに報知するようににしてお
り、この警報を停止させるスイッチは集草ケースの上面
に配設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記警報停
止スイッチが集草ケースの上面に配設されているため、
運転座席に着座したオペレーターから手がとどきにく
く、警報を停止させるためにスイッチを操作するには、
大きく背後に振り向いたり、座席から立上がったりしな
ければならず不便であり、これを走行中に行うと車体の
動揺によって危険が伴うことがあった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、後部に座席
を配設した自走可能の走行部に草刈部を取付け、走行部
の後方に集草ケースを取付けて、草刈部で刈取った草を
スロワーケースとダクトパイプとを介して集草ケース中
に搬送すべく構成すると共に、集草ケース中の刈草が満
量に達したことを検知する刈草満量検知器を配設し、同
刈草満量検知器の出力によって警報装置43を作動させる
ようにした草刈機において、集草ケースの一方の側壁と
前壁との交差部の上部を平面視において斜めに切欠し、
同切欠部を斜壁と斜壁の下端縁から斜め下方向に延設し
た斜壁延設部とで閉塞し、斜壁にダクトパイプ連結部を
形成して上記ダクトパイプの後端を連通連結し、斜壁延
出部の上面に満量警報を停止させる満量警報停止スイッ
チを取付けたことを特徴とする集草ケースの満量警報停
止スイッチ取付構造を提供せんとするのである。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
【0007】図1に示すAは、本考案に係る搬送部取付
構造を具備する草刈機であり、自走可能な走行部1の下
方に草刈部2を連結機構3を介して連結し、昇降機構4
により、草刈部2が接地した草刈作業位置と、上昇した
非作業位置との間で昇降可能とすると共に、走行部1の
後端に集草ケース5を取付け、同集草ケース5と上記草
刈部2との間に搬送部6を介設して、草刈部2で刈取っ
た草を搬送部6で集草ケース5中に搬送・収納するよう
にしている。
【0008】走行部1は、図1に示すように、車体フレ
ーム7上面の前部に原動機部8を載設し、後部には運転
部9を載設し、車体フレーム7の下方には前部に左右側
前車輪10を取付け、後部に左右側後車輪11を後車軸ケー
ス12を介して取付けており、原動機部8からの動力を後
車軸ケース12を介して左右側後車輪11に伝達して草刈機
を走行させるようにしている。
【0009】運転部9は、前記原動機部8の後方にハン
ドル13を立設し、同ハンドル13の後方に所定間隔を保持
して座席14を配設している。図中、15は草刈部昇降レバ
ー、16は集草部開閉レバーである。
【0010】草刈部2は、草刈部カバー18に内臓した草
刈刃を駆動軸17で駆動して地面に植立した草を刈取り、
刈草を搬送部6に送出するようにしている。
【0011】搬送部6は、草刈部カバー18の側面に連通
連設したスロワーケース19と、同スロワーケース19の後
側上部連通連結したダクトパイプ20とで構成されてお
り、スロワーケース19中に配設したスロワーの回転によ
って、刈草を集草ケース5に送出するようにしている。
【0012】集草ケース5は、図1で示すように、後面
開口略箱状の前部ケース21をステー22を介して車体フレ
ーム7の後上方に取付けており、前部ケース21の開口上
端縁に後面開口略箱状の後部ケース23の開口上端縁を枢
軸24を介して回動自在に枢着し、前記集草部開閉レバー
16に連動連結したリンク機構25を介して後部ケース23を
開閉するようにしている。
【0013】また、後部ケース23の後面に排気口26を設
けて刈草と共に集草ケース5に流入する搬送空気を排出
するようにしている。
【0014】そして、図2〜図4で示すように、上記集
草ケース5を構成する前部ケース21の一方の側壁27と前
壁28との交差部29の上部を平面視において斜めに切欠
し、同切欠部30を斜壁31と斜壁31の下端縁から斜め下方
向に延設した斜壁延設部32とで閉塞し、斜壁31にダクト
パイプ連結部33を形成して上記ダクトパイプ20の後端を
連通連結し、斜壁延設部32の上面に、後述する満量警報
停止スイッチ34を取付けている。
【0015】特に、斜壁延設部32が、前部ケース21の側
壁27と前壁28との交差部29に平面視において斜め配置さ
れた斜壁31の下端縁から斜め下方向に延設されているの
で、斜壁延設部32の上面が斜め上前側方に傾斜して、同
上面の延長上に座席14に着座したオペレーターの肩が近
接することになる。
【0016】また、集草ケース5の天井壁35に刈草満量
検知器36を配設して、集草ケース5中の刈草が満量にな
ったことを検出するようにしており、同刈草満量検知器
36は、図5で示すように、天井壁35の外部にケーシング
37を回動自在に取付けたモータ38と、同ケーシング37の
回動を抑制するスプリング39と、モータ38の回転軸40の
先端に取付けて集草ケース5の内部に臨ませた羽根41
と、ケーシング37の回動によってONする検出スイッチ
42と、同検出スイッチ42と警報装置43としてのブザー44
と満量警報停止スイッチ34と電源45とを直列的に接続す
る電気回路46とで構成されており、集草ケース5中の刈
草が滞積して羽根41に接触すると、その抵抗によるケー
シング37の回動で検出スイッチ42をONさせ、警報装置
43としてのブザー44を作動させることによって、集草ケ
ース5中の刈草が満量になったことを報知することがで
き、オペレーターの満量警報停止スイッチ34の操作によ
ってブザー44の作動を停止させることができるようにし
ている。
【0017】本発明の実施例は上記のように構成されて
おり、草刈機Aを走行させながら、草刈部2を作業位置
まで降下させ、草刈部2と搬送部6とに動力を伝達する
と草刈部カバー18中の草刈刃が回転して地面に植立した
草を刈り、スロワーケース19中のスロワーの回転で刈草
を付勢し、ダクトパイプ20中を通して集草ケース5中に
搬送する。このようにして集草ケース5中に搬送された
刈草が堆積して満量になると、刈草満量検知器36の検出
スイッチ42がONして警報装置43のブザー44を作動させ
る。
【0018】この警報装置43の作動によって集草ケース
5が満量になったことを知ったオペレーターは、満量警
報停止スイッチ34を操作して上記警報装置43の作動を停
止させることができる。
【0019】特に、満量警報停止スイッチ34を、前記集
草ケース5のダクトパイプ連結部33下方位置で、前部ケ
ース21の側壁27と前壁28との交差部29を斜めに切欠して
形成した斜壁延設部32の上面に取付けたことで、満量警
報停止スイッチ34が運転部9の座席14に着座したオペレ
ーターから手が届きやすい位置にあり、かつ、オペレー
ターが延ばした手に斜壁延設部32の上面が略平行である
から、手探りで満量警報停止スイッチ34を操作するのが
容易である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、後部に座席を配設した
自走可能の走行部に草刈部を取付け、走行部の後方に集
草ケースを取付けて、草刈部で刈取った草をスロワーケ
ースとダクトパイプとを介して集草ケース中に搬送すべ
く構成すると共に、集草ケース中の刈草が満量に達した
ことを検知する刈草満量検知器を配設し、同刈草満量検
知器の出力によって警報装置43を作動させるようにした
草刈機において、集草ケースの一方の側壁と前壁との交
差部の上部を平面視において斜めに切欠し、同切欠部を
斜壁と斜壁の下端縁から斜め下方向に延設した斜壁延設
部とで閉塞し、斜壁にダクトパイプ連結部を形成して上
記ダクトパイプの後端を連通連結し、斜壁延出部の上面
に満量警報を停止させる満量警報停止スイッチを取付け
たことによって、運転座席に着座したオペレーターから
手が届きやすくなり、また、手探りで満量警報停止スイ
ッチを操作して上記警報を止めることができるので、運
転姿勢を崩さずにすみ、走行中に満量警報停止スイッチ
を操作しても安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集草ケースの満量警報停止スイッ
チ取付構造を具備する草刈機の左側面図。
【図2】集草ケースの要部平面図。
【図3】集草ケースの要部正面図。
【図4】集草ケースの要部右側面図。
【図5】刈草満量検知器と満量警報停止スイッチの構成
を示す説明図。
【符号の説明】
A 草刈機 1 走行部 2 草刈部 5 集草ケース 6 搬送部 14 座席 19 スロワーケース 20 ダクトパイプ 27 側壁 28 前壁 29 交差部 30 切欠部 31 斜壁 32 斜壁延設部 33 ダクトパイプ連結部 34 満量警報停止スイッチ 36 刈草満量検知器 43 警報装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後部に座席(14)を配設した自走可能の走
    行部(1) に草刈部(2) を取付け、走行部(1) の後方に集
    草ケース(5) を取付けて、草刈部(2) で刈取った草をス
    ロワーケース(19)とダクトパイプ(20)とを介して集草ケ
    ース(5) 中に搬送すべく構成すると共に、集草ケース
    (5) 中の刈草が満量に達したことを検知する刈草満量検
    知器(36)を配設し、同刈草満量検知器(36)の出力によっ
    て警報装置(43)を作動させるようにした草刈機(A) にお
    いて、 集草ケース(5) の一方の側壁(27)と前壁(28)との交差部
    (29)の上部を平面視において斜めに切欠し、同切欠部(3
    0)を斜壁(31)と斜壁(31)の下端縁から斜め下方向に延設
    した斜壁延設部(32)とで閉塞し、斜壁(31)にダクトパイ
    プ連結部(33)を形成して上記ダクトパイプ(20)の後端を
    連通連結し、斜壁延設部(32)の上面に満量警報を停止さ
    せる満量警報停止スイッチ(34)を取付けたことを特徴と
    する集草ケースの満量警報停止スイッチ取付構造。
JP6191038A 1994-07-20 1994-07-20 集草ケースの満量警報停止スイッチ取付構造 Pending JPH0823745A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108496526A (zh) * 2017-02-24 2018-09-07 苏州宝时得电动工具有限公司 一种行走机械设备及其控制方法、装置和设备

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