JPH08237266A - 光バッファメモリ - Google Patents

光バッファメモリ

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JPH08237266A
JPH08237266A JP4020595A JP4020595A JPH08237266A JP H08237266 A JPH08237266 A JP H08237266A JP 4020595 A JP4020595 A JP 4020595A JP 4020595 A JP4020595 A JP 4020595A JP H08237266 A JPH08237266 A JP H08237266A
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卓二 前田
Tomoji Kuroyanagi
智司 黒柳
Kazuo Hironishi
一夫 広西
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Abstract

(57)【要約】 【目的】光ATM交換方式または光STM交換方式に用
いられる光バッファメモリにおいて、ファイバ遅延線長
を短縮して出来るだけ小型なシステムを実現する。 【構成】フィルタで波長選択した光セルまたはタイムス
ロットを1/2光セルタイムスロット分づつ異なる遅延
量だけ遅延させるm−1本のファイバ遅延線を介して反
射板で反射させて順次1個づつ入力して出力するか、フ
ィルタ及び分岐比が異なる2×1カプラとで固有の透過
波長だけ通過させた各光出力に1光セルタイムスロット
分づつ遅延させる長さを有するファイバ遅延線介して遅
延させ、1×2カプラで合成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は光バッファメモリに関
し、特に光ATM交換方式または光STM交換方式(光
時分割交換方式)に用いる光バッファメモリに関するも
のである。
【0001】マルチメディア通信を担う次世代の通信網
として広帯域ISDNが構築されている。
【0002】この広帯域ISDNにおいては現在の通信
網の数千倍の情報が扱われるため、その膨大な情報量に
も対応することができる大容量・小型化が可能な光AT
M交換方式または光STM交換方式などの光交換方式が
期待されている。
【0003】このような光交換方式は、複数の光セルま
たはタイムスロットに対し、所定の宛先に対応してルー
トを切り替えて出力機能を有するものであり、このため
複数の光セルまたはタイムスロットが同一のルートに出
力される場合は衝突が生じるので、このような事態を回
避するための光バッファ機能が必要となる。
【0004】
【従来の技術】図8は従来の例えば光ATM交換方式に
おいて、上記のような光バッファ機能を有する光バッフ
ァメモリの構成例(1)を示したもので、図において、
k個の入力は既にルートが設定された光セルであり、ほ
ぼ同時に光スイッチ200に入力されるとともに、k個
の入力は同じk個の光/電気変換回路210〜21kの
対応する回路にそれぞれ入力される。
【0005】そして、光/電気変換回路210〜21k
は、各リンクから分岐した光セルの一部を対応する電気
信号に変換し、コントロール回路220に入力する。コ
ントロール回路220は電気信号に変換された光セルの
情報を分析して、k個の入力の送出順位を判定して、こ
の判定された順位に基づき光スイッチ200の切替制御
を行う。
【0006】光スイッチ200はコントロール回路22
0の制御を受けることにより、その出力が、それぞれ、
0,T,2T,3T,・・・(k−1)Tの遅延量(T
は単位遅延量)を有するk本の光ファイバ6に接続され
ている。従って、k個の入力はコントロール回路220
の制御によりk本の光ファイバ6のいずれかに切替出力
されるようになっている。
【0007】また、k本の光ファイバ6の内のk−1本
の光ファイバに、それぞれ、1T,2T,3T,・・・
(k−1)Tの遅延量を有するように構成するために、
遅延線201〜20(k−1)を設けている。
【0008】また、230は光カプラであり、2入力/
1出力を有する2×1の光カプラをツリー状にして構成
している。従って、光スイッチ200から同時にk本の
光ファイバに光セルが出力される場合であっても、衝突
することなく光カプラ230から出力が得られる。
【0009】このような従来の光バッファメモリは、コ
ントロール回路220により電気的に光スイッチ200
を制御し、各光セルのバッファリング時間に対応した光
ファイバ6に振り分け、ファイバ遅延線201〜20
(k−1)により光セルの競合制御を行うように構成し
ているため、光/電気変換回路が必要であるとともに、
伝送速度が上がるに従ってコントロール220における
処理が困難になって来るという問題があった。
【0010】このような問題を解決するため、特願平6
−158415号において、図9に示すような構成例
(2)が提案されている。
【0011】すなわち、この従来構成例(2)において
は、k個の入力がカプラ10に並列に与えられ、このカ
プラ10は入力がk個で出力がm個として一般化された
k×mカプラであり、内部で一旦波長多重されて同一の
光出力信号としてフィルタ51〜5mに与えられる。
【0012】フィルタ51〜5mはそれぞれ透過波長が
異なっており、したがってこれらのフィルタ51〜5m
からは異なるm個の波長の光セルが光ファイバ6に出力
されることになる。
【0013】光ファイバ6は、その内のm−1本に対し
てファイバ遅延線61〜6(m−1)が設けられてお
り、各ファイバ遅延線61〜6(m−1)は入力してき
た光セルに対してそれぞれ遅延量1T,2T,3T,・
・・(m−1)Tを与えるので、衝突することなく順次
m×1カプラ70に入力される。
【0014】したがって、m×1カプラ70からは、時
系列に順次k個の光セルが出力される。
【0015】これにより、光バッファメモリ部分では受
動素子であるフィルタおよび遅延線のみが用いられ、以
て電気的制御の必要なしに競合制御が行われることとな
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来構成例(2)においては、ファイバ遅延線に
よる遅延時間は遅延線長に比例するので、光セルの廃棄
率を下げようとすると遅延時間が長くなりファイバ遅延
線長が増大してしまう。
【0017】そのため、光セルの廃棄率の低下に伴い従
来構成例ではハードウェア量が急激に増大してしまうの
で小型なシステムの実現が難しいという問題点があっ
た。
【0018】したがって本発明は、光ATM交換方式ま
たは光STM交換方式に用いられる光バッファメモリに
おいて、ファイバ遅延線長を短縮して出来るだけ小型な
システムを実現することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の目的を達成するため、本発明に係る光バッ
ファメモリは、光ATM交換方式に用いられる場合、図
1に概念的に示すように、互いに波長が異なるk個の並
列した光セルを1つに波長多重する1個のk×1カプラ
1と、該k×1カプラ1の光出力のみを透過させる1個
のアイソレータ2と、該アイソレータ2の光出力を入力
する1個の2×2カプラ3と、該2×2カプラ3の光出
力をm個に均等に分岐させる1個の1×mカプラ4と、
該1×mカプラ4から分岐したm個の光出力をそれぞれ
互いに異なる固有の透過波長だけ通過させるm個のフィ
ルタ51〜5mと、各フィルタ51〜5mの光出力をそ
れぞれ1/2光セルタイムスロット分づつ異なる遅延量
だけ遅延させるm−1本のファイバ遅延線61〜6(m
−1)を含む光ファイバ6と、各光ファイバ6の光出力
を該光ファイバ6に反射させる反射板7とを備え、該2
×2カプラ3が、該反射板7から反射して該1×mカプ
ラ4から出力された光セルを順次1個づつ入力して出力
することを特徴としたものである。
【0020】(2)また本発明に光バッファメモリは、
光ATM交換方式に用いられる場合、図2に概念的に示
すように、互いに波長が異なるk個の並列した光セルを
1つに波長多重する1個のk×1カプラ1と、該k×1
カプラ1の出力側に縦続接続されそれぞれ分岐比が異な
るm−1個の1×2カプラ11〜1mと、該1×2カプ
ラ11〜1mの他方の光出力をそれぞれ互いに異なる固
有の透過波長だけ通過させるm−1個のフィルタ21〜
2mと、各フィルタ21〜2mの光出力を入力する互い
に分岐比が異なるm−1個の2×1カプラ41〜4(m
−1)と、前段の各2×1カプラの出力側に挿入され1
光セルタイムスロット分づつ遅延させる長さを有するm
−1本のファイバ遅延線31〜3(m−1)とを備え、
最後の該2×1カプラから光セルを順次1個づつ出力す
るとともにmが2以上の整数であり、各1×2カプラ1
1〜1mの分岐比が、出力される光セルのレベルを均一
にし、損失を低減するように設定されていることを特徴
としたものである。
【0021】(3)上記(2)の光バッファメモリにお
いては、図3に概念的に示すように、1個の光増幅器8
1を中間の2個の該1×2カプラの間に挿入し、別の1
個の光増幅器82を同じ中間の該ファイバ遅延線と該2
×1カプラの間に挿入することが好ましい。
【0022】(4)さらに上記(2)の光バッファメモ
リにおいては、図4に概念的に示すように、さらに、最
初のフィルタ21の出力側に2×1カプラ40を設け、
最後のフィルタ2mの入力側に1×2カプラ1(m+
1)を設けるとともに該最後の1×2カプラ1(m+
1)の出力側に1個の光増幅器811を接続し、最後の
該2×1カプラ3(m−1)の出力側に別の1個の光増
幅器821を接続することによって基本単位モジュール
を構成し、該基本単位モジュールを所定段数rだけ縦続
接続させることもできる。
【0023】(5)さらに上記の各光バッファメモリに
おいては、光ATM交換方式に用いる代わりに光STM
交換方式に用いる場合、該光セルの代わりにタイムスロ
ットを用いればよい。
【0024】
【作用】
(1)図1に示す本発明に係る波長多重型光バッファメ
モリではk×1カプラ1でk入力の光セルを一つにまと
め、アイソレータ2を経由して2×2カプラ3に送られ
る。
【0025】その後、光セルは1×mカプラ4で均等に
分岐されてフィルタ51〜5mに送られる。各フィルタ
51〜5mは透過波長が全て異なる波長に設定してあ
り、対応した波長の光セルのみ通過して光ファイバ6に
送られる。
【0026】光ファイバ6におけるファイバ遅延線61
〜6(m−1)は、それぞれ1/2セルタイムスロット
分づつ遅延線長を変えてあり、フィルタ51を除くフィ
ルタ52〜5mを透過した光セルは、それらのファイバ
遅延線61〜6(m−1)で遅延された後、反射板7に
送られる。
【0027】そして、光セルは反射板7によって全反射
され、光ファイバ6、フィルタ51〜5mというように
通過して来た元の経路を戻る。そして1×mカプラ4で
それぞれの光セルが1つの出口に集められ、2×2カプ
ラ3の1つのポートから順次、1セルづつ出力される。
【0028】(2)図2に示す本発明に係る波長多重型
光バッファメモリでは、k×1カプラ1でk入力の光セ
ルを1つにまとめて各1×2カプラ11〜1mに送出す
る。それぞれの1×2カプラ11〜1mで光セルは分岐
されるが各1×2カプラ11〜1mは出力される光セル
のレベルが均等かつ、損失が少なくなるように互いに分
岐比が異なっている。
【0029】すなわち、図示のように、カプラ11では
1:(m−1)に分岐し、この分岐したカプラ11から
の一方の光セルを更に1:(m−2)に分岐し、これを
最後のカプラ1mまで順次経由することによりカプラ1
mの2つの光セルの出力レベルは1:1となり、すべて
のフィルタ21〜2mに入力する光セルのレベルが均一
となる。
【0030】各フィルタ21〜2mは透過波長が全て異
なる波長に設定してあり、対応した波長の光セルのみ透
過されて2×1カプラ41〜4(m−1)に送られる
が、フィルタ21及び最後の2×1カプラ4(m−1)
を除く2×1カプラ41〜4(m−2)を透過した光セ
ルは順次ファイバ遅延線31〜3(m−1)で1光セル
タイムスロットづつ遅延を受けて最後の2×1カプラ4
(m−1)から出力される。
【0031】なお、2×1カプラ41〜4(m−1)の
分岐比は必ずしも1×2カプラ11〜1mの分岐比と対
応させる必要はない。
【0032】(3)図3に示す光バッファメモリでは、
図2と同様にバッファリングを行うが、m−1個の1×
2カプラ11〜1mの接続の中間の1×2カプラ1nと
1(n+1)に1個の光増幅器81を挿入し、中間のフ
ァイバ遅延線3nと中間の1×2カプラ4(n+1)と
の間に別の1個の光増幅器82を挿入し損失を補償して
バッファリングを行っている。
【0033】(4)図4に示す光バッファメモリでは、
図2と同様にバッファリングを行うが、この図2の光バ
ッファメモリにおいて、最初のフィルタ21の出力側に
2×1カプラ40を設け、最後のフィルタ2mの入力側
に1×2カプラ1(m+1)を設ける。そして、最後の
1×2カプラ1(m+1)の後に1個の光増幅器811
を接続し、最後の2×1カプラ3(m−1)の後に1個
の光増幅器821を接続した基本単位モジュールをr段
接続することにより、損失を補償してバッファリングを
行う。
【0034】(5)上記の各光バッファメモリは光AT
M交換方式に用いることが前提となっており、このため
に光セルを用いているが、光STM交換に用いる場合に
も本発明は同様に適用することができ、この場合には、
該光セルの代わりにタイムスロットを用いればよい。
【0035】
【実施例】図5は、図2に示した本発明に係る波長多重
型光バッファメモリを光ATM交換機に適用した応用例
を示しており、この応用例では、周期型のフィルタを用
い、3入力/3出力の光ATM交換で且つ光セルのバッ
ファリング時間は0〜3セルタイムスロットまでのバッ
ファメモリの場合を示している。
【0036】今、3つのリンクの内、入力#1および#
2に光セルが同時に到着したときインプット・インター
フェース・モジュール(IIM)90が光セルのヘッダ
部の情報を分析し、それぞれの光セルの波長をλ5,λ
6に変換し、且つ同じ出線に出力して波長多重型光バッ
ファメモリBMに送出する。
【0037】光セルは3×1カプラ1とアイソレータ2
と2×2カプラ3とを経由して1×4カプラ4で4つの
出力に分岐されてフィルタ51〜54に送られる。
【0038】フィルタ51〜54では、フィルタ51が
波長λ1,λ5,λ9のみを透過するように波長選択さ
れており、フィルタ52は波長λ2,λ6,λ10のみ
を透過するように波長選択されており、フィルタ53は
波長λ3,λ7,λ11のみを透過するように波長選択
されており、フィルタ54が波長λ4,λ8,λ12の
みを透過するように波長選択されている。
【0039】これらのフィルタ51〜54を透過した光
セルはファイバ遅延線61〜63を含む光ファイバ6を
経由して反射板7に送られ,この反射板7によって反射
されファイバ遅延線61〜63を往復する。
【0040】これにより、それぞれの光セルは1セルタ
イムスロットの遅延時間差が生じてフィルタ51〜54
に戻され、カプラ4及び3から1×3カプラ91に送ら
れる。
【0041】1×3カプラ91では入力した光セルを3
つに均等に分岐させ、これを更にバンドパス・フィルタ
(BPF)921〜923に送る。
【0042】これらのバンドパス・フィルタ(BPF)
921〜923は、それぞれ、波長λ1〜λ4、λ5〜
λ8、λ9〜λ12を選択出力するように設定されてい
るので、出線#2から光セルが衝突することなく波長λ
5の光セル、波長λ6の光セルの順で出力される。
【0043】図6は、図2に示した本発明に係る波長多
重型光バッファメモリを光ATM交換機に適用した応用
例を示しており、この応用例では、3入力/3出力の光
ATM交換機で、且つセルのバッファリング時間は0〜
3セルタイムスロットまでのバッファメモリの場合を示
している。
【0044】まず、入力#1および#2に光セルが同時
に到着し出線#2に出力するとき、IIM90で入力#
1の光セルの波長をλ2、入力#2の光セルをλ1に波
長変換し、光自己ルーティングモジュール(PSRM)
100に送られる。
【0045】PSRM100は3個のセルセレクタ10
3と3個のバッファメモリBM1〜BM3を備えてお
り、IIM90から出力される光セル及びタグは、対応
するセルセレクタ101〜103に入力する。セルセク
タ101〜103では、タグの宛先情報に基づき光セル
の出力ルート切替え、対応するバッファメモリBM1〜
BM3に入力される。この例では、タグにより例えばバ
ッファメモリBM2にセルが送られる。
【0046】ここで、バッファメモリBM1〜BM3の
各々には、セルセレクタ101〜103から出力される
光セルが入力される。
【0047】バッファメモリBM2はその外のバッファ
メモリB1,BM3と同様にそれぞれ3×1カプラ1と
1×2カプラ11〜13とフィルタ21〜24とファイ
バ遅延線31〜33と2×1カプラ41〜43とで構成
されており、選択波長がλ1及びλ2に設定されている
フィルタ24とフィルタ23をそれぞれの光セルが透過
してファイバ遅延線33を経由した波長λ2の光セルと
波長λ1の光セルは1セルタイムスロットの遅延時間差
が生じる。その結果、出線#2には光セルの衝突なしに
波長λ1の光セルと波長λ2の光セルの順で出力され
る。
【0048】図7は、IIM90の構成例を示してお
り、それぞれ波長λi 〜λk を有する複数のリンクから
の光セルC1 〜Ck が入力される。各光セルには、対応
するヘッダ部C11〜Ck1を有する。
【0049】このIIM90内には、複数(k個)の1
×2カプラ111〜11kが備えられている。1×2カ
プラ111〜11kは、一の光入力に対し、二つの光出
力を分岐して出力する。1×2カプラ111〜11kの
それぞれの一の出力は、k個の波長変換回路130の
内、対応する回路に入力する。
【0050】さらに、1×2カプラ111〜11kのそ
れぞれの他の出力は、制御回路120に入力される。制
御回路120は、分岐された光セルのヘッドC11、Ck1
の内容を分析し、出線への行き先を示す制御信号を生成
し、これを対応する光セルが入力される波長変換回路1
30に入力する。
【0051】k個の波長変換回路130のそれぞれは、
波長変換素子131と可変波長LD132を有してい
る。波長変換素子131は、各入線から同時に複数の光
セルが到着した場合のセル競合制御を行うため、この例
では、入力光セルC1の波長λ1をバッファリング時間
に対応した波長λm-1 の光セルC21に変換する。また入
力光セルCk の波長λk をバッファリング時間に対応し
た波長λm-2 の光セルC2kに変換する。
【0052】さらに、可変波長LD132は、制御部1
20からの制御信号に対応して各々異なる波長のタグ光
を出力する。このタグ光は、対応するセル光の出線を特
定する情報を含んでいる。
【0053】また、この例では、入力セルC1に対応し
て波長変換素子131により波長変換され出力された光
セルC21が出力される。これに対応して可変波長LD
132により、波長λk-1 の光タグt1が出力される。
【0054】同様に、入力セルCk に対応して波長変換
素子131により波長変換され出力された光セルC2kが
出力される。これに対応して可変波長LD132によ
り、波長λk-2 の光タグt2が出力される。
【0055】なお、上記の実施例において、フィルタに
は誘電体膜や半導体等のフィルタがあり、グレーティン
グ型、ファブリペロー型、エタロン型、バンドパス型等
がある。カプラにはファイバ融着型、導波路型等があ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る光バ
ッファメモリにおいては、フィルタで波長選択した光セ
ルまたはタイムスロットを1/2光セルタイムスロット
分づつ異なる遅延量だけ遅延させるm−1本のファイバ
遅延線を介して反射板で反射させて順次1個づつ入力し
て出力するか、フィルタ及び分岐比が異なる2×1カプ
ラとで固有の透過波長だけ通過させた各光出力に1光セ
ルタイムスロット分づつ遅延させる長さを有するファイ
バ遅延線介して遅延させ、1×2カプラで合成するよう
に構成したので、受動素子のみを用いることによって高
い安定性と超高速化が可能となるとともに、更にファイ
バ遅延線長を短くすることが可能であり、それによって
ハード量が従来型より削減でき小型化が可能である。
【0057】さらに、それぞれのカプラの分岐比を変え
ることにより損失を低減することができる。以上のよう
な特徴により光交換システムの小型化・経済化・大容量
化に期待ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る波長多重型光バッファメモリ
(1)の構成を示したブロック図である。
【図2】本発明に係る波長多重型光バッファメモリ
(2)の構成を示したブロック図である。
【図3】本発明に係る波長多重型光バッファメモリ
(3)の構成を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る波長多重型光バッファメモリ
(4)の構成を示したブロック図である。
【図5】本発明に係る波長多重型光バッファメモリ
(1)を光ATM交換機に適用した応用例を示したブロ
ック図である。
【図6】本発明に係る波長多重型光バッファメモリ
(2)を光ATM交換機に適用した応用例を示したブロ
ック図である。
【図7】図5及び図6の応用例に示した入力インタフェ
ース・モジュル(IIM)の構成例を示したブロック図
である。
【図8】従来構成例(1)を示したブロック図である。
【図9】従来構成例(2)を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 k×1カプラ 2 アイソレータ 3 2×2カプラ 4 1×mカプラ 51〜5m,21〜2m フィルタ 6 光ファイバ 61〜6(m−1),31〜(m−1) ファイバ遅延
線 7 反射板 11〜1m 1×2カプラ 41〜4m 2×1カプラ 81,82,811,821 光増幅器 図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ATM交換方式に用いられる光バッファ
    メモリにおいて、 互いに波長が異なるk個の並列した光セルを1つに波長
    多重する1個のk×1カプラと、該k×1カプラの光出
    力のみを透過させる1個のアイソレータと、該アイソレ
    ータの光出力を入力する1個の2×2カプラと、該2×
    2カプラの光出力をm個に均等に分岐させる1個の1×
    mカプラと、該1×mカプラから分岐したm個の光出力
    をそれぞれ互いに異なる固有の透過波長だけ通過させる
    m個のフィルタと、各フィルタの光出力をそれぞれ1/
    2光セルタイムスロット分づつ異なる遅延量だけ遅延さ
    せるm−1本のファイバ遅延線を含む光ファイバと、各
    光ファイバの光出力を該光ファイバに反射させる反射板
    とを備え、該2×2カプラが、該反射板から反射して該
    1×mカプラから出力された光セルを順次1個づつ入力
    して出力することを特徴とした光バッファメモリ。
  2. 【請求項2】光ATM交換方式に用いられる光バッファ
    メモリにおいて、 互いに波長が異なるk個の並列した光セルを1つに波長
    多重する1個のk×1カプラと、該k×1カプラの出力
    側に縦続接続されそれぞれ分岐比が異なるm−1個の1
    ×2カプラと、該1×2カプラの他方の光出力をそれぞ
    れ互いに異なる固有の透過波長だけ通過させるm−1個
    のフィルタと、各フィルタの光出力を入力する互いに分
    岐比が異なるm−1個の2×1カプラと、前段の各2×
    1カプラの出力側に挿入され1光セルタイムスロット分
    づつ遅延させる長さを有するm−1本のファイバ遅延線
    とを備え、最後の該2×1カプラから光セルを順次1個
    づつ出力するとともにmが2以上の整数であり、各1×
    2カプラの分岐比が、出力される光セルのレベルを均一
    にし、損失を低減するように設定されていることを特徴
    とした光バッファメモリ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の光バッファメモリにおい
    て、1個の光増幅器を中間の2個の該1×2カプラの間
    に挿入し、別の1個の光増幅器を同じ中間の該ファイバ
    遅延線と該2×1カプラの間に挿入したことを特徴とす
    る光バッファメモリ。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の光バッファメモリにおい
    て、さらに、最初のフィルタの出力側に2×1カプラを
    設け、最後のフィルタの入力側に1×2カプラを設ける
    とともに該1×2カプラの最後の出力側に1個の光増幅
    器を接続し、該2×1カプラの最後の出力側に別の1個
    の光増幅器を接続することによって基本単位モジュール
    を構成し、該基本単位モジュールを所定段数だけ縦続接
    続させたことを特徴とする光バッファメモリ。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4のいずれかに記載の光バッ
    ファメモリを光ATM交換方式に用いる代わりに光ST
    M交換方式に用いる場合において、該光セルの代わりに
    タイムスロットを用いたことを特徴とする光バッファメ
    モリ。
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