JPH0823306A - 光atm交換システム - Google Patents

光atm交換システム

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JPH0823306A
JPH0823306A JP15841594A JP15841594A JPH0823306A JP H0823306 A JPH0823306 A JP H0823306A JP 15841594 A JP15841594 A JP 15841594A JP 15841594 A JP15841594 A JP 15841594A JP H0823306 A JPH0823306 A JP H0823306A
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coupler
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cell
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JP15841594A
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Inventor
Takuji Maeda
卓二 前田
Tomoji Kuroyanagi
智司 黒柳
Kazuo Hironishi
一夫 廣西
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電気的な処理を無くし、光セルの競合制御を可
能とする光バッファを備えた光ATM交換システムを提
供する。 【構成】光信号の光セルのヘッダ部から宛先情報等のタ
グを分離し、光セルとともにその光セルに対応するタグ
を出力する入力IIM(1)と、IIM(1)から入力
される光セルをこれに対応するタグの内容に応じて、ル
ートを切り換えるセルセレクタ(21)、その出力を所
定の遅延量を与えて出力する光バッファメモリ(31)
を有する光自己ルーティングモジュール(2)を備え
る。そして、IIMにおいて、光バッファメモリにおけ
る所定の遅延量に対応した波長に光セルの波長変換を行
うように構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバからの光情
報を光セルのままで交換する光ATM(非同期トランス
ファーモード)交換システムに関し、特に光ATM交換
システムにおける光バッファの構成に関する。
【0002】
【従来の技術】マルチメディアにおいては情報量が飛躍
的に増大し、現在の通信網では処理できない。そのた
め、次世代通信網として広帯域ISDNが構築されつつ
ある。その広帯域通信網において交換機能は、重要な要
素であり莫大な情報量を処理できる大容量な交換システ
ムが望まれている。
【0003】その一つとして光交換システムが期待され
ている。特にマルチメディア通信に有効であると期待さ
れているのが光ATM交換システムである。この光AT
M交換システムは、光ファイバからの光情報を光セルの
ままで交換するものである。
【0004】かかる光ATM交換システムは、複数の光
セルに対し、所定の宛先に対応してルートを切替えて出
力する機能を有する。ここで、複数の光セルが同一のル
ートに出力される場合は、衝突が生じる。そのために光
バッファ機能が必要である。
【0005】図11は、従来の光ATM交換システムに
おいて、かかる光バッファ機能の構成例を示すブロック
図である。
【0006】図において、k個の入力は、既にルートが
設定された光セルであり、ほぼ同時に光スイッチ部11
0に入力される。一方、k個の入力の各々は、k個の光
/電気変換回路111の対応する回路に入力される。
【0007】光/電気変換回路111は、各リンクから
分岐した光セルの一部を対応する電気信号に変換し、コ
ントロール回路112に入力する。コントロール回路1
12は、電気信号に変換された光セルの情報を分析し
て、k個の入力の送出順位を判定する。そして、この判
定された順位に基づき光スイッチ部110の切替え制御
を行う。
【0008】光スイッチ部110の出力は、それぞれ
0、T、2T、3T・・(k−1)Tの遅延量を有する
k本の光ファイバに接続されている。したがって、k個
の入力は、コントロール回路112の制御により、k本
の光ファイバのいずれかに切替え出力される。
【0009】k本の光ファイバを、それぞれ0、T、2
T、3T・・(k−1)Tの遅延量を有するように構成
するために、単位遅延量Tの遅延線113を0、1、
2、・・(k−1)個各々備えることにより実現出来
る。
【0010】一方、図において114は、光カプラであ
り、2入力、1出力を有する2×1の光カプラをツリー
状にして構成される。したがって、光スイッチ部110
から同時にk本の光ファイバに光セルが出力される場合
であっても、衝突することなく光カプラ114から出力
される。
【0011】かかる従来の光バッファは、コントロール
回路112により電気的に光スイッチ部110の光スイ
ッチを制御し、各光セルのバッファリング時間に対応し
たファイバ遅延線に振り分け、光セルの競合制御を行う
構成である。
【0012】このように従来の光バッファの構成は、セ
ルの競合制御を行う為にコントロール回路112を持
ち、光スイッチ部110に対し電気による能動的な制御
を行う必要がある。
【0013】このために、光/電気変換回路111が必
要であるとともに、伝送速度が上がるにしたがってコン
トロール回路における処理が困難になってくる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、電気的な処理を無くし、光セルの競合制御を可
能とする光バッファを備えた光ATM交換システムを提
供することにある。
【0015】更に、本発明の目的は、光フィルタと光フ
ァイバ遅延線の組み合わせにより、簡易な構成で光セル
の競合制御を可能とする光バッファを備えた光ATM交
換システムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明にしたが
う光ATM交換システムの基本的構成は、光信号の光セ
ルのヘッダ部から宛先情報等のタグを分離し、光セルと
ともにこの光セルに対応するタグを出力する入力インタ
ーフェイス・モジュールと、この入力インターフェイス
・モジュールから入力される光セルを、これに対応する
タグの内容に応じて、ルートを切り換えるセルセレク
タ、このセルセレクタの出力を所定の遅延量を与えて出
力する光バッファメモリを有する光自己ルーティングモ
ジュールを備え、前記入力インターフェイス・モジュー
ルにおいて、光バッファメモリにおける所定の遅延量に
対応した波長に光セルの波長変換を行うように構成され
る。
【0017】したがって、波長変換された波長によりセ
ルの競合が衝突を回避するように制御される。
【0018】更に、本発明の一態様は、上記基本構成に
対し、前記光バッファメモリは、1個のk×mカプラ
と、m個のフィルタと、該m個のフィルタの各々に接続
されたm個のそれぞれ異なる所定の遅延量を有する光フ
ァイバ遅延線、該m個の光ファイバ遅延線に接続された
1個のm×1カプラを有して構成される。
【0019】また、本発明の別の態様は、上記基本構成
に対し、前記光バッファメモリは、k個のセルセレクタ
からの出力が入力される1個のk×1カプラと、該k×
1カプラの出力が入力される1個の光増幅器と、該光増
幅器の出力が入力される1個の1×mカプラと、m個の
フィルタと、該m個のフィルタの各々に接続されたm個
のそれぞれ異なる所定の遅延量を有する光ファイバ遅延
線、該m個の光ファイバ遅延線に接続された1個のm×
1カプラを有して構成される。
【0020】更にまた別の本発明の一態様は、上記基本
構成に対し、前記光バッファメモリは、k個のセルセレ
クタからの出力が入力される1個のk×1カプラと、該
k×1カプラの出力が入力され、一の出力が次段に縦続
に接続された(m−1)個の1×2カプラと、m個の光
フィルタと、等しい遅延量の光ファイバ遅延線を介して
縦続に接続された(m−1)個の2×1カプラを有し、
該m個の光フィルタの内、第1乃至第(m−1)番目の
光フィルタは、該(m−1)個の1×2カプラの他の出
力に接続され、第m番目の光フィルタは、該(m−1)
個の1×2カプラの内、第(m−1)番目の1×2カプ
ラの一の出力に接続され、更に該(m−1)個の2×1
カプラの内、第2乃至第(m−1)番目の2×1カプラ
は、第2乃至第m番目の光フィルタの出力が入力され、
第1番目の2×1カプラは、該等しい遅延量の光ファイ
バ遅延線を介して第1番目の光フィルタの出力が入力さ
れるように構成される。
【0021】また別の本発明の一態様は、上記基本構成
に対し、更に前記k×1カプラと前記第1番目の1×2
カプラとを接続する光増幅器を備えている。
【0022】これらの構成において、光セルの波長に対
応して透過する光フィルタが決定されるので、光フィル
タに対応する光ファイバに備えられる遅延線により、自
律的に光セルが所定の遅延を受けることにより光セルの
競合制御が可能となる。
【0023】更にまた本発明の別の一態様では、 前記
光フィルタの透過波長及び前記入力インターフェイス・
モジュールにおける光セルの変換周波数の最小波長間隔
をΔλとし、入力光セル数kの周期で循環的に隣接する
フィルタの透過波長の設定を行うことにより最低透過波
長間隔を(〔m/k〕−1)Δλに設定するように構成
される。
【0024】かかる構成により、光バッファにおけるク
ロストーク性能を向上させることが可能である。
【0025】
【実施例】以下実施例の説明において、同一又は類似の
ものには、同一の記号及び番号を付して説明する。
【0026】図1は、本発明が適用される光ATM交換
方式の構成例ブロック図である。図1において、1は、
入力インターフェイス・モジュール(IIM)であり、
複数のリンクから送られる複数(k個)の光セルを受信
し、光セルのヘッダ部の情報を分析する。
【0027】図2は、IIM1の実施例構成を示すブロ
ック図である。それぞれ波長λi 〜λk を有する複数の
リンクからの光セルC1 〜Ck が入力される。各光セル
には、対応するヘッダ部C11〜Ck1を有する。
【0028】IIM1内において、複数(k個)の1×
2カプラ11〜1kが備えられている。1×2カプラ1
1〜1kは、一の光入力に対し、二つの光出力を分岐し
て出力する。1×2カプラ11〜1kのそれぞれの一の
出力は、k個の波長変換回路13の内、対応する回路に
入力する。
【0029】更に、1×2カプラ11〜1kのそれぞれ
の他の出力は、制御回路12に入力される。制御回路1
2は、分岐された光セルのヘッドC11、Ck1の内容を分
析し、出線への行き先を示す制御信号を生成し、これを
対応する光セルが入力される波長変換回路13に入力す
る。
【0030】k個の波長変換回路13のそれぞれは、波
長変換素子131と可変波長LD132を有している。
波長変換素子131は、各入線から同時に複数の光セル
が到着した場合のセル競合制御を行うため、図2の例で
は、入力光セルC1 の波長λ1 をバッファリング時間に
対応した波長λm-1 の光セルC21に変換する。また入力
光セルCk の波長λk をバッファリング時間に対応した
波長λm-2 の光セルC2kに変換する。
【0031】更に、可変波長LD132は、制御部12
からの制御信号に対応して各々異なる波長のタグ光を出
力する。このタグ光は、対応するセル光の出線を特定す
る情報を含んでいる。
【0032】図2の例では、入力セルC1 に対応して波
長変換素子131により波長変換され出力された光セル
C21が出力される。これに対応して可変波長LD132
により、波長λk-1 の光タグt1 が出力される。
【0033】同様に、入力セルCk に対応して波長変換
素子131により波長変換され出力された光セルC2kが
出力される。これに対応して可変波長LD132によ
り、波長λk-2 の光タグt2 が出力される。
【0034】図1に戻り更に説明すると、IIM1の出
力は、光自己ルーティングモジュール2に入力される。
光自己ルーティングモジュール2は、k個のセルセレク
タ21〜2k、k個の光バッファメモリ31〜3kを有
する。
【0035】光セルC2 及びタグt1 は、対応するセル
セレクタ21に入力する。セルセクタ21は、タグt1
の宛先情報に基づき光セルC2 の出力ルートを切替え、
対応するバッファメモリ31〜3kにに入力される。
【0036】ここで、バッファメモリ31〜3kの各々
には、複数のセルセレクタ21〜2kから出力される光
セルが入力される。そして、これらバッファメモリ31
〜3kの機能により、以下に説明されるように光セルの
競合が制御され、順序的に光セルが宛先に向け出力され
る。
【0037】図3は、本発明の波長制御進行型バッファ
メモリの実施例概念図である。図において3は、入力が
k個、出力がm個として一般化したk×mカプラであ
り、光自己ルーティングモジュール2からのk個の光セ
ルが入力される。
【0038】41〜4mは、それぞれ透過波長が異なる
m個の光フィルタである。したがって、k×mカプラ3
からのそれぞれ異なるm個の波長の光セルが対応する光
フィルタ41〜4mを通り出力される。
【0039】ここで光フィルタは、半導体もしくは、誘
電体で構成されるフィルタが使用可能である。更に、こ
こで光フィルタの透過波長及びIIM1での光セルの変
換周波数の最小波長間隔をΔλとすると、入力光セル数
kの周期で循環的に隣接する光フィルタの透過波長の設
定を行うことにより、最低透過波長間隔を(〔m−1〕
−1)Δλに設定出来る。
【0040】これにより光バッファメモリにおけるクロ
ストローク性能を向上することが可能である。
【0041】更に図3において、5はm個の入力に対
し、一の光出力端子を有するm×1カプラである。第一
の光フィルタ41の出力は、直接にm×1カプラ5に入
力される。第二の光フィルタ42の出力は、一つのファ
イバ遅延線113を通してm×1カプラ5に入力され
る。
【0042】更に第三の光フィルタ43は、二段のファ
イバ遅延線113を通してm×1カプラ5に入力され
る。同様に、光フィルタ4kの出力は、(m−1)段の
ファイバ遅延線113を通してm×1カプラ5に入力さ
れる。
【0043】各々のファイバ遅延線113は、光セルに
対し、単位遅延量Tを与える。したがって、仮にk×m
カプラ3から同時にm個の光セルが出力される場合を考
えると、それぞれ順次0、1T、2T、3T・・(m−
1)Tの遅延量即ち、バッファリング時間が与えられる
ので、衝突する事なく順次m×1カプラ5に入力され
る。
【0044】したがって、m×1カプラ5から、時系列
に順次k個の光セルが出力される。これにより、光バッ
ファメモリ部分では受動素子であるフィルタ及び遅延線
のみが用いられ、本発明のかかる特徴により一切の電気
的制御の必要なしに、競合制御が行われる。
【0045】図4は、更に本発明の損失補償波長制御進
行型バッファメモリの実施例概念図である。このモデル
では、図3の実施例と異なり、更にk×mカプラ3に代
わり、kの入力、1の出力を有するk×1カプラ6、光
増幅器7及び1の入力、mの出力を有する1×mカプラ
8を有する。
【0046】したがって、このモデル図の場合、カプラ
により光セルが減衰されるのを補償すべく光増幅器7が
設けられている。光増幅器7は、例えばインジウム注入
光ファイバにより構成される。この光増幅器7により、
各カプラでの損失が補償される。
【0047】図5は、更に、図3の実施例概念図に対応
する具体的実施例ブロック図であり、k×mカプラ3の
入力が3(=k)、出力が8(=m)の場合であり、8
つの光フィルタ41〜48を有し、それぞれ透過波長が
λ0、λ3、λ6、λ1、λ4、λ7、λ2、λ5であ
る。
【0048】光フィルタ41〜48の各々には、0、
1、2、3、4、5、6、7個の単位遅延量のファイバ
遅延線113が接続されている。
【0049】ここで光フィルタ41〜48の隣接する光
フィルタの透過波長が連続していない。先に説明したよ
うに、入力光セル数3(=k)の周期で循環的に隣接す
る光フィルタの透過波長の設定を行い隣接する光フィル
タ間のクロストークを防止している。
【0050】図6及び図7は、更に具体的実施例によ
り、本発明の動作を説明するために用意された図であ
る。図7における〜は、図6の対応する部位の波形
及びタイミングを示している。
【0051】図6の例は、k×mカプラ3の出力は4つ
であり、それぞれ光フィルタ41〜44が接続されてい
る。更に、光フィルタ41〜44のそれぞれの出力は、
0、1T、2T、3Tの遅延量を与えられてm×1カプ
ラ5に接続される。
【0052】図7において、今k×mカプラ3にそれぞ
れ波長λ0、λ1の光セルA、Bが入力し、次の時点
で、波長λ1、λ2、λ3の光セルC、D、Eが入力す
ると考える〔図7(1)参照〕。
【0053】この時、光フィルタ41〜44の出力は、
それぞれ図7(2)に示す〜となる。更にこれら、
光フィルタ41〜44の出力は、ファイバ遅延線113
により遅延されるので、m×1カプラ5には図7に示
すように順次入力するように競合制御される。これによ
り、同時に到来した複数の光セルに対し衝突することな
く、m×1カプラ5から出力される。
【0054】図8は、本発明の更に他の実施例の概念図
である。この実施例の特徴は、先に説明した実施例と比
較してファイバ遅延線113の数を(m−1)個で済む
ようにしたものである。
【0055】図8において、6はk×1カプラであり、
k個のセルセレクタ21〜2kからの光セル出力が入力
され、1の光セルが出力される。この出力は、次段に縦
続に接続された(m−1)個の1×2カプラ91〜9
(m−1)に入力される。
【0056】更に、(m─1)個の光フィルタ41〜4
4には、1×2カプラ91〜9(m−1)の一の出力が
入力される。更に、光フィルタ4mには、1×2カプラ
9(m−1)の他の出力が入力される。
【0057】更に、2×1カプラ101〜10(m−
1)が単位遅延量のファイバ遅延線113を介して接続
される。
【0058】光フィルタ42〜4mの出力は、2×1カ
プラ101〜10(m−1)の一の入力に接続され、光
フィルタ41の出力は、単位遅延量のファイバ遅延線1
13を介して2×1カプラ101の他の入力に接続され
る。
【0059】したがって、光フィルタ41〜4mの各々
の出力は、図4の場合と同様に0、1T、2T、3T〜
(m−1)Tの遅延量を有している。かかる図8の構成
により図3〜図7の実施例と比べてファイバ遅延線11
3の数を削減することが出来る。
【0060】図9は、更に図8の実施例に対し、光カプ
ラによる損失を補償する回路を備えた構成例である。図
4の実施例と同様に、k×1カプラ6の出力を光増幅器
7により増幅するように構成されている。
【0061】但し、本実施例の場合は、図4の実施例と
異なり光増幅器7が挿入されるが、1×mカプラは不要
である。
【0062】図10は、図8の実施例概念図に対応し、
3入力で8タイムスロットまでバッファリング可能な光
バッファメモリに於けるフィルタの透過波長の設定の実
施例である。図10における〜の数字に対応する波
形及びタイムチャートは、先に説明した図7の〜に
対応し、同様に電気的動作を伴わずに、光セルの競合制
御が行われる。
【0063】
【発明の効果】以上実施例にしたがい説明したように、
本発明においては、光バッファメモリ部分では受動素子
であるフィルタ及び遅延線のみを用いており一切の電気
的制御の必要がない。
【0064】そのため、安定した動作でかつ高速に処理
することができ、バッファメモリ制御用電気回路が不要
である。これによりハード量の削減が可能であり、光A
TM交換システムの性能向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される光ATM交換方式の構成例
を示すブロックである。
【図2】入力インターフェイス・モジュールの構成例ブ
ロック図である。
【図3】本発明の光ATM交換システムに適用される波
長制御進行型バッファメモリの実施例概念図である。
【図4】本発明の光ATM交換システムに適用される損
失補償波長制御進行型バッファメモリの実施例概念図で
ある。
【図5】図3の実施例概念図に対応する波長制御進行型
バッファメモリの実施例ブロック図である。
【図6】本発明の光ATM交換システムに適用される波
長制御進行型バッファメモリの実施例動作説明図であ
る。
【図7】図6の実施例の動作波形図である。
【図8】本発明の光ATM交換システムに適用される波
長制御進行型バッファメモリの他の実施例概念図であ
る。
【図9】本発明の光ATM交換システムに適用される損
失補償波長制御進行型バッファメモリの他の実施例概念
図である。
【図10】図9の実施例概念図に対応する実施例動作説
明図である。
【図11】従来の光ATM交換システムに適用されるバ
ッファメモリの構成例である。
【符号の説明】 1 入力インターフェイス・モジュール(IIM) 2 光自己ルーティングモジュール 3 k×mカプラ 21〜2k セルセレクタ 31〜3k 光バッファメモリ 41〜4m 光フィルタ 5 m×1カプラ C1 〜C3 光セル 11、1k 1×2カプラ 113 ファイバ遅延線 12 制御回路 13 波長変換回路 131 波長変換素子 132 可変波長LD 6 k×1カプラ 7 光増幅器 91〜9(m−1) 1×2カプラ 101〜10(m−1) 2×1カプラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/52 Z 9566−5G

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光信号の光セルのヘッダ部から宛先情報等
    のタグを分離し、該光セルとともに該光セルに対応する
    タグを出力する入力インターフェイス・モジュールと、
    該入力インターフェイス・モジュールから入力される光
    セルを該光セルに対応するタグの内容に応じて、ルート
    を切り換えるセルセレクタ、該セルセレクタの出力を所
    定の遅延量を与えて出力する光バッファメモリを有する
    光自己ルーティングモジュールを備え、 該入力インターフェイス・モジュールにおいて、該光バ
    ッファメモリにおける該所定の遅延量に対応した波長に
    該光セルの波長変換を行うように構成されたことを特徴
    とする光ATM交換システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記光バッファメモリは、1個のk×mカプラと、m個
    のフィルタと、該m個のフィルタの各々に接続されたm
    個のそれぞれ異なる所定の遅延量を有する光ファイバ遅
    延線、該m個の光ファイバ遅延線に接続された1個のm
    ×1カプラを有して構成されたことを特徴とする光AT
    M交換システム。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記光バッファメモリは、k個のセルセレクタからの出
    力が入力される1個のk×1カプラと、該k×1カプラ
    の出力が入力される1個の光増幅器と、該光増幅器の出
    力が入力される1個の1×mカプラと、m個のフィルタ
    と、該m個のフィルタの各々に接続されたm個のそれぞ
    れ異なる所定の遅延量を有する光ファイバ遅延線、該m
    個の光ファイバ遅延線に接続された1個のm×1カプラ
    を有して構成されたことを特徴とする光ATM交換シス
    テム。
  4. 【請求項4】請求項1において、 前記光バッファメモリは、k個のセルセレクタからの出
    力が入力される1個のk×1カプラと、該k×1カプラ
    の出力が入力され、一の出力が次段に縦続に接続された
    (m−1)個の1×2カプラと、m個の光フィルタと、
    等しい遅延量の光ファイバ遅延線を介して縦続に接続さ
    れた(m−1)個の2×1カプラを有し、該m個の光フ
    ィルタの内、第1乃至第(m−1)番目の光フィルタ
    は、該(m−1)個の1×2カプラの他の出力に接続さ
    れ、第m番目の光フィルタは、該(m−1)個の1×2
    カプラの内、第(m−1)番目の1×2カプラの一の出
    力に接続され、更に該(m−1)個の2×1カプラの
    内、第2乃至第(m−1)番目の2×1カプラは、第2
    乃至第m番目の光フィルタの出力が入力され、第1番目
    の2×1カプラは、該等しい遅延量の光ファイバ遅延線
    を介して第1番目の光フィルタの出力が入力されるよう
    に構成されたことを特徴とする光ATM交換システム。
  5. 【請求項5】請求項4において、 更に前記k×1カプラと前記第1番目の1×2カプラと
    を接続する光増幅器を備えたことを特徴とする光ATM
    交換システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5において、 前記光フィルタの透過波長及び前記入力インターフェイ
    ス・モジュールにおける光セルの変換周波数の最小波長
    間隔をΔλとし、入力数kの周期で循環的に隣接するフ
    ィルタの透過波長の設定を行うことにより最低透過波長
    間隔を(〔m/k〕−1)Δλに設定するように構成し
    たことを特徴とする光ATM交換システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012255974A (ja) * 2011-06-10 2012-12-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 可変光バッファ回路および回路装置
US8837037B2 (en) 2011-05-19 2014-09-16 Fujitsu Limited Optical delay device, optical circuit, and optical delay method

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