JP2578946B2 - 光atm交換方式 - Google Patents

光atm交換方式

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Description

【発明の詳細な説明】 [目 次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第12図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作 用(第1図) 実 施 例(第1〜11図) 発明の効果 [概 要] 光信号を光のまま非同期転送モード(ATM;Asynchrono
us Transfer Mode)で交換する光ATM交換方式に関し、 情報を光のままATM方式で即ち非同期で交換できるよ
うにして、情報の高速化や大容量化にも十分対応できる
ようにすることを目的とし、 入力情報を有する所要波長の入力光信号を通話路内で
のルーティング情報を有する波長に変換する波長変換部
と、波長変換部で変換されたルーティング情報を有する
波長に基づき入力情報を所望の出力端子に出させるスイ
ッチ部と、出力端子毎に各入力端子からの情報の衝突を
回避するためのバッファ部とをそなえ、波長変換部で入
力光信号をルーティング情報を有する波長に変換し、こ
の波長に基づき、自己ルーティングによりスイッチング
を行なうことによって、入力情報を所望の出力端子へ出
力させるように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、光信号を光のまま非同期転送モード(AT
M)で交換する光ATM交換方式に関する。
広帯域ISDNでは、例えば64Mbpsの音声から150Mbps以
上の動画像信号など多種多様のサービスを効率よく、し
かも、柔軟に提供できることが望まれている。
ATMは従来の回線交換やパケット交換方式に代わり、
このような要求に応える新方式として、注目を集めてお
り、各機関で研究が活発に行なわれている。
また、近年、広帯域ISDN交換方式の一実現手段とし
て、光の高速性、広帯域性を利用して、光の情報を光の
まま交換する光交換の研究が進められている。
[従来の技術] 第12図は従来の光変換方式を示すブロック図である
が、この第12図において、101,102は光時間スイッチ
で、これらの光時間スイッチ101,102は、スイムスロッ
ト単位でデータの時間位置を入れ替えるもので、例えば
光メモリが使用される。
103は光空間スイッチで、この光空間スイッチ103は、
データの空間位置を入れ替えるもので、例えば光スイッ
チが使用される。
このような構成により、ある入線へ入力されたデータ
は、光時間スイッチ101により、タイムスロット単位で
その時間位置を入れ替えられるとともに、光空間スイッ
チ103により、その空間位置を入れ替えられ、更に光時
間スイッチ102により、タイムスロット単位でその時間
位置を入れ替えられて、所要の出線から出力される。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の手段では、時間同期
をとる必要があるので、情報の高速化や大容量化に伴
い、時間多重度が増し、高速なスイッチングを要求され
ると、これに十分対応できないという問題点がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもの
で、情報を光のままATM方式で即ち非同期で交換できる
ようにして、情報の高速化や大容量化にも十分対応でき
るようにした、光ATM交換方式を提供することを目的と
する。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理ブロック図である。
この第1図において、1−1,・・,1−Nは波長変換部
で、この波長変換部1−I(I=1,2,・・,N)は、入力
情報を有する所要波長の入力光信号を、通話路内でのル
ーティング情報を有する波長に変換するものである。
Sは自己ルーティングスイッチで、この自己ルーティ
ングスイッチSは、スイッチ部2−I,バッファ部3−I
および合波用スイッチ部4−Iを有している。
ここで、スイッチ部2−Iは、波長変換部1−Iで変
換されたルーティング情報を有する波長に基づき入力情
報を所望の出力端子に出させるものである。
また、バッファ部3−Iは、出力端子毎に各入力端子
からの情報の衝突を回避するもので、各バッファ部3−
Iは複数(N)個のバッファ3−I1,・・,3−INを有し
ている。
さらに、合波用スイッチ部4−Iは、各バッファ3−
IJ(J=1,2,・・,N)からの光信号を合波するものであ
る。
[作 用] このような構成により、波長変換部1−Iで、入力情
報を有する所要波長の入力光信号が、通話路内でのルー
ティング情報を有する波長に変換される。その後は、自
己ルーティングスイッチSのスイッチ部2−Iで、上記
波長に基づき、自己ルーティングによるスイッチングを
行なうことにより、入力情報を所望の出力端子へ出力さ
せる。
もし、各入力端子からの情報に衝突が生じるような場
合は、入力情報がバッファ部3−Iで一時的に蓄積さ
れ、それぞれの衝突が回避されるようになっている。
[実 施 例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第2図は本発明の一実施例を示す全体ブロック図で、
この第2図において、1−1,1−2,・・,1−9は波長変
換部としての機能を併有するVCI変換部で、このVCI変換
部1−I(I=1,2,・・,9)は、後述の呼処理部CPから
の信号を受けて、各入力呼[この入力呼のもつユーザ情
報は、伝送リンク上のセルと呼ばれる一種のパケットを
用いて運ばれるが、このセルは、固定長のユーザ情報フ
ィールドと情報識別子(VCI;Virtual Channel Identifi
er)を含む固定長ヘッダにより構成されている]のVCI
を交換先の識別情報子に変換するとともに、入力情報を
有する所要波長λの入力光信号(入力呼)を、通話路
内でのルーティング情報を有する波長λXYZに変換する
ものである。
本実施例では、後述のごとく、3段のノード群構成と
なっているが、波長λ−−(λ−−はλの添え字XY
Zのうち百代のものだけをみることを意味する)は第1
段のノード群でのルーティングTAG1を決定し、波長λXY
−(λXY−はλの添え字XYZのうち百代と十代のものを
みることを意味する)は第2段のノード群でのルーティ
ングTAG2を決定し、波長λXYZ(λXYZはλの添え字XYZ
のうち百代と十代と一代のものを全てみることを意味す
る)は第3段のノード群でのルーティングTAG3を決定す
る。
ここで、ルーティング情報を有する波長の割当方を示
すと、第6図のようになる。この第6図からわかるよう
に、波長λ−−は1段目のノードにおける出力ポート
数分の波長数に対し等間隔に配置され、波長λXY−はλ
−−の波長幅内において2段目のノードにおける出力
ポート数分の波長数に対し等間隔に配置され、波長λ
XYZは各λXY−の波長幅内において3段目のノードにお
ける出力ポート数分の波長数に対し等間隔に配置されて
いる。なお、第6図中、括弧の中の数字は各ノードにお
ける出力ポート番号であり、その下にある数字は波長の
値を示している。従って、この場合は、λの添え字の百
代,十代および一代はいずれも1〜3のいずれかとな
り、これによりλXYZは各λ111〜λ333の27種類とな
る。
さらに、第2図において、1′−Iは波長変換部で、
この波長変換部1′−Iは、後述の自己ルーティングス
イッチ装置SSDで所要の出力端子へスイッチングされて
きた情報(この情報は上記のλXYZの波長に変換されて
いる)を元の波長λに戻すものである。
また、SPは信号処理部、CPは呼処理部で、信号処理部
SPは各入線(入力ハイウェイ)からの発呼信号を処理す
るものであり、呼処理部CPは呼毎に通話路内での最適ル
ートを見い出し、VCI変換部1−Iにその旨の信号を送
出するとともに、波長変換部1′−Iに波長変換指令を
出すものである。
SSDは自己ルーティングスイッチ装置で、この自己ル
ーティングスイッチ装置SSDは、第3図に示すように、
3×3(9)個の自己ルーティングスイッチからなるノ
ードND11〜ND33を有している。
ここで、ノードND11〜ND13とND21〜ND23との間は、1
次光リンクL11,L12,L13,L21,L22,L23,L31,L32,L33で結
合されており、ノードND21〜ND23とND31〜ND33との間
は、2次光リンクM11,M12,M13,M21,M22,M23,M31,M32,M
33で結合されている。
各ノードNDij(i=1,2,3,j=1,2,3)は、スイッチ部
2−I(I=1,2,3;4,5,6;7,8,9),バッファ部3−I
および合波用スイッチ部4−Iを有しているが、以下、
このノードNDijの構成についての説明は、その説明を簡
単にするため、ノードND11についての説明を行なう。も
ちろん、他のノードの構成もこれに準ずる。
即ち、ノードND11は、第4図に示すごとく、スイッチ
部2−1〜2−3,バッファ部3−1〜3−3および合波
用スイッチ部4−1〜4−3を有している。
ここで、スイッチ部2−Iは、VCI変換部1−Iで変
換されたルーティング情報を有する波長λXYZのうちλ
の添え字が百代のものλ−−に基づき入力情報を所望
の出力端子に出させるもので、このためにスイッチ部2
−Iは、波長選択フィルタ2−I1〜2−I3をそなえて構
成されている。なお、同じ第1段ノード群を構成するノ
ードのスイッチ部2−Iは、VCI変換部1−Iで変換さ
れたルーティング情報を有する波長λXYZのうちλの添
え字が百代のものλ−−に基づき入力情報を所望の出
力端子に出させるが、第2段ノード群を構成するノード
ND21〜ND23のスイッチ部2−Iは、VCI変換部1−Iで
変換されたルーティング情報を有する波長λXYZのうち
λの添え字が百代と十代のものλXY−に基づき入力情報
を所望の出力端子に出させ、第3段ノード群を構成する
ノードND31〜ND33のスイッチ部2−Iは、VCI変換部1
−Iで変換されたルーティング情報を有する波長λXYZ
のうちλの添え字が百代と十代と一代のものλXYZに基
づき入力情報を所望の出力端子に出させるようになって
いる。
従って、波長選択フィルタ2−I1〜2−I3は波長λ
−−だけを振り分けるものである。そして、これが第1
段ノード群を構成する他のノードND12,ND13の波長選択
フィルタ2−I1〜2−I3の場合は、やはり波長λ−−
だけを振り分けるが、第2段ノード群を構成するノード
ND21〜ND23の波長選択フィルタ2−I1〜2−I3の場合は
波長λXY−だけを振り分け、第3段ノード群を構成する
ノードND31〜ND33の波長選択フィルタ2−I1〜2−I3の
場合は波長λXYZだけを振り分ける。
また、バッファ部3−Iは、出力端子毎に各入力端子
からの情報の衝突を回避するもので、各バッファ部3−
Iは複数(3)個のバッファ3−I1,・・3−I3を有し
ている。
さらに、合波用スイッチ部4−Iは、各バッファから
の光信号を合波するものである。
次に、バッファ部3−Iと合波用スイッチ部4−Iと
の構成例を第5図を用いて説明する。
まず、各バッファは、バッファ3−11で代表して示す
ように、1セル分のデータを伝播するのに要する時間に
相当する光ファイバループからなる遅延線DLを所要数ND
そなえるとともに、光信号を対応する遅延線DLに通すか
通さないかを切り替える光スイッチOSWをそなえて構成
されているが、更にアドレス識別情報発生器AIGとモニ
タ部MTとを有している。
ここで、アドレス識別情報発生器AIGは、入力情報
(ルーティング情報を含む)が入ってくると、この入力
情報をバッファ側へ出すとともに、アドレス識別情報AI
をモニタ部MTへ出すものである。また、アドレス識別情
報AIは、先頭がλの波長を有するとともに、後尾にλ
の波長を有しており、その長さは1セル分である。
モニタ部MTは、バッファの遅延線の数NDだけ信号を分
岐する分岐回路PTと、この分岐回路PTによって分岐され
た信号を受けるND本のモニタ線MTLと、検出部DETを有す
るモニタ端末MTTとを有している。
モニタ線MTLは、1本を除き、それぞれ1セル分のデ
ータを伝播するのに要する時間に相当する光ファイバル
ープからなる遅延線DLMと、次の遅延線DLMへ光信号を送
るか送らないかを切り替える光スイッチOSWMと、モニタ
端末MTTとの接続部に設けられた双安定半導体レーザBSL
Dとをそなえて構成されているが、個々のモニタ線MTLを
見ると、遅延線DLMと光スイッチOSWMとの対が1対ずつ
異なったものがND−1本存在している。
なお、双安定半導体レーザBSLDは、波長λを受ける
と、セット(発振)され、波長λを受けると、リセッ
ト(発振停止)されるといったフリップフロップ動作特
性を有するもので、この双安定半導体レーザBSLDの出力
がモニタ端末MTTの対応する検出部DETへ入力されるよう
になっている。
上述の構成により、波長λの光信号で入ってきたセ
ルはVCI変換部1−IによりVCIを変換されるとともに、
各ノードにおける出ハイウェイを決める波長(TAG情
報)λXYZに変換される。この場合、1段目のノード郡
では波長λ−−により出力ポートが、また2段目のノ
ード群では波長λXY−により出力ポートが、さらに3段
目のノード群では波長λXYZにより出力ポートがそれぞ
れ決められる。
今、例として、第7図に示すごとく、入力光信号のセ
ル構成がデータDATAと識別情報子VCI(a)であり、こ
れがその識別情報子をVCI(b)に変換されるととも
に、ルーティング情報として、λXYZ=λ322に変換され
た場合を考えると、この場合は、1段目のノードND11
は波長λ−−により出力ポート#3が選択されて、2
段目のノードND23へ入力され、この2段目のノードND23
では波長λ32−により出力ポート#8が選択されて、3
段目のノードND32へ入力され、さらに3段目のノードND
32では波長λ322により出力ポート#5が選択される。
これにより、入力情報は第7図に太線で示したように、
自己ルーティングによりスイッチングを行なうことによ
って、この入力情報を入力端子#1から所望の出力端子
#5へ出力させることができる。
その後は、波長変換部1′−I(この場合は、1′−
5)で情報は基の波長λに戻される。
ところで、もし、各入力端子からの情報に衝突が生じ
るような場合は、入力情報がバッファ部3−Iで一時的
に蓄積され、それぞれの衝突が回避されるようになって
いる。すなわち、バッファ部の入力ポートから情報が、
まずアドレス識別情報発生器AIGに入ってくるが、この
ように入力情報が入ってくると、このアドレス識別情報
発生器AIGは、この入力情報をバッファ側へ出すととも
に、アドレス識別情報AIをモニタ部MTへ出す。
第5図に示すように、アドレス識別情報AIは分岐回路
PTによりND個に分岐される。そして、分岐されたアドレ
ス識別情報AIは、各々のモニタ線ルート毎に設定された
遅延線DLMを伝送し、双安定半導体レーザBSLDに到着す
る。各モニタ線ルートは、1セル分のデータが伝播する
のに要する時間に相当する光ファイバループの遅延線を
縦続接続することにより形成され、双安定半導体レーザ
BSLDにつながるモニタ線ルートは、双安定半導体レーザ
BSLDが第5図において左側に描かれているものから順に
遅延量が1ループ分ずつ長くなっているので、アドレス
識別情報AIが各双安定半導体レーザBSLDに到着する時間
は1セル相当時間ずつずれている。
一方、ルーティング情報を有する波長λXYZに変換さ
れたデータ情報は、ND個のループ遅延線DTにより形成さ
れた伝送リンク上を伝播している。よって呼が入ってく
ると同時に、順次双安定半導体レーザBSLDが発振してい
くため、この個所を検知することにより、情報がどの位
置のファイバループ上にいるかが認識できる。
従って、出力ポートに送出される場合は、現位置から
残りのループを通らずに直進させるように、光スイッチ
OSWを制御するとともに、検知した双安定半導体レーザB
SLDから後段の双安定半導体レーザBSLDが発振しないよ
うに、各ルートの光スイッチOSWMも制御する。第5図の
例では、左から2番目の検出部DETで検知し、光スイッ
チOSW,OSWMのうち矢印で示すものをオンしている状態を
示している。このような状態では、入力情報はバッファ
中の矢印で示す光スイッチOSWの部分に対応する遅延線D
Tは通らずに通過して、合波用スイッチ部4−Iへ入力
され、モニタ用のアドレス識別情報AIは矢印で示す光ス
イッチOSWMより先には進まず、これによりモニタ機能は
リセットされる。
なお、他の入力ポートからの情報も同じ原理で動作
し、順次均等に全入力ポートからの情報が出力されるよ
うになっている。
このように、ルーティング情報を有する波長に基づ
き、情報を光のままATM方式で即ち非同期で交換できる
ので、情報の高速化や大容量化にも十分対応できるもの
である。また、バッファ部の存在により、各入力端子か
らの情報が相互に衝突することも確実に回避できるもの
である。
ところで、上述の実施例では、3×3個のノードNDij
をもつ自己ルーティングスイッチ装置SSDについて説明
したが、この自己ルーティングスイッチ装置SSDとして
は、一般的に第8図に示すごとく、第1,3段目のノード
群にm本の入線とm本の出線をもつノードを使用し、中
間の第2段目のノード群にn本の入線とn本の出線をも
つノードを使用したものに拡張することが可能である。
そして、この場合の波長の割当方を示すと、第9図の
ようになる。この第9図からわかるように、波長λ
−は1段目のノードにおける出力ポート数分の波長線に
対し等間隔に配置され、波長λXY−は2段目のノードに
おける出力ポート数分の波長数に対し等間隔に配置さ
れ、波長λXYZは3段目のノードにおける出力ポート数
分の波長数に対し等間隔に配置されている。なお、第9
図中、括弧の中の数字は各ノードにおける出力ポート番
号であり、その下にある数字は波長の値を示している。
次に、本方式実現のために必要な光デバイスについて
少し説明する。
まず、各光デバイスに要求される性能の要素として、
光スイッチにおいてはスイッチ規模とし、波長選択フィ
ルタ・波長変換素子においては、選択・変換チャネル数
とすると、本方式では、スイッチ部2−Iにおいて光ス
イッチは不要であるが、固定波長選択フィルタ・波長変
換素子のチャネル数は、m2nチャネルとなる。
さらに、バッファ部3−Iにおける光ファイバループ
遅延線の数、即ちバッファ長は、重要な設計パラメータ
である。1ノードの1出線当たりのバッファ長は、リン
クの使用効率と廃棄率によって決まる。今、データトラ
ヒックの廃棄率を10-9に設定すると、バッファ長は、使
用効率80%で44セル分となる。よって1出線に入ってく
る1入線当たりのファイバループの数は、おおよそ1ノ
ードの全入線の数で割った値となる。
また、VC1変換部1−Iにおいては、可変波長選択フ
ィルタあるいは可変波長変換素子が必要となる。そのチ
ャネル数は、スイッチ部2−Iの場合と同じである。
なお、波長変換部1′−Iにおいても、可変波長選択
フィルタあるいは可変波長変換素子が必要となる。
さらに、トラヒック疎通能力について付言する。
第10図に本方式でのハイウェイ数と波長数との関係を
示す。1ノードあたりのスイッチ規模は、16×16を限度
とし、更に波長数が最も少なくなるようなm,nの値を選
んで求めてある。なお、本方式における波長数の差は、
mとnの積で増えていく。
さらに、第10図の結果を基に、チャネル当たりの速度
を150Mbpsとした時の波長数と収容チャネル数との関係
を第11図に示す。
ハイウェイ速度としては、既に幹線系に1.6G方式の光
ファイバ伝送方式が導入し始めていることと素子の高速
変調時特性などから現状(当面)の目標として、1.6Gbp
sを、さらに光制御の素子を用いることにより、10Gbps
以上のシステム動作の可能性を見込んで10Gbpsとしてい
る。
また、波長制御デバイスは、素子構造・制御方式等の
違いにより種々のものが研究され、実験が行なわれてい
る。選択・可変チャネル数は、波長間隔,可変波長幅に
よって制限されてくる。現状では、10数波長程度が期待
できる。なお、将来的には、100波長程度まで実現可能
である。
以上の事を考慮すると現状(ハイウェイ速度:1.6Gbp
s,波長チャネル数:16)の通話路の収容チャネル数は、
第11図より、80チャネル程度となる。しかし、将来的
(ハイウェイ速度:10Gbps,波長チャネル数:48)には、1
600チャネルの収容が可能である。
なお、上述の波長選択フィルタ・波長変換素子の選択
・変換チャネル数は、同一素子で通話路を構成する時に
要求される値であるが、固定選択フィルタ・変換素子に
おいては、全チャネル数を満足する必要がなく、選択・
変換すべき波長の選択・変換をできる能力があればよ
い。また、可変選択フィルタ・変換素子においては素子
数が多くなるが、選択幅・可変幅を分割して構成するこ
とにより、1つで構成する場合に比べて要求される性能
が緩くなり収容チャネル数を増やしていくことができ
る。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の光ATM交換方式によれ
ば、入力情報をルーティング情報を有する波長に変換
し、この変換した波長に基づき、入力情報を光のままAT
M方式で即ち非同期で交換できるので、情報の高速化や
大容量化にも十分対応できるものであり、また、バッフ
ァ部の存在により、各入力端子からの情報が相互に衝突
することも確実に回避できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す全体ブロック図、 第3図は自己ルーティングスイッチ装置のブロック図、 第4図はノードのブロック図、 第5図はバッファ部および合波用スイッチ部のブロック
図、 第6図は波長の割当方を説明する図、 第7図は自己ルーティングの様子を説明するブロック
図、 第8図はノード数を拡張した自己ルーティングスイッチ
装置のブロック図、 第9図は第8図の場合における波長の割当方を説明する
図、 第10図はハイウェイ数と波長数との関係を示すグラフ、 第11図は波長数と収容チャネル数との関係を示すグラ
フ、 第12図は従来例を示すブロック図である。 図において、 1−IはVCI変換部(波長変換部)、 1′−Iは波長変換部、 2−Iはスイッチ部、 2−I1〜2−I3は波長選択フィルタ、 3−Iはバッファ部、 3−IJはバッファ、 4−Iは合波用スイッチ部、 AIGはアドレス識別情報発生器、 BSLDは双安定半導体レーザ、 CPは呼処理部、 DETは検出部、 DL,DLMは遅延線、 Lij,Mijは光リンク、 MTはモニタ部、 MTLはモニタ線、 MTTはモニタ端末、 NDijはノード(自己ルーティングスイッチ)、 OSW,OSWMは光スイッチ、 PTは分岐回路、 SSDは自己ルーティングスイッチ装置、 SPは信号処理部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−108831(JP,A) 特開 平1−126095(JP,A) 特開 平1−143540(JP,A) 特開 平2−77020(JP,A) 電子情報通信学会技術研究報告SSE 88−112,黒柳智司,下江敏夫,村上孝 三:「光ATM交換方式の一構成」,P P.13−18(1988.10.19)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力情報を有する所要波長の入力光信号
    を、通話路内でのルーティング情報を有する波長に変換
    する波長変換部(1−I)と、 該波長変換部(1−I)で変換された該ルーティング情
    報を有する波長に基づき該入力情報を所望の出力端子に
    出させるスイッチ部(2−I)と、 出力端子毎に各入力端子からの情報の衝突を回避するた
    めのバッファ部(3−I)とをそなえ、 該波長変換部(1−I)で該入力光信号を該ルーティン
    グ情報を有する波長に変換し、この波長に基づき、自己
    ルーティングによりスイッチングを行なうことによっ
    て、該入力情報を所望の出力端子へ出力させることを 特徴とする、光ATM交換方式。
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電子情報通信学会技術研究報告SSE88−112,黒柳智司,下江敏夫,村上孝三:「光ATM交換方式の一構成」,PP.13−18(1988.10.19)

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